97 wicked ROSE 【ハジマリの五線譜】
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そう、そうだ、歌わなくちゃ。
[出口になるかはわからないが、これだけの隙間があれば、チェレスタには出来ぬことも他の誰かであれば出来るかもしれないと、オルガニストを呼ぶべく息を吸う。]
A《ラ》――――
[はじめに彼を呼んだのと、同じ音。 煌めくような音色が、壁に跳ね、廊下に響き、やわらかくも力強く、声を届けようと。]
(510) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 01時頃
記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 01時頃
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―1900年代:倫敦 巡礼者のための客室―
[白い指先(>>505)に重ねるのは、浅黒く落ちた色の皮膚。 嗚呼、これが《聖なる主/イェホシューア》だとすれば―――…。
瞼が開く、その眸の色は明之にしか見えないだろう。
涙をたたえた 色の眸がゆるりと瞬く。 少し長い睫毛の上に朝露が煌き揺れるように、雫がはらはらとその白い指に落ちた。 腕を伸ばしその体を抱きしめる、それは寝惚けているからか半ば強引なものだ。 冷えた体を確かめるように、その止まった《鼓動/メロディ》を確かめるように。
私の、
私の愛した、
《神》なのかと。]
(511) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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そう、俺はアルト。 君は、妖精じゃなくて、チェレスタ。
[どうにも、考えている会話よりも、テンポが遅い。 確認する必要の無い事も逐一確認しそうな辺りから、どうしても、子供に言い聞かせる様な言葉になってしまい、変な気持ちだ]
……着せてもらった……?
[厭な予感は覚えた。嫌な予感までは覚えたのだが。 スータンを、あのえせ神父までに繋げる、連想力に掛かる気力体力が、生憎少年にはなくて、実は思考が中途半端な処で放棄される]
(512) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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……
[男を見る目は冷えている。 物言いたげに少年の唇は震えたが、音は紡がず。]
……。
ロバート。 ロバート・グウェンドリン。
大聖堂に一番近い、セント・フィルゲア寄宿学校に通ってる。 アスランとは昔から、"世話させてもらってるよ。" "やんちゃだから、よくやらかすタイプでね。 一緒に叱られることも多かったけど、"
…… つまらなくは、なかったから。
[口からでまかせを適当に言って、様子を見るよう視線を『セシル』へ向けた。]
(513) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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と、とにかく。
俺、出口ちゃんと見つけたから。 ……もう、頭がくらくらして。
[ふら、と壁に身体を預ける。 建物の中に入れば、雨風凌げるから、気が緩み始めた]
(514) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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[また意識が途切れかけた時。煌く何かが視界を横切る気がした]
A《ラ》……。
[壁を、廊下を、子供の様飛び跳ねる、明るく煌いた音色の声。 チェレスタの紡いだ声が持つ輝きに、くらつく意識もとりあえず、少年は瞳を瞠り]
(515) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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[チェレスタの紡ぐ声を追いかける様に、少年もまた息を吸う]
D《ラ》――――
[チェレスタから三歩上へと歩いた音を、煌く音色に重ね合わせた。 壁や廊下を飛び跳ねる音色に、もうひとつの、穏やかに伸びたアルトの声が、チェレスタの声と共に届けられた]
(516) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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[突然現れた眼鏡の少年と 神父のやり取りを見る
少年はこの身体の持ち主を"幼馴染み"という さらに、神父を"叔父"と呼ぶ
何処か斜に構えた彼が"大事"という それを素直に受け取っていいものか? と、思いながらも
自分はこの身体の持ち主ではないのだから 彼がいうことにも一理はあった]
(517) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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[それは響く声に和音を唯重ね合わせただけの声。
混じり合う、三度を跨いだ音色と音色。 然し、それは独りの詩しか知らない少年にとっての。 始めての、共鳴する旋律、響きあう音色。
――――三度を重ねた、二つの声が、聖堂に届いたその時]
(518) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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[――――倫敦を覆う曇天から、雨が降り止んだ]
(519) 2013/09/28(Sat) 01時頃
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そう、着せてもらった。
少しまって。ぼく一人じゃ、むずかしい。
[壁に身体を凭れさせる彼が、寝台を求めているのは知っているが、ここのどこに寝台があるのか、どう連れて行けばよいのか、チェレスタにはわからない。 それも含めて、呼ばなければならない。]
[歌声は、和音となって茨の大聖堂を響き渡る。]
(520) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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あの…ロバート君、そこは私もいたんですけど 君は中等部の生徒ですか?
[しかし、神父の甥と名乗るこの少年 着ている制服は高等部のもの
寄宿学校の生徒数はそれなりとはいえ 最高学年ともなれば 同じ高等部の下級生の顔くらいなら 流石に見覚えくらいはある
ふと、気になって]
(521) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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グウェドリン…………
[他人の空似だ。] [青年は眼鏡の少年……ロバートの 震えた唇に何度も心の中で思った。 グウェドリン、その言葉は非常に馴染み深く。 なぜ馴染み深いのか、わからなかったけど。]
嗚呼……名門校ですね。 言われてみれば、そこの制服だ。
[名前から思考をそらすように 学校名に感想を漏らす。 ……名門校の生徒にしては アスランの服装は奇抜だったが。
……ロバートは今話している印象と 見た目とは違いアスランの印象と 近い性質らしい。 知らぬゆえに素直に驚いて。]
(522) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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[重なりあう音。それは共鳴《ハーモニー》。 天使の声は後援を得て、また時には己が後援になって、旋律を紡ぎだす。 甘やかな恍惚《トランス》。眩くような響きは、聖堂を超え、茨を壁を伝い、空に触れ。]
[雨音というコーラスが徐々に弱まり、和音は晴れやかに。]
(523) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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へぇ……そうは見えないのに、意外です……と
[その時だった。 チェレスタの《A》が響いたのは。
少し遅れて……聞い覚えのある声の……《D》]
と、すいません、連れが呼んでいるようで…… そちらへ行かなければいけません。 ロバート君もいらっしゃいますか?
[と、口にしつつ音の方角を見、 返事がわりにパイプオルガンの《F#》をひく]
(524) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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चि गाउ ......
[首をゆるく振り、うつむいた男の耳に届く音は《A/ラ》《D/ラ》。 唇はまるで導かれるように一音を紡ぐ。]
《F/ラ》
[二音が重なり、倫敦中に雨が降り注ぐ。 ならばその和音が三つになり、マイナートライアドが開かれた時には?]
(525) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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神父様…私が死んで、どれくらいですか?
[見覚えのない下級生が高等部にいる 転入生だったとするならば 尚のこと、印象に残っているはずで
見知らぬ彼への疑惑が沸き起こる]
(526) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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[響き渡る和音、もうひとつ >>525音が加わって。 どこまでも共鳴する、雨雲を払い、 倫敦に陽光を届ける音が。 そのさなかの質問 >>526に、一つ、二つ年数を数えて。
……青年には学生時代の記憶はないから、 学校のシステムはわからない。 セシルの言葉にそうなの?と首を傾げつつ。]
……あの初夏から3年…… もう、そんなになるんですね
(527) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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記者 イアンは、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 01時半頃
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……? 何、言ってるの。 アスランは、
…………ああ。『セシル』は、ってことか。
[アスランは、寄宿学校の生徒ではない。 眉を寄せかけ、そうか、と。]
いいや。 高等部だよ。 ……そりゃ、背はあまり伸びてくれなかったけど。
[アスランだって、ましてや叔父ならなおさら、見上げるしかできない。 首が痛いから縮めばいい。]
(528) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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吹牛方士 芙蓉は、メモを貼った。
2013/09/28(Sat) 01時半頃
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っ……
[音が、重なる。
ひとつ ふたつ みっつ。
唯でさえ感度の良い耳が、脳内へ音を吸い込みすぎて。 片手で頭を押さえれば、目の前の壁がまた、ぴしり。]
……いや。 僕は、行けない。
これがあるから。
[手の甲でトントンと壁を叩いてみせる。 透明の罅割れは、向こうからは見えないのかもしれない。 声は通るようだけれど、明確に在る、空間の境目。]
(529) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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[聞こえる、F《ファ》。けれど音の高さは、半音違う。 返る二音に戸惑う、それが小さなきっかけとなって、浅いトランスは醒める。]
……、
[パイプオルガンの音は聞き違えない。が、もうひとつ知らない声が混じっていて、瞬いた。 しかし返事があったことに違いはない、と。]
ええと。 だれか来る、から、まって。たぶん。
(530) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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3年ですか…
[神父の答えに、そう返し ロバートへ]
流石に、3年も経っているので風化してそうですが 私は高等部の寮から、身を投げた者です
…それで、分かりますでしょうか?
[と、首を傾げた]
(531) 2013/09/28(Sat) 01時半頃
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[程無く重なるのはFの音色。正しく、明瞭な長和音、マージョルハーモニー。 曇天に射し込むのは、一条の光。
空に触れ、響き渡る唯ひとつの音色。
輝く音の粒は、きらきらと雲を晴らし。 音色が形作る、希望への道標が見えてくる気がして]
(532) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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『――どう?私の詩はお好き?』
『良かった。アリアばかりで、私うんざりしてたのよ』
『あら?それじゃあ試して見ましょうか? 天使達の五重唱……君はお嫌い?』
(533) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[記憶の奥底で甦る声に、思わず少年は声を止めた]
…………え……?
[記憶に無い声。姿に笑い声。 夜色の髪が長い、黒い天使の様なものが、視界の端で再生された気がした。
何だろう、今の映像は。……頭が痛む気がする]
(534) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[ロバートとセシルのやり取りを聞いている最中 もう一音混ざったのは《F》 この声は……イーシュが目覚めたのだと知る。 歌うほどだから、先の混乱よりも 安定したのだと、あんどの息一つ。]
そう、ロバートは動けない、のですね。
[大道芸のパントマイムのような。 ただ、硬い音も響いて、パントマイムではないとわかる。 理屈はわからないが。]
セシル、先に行っていますね。
[そう言ってまだ会話が続きそうだから、 祭壇から扉へ足を向け。]
(535) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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―――――、…!!
[掠れて掠れた《F》の音は不完全な音。 長くマージョルハーモニーを保てず、だからこそ記憶に語りかける映像も不完全に(>>534) それは男が《比翼》だからか、それとも《裏切り者》だからか。 ごふ、ガフッと咳をこぼし唇を押さえた。 その手に受ける水は葡萄酒のように赤く黒い。
その姿を見た明之は、優しく背でも撫でてくれるだろうか。
男は烙印の捺されたその喉で、掠れたテノールを響かせる。]
नानिओ शिनिकिता वाताशिओ त्सुकामाएनिकितानोका ...?
[何をしにきた、捕まえに来たのかと。 赤い衣服にその血を擦りつけ、足のはみでるベッドから立ち上がる。]
(536) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[その直後
《D》《F#》《A》の神《Deus》の和音 《D》《F》《A》の悪魔《Demon》の和音
表裏なす二つの和音が同時に鳴り響く ふっと意識が遠のくのを感じ
ぐらりと身体が傾いだ]
(537) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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[直後に響いた、異質なFの音。半音低い。
チェレスタの声が止むと共に、少年の頭痛も断ち切られた。 まるで、今垣間見えた気がした映像は。 霧か霞、月の幻の様に、少年の意識からは、再生されなくなっていた]
(538) 2013/09/28(Sat) 02時頃
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