241 The wonderful world -7days of KYRIE-
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―回想:一年前の話―
[キリエ区は、奇妙な場所でした。 少女は首を傾げます。
迷える子羊たちは数多く居れど、その多くが 夢を見ることを頑なに拒んでおりました。 その中でも、赤色を纏った者は、特に。]
(39) 2018/05/13(Sun) 09時頃
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ごきげんよう、赤の方。
[とん、とん。 軽い音を立てて、バスケットボールが足元を転がります。 徐にそれを手に取った少女は、 合点が云ったというように笑いました。]
夢を見るのがお嫌いなのね。
[成程、強い頭を持った群れは、 往々にして面倒なものです。 大人ですら裸足で逃げ出してしまいそうな強面>>114を 白い妖精は見上げました。]
(40) 2018/05/13(Sun) 09時頃
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辛いこと、悲しいこと…… 総てを忘れて、誰かに身を委ねたいと 思ったことは無くて?
[黒いフードの下で、推し量るように碧眼が細められます。 とはいえ、その時間も長くはありません。 少女はバスケットボールと踊るように、 くるり、身を翻しました。]
強い方ですのね、貴方は。
[それはいっそ、皮肉ですらありました。 迷い、悩み、弱さを抱えた子羊でありながら、 それでも、夢を見ようとはしない、 ―――可哀想な、可愛いお方。
恵まれ、愛されたジリヤにとって、 彼はそう見えました。]
(41) 2018/05/13(Sun) 09時頃
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お名前を教えてくださいな、赤の方。 そうすれば、考えて差し上げますわ。
[とはいえ、罪もない若者を傷つけるのも 本意ではありません。 余り大きな騒ぎになるのも面倒なのです。
彼の返答が如何なものだったにせよ、 少女は笑みを絶やしません。
ぽん、と無造作に、ボールを彼に向けて放り投げます。
それが地面に転がった時には、きっと妖精は 煙のようにその場から消えていたことでしょう。]
(42) 2018/05/13(Sun) 09時頃
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[それ以来、黒いフードの妖精は キリエ区から姿を消しました。
黄泉の国、或いは賽の河原の方にでも 行ってみましょうか。 ため息交じりの呟きのその後は、 また別のお話です。*]
(43) 2018/05/13(Sun) 09時頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/13(Sun) 09時頃
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[優雅に微笑む彼女のブルーの眼>>0:181は 紛うことなく自分を見つめています。
知らないお方です。 けれども、知っているのでしょう。 ジリヤは冗談めかした調子で、 ぺろ、と舌を出しました。]
レディは、秘密が多い方が 魅力的ですのよ。
[水を差すように飛びかかってきたカエルに トカレフの最後の銃弾を叩き込みます。 そうして、ジリヤは 何事も無かったかのように 伸ばされた手を握りしめました。
足りなかった何かが、 漸く手に入ったような気がしました。]
(72) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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ごめんなさいね。 わたくし、貴女の事が分かりませんの。
きっと、わたくしにとって 大切な方でしたのね。
[数多の子羊と同じように。]
もう一度、出会いから始めましょう?
わたくし、ジリヤ=マナニコフと申します。 学年も、学校も、貴女と同じ。
……頼りにしておりますわ、“ニーナ”
[空となったトカレフを放り投げ、 少し大きな彼女の手を両手で包みます。
見覚えのない赤が、そこにはありました。>>#0]
(73) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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あらあら。
[流石に驚いたジリヤは、ぱっと手を離します。 自分にも、彼女にも、それは刻まれておりました。
動く数字をしげしげと見つめたのち、 震えたスマホの画面と手の甲を見比べます。]
寿命を教えてくださるなんて 随分とご親切ですのね。
[数字も、降り注ぐ声>>2も 無粋なことこの上ありません。
何をするべきかは、 火を見るよりも明らかです。
碧眼をビルの上に向けて、 少女は徐に手を伸ばし、握りしめました。]
(74) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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[ぱん、と乾いた銃声が響きます。
白い手は、いつの間にか 長い単発銃を握っておりました。]
(75) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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……マスケット銃は、苦手ですのよ。
[言い訳のように独りごちて、 少女は頬を膨らませました。 銃弾が貫いたのは、男ではなく、 降ってきた狼>>4の方でした。
空になった銃を放り投げ、 足元に刺さっていた新たな銃を握ります。
無用の長物と化したマスケット銃は、 地面に落ちる前に空気に溶けて消えました。 あとは、それの繰り返しです。
サイキックというのは、この力の事かしら。 少女は思います。 成程、なかなかに便利な力です。 弾を込める必要が、ありませんもの。]
(76) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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ニーナ。
[十丁、百丁、千丁。 扱い難い鉄砲でも、数を撃てば当たります。 ましてや、統制の取れていない獣など。
男は後回し。 此方に襲い掛かってくる無数の牙に 無数の銃弾を叩き込みながら ジリヤはニーナを振り返ります。]
“楽園”まで、 エスコートをお願い出来るかしら?
[足を滑らせた狼>>17の鼻っ柱に穴が空きます。 それを尻目に、少女は悪戯っぽく 微笑んでみせたでしょう。**]
(77) 2018/05/13(Sun) 11時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/13(Sun) 11時半頃
お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/13(Sun) 12時頃
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―少し前:スクランブル交差点にて―
勿論、存じ上げておりますわ。
[“指名手配犯”“殺人鬼” 参加者のざわめきが向けられてる先は 一目瞭然でありました。>>125
猿の尻笑い、どんぐりの背比べ。 少女は肩をすくめました。]
わたくし、趣味が射的ですので。
[嘘ではありません。少女は嘘が嫌いです。 現に、いつかの夏祭りでは 屋台の景品を抱えて帰ったこともありました。
屋台のお兄さんのなんとも言えない顔は、 今は忘れてしまっておりますが。]
(190) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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[とはいえ、少女が何を言ったところで 男は聞く耳を持たないでしょう。 (実際、聴こえないなどとは 知る由もありません。)
何せ、向こうはゲームマスター。 チェスの駒が、プレイヤーに 手出し出来るはずもありません。]
それでは、ごきげんよう。 ゲームマスター様。
[襲い掛かって来る狼を粗方撃ち抜いた後は、 お別れの挨拶と言わんばかりに 男へ銃口を向けました。
鉛弾が、翼を広げた男>>126へ 届くことはありません。 そうなるように、狙いを定めましたもの。*]
(191) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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―現在:スクランブル交差点―
まるで、騎士様のようだったわ。
[ゆらゆら、陽炎のように揺らめく刃>>103に ジリヤは目を輝かせます。
今は短剣ではありますが、先程までは。 狼を切り伏せていた光景を思い出して 少女はふふ、と口元を緩めました。]
西に向かう参加者をちらほら見かけますし、 きっと、今はチュートリアルですもの。
[シンプルに行きましょう、と。 話題を変えるように、口にしたのは メールの話題、向かう先のことです。]
(192) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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楽園―――エデンだなんて、 素敵な名前のスタジオですわね。
[ジリヤは、キリエ区に明るくはありません。 知恵の林檎像、イザナタワー99といった観光地は知っているけれど、 地元の喫茶店や施設には疎い。 興味の無い場所に対しての認識なんて、その程度です。
あぁ、けれども。 日継塚公園には数度足を運んだ事がありましたっけ。 天使の鈴を思わせる、神に愛された歌声。 ステージの上、青空を背に歌っていた彼女は、さて。 今のジリヤに、その顔は思い出せません。
閑話休題。 何にせよ、幸せな瞬間を閉じ込めた写真は、 少女も大好きなものでした。]
(193) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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―――とっても素敵なひとね。
[いつか見た初恋は、 もう何処にも残っておりませんけれど。]
(194) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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―回想:いつかの思い出―
わたくし、この方に会ってみたいわ。
[酒のテーブルに並んでいたのは、 綺麗な女性たちの写真でした。
『今まで捕まえた奴らだよ』 ゲラゲラ笑う男達を横目に、 ジリヤは1枚の写真を指差しました。
そこに居たのは、綺麗な女性でした。 けれども、白い指が指していたのは、その隣。 写真の中に閉じ込められた 銀の髪と翠の眼のちいさな男の子を ジリヤは同じ色の瞳で、 まじまじと見つめておりました。
とても良く似ている。そう思いました。]
(195) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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[この場所であれば、 本国の者も少なくはありません。 それでも、ジリヤのような髪と眼は、 この国においては異質です。
それは息子だよ。男は言います。 少女は写真を食い入るように見つめた後、 身を乗り出して、ふ、と真剣な表情になりました。
敢えて名前を付けるとするなら、 きっと、これは初恋だったのだと思います。]
(196) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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おじさま。 息子さんを、わたくしにちょうだいな。
[一瞬、空気が凍りました。 けれど、それもすぐさま 酒の席の熱に溶かされました。
冗談がお上手だ。 初恋を一笑に伏された小さなジリヤは 散々駄々をこねたあと、 わんわんと声を上げて泣きました。
そうして、今となってはその出来事は 誰の記憶にも残っておりません。
その場にいた者は、少女を含めて 既にこの世を去っているのですから。*]
(197) 2018/05/13(Sun) 23時頃
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―現在:スクランブル交差点―
[そうして、紆余曲折ありまして。
今のジリヤは目を輝かせて、 再びマスケット銃を握っておりました。
―――バードハンティングですわね。 という呟きと共に。
飛んできた2羽の烏>>@14の身体に、 銃弾が穴を空けます。 うち漏らした2羽は、光の剣>>132によって あえなく霧散したことでしょう。]
(200) 2018/05/13(Sun) 23時半頃
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ごきげんよう、同じ学校の方。 お知り合いだったかしら?
[知り合いだろうと、そうでなかろうと、 今となっては少女には分かりません。
ましてや、三つ編みを揺らす彼女が 噂の“セノオさん”だなんて、 夢にも思わないでしょう。
皮肉げに歪んだ唇>>@31を、 空を飛ぶ2つのバッジ>>@35を、 ジリヤは暫し見比べた後、ニーナを振り返りました。
バリケードよろしく、大量のマスケット銃を 地面から生やしながら。]
(201) 2018/05/13(Sun) 23時半頃
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こちらも、バードハンティングの 練習になりますけれど。
[もはやジャグリングのような調子で、 銃を持ち替えながら、数羽の烏を仕留めつつ、
いかが致しましょう、と ジリヤは首を傾げ、ニーナの言葉を待ちました。
メインクエストも、サブクエストも どちらもメリットがあって、デメリットがあります。 生き返るためのポイントを取るか、 生き残ることを優先すべきか、さて。
……烏の断末魔が、喧しく響いております。*]
(202) 2018/05/13(Sun) 23時半頃
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お針子 ジリヤは、メモを貼った。
2018/05/13(Sun) 23時半頃
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まぁ、賢い。 [ぱりん、と、割れたガラスの音>>227と光に、 ジリヤはすぐさまニーナの意図を理解しました。
ホーリーバッジに勝るとも劣らない光であれば、 烏の幾らかは、目を惹かれるのではないでしょうか?
ああ、ほら。 少しだけ、空を覆うような群れの動きが 変わったように思えます。]
(298) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[未だこちらを振り向かぬ烏に 鉛色をプレゼントしながら、 ジリヤは溜息を吐きました。]
……これだけ鳥がいたなら、 唐揚げが沢山作れそうですわ。
[疲れはありません。 が、正直、飽きて参りました。
ですから、駆けつけた足音に>>285 ジリヤは少しだけ手を止めて、振り向きました。]
(299) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[……もしも、の話をしましょう。]
(300) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[もしも、少女がエントリー料を、 記憶を奪われていなければ。 自分以外の他者を忘却していなければ。 憧れの少女の姿に、 きっと、頬を紅潮させて、 幼い少女のようにはしゃいだことでしょう。]
(301) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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―回想:日継塚公園にて>>193― [チャリティーコンサートだったと思います。 屋外のステージ、青空を背にして 黒髪の少女が歌っておりました。 天使の鈴を思わせる可憐な歌声は、 道行く者すらも引き込んで、 公園は人波で溢れかえっていました。 その隅、数多の人に埋もれながら、 白を基調にしたワンピースを纏って、 ジリヤは、碧眼から ぽろぽろと涙を流しておりました。]
(302) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[この感動を表すための言葉は、 きっと地球上に存在してはおりません。 心を震わせる、美しい歌声。 観客は皆、息を潜めるようにして、 少女の歌に聞き入っております。
ジリヤは、彼女の――橘真由美様の 所謂ファンのひとりでありました。]
(303) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[きっかけは覚えておりません。 ただ、いつの間にか惹かれておりました。 CDは勿論、初回のものを買いそろえ、 その他雑貨が出たなら見逃すことも無く、 橘様が公の場に出ることがあったなら、 すぐさま足を伸ばしておりました。 時折、生徒会のお茶会で流していた曲も 彼女の歌が多かったように思いますから、 もしかしたら、ニーナも少しは 存じ上げているかもしれませんね。]
(304) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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[願わくば、レクイエムは彼女の歌で。 そんなことを考えたこともあります。 あぁ、そういえば。 あのお茶会で流していたのも、 図らずも、彼女の歌でした。
がしゃん、と。 ティーカップの割れる音が、 彼女の歌声を遮ります。*]
(305) 2018/05/14(Mon) 09時半頃
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