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でもそれなら尚更……
大の大人だって、恥ずかしがることないだろう。
恋が主体の物語は、世の中にたくさんあるのだし。
むしろ……そう聞いたら俺は、
どんな話を書いてたのか、気になるけどね。
[これ以上触れられたくない素振りをされたら、やめておくけれど。
彼が書く恋物語に、興味があるのは本当の話。
そろそろデザートをいただこうか、と笑いながら。
シャーベットを用意してくれるようなら、今度は隣の席に腰掛けようか。*]
……トレイル、…
[──今、言うことか、とか。知ってた、とか。
いつもの調子で呆顔に悪態を添えるのは簡単な筈なのに。
碧眼の揺らめきから目を逸らせず、
呼吸の仕方を思い出す前に背中を夜に包まれ、扉が閉まる。]*
メモを貼った。
メモを貼った。
メモを貼った。
……そうだね。
でも、悪い遠回りじゃあなかった気がする。
君のことがたくさん見られた。
[実らないつもりでいた恋が不毛で不幸だったかというと、そんなことはなかった。
むしろ、穏やかなオリュースの空気と同じくらいに、心地よくて幸せだったように、思う。]
これから一緒に歩いていけばいいんだし、ね。
【人】 薬屋 サイラス − マーケット − (86) 2019/08/06(Tue) 23時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク ファッションショー? (88) 2019/08/06(Tue) 23時頃 |
【人】 さすらい人 ヤニク[下はハーフパンツのまま] (90) 2019/08/06(Tue) 23時頃 |
【人】 薬屋 サイラス
(91) 2019/08/06(Tue) 23時頃 |
…………あ。
[最後のひとつ耐え残っていたキャンドルが、ついに力尽きた。
辺りは急に暗くなって、隣り合う体温と心臓の鼓動をより強く感じる。
またつけようか、と思うのに、ほんの少しといえど離れる気になれなくて、そのまま真っ暗な遊歩道に視線を漂わせている。
次も、会える。だから惜しくない。会える。
その実感を噛み締め――]
[食事中、照れくさそうに顔を緩ませていた彼が
真剣な様子で時計と向き合っていた。
ただ其れは原稿を差し出されるまでのこと。
顔色が変わったのは彼がそれを見たというから、故意ではないのは分かっている。問題は「彼」に見られたという事だ。
この題名の元になった彼に――]
……、…ああ、 …そうだ。
[彼が宥めるように云いかけるのも聞こえていなかった。
彼が自分の発言で何かを覚えている事にも気づかない。それほど羞恥心が強く、逃避を図るつもりが
思わずという具合で頷いてしまい。
頬の熱が上がっていく]
[此れ程、動揺した事はあっただろうか。
視線は眼鏡の奥で彷徨い、彼を直視できない。羞恥は秘密がばれたことと、よりによって彼に明かしてしまった事から、更に高まって。思わず、彼の言葉。作家を目指しているという言葉に
首を振って]
……そんなんじゃ……
…??
新鮮だろうか、えっとすまない。
[慌てて手を振る彼がちょうど見え。
きょとんとしてしまう。ぽんぽんと軽く叩く手の温もりに少し落ち着きを取り戻す。そのせいで目を細める彼の顔を間近で見てしまい、声を飲み込んだのだけど]
………そうか?
いや、元々、……そういうのは得意じゃないんだ。
だから、自分が書くのがおかしくて
……内容は…。言えない。
[アリーさんには特に。
そう告げる声は、彼の方を見上げるようになり、物語の内容を隠す。ただ笑いながらシャーベットを望むのなら彼の言葉に頷き、冷凍庫から冷えたシャーベットを取り出そう。
甘さと酸っぱさを絡めたものを机の上に置き。
隣の席に腰かけた彼に少し驚いた顔を見せたのち]
そういえば、ステージの近くに露店出していいなら、宵の口の灯りも少し見られるかな。
[夢物語じみて語っていた出店。
そこに含めていた下心についても、もう今更隠す必要もない。
なら、現実問題うまくやれないだろうか。]
もし良ければ、近くに場所が取れないか聞いてみたいな。
マーケットの総務と……それから誰に言えばいいだろう。団長かな?
ステージ周りのスペースの整理とかって、誰がやってるか知ってる?
[思いつきには夢中になってしまうのが、悪い癖。
夢のつもりが、いつの間にかやるつもりになっている*]
手をその触っても?
[意を決して告げるのは食事中の遣り取りを振り返り。
少しばかり躊躇いがちに。彼の手を求め、彼の手に触れる事が叶うのならその手をぎゅっと握り締めて、傷を見たまま告げよう。もし、それが叶わないのなら、目を閉じて、息を吐いて]
メモを貼った。
[告げたのは先ほどの回答のようなものだ。
けど、深くは羞恥が邪魔をして言えなかった。このままとなりから彼が立ち去っても自分は文句を言えない。そのような不純を彼に抱いている。本当なら律して隠すべきだった。
だが、彼は自分に話しをしてくれた]
………、だから、内緒なんだ。
[星にも知られてはいけない秘密だと
流れ星が覗かぬように家の中で。
彼以外、聞かぬように声を潜めた。不器用なはにかみは唇にうまく乗っただろうか。彼に手の震えが気づかれないといい。
シャーベットを食べようと促すのは逃げか、それとも*]
【人】 山師 グスタフ 今日が書き入れ時だから、 (93) 2019/08/06(Tue) 23時半頃 |
【人】 山師 グスタフ うーん、 海にいる気分を味わいたくて、 (94) 2019/08/06(Tue) 23時半頃 |
【人】 山師 グスタフ[酒はダメ? じゃあ終わりだ、なんて笑いながら (95) 2019/08/06(Tue) 23時半頃 |
たくさん……。
……ですね。
おれも、仕事中の、真剣な眼差しのサガラさん、たくさん見られましたし。
[
だから彼の言う通り、今までの時間だって、無駄なものではなかったのかもしれない。]
…………あ。
[
蝋燭がすべて消えたことに気付くまで、少しかかった。]
【人】 銀行屋 ザーゴ[やんややんや] (96) 2019/08/07(Wed) 00時頃 |
【人】 銀行屋 ザーゴ[夏だし半裸でもいいじゃない、俺は俺が抜いでもダメージ受けないし。の心持ち] (97) 2019/08/07(Wed) 00時頃 |
[
鼓動はおおきく、でもゆっくりと。]
はい……、あ……
[彼の屋台が、ステージの近くにあれば。
たしかに、宵の明かりが、見られるかもしれない。
けどそんなことできるのだろうか?]
……です、ね。
おれからも、団長に、聞いてみます。
ステージ周り、たぶん、団長に聞けば分かるんじゃないかなと……。
[できるかどうか、考えるより。
聞いてみたほうが、早い。]
メモを貼った。
[ちらと見上げた夜空に、星は流れるだろうか。
もしも流れたならば、ずっと、彼とともにいられるようにと願おうか。
いや、それはもう、願う必要はないかもしれない。*]
【人】 薬屋 サイラス あー、一年分を稼ぐつもりの人もいるだろうし。 (98) 2019/08/07(Wed) 00時頃 |
【人】 薬屋 サイラス
(99) 2019/08/07(Wed) 00時頃 |
【人】 薬屋 サイラス
(102) 2019/08/07(Wed) 00時頃 |
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