人狼議事


88 めざせリア充村3

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視点:


ポプラ1人が投票した。
オスカー4人が投票した。
リッキィ2人が投票した。

オスカーは村人の手により処刑された。


時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
リッキィが無残な姿で発見された。


現在の生存者は、ポプラ、ソフィア、ライジ、チアキ、モニカの5名


天のお告げ (村建て人)

/*
テンプレ。
【本日の吊りはライジ[[who]]です。】
【本日の襲撃はモニカ[[who]]です。】

(#0) 2013/07/03(Wed) 00時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[僕は


愛して欲しくて


でも無理だから

それは諦めて


せめてそばにいてくれたらと思ったけどそれもだめだったから

せめてせめてせめて、
せめてせめてせめてせめて!!!


幸せにって

……生きていて、欲しいって]

(0) 2013/07/03(Wed) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 ……何がいけなかったのかな。
 ねえ、志乃。

[うさぎのぬいぐるみを持ち、くすくす笑いながら話しかける。
その目は、どろりと暗い]

(1) 2013/07/03(Wed) 00時頃

[うるさい機械の警告音は、遠く彼方から聞こえてくるよう。
黒くなった彼女の名前と、まだ続いている悪夢の世界に残っている友の、仲間の姿を見つめながら。
もうすぐ開くであろうカプセルの隣でじっと待つ。
まだ開かないことに焦れて、無理やり爪をたてて開けてやりたいけれど。]


【人】 友愛組合 チアキ

[精神の乱れた状態では、チアキの術はコントロールできない。
三月うさぎは、塩へ戻る。


それでも、志乃のうさぎは、おとなしく座っていた]

(2) 2013/07/03(Wed) 00時頃

[ぼそと彼女の名前を呟きながら、その目が開くのを待っている。]


天のお告げ (村建て人)は、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


【人】 ようせい ポプラ

[割れた黒い画面に数字が並ぶ。
いくつかが消え、歪み。

               残る数は――]

(3) 2013/07/03(Wed) 00時頃

メモを貼った。


― 自室 ―
 
 では……どうぞ、こちらに

[ベッドと和箪笥。化粧台に机。本棚に少しの本。
必要最低限しかない部屋。女の子らしいのは、化粧台の
簪やベッドのうさぎのぬいぐるみ程度だっただろう。

緊張した様子に小さく笑みを漏らして、椅子を勧めた。
着替えた着物を片付けて、部屋の片隅に置いたままに
なっていた胡弓を手にして、ベッドに腰掛けた。

弦の調子整えれば、深呼吸。]

 唄……なんでも、良いんでしょうか?

[ナユタの返事を聞いてから、弦に指を掛けた。]


ようせい ポプラは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


メモを貼った。


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


―実験室―
[アラームの音が鳴る。煩い、煩わしい。一体何なんだと、閉じられていた瞼がゆっくりと上がっていく。
カチリ、と何か鍵のような物が、外れる音がする。
…………外れる、音?]

 ……………、どこ、ここ。
 

[一番最初に耳にしたアラームは、どこか実験終了のあの煩いアラームに似ていた気がして。
カプセルの蓋が開けば、意識が覚醒しないまま外へと。]


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


―志乃の部屋―

[あまり部屋を見るのは申し訳なくて、
ただ、可愛らしいうさぎのぬいぐるみが目に入り僅かに和む。

結局、志乃を見つめていれば
胡弓を手際よく構えていく様子に、
見慣れははずの姿なのになぜか新鮮で。]

 志乃の、好きな曲を・・・。

[お願いすれば、弦が音を奏で始める。
響く音に耳を澄まし、
目を閉じるとその音か心の中に染み渡る。]


【人】 保険調査 ライジ

― 戦場・青の陣へと続く道 ―

[脳に刺激を送る薬は、
本来の潜在意識と能力を引き出す効能の他に
精神を沈静化する役割も果たしている。

過去に起こした“暴走”は、
新薬研究の役にはたったという事か。


痺れが失せて再び力の漲りつつある右手で
乾いた頬を撫でながら歩く。]

(4) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[先の戦闘で、
防衛点のひとつが半壊した。

既に全軍撤退の命は下っているだろう。

ニュリクティ共和国は、
戦況が傾くにしたがって
この地を捨てる事を視野に入れつつあった。



本隊の中心部が後退するまでの時間稼ぎ。
最後まで前線に残って青の戦力を削ぐ。

そういった役割を担うのもまた、
使い捨ての人間兵器“魔法使い”。



今となっては、俺ひとり。]

(5) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

[答える声に頷いて、弦を弓で撫でる。
どこか雨音のような旋律を奏で。

静かに歌い出す。
感謝と願いを込めて。

貴方が幸せになれますように
貴方がいつまでも変わらずにいられますように

その優しい音が、好きだから。
貴方だけは―――…どうか、変わらないでと]


[着ていたはずの青の軍服では無く、研究所に居た時の服装になっているのに気がついて、小さく首を傾げる。
床に足をつけてぼんやりと状況を確認するように視線を走らせれば、
会いたかった人の、姿が目に飛び込んでくる。]


 ……夢、なのか。


[目を丸くしながら、それでもゆっくりと近づいていく。]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

−青の拠点へ続く道−
[ふらりふらりと道なりに歩いて、彷徨う。]

…ゴホッ

[心臓の痛いはしない。
なのに手を当てて咳をしたら、手に血がべったりついた。]

………。
[心配してくれる人も、傍にいてくれる人も、何も、ない。]

…あっちはどうなったんだろうね。
[ライジは大丈夫なのかな。]

(6) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

 リッキィ。

[名前を呼ぶ。最期に呼びかけた名前を、今度はしっかりと届くように。
手を伸ばしてふらりと歩く彼女の手を掴む。
その視線はこちらへを向けられただろうか。
名前を、呼んでくれただろうか。]

 ごめんな。

[ライジのことを告げなかったこと。
置いていってしまったこと。
泣かせてしまったこと。
側にいれなかったこと。
それから。]

 ……っ、

[たくさん言いたいことがあるのに、伝えたいことがあるのに。
リッキィの顔を見たら何から言えばいいかわからなくなって、掴んだ手を引いて近くへ寄せて、彼女の身体を抱きしめる。
拒まれなければ、少し長く。]


【人】 楽器職人 モニカ

……ライジの所へ導いて。
[花びらを4枚、生み出すとひらりと燃える火の蝶へと変わりふわりふわりと漂う。

ふわり
     ふわり

と道を外れて、ライジが歩いている道へと蝶は火の粉を撒きながら舞う。
それを目で追いながら、ついていけば会えるかもしれない]

(7) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時半頃


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時半頃


メモを貼った。


[一曲歌い終わった頃だろうか。
遠くの方で微かに鳴り響く、あの電子音。
誰かが、また……夢の中で、死んだことを悟る。]

 ……っ、

[兄が、目覚めたのか。
それとも、ソフィア? それとも、それとも。

脳裏に浮かぶ生き残っていた"家族"たちの顔。]


不安げにナユタを見つめていた。**


メモを貼った。


[名を、少し前までは当たり前のように聞いていた声で自分の名前を呼ばれる。
紺色を、見上げようとして、掴めなかった手を掴もうとして]


 ヤ、ニク?
 なん、で……だって、死んだんだよね?
 私、ちゃんと…………やっぱり、夢?何、これ。
 ………夢でも、いい。


[自分の幻想か妄想が、ヤニクの姿を作り上げて言葉を紡がせているのか、それとも何なのか。
混乱した頭では上手く物事が考えられなくて。
夢だと思い込んでいるから、ヤニクの行動は拒まない
寧ろこちらからも力をこめて。小さな声が聞こえれば、さらにその力は強くなっただろう。]


【人】 保険調査 ライジ

[赤の撤退の動きは、
青にもすぐに伝わるだろう。

敗走する軍への追撃はこの地で俺が止める。


赤が滅びても戦争はきっと終わらない。
青が滅びてもそれは同じ。

勝ちも負けも無く
この地一帯に争い事を閉じ込めたまま、
未来に続く道を探らなければならない。


…と、軍医は言っていた。
それなら俺はここで戦争を続ける。]

(8) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[炎の蝶に出会ったのは、道すがらの出来事。

夜に灯るあたたかな炎。
それは見慣れた、モニカの蝶だった。


――逃げたんじゃなかったのか。


モニカとオスカーの別れ際の姿を思い出し、
この状況を訝りつつも
俺は蝶の後を追った。*]

(9) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

【人】 店番 ソフィア

[暗がりの中で多くは見えないが、
どうやら出陣していた兵が戻ってきたようだった。
そして、“千枚刃”が死んだと教えられて。

『あの悪魔も裏切ったんだろう』
『そっちの始末はもうついたらしい』]



………。

[その場にしゃがみこむ。
ああ。もうぐちゃぐちゃだ。]

(10) 2013/07/03(Wed) 00時半頃

[その旋律に、志乃の声が重なる。
3年ぶりに聞いた優しい唄。
戦場の音とは違う、懐かしい旋律。

目を開けて、志乃を見る。

念願の、目の前で歌う彼女の姿は
想像していたよりも、ずっとずっと美しく、
少し眩く感じて、瞼を細める。]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 00時半頃


[名前を呼ばれる。
やっと――何だか、実感がわく。]

 夢じゃねぇよ。……夢じゃない。
 俺は死んでない――ちゃんと生きてる。

[夢はあちらの世界の方だった、とリッキィに伝える。
こちらの世界の方が本物。これはただの悪趣味な実験。
そう説明しながら、小さくて少し冷えている彼女の身体を抱きしめる。
その腕にさらに力が込められれば、こちらの腕は少し緩めて、宥めるように背中をさすって、小さく微笑む。]

 ……夢でもいいとか、言うなよ。
 覚めたら終いな夢でもいいとか、言うな。

[夢でも会いたいと思ってくれたのか、とは尋ねず。
そうであったら良いなと思いながら。]


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 01時頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 01時頃


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 01時頃


― 皆とは違う実験室 ―

[鳴り響くビープ音に眉を顰め、薄らを目を見開くと殺したはずの研究員が顔を並べていた。
研究員は実験の結果に満足していたのか、互いを讃えあい、中にはグラスを仰いでいる者も存在した]

 ……なるほど。

[――全ては夢だったのか。
カプセルは顔だけが覗けるようで、傍らの存在。
ロックが外れて開けば彼らは大慌てとなるだろう――]


[音がやみ、彼女の様子に異変を感じる。
その様子に、もしや、という思い。

でも、それ以外に思い当たる節がなくて…。]

 ………

[ちらりと扉の方へと視線をやる。]


メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

…ぁ…。
[のろのろと歩いていたから、蝶の明かりを見失うことなく負えば、蝶の灯りを見つけて近づいてきたライジの姿が灯る]

…ライジ…。
[ライジから見て、モニカの、血塗れな姿が見えただろうか。
血塗れのまま、ライジの姿をほっとした笑みをこぼす]
 そっかー、無事だったんだー。よかったー。
 
 ねぇ、ねぇ、ライジ。
 青の拠点で暴れていいー?
 焼いていいー? いいよね、いいよね?
 もういいよね。
 殺して、焼いて、みんな青のヤツラしんじゃえばいいんだ。
[殺しても足りないと言いたげに]

 ライジは?ライジは?
 赤の拠点に帰るの?

[壊れたかのように一方的にたくさん、そう話しかけただろう
衝動与えれば落ち着くかもしれない。**]

(11) 2013/07/03(Wed) 01時頃

 ―――いき、てる………?

[あの戦場での感覚も、銃の感覚も……雷の痛みもナユタを撃った感覚も。
匂いも痛みも全部覚えているというのに。
苦しそうな声も、焼けた匂いも、全部が全部。
………あっちが、夢だったとしたら現実味がありすぎるし悪趣味だ。
悲しんだ感情も、苦しんだ感情も、……別の、感情も。
全てが実験内でのことでした、と言われても簡単には納得できなかったけれど。]


 ………誰も、死んでない……
 ヤニクも、生きてる………そっか。
 あぁ、うん。そしたら……覚めない夢なら……

[段々と俯いて声を小さくして。
自分の行動に恥ずかしさを覚えたのか、耳は真っ赤で床と睨めっこ状態。
……それでも、腕の力は緩める事はなかった。]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 01時頃


―― 実験室→別室の実験室 ――

[一人だけ隔離されている被験者。
オスカーが目覚める時間となったので、
会話をしていても打ち切ってそちらへと大股で向かう。

近づけば祭り騒ぎの音が聞こえたか。
オスカーの能力は予想以上だったらしい。]

……めでたいこったな。

[彼はここから出るのか、
それとも飼い殺されるのか。]

おい、邪魔だ。
おねんねさせられたくなきゃ静かにしろよ。

[中に入って一言。
ミナカタと力を防御する方法などないから
彼らは一応おとなしくはなるだろう。]


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 01時頃


……おはようオスカー。
暴れるなよ。

[彼の気性はモニターで十分理解したので
カプセルから覗く顔に向かって話しかける。
続きは小声で。彼にだけ聞こえるように。]


【人】 店番 ソフィア

[ふらりと立ち上がる。
足が向かう先はチアキの天幕だ。

今の報告の真偽を確かめたくて、薄く開いたままの天幕を引く。



死体の転がる天幕の中、
ぬいぐるみを抱いて哂うチアキ>>1がいた。

本当に、嫌になるくらいこの軍の諜報力は優秀だ。]

(12) 2013/07/03(Wed) 01時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[はたと我に返ると、転がる部下の死体がふたつ。脳天に穴。
わあ、僕射撃うまーい。すごーい。]

 ……どうしよ

 あは。あー、もう。僕ほんと馬鹿だし短絡的だし感情的だし、いいとこないなあ。あはははは

[床に座り込んだまま、笑う、笑う。
ふと、手に何か持ってるなと思って見てみたら、何かぼろ布と綿を握りしめていた。
数秒の間の後、それが元は志乃のうさぎだと気が付いて


また笑えた。]

(13) 2013/07/03(Wed) 01時頃

【人】 保険調査 ライジ

[蝶の放つ灯りを目印に
暗がりの中を進んでみれば。
炎に照らされた血塗れのモニカに会った。
傍らにオスカーの姿は、無い。]

 モニカ………何で、

[訊ねようと口を開くも、
直後、怒涛の勢いで話すモニカに圧され、
しばし黙って彼女の声を聞いた。

先に説明するのは、
赤の撤退と青の足止めについて。
青の戦力を削ぎ落とせれば
尚良しという現状について。]

 モニカ……オスカーはどうした ?

[ようやくその質問に辿りつけたのは、
出会ってから数分経ってからだった。**]

(14) 2013/07/03(Wed) 01時頃

[信じられない、と言いたげなリッキィの声には同意する。
あまりに現実的で、今のほうが夢ではないかとすら思っていた。
それぐらいリアルな夢。]

 生きてる。俺も、お前も――他の奴らも。
 ここにはいねぇけど、志乃とナユタも、――きっとオスカーも。
 誰も死んでねぇよ。

[腕の中、俯いていくリッキィを不思議そうな顔で眺めていたが、彼女の耳が赤くなっているのに気がつくと、じわりじわりとヤニクの頬の温度もあがっていく。]

 っ……! は、離れろっ。
 こ、こっち、来いっ!

[抱きしめていた腕を解こうとするも、彼女が解いてくれなければ一瞬ためらってからそのまま抱きあげる。
腕が解かれればぐいぐいと引っ張って、実験室を出て行った。]


【人】 友愛組合 チアキ

[天幕が開いて、びくりと大袈裟に肩を震わせ、微かに震えながら視線を上げる。
それが誰かを視認すると、ふにゃりと笑った。]

 ソフィア、こんな時間にどうしたの?
 怖い夢でも見た?

[ぎゅう。ぼろ布を抱き締める。
昔のような無邪気で完璧な笑顔を浮かべたまま
ころころ笑う]

(15) 2013/07/03(Wed) 01時半頃

――実験室→ヤニクの部屋――

[抱きかかえて、あるいは手を引いて。
先ほど一度戻った自分の部屋へと足を向ける。
部屋に入るまでは完全に無心に近かったので、リッキィに何か言われても問われても、ほとんど返せはしなかった。]

 ……約束、一つあったな。

[ようやく少し落ち着けば、それでも鼓動の音がうるさい中。
果たせなかった約束のことを。]


メモを貼った。


メモを貼った。


[全てはまやかしの産物だった。
"オリジナルのオスカー"は死んではいなかった。

掌から大凡30cmの球状。
それがオスカーの接触感応能力の効果範囲だった。
触れる機械、人の思考や感情を自動的に読み取る――。
オスカーの前で嘘は通用せず、隠し事をすることもできない。
だから――いつも柔らかな微笑みを浮かべていた。
己の精神が病んでしまわぬように――]


 別に暴れはしないよ。

[ ミナカタには心外だなとでも言わんばかりの表情を見せておく。
小声には小さく頷き――]

 先生は苦労性だね。

[苦笑交じりに口にする]


……すまんな。心配性で。

[お前は優しいから、とは続けず。
真っ直ぐだから、とも言わず。]

一人だけ別室なのは――こういうことか。

[視線で研究員に問いかければ、
説明は貰えただろうか。]


[離れろって、私の手を掴んで抱きしめたのはヤニクの方じゃないかと反論しようとして手を解かずにいると]


 う、っわ、ぁ!


[視線が、高くなった。
状況を理解するのに18秒。理解したと同時に]


 ちょ、ヤニク………!!!


[ヤニクに連れられて実験室を後にした。]


【人】 店番 ソフィア

[死体の転がっている部屋の中、
原型を留めなくなったぬいぐるみを抱いて
無邪気に笑う軍服姿の青年>>15。]


……まぁ、そんなとこ。
遅くに邪魔してごめんね。

[オスカーに追手をかけたのは。殺すように命じたのは。
疑問はこの光景を目にした時点で聞くのを止めた。
返答がYesでもNoでも、やることは変わらないのだから。

視線を床に転がっている誰かへ向けて。]


邪魔しちゃったお詫びに、片付けておこうか。

(16) 2013/07/03(Wed) 01時半頃

――ヤニクの部屋――

[リッキィはどんな反応をしているだろう。
一呼吸だけ置いて、あの時言えなかった事を告げる。]

 言いてぇこと、ちょっと違うんだけど。
 ……最初は、側に居てぇと思って――皆の、リッキィが、一番必要なのは誰だろうって思って。

[みんなを支えられる人は誰だろう、と思って最初に思いついたのはライジだったから、彼のようにならないと、とずっと思っていた。
兄と離れ離れになってしまった彼女の側にいて、少しでも支えられれればいい、としか思っていなかったはずなのに。
偽物は本物がいれば必要がなくなるから。
彼女の隣にいる理由も――無くなってしまう。]

 あの時は、ライジの代わりでもいいから、側にいたかった。
 皆に、能力以外でも役に立ちたかった。

[でも――と声を落として。
そこから先は小さな、弱弱しい声で。]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[ ミナカタの問いかけに渋々と言った形で研究員は口を開き始めた。

曰く
――3年前の事。No.4の親和性が高すぎ、異形となって忽然と姿を消した。
曰く
――その所為で研究費が削減され、クローン体での研究が行き詰まりオリジナルの記憶を改竄してクローンNo.4として実験を継続することにした。
曰く
――調整に調整を重ね、最も危険性が低い部位に異形の移植を行った。
曰く
――記憶の改竄が原因なのか不明だが、能力の変化は見られたもののそれ以上の進展はなかった。
曰く
――更に3年の仮想実験を行うために本試験に参加させた]


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 02時頃


[研究で得られた成果は大きかった。

年月を掛ければある程度は親和性も自然と高まり、聲が聞けるようになること。
薬により親和性を高めた時の作用と副作用の検証。

何よりも、調査していた異世界の生物の本質――]


―ヤニクの部屋にて―

[降ろして、と訴えるために軽く叩いた腕にヤニクは反応しただろうか。
降ろしてもらう事に成功したら、紺色を見上げて。
そのままでも、きっと目を合わせただろうけれど。
そして、あの時の約束通り、ヤニクの話しを黙って聞いていた。
途中、『ライジの代わり』なんて言葉が出てくればピクリと反応して、眉間に少しだけ皺を寄せただろう。
……やはり、自分がヤニクにああいう振る舞い方をさせていたのだと気づけば、苦しそうな顔もして。]


[小さな声には、目を丸くさせ視線を彷徨わせるだろう*]


………………なるほど。ふざけてるな。

[研究成果を語る研究員の話は途中で遮った。
その声はさぞかし冷え冷えとしていただろう。
ミナカタへの報告は全て真実ではなかったということか。
それは事実であったかもしれないけれど。]

本物とクローンを入れ替えたように見せかけて
その実は本物だけだったってか……

[ああ、それなら。
あの文字を教えとねだったオスカーは。
ただの幻――記憶を改竄された上でのおぼろなもの。]

お前はオスカーか?

[尋ねた。答えがどちらであっても、
大切な子供を一人失うのは変わりない。]


オスカーの返事を、険しい顔で待つ。**


[再び、無機質な音が聞こえて。
今度はリッキィさんが、姿を現した。

何か、声を掛けようとは思ったのだけど。
取り敢えず少しその場を離れて。2人の邪魔にならないように。]


メモを貼った。


 僕は"オスカー"だよ。

[ にべもなく、ミナカタの問いに答える]

 ウノも、デュオも、トリスも、クアトロも――。
 皆、"殺された"からね。

[涙はその時に枯れ果てた。
今のオスカーから流れる涙は存在しない]

 でも、記憶のベースはクアトロのだったから――。
 クアトロの気持ちは、分かって良かった、かな。

[それが今回の実験でオスカーが得たものだった]


[それから暫くして、実験室には自分一人に。

そういえば、オスカー君はまだ、起きてこないのだろうか?
皆と同じように、名前が黒くなってしまっているのは確認したのに。

まだ、出てきていない。

疑問に思った…は、まだ閉まっていたカプセルを、一つずつ確認した。]

…一つだけ、最初から入ってない。

[端だった上に、他については残りと同じ状態。疑問に思っていなかったので、気がつかなかったのは仕方のないことでもあった。]

じゃあ、何処に…?

[疑問に思う中、視線は再びモニターへ。]


メモを貼った。


[入念な検査が終わり、カプセルが開く]

 何時間待たせるのさ。

[勝手にコードをブチブチ抜いて、栄養を入れられていた管とかなんか大事なところに刺さってるのとかいろいろ抜いてしまえば自由の身。
カプセルから飛び出て振りかえり、手を差し伸べた――]

 おいで、キィ――。

[手を引かれて現れたのは小さな頃のオスカーの姿。
小さなオスカーが瞼を開くと陶器のような白い眼が二つ。
オスカーの項には深く広い傷跡が残っていた。

研究員はそれはもう大慌てとなった。
異形が人型を得てしまったのだから――]


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


[鳴り響くブザー音は、風にまじり、
ほんの微かに聞こえてきた気がする。

誰かが目覚める音…。

きっと、また、誰かが起きてきて、
そして、誰かが説明をするのだろう。

それは死を意味し、また目覚めでもあり
ひどく複雑な気分だったけれど…。

皆生きている、という事実に安堵もしていた。]


[その後、いくつかの問答の末にオスカーは実験室を後にした。
もしかするとミナカタも何か後押ししてくれたのかもしれない。

小さい頃のオスカーの姿をしたキィは人の声ではなく金属の聲を発する。
その意志はオスカーにしか分からず、人の言葉を理解するがオスカーの言うことしか聞きはしなかった。

非常に厄介な存在だった。
危険度が最高レベルであっても迂闊に手出しすることができない。
その能力は推察は出来るが影響範囲が未知数過ぎた]

 ほら、おいでキィ。

[少し先を歩くとパタパタと足音を立ててキィは着いてくる。
手を繋げば想いが伝わってくる]

 ん、そうだね。そうしようか――。

[頷き、実験室の方へと歩いて行った**]


メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

[>>14 答えではなく、現状説明が帰ってきたが、青の足止めと聞いいて、くすくすと笑う。

なぁんだ、たくさん遊べるじゃない
オスカーはどうした?の質問に首かしげ]

私と…ずっと一緒にいるよ?
しんでも、あいつらに…殺されたって…ずっと一緒だ…もの

[何で泣くんだろう、何で今頃泣き出すんだろう**]

(17) 2013/07/03(Wed) 07時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 うん そうだね 片付けておいて

[>>16ソフィアの言葉にこっくり頷いて
手足も目鼻もなくなったうさぎのぬいぐるみを、いとおしそうに撫でた。]

 ねえ ソフィア
 みんな死んじゃったよ

[やがて、片付けが終われば、片手にぼろ布を持ったままソフィアにふらふら近付いて
鋏を突き付ける。]

 ソフィア ソフィアはさ
 どこにも行かないよね?

[溺れた人間が差し伸べられた手にしがみつき、相手も溺れさせてしまうように。
誰でもいいからすがろうとする彼は、夢を見ているようなふわついた声でソフィアに甘える。**]

(18) 2013/07/03(Wed) 08時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 08時半頃


[不安そうに見つめていれば、手を握ってくれて。
心配させまいと微笑もうとした。

しかし、続いて紡がれた言葉に驚き、瞳を瞬かせて。
そのまま瞳を伏せた。**]


[返されたオスカーの回答。
そして彼の表情と声色に、
彼が、間違いなくオリジナルのオスカーであると知る。]

……そうか。
クアトロは、いい子だったな。

[それ以上なにが言えるだろうか。
カプセルの中のオスカーの様子をしばし伺い、
検査を慎重に楽しそうに行う研究員たちを見る。]

オスカー……あれは、誰宛だ?

[その時だけ、「クアトロ」に尋ねる。
はたしてオスカーは答えを持っているだろうか。

解答をもらえば、または何もなくとも。
まだ長引くと言われて、先に部屋をでて行く。
宛先を教えてもらえば、
診察室に立ち寄ったかもしれない。**]


メモを貼った。


― 皆とは違う実験室にて ―

 皆、だよ。

[ 4人とも、弟のような存在だった。
そして、皆いい子――文字通り無垢な子どもだった]

 あれ?

[甘えてくるキィの頭を撫でていたのでミナカタは圏外だった。
暫し逡巡し――ああ、と頷き小さな声で答えた――]


―→ 皆の居た実験室 ―

[キィを連れて皆が居るという実験室へと足を向ける。
扉に触れれば以前誰が使ったかが分かったのでヤニクの方は後にしよう。

扉を開けて中へ入る。
実験室の中、モニタを見ているケイトを見かけると歩み寄った]

 や――

[片手をあげて挨拶をする。
自分が殺した相手、しかも殺し方も酷いものだった]

 元気――って聞くのは変だね。

[約1メートル。
手を伸ばされても伝わってこない範囲で足を止めると脚にしがみ付いてくるキィの頭を撫でながら、弱い微笑みを浮かべた]


【人】 保険調査 ライジ

[――そうか、ダメだったか。


モニカの目元を右の親指で拭ってやる。
そのまま、ほんの短い間だけ抱きしめて。

二人が拠点を離れてから、
何が起きてこうなったのかは知らない。
だが、詳細を聞こうとは思わなかった。

平穏を得ることはかなわず、
彼女は今ひとりで悲しんでいる。


――そうか、ダメ、だったか。…ダメなのか。


虚しさを感じて、力が抜ける。]

(19) 2013/07/03(Wed) 11時半頃

【人】 保険調査 ライジ



 モニカはもう赤の“魔女”じゃない。
 ……好きに動けば良いよ。


 俺は………、



[言いかけた言葉が切れて
少し間が空くのは、最後の躊躇いから。]

(20) 2013/07/03(Wed) 11時半頃

【人】 保険調査 ライジ

( 自らに大義名分を説いて
  殺すも殺されるも仕方が無いと
  割り切ったふりして
  狂えず、狂ったふりも出来ず。
  理由が無ければ生きる覚悟も決められない。

  死に損なって、生き損なって、
  死に場所の果てに見つけた生きる理由。
  ただただ重くのしかかる、
  たくさんの、亡くした命、壊した命。

  俺の願いや希望を潰すのは
  いつだって俺自身だ。
  どこで間違えたんだろう?
  …解ったところでもう戻れないのだから、
  間違い続けて進むしかないだろう。 )

(21) 2013/07/03(Wed) 11時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[モニカと一緒に、再び青の拠点へと足を向ける。]


 ………、行こうか。**

(22) 2013/07/03(Wed) 11時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 12時頃


【人】 楽器職人 モニカ

[ほんの短い間、抱きしめられて
ライジの言葉にこくりと頷く]

うん、焼け野原にする。
ライジまで…死なないでね。

[ポツリとつぶやいて。
ひらりひらりと舞う炎の蝶はライジの肩に止まった**]

(23) 2013/07/03(Wed) 12時半頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 12時半頃


【人】 店番 ソフィア

[死体はひとまず隅の方に引きずり隠して布をかけておく。
外に人気がなくなったら運び出して、
跡形もなく消してしまえば脱走兵が二名できあがり。

目の前につきつけられた鋏には、少し驚いたけれど。]


置いてかないって言ったよ。

[どこにも行かないし、行けない。
置いて行かれるのが怖いから。


視界に入る鋏を無視して、
チアキを撫でようと手を伸ばした。**]

(24) 2013/07/03(Wed) 12時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 12時半頃


[耳元に寄せていた唇を離す。
志乃の頬が紅く染まるのが見えた。

揺れる瞳で紡がれた言葉から感じる音を、
噛み締めるように受け止める。]

 俺は…志乃を、守れなかった…。
 
[こんなこと言う資格など、ないのかもしれない…けれど、
志乃の瞳を覗きこむように、しっかりと捉える。]

 それでも志乃が唄う詩が、
 幸せを紡ぐ唄であって欲しいから。

[もう、戦場で聞いたような、悲しい唄を歌って欲しくないと、
心を込めて、もう一度、この言葉を―――]

 そのために、今度こそ、俺に志乃を守らせて…。


[感じたことのない感情。
胸の中で揺らめくものに戸惑い、瞳を揺らす。
覗き込まれて、視線を逸らした。

守らせての言葉が、胸を抉る。]

 ……っ、やめて、下さい

[縋りたいのか、押し退けたいのか。
ナユタの胸元に手を添えて、震える声を漏らした。]

 私……ナユタさんに守ってもらう資格なんてない
 私が、……どんな事を、してきたと……

[続けようとして、言葉に詰まった。
戸惑って、動揺して、気持ちが溢れてしまう。]


 私は、きっと……ここを出たら、また、
 同じことを繰り返すと思います……

[少し違うとすれば、
目的の為に、もっと手段を択ばなくなる。その違い。
未来を変える為に、綺麗なだけではいられないから。]

 だけど、そんな、風に言われたら……
 私、何も……、何も、できなく……

[途切れ途切れに紡ぐ音は、酷く揺れていた]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 保険調査 ライジ

[肩に乗る蝶の灯りを頼りに進む。


そのうちに近付く青の陣はどんな様子だろう。
静まり返っているにせよ、
賑々しく動きがあるのを感じるにせよ、
その様を視認出来る距離で一度足を止めて。]


 ……死なない。

 全部終わったら、
 ちゃんと泣こうな。


[モニカの頭をくしゃりと撫でる。
今はまだ、真剣な面持ちで唇を結んで。

いざ。青の拠点へ推して参る。]

(25) 2013/07/03(Wed) 19時頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 19時半頃


【人】 店番 ソフィア

[チアキの髪を少し撫でる。
自分がかつてされた事を真似るように。
覚えている手はもっと柔らかくて温かなものだけど。]



それじゃ、おやすみ。

[そうして、外の人気が薄らいだ頃。
布に覆われたものを片付けに外に出る。
ところどころに見張り用の篝火がある以外、
静まり返った拠点の中。
捨てる場所を目指して暗がりを進む。]

(26) 2013/07/03(Wed) 19時半頃

【人】 店番 ソフィア

[闇の中で、羽ばたく炎を見た。]

(27) 2013/07/03(Wed) 19時半頃

メモを貼った。


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 19時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

[歩く音を聞きながら、ライジと同じように視認出来る距離で足を止めた。
青の拠点は起きている人が居るのか。
あるいは見張りの人の明かりか。
1、2、…3つの明かりが確認できただろう。
その灯りには、チアキはいるのか、そうでなくとも誰かが起きている意味を示す。]

 うん…。全部。
 全部、終わったら。

[再び歩くのはどちらだっただろうか?
モニカはとんとん、と再び足を進める。]

(28) 2013/07/03(Wed) 19時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

 
 先に行くよ

[くるりとライジの方へむいて]

 ライジ。
 また、会おうね

[そう言って、拠点へと
駆けだした―――]

(29) 2013/07/03(Wed) 19時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[その頃には羽ばたく炎をソフィアが目撃した時だろうか――]

(30) 2013/07/03(Wed) 19時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[さぁ、さぁ、―――魔女が来るぞ
   不死身の死神すら焼いた不死身殺しの火の使い――

    燃える火の花びらにはお気を付けあれ!]

(31) 2013/07/03(Wed) 20時頃

メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

おいで、おいで―…

[拠点へと向かって視線を向ける。
優しく囁きながら、両手の掌で赤い火の塊を作り出す。]

 行っておいで火焔、赤猫

[火の狼と火の猫が飛び出して、獣ごとく拠点へと駆けだしていった。]

(32) 2013/07/03(Wed) 20時頃

メモを貼った。


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 20時頃


【人】 友愛組合 チアキ

[撫でられ、こどものように目を細める]

 うそつき
 みんな帰ってくるって また会おうって 大丈夫だって言ったよ

 でもみんなうそつきだ

[癇癪持ちの、寂しいこども。
それが仮面なのか素なのかは、自分でも分からなかった。
いつからか、仮面のない自分がどんなものなのか忘れてしまって。

今も、ほら。
狂ってしまったような様子でだだをこねる自分を、冷めた顔の自分が離れた場所から眺めているんだ]

 ……ソフィア。
 ね、ソフィアは俺にどうしてほしい?
 どうすれば満足してくれる?どうすればいいの?
 どうすれば褒めてくれる……?

[すん、と鼻を鳴らした]

(33) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[ソフィアが出ていった後、呆けたように座っていたが
ふと、あることに気が付く]

 ……青のにオスカーが殺された、なら。
 来るのかな。モニカ。

[それなら警戒体制を取らなきゃなんだけど。
いいや、もう。
多分、間に合わないし。


見張りが猫と狼の灯りを見たのは、そのころか]

(34) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 20時半頃


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 20時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

−青の拠点−

『魔女だ!魔女がいる!』

[誰かが慌てたような声をきいて、くすりと笑う。
拠点に着いて、入口付近にいた兵士を鋭い爪で切り裂くと、焼きながら刻みこむ感触が伝わってぞくぞくとした。

あぁ、楽しい。

くすくすと笑いながら、近くにいる人に目掛けて火で造った鋭い爪を振るい――、赤猫が戻ってきて肩に乗っかってきた。]

ん?赤猫、どうしたの?

[その間にも切り刻んて燃やして。
ふと、腰が抜けた兵士が見えたので、赤猫の首根っこをがしっと摘まむと放り投げた。
少々乱暴されてにゃぁと鳴いて、兵士の懐へと入った瞬間、炎に包まれた。]

(35) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 またな、モニカ。


[駆けていくモニカの背が、
闇に溶けて消えた。

直後、“魔女”の炎が前方を赤く染める。


その様子を眺めながら、
肩に止まる炎の蝶を指先で揉み消した。


再び訪れた闇の中。
“魔女”の炎から逃げ出す兵を討つべく
ゆっくりと青の拠点への距離を縮める。]


 結局、モニカは……“魔女”になってしまったよ。
 オスカー。

(36) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

さて、火焔はどこにいったのかな?

[そう呟いた途端、爆発音がしただろうか?
かなり大きな音がしただろう。

拠点のどこかに、不幸にも爆発物があったらしい。

黒色火薬を取ってこいってやったのが原因だろうか…。
爆発して消し飛ばされても再び火の塊を作りだせば――]

いっておいで

[再び火の狼は駆け出す。]

(37) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 20時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

――ゴホッ
[狼が兵士へと牙を向くのを見て、そして口元を抑えて咳をした。
掌に血が付く]

さて…チアキはどこかな?

[左手は爪を作り出したままに、右手は鋭い爪を取り込んで熱へと変わる。
掌からこぼれるように花びらを散らしながら、歩く。

歩いて、彷徨う。
私はここよ、
       魔女はここよと囁くように。]

(38) 2013/07/03(Wed) 20時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[“炎の魔女”の獣たちに炙られ
夜を劈く爆音に慌てて拠点を出る者が在れば、
まずはそいつの頭上へ落雷を呼ぶ。

黒い夜空に出現した光の塊は、落ち、
やはり派手な音を立てて青の兵を焼いた。

その光と音もまた、
赤の拠点までも届く程の大きさだ。]


 予定とはかなり違うが…、
 まぁ……良いか。


[俺が与えられた仕事の内容としては
攻め入る必要は無かったわけだが。
この方が効率は良い。]

(39) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[雑兵を取り逃がしたところで
どうという事も無い。

それでも丁寧に駆逐していくのは、
案外まじめで几帳面な性格ゆえに。

広域に散る兵をまとめて相手にするなら
一雨欲しいところだが、
わずかに魔女の熱を運ぶ風は乾いていた。
残念ながら。



雷の矢を射りながら、
青の中心へと一気に距離を詰める。]

(40) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[外が騒がしい。
悲鳴と怒声と走る音。爆発音。
研究所ではそんな音はなかったけど、それより前はよく聞いてた音によく似てる。

やだなあ]

 ……だれが殺したクックロビン、か。

[ふわり。
ネジを巻かれたすずめが、ひゅいと天幕から外へと出る]

 ………

[酷く拗ねた、子供じみた感情。
それと同時に沸き上がる、迷子のような恐怖と不安]

 やだ、なぁ………

[天幕の外へと出る。
外は明るくて温かだった]

(41) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[空飛ぶ鉄の小鳥は、小さな弓矢を持っていた]

(42) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[チアキの力は、なぜあるのかは説明出来ないが、なぜそうなっているのかの理由は至ってシンプル。

彼の生み出すものを見るといい。

たくさんの守ってくれる幻想の生き物。
けっして自分を傷付けない滑稽な生き物。

寂しい子供が望んだのは
愉快な遊び相手。
保護してくれる誰か。

それは本物の力を帯びた
無邪気で純真な子供の夢。
現実を侵食する幼い夢。

いま、
死の理解と、守られることを願う心と
それから、大人の理性の喪失。

お伽噺が牙を向くためのパーツは、揃ってしまった]

(43) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[すずめは、弓を構えて
遠くにいたモニカに、そのチョークほどの大きさの矢を放った]

(44) 2013/07/03(Wed) 21時頃

【人】 店番 ソフィア

― 静けさの前・天幕 ―

……そだね。

[小さな子供のようなチアキの声に、静かに頷く。
誰もきっと、嘘吐きになるつもりなんてなかった。
みんなを嘘吐きにしてしまったのはなんだったんだろう。

泣きたくても、涙は出ない。
鼻を鳴らしたチアキの頭をあやすように軽く叩いた。]


一緒にお茶会、しよう?
みんなの分も用意して。


[だから、それまで。]

(45) 2013/07/03(Wed) 21時頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 21時半頃


【人】 店番 ソフィア

[躍るようにふたつの赤いものが拠点へと駆け入った直後、
あちこちから火の手があがった。

どこかで聞こえる爆音と>>37
それに重なるように、別の轟音が鳴る。>>39


死体の懐から銃と小刀を引き抜いて、装着して。
一気にけたたましくなった『戦場』を走る。]

(46) 2013/07/03(Wed) 21時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 21時半頃


[言葉に詰まりながらも、懸命に言葉を返してくれる姿に、
戦場での志乃の覚悟と、辛さが痛いほど伝わってくる。
その気持ちを否定なんて出来ないし、したくない。]

 志乃は志乃のしたいように、すればいい…。

[自ら選んで、チアキの元へと戦いに向かったように…。]

 でも、志乃…
 本当に…また、繰り返したいと思ってる?

[繰り返すと覚悟を口にする志乃は強くもあり、儚くもあり…
ただ、どうしても幸せそうには見えなくて…。]

 俺は…繰り返したくない。
 もし仲間を殺してしまったら、俺は…後悔するだろう。

[胸に添えられた手を掴み、志乃を引き寄せた。]


【人】 楽器職人 モニカ


[楽しげにへんてこりんな音を口ずさむ。
歌は志乃の方が上手い。
さぁ、さぁ、出ておいで
 出ておいで。悪夢よ。

魔女と遊ぼう?
燃やせ、燃えろと火の花びらを撒きながら左手の鋭い爪で切り刻んでいく。]

(47) 2013/07/03(Wed) 21時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 21時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

[空を飛ぶ鉄の小鳥、すずめがチョークほどの大きさの矢を放った>>44

その矢はモニカの6へと当たる**
1左肩
2右足
3左腕
4右腕
5右肩
6左足
7横腹]

(48) 2013/07/03(Wed) 21時半頃

【人】 店番 ソフィア

[炎から逃げるように外を向いて、
事切れている兵士がいる。
焼き焦がされたような傷を得て、
地面に伏した兵士がいる。

そこかしこで上がる火柱の照らす中で、
赤い服を見つけただろうか。]


……逃げてきた、わけじゃないよね。

[放たれる青い光を見て、呟いた。]

(49) 2013/07/03(Wed) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

― 青の拠点・正面 ―

[造りは赤とそう変わらない拠点、
壁だの見張り台だのが組まれた正面に立った。

そこから溢れだす兵たちへと
細い雷の糸で編んだ網を放ち。
感電すれば即死を招く光の網で
兵隊の死骸の山を築いていく。

――さすがにキツイ……、



繊細な操作で削られた精神力も、
矢継ぎ早の攻撃に消耗する能力も、
限界に近づくたびに繰り返し飲む薬で補う。

抑圧された意識が刺激される興奮も合わさって
光はどんどん強く明るく強大に。]

(50) 2013/07/03(Wed) 21時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[一日に使える力の限界量は
とうに超えているはずなのに、
どうしてか、とても調子が良い。

モニカの炎に炙り出される兵の数も減り、
一段落ついたところで
上着のポケットから取り出す錠剤を
また幾つか口へ放り込み、噛み砕いて飲む。
それはほとんど無意識の行動で。



壁の内側に在るソフィアの姿(>>49)に気付くと
パシン、と右の指先から光が零れた。]

(51) 2013/07/03(Wed) 22時頃

 あ、……

[腕を引かれて、その胸に抱かれる。
温かい。だけど、落ち着かない。

彼の言葉は、優しくて甘い。
だけど、それに縋りたくもなる。]

 繰り返したい、わけ……ないじゃない、……
 繰り返したくない……わ、だけど……

[どうやって、生きればいいのか分からない。
繰り返さない未来が見えない。]


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[あちこちを炎が走る拠点の中を、
戯れるように駆け抜ける獣が見えた。

彼らの主の姿は見えないけれど、
きっとどこかにいるのだろう。
そして、この地を焼いている。


銃の引き金に指をかけて、距離を開けたままに、
光の網>>50が一度途切れるのを待つ。
何かを口にする姿>>51が見えた。

こちらに視線が向けられれば、
グリップを握る手に力が入る。]

(52) 2013/07/03(Wed) 22時頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/03(Wed) 22時頃


【人】 保険調査 ライジ

[ソフィアへと近寄ろうと踏み出すが、
行く手に落ちている青の死骸が邪魔で。
道を拓くように地面に雷を這わせて
彼らの肉や骨を残らず灰にしてしまう。

残った肉片を踏み、
青の魔法使いである彼女を射程に入れるべく
ゆっくりと前へ、前へと。


彼女の手に銃が見えれば
それを落とすべく雷の矢を射るが、
この距離からでは精度も威力も低いだろう。]

(53) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[すずめの矢で、初めてそちらにモニカがいたことを知る。
矢は小さな小さなものだったけど、それでも矢だから刺されば痛かろう。
そう、例えば鋏で刺したくらいには]

 ……モニカ

[まるで本物の魔女のように、焔の獣を従えた彼女に
ふるり。暴力を恐れるこどものように震えた]

(54) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

ん?
[>>48 左足に何か当たって足元を見る。
見ると短い矢が突き刺さっていた。

どこから飛んできたのだろう?
矢を引き抜いて花びらを押し付けて傷口を焼く。
薬のおかげだろうか。
痛くなかったが、動きにくくなった]

んー…ま、とりあえず返さないとね。

[矢はあっという間に火に包まれて燃えて。
蝶の形へと変わるとひらり、ひらりと舞う。]

ねぇ、持ち主はだぁれ?

[と首傾げて蝶へ問うと、ひらりと空を待って、チアキが居る所へと導くだろう。
遊んでいる狼と猫は飽きるまで遊べと命じて、歩く]

(55) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

[蝶はキアチの前まで飛ぶと黒焦げになった矢がぽとりと落ちるだろう。

ひたり
     ひたりと足音を立てて

キアチがいる場所へと足を踏み込んだだろう。
彼が何かいうかもしれない、言ったかもしれない。
それを遮るかのように喋っただろう。]

みぃつけた。
ふふふふふ、あはははは、やっと会えた。

さっきぶり、ね?

ね、せっかくなんだから。

(56) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―――私と遊ぼう?チアキ

[にこりと笑う狂った魔女がそこにいる。]

(57) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 店番 ソフィア

[焦げ付いた臭いがあたりに漂う。
随分と綺麗になった地面を踏んで、
こちらへと近づいてくるライジの表情は
この距離ではまだ窺えない。

手元目掛けて飛んでくる矢は、
狙いを外れて地面に刺さって消える。


近づいてくる分だけ後ろに下がって、
矢の合間を狙って引き金を引く。
ほとんど狙いを定めずに撃ち出した一発は、
足を止めるくらいの威嚇にはなるだろうか。]

(58) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 店番 ソフィア

―― 殺しにきたの?

[僅かに首を傾げて。
銃口は向けたまま。]

(59) 2013/07/03(Wed) 22時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[なぜここに?とか。オスカーは?とか。
もう分かっていることを尋ねようとしていたのは、現実を見たくなくてだろうか。
その言葉は、モニカの笑い声に遮られたけど]

 ……俺が?…………なんで?

[怯えたこどもが魔女を見返す。
その狂気を宿した目と、どろりと暗い目がかち合って]

 ……ぁ、

[びくり。一歩、二歩。後ずさった。

いやだ。こわい。
幼い思考回路が、警告を発する。
だから、警告に従って背を向けて走り出した。

彼女が火を遠距離からも使役できるのを、知らないわけではなかったのに

すずめはチアキの後ろに、ひらりひらりとついていく]

(60) 2013/07/03(Wed) 23時頃

【人】 保険調査 ライジ

[飛来した銃弾は左肩を掠めた。

赤茶の軍服が焼き切れただけで、
肌にたいした痛みは感じなかったので
気にせずそのまま歩み続ける。

眼差しは銃口へと向け、
いつでも攻撃を仕掛けられるよう
右手に帯電させ
細やかな火花を散らしながら。]


 ………会いに来たんだ。

[声に、視線を上げる。
大きく開いた瞳孔を縁取る虹彩は変色して
やや濁った金色に変わっている。

静かな眼差しを向け、
ソフィアの言葉に、肯いた。]

(61) 2013/07/03(Wed) 23時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

[>>60後ずさりする彼に一歩、二歩と歩み寄る]

 俺が?なんで?って、いやだなぁ。

[くすくすくすと笑う、笑う]

 自分がしたことはちゃぁんと覚えておかなきゃ。

[背を向けた彼を追おうことはせず、とんとん、とんとんと歩いていく。
やることがなくなったらしい火の狼が戻ってきて]

 あ、火焔、おかえり。
 あの子、捕まえて。

[そう命じると駆け出す火の狼。彼に向けて牙を向く。]

 齧るだけ。
 焼いちゃだめだよ?

[焼くのは私がやるんだからと、くすりと笑う。]

(62) 2013/07/03(Wed) 23時頃

【人】 楽器職人 モニカ

[火の狼はキアチに向けて大きな口を開けて―――
1
1:足を噛んだ
2:掌を噛んだ
3:手首を噛んだ
4:腕を噛んだ
5:飛びついて肩を噛んだ
6:背中へ体当たりした]

(63) 2013/07/03(Wed) 23時頃

メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

――ガブリ―――

[火の狼が噛んだのは。右か、左か…、どっちの足だっただろうか?
痛みと足を噛まれる音が聞こえただろう。]

(64) 2013/07/03(Wed) 23時頃

【人】 店番 ソフィア

[銃弾が軍服の袖をはためかせても、
ライジの歩みは止まらなかった。
かち合った目はどこか遠くを見ているようで。

会いにきたの。殺しにきたの。
その両方。]


……会いたかったよ。

[戦場じゃなくて、もっと別の場所で会いたかった。

今度は狙いを定めて、指に力を込める。
頭や胸でなく足を狙ったのは、
まだ躊躇いが残るからか。]

(65) 2013/07/03(Wed) 23時頃

メモを貼った。


【人】 保険調査 ライジ

[どこかぼやけた意識に響く声。
ソフィアの言葉にごく自然に微笑う。

あの時、昼間の戦場で再会できた時、
素直にそう言えたら、
もう少し違った未来を歩めただろうか。


彼女の指が引き金を弾く動きに反応して、
右手を揺らした、が。
ソフィアの頭上に創る雷電の塊は
右足の脛を撃たれた痛みと衝撃によって
ぶれて崩れて砕け散った。

攻撃性の無い光の粒が辺りに降り注ぎ、
地面にたどり着く前にふわりと消えた。]

(66) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[銃弾に撃ち抜かれた脚で、
それでも歩みは止めなかった。

一歩ごとに噴出す血が地面を濡らす。

そうして少しばかり痛みに耐えて進めば
もう、ソフィアのすぐ傍だ。]


 会いたかった。


[討つ事も撃たれる事も意識には無く。

手紙のやり取りの中でも再会出来た瞬間にも
一人きりの時でさえ呑み込み続けた言葉を、
伝えたかった言葉を、声に。] 

(67) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[何を言ってるか全然わかんない。
こわい。こわい。俺が何をしたの。
意味のない問いがぐるぐる頭を廻り

走る、走る]

 ぐっ…………!?

[短い鬼ごっこは、鈍い音と共に終わった。
麻痺した感覚が伝える痛みはなく
ただ、熱い]

[派手に頭から転んで、口の中に砂が入った。ちょっと泣きそうだ。

砂を握り、足を噛んだ狼を半べそで見る]

(68) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

[今もまだ、夢の中では戦争を繰り広げているだろう…。
そう思うと、この施設の研究員たちに吐き気を覚える。]

 繰り返さなくていいように…
 動くしかない…

[同じ事なんて…繰り返させない。]

 志乃が、繰り返したくないのなら、
 それでも、繰り返してしまうと思うのなら…

 俺が…止める。


[二人だけ部屋の中。
そんな意識は今まで全くなかったのに。
リッキィがあんな事をするから。
普段の彼女なら絶対にしないようなことをしたから、意識してしまう。
周りに誰もいないなら、と思うと少しは恥ずかしさは薄れた。]

 ……リッキィ

[低い声で名前を呼ぶ。
掴んだ手はそのまま。引き寄せて、もう片方の手は頬から彼女の背中にまわすと、もう少し二人の距離は近づいた。
顔を伏せたままなら、あげてくれるまで何度も名前を呼ぶ。]

 リッキィ、こっち見ろよ。

[それでも、彼女がそれに従わないのなら掴んだ手を引いて。]


【人】 友愛組合 チアキ

 はな、して!

[全然わけがわからなくて、ただ怖くて

ずるり。

回りにあった焼け焦げた、ばらばらの死体のパーツが、変質していく。

数多の銃から生まれたブリキの雄牛が、狼を踏み潰す。

死体の腕が、足が、頭部が
瞬きしている間に、カラスに、ヒワに、ハトになっていく]

 怖い……怖い、怖い、やだ、やだ、怖い、怖い……

[ひっく。しゃくりあげる音。
立ち上がろうとしても、痛みはないのに立てない。
鳥に囲まれて、迷子のように目をさ迷わせる。

ふらつく正気と狂気の境]

(69) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

[止めると言う言葉に、小さく笑う。
嘲りでも、喜びでもなく、
それに心が動いている自分に笑った。]

 ……止められるなら、止めて。
 私は……夢の中のような、悲しい結末にならないように
 やれることは、なんでもやるから……

 ――どんな手を使っても、

[ナユタを信じてる。
だけど、何もしないなんてできない。
自分にも、守りたい人がいるから。]


【人】 楽器職人 モニカ

[こつこつ]
         [こつこつ]

 あーあー、踏み潰しちゃった。

[もったいないとも言いたげに。
鳥に囲まれているキアチへと]

 怖い?怖いの?

[両手で溢れる花びらを握りつぶして、熱を取り込む。
こつ、っと靴の音を鳴らす。1回―――]

(70) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

[周りの目が無いヤニクの部屋の中だからこそ、普段絶対にしないであろう行動をとったのかもしれない。
こうでもしないと、この男には伝わらないと思ったからこそとった行動ではあったけれど。
人目があったなら、彼女は絶対にこんな行動はしない…多分。]


[低い声が空気を、耳元を振るわせる。
そのまま引き寄せられれば息を飲む音がした、けれど顔を上げる事は無い。
彼の手が背中にまわされれば、胸に顔を埋める。
何度名を呼ばれても、]


 ………いや。


[要望には応えるつもりは無い。赤い顔が人様に見せられるような落ち着きをみせるまで。
そのつもりだった、のだけれど。]


【人】 楽器職人 モニカ


 ねぇ、なんで逃げるの?
 せっかく会いに来たのに。

[靴の音と共に花びらを握りつぶす
2回―――]

 ねぇ、何故、オスカーを殺すのを命じたの?

[近くにいたカラスを焼く。
3回―――]

 ねぇ、遊ぼう―――

[4回―――の時にはすでに手を触れればたちまち、触れた物を燃やしていた。
そして咳が]

(71) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

【人】 店番 ソフィア

[頭上に作られた雷球が、
銃声に呼応するように弾け。
雪のように舞って、空気に溶けた。

直前に見えた笑みに指先から力が抜ける。
赤い服を濃く染めながら近づくライジを、
離れるでも撃つでもなく。


すぐ傍で聞こえた声に、瞳が揺れて。
下げられた手から銃が落ちた。]

(72) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

【人】 楽器職人 モニカ

―――ゴホッ、ゴホッ、ゴホゴホ

[咽たように、足を止めて。
何度も咳をする。
口元を抑えて、指の間から血がしたたり落ちる。
収まるまで、少しの間が開いただろうか。]

(73) 2013/07/03(Wed) 23時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[さらに近付く。

踏み出した足が、落ちた銃を踏み、
バランスを崩すままに蹌踉めき。
咄嗟に支えを得るために……を装って、
ソフィアの背へ右腕を回して抱こうと。

帯電しきった身体から電気を放てば
彼女はこのまま死んでしまうであろう距離。

逆に言うなら、
彼女の両腕に抱き返されれば
俺もすぐにでも死んでしまうであろう距離。]

(74) 2013/07/04(Thu) 00時頃

[お返しでした行為への反応に、やはり笑みを広げながら、零した言葉は偽りのない本音。
手を解こうとされればそれに抗うことはなく、彼女の手をあっさりと手放す。
それでも背中に回された手は動かさないから、二人の距離はほとんど変わらない。

柄にもないことをしている自覚はある。
誰かに見られたら、恥ずかしさでどこかに埋まりたくなるだろうけど。
それでも伝えたくて、リッキィの頭を撫でながら顔を近づける。
顔は赤いし声は震えているし、どうしてそうなってしまっているかもよくわからず、かっこつける余裕があるわけがなくて。 
それでも掠れた声で繰り返す。
リッキィの耳には入るように、繰り返した。]


【人】 友愛組合 チアキ

 そんなこと、してな……

[何を言っても無駄だと分かりながら、震える言葉を紡ぐ。
何をモニカは言ってるんだろうか。なんでモニカは怒ってるんだろうか。
わけがわからない。わからないのに、モニカは怒ってる。

カラスが、悲鳴を上げて落ちていく]

(75) 2013/07/04(Thu) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[……イラッ]

(76) 2013/07/04(Thu) 00時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 ……モニカ?

[唐突に血を吐いたモニカを、どこか冷静に見る。
怪我をしているのか、それとも別の理由なのか。わかるはずもないけど。

ただ、ひとつだけわかるのは
これを逃したら自分は死ぬということ。


銃を取りだし、迷わず足の腱を狙う。
何人も何人も殺して、分解してきたのだ。
よぉく人の構造はわかっていた]

 モニカ、オスカーが、なに?
 俺、全然わかんないんだけど。

[放った弾丸の行方を見ることはなく
ふらり、足を庇いながら立ち上がる。
狼に噛まれたせいで、ごっそり足の肉が抉れていて
小さく舌打ち]

(77) 2013/07/04(Thu) 00時頃

[辛い時に支えてくれた志乃の唄。
その恩返しが、これっぽっちも出来ていない。

ずっと伝えたかった言葉を、伝えられないまま戦場で逢い…
それでも敵じゃなかっただけ、心の底から有難かった。]

 傷、つけてくれて構わない。

[覚悟は…出来ていた。]

 志乃を傷つけるものは…
 それが志乃の行動であっても…
 全力で…止める。


[ モニタに映るモニカを見て、眉根が下がる]

 "魔女"にしないって約束したのに――

[それは自分(クアトロ)に対して]

 なっちゃダメって言ったのに――
 逃げてって言ったのに――

[クアトロの願いは届かなかったのか――]


【人】 店番 ソフィア

[よろめいた体に、咄嗟に手を差し出して。
背に腕が回されれば目を見開くが、
突き放すことはせずに身を寄せる。


背に回した手の位置は、心臓の裏側。
すぐに命を摘み取れるのは、どちらも同じ。

その懸念を無視して、
額をすぐ傍の胸に当てて心音を探る。]

(78) 2013/07/04(Thu) 00時頃

―― 別室実験室→制御室 ――

[向かったのは実験室ではなく、制御室。
そこにあるだけの擬体にちらと視線を向け
カプセルの中のもの言わぬ相手へと声をかける。]

俺はどうすればいいんだろうな。
どうすればよかったんだろうな。

[自問自答。何度も繰り返したそれ。
彼女の前で、カリュクスの前で。
答えが返ってくることはないのに。

触れようと手を伸ばすがカプセルに阻まれて。
硬質な表面に爪がかちりとあたるだけ。]


【人】 楽器職人 モニカ

ゴホッ…――。
[狙い通りに、弾は足の腱を当てただろうか。]

ゴホッ――、オスカー殺したヤツ、なんっていったけ。
『キアチ殿の要望でおいのち、ちょうだい、いたす』だったかな。
そう言ってたんだけど?覚えがないの?――ゴホッ

[咳を抑えて、袖で口元を拭い、撃たれたはずなのに、こつりこつりと歩く。]

ね、なんでオスカーを殺したのかなー?

[こつりこつりとキアチへと近づいて捕まえようと手を伸ばす。
自らの手で焼こうと。]

…お前を絶対に許さない。
絶対に、絶対にだ。
焼いて、焼いて、焼き尽くして、それでも気が済まない。
何もかも、焼いて…。焼いてやる…。

[そう、言葉を吐きながら]

(79) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

なあ、もう、いっそ。

[全部終わりにしてしまおうか。
時折襲うそんな感情。
それをいつも思いとどまるのは
この手を好きだと言ってくれた彼女の笑顔があるから。
待っていると約束したから。

だがもう、その笑顔も。声も。
ずっとずっと――聞いていない。]

……忘れちまうんだよ。
お前の顔も、声も、想いも――
だから、なぁ、はやく

[ぎり、と爪を表面に立てるも
欠けたのはこちらの方だった。]


 うん、……止めて、

[ナユタが傷ついたら、とても悲しいけれど。
彼の覚悟も伝わってくるから。

小さく返して、微笑めば瞳を伏せた。
もう少しだけ、もう少しだけ、この温かさに縋りたい。

まだ、目覚めてない"家族"たちが、悪夢の中にいるのは
分かっているけれど……もう、少しだけ。]


[自分のとっている行動も十分おかしいとは自覚している。
だって、背中の手は嫌がらずにむしろ心地良いと感じているし、恥ずかしいからといってひとの胸に顔を埋めるなんて本当ならしない。
なによりも、こんなに力を抜いて接する事なんて。
兄相手でもヤニク相手でも、今までならしなかった、はず。
他人の目の届かない場所だからか、それとも。]

[素直になる、というのは案外難しい。
自分の思っていること、感じている事をストレートに言う事を指すと、リッキィは思っているために、それを苦手としていた。
けれど、タイミングを逃せば、素直になるなんて事は滅多にできない。
……あの夢の中のように。
だから、こうしているだけだと自分に言い訳をするのは、何故だろうか。]

[掠れた声が、撫でられる頭が、とても心地良かったから、か。]


【人】 保険調査 ライジ

 あの時みたいに……逃げねぇの?

[小さな身体を抱き締めるには
右腕だけで十分だった。

一時的に放電を止めた右の掌で
ソフィアの頭を抱き込む。
鼓動は静かに規則正しく打っている。

問いかけても
ソフィアがそのままで居てくれるなら、
彼女の耳元に唇を寄せて。]

(80) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

【人】 保険調査 ライジ

[伝えたかった言葉の続きを囁いて、
均衡状態の抱擁を解こうと。

次こそは、
彼女を殺す目的での攻撃を仕掛けるために。**]

(81) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

―― 制御室→実験室 ――

[去り際に、ポプラには視線を向けることすらなく。
もちろんその頭を撫でてやることもせず。
階段を上って実験室へと向かう。

扉を開ければ、オスカーとケイトの姿はあっただろう。
二人が何か話しているなら、割り込まずにそのまま。
モニターでは――また、彼らが戦っていただろうか。

オスカーの傍らにいる小さな存在には気がついたが
彼がこちらに説明してくるまでは自ら問わず。
ああ「二人」とはそういうことなのかと
ただそう思って。小さなオスカーを視線で追う。]


保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 00時半頃


【人】 楽器職人 モニカ

[その伸ばす手は届いただろうか。
攻撃されれば届かずに、防衛に回るだろう**]

(82) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

【人】 友愛組合 チアキ

[モニカの答えに、震えながら首を振る。]

 覚えがないって言っても、無駄なんだろう、ね……。
 俺は、青のやつで。そいつも青のやつだったんだろうから。

[物わかりのよさそうなことを言いながら、後頭部を引っ掻く。]

 モニカは、俺を殺したいんだね……。
 俺も、さ。もう生きる意味なんて、どこにも、なく、てっ、

[硬質な音が響いて、モニカが側に立つ。
呪詛と熱が、ちり、ちり、と皮膚を焦がした]

 だから、もう。
 死んでも、いいんだ。

[恐怖で、声が震えた]


 ……でも、ごめんね。

(83) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 00時半頃


【人】 友愛組合 チアキ

 生きていたいんだ。
 ごめんなさい。
 死にたく、ないんだ。

[ざわ、鳥が動いた。]

(84) 2013/07/04(Thu) 00時半頃

[身体に、心に刻む様に。
ナユタの温もりを確かめて。

束の間の、優しい時間に身を浸す。
しかし、やはり気になってしまうから。]

 ……実験室に、戻っても?
 誰が、起きたのか気になるの……それに、もし…

[チアキやソフィアが目覚めた時に、傍にいてあげたかった。
傷つけて、苦しめてしまったから、悪夢は終わったんだよ。
って、伝えてあげなくちゃいけない]


[拒まれるかと思っていたが抵抗はなく、リッキィの顔はヤニクの胸に埋まる。
背中に置いた手はそのまま降りて腰を支え、彼女の小さくて温かい身体を抱き寄せる。
それが思いの外柔らかかった、などと。
気がついてしまえば動きはぎこちなくなるものの、手を離すことはなく。

先ほどヤニク自身が放った言葉が思いかえしても恥ずかしくて、ほんのわずかな沈黙が落ちただけでも怒らせたのではないか、と不安になっていると。
返された言葉は、少なくとも怒っている物ではなくて。]

 ……た、まには言わせろよ……
 俺様はこんなこと、めったに言わねぇ、だろ……

[たまには、でもめったに、でもなく初めてで。
ドクンドクンと打つ心臓の音が、半分はリッキィのものであればいい、と思いながらもうしばらくそのまま。]


[小さく囁けば、笑みを浮かべた。
信頼しているというように。

いくつか言葉を交わせば、共に部屋を後にしただろう**]


メモを貼った。


[キィはとてとてと実験室を物珍しげに見まわっていた]

 食べちゃダメだよ。

[言いつけておかないと食べそうだった――。

 ミナカタが実験室にやってくれば手をあげてそちらへと。
小さなオスカーをキィだと説明して分かってもらえるだろうか]

 先生はあっちへこっちへと忙しそうだね。

[四人の戦いはいつまで続くのだろうか――。
モニタへ視線を向けるも終わりはまだ見えそうになく。]


 そう、だね。聞いた事ない。
 


[確かに、ヤニクの口から飛び出してくれば驚くような言葉ばかりで。
少なくとも、共に過ごしてきた中では聞いた事は無い。
ヤニクの動きがぎこちなくなるのは気がつかずに、そのまま大人しく腕の中へ収まっていただろう。拒む理由が今の彼女には無い。
……触れていられるのが、酷く安心する、なんて言葉には出さなかったけれど、抵抗はしないし機嫌を悪くするわけでも無かった。]


[オスカーの説明には耳を傾けつつ、
動き回るキィが近づいてこれば
手を伸ばして頭を撫でようとする。]

小さいな。並ぶと兄弟か親子みたいだ。

[キィに手を拒まれれば小さく笑い
大人しく撫でられても笑うだろう。]

――俺はお前らがいないと仕事もないからな。
恐ろしく暇だ。
……余計な事考えちまうぐらいにはな。

[オスカーの言葉には首を横に振り。
またあのにぎやかな日々は来るのだろうかと――
そんな寂寥に近い感情を抱く。]


【人】 店番 ソフィア

……逃げないよ。

[後頭部に手が添えられる。
問いかけに小さく苦い笑みを浮かべ、
静かな命の音に耳を傾けた。


耳元で囁かれた言葉に肩を揺らして。
答えのかわりに、背に回した手に力を込める。
踵をあげて顔を寄せ、]

(85) 2013/07/04(Thu) 01時頃

【人】 店番 ソフィア

[ライジの手から力が抜けて、その先に光が見えれば、
背に回していた手を袋から引き抜く。
加減なしの能力は、体が離されるより先に
彼の背中の一部を抉り取るだろうか。



会えてよかった。
最後にちゃんと抱きしめられた。

…戦いたくなくても、戦わなければならないなら。
ライジにだけは殺されてあげない。**]

(86) 2013/07/04(Thu) 01時半頃

メモを貼った。


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 01時半頃


[ てこてこと歩きまわり、ミナカタの近くに行って頭を撫でられると首をこてんと傾げた。
丸い陶器のような白い眼にミナカタの姿が映るわけではなかったが、視線はじぃと見つめていた]

 どちらかと言うとお兄ちゃんだね。
 お父さんって年じゃないし、もしそうなら先生はお爺ちゃんになっちゃうよ。

[くすくすと笑みを浮かべると、キィはオスカーの方を見て首をこてん。
喉から聞こえるのは金属を打ち合わせたような音が聞こえ、ぽんと肩に手を乗せると――]

 ああ、そうだね。お父さんもお母さんもいるもんね。

[キィに微笑みを返して――]

 あ、先生。抱っこせがまれてもしちゃダメだよ。

[ギックリ腰になるから、と付け加える]

 これからまた忙しくなるんだからね。


[僅かだけど、確実な優しさを感じた時間。
再度彼女の頬に手を触れて温もりを確かめ
安らぎを覚えながら…

だけども、もう一つの気がかり。]

 だな。
 俺も気になってる。

[扉の方へと視線を送る。
ライジは、あの後どうしただろう…。リッキィは…。
伝えたいことが、まだあった…。

立ち上がると、志乃に行こうと頷き、
実験室へと向かうだろう。**]


メモを貼った。


 だ、から大人しく聞いとけ! ありがたく!!

[恥ずかしさにそう言いながら、リッキィが拒まないことに安心して。
腕の中におさまっている彼女の金髪に、黙って頬を擦り寄せる。
甘えているように見えたかもしれない。
実際甘えていたので。リッキィに指摘されない限りはそのまま。


そうして、二人で部屋でしばらく過ごしてから。
彼女の手を引きながら部屋を出る。
あの部屋でまだ目覚めていなかった、オスカーのことが気になったから。

もしもリッキィがどこかへ行きたいと言えば、先にそちらへ行くだろうけど。**]


メモを貼った。


[首を傾げた姿は愛らしく
その様子は本当に子供のようだった。
こちらを見上げる白い眼には
慈しむように笑みを向ける。]

爺さんは勘弁。さすがにそんな年じゃない。

[キィと会話する様子をしばし見ながら
こうしてみると本当に兄弟のようだ、と思いつつ、
オスカーに注意されて頷いた。]

ああ、金属だから重いのか?
それは気をつける。最近腰が痛いしな。

[仕方がないのでキィは撫でるだけにとどめて
オスカーの言葉には苦笑い。]

……忙しく、なるといいな。

[以前のように。あの子たちと共に。**]


メモを貼った。


[…どこにいるのか。それを考えているうちに。

その考えの対象となっていた、オスカー君がやってきたことに気がつく。]

…オスカー君も、まずは無事に、帰ってきたのですね。

[最初に出てきたのは、そんな言葉。

目の前にいるのは、自分を殺した相手。
だけど不思議と。それはいわゆる「家族」だからか。

恨む気持ちは、殆ど起きなくて。]

…オスカー君は、もしかして、分かっていたんですか?

[皆とは違う実験室にいたのであるなら。何か知っているのではないだろうか、と。]


 うん、そうだね。

[ でも、その内そう呼ばれるかもねと胸の内に秘めておくことにした]

 その外見で多分60kgはあるよ。
 いきなり抱きあげようとしたら、腰に行くでしょ。

[分離する時に余剰分を持っていかれ、組成する時にかなり使ったらしいがまだそれだけあった]

 ――忙しくなるよ?

[自分たちが悪戯するし、やはり胸の内に秘めておこう]


 "僕"は無事だった、ね。

[ 眉根を下げると目じりも一緒に下がる。
小さく乾いた笑みを浮かべると首を横に振った]

 知ったのはさっきだよ。
 調整の間に研究員がやってくれてね……。

[そこでふと、自分とクアトロの違いを分かってもらってない気がして――]

 ケイト、僕が誰だかわかるかい?


【人】 友愛組合 チアキ

[肉を貪ろうと、命のない鳥がモニカに襲いかかる。
それと入れ替わるようにして、銃を片手にしたチアキが飛び退き、モニカの額に向けて銃を構える]

 あぁああぁあ、なんなんだよほんっっと……。
 死にたくない、死ぬのは怖いよ。

 志乃のときだって、あんなに助けを求めていたのにわざと死ぬなんてことはできなかったんだ。

 ねえ、みんな。なんでいっしょに生きてくれなかったの。
 僕の悪い頭じゃわかんない……。
 死にたくない。俺はこんなに死にたくないのに。
 

[酷く引っ掻いたせいで、爪に血がついていた。
引き金は、まだ引かない**]

(87) 2013/07/04(Thu) 07時半頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 07時半頃


60か……

[オスカーに体重を教えられて
あどけなく見えるキィを見下ろす。
見かけ体重の4倍ほどはあるだろうか。

どんな生体構造なのかとか、
そんなことには少し興味がわく。
青い飴をまた用意しようか。]

お兄ちゃんの言うことちゃんと聞けよ。

[しゃがんで手を伸ばし、髪を乱す。
抱っこをねだられれば、
忠告を思い出して抱き上げはしないものの
抱きしめるぐらいはした。

冷たかっただろうか、
温かかっただろうか。**]


― 自室→実験室 ―
[帯を直して、ナユタと共に部屋を出た。
部屋に行く時より、大分心が落ち着いていた。
傍らの人のおかげなのだと、胸に刻んで。

実験室の扉を開けば、オスカーの姿が見えた。]

 目覚めたのは、……オスカーさんだったのね
 おかえりって、言ったら良いのかしら

[それとも、おはよう?と緩く首を傾ぐ。
ヤニクとリッキィがいれば、同じように言葉を交わして。
ふと、ミナカタの近くにいる小さな子に気付いて]

 その子は……?

[この子がキィだと教えて貰えば、あの声の主かと
キィの頭を撫でただろう。母のように思っていると
言われたのを思い出して、優しく、優しく。]


[キィの頭を撫でていたが。
モニターの方を見つめて、手が止まった。

戦っている。
モニカが、チアキが、ソフィアが、ライジが、
4人が戦って、血を流して、苦しんでる。

モニカが魔女の様に戦う姿は、見たことはあったが
今回は何かが違う気がして、不安が募る。

そして、彼女と対峙するチアキの様子にも。]

 ……私の言葉は、何も、できなかったのね

[幸せを願った。
人を殺すのも、傷つけるのも、
自分で終わりにして欲しかった。

チアキの悪夢を、止めたかった。
あの時は、あんな方法しかできなかったけれど。]


[ナユタも傍にいれば、
モニターをじっと見つめながら、彼の服の裾をひいた**]


メモを貼った。


【人】 楽器職人 モニカ

っー、邪魔っ!
[ざわっと鳥が動いて、肉を貪るように食いちぎっていくのを鋭い爪で薙ぎ払い、燃やす。

くそっ、多い、それじゃチアキを焼けないじゃないか
と毒付きながら、爪で薙ぎ払い、熱で燃やす。
チアキの声が聞こえた>>87

ぶちりぶちりと肉がきぢれる嫌な音と立てながら、ずるりずるりとチアキの所へ這いずる。
おかしいな、どこか食われたか。
歩けない。]

ーー、生きたいのは、死にたくないのは、"人"だからよ。

[魔女は言う。
ちりちりと熱で自分の服に火がついた。]

(88) 2013/07/04(Thu) 13時頃

【人】 楽器職人 モニカ

ねぇ、知ってる?
魔女は火炙りと決まってるの。

[がしりと銃を握る手首を熱くなった手で掴む。
銃口を自分の額にあてつけて、にぃぃっととてもあやしげな笑みを浮かべている]

ーーーーー。
[チアキに聞こえただろうか。
燃える猫が小さく鳴いて、火となって魔女を燃やし始めた。**]

(89) 2013/07/04(Thu) 13時頃

【人】 店番 ソフィア

[雷を避けようと身体を低くして。
地面に落ちた銃を手にーーしようと見えたかもしれないが。
本当の狙いは地面の方。

コントロールも多少なりとも上達した。
オンオフはできなくても、
指向性をつけられるくらいには。



ライジの足が乗る周囲を一気に腐らせる。
急激に弱くなった足場に、
片足から血を流す彼は踏みこたえられただろうか。

体勢を崩せば、今度こそ銃を拾ってつきつけた。**]

(90) 2013/07/04(Thu) 13時半頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 14時頃


【人】 保険調査 ライジ

[離れる間際に背を抱かれ、
そこがジワリと腐って、壊れた。

皮膚と筋肉が壊れて
神経と血管が千切れる痛みを味わう。
それもすぐに終わってしまうが。


――もう、オシマイ…か。



片肺への侵食が始まる間際で
ソフィアの身体を突き飛ばして
再び、戦場に最適な距離を取る。]

(91) 2013/07/04(Thu) 14時半頃

【人】 保険調査 ライジ

 ……っ は、ッ 、

[それでも肺の一部を損ねたようで、
吐く息は乱れ、濁った血液が口から溢れた。


咄嗟に放つ雷は地面と水平に伸びて
ソフィアの胸を貫こうとするが、
屈む動作に追いつけずに宙を撃って消え。

次の攻撃をと右手を振るう前に、
崩れる地面に傷む足を取られて。
後方へ一歩蹌踉めいた隙に、
気付けば、銃口を向けられていた。]



 …、……侮った。

[薄く笑って、ソフィアを見つめる。**]

(92) 2013/07/04(Thu) 14時半頃

 ダメだよ。

[ ミナカタに一応釘を刺しておく。
研究員の中には解剖したがった者も居たが、実行即死亡になるだろう。

キィはミナカタの言葉にこくんと頷くと両手を広げた。
そのままでしばらく抱っこされないと両手をだらんと下げて首を傾げて抱きしめられるままになっていた。
キィは温かくもなく冷たくもない、常温くらいの温度に感じるだろう]


 やあ、志乃にナユタ。
 おはよう? 3年とちょっとぶりくらいだね。

[ 恐らく何のことかは分からないだろうが。

キィは志乃の姿を見るとミナカタの腕の中から飛び出して、志乃の脚にむぎゅりと抱きついた。
顔には満面の笑みが浮かべられ、嬉しそうに甲高い金属を打ち鳴らしたような聲を出していた。
頭を撫でられるととてもご満悦なようだ――]

 その子はキィだよ。僕の項に居た子。

[そう言って自分の項を見せると深い傷跡があるのが見てとれただろう]

 志乃のこと、お母さんと思ってるみたいだから――
 ――よろしく

[何を、というと世話というかなんというか――兄よりも母のが好きらしい]


【人】 友愛組合 チアキ

[肉を喰らわれながらも、モニカは爪を振るう。
そこに感じた狂気と、そしてそれを作り出してしまった自分の立場に、胃が収縮して吐き気が込み上げた。

鳥が落とされていくが、モニカはすでに酷くボロボロで
特に、血が溢れていた足に鳥は食欲をそそられたのか
桃の皮のように柔らかな皮膚を食い破り、筋肉を貪り、骨が露出したところでようやっと鳥は全滅した。

引き金は、引かない。……引けない。
もういいだろうと、銃を下ろしかけて]

 っ……う、ぁ!?

[ずるり。
這いずるモニカに腕を掴まれた。
じゅうとタンパク質の焦げる臭いがする。

痛みは麻痺している。
でも、それでも、迫り来る死そのもののような彼女が、恐ろしくて

……それでも、引き金は引けない]

(93) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[志乃の言霊の効果は、果たしていつまで持つのだろう。
何分?何日?それとも、永遠?

だけど、例え志乃の能力がなかろうと。
きっと、チアキは引き金を引けない。

彼女が自らを犠牲にしてまで願ったものを、裏切ることなんて出来なくて

ただの幼友達でも妹でもない、世界で一番大切な女の子の言葉が、かろうじて心を現世にとどめていた。


だけど、それも。
目の前のモニカが囁いた言葉に
華奢な心が、容赦なく揺さぶられる。]

(94) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 なんで、さ。なんで俺に、
 死にたくない、死にたくないよ、だって、そんな
 俺だって、モニカだって、人間じゃあ、ないっ、かっ!!!

[理不尽な殺意への恐怖と不条理な現実への癇癪と、それに内包された絶望がまぜこぜになって

手を振りほどこうと、腕を動かす。
ぼろりと、炭化した表皮が落ちた。

痛みはない。痛みは、ない。
……多分]

(95) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[振りほどけないまま、腕が焼かれていく。
恐怖と混乱で、ひきつった声を漏らした]

 なんでモニカまで、そん、なっ
 いやだ、やだよっ、かみさま、かみさま、
 なんで、そんなの、それが、それが……

 ……モニカの望みなの……?

[ぽろりと涙が一粒零れる。
それは頬を濡らして、モニカの手に落ちた。

腕は、もうほとんど動かない。
せいぜい指二本動かすのが、やっと。

そうして、指二本あれば、引き金は……]

(96) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[とん、と。

境界線の向こう側に、背中を押された音がした]

(97) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

[照準を合わせる。

撃鉄を上げる。

トリガーを、引く]






          (ぱぁん)


[酷く軽い火薬の音がした]

(98) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 ぁ、あ、……ぁは、

(99) 2013/07/04(Thu) 18時頃

【人】 友愛組合 チアキ

 ……しーちゃん?みんな?

[きょろりと。
不思議そうな顔で、辺りを見回す。

愛しい愛しい女の子の名前を呼びながら

腕は、まっくろに焦げていた**]

(100) 2013/07/04(Thu) 18時頃

友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 18時頃


だめって……病気とかにはならないんだろうな。

[オスカーの言葉には不安そうに眉をしかめる。
呼吸をしているのかとか。
食事をするのかとか。
肺があるなら肺炎になるかもしれないし、
消化器官があるなら腹を下すこともあるだろう。

ひやりとするわけではないが、
温かくも感じないキィは不思議な体温。

しばらく抱きしめて頭を撫でていたけれど
「母親」がきたらそちらに取られた。]


……志乃が母親なのか。

[先ほどの己の言葉は
あまり冗談にならなそうである。]


【人】 保険調査 ライジ

[相変わらずの虚ろな金の目は
揺るぎなく彼女を見つめたままで。



パチリと小さな光を零した右手で、
自らの右腿へと触れ。


形振り構わずそこへ電気を流し込む。


激痛と熱、筋肉が壊れるのを感じたが、
麻痺した神経に刺激を受けた足は跳ねる。
刹那的なその力で、後方へと飛び退こうと。


無傷な左足での着地は不安定だったが、
何とか、
地面を踏みしめる事は叶ったか。**]

(101) 2013/07/04(Thu) 18時半頃

メモを貼った。


 …っ、ふふ。うん。有り難くきいておく。


[まるで甘えているように頬を寄せるヤニクに小さく笑って
ヤニクは笑った事に怒ったかもしれないけれど、自然な笑みをしまう事は無い。
その顔は、彼の胸に埋まったままだから、見られる事は無かっただろうか。
ヤニクが満足するまで…それかヤニクから離れていくかするまでその状態のまま。
恥ずかしかったけれどそれに勝る感情が、確かにリッキィの中にあった。]


―ヤニクの部屋→実験室―

[どのくらい、時間が経っただろうか。
随分と長い間だったかもしれない。
ヤニクに手をひかれながら部屋を出れば、ほんの少し後ろを歩いただろうか。

着いた先の扉を見上げれば、一瞬だけ立ち止まり。
どこから何処までが悪趣味な夢の中だったのだろうかと、ぼんやりと考えながらと扉を潜った。
残りのカプセルを順々に見つめ、ある一箇所へと歩み寄る。
その中で悪夢に魘されている人を、心配そうな顔で見つめた。]


 ………、嘘でも、死ぬ場面なんて見たく、ない……


[それだけ呟くと、カプセルから離れる。
オスカーとケイトを見つければ、近づきはしただろうけれど、なんと声をかければいいか分からずに黙ったまま。
後から入ってきたであろう、志乃とナユタが目に入れば……特にナユタの方に視線をやれば気まずそうな顔をして。]





 ただいま、って言うのも……変。


[一言、ぽつり。]


――→実験室――

[廊下を歩きながら、リッキィの手は握ったまま。
扉の前に着くまで誰にも会わなかったから、その手はそのままに。
さすがに部屋に入る前は、恥ずかしくて手を離し、並んで入るのもなんだか気恥かしくて、数歩だけ先に中に入った。

彼女を抱きかかえて外に出ていたのは見られていたから、下手な誤魔化しでしかないのだが。]


 オスカー。……なんだそいつ?

[部屋に入るとオスカーはケイトと何か話していただろうか、彼の傍らには小さな影がいて。
近寄ってじっと見つめる。怖がられただろうか。
彼はオスカーに少し似ていた。]


[小声で尋ねて、彼の返事を待つ。]


 3年?

[夢での年月の事だろうか。
不思議そうに首を傾げたが、それ以上は問わなかった。
脚に抱き着いてくる可愛い子。
聞こえてくる金属音に、笑みを零した。

キィの頭を撫でながら、リッキィたちの姿を見つけて、
オスカーに言った言葉を繰り返せば、返ってきた声に
くすりと笑んだ。]

 そう、ですね……
 やはり、おはようの方があってるでしょうか?

[リッキィがナユタに向ける視線に気付いていたが、
知らないふりをした。あの時、ナユタが誰と戦っていたか。
良く覚えているから。]


 お母さん、か……

[母のように思われている。
そのこと自体は嬉しい。だけど、母親と言うのが
どういうものかは、良く知らない。
一瞬だけ、寂しげに呟けば、すぐに微笑んだ。

キィを撫でる手は、優しく。
だけど、モニターの向こうを知れば、その手は止まった]


 ん。おはよう、志乃。


[眠る前とはなるべく変わらない声で志乃に返す
彼女の足元に抱きついている幼子をみつければ、視線を合わせようと膝を折り。
叶うのなら、その子の頭を撫でただろう。無言で。]


 で。これは誰かの隠し子?


[淡々と、そう訊ねた。さて、こたえはなんと返って来るだろうか。]


[モニターにはなるべく視線をやらずに幼子へと注がれる。
それでも音は聞こえただろうか。ソフィアの声、チアキの声。
モニカの声、兄の声。
志乃が幼子の頭を撫でる手を止めても、画面だけは見ないように。
……見れない、が正しかったかもしれないけれど。
何かしら先ほどの問いの答えが返って来れば薄く、または何やら楽しそうに反応をしめしたかもしれない。
そして、ミナカタを視界に入れると。]


 ねぇ。どこからが夢?私が眼に何かされたのは、現実?


[気になっていた事を、そのまま声にしただろう。]


【人】 店番 ソフィア

[背中に回した左手に、生々しい崩れた肉の感触。
伏したすぐ上を雷撃が通り抜け、
一瞬遅れて背筋に悪寒が走った。


口端から赤を零し、それでも笑うライジへと銃口を向けたまま。
たとえ手が震えていたとしても、
この距離なら外すことはない。

息を止め、引き金を引く。
一発。二発。三発。
鉛玉はしかし地面へとめり込んで。

無理な動きでその場を飛び退き弾を避けた体は、
倒れないのが不思議なくらいだった。]

(102) 2013/07/04(Thu) 20時半頃

[暗い思考に落ちかけていたが、ミナカタが呟く声が
聞こえて、少しだけ無理やり笑った。]

 ふふ、私がお母さんだったら、父様はおじい様?

[楽しそうに声を震わせたが、隠し子と聞こえて
瞳を瞬かせた。]

 そういえば、……どうして、この姿に?

[隠し子云々については、とりあえず触れないでおいた。]


【人】 店番 ソフィア

[撃つ時に添えた左手で、
銃の持ち手は使い物にならなくなっていた。

どうせ残弾もなかったのだと捨て。
銃を持つためにつけていた手袋も捨てる。]


…逃げないで。

[足を踏み出す。今度はこちらから。
雷が放たれても最低限のものしか避けず。
まっすぐライジへと歩いていく。]

(103) 2013/07/04(Thu) 20時半頃

【人】 店番 ソフィア

ーー終わりに、しよう?

[手を胸に。]

(104) 2013/07/04(Thu) 20時半頃

[ヤニクとリッキィ、志乃とナユタ。
人が増えて、実験室はにぎやかになる。]

俺のではないからな。

[リッキィの問いの第一候補は己だろうか。
心外だ、という顔をしながら
キィの代わりに、彼女の頭を撫でる。

そうすれば顔をあげてこちらを見ただろうか。
問われた質問には]

……それは、現実だ。
お前は部屋の前で意識を失ってたところを
カプセルの中に運ばれている。
夢なのは、それから先。

[その先の彼女の記憶は何だろう。]


……いうなよ。志乃。

[彼女の顔に苦い顔をする。
それでも嫌がる感情はない。

隠し子云々については自らはそれ以上は言わず。
キィについてはオスカーに説明を任せただろう。]


[ミナカタの苦い顔に、またくすりと声を震わせる。
嫌がっていない様子で、嬉しい。

"家族"――自分にとって、何より大事なもの。

兄や、妹、父。ここで共に過ごした仲間たちは、
血の繋がりはなくても、自分にとって"家族"だった。

ふと、視線でケイトを探す。ケイトは傍にいただろうか。
近くに居なければ、こっちにおいでと手招きをしただろう。]

 ……ケイトさん、

[どんな表情で、どんな想いで、
ケイトは、戦う彼らを見ていただろうか。
目覚めた自分たちを見ていただろうか。

自分より幾分か大きい彼女に手を伸ばして、
キィにしたように、その頭を優しく撫でた。]


【人】 保険調査 ライジ

[銃弾の行く末には興味を示さず、
着地した位置から雷を放つ。
ソフィアに避けられれば、次を。
また避けられれば、さらに次を。

声を聞く。

―― 逃げる………?
―― 何から………?

―― 俺には「逃げる」なんて選択肢は無いのに。

三度目に呼んだ雷は、
ソフィアに届く前に消える。

力がまた尽きつつある。
咄嗟に薬を噛んで飲み込もうとするが、
咽返る血に阻まれて思うようにいかない。]

(105) 2013/07/04(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[ソフィアが近付いてくる。

彼女の手に捕まれば死ぬ。
俺は死ぬわけにはいかない。
足は痛みに震えるだけで思うように動かない。


―― 生きて 生きろ 生きなくては 生きる …


薬を諦め、
右手で自らの頭を掻き毟りながら、
身体に残るありったけの電撃を脳に叩き込む。
直接的な刺激を与えればきっとまだ戦える。]

(106) 2013/07/04(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[脳を部分的に壊し、
視神経を焼き切った電気が身体を貫く。

心臓が大きく脈打ち、
刺激に反応してか、能力がまた漲るのを感じる。

―― まだ、終わらない。生きて。戦って …



視力を失い死んだ目は
もう何も見ていない。
血を吐くばかりで呼吸もままならない。

それでも俺は“戦場”に確かに立っていて、
小刻みに震える右手をがむしゃらに振るい
賑々しく夜空に稲妻を呼び雷鳴を響かせる。

見当違いな場所に振る雷は、
ただただ地面を焼くばかり。]

(107) 2013/07/04(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[――生きるんだ。どこまでも。


その意思は失われない。
失う事は許されない。許せない。





なのに。]

(108) 2013/07/04(Thu) 21時頃

【人】 保険調査 ライジ

[ソフィアに触れられ、

安堵したように、
短く息を吐いた。]

(109) 2013/07/04(Thu) 21時頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 21時頃


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 21時頃


【人】 楽器職人 モニカ

−回想:>>95
 ゴホッ、ゴホゴホ―――

[ぼたり、ぼたりと床に血を吐き落としていく。
チアキが振りほどこうとする腕を動かせば炭化した表皮が落ち―、それでもなお、掴み続ける。]

 ゴホッ、死にたくないなら――ッごほ―

[咳にかき消される。]

(110) 2013/07/04(Thu) 21時頃

【人】 楽器職人 モニカ

―回想―
[>>98 カチリと撃鉄を起こす音が聞こえた。]


[そうだ。これでいい――。
やっと会える。]

[軽い音が聞こえ、目の前が暗闇に包まれた。]

―――。

[誰かが見れば、そこには抑えきれなくなった熱で自身が焼かれ、頭撃ち抜かれたモニカが転がっていることだろう**]

(111) 2013/07/04(Thu) 21時半頃

楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 21時半頃


楽器職人 モニカは、メモをはがした。

2013/07/04(Thu) 21時半頃


楽器職人 モニカは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 21時半頃


[ 困ったように眉根を下げ――]

 病気はわからない、かな。

[食べ物は鉄で良いと思うがその他の器官に関しては謎だった。
オスカーの情報をベースに身体が構築されているらしいのでそうした形のものはあるだろうが、機能があるかはわからない]

 そこは少しずつ知っていくしかないんじゃないかな。

[手の出しようがないところなのでやや投げやり――]


―志乃の部屋→実験室―

[やわらかい水が、
体内に満たされているような余韻を味わいながら、
志乃と共に実験室にたどり着く。

まず視界に入ったのは
ケイトにミナカタ、ケイトは…ずっとここで
戦場を見守り続けていたのだろうか。
そしてオスカーと…オスカーに似た小さな子。]

 オスカー…、目覚めたんだね。

[3年ぶりと返されて、首を傾げつつ、
キィだという少年を見る。
金属音の鳴き声は紛れもなくキィの音だったけれど…]

 キィ…?この子が…?

[志乃に懐く、キィをまじまじと眺めた。]


 リッキィはさっきぶりだね。
 お疲れ様。

[ 柔らかな微笑みを浮かべてリッキィに労いの言葉を掛ける]

 ヤニクは……ただいま。

[ 三年――いや六年ぶりに話すと酷く懐かしい感じがした]

 そいつって……

[キィの方を見て、小声で聞かれたことに首を横に振った。

キィはじっと見つめられれば、じぃと見つめ返して……少しすると首をこてんと傾げた]


しーの。笑うな。

[くすりと震える空気を感じて。
その声は楽しそうですらあったけど。]



だから診察させろよ。
ああ、怖がるな痛いことはしない。
オスカー、兄ちゃんならそんな無責任なことは言うな。

[投げやりめいた事を言うオスカーを叱りつつ
動き回るキィを興味深そうな眼差しで見る。
それは医師としての好奇心だったが
同時にキィの身体を思ってのこと。]


[ただいま、という声と表情に違和感を感じて首をかしげる。
質問には首を横に振られて、キィをじっと見下ろした。]

 え、じゃあなにこいつ。

[その質問にはオスカーが小声で答え。
それから彼の続けた言葉に、瞬きをして――理解した。]

 …………お、まえ。オスカー、か。

[傍から聞けば間抜けな言葉だったが、そんなことは気にせず。
手を伸ばしてオスカーに触れようとする。]


【人】 店番 ソフィア

[ぎりぎりのところを飛ぶ雷の余波で皮膚がひりつく。
それでも足にさえ当たらなければ、歩みは止めない。

血を吐き、頭を掻き毟り、
自らに雷を向ける様を見つめ。]

(112) 2013/07/04(Thu) 22時頃

【人】 店番 ソフィア

[数歩の距離に立っていても、
雷の落ちる音は彼方ばかり。

壊れかけた体で、それでも戦いを止めない彼に。
死を届ける手を伸ばす。>>104



悲しい顔は見たくない。

苦しむ顔も見たくない。]

(113) 2013/07/04(Thu) 22時頃

 僕に似ているから僕と誰かじゃないかな。

[ リッキィの言葉に愉快気な笑みを浮かべて嘯いておく。

キィは不思議そうに志乃を見上げ……次いで(名付け)親のチアキをきょとんとした眼で見つめた]


【人】 店番 ソフィア

[だから。]



……いいよ。

[擦れた声で囁いて。
皮膚を、肉を、骨を崩したその先にある、
命の源に触れた。]

(114) 2013/07/04(Thu) 22時頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 22時頃


メモを貼った。


[人の動く気配を感じれば、リッキィとヤニクの姿。]

 リッキィも…おかえり。
 おはよう…かな。

[リッキィの気まずそうな表情
気軽にかける声などなかった。
殺されたナユタと、殺したリッキィ。

辛いのは…後に残された者。

それを思うと、気にするなとも、大丈夫だからとも、言えず、
模索するどの言葉も的確ではない気がした。]


[ 素頓狂なことを言うヤニクに首を傾げる]

 そうだよ?

[とても不思議そうにくすりと笑みを、まるでなにかを隠すように]


メモを貼った。


【人】 保険調査 ライジ

[触れてもらう箇所から、
血肉が綻び、壊れていく。

痛みはもう感じない。

抗う力も、もう残ってはいない。






最期の鼓動はソフィアの手の内で。

打つことを止めた心臓は、
そのまま君の掌の中で崩れて。]

(115) 2013/07/04(Thu) 22時半頃

 おかえり、オスカー。

[久しぶり、とくすりと笑った彼に挨拶をする。
手を伸ばして握手を求めた。
夢の中では隣に立って戦っていたはずの相手に対して、ひどく懐かしそうな――そして、すこしだけ哀しげな眼で見ながら。]


【人】 保険調査 ライジ

[―――― ありがとう。また、いつか。



意識が安寧の暗闇に落ちて。


立ち尽くすまま息絶えた死体が、
ようやく、何かから解放されたように
その場に倒れた。**]

(116) 2013/07/04(Thu) 22時半頃

保険調査 ライジは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 22時半頃


[しばらく、オスカーに浴びせられる質問と
その返答を黙って聞いていたが、
ヤニクの言葉にピクリと心臓が跳ねた。]

 オス・・・カー?

[何事もなかったかのように
サラリと返された言葉に、目を見開いた。]

 オスカー…、オスカーなのか。
 生きてたんだな。

[理由などは、どうでも良かった。
きっとまた、これも実験なのだろう。
そうとしか考えられない状況で、
乾いた笑いが零れそうになる。]


 ふふ、……父様に孫を、見せたらどうなるのかしらね

[楽しげな音に同じ音を重ねる。
いつか――そんな日が来ればいいと、

くすくすと笑みを零していれば、
オスカーの言葉にキィが自分を見上げていて]

 なぁに?

[不思議そうな目が何を訴えたいのかと瞳を覗き込む。
チアキを見ていたのは、なぜなのだろう。
キィの視線を追って、チアキを見つめる。

見つめる瞳は、悲しげに揺れていた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[最後の鼓動を打った心臓が、形を無くす。
胸に黒い穴を開けた体は
ようやく休息を得られたとばかりに、
自身を支えることを止め。

倒れる体に膝を折って、
地面に横たわり二度と目覚めない彼に触れる。]



……はは、

[乾いた哂い。
頬は硬直したように動かない。
その表面を水滴が伝った。]

(117) 2013/07/04(Thu) 22時半頃

メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[血で汚れた頬をなぞり、
油気のない髪をそっと撫でる。

指の跡が黒く道を作るが、
本人から苦言も文句をあがらないので、
少しだけ好きにさせてもらって。



その手に命の名残を残したまま、
しばらくは、その場に。*]

(118) 2013/07/04(Thu) 22時半頃

店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時頃


[お母さん、という単語に反応して志乃を見つめる。
話しを逸らした姿を見ると、なにやら関係はありそうで。
オスカーの楽しそうな笑い方を見ると、納得したように頷きそうになったが、
幼子の視線を追えば、目に飛び込んだのは。
………世の中には、分からない方が良いこともあるのかと、変な結論に着地した。混乱したようだ。]


【人】 友愛組合 チアキ

[炭コーヒーってこんなに不味かったのか。らいにぃよく飲めたなあ。
やっぱ優しいよ。

感心しながら、作り出した長テーブルにカップを置く。
チャイナボーンのティーセットに満たされたのは、炭で淹れたコーヒー。

いつも作り出すアリスの住民たちは、今日は欠席。
ねずみだけがすやすやとポットの中で眠っているけど。

だらりと下ろした片手は、焦げていた部分が抉られ、赤い血がだらだらと流れている。

全然痛くない。不思議。]

 みんな なに考えてたのかなぁ……

[ポットで眠るねずみの腹をつんつんつついて、尋ねる。
ねずみは構わず眠っていた]

(119) 2013/07/04(Thu) 23時頃

[ 握手を交わせば伝わってくることも多い。
それは知りたいことも、知りたくないこともいっぱいある。

ヤニクから伝わってくることはいつも明快で心地よかった――]

 うん、ただいま。

[ 「生きていた」と言われれば苦笑を浮かべてナユタを見やる]

 僕は簡単には死なないよ?

[3年後には死んでたけれど、と]


【人】 友愛組合 チアキ

[カップの横に置いてあるのは、遺骨を入れていた小袋。
ポケットには未だ、ぼろ布と化したうさぎが入っていた。

そうして、辺りには死体はひとつもない。
そこには、不必要に大きな長テーブルと無数の椅子が、あるだけ。
側に火さえなければ、完璧に

アリスのお茶会だ]

(120) 2013/07/04(Thu) 23時頃

[どれくらい見つめていただろう。
モニカが死んで逝く。チアキの手で。
燃えていくモニカは、どこか安堵しているようにも見えて。
自分もこうだったのだろうかと、瞳を揺らしていた。

ふいに、腕を黒く染めながら、
チアキが、自分を呼んでいる気がした。

握っていた手も、撫でていた手も放して。
モニターの方へと近づいていく。

自分を想う音が、聞こえた気がした。
その音に、少しだけ困ったように、悲しそうに見つめる。

兄に恋する時期は、疾うに過ぎていて。
恋心は、家族を想う愛に変わっていた。

ただ、守りたい。幸せになって欲しい。
その為に手を尽くしたい。]


 ……やはり、私たちって似たもの兄妹ね

[気付くのも、伝えるのも、お互いに遅くて、不器用だ。
小さな声で囁けば、モニターをさらりと一撫でした。
無機質な感触に、苦笑を漏らして、

はらり一滴零れるものがあった。]


 ……ん。ナユタも、……



[返事をする以外にどう彼と接していいか分からなくて視線は空中を彷徨い、結果的に床へと落ち着いただろう。
口を小さく動かして、結局彼女が選んだ言葉は。]


 ………ごめん。


[伝えるべき言葉は、選択した言葉は正しくなかったかもしれない。
けれど、リッキィからは今は、これしか出なかった。]


[じっ、と怪しむような視線をミナカタに浴びせながら。
頭を撫でられれば、直ぐにそれを止めただろう。]


 現実………。
 ………そ、う。それじぁ、あの光景は。


[焼けた野の匂い、火薬の匂い。鉄の匂い、雨の匂い。
あの場所の風は様々な物を運んできた。それも、現実に近い形で。
おそらく、あの光景は。風が貫いた、あの画は。
思わず言葉を飲み込んで、自分の右手を見つめた。
言葉にしてしまえば、音になってしまえば。本当に現実になってしまうような気がして。怖くなった。]


【人】 友愛組合 チアキ

 はやく帰ってこないかな……

[何かを考えるのも億劫で
何も考えたくない、知りたくない。
ただ、みんなを待っていたかった。

ふわふわした思考の中、大好きな大好きな人たちがいたことは覚えていたから。
だから、みんなのことを待って、おこうと。

貧血で、テーブルに突っ伏す。
血は止まらない]

 ねえ、俺、頭悪いから、全然わかんないんだぁ……。

 なんで、さ。しーちゃんも、らいにぃも、ヤニも、ミナカタも…誰も、いないんだろう……。

 みんなどこに行っちゃったのかなぁ……。

[緑のリボンをつけたねむりねずみは、ぼやけた視界でも
まだ眠っていることは、分かった]

(121) 2013/07/04(Thu) 23時頃

[きっと、そう遠く無い未来。
自分は、大切な人さえもこの手にかけるのだろう。
それが、今回の実験で彼女が得た収穫でもあった。]


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時頃


[キィの視線の動きやらで、リッキィが
なにやら誤解をしているなんて、露知らず。

オスカーが、オスカーじゃなかったような口ぶりをする。
ヤニクやナユタの会話は、不思議そうに聞いていただろう。

なんとなしに、実験絡みなのだというのは分かったので
深く聞くことはしなかった。

少しの間、モニターの前にいたが、零れたものを拭えば
みんなの近くへと戻った。]


メモを貼った。


ようせい ポプラは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時半頃


[オスカーと握手を交わす、それで想いが伝わるから、彼との会話は楽だったけど。
今は、言葉を口に出す大切さを知っている。
それを教えくれた人は――もう、いないのかもしれなくても。]

 ……?

[ナユタとリッキィのやりとりの様子は、何が起きたのかを知らないので不思議そうな顔で見ていたけれど。
俯いたリッキィを眉を寄せて見つめながら、長く続くようなら二人の方へと歩いて行くかもしれない。]


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時半頃


 オスカー、おかえり。

[『簡単に死なない』と、夢の中で一度死んだであろう彼が言うと
思わず苦笑してしまう。ただ、目覚めたのであれば、実際
簡単には死ななかったのであろう。

とにかく気になっていたことを聞いてみる。]

 キィの居た後が、首筋に残ってるってことは…
 オスカーは、オスカーだけど、
 オスカーが居なくなったあとに居たオスカーと同一人物?

[なんだか、言いながら、意味が分からなくなってしまった。]

 その…、夢の中や…その前の記憶も…全部ある?


メモを貼った。


メモを貼った。


店番 ソフィアは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時半頃


[ モニタに映る火と化したモニカをただじぃと見つめる。

あれは数ある未来の一つに過ぎない。

自分は絶対にモニカを"魔女"にしないと心に誓う。

そこにあるのは少しばかりのクアトロへの対抗心]


[何かを呟いたリッキィの頭を、無言で撫でる。
彼女が何を思ってつぶやいたのかは知らない。

この実験で彼らが何を思ったかは、
後々一人ずつゆっくりと聞かなくてはいけないのだろうけど。

今は、今日だけは少しぐらい忘れてしまえ、と。
そう思うは己のエゴだろう。]


メモを貼った。


友愛組合 チアキは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


 ん…、

[リッキィから返された言葉に、
やはり、何を返すのがいいのか分からず、頷き、
暫く考えてからポンポンと、頭を撫でて小さく呟き返す。]

 俺の方こそ、ごめん。

[もう、何も言わなくていいからという風に
目を細めて口元を緩めた。]


ようせい ポプラは、メモを貼った。

2013/07/04(Thu) 23時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


 んー、説明は難しいな。

[ 答えるのもなかなか難しい]

 僕は今から三年前に――

[延々と納得してくれるまで説明することだろう。
途中からクアトロは遠くに行っただとか、いろいろ飛んでることも言うだろうが――]


メモを貼った。


[モニカとライジが死んだのを見た。
これで、夢の中のニュリクティ共和国は敗戦の一途を
辿ることになるだろう。

生き残った二人は、どうなるのか。
不安そうにミナカタを見たが、彼もまた、終わる時期を知らない]


 なんで……ナユタが……


[どうして彼が謝るのかと。
謝っても、いくら詫びても死んだ時の感覚、恐怖は夢だったとしてもはっきり残っていたはず。
それを、与えてしまったのは、自分だ。]


 ……謝る、必要無い。


[ナユタの手に、思わず泣きそうになってしまい必死に床を睨みつけた。]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 店番 ソフィア

[見つからないよう柔くなった土に亡骸を埋めて。
少しだけその場に佇んで。

そんなことをしなくても、
誰も見咎める者はいなかっただろうけれど。
青の拠点は今は赤に染まっている。


燃えるままに任された、
拠点としての役目を果たさなくなりつつある場所へ。

炎の壁に囲まれた道を歩いていけば、
お茶会の会場へと辿り着くだろう。]

(122) 2013/07/04(Thu) 23時半頃

[息を飲んで、はいて。吸って、はいて。
もう一度深呼吸をしてミナカタを見上げる。]


 眼を、元に戻す事は、できないの?


[きっと戻す方法はあるのだろうけれど、戻さないに等しい事を彼女は知っていた。
知っていてもミナカタに訊ねる。ほんの少しの希望を持って。
一瞬だけ、ミナカタがあの歪んだ笑いを浮かべた白衣の男に見えてしまい、震えるが。
静かに、返答を待った。]


[を聞けば、言葉に少し引っかかりを覚えて。

誰かと問われればオスカー君なのだろうけど。
それをそのまま答えていいのかが分からない。]

何があったとしても。
時間がすぎても、オスカー君はオスカー君じゃない?

[ちょっとだけ外れたことを。]


[近づいて聞こえた会話は謝罪のしあい。
喧嘩をしているわけではないだろうし、と俯いたリッキィの姿を心配そうに見つめるものの。
ナユタとの会話が終わらなければ近づかない。

志乃がモニターをじっと見つめてからこちらに戻ってくるのには、近くに近づいて。]

 ……皆眼を覚ます。
 俺達は生きてる。――生きてる。

[生きてればなんとかなる、と不得手な慰めの言葉をぶっきらぼうに。]


――戻して欲しいのか?

[そう言うということは戻して欲しいのだろう。
わかっていてあえて問いかけたのは
戻してやるとは言い切れない立場にあるから。]

……お前が、どうしても生活できなくなるぐらい
それによって苦しんでいると報告すれば。

[あるいは、と静かな声で。
そんな約束もできない自身に苛立ちながら。]

だが、どちらにしろしばらくは無理だろう。
……すまないな。


【人】 ようせい ポプラ

C... 2. a.. ...0 ―― . .D... 



[ ザ、  ザ ―― …       

 
             ―― ッ ]

(123) 2013/07/05(Fri) 00時頃

 そう、ね……生きてる、

[悲しい顔をしてしまっていただろうか。
ヤニクが声を掛けてくれた。

ぶっきらぼうな口調だけど、慰めてくてるのは分かって。
緩く微笑んで、頷いた。

生きていれば、変えられる未来もあるだろう。
目覚めたら、変えて行けるようにすれば……]

 …………生きてる、

[同じ言葉を繰り返した。
リッキィとナユタのやり取りをちらりと見る。
殺した人、殺された人。刻まれたものは、消えるのかと
過り……頭を振った。]


[俯いて耐えているであろうリッキィの姿に、
もし、自分が殺した立場なら、
これ以上の言葉は逆に辛くさせてしまうだろうと、
ゆっくりと手を離す。

ヤニクがやたらと不安そうな視線を
投げかけているのがチラリと見えた。]


[モニターに写しだされるモニカの死体と、
ソフィアの手の中で、動かなくなったライジ。

彼らも、また、もうすぐ目覚めるのだろう…。

自分の死後、
ライジに亡骸を運んでもらったのをモニター越しで見ていた。

もう戦場には赤の仲間がいない…。
ライジの、モニカの…亡骸は、どうなってしまうのだろう…と、
そんなことが頭を過る。]


[黒くなった名前は二つ。
ライジとモニカ。

残っている名前は二つ。
――それでもまだ、止まらない。]

……チアキ、ソフィア……

[呟く名前は、まだ悪夢にいる二人のもの。]


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