14 学校であった怖い話 1夜目
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[一度だけ、ホリーのほうを振り向く。そして]
僕の霊視は、区切りに間に合うかギリギリ。 でもここで伝えておきます。
……今回は、ホリーを"視る"つもりです。
何か反論や、違う意見があれば、言って下さい。
[包丁を握る手に力を込める。これは考えた結果だ]
(183) 2010/07/24(Sat) 02時頃
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オスカーは、ノックスを睨んでテッドに怪訝な目を向けた。
2010/07/24(Sat) 02時頃
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[オスカーの返事とテッドの視線を受けて、暫し沈黙。 やがて息を吐いた]
……オスカーが、どうしてもって言うなら、
[仕方ないと、言葉を最後まで紡ぐ前に、鬼の声が被さる]
誰がそんな体験、したいもんですか。
[そう言いながらも、邪悪な笑みを見れば口を引き結び、ベルトに挟めた鋏に手が掛かる]
(184) 2010/07/24(Sat) 02時頃
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いやぁ、ここリアルなようでリアルじゃねぇし?
[変質者と言われれば、いやぁ、と。 褒め言葉ではないのだが、どこか嬉しそうに。]
まー、な。オレだってどこまで本気かはわからねぇぜェ。 9割は本気だったけどな。
[真顔で言い切った。いい笑顔を向けるテッドに、やっぱお前いい奴だわ、と。笑みの真意は恐らく気づいてない。]
(185) 2010/07/24(Sat) 02時頃
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テッドは、ノックスの照れはスルーして、オスカーに気にすんな、なんて言っておいた。
2010/07/24(Sat) 02時頃
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[区切りの話になれば眉が寄る。パティが出て行った扉を見る。いまのところ大丈夫だと思うけれどとなんとなく考えて。 気にしてるといけないと、とりあえずオスカーに一言だけを言っておくことにした。]
背はまだ伸びるから安心しとけよー。
[それからホリーの言葉を聞いて、オスカーを見て。]
じゃあ、任せた。あと言っておくぞオスカー。 お前はなんも悪くない。
(186) 2010/07/24(Sat) 02時頃
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そーなんだよな。 だからどーも、今こんな状況でもさ。リアルじゃないっつーか。 危ないんだろうけど、切羽詰った危険を感じないっつーか。
[ノックスの言葉に頷き、それから、少し言葉を止めた。 良い奴とかいわれて、ねーよと笑い。]
まー、場合は違うけど、骨は拾ってやるよ。 お前、ふつーに学校だとどこに出でたんだ?
(187) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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ふーん。まぁ、いいんじゃね? わざわざ宣言はしなくていいだろうよ。 お前が視たいヤツを視れば良いじゃん、うん。
………
視る、ってどこかエロいよな。
[また反感を買いそうな言葉をつぶやくのだった。]
(188) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[ふっとテッドのほうを向き、思い出したように。 コックリから目を離さずにポケットへと手を伸ばし、 美術室で手に入れたパレットナイフを取り出す。 そして彼に渡そうと、柄を向けて差し出しただろう]
……追いかけるなら、これを持って行って下さい。 攻撃力はないかもしれないけど、役に立つかもしれないから。
[拒まれるなら、特に反論はしないで引くつもりだ]
(189) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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オスカーは、ノックスに絶対零度の視線再び。
2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[緊迫した空気の中、ラルフは狐狗狸を見たままじっと何も言わなかった。 調査先への立候補を募られても>>169、何も言えず。 刃のない刀を握ってじっと立ち尽くす姿は、どこか居心地悪そうだった]
――区切り。
[その言葉に、床に落としたままの携帯電話を見る。 この部屋の中の誰かか。あるいは、パティがたったひとりで…]
(190) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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……期待してます。
[背が伸びる、という言葉>>186に複雑な声音で。 そしてその後の台詞には、少しの間のあと、小さく頷いた]
(191) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[ぴく、と手が止まった]
オスカー?
[兄の上げた宣に]
あたしを、……疑ってるの?
[浮かべた表情は、彼からは見えなくとも。 声音は揺れて、傷付いた風に聞こえるだろう]
(192) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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ヘヘッ まぁ、そう言ってられるのも今のうちだぜ、っと。 もう少し怖がってもらわねェと、"観戦"のしがいがないからな。
[テッドの言葉に真顔で返せば、ねーよな、と笑って。]
……さぁな。恐らくここの近くでオレは死んだんだと思う。 今では新しい家も建っちまってるんじゃないかな。 ま、もし仮に生きてたとしても。お前らと会ってたらオレはおじいちゃん、下手すりゃ死んでるっての。
(193) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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見るのはオスカーに任せる。信じたいから見るってのもありだろーし。
――あー、落ち着け。 そこのはほっときゃいいって。 色々興味ありまくりなんだよ。むっつりで。
[とても勝手なことを言った。それから、差し出されたナイフを受け取って。]
おう、サンキュ。 まあ、気をつける。 お前も、無理をするなよ。 何かあったらすぐ連絡すること。
[通話ボタン、すぐ押せるようにしとけよと。 言いながら、しっかりとナイフを握りなおしてから副会長を見た。メアリーから離れないだろうとは思っていたりはするが。]
(194) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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お前に見られてると思うと、こう、怖がってやろうっつー気がなくなるのはなんでなんだろーな。
[笑いながらノックスに返して、それからなるほど。と頷いておいた。]
名前もわかんなきゃ探しようもないけどな。 勝ったら、騒がしにいってやるかと思ったよ。 要らねー商品とかちゃんと飾ってやる場所ができたって思ってたんだが…。
[残念だとしみじみ言った]
(195) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[ホリーの声>>192が後ろから聞こえる。 それは揺れていて、持つ包丁の切っ先も揺らした]
違う。僕はホリーを信じてる。
[信じたい。それは心の中だけで]
ここで人間判定を出せば、きっとホリーは人間には殺されない。 鬼を少しでも早く探すより、そちらを選んだだけ。
……ごめんね、ホリー。
[自分はそう長く生きていられないだろうから。 それらを、彼女にしか聞こえないだろう声で、囁いた]
(196) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[ホリーを占うと告げたオスカーを見て、それからホリーに視線を移す。 妹を守るために力を行使すると告げた彼の覚悟がどれほどのものか。人の心の機微を察するのが下手な自分にはわからない]
…メアリー、こっちにこい。お前は見るな。
[ただ、兄と妹という構図に自分達の姿を重ねて。己はどうだ、と自問する。 メアリーが側に寄れば、落とした携帯電話を拾い上げて再びオスカー達に視線を戻すだろう。 彼女が拒めば、せめてその視線を遮るような位置に立って]
悪いな、エイムズ。俺は残るよ。
(197) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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そうそう、思春期ですからァ。
[絶対零度の視線を掻い潜るように、テッドの言葉に反応する。 ……恐らく、死んだときは思春期すら迎えていない。 無駄な知識は、他の霊から教えてもらったのだろう。]
………なぁに、オレはこの学校で呼び出せる。 いつでも呼べよ、大体は退屈で暇してっから。
[お前が要らねーならオレも要らねー、と笑って。 小さく、ありがとうな、と。聞こえるか聞こえない声で言っただろうか。]
(198) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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― 3F 技術室 ―
[ガラリと扉を開けると中から漂ってくるニスのツンとした匂い、備え付けの水道からは水滴がポタポタと垂れる音だけが室内に響いていた]
ここにならなんか実用的な武器あるだろ。 にしてもやっぱここってなんか嫌な匂いのするところだよね。 アタシこのニスの匂いって嫌いだわ。
[などと呟きながら辺りを懐中電灯で照らせば水道の側に折りたたみ式の鋸が見えて室内へと入る]
どうせなんかまた罠なんだろうけど、あのガキに馬鹿にされっぱなしじゃムカつくしね。
[ふと室内に置かれた卒業記念のオブジェを見つけて身を竦ませる、普段は体育館の壁に飾ってある大きなオブジェは部屋の半分を仕切る形で置かれていた。 みっちりと部屋に詰まる形で収められたそれは左右の微妙な隙間しか見えない]
(199) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[そしてマクベイン兄妹のほうを向く。 先程ナイフを取り出したときに、触れたものを返そうと。 コックリから決して意識を逸らさず、 出来ればホリーに着いて来るように促して、近付いた]
……メアリー、さん。
[彼女とは同じクラスなのに、殆ど話したことはない。 オスカーに前に立たれ、どういった反応を返しただろう]
これ、ここに来る前に――中庭で拾ったんだ。 返すのが遅れてごめんね。
[差し出したのは、彼女の花柄のハンカチ。 ラルフは警戒していただろうか。彼のほうにも視線を向けた]
(200) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[内心普段とは違うところにある物にぞっとしつつも万力を備え付けた机の上を移動する、まともに進むつもりは毛頭ない。
カチャリと折りたたみ式の鋸を手にしたところで唐突に水道から水があふれ出てきた]
――ッ!!
あ、アタシは怖がりなんかじゃない。 こんなもんでビビってられるか。
[身を強張らせたものの自分自身に言い聞かせるように呟き出口へと向かう、するとザアザアと響いていた水の音がパタリと止み、振り返ると水の代わりに長い髪の毛が蛇のようにのたうちながら迫ってきていた――]
(201) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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了解。そーしてやってくれっと助かります、副会長。 何かあったら連絡下さいね。 こっちも何かあるなら連絡するんで。
[オスカーにこれ以上負担をかけるわけにもと、非常事態があったら電話はラルフに向けることにした。と、言外に告げる。 ノックスの姿のこっくりさんが本当に思春期かどうかなど確かめようもなく、知る由もないのだが。]
えろばっかりに向いててどーする。気持ちはわかるけど。
[胸とかいいよな。とか言ってみた。]
暇してんのかよ。じゃあ呼んだらすぐ出て来りゃいーよ。 安心しろ。押し付けてやる。
[UFOキャッチャーとかいらねーの取れんじゃん。と真剣な顔になって。 小さな声にはほんの少し、笑った。]
じゃあな。死ぬところは、見ないでやるよ。
(202) 2010/07/24(Sat) 02時半頃
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テッドは、それじゃあ後は任せました。と言って、扉に手をかけた。
2010/07/24(Sat) 02時半頃
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[オスカーの返事に、哀しげな顔を俯かせ。 けれど、]
――…そう、
[次に発したただ二文字。 それは酷く淡白に届いたかも知れない]
(203) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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あたしも、信じてるから。
[すぐに重ねた言葉には、元通りに感情を滲ませた]
(204) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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[戻ってきたのは、コックリの傍ら。 彼を殺した後でしか霊視は出来そうにないと判断して]
……試験の山、教えてくれます?
[小さく、初めて少しだけ砕けた言葉を発した。 まさか彼を殺す自分が教えてもらえるなどとは思わないが。 それでも表情は固く真剣で、包丁は彼の胸へと向いている]
(205) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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……さて、そろそろ始めようぜ、オスカー。"遊んで"やっから。
[ゆらり、と身体を動かせば。無手でオスカーの攻撃に反抗する。簡単にはやらせない、ということだろう。 色白の身体を斬りつければ、生命の雫は流れるものの、それはすぐに霧散する。飽くまで仮初の身体であることを物語っていた。]
そうだ、もっと。もっと踏み込んで来い……ッ
[表情は崩れ、凶気に満ちた表情でオスカーを誘う。 普通の人間ならそこにあるであろう、心の臓へと刃を突き立てれば。後ろによろけながら下がり、ゆっくりと倒れた。 その表情はどこか愉しげで。今にも笑いそうな寝顔だっただろう。
床を流れる赤色はみるみるうちに黒く染まり、一匹の"狐"を模した影となり。大きく嘶いて、その場から消えた**]
(206) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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オスカーは、テッドに気をつけて、と小さく手を振った。
2010/07/24(Sat) 03時頃
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ああ、……気をつけろよ。
[教官室を後にするテッドに、動かないままそう告げる。
メアリーにハンカチを差し出すオスカーを前に、ラルフは何も言わなかった。 ちらりと見えた彼の表情から何か感じるものがあったのか、じっと狐狗狸の方向だけを見て]
(207) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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―2F廊下―
[ちりちりと熱いようなそんな感じを覚えつつ、懐中電灯で先を照らすと以前も見た目玉のようなもの。 アレは一階にあったはずなのにと思うが、確かめようとは思えなかった。 そういえば消火器を置いてきたと思うけれど戻る気にはなれなくて、パレットナイフをしっかりと握る。 壁の手は蹴り、足をすくおうとするのはふみつぶし、首に巻きつこうとする手はナイフで突き刺した。 悲鳴もなにも聞こえない。外の闇が見えるだけの窓を眺めて。]
……武器、とか言ってたから上かな。
[進みながら、携帯をいじり、パティの番号を出す。そのまま通話ボタンを押して――]
(208) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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オスカーは、ホリーに下がっていて。と壁際へ誘導した。
2010/07/24(Sat) 03時頃
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――はい。望むところです。
[遊んでやる。そう言う"彼"に立ち向かう。 包丁で人を刺したことなどないため、心臓をなかなか狙えない。 二の腕、脇、掠った場所から零れるものは、空気に消えて]
……くそッ。
[狂気の笑みを睨みつける。息が荒い。 オスカーにもいくつか傷が出来ていただろう。でも止めない]
これで、終わりだ……ッ!!
[彼がよろけた隙。踏み込み、心の臓に包丁を突き入れる。 緊迫の間、ゆっくりとスローモーションで倒れる身体。 呆然と、肩で息をしながら、彼の愉しげな顔を見下ろして]
…………。
[何も言わず、消えゆく"狐"の影を、じっと見送っただろう]
(209) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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テッドは、電話をかけつつ3Fへ向かう。
2010/07/24(Sat) 03時頃
オスカーは、響いた嘶き声に、目を伏せホリーの元へ。
2010/07/24(Sat) 03時頃
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[テッドが出て行くのは目で見送り、 オスカーの促しは当然のように拒むことなく、メアリーにハンカチを渡すのを見て。 それから壁際に下がり、メアリーたちの少し後ろから、“ノックス”と対峙するオスカーを見ていた。 何かあった時に備えるよう、手は鋏に触れていたけれど、結局鬼が倒れるまで、その場から動くことはなかった]
(210) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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[何もない空間に、背中から倒れた。
と思ったら、柔らかいクッションのように
...の体を抱きとめた。
霊体としての在り様に、慣れてきた]
オスカー、君は生き延びるんだよ
がんばれ…!
オスカーは、そっと、ホリーの手を握っただろうか。
2010/07/24(Sat) 03時頃
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[その瞬間を、妹には見せないように最大限の努力をして。 最終的にそれが叶ったかはわからないが、とにかく見せないようにつとめながら自分はそれを見ていた。
どこか非現実的で、夢のようにすら思える光景。 笑う狐を見送って静かに目を閉じる]
(211) 2010/07/24(Sat) 03時頃
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