281 緋桜奇譚−忌−
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……これは。
[遠く近く。
声が響く。
何千、いや何万もの狐の声が。 六道珍皇寺に向けて響いていた。]
(52) 2020/10/08(Thu) 23時半頃
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[響く遠吠えは重なり一つの音となり、まるで鐘の音のよう。
そして、その律動に合わせ−−−足元から芽が生まれる。 芽は一斉に地面から現れた。 そのまま成長し細く伸びた茎葉が枝垂れ、実をつけ、狐の背の様な金の稲穂が地面を埋め尽くす。
気付いているだろうか。 この稲穂は力を溜めこみ膨れた緋桜を養分としていることに。]
(53) 2020/10/08(Thu) 23時半頃
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[多くの狐は五穀豊穣を司る宇迦之御魂神の遣いである。 稲荷神の力を借り土地を肥沃なものとする。 つまり陰陽の陽にあたる。
今土地に溢れる陰の気を、集まり膨れ上がった生命を。 それらを吸い取り平等に全てのものに分配する。
これは土台だ。 もちろんしぃちゃんと緋桜の足止めになる事も期待して。
これでナツちゃんの準備も、私の準備も出来たはず。*]
(54) 2020/10/08(Thu) 23時半頃
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私の緋桜の力を――。
やるじゃない、狐の身で!
[集めた力がまた分散していくのは分かっていた。
だが、稲穂が力を溜め込むのならば。 再び吐き出させればそれでよい。
そう決めれば。 まずは目の前の――彼女達だ。]
(55) 2020/10/09(Fri) 00時頃
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雨叢雲――さあ。 もっと力を見せてやりなさい。
[言葉に呼応するように。 刀身が緋色に染まっていく。
弓や鈍器への変化もできるが。 やはり最後は。 この形が一番しっくりくると。
周囲に再び蜘蛛の巣を張り巡らし。 志乃は低く構えて――*]
(56) 2020/10/09(Fri) 00時頃
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次会った時……どうなんだろうねえ。
[クソ鬼が憑いていたら、という言葉に苦笑した。
そもそもこれからどうなるのか、冥府がつながるのかどこへ行くのか。]
うん、改めての紹介ありがとねー。
[なんとなく貴重なものを聞いたような気がしていた。]
十王の殭屍……?
「ああ、あいつのことじゃねえの。
あの堅そうな女。
十王の手下ってんなら納得だなァ」
[言われて、あ、と一人候補者に思い至る。
別れた後、どうやら彼女も命を落とした?らしい。
そうかー……とちょっと声のトーンが落ちた。]
?
[その後、優しげな声で話しかけられ。]
口臭……ワキ?
……っふ、あはは。
そうだね分離してるね。まあ、自由というか、
俺が住まわせてやってるんだけ……
[ど、と言い終わる前に傍らの鬼が身構えるのが視界に入り]
「はっはっは。
テメエ……死にたりねえらしいなァ!!!!!」
[あー、と止める間もなく、ガルムに殴りかかっていく明星の姿を見た。]
ねー、こんな所でくらい大人しくしてたらー。
[言ってみたところで止まるだろうか。*]
/*
相変わらず来るのが遅い時間にー
……というかちょっと寝てたごめん。
地上は大詰めかなー?
/*
大詰めねえ。更新まではゆるゆる見守ってるつもり。
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― 幕間・三年前 ―
『戸籍は現代人の合理的生産物であることに変わりはないけどね、名前というものは己を固定する役割を持つんだ』
そうなんですか? 紛れ込んでも目立たないよう、『佐藤』とか『鈴木』のほうがいいと思ったんですけど
『まあ、木を隠すなら森とは言うけどね、君の場合はそれが一番馴染みがいい筈だ』
しずく…?確かに私は金魚ですけど、すごい水っぽいというか…直接的ですね…バレたりしませんか?
『ナツミはそれが一番「人間」として違和感がないんだよ。ほら、これで戸籍の完成だ。お疲れ様、ほら、寝とけ寝とけ。料金の取り立ては必ずするから、明日からちゃんと金を稼ぐ手段も見つけるんだぞ』
はーーーい。しずく、しずくなつみ…
(57) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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[ナツミが眠りにつくころ、女の妖怪はうっそりと笑む。]
『天宮の分家筋、雨下の娘。まさか退魔の一族から妖怪変化が出るなんてね。 まあ、没落して一般人と変わらない育ちをしたようだけど。 さて、どうなるかな*』
(58) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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― 十二年前の続き ―
[その鬼は、暴れまわっていたせいで退魔師たちに追われ、随分と弱っていた。逃れるために山に身を隠していた所に人間の子供が偶然現れたのは幸いだった。
相手の同意を得て、うまく丸め込んで"契約"をすることでやがては肉体を乗っ取ってやろうと企んでいた。
たかが子供だと高を括っていたのだが、相手からの返答は。]
――断る。
[子供は手を伸ばし、バツを作り。
堂々と断ったのだった。]
『は?』
いやだって、そんな、僕だけが都合の良い取引なんて怪しいでしょ。しかもどうみてもおじさん人間じゃないし……
絶対何かあるんだ、僕知ってるもの。
[呆気にとられた鬼と、睨みながらも心臓バクバクしている子供。人間にとっての危機的状況だ、簡単に食いついてくるだろうと鬼は思っていたのだが。
この少年は昔話おとぎ話ファンタジー小説が好きで読みまくっていたので、人外との約束、うまい話には絶対何かある、あるいは約束の隙をつかれて酷い目にあうと警戒したのだった。
人間の体を乗っ取るには手順が必要であった。こちらに有利な案に本人の同意をさせねばならなかった。鬼は子供を説得してみるも、なかなか首を縦には振らず。]
……まあ、そんなに言うならね。
可哀想だから、少しだけなら貸してあげる。
でも、「体の主は僕」だし、
「僕が許可しないと貸さない」し、
「僕が返せと言ったらすぐに返してもらう」。
[ようやく妥協してきたと思ったら、きっちりと契約内容を提示してきた。他にも細々と。
しかし、少しばかり鬼の立場に同情してくる辺り甘いと思った。そこらは子供だとも。ただ、子供の癖に慎重で、弱くて怪我までしている分際で鬼の優位に立とうという図太さは面白いと思った。
どうせ他の人間がたまたま此処に訪れるとも思えない。
ゆえに。]
『しゃあねえなァ。
その条件でお前の体に「住んでやる」よ』
いいや違う。僕が「住まわせてやる」んだよ。
[契約は成った。**]
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因果は巡る。 神殺しの剣より生まれし剣の元に神血より生まれし神は戻らん 天叢雲に闇龗神は戻らん
[ずっと握っていた柄杓を剣のように構えて唱える。 志乃の持つ雨叢雲は人造剣だが、天叢雲にほとんど近いものだ。 天叢雲は素戔男尊が八岐大蛇を退治した際に使った剣が折れた刃という言い伝えがある。 闇龗神は伊邪那岐命火産を殺したときに剣に滴った血から生まれるという龍神だ。 八岐大蛇を荒ぶる神の化身と認識するならば、共通項が生まれる]
(59) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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ごめんね、私に力はない。 ずるいよね。皆自分の力で戦っているのに。 この柄杓も借り物。彗星を落としたりするような力は私にはない。 この柄杓も貴船の水神様から分けていただいた、玉響の御神仏をお願いして、お借りしたの。
[もちろん、対価は支払う。それは全てが終わった後に]
(60) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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天におわすお方に納め奉る
(61) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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此れなるは天命の回帰也
(62) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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雨振りし時に炉心立ち昇らんば 雫は天宮へと還らん――
[チトセがが燃やした浄火の炎、志乃が降らせた祓いの雨、そえだけのお膳立てが整っていれば、奇跡は起こる]
(63) 2020/10/09(Fri) 00時半頃
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この力は――
[炎が、雨が。
状況がすべてそろってしまえば。 何が起ころうとしているのかも理解できていて。]
(64) 2020/10/09(Fri) 01時頃
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龍脈・虹霓架橋
雨宮に雨下は還らん――
[ナツミの背を、虹色の水龍が勢いよく押し出して志乃の元へと。 振り上げた柄杓は神楽剣へと姿を変えて、志乃へと、持つ雨叢雲へと振りかぶる]
わたしは、私の為に、大好きな貴方を一人ぼっちにはしない!!! 降りてきて!!しぃちゃん!!!
[剣技としては拙い、妖巫女の神楽剣。 でも、私の作った時間は、チトちゃんが必ず引き継いでくれる。だから迷いは無く――*]
(65) 2020/10/09(Fri) 01時頃
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七星拳 ナツミは、メモを貼った。
2020/10/09(Fri) 01時頃
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