人狼議事


244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】

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視点:


【人】 下働き ピスティオ


[少女に魔法を使いたい、と言われ
 「無理だね。」と間髪なく、
 少女のほうに見向きもせずに言う。]

  君は人間でしょう?
  それは望まないほうがいい願いだ。

[魔法を目の当たりにした純粋な瞳は、
決して人間の大人にはない美しさで。
キラキラしている、という表現がふさわしい。

でも魔法っていうのは、
そういうキラキラしたものじゃあまりないんだ。

ひとたび魔法が使えるとしれれば、
2度と"そちら"には戻れない。]

(62) 2018/06/16(Sat) 13時頃

【人】 下働き ピスティオ


 メアリー。
 名を知った縁だからこそ教えるよ。
 さっきはちょっと格好をつけたけどさ、
 魔法を使えないほうが幸せだと思う日がくる。
 だから、ダメ。

[こういう押し問答は引っ越先に着いてから、
27回くらいはしたと思う。
まとわりつかれて夜になり、
仕方なく泊めてあげて。それの繰り返し。

僕は単純に手品を見せる延長線だったから、
ここまで食い気味にこられるのは予想外中の予想外。
おとなしい子だと思ってたのになぁ。]

 

(63) 2018/06/16(Sat) 13時頃

【人】 下働き ピスティオ


 ……いい、もういい。わかった。
 魔法ね、マホー。

[こうして折れたのは、彼女に追いすがられて
3日目の朝。

僕は朝にそんな強くない。
なのに彼女は朝一番にベッドの耳元で

「まーほーおーしーえーてーくーだーさーいー!」

と叫ぶ。
これが毎日続くと思ったらたまったもんじゃない。
僕が折れるしかなかった。
…三日目で諦めるつもりとは思ってなかったから。]

 

(64) 2018/06/16(Sat) 13時頃

【人】 下働き ピスティオ


 その代わり、耳元で大声はもうよせよ。
 …俺の店に居候するんだったら
 それなりに扱いも変わるから。
 いいね?

[途端、物分りのよい返事をされた。
魔法なんて人間に教えっこないんだから、本当に困った。
めんどくさい。

諦めて街に行くまでの辛抱。
名を知ってしまった縁かなんなのか。
師匠からもらった言葉はもう少し大事にするべきかもしれない。

───居候を認められ喜ぶ少女を見ながら、
 気だるげに頭をかくしかなかった。]*

 

(65) 2018/06/16(Sat) 13時半頃

【人】 下働き ピスティオ

 ─── 十数年後 ───


[ベットに沈んだ意識を掬うように、
声がぼんやりと聞こえてくる。これは──── ]

 …───メアうるさい…。

[窓のカーテンを開けられたのだろうか。
瞼を閉じてるのに明るい。

眉間にしわを寄せ、
ごろん、とかけ布団にさらに包まるように
寝返って光と彼女の声を遮った。]

 

(74) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ


[しかし、彼女の次の言葉に
掛け布団からゆーっくりとだが頭を出して
眩しさに目がやられないように瞼を擦りながら問い返す。]

 朝ごはん…?君が?
 作れっておねだりだと思った………

[顔だけ布団から出した状態で息をすぅーっと吸い込む。
本当だ、ご飯の匂い。]

 珍し… 何企んでんの……

[彼女とワケあって十数年共に過ごしてる。
それなりに性格は理解してるつもりで、
「嬉しい」「やったー」「ありがとー」の先に、
そんな言葉が口をついて出てしまった。]
 

(75) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ



[魔法なんて使えないのとっくの昔にわかりきったのに、
あーだこーだ、メアリーは理由をつけて居座り続ける。

彼女はもう19歳。
随分と成長して女性らしくもなり、
家事もそれなりにできるし、
可愛らしい子に育ったと思う。
見た目はね。

 ──そう、見た目はもう僕と一緒くらいだ。]

 

(76) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ



 ( すぐに記憶を消すつもりだったのに。)

 

(77) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ


[引っ越した当初、こっそり彼女に魔法をかけた。

僕と離れたら、僕のことを忘れるように。
魔法のことなんか綺麗さっぱり忘れるように。

すぐに記憶を消し去るような呪文は僕には扱えなかったし、
そうしなくても大丈夫だろうという算段だったが、
僕の考えは甘かったわけだ。

彼女は僕が当初思ったよりも頑固で淡々と図太かった。]

 

(78) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ


[食卓に向かう姿を後ろから、
まだ眠いとぼやきながらもついていく。]

 ( 街でいい奴さっさと見つければいいのに )

[成長した後ろ姿を見ながら思う。

もうそういう年頃の女性だ。
街の買い出しで離れて合流しようとすれば、
人間の男性に声をかけられていることだってあったし、
野菜をくれる農家の人にだって人気者だ。

きっと相手はみつけようと思えば見つかるはずだ。]

 

(79) 2018/06/16(Sat) 14時頃

【人】 下働き ピスティオ


 …もしかして、花嫁修行でもしてんの?

[料理なんて特に僕に任せっきりのところだし…?
「いい奴みつかった?」なんてね。

僕は感情を読み取るのは苦手なんだ。

食卓についたら、
「ありがとう。いただきます」と手を合わせた。]**

 

(80) 2018/06/16(Sat) 14時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/06/16(Sat) 14時頃


【人】 下働き ピスティオ


[頬を膨らます姿はまだまだ小さい頃と変わってない。
初めてその顔を見たのっていつだろう。
魔法がうまくいかなかった時からそういう顔された覚えがある。]

 あ、ほんとに居たんだ?
 …ふーん…………

[誰だろう。
この街で関わってきた人々の顔を思い浮かべては消して。
だめだ、全く見当がつかない。
昔から人間と深く関わらないようにしてきたせいで、
他人同士の関係性なんて興味なかった。
つい最近
「恋人さんとは仲良くやってる?」
って肉屋のおじさんに言われて、
人間達からの自分たちに向けられている目に気づいたくらい。]

(196) 2018/06/17(Sun) 07時頃

【人】 下働き ピスティオ


 朝からハンバーグは攻めるねーメア。

[一口食べる前に、
先に頬張った彼女に一言添えてから僕も。
美味しい。
カウンター下にしまってある、
僕のレシピ本でも見て覚えたんだろう。
そう思うと、笑いが漏れた。

──もしかして僕、嬉しいのかな。]

 …………

[思わず手を止めた。
なんで嬉しいんだろうって。
わからない。親心って…やつ…?]

(197) 2018/06/17(Sun) 07時頃

【人】 下働き ピスティオ


[感情みたいな自身でさえわからない類を考えるのは、
とりあえず一旦置いとこう。
置いとくうちに忘れてなくなるのが常なのは言わないお約束。]

 手紙ー…?僕に?

[僕宛なんて珍しい。
この場所に送る人なんて早々いないだろうに。
友達なんていないしなぁ、っと。

とりあえず「ありがと」って受け取って
自分の方に手繰り寄せて置いておいた。

これは髪を結ってやってから。]

 このくらい自分でしろよな…
 おいで、後ろ向いて。

(198) 2018/06/17(Sun) 07時頃

【人】 下働き ピスティオ


[食後のコーヒーをテーブル並べながら手招きする。
椅子を持ってきて背を向け座る彼女のご要望に沿うように、指で髪を梳きながら2つに分けていく。]

 (下で2つ…2つかぁ…)

[櫛で髪を綺麗に整え、片方の髪束を持つ。
上の方から少しずつ髪を取ってきつくならないよう交差させ、
それを繰り返し、繰り返し、
下の方はそのまま編んで、
編み込みの三つ編みを作った。

甘えられるたび、
毎回同じもいけないと変にこだわり
アレンジを加え、喜ばれた結果
妙にこなれてしまった。]

 

(199) 2018/06/17(Sun) 07時頃

【人】 下働き ピスティオ


 ハイ終わり。可愛くなったなった。

[もう片方も作り終え、
心がこもってないような適当な感想と共に
ぽんぽんと肩を叩いて彼女にも完成を告げる。]

  メア、ペーパーナイフ

[席に座りなおし、コーヒーに口を付けながら手紙へ手を伸ばす。

「髪を結ったんだからもってこい」
この言外の意味に気づいただろうか。
ペーパーナイフは僕の自室にあるのは知ってるだろう。
手を差し出して待ちのポーズを作る。

ナイフが手のひらに収まり次第、
中身が紙だけじゃないのを感じつつ
中を伺うように、封を切った]*
 

(200) 2018/06/17(Sun) 07時半頃

【人】 下働き ピスティオ


[ペーパーナイフを持ってこいと言ったのは確かに自分だが、
こんなにも早く持ってくるなんて、
どんだけ部屋を勝手に見られてるんだ。
プライバシーもデリカシーもあったもんじゃない。

一応言っておくけど僕はそんなに彼女の部屋には入らないよ。]

 んー。あ、ガストン。生きてたんだ。

[ナイフで丁寧に封を切った中には手紙一枚と、
それを運んできただろう梟の羽がひとつ挟まっていた。

一度昔山菜取りに魔法使って出た森奥で
偶然出会ったんだっけ。
彼も魔法が使える身として、
人間から疎まれてたっていうし、
生きてるかどうか確かめるのに
ずいぶん前にベーコンを送っていたのを思い出す。]
 

(279) 2018/06/17(Sun) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ

 
 カゴ…?カゴないじゃん

[まさかと思い、ドアを開けると
店のドアの脇にポツンと干し無花果の入ったカゴがあった。
それを拾って、手紙に視線を落としながら店内に戻る。]

 僕も行く。

[そんな僕の様子を見ながら、
大きな独り言をわざと聞かせてきたくせ。
返事も聞かずに部屋に戻ろうとするから、
彼女が部屋の扉を閉めないうちに端的に返事した。]

 

(280) 2018/06/17(Sun) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


 干し無花果かー。
 他にも果物買ってきて
 フルーツサンドでも作ろっと。
 この羽も加工してもらってペンにしなきゃなー。

[パンにも入れられるし、スコーンやケーキにも使える。
僕にとっては随分といいものをもらってしまった。

他人に文句を言えないほど
大きな独り言をぼやきながら
カウンターに籠を置いて、
一旦部屋に戻って着替えを済ませ、手紙にペンを奔らせる。]

(281) 2018/06/17(Sun) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


 ガストンさん

 お久しぶりです。お元気そうで何より。
 此方こそ無花果ありがとう。店で使わせていただきますね。
 良ければぜひ、お二人で遊びにきてください。
 住んでらっしゃる場所が変わってなければ道を作れますので。

 現在、僕も人間の子が居候してまして、
 どんどん厚かましく育っていくのに困惑しています。
 年頃の女性にもなったので人間の元に返したいのですが
 なかなか上手くいきません。

 さて、
 前回とは違う牧場のものですが、
 また美味しいウインナーとチーズがあるのでお礼に送ります。
 レシピもつけるので良かったら試してください。


              「maga silva」ピスティオ

(282) 2018/06/17(Sun) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


[一通認めたのち、インクをしまって
バジルとウインナーを使ったレシピを
魔法で複製しにキッチンに戻れば
着替えたメアリーと出会ったかな。]

  ねぇ、メア。
  手紙くれた魔法使いも人間の子預かってるって。

[行こうか、と言って
無花果の籠ごと手紙とレシピの入った封筒も持って外へ。
貯蔵庫に無花果を入れて、
籠には代わりに
ウインナーとチーズを紙袋に包んで放り込む。]

 

(283) 2018/06/17(Sun) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


 興味あるなら後で手紙でも書いてみたら?

[まぁ僕は僕で勝手にこれを先に出しますけど。
指で空中に顔の大きさほどの円を描くと
円の奥に空間ができあがる。

これが僕のポスト代わり。
その中に籠と手紙を放り込んだら後は仲介人さんが
運んでくれるか、直接届くんじゃないかな。]*

 

(284) 2018/06/17(Sun) 22時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/06/18(Mon) 09時半頃


【人】 下働き ピスティオ


 魔法がハイテクっていうより、
 僕の使う魔法がそういうのに長けてるって感じかな。

[こまごまとした魔法は得意だけど、
逆にいかにも魔法ぽい、
変身だとか、火やら水やら風やらを
自在に操ることもできない。

魔力が元々そんなに強くないんだろう。
もし人間たちに捕まったら
きっと僕は何もできずに殺される。
縄をほどけても、銃や刃物を防ぐ方法なんて知らないし。

テレポートまがいも森の力を借りてしかできない。]

  

(374) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ



[ほどなく着いた街の市場で小麦や
果物を他と見比べながら吟味する。

けっこうこれが楽しみで、
顎に手ををあてて新鮮な食物の選別しては
軽く1時間すぎたりしてしまうこともしばしば。

付き合う彼女には、
あとで果物を絞ったジューズでも買ってあげるとして。

今回もそのつもりで果物を覗き込んだが]
 
 

(375) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


[───しかし、
 今回だけはそれも10分足らずで顔をあげることに]

  …え?僕らのこと?だよね?

[果物屋のおばさんがニコニコと頷く。
「今日も夫婦仲良しね」って言った。

おばさん曰く"僕の嫁"に当たるはずの彼女を振り返るも

  出た。

 その「私知りませーん」とでも言いたげな
 わざとらしいニコニコ余所行き顔。
 悟った瞬間、珍しくものすっごく渋い顔ができた。]

 

(376) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


  ごめん、おばさん。
  また後で買いにくるよ。

[おばさんに顔を向けた瞬間は人の良い笑顔に戻して、
ちょっと市場から離れよう。
もちろんメアリーを連れてね。]

 …僕たち、"夫婦"だってさ?

[市場から離れて人通りが落ち着いた場所で
適当なベンチに腰掛ける。
隣においで、とメアリーは僕の横。

…さっき悟ったといっても、
彼女が企んでることはわからない。
でも僕みたく動じてすらないんだから、
言われたことがあるか、すでに承知済で認めてるのか。]

 

(377) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


[彼女と目を合わせて、
少し逡巡して、長い溜息をついた。]

 …今言うべきかわからないんだけど。
 僕ら、こういう勘違い最近よくされるよね。

[前までは、あって恋人同士。
よく言われたのが兄妹。

彼女が成長するまではあまり街に行かせなかったし、
街の人からは、僕らは何もおかしな部分はない。
もしかしなくても。
彼女はそれがどういうことか理解してないんじゃないの?]

 

(379) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ


 もうすぐ13年?かな。この街に来て。
 そろそろ引っ越ししようと思うんだ。

[合わせた視線を珍しく少しだけ泳がせた。
いろんな意味で僕も明言するのを迷ってるんだと思う。
でも良い加減言わないとこの関係はずっとずるずると、
なあなあになし崩しになってしまう。
寂しい心地がしたのは気のせいだろう。]
 
 メアはどうしたのか、近いうち教えてよ。
 僕は、君が人間の街と暮らしに戻ってもいいと思ってる。
 このまま僕といるなら…
 …そういう認識されることは理解してね。

[あくまで彼女主体で決めさせようという方針だけど、
誘導してる感は我ながら否めない。
だからかあまり強く言えなくって。]

 

(380) 2018/06/18(Mon) 22時頃

【人】 下働き ピスティオ



[それでも他からみれば
普段と特段変わりない口調、
表情で淡々と告げた風に聞こえたはず。

「買い物の続きでもしようか。」

そう言って立ち上がった。]*

 

(381) 2018/06/18(Mon) 22時頃

下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/06/18(Mon) 22時半頃


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