244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[あれ以降まだ続いた薀蓄がようやく一区切りつくと]
……というわけで、研究については今は検証と確認が主なので、ちょっと手が空いてる 資料を読み返すだけなら解読魔法使えばいいしね
なので今のうちに 吸血鬼になった以降の対策をしておきたい
うん、何かと言うとね……【 弱 点 克 服 】をやりたい
(365) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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吸血鬼の弱点で有名なのが『太陽の光』 でも資料を読むと、昔の吸血鬼は昼間だと活動が制限されるぐらいでそこまで苦にはしなかったみたいな記述がされてる 光浴びたら消滅するほど致命的に弱い、よくある吸血鬼のイメージって最近のがほとんど、ってことが分かっている ……で、なんでこう変わったのか、僕は仮説を立てた この弱点は、吸血鬼の生前の適性が際立ったものじゃないかと ほら僕みたいにさ、薄暗い研究室にずっと引き籠もっている魔法使い上がりがなるようなよくある吸血鬼だったらそりゃ日光に弱くて当然だよね? なので……人間のうちに日光に強くなっていればそのぶん吸血鬼になっても対応できるんじゃないかな、っていう説を提唱したい [それを受けてどうしたいのかと言うと……]
(366) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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― 屋上 ―
というわけで、今日は太陽の光をたっぷり浴びよう
[この館は湖岸の絶壁の上に建っており、その崖は1つの大きな岩盤である。 眼下に湖と街が広がる絶景を見渡しながら、半裸になった彼は天然で磨かれた岩盤の上に寝っ転がった――近辺ではこの崖が最も高い場所なので人目は気にしなくていいので。 晩夏のまだ強い日差しを受けて火照る身体にとっては、ひんやりとした岩がとても心地良い] ――おいで、メルヤ [隣で一緒に寝転がるよう手招きした。 ゆったりとした時間を共に過ごそうと。 仮説についてはあれでも真面目に考えたものらしい。*]
(367) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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[瞬く間に大熊が人間の姿に変わったなら 子熊もそれを真似して、見よう見真似。
えいや!と、気合いを入れてはみたけれど なかなかうまくはいかないものなのです 体を震わせてみたり、ジャンプをしてみたり しばらくの間、あれこれ試行錯誤して]
ほら!変身できた!
[ようやく人の姿になれたのは お腹がぐぅぅとなるほど、後のこと。
それでも、一人前に変身できたと 得意気に鼻を鳴らしたのでした]
(368) 2018/06/18(Mon) 21時半頃
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[変身も、もう自由にできる 木登りなんて、どちらの姿でもお手の物 なんだか大人に近づいたような気がして 人間の姿の子熊は、しゃんと胸を張りました。
では、父親熊の方は?というと 唇の端がひくひくしているのが 子熊の目にだって、みて取れます]
だーーーめ!!! とーさんなんだから、とーさん!
これから、人がいるところにも行くんでしょ? そのときに、とーさんって呼んでなかったら とーさんのこと怪しまれるかもしれないじゃん だから、とーさんだよっ!!!
[ここぞとばかり連呼したのはもちろん たくさんいえば慣れるかもしれないと 半分以上は、わざとです]
(369) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[怒ってみたり、泣いてみたり 冬眠中に動かなかった分を取り返すように 起きてからというもの 子熊はひと時だって、じっとしていません だから、お腹が空くのも当たり前というわけで
ポストの中から取り出された籠の中 それはもう、美味しそうな食料を見つけたなら いそいそと手早くお皿の準備]
かへ? かへふぁー いっふぁこほぉ、ふぁい
[行ったことない。そう言いたかったのですが 生憎、酢漬けのキャベツで口が埋まっていました。
酢漬けのキャベツを水で飲み込んだなら その次は、ウインナーという具合に 次々とお皿へ手を伸ばしていき]
(370) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[そうして、お腹がいっぱいになったなら 食べ物と大切なものだけ持って出発 ……と、いうつもりだったのですが]
んーとね、大っきい二匹は留守番 あとはみんな、つれてく
[テントウムシを連れて行こうというガストンに ちょっと考えてからそんな提案を
空っぽの家が寂しくないように テントウムシに住んでいてもらいましょう]
(371) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[もし、故郷の村を救えたなら そんな思いも、ないわけではありません。
けれど、もし故郷の村に辿り着いたとして 人々がガストンを受け入れてくれないのなら そこで暮らしたいとは思わないでしょう。
ぎゅっと繋いだ手を握り返し すぅっと、一度深呼吸。 旅立ちの準備は整いました]
好きかどうか、じゃなくって 好きになってくれるか、どうか!だよ!
ボクだって最初は 食べられちゃうって思ったもん
(372) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[最初は好きじゃなかったとしても 少しずつ、近づいていけたならいい、と 力を込めて主張したその言葉は 半分は自分自身に向けたもの。
旅立ちにはもちろん不安もあるけれど 不安だけをみていたら、脚が竦みそうでしたから]
いこう、とーさん
[まずは慣れ親しんだ山道を ずっとずっと先へと進んでいきましょうか*]
(373) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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魔法がハイテクっていうより、 僕の使う魔法がそういうのに長けてるって感じかな。
[こまごまとした魔法は得意だけど、 逆にいかにも魔法ぽい、 変身だとか、火やら水やら風やらを 自在に操ることもできない。
魔力が元々そんなに強くないんだろう。 もし人間たちに捕まったら きっと僕は何もできずに殺される。 縄をほどけても、銃や刃物を防ぐ方法なんて知らないし。
テレポートまがいも森の力を借りてしかできない。]
(374) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[ほどなく着いた街の市場で小麦や 果物を他と見比べながら吟味する。
けっこうこれが楽しみで、 顎に手ををあてて新鮮な食物の選別しては 軽く1時間すぎたりしてしまうこともしばしば。
付き合う彼女には、 あとで果物を絞ったジューズでも買ってあげるとして。
今回もそのつもりで果物を覗き込んだが]
(375) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[───しかし、 今回だけはそれも10分足らずで顔をあげることに]
…え?僕らのこと?だよね?
[果物屋のおばさんがニコニコと頷く。 「今日も夫婦仲良しね」って言った。
おばさん曰く"僕の嫁"に当たるはずの彼女を振り返るも
出た。
その「私知りませーん」とでも言いたげな わざとらしいニコニコ余所行き顔。 悟った瞬間、珍しくものすっごく渋い顔ができた。]
(376) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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ごめん、おばさん。 また後で買いにくるよ。
[おばさんに顔を向けた瞬間は人の良い笑顔に戻して、 ちょっと市場から離れよう。 もちろんメアリーを連れてね。]
…僕たち、"夫婦"だってさ?
[市場から離れて人通りが落ち着いた場所で 適当なベンチに腰掛ける。 隣においで、とメアリーは僕の横。
…さっき悟ったといっても、 彼女が企んでることはわからない。 でも僕みたく動じてすらないんだから、 言われたことがあるか、すでに承知済で認めてるのか。]
(377) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼の薀蓄は、にこにこしながら時々頷くのが一番だと、共に在った五年の歳月で既にわかっていたから、よほどおかしいと思わない限り、口を挟むことはしない]
吸血鬼って肌が青白いような印象ですもんね。
[半裸で岩盤に寝転がる彼の肌は、彼よりも外に出る事が多いメルヤよりも明らかに生白く、急に日光に当てたら日焼けより先に火傷をしそう。
もし火傷をしたら薬を塗ってあげればいいや、と、ノースリーブのワンピース姿で彼の隣に横たわり、寄り添った]
こんなにゆっくり、蒼い空と碧い湖を見る時間って、よく考えたらなかったですね。
[彼の腕を枕に、うっとりと目を閉じる。大切な思い出が増える事を幸せに思いながら*]
(378) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼女と目を合わせて、 少し逡巡して、長い溜息をついた。]
…今言うべきかわからないんだけど。 僕ら、こういう勘違い最近よくされるよね。
[前までは、あって恋人同士。 よく言われたのが兄妹。
彼女が成長するまではあまり街に行かせなかったし、 街の人からは、僕らは何もおかしな部分はない。 もしかしなくても。 彼女はそれがどういうことか理解してないんじゃないの?]
(379) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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もうすぐ13年?かな。この街に来て。 そろそろ引っ越ししようと思うんだ。
[合わせた視線を珍しく少しだけ泳がせた。 いろんな意味で僕も明言するのを迷ってるんだと思う。 でも良い加減言わないとこの関係はずっとずるずると、 なあなあになし崩しになってしまう。 寂しい心地がしたのは気のせいだろう。] メアはどうしたのか、近いうち教えてよ。 僕は、君が人間の街と暮らしに戻ってもいいと思ってる。 このまま僕といるなら… …そういう認識されることは理解してね。
[あくまで彼女主体で決めさせようという方針だけど、 誘導してる感は我ながら否めない。 だからかあまり強く言えなくって。]
(380) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[それでも他からみれば 普段と特段変わりない口調、 表情で淡々と告げた風に聞こえたはず。
「買い物の続きでもしようか。」
そう言って立ち上がった。]*
(381) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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[彼とふたりで、銀色の狼を探しに出た。手を繋いで歩き慣れた森の中]
彼女が私を助けてくれなければ、私は貴方に会えなかったから…… 昔よりも感謝しているんです。
[思い出話をしながら、魔導書の指し示す場所に辿り着く。 そこには、風雨に曝されて朽ちかけた骨が在った]
こんなに近くに居たんですね、母さん。今まで見つけられなくてごめんなさい。
[骨を拾い集めて抱きしめる]
レオナルドさん、城の庭にお墓を造っても良いですか。母さんがそれを望むのかはわかりませんけど、……私が果敢なくなったら、母さんの隣に埋めてください。
[彼女は彼と同じような、不器用な愛をメルヤにくれた。
愛を識る獣、此処に眠る
墓碑にはそう刻もう。 愛を知らない人間よりもよほど、尊い命だった*]
(382) 2018/06/18(Mon) 22時頃
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―承前、幸せは、誰の為に―
[ペラジーと暮らして十余年の間。 彼女が拗ねたり、怒ったりすることはあった。 時には、涙を流すこともあったかも知れない。
けれど、こんなにまで強く、 感情をぶつけられたのは初めてのことだった。
嗚咽を噛み殺しながら、一緒にいたいと、 引き攣れる声で懸命に訴えられれば。 胸が、つきりと痛んだ。
王女の紛い物として生を受け、 全てを失い、漂泊の果てに 辿り着いた地でも、恐れられ忌み嫌われてきた。
それでも、魔女が幸せでいられるのは、 自分を魔女ではない、ひとりの人間として 愛し慕ってくれる、ペラジーが傍に居てくれるから]
(383) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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[このまま、ずっと。 ペラジーと一緒に穏やかな日々を暮らせたなら、 どれほど、幸せだろう。
けれど、心の臓の病を半ば克服した現在、 もう彼女が誰かに忌み嫌われる理由はない。
魔女の過去を知り、眦に涙を溜める、 彼女の心は鮮やかで豊かで。 だからこそ、ペラジーには、 人の世で幸せになって欲しかった。
親代わりに彼女を育んできたからこそ。 暗い森の深くで、人間の紛い物と一緒に 朽ち果てる未来を選ばせるわけにはいかない]
(384) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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……私ね、この姿で生まれて、 もう百年以上生きているけれど。 未だ、ひとつも歳をとっていないのよ?
これから、もう百年を生きるかも知れないし。 もしかしたら、明日、死んでしまうかもしれない。
[優しく穏やかな声音で紡がれる言葉に 滲むのは諦めのいろ]
(385) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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……でもね、ペラジー。
紛い物の私と違って、貴女は本物の大人になれる。 精一杯、生きてから死ぬことだってできる。
貴女には、素敵な未来があるはずだから。 ここに居続けることは、貴女の為にならないわ。 [お願い、分かって、と。紅い瞳が訴えるように揺れた*]
(386) 2018/06/18(Mon) 22時半頃
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[キミが、アタシの捨てた名を紡ぐ。>>339 その名で呼んだのは キミで3人目。
母と、初めての友達──── だと思ってた男と。 それも、もう50年近く昔の事だから 今、知っているのはキミだけかしらね
───── キミだけでいい。それで充分。 いつかまた、語る日も来るでしょう。 ]
(387) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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………ふふ、お姫さまは否定しないのね [よいしょ、とキミを背負う。 それは、敵地から姫を救い出した騎士のように。 男のような低い声で揶揄えば ジタバタは しないらしい。>>340
ああ、本当に揶揄いがいのある────
愛しい子 ]
(388) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[家路に着く途中で聞いたのは " 巫女入りの儀 " について─────。 キミが逃げないと いけなくなったキッカケ。 ] あの教団……昔から無茶苦茶ね 引っ越し前に 潰しておこうかしら [部屋に入れば、迎えるのは 淡く揺らめく紫の光 キミをベッドに寝かせて。
───── おやすみのキスを 軽く唇に。
唇にだなんて 動けないのを良いことに、って? アタシだけのオモチャですもの──── 何が悪いのかしら。 ]
(389) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[一応、解毒剤──── それでも身体がちゃんと動くのは 明日の朝でしょうけど。
キミの部屋から離れ、居間の椅子に腰を掛ける。 声を掛けられれば 何処にいても聞こえる小さな家ですもの。 なにかあれば駆けつけるつもり。
おもむろに立ち上がると 衣装箪笥の中から 取り出したのは────
持っている衣装の中で 一番古く 今やボロボロになった、ワンピース
瞳を滲ませて、ぎゅっと抱きしめた。 ]**
(390) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[熊も最初は人間に戻るには時間がかかったものでした。耳だけ残ってしまったり、鼻の頭が真っ黒のままだったり。 だからドリベルが人間に戻る経過も全部微笑ましく見守っていました。
お腹の鳴る音がなってしまったなら尚更。
得意げに胸張るその頭をがしがし引っ掻き回してやりましょう。]
(391) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[なのに、どうしても、とーさん、の四文字には男は弱いようでした。たまらずぐぷぷと噴き出しながら]
嬉しい!嬉しいけど、くすぐったい! まって、まって、わああああ!
[なのに何度も連呼するのだから意地悪ですね。男はけらけら笑って台所に逃げてしまいます。 息子の言うことも尤もなので、ここは黙って慣れる時を待ちましょう。]
(392) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[……しかしまあ、せっかく友達の魔法使いが送ってくれたウィンナーとチーズをもう少し綺麗に食べたらいいのに!熊としての生活が長かった男も流石に顔を顰めるほどです。]
口にものが入ったまま、しゃべるとばっちい!
[熊になれるので人ではありませんが、それでもテーブルマナーは必要です。めっ!と渋面を作ってみせたら、とろけて糸を引くチーズのトーストにかじりつきます。 カフェに行く前に、きちんと教えるのが父親の役目でしょう。パパとしての前途は多難なようです。]
(393) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[そうしてドリベルの言うままに、大きな背中にバッチリ赤い点を並べた二匹を置いて、全部のテントウムシをカゴに詰めておきました。
一匹はヤマネに、一匹はカッコウに。 もう姿も見えず声も聞こえない彼等が、この先も寂しくないように。]
そのうち、この二匹、動き出すかもしれないね。
[まだテントウムシが起きるには早い時期。ここでゆっくり休ませておきましょうか。]
(394) 2018/06/18(Mon) 23時頃
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