254 【突発R18】クイン・エルヴィニアの宮殿
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ええ、もちろん待ってたのよ。 レン、貴方が答を出してくれるまでね。 黙って待ってて、少し待ちくたびれそうになってしまったけれど。
[ふふ、と笑って彼の体を抱きしめ、嗚咽を漏らすその背中を撫でさする]
馬鹿ね。断ったりするわけがないでしょう? 私の方こそ、貴方がやっぱり帰ってしまうのではないか、心配だったぐらいなのに。
でも……よかった。本当に、私の愛しい人。 こちらの世界の事は慣れない事ばかりだとは思うけれど… 私がついているから。ずっと。
二人で一緒に、幸せになりましょうね。
[彼が泣いているならそのまま、ずっと背を抱いて。 その時間も二人だけのもので、だからとても愛おしかった*]
(82) yusuron 2018/12/07(Fri) 19時頃
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……ぐすっ、は、あはは。 それは悪かったよ…。
[背中を撫でられて、少し呼吸が楽になる。呼吸が落ち着けば、気持ちも少し穏やかになる。]
帰るわけないだろう……? なんて。 はは、やっぱり似た考えだね、俺達。
うん、そうだね……そうだ。 貴女がいれば、何も怖くない……。
[ぎゅ、うと抱きしめる。 彼女の温もりを感じる。暖かさは心をゆっくりと癒してくれる。 はぁ、と息をつけばその頃には涙も引っ込んでいただろう。]
[ちゅ、っと彼女の頬にキスをする。 星巡る日、今日まで何度となく繰り返したキスだ。それでも、今日という日のキスが特別に感じられた。]*
(83) wasokare 2018/12/07(Fri) 22時半頃
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ええ。まあ、お互い様とでも言っておきましょうか、ね?
[少しは落ち着いたのだろうか。自分からも抱き締めてくれるレンの力強さと温もり。顔を見つめると、涙の跡が残っていたので指で拭いとった]
陛下にもお伝えしなければね。 レンのことを、私の正式な夫として迎えるつもりだということと、それから父様と母様にも伝えて、式の日取りなども決めなければね。
私とだけなら、せめて子供はたくさん欲しいわ、ね?
[キスを繰り返す。何度でも新鮮で、今の口づけはとりわけ特別な気がした。*]
(84) yusuron 2018/12/08(Sat) 00時半頃
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ご両親に挨拶かぁ……俺、想像も出来ないや。 分からないことも多いけど、やれる事は全部やるよ。 貴女の晴れ舞台だから、俺も格好よくしないと。
子供に沢山囲まれるってのも、悪くなさそう。 世界にどれだけ貢献出来るか……それはそれ。 子供が出来るのはとっても嬉しいよ。 [するり、と腰に手を回して鼻を彼女の首に擦り付ける。]
……ね。 たくさん欲しいなら、毎日、頑張らないと。
[身長の差でこちらが上から見下ろす形だが、甘えるような視線を彼女に送り……今日もまた彼女と閨を共にするのだった。]*
(85) wasokare 2018/12/08(Sat) 01時頃
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―ノクスフィグラの里―
[女王陛下の宮廷に暫く滞在した後、彼女を伴ってノクスフィグラの領地へ戻った。
彼女の世界には宙を往く馬車はない――そもそも天馬がいないらしい――と聞いていたので慣れない旅になるのではないかと心配したが、果たしてどうだったろう? 辛そうならばこまめに休みを取りつつ、領地へ向かう。
どこまでも続くように見える深い緑の森。 ふ、と一瞬景色が歪むと同時、馬車が向かう先に白い壁と新緑の屋根の家々が立ち並ぶ集落が見えてきた。
僕らが向かうのは、その集落のさらに奥にある屋敷。 カナエの世界でいう「カントリー・ハウス」がイメージとしては近いかもしれない。
そうして庭園を抜けて、屋敷へ入れば。 母と召使たちが出迎えてくれた]
(86) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[それから、数か月。 もともと僕が暮らしていた屋敷の離れの一棟を僕らの新居として暮らすようになった。
父は僕があの姿だった経緯からわかるとおり、僕があの宴に参加することを――ついでにいうと人間の妻を娶ることに賛成してはいなかった。 それは、かつてノクスフィグラが、その種族的な特性から他種族に狩られてきた歴史からくるもので。
この屋敷に戻ってきてから、父はあまり僕らの前に姿を現さない。時折見かける父は、僕から見ると変わらず父の姿をしているのだけど。 カナエから見るとどう、なのだろう? 出会ったときの僕のような姿なのか、それとも、異なる姿なのか]
(87) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[父とは対照的に、母は至って楽観的だった]
『わたくし、ずっと娘がほしかったの』 『だから、あなたが来てくれてうれしいわ』 『なにしろ、我が家にいたのはそれはもう 手のかかるやんちゃな坊やだったのだから』
[そう言って嬉しそうに語る母の姿は相変わらず、今の僕より年下にしか見えない。 カナエよりかろうじて年上、といったふうだろうか?
ノクスフィグラは他種族から見て、見た目で年を判断するのが難しいらしい。 だいたい十代後半から遅くとも三十前後で肉体の成長が止まり、それから千年近く姿が変わらない。 このあたりは個人差が大きいけど、母は僕が自分より年上になるのが嫌で「はやく大人になりなさい」とこれまた怒られたものだった]
(88) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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[そんな母がころころと笑って茶菓子を振る舞いながら 昔の僕のあれそれをカナエに話すものだから 僕としてはたまったものではない。
昔はよく叱られたと、話の合間に零すと]
『当然でしょう? 子供がいなくなって心配しない親がいるものですか』 『エルフの御屋敷にいったときも 森で迷子になったときも、 無事戻ってきたからよかったものの 貴方にもしものことがあったら わたくしは黒い衣装を着たまま数百年泣き暮らさないと いけなかったかもしれないのですよ?』
[まったく、ぞっとしませんわとため息をひとつ零す。 それから、カナエを振り返って]
(89) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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『ねぇ、カナエさん』 『貴女にはとても感謝していますのよ?』
『わたくしたちの不詳の息子に こんな可愛らしいお嫁さんが来て下さるなんて』
『あの子はとても手のかかる子供でしたけど、 でもわたくしはあの子の母ですもの。 あの子が選んだ女性をわたくしは信じるつもりですわ』 『それになにより、あんな姿のあの子に 寄り添おうとしてくれたと聞いてほっとしました。 母親とはいえ、あの姿の息子を初めてみたときは 正直、これは無理だと思いましたもの』
[くすくすと、さもおかしげに話す]
(90) kiska 2018/12/08(Sat) 23時頃
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『あのひと……わたくしの夫もね、本当はもう少し 貴女とお話してみたいのよ? でもあのひとはいい年して素直じゃないのですから 困ったものよね』
[ふふ、と口許を隠すように笑う]
『あの子を、トレイルをお願いしますね』 『カナエさん、わたくしの可愛い娘』
[そう告げて、そっと両頬にキスをするのがお茶会の終わりの定番と化しつつあった。
母以外にも、召使たちの何人かはカナエを気にかけてよく衣類や物資を此方に回してくれた。 それから召使たちの子を中心に、村の子供たちがよく離れを訪れるようになった。 遊んで遊んでとじゃれつく姿に昔、シュロにまとわりついて遊んだ幼い日々を思い出してふと懐かしい気持ちになる。
そんな賑やかな屋敷を抜け出しては、森や小川や草原を散策したり。 図書館から持参した本をたまに二人で読みあったり。 そういう、二人で重ねる穏やかな日々が愛おしくて。 やがて、子を授かるそのときまでそんな日々を過ごしていた]*
(91) kiska 2018/12/08(Sat) 23時半頃
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[彼の故郷に行く時には、空の旅を楽しむことになった。 もちろん、自分の世界には天馬なんて居ないから、そんな旅は初めてのこと。 浮遊感に慣れないうちは彼にしがみついて居たから、疲れては休憩の繰り返し。 しかしそれもやがて慣れてきて、彼に身を預けながら外の風景を楽しんで居た。]
なんだか夢見たいです…! 私の世界には無いものばかりで…。
[とても素敵、と何度もつぶやいているうちに。 一瞬景色が歪み、ぱちりと目を瞬かせれば見えてきた森と新緑の屋根。>>86 それをさらに超えて降り立ったのは彼の家。 出迎えてくれた、これから義理の母になるその少女めいたその人に、慌てて頭を下げてお辞儀をした。 それは洗練された淑女のそれではなくて、庶民の娘のものではあったけれど、きっと暖かく出迎えてくれたのだと思う。 その人の姿が、トレイルよりも若くむしろ自分と年齢がほぼ同じようだったのには驚いたが。]
(92) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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お母様、本当に若々しいんですね。 少し驚きました……。
[なんて言ったのも、最初の頃だけ。 その姿なのだと受け入れる順応性は高く、お茶会の時に彼の子供の頃の話をしてくれる義理の母はとても好ましい存在だった。 自分は彼の小さな頃のやんちゃなんて、言われなければ何も分からない。 だからそんなこともあったのかと時に驚き時に笑い、彼ら彼女らと打ち解けていこうとして居た。 彼と共に本を読み、文字を学び、時にお茶の入れ方を習い元の世界にいた時を真似て菓子を作ってみたり。 そんな風に日々を過ごしていたけれど。]
(93) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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……あんな姿、なんて。 私、トレイルさんがとても、優しかったからです……。
優しかったから、トレイルさんならって。
[確かに最初は驚いてしまったけれど、その姿すら関係なかった。 彼の優しさがあったから、身を寄せその助けとなりたかったし、彼との子供なら……と。 その事を思い出して口にするのは、いまだにやや気恥ずかしい。 彼の父のこともまた、時間が解決してくれるだろうとは思っているのだ。
だって、きっと彼の父の姿は自分の目に写っているのがW本当Wの姿だったろうし。>>87 時折現れる時に差し出す焼き菓子を、断られたことは無いのだ。 ……口にあっているかどうかは、別として。]
(94) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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………はい、おかあさま。
[むしろ彼に支えられているのに、お茶会の終わりの挨拶はそこまで口にせず締めくくられる。>>91 自分によくしてくれる人たちも多く、彼と寄り添いながら、時に一族の子供たちと遊びながら。 自分の世界のことを伝え、こちらの世界のことを教えてもらいながら穏やかに過ごしていた時は、
……意外に早く、終わりを告げる。]*
(95) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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…………ん、ん……………。
[半年経つか、経たないかの頃だったか。 どうにも数日調子が悪く、食欲も湧かない日が続いていた。 起き上がるのが億劫で、水分はとれるものの食べようとすると吐き気が勝る。 少し酸味のある果実ならば少し食べられたが、それだけという日が数日続いて、これは何だろうと考え込んでいた矢先にはたと思い出した。]
(96) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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………あ!
[その日、彼と出会えた時には自分の体のことを伝えたのだ。 エルフ、特にノクスフィグラにあるかどうかは分からない。人間でも個人差があるらしいが、どうやらこれは妊娠の兆候かもしれないと。
事実、月のものはなくなり、ふた月ほどすればその症状も落ち着いた。 そうして少しずつ少しずつ、丸みを帯びて行く自分の体。 胸が少しずつ膨らみ、それより更にお腹が膨らみ、そうして………。]
(97) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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[ある満月の晩。
産声と共に新たな命がこの世界に生まれ落ちた。]*
(98) meringue 2018/12/09(Sun) 00時頃
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躊躇がなさすぎるのが悪いわ。
[変な本の読みすぎは否定しないまでも、シュロの躊躇の無さに驚いて口に出てしまっていた部分はあるのでそれを言い訳にしてしまう。 少年の自己紹介から続いた言葉には少しくすぐったそうな顔をして]
賢くても、気質のせいでうまく知恵を使えないのが困ったところよね ふふ、でも褒められるのに悪い気はしないわ。ありがとう、レン
[そうして男性方が話すのを聞くともなしに聞きながら、のんびりと時を過ごすつもり。 何か意見を求められたりするで無ければ侍従に頼んで紅茶のお代わりを頼んだり、サンドイッチが足りないようならお代わりを頼んだりしているだろう]*
(99) 和泉 2018/12/09(Sun) 13時頃
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[二人だけの、穏やかな蜜月は 思っていた以上に短いものだった。>>95
最初の異変は、彼女がここで暮らし始めて 半年経つかといった頃。 その頃からどこか体調が悪そうで、 父から任された仕事の合間に彼女の様子を見に行った。
「おねえさんぐあいがわるいの?」と 心配そうに尋ねてくる子供たちを どうにか宥めて家に帰らせたり、 何か少しでも口にできる物はないかと 薬草や果物を持って帰ったり。
そんな様子で数日が経った頃だった。 彼女が子を宿したのではないかと思い至ったのは]
(100) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[ちょうど、彼女も同じ可能性に思い至ったようで>>97]
……。すごいな。
[思わず、言葉もなく彼女の身体を抱きしめる。 ややあって口から出た言葉も、なんとも語彙に乏しいもので。
まだ、そうと決まった訳ではない。 こういった妊娠の兆候はそれこそ、 人もノクスフィグラも個体差があるらしいから。 それでも、不思議とそんな気がしていた]
……なんとなく、だけど。 君がまとう雰囲気が、以前よりも 優しくなった気がするから。
(101) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[彼女の黒髪を撫でながら呟く。 腕の中にすっぽりと入るような、小柄な彼女は ただ愛らしい少女から、一人の母となるのだと そんな予感めいたものを感じさせた]
[これから、彼女のお腹の子は 日に日に大きくなっていくのだろう。 会える日が愛おしく楽しみでならない。
――でも、今だけは]
もう少しだけ、 僕だけのカナエで、いてほしいな。
[腕の中の彼女に甘えるようにそんな言葉をぽつり呟く]
(102) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[それからはあっという間だった。 日に日に、彼女の身体は丸みを帯びて。 胸や腹が大きくなっていく。 彼女に頼んでそっと触れさせてもらえば 時折、腹を蹴るような衝撃が向こう側から伝わってきた]
なんだか、不思議だね。
[命とは、こんなふうに生まれてくるのか。 『母』としてのカナエを見ながら、 ほんの少し、不安に駆られもする。 僕は、彼女たちの良い父親になれるのだろうか、と。
特にカナエは元の世界で辛い想いをしてきたのだから、 守らなければならない、幸せにしなければならないと。 大きくなる彼女のお腹を見ながらそんなふうに考えていて]
(103) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[気づかぬ間に思いつめていた僕を 母は当然のように背中を叩いてきた。
そこはある意味予想の範疇だったけれど。 ――父が、僕を叱咤してきたのは正直、意外だった。
来月には臨月だというある月の綺麗な夜。 僕は父に書斎へと呼び出された。
開け放たれた書斎から降り注ぐ月の光の下、 「飲もう」と葡萄酒とワイングラスを 差し出されたときは面食らったけれど。 気がつけば差し出されるまま、父と酒を飲み交わしていた]
(104) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[今までの生活の中で、父は彼女のことをよく見ていた。 時折、彼女が差し出した焼き菓子のこと。>>94 いついつにもらったものはとても美味かったと、 事細かに覚えているのには驚いたけれど。
母との交流や、一族の子供たちと遊ぶ姿も 父は見ていた――見定めていた]
「私が、いい父親であったかはわからない」 「だが、いつだってお前たちのことは想ってきた」 「今、お前があの娘と共にいて、 そして幸せであるならば……お前も 私と同じくらいの父親にはなれる。 母さんと一緒にいた私が、そうだったからな」
(105) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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「気負う必要はない。 ただ、ともに過ごす日々を大事にすればいい」 「彼女はとても聡く、気立ての良い娘だ。 お前の気持ちがわからぬ娘では決してない」 「幸せになりなさい。二人とも」
[そう言って、父はワイングラスをあおった。 その顔が薄ら赤く見えたのは、 きっと酒精のせいばかりではないと思う。
――カナエが、僕らの子を産んだのは それから暫く経った次の満月の晩のこと]
(106) kiska 2018/12/09(Sun) 21時半頃
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[最初にカナエが赤子を抱く。 腕の中の赤ら顔で泣く小さな命は、 カナエと同じ黒髪。
それから少しして、今度は僕が 赤ん坊を抱かせてもらうことになった]
……。
[いかにもおっかなびっくりといった体で 小さな、壊れそうな一粒の命を抱き上げる。 こんなにも小さな命なのに、 きちんと指が五本揃っていて、とても大きな声で泣いて。
ああ、本当に僕は父親になったんだと堪らなく胸が熱くなった]
(107) kiska 2018/12/09(Sun) 22時頃
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カナエ……ありがとう。 たくさん、頑張ってくれて。 そしてこの子を産んでくれて。
[腕に赤子を抱いたまま、彼女に口づける。 これから先、やらなければならないことは きっとたくさんあるけれど。 それでも、自分でも不思議なくらい 彼女と、この子が傍にいてくれさえすれば ――どんなことだって頑張れるような気がした]*
(108) kiska 2018/12/09(Sun) 22時頃
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−めでたしめでたしのその先に−
[パタパタと軽い足音が旅先の宿を踊るように駆ける。楽しげに、世界を全力で楽しむかのような音色に、足跡の向かう先、宿の部屋の窓際で顔を上げた女は柔らかに微笑んだ]
『お母さん!今年のクリスマス、ノクスフィグラでだったよね!プレゼント買いに行こう!』
ふふ、もう。そんな薄着で。 お父様が寝ているから、少し声を落としてね。
[shiii...と唇に指を当てて注意するような女の声は穏やかで暖かく。傍の机に置いていた揃いの黒と生成色のマフラーを取ると幼子の首に巻く]
お父様が起きてくるのはもう少し先だから、朝食も一緒に買ってしまいましょうか。 今日は早く起きたのね。体にへんなところはない?
[視線を合わせ、風邪をひいていないかと伸ばされる指を受け入れて、幼子は幸せそうに笑う]
『平気だよ。雪も降ってないし』
(109) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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[女はそんな幼子の笑顔を愛おしそうに見て、抱き寄せて。その夜よりも黒い髪に口付ける]
それなら良かった。 あなたは私の宝物だから、苦しんで欲しくないもの。
[女が時折こうして過保護になる理由を幼子は知らない。幼子は母親がどうして耳が丸いのかも知らないし、自分が生まれる数年前の歓待も知らない。 それでもこうして愛されていると感じるたび、くすぐったさを感じながらその甘さに浸ってしまうのだ]
『大丈夫だよ。ね、プレゼント買いに行こう。街がキラキラで綺麗だよ』
(110) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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−−それはきっと、いつかの未来の、幸せな道の途中。
(111) 和泉 2018/12/10(Mon) 01時頃
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