254 【突発R18】クイン・エルヴィニアの宮殿
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この村にも恐るべき“人狼”の噂が流れてきた。ひそかに人間と入れ替わり、夜になると人間を襲うという魔物。不安に駆られた村人たちは、集会所へと集まるのだった……。
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紳士ならびに淑女の皆様、わたくしの館へようこそ。 世間の噂など唯の噂話、此処でひととき御寛ぎなさいな。
(0) 2018/11/22(Thu) 22時半頃
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―クイン・エルヴィニアの宮殿内―
[長きにわたってエルヴィニアを治めるエルフの女王、グロリアは、彼女だけが立ち入れる、魔方陣の描かれた儀式の祭壇に向かっていた。]
イーサ、ハガラス、ミューズ、ファイラ、
四方の精霊、世界を守護する大いなる神々よ。
銀の鍵にて扉を開き、彼方と此方を繋げたまえ。
世界の行く末閉ざさぬため、大いなる実りを導き給え――――
[その願いは恐らく聞き入れられた。
エルヴィニアの宮殿には、ほどなく異界からの来訪者…
この世界とは全く別の文明を築いた世界から、人間達が訪れるだろう。
その時を、この日のために宮殿に招かれたエルヴィニアの民であるデミヒューマンの有力者、貴族たちは待ち望んでいた*]
(#0) 2018/11/22(Thu) 22時半頃
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―宮殿・迎賓室―
女王陛下が籠られてしばらくになりますわね。 まだお顔をお見せになってはいらっしゃいませんこと?
[軽くウェーブを描いて背中まで伸びる美しい銀髪。何不自由なく育てられたことが分かる、エルフにしては豊満な肢体。 今年で齢200にはなろうかというコリーンは、エルヴィニアの中でも由緒ある貴族の次女だった。もっとも、精神的には見た目通り、20が来るか来ないか、という程度のものだったけれど。
軽くワインをあおり、近くを通るエルフの侍女達を捕まえては、他愛もない話に興じている**]
(1) 2018/11/22(Thu) 23時頃
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[受験に備えて、身形など構わずに。 机に向かって、ふと意識が遠のくのはいつもの事だった。 うつらうつら、転寝してしまったのだろうと。
けれど、目がさめればそこはいつもの自室ではない。 魔法陣>>#0の片隅、見慣れぬ部屋に知らない気配。
これはまるで、前に読んだライトノベルのような。]
…………ふぇ?
[混乱のうちに辺りを見ていた。 もしかしたらそのうち、どこかに連れられていくかもしれない。]**
(2) 2018/11/23(Fri) 07時頃
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…あら。何があったのかしら。見て来てちょうだいな?
[ふと、部屋の外で少々賑やかな声と靴音がする。 城の侍女の一人に声をかけると、ほどなくして件の、彼方からの人間が来たらしいと知れた。]
へえ。それでどんな感じだったの。 ……15,6くらいの普通の女の子? へえ。そう…… 陛下の事だから、呼び出す人間を間違ったりはしていないと思うけれど…大丈夫なのかしら。
気になりますわね。
[少々興味はなくもない。それに、待ってばかりいるのも退屈だ。ワインを飲み終わると、部屋を出てその呼ばれた人間というのを探す事にした。 他のエルヴィニアの種族達も来ているかもしれない、と思いながら*]
(3) 2018/11/23(Fri) 20時頃
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[夢にしては現実味がありすぎる。 しかし現実にしては周りの人間はどうか。 足元に描かれた魔法陣は?
ぼんやりと考えながらいると、丁重にもてなされ魔法陣のある部屋から別の部屋へと移動させられることになった。 訳もわからず、どうしてこうなっているのかも。]
……あ、あの、ここは一体……? あなたたちは?あの、私は……。
[目の前にいる彼らの姿。 人間とよく似てはいるが、人間ではないと一見して分かる相手もいたかもしれない。 例えば長い耳、獣の耳や尻尾。だけど。]
こすぷれ……ですか?
[などと尋ねながら移動することになる。 召喚された者たちを歓待する部屋へと。]*
(4) 2018/11/23(Fri) 21時半頃
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さて…
[呼び出された人間達を歓待するための宴は、もう随分準備がされているようだった。大きな机の上にいくつもの席が並び、燭台を中心に、エルヴィニアで取れる大地、山海の恵みを用いた料理が並べられている。エルフはあまり肉は食べないけれど、他の種族、半人半獣の者達であればそういうものを好んで食するだろう。だから、大皿に並べられた料理は随分さまざまな種類があるようだった]
少し早いけれど、先に待っていても良いかもしれないわね。
[ふと見渡すと、この辺りでは見慣れない格好の少女がいる。一見ではそう高貴な身分といった感じではなさそう、顔立ちにはあどけなさが残り、体格もエルフの少女ほど華奢とは言わないにせよ、まだ若干未熟さを残している、と個人的には感じられた]
そこのあなた。あなた、女王陛下の言ってらした人間かしら。 その様子だと勝手がわからずに戸惑っているか…この宮殿の豪勢さに戸惑っている、といったところかしらね。
……陛下から何か聞いてはいないのかしら?
[一見すれば少々上から目線とも取れるような口ぶりで、彼女に向けて話しかけた*]
(5) 2018/11/23(Fri) 22時半頃
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―宮殿・迎賓室―
[エルヴィニアを治める女王の宮殿。 今、ここに集まっているのは、多種多様な特徴を持つエルヴィニアの民の中でも特に強い力を持った貴族たちだ。 たとえば、あちらでワインを傾けながら侍女たちに声をかけている銀の髪のエルフの女性は>>1エルヴィニアでも特に由緒ある家柄の娘だと聞く]
……。
[そっと手を上げて見せれば、近くにいたエルフの侍女がはっとして立ち竦む。 彼女が手にしていた盆からワインの入ったグラスを一つ手に取れば、ぎこちない笑顔を顔に貼りつけたまま一礼してその場を離れていった。 その瞳に、薄らと涙と怯えの色を浮かべながら]
(6) 2018/11/24(Sat) 00時半頃
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……はあ。
[溜息を一つついて、それから迎賓室の窓に映った自分の姿に視線を向ける。 なるほど、確かにこれはいかつい。 あのエルフの侍女が怯えるのも無理はない。
先ほどからちらちらと此方の姿に向けられる視線といい、あの侍女の怯えようといい。 異世界からやってくるという者たちにも先程の侍女のように怯えられるかもしれないと、そのあたりを考えるとかなり気が重い。
おそらくそう遠くない未来に小さく重い溜息をつくと、そのまま部屋の隅へと歩を進めて壁に凭れ掛かった]
(7) 2018/11/24(Sat) 00時半頃
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[ノクスフィグラ。 種族的にはエルフの傍流とされる、エルヴィニアの少数民族の一つ。
独特な文化を持ち、他種族との交流も殆どない、きわめて閉鎖的な種族であるとされている。 何しろ他種族の前には滅多にその姿を現さず、出現するのは決まって夜更けから夜明け前にかけて。 それ故他種族の者たちから「ノクスフィグラ(夜の姿)」等と呼ばれている。
そんな一族であるがゆえに大地の力が衰えた今、エルヴィニアで最も滅びに近い種族となってしまった。 それでも、族長である父や長老たちは頑なに今回の女王によって召喚されるという人間や他種族との交流を拒んでいた。 それを一族の若手たちでどうにか説得を繰り返し、今回の宴に参加することを了承させることができた]
(8) 2018/11/24(Sat) 00時半頃
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[――ただ一つ。 『一族以外の者に対して、無暗矢鱈に本来の姿を見せないこと』 という条件と引き換えに]
(9) 2018/11/24(Sat) 00時半頃
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墓堀 ギリアンがいたような気がしたが、気のせいだったようだ……(墓堀 ギリアンは村を出ました)
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(……最初にこの姿を見たときは驚いたさ)
[グラスを持っていないほうの手で拳を握りしめながら、内心そんなことを呟く。
人間たちにせよ、他の種族たちにせよ、一体誰がこんな姿の自分を見て嫁にきてくれるなどというのだろう? 愛してくれるなどというのだろう? 始まる前から何とも言えない諦念に心折れそうになるが]
(……。まあ、いいか)
[こうして他種族が多く集まっているこの場が、外の世界を知る絶好の機会であることは間違いない。 ノクスフィグラの明日を担う身としては他種族の知識や技術を学ぶ絶好の機会でもある。 そして、この機をむざむざ逃すこともないだろう。
そう、気持ちを切り替えると後の行動は早かった。 近くにいた給仕に空けたグラスを預けると、迎賓室を出て宮殿内部を散策しに向かう。 散策の途中もしかしたら他の種族や、或いは召喚された人間たちに出会うこともあったかもしれない]**
(10) 2018/11/24(Sat) 00時半頃
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は、い?
[素っ頓狂な声が出たのは、非現実的な状況にぼんやりとしてしまっていたから。 声をかけられると思っていなかった為、話しかけられ>>5大げさに肩を跳ねさせながら振り返る。 そこには一見して美しい女性が立っていたが。]
……人間? あー…やっぱり、あなたも人間では、ない?
[彼女の耳も長く尖っていただろうか。 なんかそういう設定なのか、本当に不思議な世界に巻き込まれたのかは分からない。 だから困ったように首を傾げながら胸元で手を握りしめた。
なお、流石にこの服装はこの場に相応しくないと着替えさせられそうだったのだが、得体の知れない場所で着替えなどできるものかとそれを言わないまでも固辞していたと言う裏話。]
(11) 2018/11/24(Sat) 07時半頃
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いや、女の人はまだなんかやってましたけど…?
[陛下、とやらはおそらく自分以外の誰かを召喚する為にまだ儀式を続けているのだろう。 勿論、自分の知らぬことなのだが。 ちなみに扉から見えたトレイルの姿>>10に 「おおっ……?!」 と、驚きとも恐怖とも取れない声が漏れていたりもする。 勿論、見えたのは別の姿。>>9]
い、いろんな人がいるんですねえ。 ……私、転寝していたらいつのまにか此処にいて。 正直よくわかってないんですよぉ…。
[さて、視線の先のトレイルはそのまま何処かに行ったのかどうか。 会話は目の前の美しい女性と続けていたけれど。]**
(12) 2018/11/24(Sat) 07時半頃
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[迎賓室を辞そうとしたときだった。 視線の先に、先程のエルフの令嬢が見知らぬ少女に声をかけているのが見えたのは>>11
年の頃は十五、六と言ったところか、髪の色や顔立ち、何よりその身体的特徴から見てあの令嬢の関係者というわけではないらしい。 そしてここに集ったエルヴィニアの貴族たちとは明らかに異なる服装]
(……なるほど。彼女は)
[陛下が召喚した、異世界からの来訪者。 その一人なのだろう]
(13) 2018/11/24(Sat) 10時頃
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[不意に、目が合った>>12]
「おおっ……?!」
[距離こそあったが、その表情と仕草は彼女の心情を雄弁に伝えてくるもので。つい、口許に苦笑いが浮かぶ。
視線があったとはいえ、黒髪の少女と銀髪の令嬢の会話は今も続いている>>5>>11>>12 そこに割り込むのは無粋が過ぎるというものだろう。 何よりあの少女の驚きと恐怖が混じった顔を思い出せば余計躊躇われるというもの]
(そうだな……)
(14) 2018/11/24(Sat) 10時頃
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[なるべく怖がらせないよう、離れた場所からにこりと微笑って小さく手を振ってみせる。 とはいえ、彼女たちから見ればそれは威圧感のあるものであったかもしれないが。
それから、少し考えるそぶりの後に片手を翳して小さく呪を唱えれば。 その掌の上にはひらひらと仄かな燐光を放ちながら舞う二匹の蝶の姿があっただろう。
掌を彼女たち二人のほうへ翳せば、そのままひらひらと蝶は二人のほうへと飛んでいく。 一匹は黒髪の少女のほうへ。もう一匹は銀髪の令嬢へ。 それぞれの元に辿り着けば、黒髪の少女の蝶は薄紅の花弁を幾重にも重ねた芍薬の花に、銀髪の令嬢の蝶は淡い紫の薔薇の花にそれぞれ姿を変えることだろう。
それらを見届けた後、再度二人に恭しく一礼してからその場を後にする]**
(15) 2018/11/24(Sat) 10時頃
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………?
[少しばかり頬を引きつらせながらも、手を振られれば>>15こちらも手を振り返した。 顔に大きな傷。ギョロリと見開かれた目。 自分の暮らしていた世界でならおそらくこう思う。
多分、その筋の人。 ネコ好きだとかで猫に猫語で話しかけていたりして好感度が上がるタイプ。
とは言え現実には本当にその筋の人ならお近づきになりたくは無い。 そもそもまだ、この場がどんな場所なのか、なぜ自分が此処にいるのかも分かっていないのだから。
とは言え、怖い顔で花屋さん。 そんな人も勿論いるだろうけれど。
閑話休題。]
(16) 2018/11/24(Sat) 12時頃
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[何か唇が動いた気がする。 そして次には彼の掌から浮かび上がるかのよう、ひらりひらりひらめく煌めき。 それにを瞬かせていれば、それは蝶の形を成して此方へと。
ひらり、きらり、ふわり。 程なくして自分の手元に来た蝶は見覚えのある、然し見事な芍薬へと変化した。]
うわあ……、魔法?
[その美しい変化に、流石に手品でもこうはいかないだろうと自然とそのふた文字が口をついて出た。 細めの目を見開いて、驚嘆で溜息が漏れ頬が僅かに染まる。 芍薬をしっかりと手にしながら、ふとそれを贈ってくれた彼の顔を見る。
確かに、その姿は見目麗しいとは言えない。 どちらかと言えば恐怖心を抱きかねない姿だったけれども。]
(17) 2018/11/24(Sat) 12時頃
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あ、ありがとうございました!
[恭しい一礼に此方も思ったより大きな声を出して。 ぺこり、と頭を下げたのだった。]**
(18) 2018/11/24(Sat) 12時頃
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―二都花苗という娘について―
[昔から親に褒められたという記憶がない。
褒められるのはいつも別の兄弟。 成績が良い優等生の兄に、 泣き虫だけど可愛らしい妹。 2人とも母に似てはっきりとした顔立ちで、クラスの中でも目立つ存在だった。
対して自分は、父親に似た野暮ったい顔。 母は口癖のようにいう。]
(19) 2018/11/24(Sat) 19時頃
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「花苗はお父さんに似てブサイクだから」
[優秀で褒められるのは兄の役目。 可愛らしくて褒められるのは妹の役目。 自分は勉強もパッとせず、要領も悪い。 自分の方が沢山手伝いをしていても、母はいう。
「お兄ちゃんはお母さんの自慢だわ」 「花苗も妹を見習いなさい」
だからせめて高校は。 比べられないように寮のある場所か、より難易度の高いところを受けるつもりだった。
毎日毎晩、受験に備えて。 友達と遊ぶのも我慢して。 キラキラとした華やかな世界は夢の中。]
(20) 2018/11/24(Sat) 19時頃
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