人狼議事


190 【身内村】宇宙奇病村

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【人】 機巧忍軍 ミツボシ


今のワタシは、どうでしょうか?
皆様より、
照れ、という感情を教えていただきました。。
不安は、いつもワタシの隣にいました。
幸福を、ワタシは捨てることができませんでした。
決断ということを行うことができました。

今なら、寄生体はワタシを選んでくれるでしょうか?
人間と一緒になれているでしょうか?

(96) 2016/05/21(Sat) 23時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[ミツボシの声にアシモフは振り返らなかった。ヴィジョンモニタにずっと目を走らせながら、耳だけを向けていた。ミツボシの出自、そこにはきっとヒントがあるはずだと思ったから。]

(話をすると、寄生体に感染してしまう恐れがあると――)

……これかっ!

[問題は彗星の時間よりずっと前だった。
ナユタとシルクが話している映像データがあった。場所は船外活動準備室。彼が倒れていた時間とは全然違う時だが……。
ナユタがシルクに何事か話している。そう、何事かだ。
何かは、ノイズでわからなくなっていた。
音声データが壊れている箇所なんてこの近辺では見当たらない。映像も、微かに乱れがあった。エネルギー値もよく見ればおかしい。]

ここでAIは想定外の危険性を検出したってことか……!

[たいしたもんだな、と場違いに思った。]

(97) 2016/05/21(Sat) 23時頃

[ゆっくりとシルクが近付いてくる。ワレンチナの目からはふわふわと涙が溢れ続けていて、それらは近付いてくるシルクの頬や、髪や、指先を音も無く柔らかくすり抜けて、やがて海へと溶けていった。

彼の両手が自身に触れるその瞬間まで、ワレンチナの視線はシルクに真っすぐ注がれたまま――そうしてゆるやかに抱きとめられ、一瞬目を見開く。それはあまりに優しい抱擁だった。今までの何もかもを、許してくれるような――]

ふ……、う、
うわああああん。ああーーん。わあーーーん……

[ワレンチナは彼を抱き返して、大声を上げて泣いた。時にしゃくり上げ、いやいやをするように彼の肩に、胸に縋り、泣き続けた。
ワレンチナの泣き声はゆるやかな波となって広がってゆいった。その残響。反響。それらは鐘の鳴るようにどこまでも幽玄に響きあって、その場のすべてを幻のように包んだ。]


【人】 お散歩隊長 アシモフ

話をすると……なるほどね。
どんなことを話したかってのも問題だが……表情を察するに無意味な日常会話じゃなさそうだ。
ナユタが何か……言いづらいことをシルクに伝えているように見えるな。

[映像を必死で調べる。頼る手段が推測しかないのは苛立たしいことだったが、仕方ないと諦めていた。

それから、長く一息を吐いて……ミツボシに向き直る。]

(98) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

……ふー……助かったよ、ミツボシ隊員。

……。

[答えるために考えた。]

……人間と一緒、か。
……実際のところ、ぼくは君をよく知らない。この船に乗り込んできてから、ぼくとはあまり話してないだろう?ぼくはここに篭もりきりだったしネ。
だから、君に対しては騙されていたな、という思いが強いんだが……まあそれも君のせいじゃないってことだし、それはいいんだ。

[どう考えをまとめたものか、どう告げたものか、悩んだ。]

……まあ、ぼくから見て君はアンドロイドらしくはないよ。
人間らしいかどうかは、他の隊員に聞いた方がいいナ。ワクラバとかにね。

[だけど、とまた一息いれて]

(99) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 医務室 ―

[コンピュータールームから戻る道すがら、自分にできることを考えていた。ふと、思い立ち、医務室に入る。寝台に並ぶ3つの保護膜。]

……目覚めの一発に、なんて言ってやるかな。

(100) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

『もし、ボクが男の子になったら』

[記憶の中の声がする。ワレンチナはもう、泣き声をあげてはいなかった。それでも未だ遠く響き渡り続ける――もはや掠れに掠れ、ただ不思議なノイズのようになった――声の中で、ワレンチナはゆっくりと顔を上げる。目の前には、どこまでも無垢で透明なシルクの顔があった。ワレンチナは目を見張る。]

(ああ)

『ワレンチナさんは』
『交際相手もしくはそれに類するものに』

(シルク、僕は)

『してみたいと思いますか?』

[泣きながら下唇を噛んで微笑む。シルクを見つめたまま、ワレンチナはゆっくりと首を横に振った。そうして今一度、シルクを両腕で抱きしめる。瞳を閉じ、唇を開く――]


僕は。君のような――
無垢な子どもに、産まれたかった……


[抱きしめる腕に力がこもった。
海が揺れた。星空のように辺りに漂っていたRemdaのすべてが一瞬、一同に震えわななく。
世界が、白くざわめいた。]


【人】 お散歩隊長 アシモフ

君の人間らしさに、ぼくは賭ける必要がある。

[強く、ミツボシを見た。]

君に、感染させる。
ぼくは隊員たちを守るために、そう選択する。


[通信はオープンだ。皆に聞こえているだろう。]

(101) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

>>101

[この船のお医者様として、アシモフ様には考えがあるようでした。なにより、ワタシはそのために作られたのです。ですが、そんなことは関係ありませんでした]

ワタシは皆様の役に立ちたいと、決断しています。

(102) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[ワクラバからミツボシへ通信が入る]

よぅ、ミツボシ。
コンソールルームに来いよ。遊ぼうぜ?

(103) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 重層培養 イースター

― 自室 ―

(>>90)

 まあ、どっちもかな……

[畜生、良い勘してやがる。]

 これ見て役得と本気で思えるならワクさんだいぶ業が深いよ……

(104) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 重層培養 イースター

― 医務室 ―

[ベッドに寝かされたが、込み上げる吐き気でちょっと寝られそうにないなこれ……]

 取り敢えず、問題無く動いたようで何よりだよ……

[ワクラバがAIモジュールを挿したのだろう。
 順次、船内の管理が復旧しつつあるようだった。
 エネルギーを節約しなければならない現状、一部の機能はセーフモードを維持せざるを得ないけれど……
 まあ、その辺の管理もAIが上手い事やってくれるはずだ。]

 ……、……

[ネズ公が、早速過去の記録を参照してる。
 もう、私が何か言っても邪魔になるだけだろう。]

 ウォェ……

[暫くはベッドでのたうち回るくらいの事しかできそうにない。]

(105) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

(― 医務室 ―)

[医務室に入ってきたワクラバに息を止めるが、告げることを決断する。]

これまでの記録、シルクとワレンチナ、ワレンチナと誰が話したか……それを確認していけばわかるだろうが……
おそらく今の被寄生者はワクラバ、君だ。

[それから、ミツボシに向き直るも、視線を逸らした。]

……ありがとう、とまだ言っていいかわからない。
ぼくのこの提案は、今の君とって酷かもしれないからだ。

この精神寄生体の脅威を取り除くには、根絶するには……ミツボシ、君に感染させて、そして君の精神を、心を、寄生体と一緒に消してしまう手段しか今のぼくには思いつかない。
……フォーマットするんだ、君を。

(106) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― コンソールルーム ―

[メインコンソールの操作盤をタップし、マニュアルモードを立ち上げる。シートのアームレストがスライドし、コントロールスティックがせり出した。眼前に、各種計器類を示すヴィジョンモニタがポップする。]

オーケー、ワクラバ様のドライビングテクニックをご披露だ。
即で、お前に俺のスキルを叩きこんでやる。

[専用端末シールを身体の関節部に貼り、シートに腰を下ろす。ルーフから放たれる網の眼状のレーザーがワクラバを照らした。]

モーションキャプチャー。便利なもんだぜ。口で言うのも面倒くせぇことを全部データ化できる。眼と身体の動き。タイミング。速度と転舵角。ミツボシ、アンドロイドのお前なら、入力データを完璧にトレースできるはずだ。

もし俺が眠っちまったときは、お前がこの船のエースパイロットだ。AIの機能は弄った。ここぞって出番があるはずだ。こればっかりは、アシモフにもイースターも無理だろうからな。

[パイロットテクニック。密かに『父』と呼んだ男から、最初に譲り受けたもの]

安心しな。俺に身をゆだねてくれりゃあな、
次元の荒波だろうが、デブリの嵐だごうが、乗り切れるようにしてやるぜ?

(107) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

イースター、やってくれるだろ?

[目を覚ましてはいるらしいイースターの気配(>>105)に声をかける。体調は回復してないだろうが、彼女を頼るしかない。
目は、逸らした。]

(108) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

― 医務室:コンソールルームに向かう前 ―

[アシモフの提案(>>106)に目を見開いた]

はぁ!?何言ってやがる!?
フォーマットだと!?

(109) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

>>106

酷、だとは思いません。
ワタシを作った人達も、似たようなことを考えていたはずです。ワタシは、それを今度こそ受け継ぐだけです。
アシモフ様、お気になさりませんよう。

(110) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

てめぇ、アシモフ!ふざけてんのか!!
そんなんじゃ意味ねぇだろ!?
ミツボシにうつして消して終わりだと!?
眠っちまった3人はどうなんだよ!?
そのまま見捨てておしまいか!?

そんなんじゃ……俺たちがいる意味ねーだろ!?
アシモフ、あんた、それでいいのかよ!?
治療法見つけてるんじゃねーのかよ!

そんなんじゃな!
俺らは、ただのチンピラと、ネズミと、キノコ女どまりってことじゃねーか!!

(111) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

>>109

[通信から聞こえるワクラバ様の声は、どこか楽しそうですらありました。遊ぼうぜ、というその言葉にワタシはとても惹かれました。ですが]

ワクラバ様はお眠りになりません。
たとえ、どこかへ飛んでいきたいと願っていても、この船を導くのはワクラバ様なのです。
申し訳ありません。
一緒に遊ぶことはできません。

(112) 2016/05/21(Sat) 23時半頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

(>>106)
ミツボシにうつすってんならな!
まずは俺をモニタリングしろ!

俺からミツボシにどううつるのか!
俺から何が奪われるのか!
それを観察して、そのちっせぇ脳みそで考えてからでもいいだろがよ!

(113) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

[(>>109)ワクラバの声は、当然だと思った。だが、それでも引き下がれない。]

そうダ……寄生体ごと、全部消すんだ。
ぼくが考えついた結論はそれだ。最善の対処だ。

[そうして続く声に(>>111)小さな体で、強い意志で、顔をあげワクラバを見据えた。]

……わかってる、治療はまた別だ。フォーマットは、感染源の根絶のための、最終段階の話ダよ。
治療については……これも賭けになるが、ひとつ、考えがあるんだ。

(114) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

(>>113)

ミツボシに寄生させる前提上、ワクラバ隊員には一度眠ってもらうしかない。それについては申し訳ないと思う。
そして、モニタリングもさせてもらうつもりだ。
これまでのデータと、君のモニタリングを通して……可能性はあるんだ、治療の。

[そう言うと医務室奥の壁を開けて、ヤンファの入ったポッドが見える。そこに置かれたままになっている携帯端末のモニタには、Ollovaの群れの映像と、解析データがあった。]

(115) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

そいつぁ……

[Ollovaの群れに目を見開いた]

へへっ、なるほどね。
こいつぁ、あのヤンファの婆さんに、礼いっとかなきゃな。
まったく、頭が上がらねぇぜ。

アシモフ。俺のタマ、おんたに預けるぜ。
好きに使ってくれ。

(116) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 重層培養 イースター

(>>108)

 ……本当にそれしか無いの?

[胸糞悪いったらない。]

 無いなら、私はやるんだろうね。
 自分が助かりたいから。

 モフっちの意思に従ってとか
 ミッちゃんが自分で望むからとか

 そういうのじゃなく、他に手が無ければ私はやるだろうさ。

 ……本当、畜生だな。

(117) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

……ヤンファの研究していたOllovaには、振動と同調という特徴がある。
わかるかい?個体が他個体を同調させるんだ。いわばそれは、感情を呼び起こすってことでもある。

[もちろん、実験すらしてない。仮定でしかない論だけど、賭けるしかない、と付け加えて。]

振動は波だ。つまり……

――データを波にして、ミツボシから寝ている皆に届ける。

(118) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

ワクラバ……すまない。
君も、皆も、イースターも……ぼくが背負うよ。

(119) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 鉱滓地区 ワクラバ

[アシモフの決断的な表情に頷くと、ミツボシのほうへ振り返る]

(>>112)
よぅ、ミツボシ。
まだ時間はあるみてぇだ。
つれねぇこと言わねぇで、遊ばねぇか?
教えてぇことがあるんだ。(>>107)

(120) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

皆様、おやすみなさい。
また、あした。

(121) 2016/05/22(Sun) 00時頃

【人】 お散歩隊長 アシモフ

そしてミツボシ、すまない……

ぼくは、無能な医者だ……君を、真実の意味で救うことは、できないんだろうから……。

(122) 2016/05/22(Sun) 00時頃

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