82 【薔薇村企画】 Contagio ―共鳴―
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―→ キリシマとトルドヴィンの家 ―
[まっとうに修行に励んでいた頃より、 この数日、足繁く通っている気がする… …などと思いながら歩む、師の家へ向かう道。
眠っている間にすっかり空は夕日に染まり、 やけに冷たい夜の気配が押し寄せていた。
森からの風に頬を撫でられ、身震いを一度。
寒さを感じたからという事でも無いが、 隣を歩くドリベルの手を握ったまま歩く。
辿り着いた師の家。 午前中にしたように、扉を3回叩いた。 トントントン。]
(9) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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[中からのキリシマの声を聞き、 無遠慮に扉を開けて中へとおじゃまします。
トルドヴィンが気配などを察知して 出てきてくれるようなら、 《おじゃまします。こんばんは。》と。
実は我が家を出る前に あらかじめ板に記しておいた常套句だ。]
《先生。 ごめん。納屋かどこか。貸して。》
[これは新たに書き加えたもの。 師に言葉を見せて、軽く頭を下げた。]
(18) 2013/05/15(Wed) 00時半頃
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《いい匂い。
ドリーもご馳走になっちゃいなよ。 ドリーの分、何も作ってないでしょ。
いい ?》
[先に書いた文章(>>18)は消して、 その上へ書いた文言をドリベルに見せ。
末尾の質問は、キリシマへ向けて。
少し、挨拶も兼ねてそういったやり取りを。 それから、手招くキリシマの元へ。 ドリベルが用意してくれた食事と板を持って。]
《ひとりでたぶん、大丈夫。 先生は ゆっくり食事を。》
(25) 2013/05/15(Wed) 01時頃
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[食事のためにキリシマ家の裏を借りる。 その前に、ドリベルの傍へ行き、 髪を撫でて額に唇を押し当てた。
またあとで。という意を込めて。
これまでも、誰の前でもかわらず、 少し離れる際には頻繁に手を握っていた。 その延長にある行為。 やはり、誰の目も気にしない。]
《ありがとう。先生。》
[そう書いた板の上に 鉄製のカップ(>>35)を乗せてもらう。
そして、一旦屋外へと出て。裏手へ。*]
(36) 2013/05/15(Wed) 01時半頃
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― キリシマ家 家畜小屋の辺り ―
[少し悩んだ末に行き着いたのは、 動物の気配で他よりいくらか賑々しい小屋。
とは言え夜だ。慎重に。
地面に腰掛けて、 ドリベルが持たせてくれた料理と向き合う。
滑らかな液状になるまで 丁寧に拵えてくれたのを知っている。 心から感謝を込めて、両手を組み合わせ、 食前の祈りを。]
(40) 2013/05/15(Wed) 02時頃
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[――…涙がこみ上げた。
流し込む角度を変え、一匙の量を調整し、 何度か挑んでみるうちに 食べるものを食道に流し そのままなんとか胃に落とせるコツは見つけた。
それでも、大半は、器官に詰って吐き出した。
ほんの一口分の食を得る事が、こんなに辛いとは。
噎せて咳き込む無様な音は、 屋内までは聞こえないだろう事がありがたい。]
(42) 2013/05/15(Wed) 02時頃
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[生理的に滲む涙をぼたぼたと落として、 間違って気道に入ったものを吐き、 みっともなく食事をする。 時間をかけて。
屋内での食事が終わる頃まで時間を使えば、 匙に10杯分ほどの分量程度は 胃に収められるだろう。
まだ、最初。はじめたばかり。 きっと、うまく出来るようになる。 ならなければ。
生きるために。]
(45) 2013/05/15(Wed) 02時頃
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― 食後をみはからって。 ―
[かなりの量を無駄にしてしまった。と。 空になった器を抱え、 申し訳なさのあまり途方に暮れる。
顔を拭って、空の器を持って、 何事もなかったかのように戻るのは きっと三人の食事が終わったすぐ後。]
《ドリー。美味かった。ありがとう。
先生も。トルドヴィンも。 心から感謝を。》
[彼らへ向けて丁寧に書いた文字を見せた。**]
(49) 2013/05/15(Wed) 02時半頃
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― キリシマ家を離れる間際 ―
《うん。たぶん。ボクの勝ちだ。》
[師の声に返すのはいつもの自惚れ。 その、どこか飄逸とした態度も健在だった。 昨日までの男はまだ損なわれてはいない。
見送りに応えて《また 明日。》。
復路の道すがら一度だけ振り返り、 師の家の灯りを見つめた。
どうか彼らに穏やかな夜を。明日を。祈りを胸に。
向き直る先に在る我が家を目指して進む。*]
(77) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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―→ 自宅 ―
[進む時はいつだってドリベルと並んで。
師の家での食事の間にも夜は深まり。 夕焼けの鮮やかさはとうに去り、 濃紺の夜空と銀月の刻。 街道に沿って立ち並ぶ家々にも灯りが。
食後にもらった小さな説教には、 何も返せずただ肩を竦めてみせるだけだった。
彼はそれを怒っているかもしれない。
繋いだ手と手の指同士を絡ませて。 隣のドリベルを顔を横目に見つめた。
今更ながら。横顔が綺麗だな…と思った。]
(78) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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[促されるまま入浴は済ませたが。
その前に、
風呂は面倒だ、川に入るからいい、 眠りたい、眠い、寝ようよ…と。
まるで幼子のようなワガママな振る舞いでの 日々恒例のやり取りはなされただろう。 声が文字になったところで、変わらずに。]
(79) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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[寝室に据えた蝋燭の火を吹き消した。 窓からの月明かりで仄明るい、やさしい夜闇。
揃って上がった寝台では、 今夜もドリベルの身体を傍へ傍へと引き寄せて。
寝入る際。 耳に馴染んだフクロウの声がやけに遠いことを ほんの少しだけ不思議に思いはしたが。
一抹の不安から目を逸らせ、眠った。 深く。深く。*]
(80) 2013/05/15(Wed) 12時頃
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― 明け方 ―
[黎明。粛々とした空に響く、獣の聲。
同時に覚醒めたらしいドリベルと共に、 窓辺から白む空を睨めた。
虫や鳥の動き、遠くでの家畜の嘶きや騒ぐ声… …そういったものから、 なにか良からぬ何かの来訪を感じて。
傍らのドリベルの手を強く掴み、握る。]
(82) 2013/05/15(Wed) 12時半頃
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[筆談用の板は枕元に置かれたまま。
昨夜の最後に書いた、 《おやすみ。ドリー。》の文字が残っている。
言葉返す代わりに頷き、手を引く。
無意識での無音の歩行を超え。 意図的に作る慎重で素早い動きは 獲物を見つけた深夜の森でするような。 用心深く仕事を進める最中のような。
そのまま、不穏な気配の元を探し、 家の裏手の小路から 墓地・礼拝堂の方面へと向かおうと。]
(95) 2013/05/15(Wed) 14時頃
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[音声による意思疎通は必要無い。
普段から狩場では息さえ殺して動くから。 刃としてのドリベルを欲する刹那が来れば、 きっと彼は察してくれる。
そんな絶対の信頼を寄せるのも、 唯一のパートナーであるドリベルだけ。 世界でたったひとり。]
(117) 2013/05/15(Wed) 16時頃
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[状況を伝え去っていく攻芸を見送り、 一瞬、空を仰ぎ見た。
静かに張り詰めた曙の空気は透明で。
獣の息遣いや気配は感じ取りやすい。 拓けた村の中でなら、尚更。
遠吠えの聲ももちろん直ぐ様聞きつけて。 肺を患った師の身を案じて、道を駆ける。 実戦の速度で。]
(118) 2013/05/15(Wed) 16時頃
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[途中で見つけた獣は二頭。
道の片側の茂みを揺らし、 行く手を阻むよう飛び出してきた狼。 そう脅威を感じる大きさでは無いが、 二対の瞳に揺るぎない敵意と殺意が見て取れた。]
(ドリー。おいで。)
[右手をそっと差し伸ばし。 ドリベルを求める。
視線は、狼たちから逸らさぬままで。]
(119) 2013/05/15(Wed) 16時頃
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[しっくりと手に馴染む重み。
目視で確認などしなくても この空のように白々輝く刀身の美しさは 頭の中にありありと目に浮かぶ。
愛しい刃。愛しいラーマ。]
(123) 2013/05/15(Wed) 16時半頃
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[唸りを上げて牙を剥く狼の一頭に狙いを定め。 構えも無くゆらりと踏み込む一歩目の後は 空気を揺蕩うよう、 無駄の一切を排除した動きで。
威嚇の声にも怯まず、 飛び掛ってくる狼の首へ、刃を。
5(0..100)x1 〜10 :一撃必殺。 〜30 :命中。狼HP-50/100 〜60 :命中。狼HP-30/100 〜80 :掠って。狼HP-10/100 〜95 :攻撃不成功。空振り。 〜100:もう一頭に噛まれる。とても痛い。]
(124) 2013/05/15(Wed) 16時半頃
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[刃を再び、振りかざし…――
ドリベルの意思は掌から流れ込む。 独特の曲線を描く刃をどう活かせば良いのか、 彼の得た手応えや感覚、予測、判断。 時には感情も少し。
深く繋がり共鳴出来るドリベルとなら 自らの身体能力を超えて動ける。 それは他では得がたい悦びだ。 ドリベルとしか味わえない幸福だ。
今も、狼を前にして、彼の思う最善を、 この身を使って再現出来る。容易く。
だから。(ドリー。好きに動いてごらん。)
――…ドリベルに身を委ねる。]
(126) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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(行こう……次へ。)
[どさりと落ちた狼を振り返る事は無く。 裂けた喉から流れだす血は止めどなく。 地面を黒く染めているだろう。
ドリベルの意思に寄り添い。
脚を止めずにもう一頭へ 再び振りかざした刃を向けて。
鋭い爪で地面を掻き前傾姿勢を取る狼。 今にも飛び掛ってきそうだ。]
(132) 2013/05/15(Wed) 18時頃
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[繋がる意思のままに剣を振るう。 それは自己の意思ひとつでの挙動よりも ずっとずっと自由だと感じる。
重なりあってひとつになっていると 震える心で実感出来る。 呼吸も鼓動も心も魂も。すべて。
眼前に迫った獣の爪を弾き、 反撃の一手で、狼の追撃を回避した。二度。
一旦、後ろへ飛び退いた狼は更に低く唸り、 じりじりとこちらを睨んで機会を伺っている。**]
(142) 2013/05/15(Wed) 19時頃
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[睨み合う沈黙に張り詰めていた空気が、爆ぜ。
獣の前脚から背にかけての筋肉が、 跳躍に備えた緊張に強張るのを目視で確認。
頭の中に響いた合図の声。 ぴたりと重ねた意思のままに、動く。
(……一気に。)
振るう刃は鮮やかに狼の首を刎ね。 血肉に濡れたドリベルを振り抜き、 飛び散る血飛沫の中を素早く駆けた。
その直後。 首を無くして尚も足掻くように痙攣した 逞しい前脚の爪に右腕を掻かれ。]
(167) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
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[咄嗟に息を呑む。
10cm程に渡って傷を負った上腕から 鮮血が伝い落ちるも。
人の形へ戻ろうとするドリベルを制すように 強くグリップを握る力は、これまでと変わらない。
その力から、傷の浅さは伝わるだろう。]
(170) 2013/05/15(Wed) 20時半頃
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[裂いたシャツの袖を犠牲にして、 傷口の血を拭って応急的な止血を施す。
左手一本での作業には多少苦労したが、 新たな獣の襲来までには 再び、ドリベルを握りしめ。 問題なく迎え討てるだろう。
(ドリー。……楽しいね。)
着々と近付く魔の気配。 緊迫した状況が続いている中ではあるが、 込み上げた思いのままに語りかける。]
(182) 2013/05/15(Wed) 21時頃
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[同調する胸の奥に灯る幸福感。 知らないまま、自然に頬が綻んだ。
そんな幸せを邪魔するように現れたのは、 同胞の血の匂いを嗅ぎつけて駆けて来る狼。 その駆ける速度はなかなかのもので。 先の二匹よりも更に立派な体格をしている。
(うん。 行こう。)
静かに踏み出し、走り、距離を縮め。 噛み付こうと大口開けた狼の間合いに入り込み。
身をかがめた低姿勢から、前脚を切り落としにかかる。
3 1.前脚切断成功 2.深手は負わせた 3.避けられた 4.反撃された]
(196) 2013/05/15(Wed) 21時半頃
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[手応えは無かった。
空振った腕をそのまま大きく回した勢いで 下肢を捻った蹴りの構えに体勢は流れる。
狙うのは逃げる事に注力した狼の柔い腹。
蹴り飛ばすつもりで膝を入れたが、 獣の大きな体は、傍らに倒す程度が精一杯だ。
着地させた脚に重心をかけ、 同時に振るったドリベルの刃は 的確に狼の心臓を貫く。
全ての動作は、停止の間も一切の躊躇も無く。 ひと繋がりの流れ。]
(201) 2013/05/15(Wed) 22時頃
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[鋭く美しい刃は狼の命を絶ち。
絶命の際。 狼による最期の咆哮は悲しげに甲高く、 明け方の空を渡り、森にまで響いた。
(うん。終わった。…かな。)
引き抜いた刃に付着した血や脂を、 シャツの裾で丁寧に拭って。 そのまま刃としてのドリベルに 刃毀れや傷がないかと隅々までを丹念に調べた。]
(219) 2013/05/15(Wed) 22時半頃
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(よかった。綺麗なままで。)
[とは言え。 欠けようとも錆びようとも、 きっと同じように大切にするのだが。
人の形へと戻った彼と向き合い、 腕の傷を確かめてくれる距離の近さに甘えて ドリベルの髪へと頬を寄せた。
共闘の中で感じていた一体感は薄らいだが、 重ねた心に受けた幸いは、色濃く残っている。
髪へ摺り寄せた左側の頬の一部が、 黒く硬く変質しつつある事には気付かないまま。]
(234) 2013/05/15(Wed) 23時頃
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[「さわがしい ね」と声なき呟きを。
一際大きな獣の気配と、騒ぎを感じ。 道の先へ視線を投げた後にドリベルの顔を見る。 どうしようか、と尋ねるように。]
(235) 2013/05/15(Wed) 23時頃
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