29 Sixth Heaven
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[とん、とん。と静かに叩かれる背に、眠りの底に沈んだまま。 如何程の時間が経ったか、次に目を覚ましたのは 室内に渡る放送が、身体の奥底で響いた時。薄らとあおを開く。 …己の身体が横に伏している事実に疑問こそ覚えど、その原因を知ろうとも思わないが。]
……、?
[心音に似た心地良さに、幾度か目を瞬いて。 もぞ、と身じろぎしたのは幾分も経過してから。 その間放送された内容は耳にしていたが、それに大きな反応を示す事は無かった。 己が怠惰の器だと、既に知っている。…喩え担当の管理者が変われど、揺るがないと。
ふと傍に、一つの影が立った事に気付いてか。顔だけが其方へと向く。 …見下ろす視線。男の姿に一度瞬きして。 その背を叩くのが誰かと漸く疑問に思ったのか、男へと向けた視線を更に深く動かす。 短い髪の女性の姿を認めて少しだけ不思議そうにした後、再び男へと視線を戻した。]
(101) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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…、…そう。
[紡がれる其れが男の名前だとは理解しても、其れを記憶する事は難しい。 薄く開く唇。何かを口にしようと開いた其れは、暫しの沈黙の後結局言葉になる事はなく。 一つ、小さな頷きになるばかり。]
いつ、がいい?
[足りない言葉で問うのは、一日一器しか接続されぬ仕様を指したそれ。 器の役目へ戻る事を、最早疑問にすらしていない様な言葉は 其れが諦観によるものなのか、…思考を放棄しているが故か。]
(102) 2011/04/16(Sat) 21時半頃
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ペラジーは、女性がその場を離れた事には、さして気にした様子を見せずに見送った。
2011/04/16(Sat) 21時半頃
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[眉を寄せる相手の顔色にか、あおを一度瞬く。 乏しい変化の中に、しかし確かに浮かぶのは疑問の色。]
…どう、して?……よくないの?
[今まで、請け負って来た事。 其れに疑問を抱くのは、緩やかに思考を止めていく脳に酷く難しかった。 昔の己が何を思って役目を受けたのか、既に記憶は遠い。随分と霞掛かって、思い出せない。 …が、その時に一度は出しただろう結論から進退する事を、怠惰は青年から放棄させていた。]
(111) 2011/04/16(Sat) 22時頃
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…? 放、棄?
[ゆっくりと時間を掛けて、小さく横になった姿勢から身を起こす。 たった其れだけの事が、酷く億劫だとばかりにかくり首を擡げ。 しかし、向けられる言葉に。あおだけが再び上を向く。
なにが、と問いたげな其れは、本当に解らないと言いたげに。 己が、意思を放棄している事すら気付いていないかの如く。]
だ、って。 オレしか、いないんでしょ。
…良いもなにも、ない。よ。
[己の意思の振りをした、言葉。 其れも、請け負う事が前提となっている言葉だと少し考えれば解るだろう。 そうして七年の間。青年が諦観の念を抱き、其れを己の意思と摩り替えて。 微温湯の中で、思考を止めていったのだと。…男には容易く想像がつくか。]
(131) 2011/04/16(Sat) 22時半頃
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――…、ちがうの? …オレは、“ずっと”。 そうだったよ。
[君の、考え。 その言葉に微かに眉を寄せるのは、冷やかにも聞こえる言葉尻の所為か ――それとも、己の意志だと。そう信じていたものの否定に対する困惑か。
何が違うのか、…何の答えを求めて、いるのか。 其れを測ろうと思考を凝らしても、…否、凝らそうと努力をしても。 その思いと反比例するかのように、思考は緩やかに沈んでいく。
一度、緩やかに瞬いたあおは、そのまま藍から逸れる。 どこか力無く、ゆるりと動いた視線は、机上に転がる赤い実を捉えた。]
[ ただ、]
(155) 2011/04/16(Sat) 23時半頃
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ペラジーは、視線はワインを囲む面々に移って、咎める男の声に首を傾ぐ。…問題点が解らない模様。
2011/04/16(Sat) 23時半頃
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――、召集、…。
[確かに最初からいた訳ではない。肯定するかの様に、かくんと頷く。 呼ばれた事も、ここに初めて来た時の事も覚えている。 ――しかし、]
…、二つ。 くれたから食べた。
[思考は切れる。投げられた問いには沈黙の後。 ゆっくり持ち上げた手を、鳥を連れた少年の方へと指差して首を横に振った。 ふたつ。…其れが苺の事と理解出来るかどうかは解らないが。
何にせよ、彼にとって何かを一口でも口にすれば、 其れは食事をした事と同意らしく。]
(175) 2011/04/17(Sun) 00時頃
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―待機室―
…、でも、たべた よ?
[食事とは言わない。その言葉に、困った様に首を傾ぐ。 青年が差し出すトレイを視線だけで見やって、少しだけ不服そうに眉を寄せた。 …尤も、其れも随分と些細な変化だけれども。
少女が水を求めに立ち上がるのを見送りながら、 少し離れた机上に置かれたままの苺へと緩やかに手を伸ばす。 己に未だ半分掛った毛布がその拍子に更にずり落ちるも、其れに然程気にした様子も無く。]
――オレ、あんまりたべない から。 …もってこなくても、食べていいよ。
[もう少し必要かと、そう口にする青年に。あげる。と、そう付け足して。]
(190) 2011/04/17(Sun) 00時半頃
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[伸ばした指の先に、赤が触れる。 ゆっくりと摘まんだ其れを再び掌に乗せると、ゆるりと、あおを瞬いて。]
――…、そうなの?
[…取りに行くの、面倒くさそう。…其れも怠惰による思考には違いなかったが。 台所へ向かう青年の言葉に、不思議そうに僅か頭がゆらりと揺れる。 何かを口に――恐らく、何かの肉。が、食み出ているのに興味を惹かれたのか その視線は、青年というよりは…口許に向けられていたが、さて其れに気付くかどうか。]
……こんなに食べるの、…むり。
[運ばれてきた食事に、ふる、と首を振る。 己を見下ろす真面目な顔を見上げて、もう一度首を振った。 ――胃の許容量的にか、面倒臭さの度合いか。…その両方かもしれない。]
(197) 2011/04/17(Sun) 01時頃
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[掌で転がした赤を、ゆっくりと摘まんで、持ち上げて。 一度はやはり降ろした腕を、ゆるゆると再び持ち上げると その小さな一粒を口へと、押し込むように放り込んだ。
たった一度だけ、噛むように口が動いて。止まる。 ――暫しの間、 ごくん、と丸と飲み込んだ。
“食べる”術そのものを怠る其れに、喉が痛かったのか眉を寄せながらも、 ふと、此方を見る少年に気付けば、 たべたよ。と簡素に約束の完遂を報告して。]
……、ある程度…。
[肉、フルーツ、パン、パスタ。他諸々。盛られた其れを見ながら、その言葉に項垂れる。 肉は、噛むのも億劫で食べる気がしない。フルーツは皮が付いているし、パンも千切る事が前提。パスタも、…食べれるかどうか。たっぷりの時間、にらめっこが続く。]
(212) 2011/04/17(Sun) 01時半頃
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[怠惰に飲まれきった時に、己がどうなるのか――青年は知らない。 尤も、考えもしないだろう。
少し前、テクノロジーに繋がれていた頃は、そも起きる事そのものが、酷く困難だった。 唯でさえ今も口数は少ないというのに、 それ以上を口にする事も無く。 管理者だった者によって、辛うじて未だ“人”として繋ぎとめていた。
ならば、其れが無くなれば。手を尽くしきれぬ程に器が満たされてしまえば。 ただ、生命活動を続ける、“何か”になり下がる。
――青年の一つ前、怠惰の器だった『少女』が そうだったように。]
……、食事って、 どれだけたべれば、 …いいの。 …4つ?
[ある程度。その量を問う様に その視線は再び男へと。 …示す個数は、恐らく先の会話からして――苺の量に換算したもの。]
(217) 2011/04/17(Sun) 02時頃
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…時間。すごい かかった。
[隣へ座る少年に、こくん。と、一つ頷く。
食べることすら、酷い労力を要する青年にとって、 随分と時間が掛ったとはいえ、食べきった時点である意味奇跡にも近い。 時間が経てば経つほど、行動を躊躇う気持ちは乗算される。 ――恐らく目の前に鎮座する、食料山盛りのトレイとの二択にならなければ …まだまだ、先に持ちこされていたかも、知れないが。
長いにらめっこが続いた末、ようやく、という態でパスタの一本を 摘まむ。 …行儀を問われれば、どう見ても最悪としか形容しようがないが ――そも道具を使用する食物の時点で、本来、面倒この上ないもの。
ゆっくりと持ち上げた其れを、全て口へと入れて、 飲む。]
(220) 2011/04/17(Sun) 02時頃
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…もう、無理だったら。…食べなくても いい?
[僅か遠慮がちに紡ぐ言葉は、実際に既に無理なのか…怠ける事を期待しての事か。 尤も、元より殆ど食事らしい食事をしない青年の胃袋は、酷く小さくなってしたし 幸か不幸か、殆ど動かない彼の熱量の消費量は尚更に少ない。 その中で珍しくも苺を幾つか食べたのであれば、確かに常よりは膨れている、が。]
…のんじゃ、ダメ か。 飲むのが多かったから、 そっちが 楽。 …なんだけど。
[…面倒。 と、言いたげな、顔。 飲むのが多い、というのも、ただ行動の話では無く、固形よりも流動食、の旨ではあったのだが、残念ながら、足りない言葉では伝わり切りそうにも無く。
…渋々、もう一本摘まんだパスタを、 今度は、一度だけ噛んで、飲み込んだ。]
(226) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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…うん。けど、… つかれた。
[時間が掛ったことか、食事そのものか。全てを含めた現在の話か。
頭を撫でる手に、ぱちりと――瞬く。 年下に撫でられる経験は、流石にそう多くない。 こくり、と二口目を飲み込んだ後、緩やかに視線は少年へと向く。]
…オレ、小さい子じゃ、 ない よ?
[少なくとも、当人はその心算だ。]
(229) 2011/04/17(Sun) 02時半頃
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……、そっか。
[少年の言葉に、落とされた視線は中途半端に引っ掛かったままの毛布へと落ちて。 緩やかに持ち上げられた手は、その毛布の裾を軽く、握る。 …そう言えば、己の意思で休む事はあまり無い。と、思い当たった。 気付けば、まるでスイッチが切れたように意識は眠りの底へと落ちる。 ――惰性の微温湯に浸った故の、半ば強制的な休息が殆どだと。]
――あんまり撫でられたこと、 …ない。
[嫌か否か。考えるように首は傾いで、よくわからないとぽつり零す。 にやりと笑う様子に、もう一度あおを瞬いて。こくん、と一つ頷いた。]
…オレも、 リベラ すき? …だよ?
[お返しにと、言葉を返した心算だったのだが ――足りない言葉は、お返しの割に少年も対象の含まれているのか微妙な言葉になってしまった。 向けられた言葉に対する反応は酷く薄い。照れる様子も、喜ぶ色も無いが、 ただ、幽かに滲む表情からは、少なくとも不快ではなさそうだった**。]
(234) 2011/04/17(Sun) 03時頃
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―待機室>>237―
…場合。 ――…いまは?
[ざっくりと切られた言葉に、困った様に問う。 乏しい表情にしかしながら僅かに滲む其れは、どうやら食事の中断を期待してのものであったらしい。 事実、常に比べて随分と胃が満たされつつはあるの、だが。
流動食の言葉には、それ。と肯定を示すように一つ頷いた。 …其れに対する懸念や可能性には思い至らない。男の胸中には気付かぬまま。]
(247) 2011/04/17(Sun) 14時頃
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…わ。 リ、ベラ。
[ふと。膝の上に移る鳥に、あおを瞬いた。 ゆっくりと持ち上げられた片腕は、一度躊躇う様に止まって、 しかし暫しの後、ぺた、り。小さな身体を包むように触れる。 相変わらず人慣れした鳥は、それに不快を示す気配なく、大人しく触られていた。
やはり珍しく興味は尽きないのか、あおは極彩色を追う。]
…兄?
[少年へ視線が向く。あに。ともう一度口にしてかくりと首を傾いだ。 当人は当然であるが実年齢を知る故に、想像つかないとばかり不思議そうに。]
(248) 2011/04/17(Sun) 14時頃
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ペラジーは、殴る様子には流石に驚愕したらしい。鳥を撫でる手を止めて、あおを珍しく大きく見開いた。
2011/04/17(Sun) 14時頃
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…あ、 …。
[驚愕に、僅か声が漏れて。しかし言葉にはならないまま。 明らかに狼狽の色を浮かべて、視線は少年と男の間を往復する。 少年が男を殴った理由も、そも言い争う原因も。青年には理解が追い付かない。 …己の名が出ているから、何となしに己が関与しているとは理解すれど。
助けを求めるように周囲へ廻らされたあおは、しかしやはり言葉にはならずに。 何事も無かったかのように戯れる鳥へ、困惑のまま視線を落とす。 撫でる手を止めたまま、毛布ごと軽くその身体を抱えるようにして。]
(267) 2011/04/17(Sun) 15時半頃
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…オレは、べつに …へいき。
[鳥を軽く抱えたまま、近くへ歩み寄る影を緩やかに見上げる。 やはり自分が関わっているらしい事に、狼狽の色は未だ残ったまま しかし謝罪の言葉にはふるりと首を振った。
腕の中にすっぽり納まった鳥は、窮屈な其処に暫し焦れていたが 次第に何かあったらしい事だけは理解できたのか、今ではおとなしく。
顔を冷やすとその場を去る背中を、眉を寄せたまま見送った。 少年が去った先と男が向かった先を、何度か交互に視線を向けて―― …もそりと、床の上へ再び転がると毛布の中へ丸まる。
常と異なり瞼を閉じる様子がないそれは、寝る心算ではなく、 …困惑の末に己が落ち着く為の、なけなしの手段のようだった。]
(277) 2011/04/17(Sun) 17時半頃
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―待機室― [腕と毛布のトンネルを這い出した鳥が、青年の目前で不思議そうに首を傾ぐのを 横になったまま、一度二度、瞬きと共に見つめ返す。]
――…、わかんない や。
[…否、考えようとしても――上手く、頭が動かないのだけれど。 うーん、と小さく唸るのを見てか、極彩色は起きて、と言わんばかりに 髪の先を軽く摘まんで引っ張り始める。痛いと言うには遠い間隔に、一度瞬いた。
やめて、とゆるりと鳥へと伸ばした手。 しかし力籠らない其れは、相手には撫でられたと伝わったらしい。 逆に嬉しそうに何度か引っ張られて、困ったように眉を寄せた。]
(289) 2011/04/17(Sun) 22時頃
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…、む…。
[戯れて髪を引っ張り続ける鳥を、嗜めるように撫で続けて暫く。 …断念したように、ぱたりと床へ手が落ちる。上手い事伝えられる気が、しない。 否――伝えきる前に、半ば面倒で諦めてしまって居るのだが。
もたり、もたり。横になっていた毛布の塊は、 酷くゆっくりとした動きで、漸く再び身を起こす。 目論見通りに動いたことで、少しだけ嬉しげな鳥を再び腕の中に納めて、 あおを、ぱちりと瞬いた。]
――…、
[2本だけ減ったパスタが視界に入る。 少しだけ悩んでトレイごと、僅かに遠くへ押しのけた。]
(306) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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[首を傾ぐ鳥に、同じ方向へ首を傾ぐのは――半ば無意識に。 かくん、かくん。と頭が緩やかに揺れている内に 待機室へと戻ってきた少女が近くへと座ったのに気付いて 首は緩やかに其方へと向けられる。]
――…、 …えっと。 …ケンカ しちゃった。
[フィル。 その言葉が、少年を指しているのだと気付くのは数拍の間を空けて。 しかし、気付いた所で次の言葉を紡ぐまでに更に数拍必要だった。 乏しい表情の中で、僅かに眉を下げて。何とか説明をしようとした言葉は 幾らか単語が足りない為に、まるで己と少年が喧嘩している様にも もしかすれば聞こえてしまうものだったが、やはり青年が其れに気付くことは難しい。
その腕の中で、少年の鳥はやはり首を傾げるばかりか。]
(314) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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……、うん。 もう、いい。 噛むの、つかれる…から。
[呼ばれた名>>312に、気付いて毛布の塊の視線はそちらへと動く。 食べないのかと、問われた其れに 一度押しのけたトレイと、相手の顔を視線が往復して。
こくん、と一つだけ頷いた。]
あげる。
[はたと、思い出したようにそう付け足したのは もしかしたら相手が食べたいのか、と。 そう思い込んだらしい。 ――7年間の間に、暴食や強欲の器に対してついてしまった半ば習慣のようなもの。 求められた事に対して抗う労力も、断る理由もない故ではあったが。]
(318) 2011/04/17(Sun) 23時半頃
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…リベラ?
[この子、と示された鳥に再び視線は呼ばれた名に反応して羽ばたく小さい友人へ。 …そんな名前だったっけ。 と内心思えど口にはしない。 確かに彼の口から名前を聞いているのに、やはり名前を覚えるのは難しい―― というよりは、名前を覚える努力をしていない。…というのが実は正しいのだが。]
…ケンカ。 なぐっちゃった。
[少女の言葉に、更に足りない言葉を重ねる。 其れを補足するように、紡がれる少年の言葉>>321に肯定するようにこくん、と頷いた。]
――えっと、あっちに 行っちゃった。 …きらいって。
[そういって指差し示すのは、少年が出て行った扉。 もし向かうならば、凡その行き先の目印にはなるだろうと。 …但しエレベーターへと繋がる廊下へは、自分は追い掛けられないとばかり首を振る。]
(326) 2011/04/18(Mon) 00時頃
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うん。…好きなだけ たべていいよ。
[ゆっくりと近寄ってきた相手を、何処か不思議そうに見つめながら パスタの皿を手に取った様子には、毛布の塊はこくん。と一つ頷いた。 …勿論、其れをそのまま放っておいたとして、青年が気にする事は欠片も無い。]
うん。 リベラ、すきだよ。
[少女の答えに、同意を示す様にこくんと頷いた。 鳥を誘う言葉に抱えていた腕を緩めると、颯爽と飛び上がった極彩色を眼で追って。 共に廊下へと向かう背中を見送った。]
(335) 2011/04/18(Mon) 00時頃
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[少女と鳥を見送って暫し、青年が持ってきた飲み物は、 興味有りげに視線こそ送れど、自分から取りに行く事はなく。 もぞりと、被った毛布を更に深くする。
毛布の塊が再びごろりと横に転がった。]
……、小さい子が っていうか。 器になれるの、あんまり 居ないから。
…空いてる時に見つかったら、呼ばれるの。 それだけ。
[――きっと、年齢など関係ないのだと。 銀の髪を持つ女性の言葉>>344に、何という事は無いとばかり ゆらりと頭が揺れながら、其れを口にする。]
(355) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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[差し出されたグラスを見て、青年を見て。 不思議そうに、ぱちり、ぱちりと。あおを数度瞬く。
毛布の塊は僅かにころりと転がって、再び起きあがると。 暫しの沈黙の後、受け取る形に、腕がゆるりと持ちあがった。]
…、の む。
[近くへやってきた女性の、ジュースはどうするのかという問いにも、こくん、と頷く辺り 確かに、食物よりは飲料の方が摂取し易い意識はあるらしい。 ――尤も、それに含まれるアルコールの存在を念頭に置いているかは、不明だが。]
……、…かなしい ことなの?
[零れ落ちた言葉に、意味が判らないと言いたげにかくんと首が傾いだ。 器になる事に疑問は無いのかと、 先に男から投げられた問い。 ――その時も、 やはり理解は 難しかった。]
(370) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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ありが と。
[青年から差し出されたグラスを両手で受け取って、そのまま口を付ける直前。 違和感――というか、香り、に、ぱちりと。瞬く。 中の透明な液体へと視線を送って、青年を見て、再びグラスへ。]
…、みず?
[だと、思ったが。違うのだろうか。 ――かくんかくん、と首を傾げながら悩む内に、台所へ向かうと告げる背中を見送って。 近くのコップに注がれるジュースをあおは見つめながら 暫しの後、揺れていた頭は突然ぴたりと、止まる。]
まぁ、何でもいっか…。
[そう、結論が付いたらしい。煽ろうとしたグラスは幸か不幸か再び止まった。 向けられている視線>>373に気付いたのか、ぱちりと、瞬いて。 …飲みたいのかと、思ったらしい。男と、グラスの間を視線が行き来した。]
(379) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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――…、…なんで?
[伸ばされる手に、理解しているのか否か。毛布の塊が逃れる事は無い。…何が、哀しい事なのだろう。 ゆるりと首を傾ぐも、役目を拒む理由も悲しむ訳も、何も思い浮かぶ気配は無い。 …考えている内に、思考が緩やかに止まっている事も、事態の後押しをしていたが。
7年前、この役目を請け負う事になった理由は、勿論。 役目を投げだすだけの理由は、気付かぬ内、既に何処かに落としてきていた。]
(381) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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……、?
[傾いたグラスの中身が、飲み干されていく。 その一連の動作を瞬きすら忘れたように、じっと見つめて。
声の無い、問い。其れは何となしに理解したらしい。 再び、ゆっくりと――己の握るグラスへ視線が落ちる。 違和感の理由は、結局よくわからないまま。おそるおそる、グラスへと口を付けて。]
―――、
[ぐーっ っと。 言葉にするなら、まさにその様な態で。 一気に 飲み干した。]
(386) 2011/04/18(Mon) 02時頃
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[一気飲み。グラスから口を離して、 ぱちん。瞬いたのは一度だけ。 その直後から、声は上げないまま。しかし何とも言えない顔になった。]
…、……
[癖の殆ど無い、しかし水にしては何かがおかしい。…とは 幾ら思考の回らぬ身にも流石に気付くには時間は掛らなかったらしい。 グラスを握った毛布の塊が、傍から見れば不思議に右往左往ともたもた動いた。]
… あつ い。 ――…、そ っち のむ。
[長い沈黙の後に、ようやく絞り出した言葉は女性に向けて。 机上に置かれたジュースの入ったグラスを求めれば、それは渡して貰えただろうか。
…ちなみにアルコール分を摂取した事が無い、訳ではない。が。 ――何せ口にするモノに注意を払わない。その思考がそもそも欠けている。 …例えば熱いスープでも躊躇わない故に、今までの管理者は積極的に酒類を与える事はしなかった。 従って、度数の高い其れを飲んだ事は未だかつて無く。]
(392) 2011/04/18(Mon) 02時半頃
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