273 魔性の病院【R18ペア】
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[ 満たされて、満ち溢れて、真っ白になった。 気を失ったのかもしれない。]
……、
[ のしかかる、というのとは別の重さを感じて目を開く。 同じ温もりをもつ者が背に寄り添っていた。]
(*2) enju 2019/12/16(Mon) 00時頃
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[ もう少し、こうしていたいような、 放置してはおけないような。
右の手にナイフを握り、左手を背後に伸ばして、まさぐる。]
(*3) enju 2019/12/16(Mon) 00時頃
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── 黍炉、
[ 腕を持ち上げるのすら難しかったのが嘘のように、すこぶる調子が良い。 その一方で、身体の節々が悲鳴をあげている。
その元凶に間違いない相手の名を呼んだ。*]
(*4) enju 2019/12/16(Mon) 00時頃
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[ あんなことをした後だというのに、黍炉の返事はいたって普遍的だった。 別に、愛の言葉を期待していたわけではないけれど。 少しばかり拗ねた──りするものか。まったく。]
自分が何をしたか、わかっているのか?
[ どこか気怠げな色をまとう声に、彼の消耗を読み取って、叱るような言葉を返す。]
(*6) enju 2019/12/16(Mon) 21時半頃
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人間や下級の妖魔なら吸い尽くされてミイラになっているところだぞ。
[ 淫魔の力を制御できなかったのは自分の方なのだけれど。]
おれをやたらと煽るな。
[ 腰を撫でてくる手を捕らえて、少しばかり強く握った。*]
(*7) enju 2019/12/16(Mon) 21時半頃
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[ 煽るなと警告したのに、すぐさま質問の形で絡んでくるのだから始末に負えない。]
助けなど要らないだろう。
[ この分なら、わざわざ血を分けてやる必要もなさそうだ。 そう判断して、手にしていたナイフをそっと枕の下に差し戻す。]
(*10) enju 2019/12/16(Mon) 23時頃
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[ 首筋に唇を押し付けてくるのに気を取られていたら、抜いてもいいかと確認された。]
…え?
[ 何をどう、と把握する間もなく、覚えたばかりの快感が下肢を駆け抜ける。 時間が経って暈は減っているのだろうが、こちらだって拡張されたのが戻っているのだから摩擦の度合いは同じようなもの。]
んン…っ!
[ 堪える声に甘美な色が混じる。]
(*11) enju 2019/12/16(Mon) 23時頃
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──っ、この莫迦! さっさと服を着ろ。
[ 目元に朱を刷いて、身を捩らせた。*]
(*12) enju 2019/12/16(Mon) 23時頃
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[ 罵声を投げたら、告白が返ってきた。 相変わらず顔が近い。 黒髪の紗幕の中で、艶やかな唇が触れられるのを待っている。
前回は首をもたげることもままならなかったけれど、今は違う。]
おまえのすべてを注いだら、おれはおまえになってしまう。 逃げられないな。
[ 腕を上げて黍炉の後頭部に回す。 長い髪の間に指を差し入れて掴み、身体を転がして上下を入れ替えた。]
(*15) enju 2019/12/17(Tue) 19時半頃
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[ 格闘のような動きの最中、わずかに唇が掠めたのは事実だったけれど。]
── 体力が戻ったか、確かめる。
外に出て、付き合え。
[ 黍炉の頬を軽く引っかいて晴れ晴れと笑った。*]
(*16) enju 2019/12/17(Tue) 20時頃
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[ 術で服を作り出すと聞いて目を細める。 楽を選ぶと碌なことにはならなそうだ。
寝台から足をおろす。 酷使された腰だの尻だのが少しばかり痛み、件の"治療"を思い出させた。]
ああもう。
[ 思わず口に出る。 これ以上、惑わされないうちに服をまとおう。]
(*19) enju 2019/12/17(Tue) 21時半頃
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[ 用意されていたのは、鎧の下に着込んでいた服によく似ていた。 生地はより手触りがいいものだ。 肌にぴたりと吸い付くようで、筋肉のラインまでしっかり出る。]
──…
[ 胸の頂がいささか腫れているのがわかった。 容赦なかったな、と思う。]
(*20) enju 2019/12/17(Tue) 21時半頃
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案内してくれるのか?
[ 黍炉に声をかける。 この病院にどんな設備があるのか、浴室以外は知らない。*]
(*21) enju 2019/12/17(Tue) 21時半頃
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[ 黍炉に見られているのが気になる。 また以前のようなストイックな鎧を誂えようと決めた。 何を着ていようと、彼に見られた事実は変えられないのだけれど。
黍炉だけだ──この先ずっと。]
遊技場か。
[ 彼のいう"楽しむ"を図りかねるけれど、彼もよく知らないらしいから、行ってみて鍛錬に使えないようであれば別をあたればいい。 そう判断して、黍炉の後に続く。]
(*24) enju 2019/12/17(Tue) 23時半頃
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[ 勝手に開いた扉について黍炉に確認することはなかった。 部屋の外に出て自分の手で閉める。]
できるなら他の者と会いたくはない。
[ 控えめに希望を告げておく。 黍炉の説明を信じるならば、自分は戦死したことになっているようであるし。*]
(*25) enju 2019/12/17(Tue) 23時半頃
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− 遊技場 −
[ 独占云々については、城主であれば彼も忙しく、自由になる時間も少ないのだろうと思うことにした。 言に違わず、誰とも顔をあわせることなく遊技場につく。
プールに興味をもったらしい黍炉を横目で見た。]
ここのは熱くはなさそうだ。
[ 温泉と比較してみたりする。 黍炉が脱ぐつもりなのか、そのまま飛び込むのか様子を伺った。*]
(*29) enju 2019/12/18(Wed) 01時頃
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─ プール ─
別に、面白くなくとも構わないが。
[ 身体の動きを確認する役に立つと黍炉が言うから近づいてゆく。 それなりの流れがあるようだ。 さっそく浸かって浮かんで漂う彼を見下ろした。]
──…、
[ 遠ざかってゆく姿を見ているだけで、わけもなく寂寞を覚える。]
(*31) enju 2019/12/18(Wed) 19時頃
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[ そのうち、一周して戻ってくるだろう── 頭では理解できているのだが、焦り混じりの切なさは募る。]
…こんなことで。
[ 気を引くような派手な水飛沫をあげてプールに入り、黍炉を追う形で歩き始めた。 泳ぐことはしない。 これは鍛錬だ。
水からかかる圧と抵抗、それでいて身が軽くなるミスマッチな感覚は確かに珍奇なものだった。 この中で格闘などすればどうなるだろう?*]
(*32) enju 2019/12/18(Wed) 19時頃
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[ 挑発された、と認識した。]
よし。
[ ぬるい水を掻き分け大股に歩く。 ほとんど倒れ込むような姿勢だが、水の抵抗がそれを支えた。
こちらを向いて笑っている顔に向け、平手で水面を削いで水を飛ばす。 目潰し…のつもり。
波立つ水面が呼吸を揺らして、唇から笑いめたいものが漏れた。 追いかけ、手を伸ばして、漂う彼の衣を掴もうと試みる。*]
(*35) enju 2019/12/18(Wed) 22時半頃
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[ 笑いが水を揺らす。 濡れそぼった黍炉はとても嬉しそうに見えた。
手を躱す彼の動きを学び、彼の作り出す水流を利用して、三度目にやっと捕まえる。]
これで ──、
[ 手繰り寄せる前に黍炉の全身が水中に没し、道連れのように引きずり込まれた。]
(*38) enju 2019/12/18(Wed) 23時半頃
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[ 水中では、音の質、見えている光の色が変化した。 透明なオパールのような泡越しに黍炉を見る。
まったく絶妙な造形だ。
二人で何をしていたのか、一瞬、忘れた。*]
(*39) enju 2019/12/18(Wed) 23時半頃
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オトサカは、>>*35 訂正) めたい→めいた
enju 2019/12/18(Wed) 23時半頃
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[ 水中で接吻けられた。 不意をつかれはしたものの、黍炉がこの行為を好んでするということは把握している。 そして、今は勝負中の気分だった。
こちらからは離してやるものかと、彼の背に回した手を強める。
痺れるように甘い。*]
(*41) enju 2019/12/19(Thu) 08時頃
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[ たおやかな肢体が絡んでくる。 一人なら何もせずとも浮くものが、二人でも縺れ合うと沈んでゆく不思議。
目を閉じて、黍炉だけを知覚した。
熱い。興奮しているのかもしれない。
互いの境界も曖昧になって蕩けた。*]
(*43) enju 2019/12/19(Thu) 19時頃
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[ 自我を保つことが難しい行為に身を捧げたけれど、 今回は深淵が暴れ出すことはなかった。
満たされて安定しているのだろう。]
……、
[ とても温かい。]
(*46) enju 2019/12/19(Thu) 21時半頃
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─ 病室 ─
[ 気が付けば、黒い髪が腕に乗っていた。 おそらくだが、添い寝という状況なのだろう。 裸…なのは、濡れた服を着たままでベッドに寝かせるわけにいかないのだから当然か。 別の理由の可能性は、この際、置いておく。]
──…、
[ さて、この闖入者をどうしてくれよう。 目を開く前に一本取れば、勝ちだろうか。
こつり、と額を当てにゆく。*]
(*47) enju 2019/12/19(Thu) 21時半頃
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[ おはようの接吻をまた受けてしまった。]
病院はそういうことをする場ではない。
[ 正論を吐き、腕枕にされていた手を引き抜いてサイドテーブルに伸ばす。 置いてあった包帯を掴むと、伸ばされた手に巻き付けた。 両手を縛るか、ベッドの桟にくくってしまうか。 いっそ両方+目隠しもか。*]
(*49) enju 2019/12/19(Thu) 22時頃
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大人しくしていてもらおう。
[ 問いかけに律儀に答える。
拘束する理由など、他にあるか。 逃さないため、というのはあるか。ああ。
手を縛れば足を絡めてくる相手と格闘していると、 うっかり自分まで一緒に縛りそうになる。]
(*52) enju 2019/12/19(Thu) 23時半頃
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大変なものに見込まれたのだな、おれは。
[ ここまで衒いのない好意と性欲を示されると、揺さぶられる。 これまでにないことだから、戸惑いは大きいし、 いまだ、淫魔の業には苦手意識がある。]
あれはおれには必要な治療だった。 おまえだから、おれを助けられた。
(*53) enju 2019/12/19(Thu) 23時半頃
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そういうことだから、
── おまえと、また戦うのは、好いな。
[ 治療の名目が使えるくらい、叩きのめしにくるといい。 わざと負けてやるつもりはないが。
そっと笑った顔は、目隠しされた彼には見えないだろうけど、鋭敏化した他の感覚で、言葉にしなかったものまで伝わるといいと思った。*]
(*54) enju 2019/12/19(Thu) 23時半頃
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[ 縛ったはずの相手が微笑み、腕を伸ばしてくる。]
……。
[ 変幻自在はともかく、恩義ある相手である。 その願いを無碍にするのもどうかと思う。
大人しくしているから、と殊勝な条件もつけているのだし。]
(*57) enju 2019/12/20(Fri) 00時半頃
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