45 哀染桜 〜届かなかったこの想い〜
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[繋ぐ手の絡む指先からは、自分はまだ存在しているのだと安心する事が出来た。
>>25皆に言いに行こうと促されるのだが、樹に近づく気にはなれない。 一歩でも動けば、忽ちの内に桜に捕らわれてしまいそうだったから。
隣の彼に、目を細め穏やかに笑みかけて]
もし、私が消えてしまったら、 のぞむがこの事を伝えて?
[彼女に残された時間は、それほど多くは無いのを実感していた。 歩いて向かうだけで、途中で居なくなってしまうのなら、 最後まで、誰かと話していたいと思ったから。]
(29) 2012/03/15(Thu) 23時頃
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病人 エリアスは、メモを貼った。
2012/03/15(Thu) 23時頃
[こうも長く人と話すのは久しぶりなのかもしれない。
思い出して滑稽なのは…この二人の名すら知らないこと。
けれど、橙がいう「皆「同じ」人」であるのなら、
その名前すら不要な境界線なのだろう]
桜は…何を望む花なんだろうね。
悲しくあり幸せでもあり。
出会いであり別れであり。
その根に死体があるといえば…
桜の元に、人は集うのだもの。
[翠色は、そこにある人々を目に写す]
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[忘れられない、忘れたくないあの日の桜。 彼と一緒に歩いたあの日、見上げた桜は美しかった。
あの時と同じように美しく、しかし違う花。 綺麗なのに、哀しい花。]
マコ。大丈夫?
[マコの様子を見て、少し心配になり声を掛ける。]
(30) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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俺は、君にもそうなってほしいと想うよ。
[橙にもう一度、翠を向ける。
桜がざわめく。また、何かを飲み込むかのように]
……人は…幸せになるために、生まれてくるのにね。
[女は自分が自分でない感覚を味わって居る。
ふわふわと空気に溶けて、実体が無くなって仕舞った様な。
──実際、身体は此処に無いのかもしれないが。
だからこそ、常の気の強さもなりを潜め、心に感じる侭に温もりを求め、叉、与えんと欲する。]
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[奏者は、もう周りが見えていないかのように、 ふらりと桜に近づいて行く。
伸ばす片手。 もう片方には、しっかりと愛器を握って。 それは、此処ではない、現の世界と同じ。 自分で無くなるその瞬間まで、自分で在りたい……と。]
(31) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[名を尋ねられて姓を答えられなかった訳。 愛した人と、同じだからだ。 血がつながっていなくとも、同性ということよりも それが、重く冷たい鎖だった。
兄は父の連れ子、自分は母の連れ子。 互いに積極的に歩み寄れるような性格ではなかった。 けれど、不器用に…… 音痴なのに、ヴァイオリンの音に合わすように鼻歌を歌うとか そうやって近づこうとしてくれた人。
コンサートのチケットを自分から贈ったこともない。 それでも、彼が会場のどこかに居ないかと、いつも探していた。]
(32) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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う、ん。でも……
[のぞむが伝えて。それそのものは、もちろん、とばかり頷きたい気持ちはあったのだけれど、でもそれじゃあまるでそのたった一瞬、ほんの数歩の間すら彼女がとどまっていられないみたいじゃないか。 嫌だ、ととっさに思った。戻りたいと望んだ彼女が消えてしまうなんて、理不尽だ。 残りたいと望んだ自分じゃなくて、どうして。]
……わかった。
[手はまだ繋がっている。ここにエリアスは存在してる。 幽霊と手が繋がっているなんて不確かすぎる絆かもしれないけれど、それでも僕の手が覚えてる。 生きたぬくもり。静かな声。あいつとは反対の色した銀髪。 この手を離すもんか。最後の、その一瞬まで。]
(33) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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あと、どれくらい?
[エリアスを見ないまま、桜に視線を向けて、言った。 エリアスに聞いたのかも、桜に聞いたのかも、答えがあるならどっちでもよかった。 ないなら、それでも仕方ない。少しでも長くあれと、望むだけだ。]
(34) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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幸せが何か、私にもうわからない。
わかるのは、独りは不幸せって事くらい。
だから───、
此処に居れば、しあわせ ──だよ?
[外に居た時より和らいだ翠を確認して、その想いは強まる。]
[「幸せになってほしい」と願うけれど、
自分の幸せは祈らない。
翠色から空虚は消えたけれど、
消えてしまった想いに心は痛み、
そしてなくしたことを悼まないわけでもない。
だからせめて自分でもあるだろう橙色に。
自分を責める銀色に。
少しでも、と]
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[桜が囁く声に負けまいと、きゅっと唇を噛む。 桜の元へと行って、皆に異変を知らせようとする彼を、足止めしてしまうなんて、我儘だなと思う。
それでも――― 彼の優しさに、甘えてしまいたかったのは、誰かに聞いておいてほしかったから。
透けてゆく世界に、何かを残しておきたかった。]
ごめんね、引き留めちゃって…。
…私ね、好きな人が居たんだ。 でも、実らない恋だと、気付くには遅かった。
(35) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[恋とは、奏者にとって訳の分からない猛毒《カンタレラ》。 身に抱いて生きていれば、きっといつかあの人も殺してしまう。
耳に届く幻の声。 嗚呼、幸せになって欲しい。誰よりもあの人に。 けれど、それと同時に、とても憎い……―――。
愛して欲しかった、姓も性を乗り越えて。 弟でなく、一人の人として……。 奏者からは、ヴァイオリンの音には乗せれても、 言葉で求めることはできなかったくせに。 だから、求める己の醜さも良く判っていた。]
(36) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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…そう。なら、よかった…
[此処とは、「桜のあるこの場所」だろうか。
それとも、こうして「在る」ことに、
そう想ってくれているのだろうか]
君が幸せなら…俺も幸せなのかもしれない。
[橙は翠であって、翠は橙であって。
境界線をなくした今は、そう思ってもいいのだろう]
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[何かを話していないと、自分を保てなくなってしまいそうだった。あとどのくらいと、彼が呟く。 どのくらいなんだろう。頭に響く声は、大きくなっていた。]
私が告白さえしなければ… 胸に秘めたままの方が、傷つく事は無かったの。 こうやって、過去に囚われるくらいなら、 消えちゃった方が、楽、なのかな。
桜は…… 私の救い、なのかもしれない。
[心に残るしこりは、言うべきでは無かったという後悔の念、ただ一つ。 それさえ無ければ、今こうして、思い出すだけで涙が溢れる事も無かっただろう。]
(37) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[大丈夫?なんて。>>30
少し、考えてから]
……パティといっしょ。
[そう言ったなら彼女は自分の気持ちを話してくれるだろうか。 この場にいる人々の共通点はどこか憂いを帯びた様子だと、それくらいは検討がついたから。
それ以上は分からない、とも言えるのだけれど。]
わたし、未練はないの。何も。 これが夢だったらがっかりする。
(38) 2012/03/15(Thu) 23時半頃
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[桜に引き寄せられる奏者へと、榛色はうつろう。]
(おいで、貴方も。)
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僕の醜い部分を吸い上げることで そんなに美しく咲けるなら……―――
[あげるよ……――と、唇は歌う。 ゆらりゆらり、奏者の姿は揺らめいて。 今の自分ではない存在になることを願う*]
(39) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[ざわざわと桜が揺れる。 どうしてこちらに来ないのかと、嗤っているように見えて、彼の手をより強く握りしめた。]
あの日…告白してしまってからの出来事が、全て夢で、 私はまだ、お昼休みの途中で眠っているだけで、 目が覚めたら、先生が私を起こしてくれるとか…
……そう、だったら良いな。 [そんな事、在る筈が無い事くらい分かっている。 過去は悔いても、戻れないのだから。
だからせめて、今が夢であれと願う。]
(40) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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マーゴは、じっ、と 奏者のほうを見つめた。
2012/03/16(Fri) 00時頃
[橙の声は桜の花弁のようで。
あの時。桜に吸い込まれる時。
耳ではない声が確かに聞こえた。
けれど今、橙色がなんであろうと青年には重要ではない。
奏者を見る目は、酷く穏やか。
望むようになれることが、うらやましいとさえ]
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[好きな人。 ずん、と重く響く単語だった。僕の好きな人は今どうしているのだろう。 この恋だってもう、実らない。]
告白、したんだ。 すごいじゃん、勇気ある。
――頑張った。
[この細い背中を抱きしめたい、と思った。 だけどきっと、この背中を抱きしめるべきなのは、僕じゃない。 もしも桜にとらわれることが、本当は彼女にとって救いではないのだとしても、もしか苦しむことになるのだとしても、今の僕には彼女をこちらに縫いとめるすべなどなかったから。 できることは、頑張ったねって、楽になってもいいんだよって、向かう方向が楽になるようにそっと背中を押すこと、だけだった。]
(41) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[握られる力がまた少し強くなった。 僕も、離してやるつもりなんかない。]
告白したのは、すごいことだよ。 エリアスは、傷ついたかもしれないけど。 傷は絶対、乗り越えられるから。
(42) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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…ありがとう。
[翠と橙に、薄青は声を落とす。
わかるよ、ぜんぶ。
思う言葉は、心のなかに仕舞って。]
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あ、のさ。 変な話、してもいい?
幽霊って、信じる? あー、えっと、英語だとなんてーの。ゴースト? スピリット?
僕さ、全然信じてない方だったんだけど。 自分がそうなったら、信じざるをえないじゃない。 それでね、僕はずっと、ずっと毎日ただそこを通る人を見てるだけだった。 一年とか二年とか言う日数じゃない。もっと、もっと。
傷ついてる人も見た。苦しくて死にたがってる人も見た。 ――だけど皆、ちゃんといつか立ち直ってる。
だから、傷は治るんだよ。
(43) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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だ、からさ。 本当、全部夢だったら、良かったのにね――――
[ああ。おかしいな。 また涙腺が緩みだす。 この子の隣では、なんだか僕も少しだけ、素直になれるみたいで――]
(44) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[問いかけに返ってきた言葉。>>38 一緒、ならば。]
そうね。ちょっと、怖い、ね。
[マコの傍に寄り、小さく笑う。
目の前で人が消えた。 それは本当はありえないことで。 しかし、自分が消えてしまうのではないかという恐怖は無い。
怖いのは。 この想いが消えてしまうこと。]
未練が無い、なんて……羨ましい。 私は、未練しかないの。
これが夢だったら、どうして叶わないんだろうって、思うくらい。 夢なのに、なんで会えないんだろうって。
(45) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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うん…。 …ありがとう、のぞむ。
そうだね、傷を、忘れられたなら……。
[不安を隠すように微笑んで、彼を見る。 例え幻の世界であったとしても、この世界を忘れない様にと。
こちらを見つめる彼が、一瞬、もう会えないあの人の姿に、見えた気がした。
彼の声に、答えようと口を開いた時。彼女の姿は闇へと*消える*]
(46) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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(おいで、皆。
私が一緒に居てあげる。)
[感じる手の温もりを、皆にも分け与えたいと欲する。
以前は独占して誰にも触れさせたくないと望んだ温もり。
あれは、──そうか。]
(不安……だったんだなぁ。)
[結局、不安は的中して仕舞ったけれど。
今こうして居られるのだから、其れも悪くは無かったと。]
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[さわりと風が吹き、開いたばかりの桜の花弁を舞わせる。]
………。
[その向こう、人影が揺らぐ。]
.o0(こいつらも、か……)
[この桜は、いつになれば満足するのだろうか。 この夢は、いつになれば醒めるのだろうか。]
(47) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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[───夢ではないと、勘付いてはいるけれど───]
(48) 2012/03/16(Fri) 00時頃
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