239 ―星間の手紙―
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全
†ルシフェル†は銀河ギャル キャンディに投票した。
アシモフは廃神 †ルシフェル†に投票した。
エスペラントは廃神 †ルシフェル†に投票した。
クリスマスは廃神 †ルシフェル†に投票した。
イースターは廃神 †ルシフェル†に投票した。
アンタレスは廃神 †ルシフェル†に投票した。
フェルゼは廃神 †ルシフェル†に投票した。
モナリザは廃神 †ルシフェル†に投票した。
キャンディは廃神 †ルシフェル†に投票した。
†ルシフェル†は村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
全ての人狼を退治した……。人狼に怯える日々は去ったのだ!
[機械は繋ぐ。
永遠を、といわれつくられた鼠を。
再び宙を願う青年を。
白き砂の星に生きる少女を。
海の傍孤独に飽く少女を。
嵐深き無人の星に降り立つ青年を。
抱きしめる腕と心の柔らかさをいまだ持つ女性を。
星間を帆走する赤い蠍の運び屋を。
己を飾るパイロットを。
――いずれ、彼らの終わりが来るとしても
星と星の間に人がいる限り
ソフトウェアの命は散らない。]
(#0) 2018/04/29(Sun) 00時頃
「ねえ、」
[呼びかけた。声に、すぐ声が返ることはない。
合成音が響き、通信が届けられたと報せてくれるだけ。
今はそれだけで十分。
けれど、いつか
強化ガラスの何億倍の距離を縮めて
この手に、あなたが触れる日がきたなら――…………]
(#1) 2018/04/29(Sun) 00時頃
● 。
。 ・
―――…・ ・星間の手紙 ・ ・ …――
●
。 ・
(#2) 2018/04/29(Sun) 00時頃
―― Epilogue ――
(#3) 2018/04/29(Sun) 00時頃
/* お疲れさまでした。
この度は手紙村「星間の手紙」にご参加いただき、
まことにありがとうございました。
・灰を解禁します。
・PC同士の接触を解禁します。
・手紙送受信の時間間隔(更新をまたがないと受け取れない)
のくくりを解禁します。
ただし、送った直後に届くということは設定上ないので
うまく工夫をしてください。
・延長は希望があった場合、2日延長を行います。
1日延長しかいらないという場合は
その都度お知らせくださいませ。
それでは、長くなりましたが
いましばし、星間の手紙村をお楽しみください。 /*
(#4) 2018/04/29(Sun) 00時頃
お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。
Arianrhod 2018/04/29(Sun) 01時頃
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―― 星間移動船にて ――
[水槽の中に入った脳味噌が、 軽い振動でふよふよと揺れていた。
暇つぶしに端末を立ち上げれば、 ルシフェルが新着メッセージ2件を告げる。
早速確認を開始すれば、 聞きなれた幼馴染のキンキン声>>5:-77が 男の内臓収音装置を揺らすことになる]
ウ、ウルセーヨ。
[慌ててボリュームを下げる]
(0) gurik0 2018/04/29(Sun) 09時半頃
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ヤッパリ顔ハソンナニ イケテナカッタノカ……。
[神妙な電子音で告げると、 おあいこだという幼馴染の言葉>>5:-78に ひどく安心したように男は義眼を揺らした。
海の星にいるはずの 金髪の彼女に、そっと想いを馳せた。
ちゃんと今のピスティオと向き合う、と。 彼女は確かにそう言った。 ピスティオ、と呼んでくれた]
(1) gurik0 2018/04/29(Sun) 09時半頃
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オタンコナスダナ、本当ニ。
[彼女と向き合おうとしてこなかったのは、 恐れて前に進めなかったのは、彼自身なのだ。
見たことのない海を背にして、 きっとあのときよりも大人に成長した彼女と 馬鹿言って笑い合う未来を夢想した]
……………………。
[水槽の義眼が、ふよりと揺れた。 きっと男は、笑ったのだと思う]
(2) gurik0 2018/04/29(Sun) 09時半頃
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[続くメッセージに目を通した。 “モナ”からの激励>>5:-33が、そこには綴られていた]
ソンナ心配、不要ダト解ッテイマスケド……カ。 エスパーダナ、モナハ。
[男は優しい電子音で、呟いた。 彼女の言うとおりだった。 心配する必要なんて、なかったんだ。 ただ勇気を出して、一歩を踏み出せばよかった]
……アア。
[星間移動船の窓から、小さく男の故郷が見えた。 もうすぐ終着駅。船内アナウンスが告げる。 約束を果たすために、男は故郷「エデン」へ向かう*]
(3) gurik0 2018/04/29(Sun) 09時半頃
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― 星間移動船 ―
[長い休暇を取った。
必ず探し出す>>5:-30なんて大見得を切ったけど、手がかりなんて何も無い。 だから、いったんエデンに戻ることにした。 あのひとがエデンを離れるまでの足跡を、追うことができるかも知れない。
彼女を愛している。 それは確固たる事実。 でも愛とは何なのか、などと考える。
笑顔を見たい。声を聴きたい。 温かな身体を抱きしめて、許されるならば深く結ばれたかった。
けれど、その全てが叶わなくなったとしても。 作られた声でも、その言葉を聴きたい。 血の通わない身体でも、傍に居て、その心に触れたい]
(4) roku 2018/04/29(Sun) 15時頃
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[戦闘機乗り時代は、冷静だとか落ち着いているとか評されていて、自分でも周りの連中に比べればそうだと思っていたけれど。
我ながら案外情熱的だったんだな、なんて思う。 いや、冷静に落ち着いて考えた結果が、これだ。
彼女を二度と悲しませないこと。 もう二度と、寂しい思いをさせないこと。 それが、この単独長距離遠征作戦の最終目標だ*]
(5) roku 2018/04/29(Sun) 15時頃
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― 故郷≪エデン≫へ帰る船内 ―
[ふわん、ふわん、耳は落ち着かなく浮き沈みし、 外を見ても電光掲示板を見ても、到着が早まることはない。
いつ会うか、という話をあの人がした訳でもないのに、 また会おうの一言を聞いた後、>>5:-64 休暇申請を出して星間移動船に飛び乗っていた。
休んでも特に何かすることが思いつかなかったからと、 申請出来る休日は丸々一月以上は残っていた。 最悪、彼が向かって来るまでどこかに滞在することも可能だ。
エデンに向かう短くもない道のりの間、 ずっと彼からの通信と、昔の声の通信を何度も聞き返す。
お互いが別々の惑星に向かった後、 ルシフェルを通じて通信を行っていたけれど。 一日置きの通信が二日、三日と伸びてしまって、 とうとう届かなくなっていたことを思い出しながら。]
(6) 鯖 2018/04/29(Sun) 15時半頃
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その頃、なんでしょうか。 ピスティオさんが事故に遭ってしまったのは。
お忙しいのだろうと私が連絡を取らなかったばかりに、 大変なことになってたと気付かないなんて。
……いえ、それで良かったのかもしれません。 だってピスティオさんのことですから、 事故のことには一切触れないでしまったり、 忙しくて通信が遅れたとやさしい嘘を吐くでしょうね。
そんなに私は頼りないんでしょうか。 弱音を吐いてくれる相手にはならないんでしょうか。
───…それとも、
[弱い所を見せたくない、と思って貰ったのだろうか。]
(7) 鯖 2018/04/29(Sun) 15時半頃
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大体、ルシフェルもルシフェルです。
過去に送った相手だったのに、 向こうが微妙に設定をしたからかもしれませんが、 同じ相手だと気付かないなんて。
[ルシフェルに登録されたナンバーで通信は行われるが、 もしかしたら事故の際、彼のルシフェルは一度壊れ、 連絡先だけバックアップしたものを使っていたのだろうか。
それならば登録ナンバーでの承認が出来ないのも頷ける。 しかし実際はこちらにも不備があった、という顛末だった。]
(8) 鯖 2018/04/29(Sun) 15時半頃
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[ちらりと周りを見ると、終点が近いのか人の姿はない。 これなら通信を録音しても大丈夫そうか。
届いている通信は4件。 昨日届かなかった1件>>5:-5と、いつもの3件だった。]
(9) 鯖 2018/04/29(Sun) 15時半頃
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[その2件を送信すれば、そこで一旦通信を終了する。 水分を摂って、気持ちを落ち着けないと、 またまとまりのない返事を送ってしまいそうだから。
何故エデンに向かっているかを、 落ち着いた態度で説明出来なかったら、 優しい彼は慌てて向かって来る羽目になりそうだから。
同じように別の船に乗り込んでいるとも知らずに、 遠くに見えるエデンの輪郭を指でなぞっていた。*]
(10) 鯖 2018/04/29(Sun) 15時半頃
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――船内――
ここに、あったっけ。
[ぼんやりと視線を動かして、携帯袋を漁る。 かさり、と音がして丸い感触に瞬き、 そこにイチゴのキャンディがあることに気づくと 無造作に包みを破って口の中へ転がした。
手にしようとした銃は転がったまま。 うまく文字を打てないから声だけを伝える。]
(11) sane 2018/04/29(Sun) 17時頃
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[宙を飛んで、たのしくなったら、 そのまま眠れるだろうか。 ……答えは見つからなかった。]
(12) sane 2018/04/29(Sun) 17時半頃
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[からり、ころり、と舌先で飴玉を転がす。 アンタレス>>5:-10>>5:-11の 落ち着いた懐かしい声が聞こえてきて、 キャンディの瞳はすっと細くなった。
また無茶を……という言葉に苦笑を零した。 それから、彼の近況をきき、 キャプテンってかっこいいな、いいなぁ、と呟いたり リザのケーキを飾りつけた思い出に浸ったりもした。 あの時はどれくらいの色を使ったんだっけ。 目に痛いまでのトッピングを乗せて、誰かしらに怒られた気がする。
それから、ピスティオのことについて。 冗談にマジレスが返ってきたので、ぷっと吹き出した。
ピスティオが聞いたらどう思うだろう。 というか、見た目が口らしくて、 しゃべれて、飲み食いができるものがあるなら なけなしの小遣いで買えばよかったのにな……と 今はいないピスティオに思った。]
(13) sane 2018/04/29(Sun) 17時半頃
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……今返信したら、なんか、心配かけっかなぁ……
[遺言みたいになるな、と、 返信をしようとして止まった。
そういうのはもっと、 これから死ぬ、って時にするべきだ。
ただでさえ無茶をしたのだから、 また怒られたり拳骨が降ってくるような事態は 避けなければ。
……そんな事を考えていると、 また一歩、自殺、という手段が遠ざかった気がして なんだかおかしくなって、 キャンディはかりんと飴玉を噛み砕く。]
(14) sane 2018/04/29(Sun) 17時半頃
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[わたしの持ち物は、小さな鞄だけでした。 中に入っていたのは、小型の通信機と 一枚の写真、そして 分厚いレシピノート。
それが、モナ・リザの持ち物の全てでした。
だから、持ち運ぶのはそう難しくありません。 急ぐ旅にも、そう重荷にはなりません。
与えられた部屋に、ご主人様に宛てた手紙を置いて 私は、誰もが寝静まった外へと抜け出します。 手紙には、精一杯の謝罪と、 必ず帰ってくる旨が認められていました。]
(15) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[優しいご主人様ならば、 リザを看取り、その望みを叶えてくれた彼ならば、 この我儘を受け入れてくれるでしょう……なんて。
人に言われた事を遂行する機械としては、 有り得ない思考の元、夜を駆けました。 貨物船の一つに忍び込み、充電切れを恐れて、 暫しの間スリープモードへ。
タイマーをセットしておきましたから、 起きる頃には、目的地へと着いているでしょう。]
(16) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[送られてきていた三通のメッセージには、 既に目を通してあります。
──── だからこそ、 私はこの船に乗るのです。
いいえ、それだけではありません。 これまで交わした全てのメッセージが、 其れに返そうと費やした思考の時間が、 私を突き動かすのです。
ただの機械ではありたくない と。]
(17) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[心とは、作れるものでしょうか。 心を持てば、機械も人になれるでしょうか。
好きな人は? 嗚呼、そんなの決まっています。 遠い遠い宇宙の先、 其の人が探していてくれるというのならば、]
(18) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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─ エデンにて ─
[私は、懐かしき我が家に戻っていました。 わたし自身、いつか帰ってくるつもりだった事が 功を奏し、家に入るのもそう難しくありません。
懐かしの我が家。 数々の思い出の眠る此の場所。
郷愁に浸るのもそこそこ、キッチンへと。 薄っすらと埃を被る其処の掃除を進めつつ、 傍らにある通信機に話しかけるのです]
……ルシフェル、 お返事がしたいので、 よろしくお願いしますね。
(19) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[メッセージの相手の作り手が、 既に其処には居ないとも知らずに、 私はそんな言葉で締め括りました。
その間に掃除は終わらせて、 次はこの家に来るまでに買ってきた 材料を作業台に広げます。
一通目のメッセージはそのまま送信して、 次のメッセージは、ルシフェルに頼んで 音声をそのまま文字にしてもらいましょう。
綺羅びやかなあの子にも、少なくとも今は 真実を告げるつもりは無いのです。]
(20) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[テキストデータを元に、 手順を守ってプリン作りを進めていきましょう。 幸い、道具も一通りは揃っています。 大きなハートの型はありませんでしたが、 それも道中でどうにか手に入れておきました。
卵や牛乳、砂糖を入れ、濾す作業。 その間に、メッセージの続きを紡ぐのです。]
(21) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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……今は、その人を待ってるの。
[プリンの他にも、 鶏のハーブ焼きだとか、ラタトゥイユだとか それに、冷たいほうれん草のポタージュだとか。 レシピノート片手に幾つも作っては、 ダイニングのテーブルに並べていきます。
──── その合間にも、 メッセージを一通。]
(22) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[少しだけ、指先が震えました。 けれど、そのままの気持ちを送り出します。
彼が今何処に居るかなんて、解りません。 彼も、私が何処に居るか解らないでしょう。
……それでも、此処で待っています。
出来れば、料理が冷めてしまわない内に 見付け出して、下さいね。]
(23) めいこ 2018/04/29(Sun) 18時頃
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[エデンに向かう船の中、携帯端末で『ルシフェル』を起動する。 届いていたのは、小さな『彼』からのメッセージ。>>5:-3
隕石を遠くまで抱えて運ぶ子供。 みんな、寝たまま起きない。 何が起こっているのかは、はっきりとはわからないけれど。
機内での発声は遠慮して、テキストメッセージを作成した]
(24) roku 2018/04/29(Sun) 19時頃
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[会いたい人に会えないのは、寂しい。
人も、人でないものも。 船に乗って空を超えてでも、大切な相手に会いに行く。 傍にいなければせめて、電子の翼に言葉を託す。
どれだけ技術が進んでも、幾千の星々に住まうようになっても、繋がりを求める心は、変わらないのだ]
(25) roku 2018/04/29(Sun) 19時頃
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[そこまでを喋りきると、 疲れきったようにキャンディは項垂れた。 出血は微弱ながら止まらないし この状況で持つかどうかもわからないのに。 ……ばかだな、と溜息をついた。
ぼんやりとした意識の中、 ピーー、という音を聴いたきがする。 それが何の音なのかわからないまま、 キャンディはすっと目を閉じた。]*
(26) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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[――…………たたん、と物音がする。]
(27) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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――星間列車――
[たたん、たたん、と、
地球の”列車”と似ているといわれる音を聴きながら 体の随所に包帯を巻いた女は、 がらんとあいた座席で揺れていた。]
……休暇、っつってもなあ。 大丈夫なんですかね
(28) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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[溜息をついて思いを馳せるのはジルコンのこと。
ピスティオに通信を送った後、 意識が朦朧としている中救助されたキャンディは 敵機を落としたことに対して褒められはしたものの それよりも上司に酷い叱責を食らった。
――状況を冷静に判断せよ。 今貴様に死なれては困るのだ。後継が足りない。 少し頭を冷やせ。
などなど。 好き勝手いってくれちゃってぇ……とは思ったが キャンディの愛機は修理中であり キャンディの肉体もそれなりに傷ついており 事実として戦場に出ても足手まといになるのならば 与えられた休暇を生かさない手はなかった。
要は療養休暇で ヒマだからエデンへと向かっているのだが。]
(29) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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[結局返信ができていなかった兄ぃへと 音声をとばしながら 遠く見えるエデンを見つめ、 その奥にある地球と言う星を見る。]
……相変わらず、蒼いなあ。
[どこか懐かしいその蒼い星を見ては、 ほう、と溜息をついた。]
(30) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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――エデン――
[やがて列車はエデンにたどり着く。 真っ白なその場所は昔から変わらないようでいて すこし、人もまばらに見えただろうか。]
……あたしの部屋のこってるかなぁ……
[地球から大量に移民がきてるんでなければ きっと残っているはずだが。
どうだかね、と考えながら、 それなりの荷物を抱えた怪我人は、 ゆらりとエデンの廊下を歩む*]
(31) sane 2018/04/29(Sun) 19時半頃
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[長い旅路。 直行便などありはしないから、幾度も幾度も乗り換える。 この会社の便は船中泊の寝心地が良いシートだな、とか、この宇宙港は使い勝手が良いな、とか、職業柄そんなことが気になったりしつつ。
彼女からのメッセージを受信したのは、そんな旅の途中。 強引さに呆れられてしまっただろうか、なんて不安にもなっていたから、その内容>>-90を確かめて――
隣席の客が、ぎょっとした顔でこちらを見ていた。 どうやら、ものすごい笑顔になっていたらしい。
こほん、とひとつ咳払い]
(32) roku 2018/04/29(Sun) 20時頃
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[返信はしない。 代わりに、手荷物の中をそっと覗き込む。 もしも他にも懐かしい顔に出会えたらと、いくつか用意した土産物。
彼女のための小さな箱には、とっておきの贈り物]
(33) roku 2018/04/29(Sun) 20時頃
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― スペースコロニー『エデン』 ―
[懐かしい景色。 新天地に旅立っていったものも多いのか、記憶にある店のいくつかは、入口を閉め切っていた。 宇宙港から市街地へ出るバスの本数も、減っていた。
それでも、学校や、公園や、通りのかたちは思い出のまま]
……さて。
[どうやって探そう。 旅の荷物を持ったまま、道端に立っている。
病に倒れたというなら、付近の病院から当たるべきか。 と言っても、このあたりには複数の病院があるし、そもそも病に罹ったのがエデンを離れる前か後かもわからない。 部外者にそうそう患者の情報を教えるとも思えない。
シンプルに、当時のことを知っている人を探した方が良さそうだ。 皆で幾度も押しかけた、彼女のかつての住居へと向かう]
(34) roku 2018/04/29(Sun) 20時頃
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[近所の人、を見かけたら訊いてみるつもりだったのだが。
彼女の住まいの玄関が、昔のまま綺麗に掃除されているのを見た途端、走り出していた。 新たに別の住人がいるのだろう、という考えは何故かそのとき浮かばなかった。
ドアの前に立ったとき、懐かしい香りをかいだ気がした。
震える手で、呼び鈴を鳴らして]
……リザ。
[愛しいその名を、呼んだ*]
(35) roku 2018/04/29(Sun) 20時頃
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『 虹彩認証ok... 指紋認証ok... 声紋認証ok... 顔認証ok... あんたれすサマ、認証シマシタ。ろっくヲ解除シマス 』
[昔、訪ねてきたときと同じように。 自分《アンタレス》の姿を認めて、扉は開かれた。
セキュリティ設定はそのまま、ならば、そう、中にいるのは紛れもなく。
キッチンに立つ姿。 小首を傾げてこちらを見る癖。 あの頃のままに美しく手入れされた、両手。
温もりを失った、と彼女が称した白い身体を、迷い無く抱き締めた*]
(36) roku 2018/04/29(Sun) 20時半頃
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『ハナシニヨルト、ウチュウトハ スベテノバショデ、ジカンガ、キンイツニハ ナガレテイナイモノラシイ』>>5:-6
(37) gurik0 2018/04/29(Sun) 21時頃
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―― スペースコロニー『エデン』 ――
[“ネズミ野郎”から来たメッセージを、 男は思い返していた。
想い出の場所に、男は立っている。 其処の時間は、あのときのまま止まっていた。 確かに、宇宙の時間は均一には流れてはいないらしい。
天井窓から見える宇宙《ソラ》は、 零れ落ちそうなほど美しい星々を映し出していた。 記憶と寸分変わらぬ、景色]
……………………。
[小さく切り取られた、宇宙《ソラ》。 あの頃の男にとってそれが外の世界の全てだった。 憧れ、焦がれていたものに手を伸ばす]
(38) gurik0 2018/04/29(Sun) 21時頃
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[伸ばした機械の無骨な腕が、 記憶の中の真白な少女の手のひらと重なった。
機械の身体となって、全ての触覚を失っても ふわりと羽のように軽い彼女を持ち上げた温もりは 記憶の中にしっかりと刻まれている]
……ステラ。
[小さく、呟いた*]
(39) gurik0 2018/04/29(Sun) 21時頃
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[可愛げなんてものはとっくの昔にどこかに置いてきた。 ピスティオとふたり、無邪気にはしゃぎ回っていた頃にはとっくに。 「おたんこなす」だなんて言ったのもあれが初めてではない。 些細なきっかけで馬鹿みたいに言い争った、その時に。 あの頃はまだこっちの方が背が高かったから、 ちょっぴり見下ろす眼差しで言いたい放題してた、記憶。
その時みたいにピスティオに思いのたけをぶつけ、しかし、 帰る声の居場所はあまりにも遠い。
できることなら声が聞きたかった。 どんな変わり果てた声でもいいから、 あの頃みたいに「うるせーよ」って言ってほしかった。 時が戻らなくたって、怪我する前のように戻らなくたって、]
(40) Akatsuki-sm 2018/04/29(Sun) 21時半頃
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[……そんな、まんじりとせぬ思いで、ピスティオからの返事が来るのに期待する一方。 「エデン」にいた頃の知己たちの安否も気がかりであった。
便りがないのは良い便りとは言ったものだが、 便りを交わさぬ間にピスティオはひどい怪我をするし、 リザも(良くなったと言っていたとはいえ)身体を崩していたのだ。 やはり近況を訊ねるのは大事だ。返事が来るのに時間がかかるとはいえ。
脳裏を、白色のあの子が過ぎる。 だから、リザにレシピを教えてもらったシュトーレンが焼きあがるまでの間に「ルシフェル」を起動した]
(41) Akatsuki-sm 2018/04/29(Sun) 21時半頃
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|
[そう、パパとママは帰ってきた。 それも、フェルゼやピスティオからのメッセージが来た翌日、唐突に。
魚が採れなくて帰りが遅くなるなら、 逆も―――魚が採れて帰りが早くなることもありうるというそれだけの話。
たくさん甘えたしたくさん話をした。 クジラを見たこと、「ルシフェル」を介したやりとりで「エデン」にいたリザさんから料理を教わったこと。 他にも色々]
(42) Akatsuki-sm 2018/04/29(Sun) 21時半頃
|
|
[やがてパパとママは言った。 いい子に留守番してたからお願いを聞いてあげよう、と]
わあっ、嬉しい……! それじゃあね、私……久しぶりに「エデン」に行ってみたいわ! ……ひとりでもだいじょうぶよ! 知らないおじさんについて行ったりしないから!
[そのお願いを聞いてふたりは―― 首を縦に振ってくれた*]
(43) Akatsuki-sm 2018/04/29(Sun) 21時半頃
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|
[ダイニングのテーブルの上、 ずらり と並んだ料理達。
待ち人の好物から、 可愛いあの子に教えたアップルパイ。 それに、綺羅びやかなあの子に教えてもらった ハート型のきらきらプリンは、中央に。
その他にも、レシピノートに書かれた 沢山の料理から、ありったけを。
彼が来てくれるかも解らないのに、 彼が来てくれても食べきらない様な、 沢山の料理が出来上がってしまいました。]
(44) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
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|
[もしかしたら、これらはこのまま ゴミ箱に入れる事になるかもしれません。 ……いえ、その場合は、 ご近所さんに配った方が良いでしょうか。
使った器具やらを洗いながら、 そんな事を考えていた時でした。
その音>>35が、聞こえてきたのは。]
(45) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
|
|
[わたわた と、エプロンを外します。 咄嗟に身嗜みのチェックをしてしまうのは、 生きていた頃からの癖。 ……今はもう、必要無いのでしょうが。
何処にも汚れが無い事を確認してから、 誰かが部屋へと入ってきた事を知りました>>36。
首を傾げた拍子、モノアイが動きます。 赤く彩った指先は、所在無さげに揺れて。 何かを言うべきかとも思いますが、 何を言えば良いかも解らず、止めます。
でも やっぱり言おうとした処で、 冷たい身体が、温かい腕に抱き締められました。]
(46) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
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|
────……、 お久しぶりです、アンタレス。
(47) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
|
|
[部屋に小さく響くのは電子音ですが、 唯一残ったその腕は、確かに人のもの。 彼の温もりと、逞しさを伝えてくれます。
この感触を、もっと早く知りたかった と。 そうは思っても、未だ、遅くはないのでしょう。
彼の迷いの無い動きのお陰で、 わたしは、そう思う事が出来ました。]
(48) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
|
|
此処まで来てしまって、 ……後悔は、ありませんか?
[ぽつりと落とした問いの答えも、 今のわたしは、解っているつもりです。
けれど、ほんの────少しだけ、 怖いなあ って思うのは。
それが、人間らしさだからでしょうか。 ……それとも。わたしが弱くなっただけ?]*
(49) めいこ 2018/04/30(Mon) 00時頃
|
|
― あの場所へ ―
[─── 私はひとり、駅に立っていた。
宇宙≪ソラ≫を見上げるけれど、 星の光が差し込む天窓はそこにはなく、金属で覆われている。
持っているルシフェルからは昔の彼の声と、 最近やりとりした通信が繰り返し再生されていた。 昔の声を忘れないでくれ、と彼に頼まれたから。>>5:-63 たまにアルバムの茶髪姿にも視線を落として、また見上げて。]
通信、送ろうと思ったのにダメですね。 何を話そうか考えすぎて着いてしまいました。
[エデンに立ち入る人の姿はない。 少なくとも、私の目の入る範囲ではいなかった。
慣れ親しんだ場所ならば危なくないだろうと、 ルシフェルの録音ボタンを押しながら歩いて行く。]
(50) 鯖 2018/04/30(Mon) 02時頃
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|
[すたすた、足音も軽く最短記録であの場所へ向かえば、 見覚えのある場所に見覚えのない人型があった。>>38 円筒形の胴体に車輪がくっついているその人は、つまり。]
……先、越されちゃいましたね。
[ふふ、と笑い声を最後に録音ボタンを押し、 そのまま送信ボタンをぽちりと押した。 遠い遠い星との間は一日掛かってしまう通信も、 この距離ならば、ほんの一瞬で向こうに届くだろう。
宇宙《ソラ》に手を伸ばした彼が気を取られた隙に 出来るだけ音を消して忍び寄り、 真後ろからその細い機械の手を掬い上げる。]
(51) 鯖 2018/04/30(Mon) 02時半頃
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ピスティオさん、お久しぶりです。 ……ずいぶんと痩せて縮みましたか、なんて。
[私より小さくなった彼を抱き締めようと、 膝を床に付けて両腕と、頭から生えた耳までも巻き付ける。 体に触れるのは硬く、冷たいボディ。 けれど、動揺する彼の動きや声はちっとも変わらない。
頭の耳はふよりふよりと動き、私は意識を集中した。 あなたが私の熱を感じられるように。 私の柔らかさを感じられるように。
この器官が私の触覚や聴覚を補佐してくれるなら、 ぷかりと浮かんだ脳に直接、干渉できるんじゃないか。 そんな一縷の望みと希望を込めて、腕の力を強めた。*]
(52) 鯖 2018/04/30(Mon) 02時半頃
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―― 想い出の場所で ――
[瞬きをする星々に目を奪われ、 恋い焦がれた宇宙《ソラ》へと手を伸ばす。
―――と。男は我に返った。 端末のルシフェルが、 新着のメッセージを告げていた。
ルシフェルに命じて音声の再生を始めれば、 聞きたかった彼女の声が 会いたくてたまらない彼女の声が ふたりの想い出の場所に響き渡った。
天井窓から注ぐ星々の光に照らされながら、 男は彼女の話す言葉にしばし聞き入っていた]
(53) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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[この場所で彼女の声を聞けば、 自然とあの頃に戻って ふたりで会話をしている気分になる]
オカシイヨナ。俺ヒトリナノニ。
[ぽつり、と呟いて。 そうして通信の最後の言葉に ふよりと微かに義眼を揺らした]
モウ来テタリシタラ……?
[瞬間。真後ろから、誰かに手を握られた>>51]
(54) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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ワ、ワワワ! ステラ――っ
(55) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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[慌てて発した電子音は、 ひどく間抜けなものだったように思う。 あの頃見下ろしていたステラを、 見上げたのも束の間]
……………ア、
[ふわり、と優しい感触。 男は自分が抱き締められたことに気付くのに しばしの時間を要した。
温かかった。感覚を失くしたはずの機械の身体が。 もう永遠に失ったと思っていた 彼女の柔らかな感触に酔いしれる。
まるで、人間に戻ったみたいだった]
(56) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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[恐る恐る、ステラの背中に機械の腕を回した。 そうして、優しく彼女を抱き締め返したのだ]
ステラ、会いたかったぜ。
[彼女の触角の能力だろうか。 囁く男の声は、冷たい電子音ではなく とうに失ったはずの己の声のように聞こえた。 あるいは、無感情な電子音も 彼女にはこう聞こえているのかもしれない]
痩せるどころか体重はずしんと重くなっちまったが 確かに、ずいぶんと背は縮んだな。 ステラが大きく見える。
[義眼をきゅるきゅると動かして、嬉しそうに男は告げた]
(57) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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本当は、ちょっと怖かったんだ。 ステラと会うことが。
楽しみと同時に、怖かった。
俺の姿を見て、 やっぱり怖がらせちまうんじゃないかって。
……もしかしたら、 俺に気付いてもらえないんじゃないかって。
[それから、消え入りそうな柔らかい声で]
(58) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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――― ありがとう、ステラ。
[強く、強く。彼女を抱き締めた。 きっと男は、笑っていたのだと思う*]
(59) gurik0 2018/04/30(Mon) 05時頃
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[ヒトリナノニ。>>54 ── ひとりにはしませんよ。
聞こえた声への返答は握った掌に込めて、 慌てふためく様は懐かしく、胸が締め付けられる。>>55
昔、廊下の角で飛びついた時も、あなたはそうだった。 凄く驚いていたのに決して私を振り払わないでくれた。 あなたには当たり前のことだったかもしれない。 でも、幽霊と間違われた私には嬉しかった。
恩義なんて、些細なことでも感じるものなんですよ。]
(60) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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ただいま、です。
[最初は惚けていたみたいだけど、>>56 背中に回る腕を感じればすりついて、>>57 顔が見えるように近付けた体を調節する。
ぴくぴくと小刻みに揺れる耳は、 あなたの声を昔のように聞かせてくれて。 冷たいボディも前のような温かみを帯びたよう。]
……よかった。
[ちゃんと会えて。 あなたと再び話せる奇跡に、素直に感謝した。]
(61) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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逆転、しちゃいましたね。 今だけでもおねえちゃん、と呼びます?
なんて、ダメですけどね。 私はピスティオさんのことを、 おにいちゃん、とは思ったことがないので。
[きゅるきゅると動く見慣れない義眼。>>57
でも不思議と声だけで、以前のように表情が分かる。 彼がいつも笑顔だったからかもしれないけれど。]
(62) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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楽しみすぎて私からの通信も待たずに来て、 逆に怖くなっちゃったんですね。
期待が大きいほど、裏切られたら堪えますから。
気付かないなんて、まさか。 ご自分で特徴を言っていたじゃないですか。
それに……あなたの音はもう覚えました。
[声音は彼を励ますように優しく。>>57 音、というと語弊があるかもしれない。 心音がないから脳からの電気信号のパターンを 耳で感じ取っているだけのこと。
どういたしまして、と返した顔は ふんわりとした笑みの形に綻んでいた。]
(63) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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そういえば、ですよ。 感動の再会を台無しにするみたいなこと、 言っても大丈夫です?
[腕の中、少し見上げるような姿勢で聞く。 断られないだろう、なんて謎の確信のもと、 続ける言葉はそれなりの爆弾。]
あなたの操縦する船に乗って、 隣で宇宙《ソラ》見たいと言ったの、 やっぱり何か違うかもしれないな、って。
[申し訳なさそうにしおっ、と耳がへたれる。 だけどこれは撤回でもなんでもなくて]
(64) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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── お膝に乗って宇宙《ソラ》が見たいんです。
(65) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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操縦の邪魔になるなら、諦めますけど…… 抱っこ出来ないならお膝かな、って。
ああ、頭のこれが邪魔なら取りますよ! なんならピスティオさんに付けちゃいます。
[ぷつ、ぷつ、と根元で切り離した白い耳を 真ん丸な水槽にぴとっとくっつける。 しばらくすれば彼の脳波を感じて動くようになり 触覚をより感じやすくなるかもしれない。
ただ、外見のそぐわなさはこの上なく酷くて、 ここに誰かがいたら笑い転げてしまいそう。]*
(66) 鯖 2018/04/30(Mon) 13時半頃
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[彼女の頭部は少々直径が大きめで、身体をしっかりと抱きしめるには、いささか姿勢に工夫が必要だった。 そんなのは、これから慣れていけばいい。
重要なのは、自分の名を呼ぶ彼女の新しい声が、すぐ近くで聞こえること。 彼女の両手がしっかりと、自分を抱き返してくれていること]
うん、久しぶりだ、リザ。 貴女を置いて行って、すまなかった。
……後悔するのは、貴女を手放してしまったことだ。 もっと早く、こうしなかったことだ。
[抱きしめた腕に、更に力を込めてから。 彼女の顔を正面から見られるように、そっと腕を緩めた]
でも、まだ、遅くはない。 こうして、貴女の言葉をすぐに受け取ることができる。 俺の言葉を、すぐに伝えることができる。 これからは…… あ。
(67) roku 2018/04/30(Mon) 19時頃
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[旅の荷物は、彼女の姿を見た瞬間に床へ投げ出してしまった。 どうにもしまらないなと思いながら、拾い上げた鞄から、小さな箱を取り出して開ける]
これを、受け取ってほしい。 指輪にしようと思ったんだが、サイズがわからないし、その、料理するのに邪魔かと思って。
[小さな留め金に少しばかり手こずりながら、彼女の首にかけたのは、小さな赤い宝石をあしらったペンダント]
リザ。 メールでも、音声メッセージでも言ったけど、やっぱりこうして直接伝えたかった。
[顔の中心、たったひとつの丸い『目』をまっすぐ見つめて]
貴女を愛してる。 これからは、ずっと傍にいる。
[そう告げると、もう一度、最愛のひとを抱き締めた*]
(68) roku 2018/04/30(Mon) 19時頃
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――― おかえり、ステラ。
(69) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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[>>61その言葉を伝えられたことが 何よりも嬉しかった]
膝、かあ。
[神妙な声で、男は己の身体を見下ろした。 寸胴の身体についた、ふたつの車輪。
今の自分の身体で、 どこが膝に該当するかを真剣に考えた。
……車輪の付け根だろうか?]
(70) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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[男は夢想する。 事故の前に戻ったような気分だった。
昔の姿に戻った己の膝の上に ステラを乗せて、宇宙《ソラ》を 縦横無尽に飛び回る光景を。
いつか、いつか――……]
(71) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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おい、ちょ、ま――っ!
(72) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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[現実に引き戻される。
彼女の頭から取り外された耳が、 己の頭に取り付けられていた。>>66
脳味噌だけになった機械男にウサミミ。 どれだけ滑稽な姿かは、 鏡を見なくても想像に難くない]
こういうのは、さ――……
[己の頭に付いた彼女の耳を引き抜き、 彼女の頭……あるべきところに乗っける]
(73) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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ステラダカラ、似合ウシ可愛インダヨ。
[魔法は、一瞬にして解けてしまった。
彼女から身体を離せば、聞こえるのは 己の無感情な電子音だった。
少しの間だけ、夢を見ていた]
……アノサ、ステラ。 約束ハ、守ルカラ。
[機械の手のひらを、そっと彼女の頭に伸ばした。 まずは、果たせる小さな約束から。 きっとそれが、男の夢の第一歩]
(74) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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ピスティオ=エスペラントハ、 約束ヲ守ル男ダ。
ダカラ、待ッテイテホシイ。
[そっと、彼女の頭に触れて優しく撫でた]
ステラ、……大好キダ!
[ふよりと義眼が揺れる。 男はきっと、満面の笑みを浮かべていた]
(75) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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[天井窓から降り注ぐ星々の光が、 優しくふたりを照らしていた*]
(76) gurik0 2018/04/30(Mon) 20時半頃
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―― スペースコロニー『エデン』 ――
ンンンンンンンンン……。
[その日、男は頭を抱えていた。 キャンディからの通信を聞いたからだ。
――死んじゃうかな、って いい加減諦めかけてた。>>-119
それは、戦場からの通信だった。 死地に陥った元戦友の、言葉だった。
すぐに返信をしようと思った。 しかし、もしも彼女からの返事が いつまでも来なかったときのことを考えると 男は躊躇するのだった]
(77) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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[追うべき背中を見失えば、 男は心が折れてしまうと思った。 目標を、戦友を失うのが、怖かった]
心配スギテ死ヌ。
[本人には、口が裂けても言えないが。 きゅるきゅると、車輪を回して 男はエデンの廊下を進んでいく。 途中、大荷物を抱えた ピンク髪の女>>31と男はすれ違った]
ンンン、心配ダア……。
[そのままふたりはすれ違い、 廊下の曲がり角へと消えてゆく]
(78) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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…………ン!?
(79) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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[しばらく間を置いてから、振り返る。 あの目立つピンク髪は。間違いなく]
キャンディ、生キテルジャネーカ!
[後を追おうとして、やめた。
宇宙《ソラ》で待っていろ、なんて 大見得を切っておいて。
こんなコロニーの廊下で再会だなんて すごくすごく……ダサいではないか。
それは、男の美学に反した]
(80) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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ムゥ……。
[悩んだ末に、ルシフェルを起動させた。 そうして短いメッセージを送信したのだった。
近距離通信だ。 きっとその通信はすぐに彼女に届くだろう]
(81) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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[――― 再会はきっと、あの宇宙《ソラ》で*]
(82) gurik0 2018/04/30(Mon) 21時頃
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[顔をあげる。2人からきていた通信を打ち終えて、 ふらり、ふらりとエデンの廊下をゆく。
外は漆黒。宇宙の闇。 そこに散らばる煌びやかな光に すっと手を伸ばし、――強化ガラスに触れる。]
……なんで飛ぶのか、かぁ
[考えてみれば、よくわからないな、と自嘲して ガラスに映った化粧の濃い、傷のある女を見つめる。 なんで飛ぶのかはわからない。 なんで命をかけるのかも、根本的にはわからない。
けれど自分は、このようにして老いていくのだろう、と 漠然とした予感だけがあった。 宙に生きて、宙の中で死ぬのだ。
それは最早魔力とよぶべきものだったのかもしれない。 数多の地球人を開拓へと駆り立てたこの無限なる宇宙の。]
(83) sane 2018/04/30(Mon) 22時半頃
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[それとも。 そういう生き方しかしらないから、 そう生きるしかない、と思い込んでいるだけか、]
(……言葉遣い、直していったほうがいいかなー)
……こんにちは。今日は素敵な日和ですわね…… ……宇宙に日和とかあんのかな……
[リザに指摘されたことを反芻して、 丁寧な言葉を反芻してみる。馴染まない。 すると、ややあって、ルシフェルから通信が届くだろうか。 それはもしかしたらもう少し先だったかもしれないが
そのメッセージを開き キャンディは目をまぁるくして、瞬く。 それから黙ってルシフェルの発信機能を起動した。
響き渡るのは怒声。 それから呆れた罵声。]
(84) sane 2018/04/30(Mon) 22時半頃
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[溜息、ひとつ。 口調を改めようと決意した途端にこれだ。
もう女らしい生き方だとか、 そういうものは諦めたほうがいいのかもしれない。 それはそれ、として]
……よかったぁ。
[何が、といわれると言語化は難しい。
また空に行く気になった自分のことだとか。 復帰する気になったピスティオのことだとか。 その他、諸々。
二度目の溜息に、呆れと安心を混ぜ込んで吐き出すと もう一度キャンディは星瞬く宙を見つめた。]
(85) sane 2018/04/30(Mon) 22時半頃
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[いずれ、あの宇宙《ソラ》で会おう。戦友よ。
そんな言葉は、ルシフェルに乗せることもなく ただただ、エデンの空気に融けて消えた*]
(86) sane 2018/04/30(Mon) 22時半頃
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[もうひとりのママともいえるあのひとには、 エデンに行くための旅支度――その荷造りを終えて、ゆっくりできるようになった頃にお手紙を書いた。
正直、ピスティオとのことをどう伝えるか迷った。すごく迷った。 「えええ」とか「うーん」と言いながら何度も書き直した。 結局「自分ではピスティオを立ち直らせられたかあやしい」ということを、 ざっくり伝えるにとどまってしまった]
(87) Akatsuki-sm 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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[あのひとの現状については何も知らないままだ。 何も知らずに期待をかけてしまっている。
だが、いつか。 かつての姿を、命すらも失ってしまっても、 あなたが「あなた」だと告げて目の前に現れてくれるなら。 私はそれを受け入れるだろう。 「あなた」と向き合って、新しい思い出を作ろうと願うだろう]
(88) Akatsuki-sm 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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さてと
[ミートソースのレシピを見てから、該当に近い野菜を作り出したため、なんだかんだ数日かかってしまった。
地下16〜18階層にある畑…生育室では、バルブを開けることで、7階でいつも汲んでいる水に化学肥料を加えたものを水路に流し込むことができる。 そしてこの水路に、倉庫に保存されている、持ち込んだものを更に増やして作られたのであろう種をまくと、最短で一昼夜にして白い、もやし、と呼ばれていた食材らしきものを作ることができるのだ。
この水路では、時間をかけて育てる、というよりも、むしろすぐにやってくる美味しいタイミングを逃して、腐らせることのないよう見張る、という作業が重要になってくる。
そうやってつくられた、色は真っ白ながら、少し甘みを増したトマトのような植物と、小さな玉ねぎのような根を作る植物10個ほどが、間借りしている部屋のキッチンに並べられていた。]
(89) wallander 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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[肉については、やはりミンチのようなものをフリーズドライしたものを使う形になる。
おそらくこれも、何かの植物を加工して、「肉」を再現したものだろう。 生産特区かショッピングモールの閉鎖区画の先に行けば、この食物についても何かヒントがあるかもしれない。 が、これについてもやはり多すぎるほどの備蓄があり、自分ひとりであれば、死ぬまで食べられ続ける量がありそうで、今のところ探索への食指は動いていない。
あとは調味料に、乾燥麺である。]
(90) wallander 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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まず、全部みじん切り…ミキサーにかけていいのか?
[トマトがぐずぐずするため、思い切って半分ミキサーに突っ込んで混ぜた。 しかし想像以上に原型を留めずもはや見た目がどろどろの牛乳になったため、残りは見かけ上のため最後に混ぜようと決意した。]
ん?そんなに難しくないように見えるな…
[電気でフライパンを熱すると、何かの種子の油をひく。 肉らしきもの、そしてどろどろの野菜となんとか原型を保った野菜を投入し、調味料を入れていった。]
(91) wallander 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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隠し味、うーん、普通の調味料は定番の味に近いものが準備できてるんだが えーと、これはこれでいいのか?
[「香りのみ〇〇」という複数の粉を少しずつ入れていく。 これで本当にレシピ通りの味になっているのか?わからないが、なんとなくいいにおいがしてきたのは確かだ。]
とりあえず、あとは塩でなんとかしよう…
[やはり倉庫にあった岩塩を削った粉を入れ、少し弱い火力でぐつぐつと煮ていく。 と、同時に乾燥麺を沸かした湯で柔らかくほぐしていく。]
(92) wallander 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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よし…!
[皿の上に上げた麺に、白い野菜とどこか薄い色合いのミンチ肉を混ぜたミートソースをかける。 なんとなく、煮詰まった具の細かすぎるホワイトシチューをぶっかけた様相だ。 思わず苦笑した。]
これは、画像を求められることがない環境でよかった案件かもしれないな… ああ、そうだ
[準備をしていたのに、かけなかった音楽データがあった。 ぴっ、とボタンを押すと、どこかに埋められたスピーカーから、部屋に小さく音楽が流れ出す。 飲み水を用意して、久々の少し手の込んだ晩餐の始まりだ。]
(93) wallander 2018/04/30(Mon) 23時半頃
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いただきます
[フォークで白いミートソースをからめながら麺を一巻きし、一口に放り込む。]
んん…
[なかなか美味しい。 それに…なんだかずっと昔に食べたことがあるような、懐かしい味がした。
なにが、そんなに懐かしいのだろう。 思い出そうと目を閉じる。 ふと、思い出の中で、優しそうな女性の微笑む姿が見えた気がしたが、それは余りにも朧気で、すぐに記憶の中を流れ去ってしまった。
エデンでの記憶、父と母との思い出、みんなと過ごした日々。 昔の記憶は知らないうちにどんどん朧気になっていく。 でも、きっと、それでいいのだと思う。 忘却は、自分を守る武器でもあるのだ。**]
(94) wallander 2018/05/01(Tue) 00時頃
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[彼が私を抱き締めるのに苦労してる事>>67 有頂天の私は、全く気付いていません。 気付けたのなら、もっとやりやすい様に 頭を傾けたりもしたのでしょうけれど。
私はただ、ぎゅうと抱き着いて。 彼からの返事を、じ っと待っていました。 怖い と、そう思っていたのはほんの僅か。
一度強く抱き締めてくれたから、 身体を離されても、不安になる事はありません。]
(95) めいこ 2018/05/01(Tue) 00時半頃
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……本当に、遅く、ありませんか? 本当に、貴方は────
[傍に と、そう言おうとして。 短くあがった声に、私の視線もそちらへ>>68。
彼からの好意には気付いていませんでしたが、 小さな箱が私へのプレゼントだろうと 気付けない程、鈍感ではありません。
遠慮なんて無粋はするつもりは無いとしても、 男性からのプレゼントに慣れていないもので、 一体どう受け取るべきか。 そわそわ 落ち着かなげに、 その箱が開けられるのを見る事しか出来ません。]
(96) めいこ 2018/05/01(Tue) 00時半頃
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[赤い宝石のペンダント。 彼の色だ と反射的に思って、 そんな考えに照れるのも束の間。
彼がペンダントをつけてくれるというのなら、 今度こそ、軽く身体を屈めましょう。 手こずる仕草すら愛しく思いながら、 首からぶら下がる宝石に、触れるのです。]
……、……はい。 わたしも、愛しています。
[真っ直ぐ、此方を向く瞳。 其処には、拒絶の色は見えません。 悲哀の色だって、きっと。]
(97) めいこ 2018/05/01(Tue) 00時半頃
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[私からも彼に腕を回しながら。 その逞しい身体に身体を預けながら。]
──── ずっと、傍に置いて下さい ね。
[夢見る様な心地で、囁くのです。]
(98) めいこ 2018/05/01(Tue) 00時半頃
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[抱き締めあって、互いが満たされたその頃に。 今度は私から、お料理を贈りましょう。 共に食べる事はもう叶いませんが、 今も変わらぬ味が、其処にあります。
変わってしまったものは、沢山ありますが。 変わらないものもまた、沢山あります。
────その全てを、 愛する彼に捧げましょう。]*
(99) めいこ 2018/05/01(Tue) 00時半頃
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[シュトーレンづくりのきっかけをくれた誰かさんには、 エデンを発つ前の日、寝る前にメッセージを送った。 海の青さと同じくらい、パパとママと一緒に食べたシュトーレンの味を誰かに伝えるのは難しかった……なんてことはなく、 考えるまでもなくすらすらと言葉が出た。幸せの味だと。
クリスマスから誰かさんへ、せいいっぱい紡いだあいのうた]
(100) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 01時頃
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[ただいま。 ──おかえり。>>69]
(101) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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[なんてことのない挨拶も、 あなたと交わせばくすぐったくて、むず痒くて、嬉しい。
むにゃむにゃと唇が勝手に動いてしまって、 今日の私はちょっとだけ表情筋が緩んでいるらしい。
彼が神妙に呟いて下の方に眼球を向けるものだから、>>70 追い掛けていけばなるほど。理解した。 つつぅ、と寸胴のボディを撫でおろしながら、 そもそも膝と呼べる部位が見当たらないと言う大問題。
でも、思うんです。 あなたがその体を気に入らないのなら、 使いやすいように作り変えてしまえばいいんじゃないか、って。]
(102) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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[それは背徳的な考えなのだろうか。 義手や義足の範囲が広がっただけ、と思えばいいのか。
どう受け取るかは全て彼次第。 私がどうこう言える立場ではないけれど、 不安があったら、大丈夫ですよと言える距離に居たい。
どうしてでしょう。 私は、あなたを前にすると我が儘になってしまうみたいです。]
(103) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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[あまりにも空想に浸っているものだから、>>71 自分の耳を着ける、なんていう暴挙に出たなんてことは、 きっと、ない、とは言い切れないけれど。
その機能はあなたの方が必要だと感じていた。 とても可笑しなことになってしまう外見はともかく。>>72 目を細めれば、そういうファッションだと思わなくも、ない。]
私は、似合っていると思い……、ません。 多分色が合わないんだと思います。
だから、茶色とかのおとなしめに染めれば、
[それなりに熱い語りは耳を外されたことで中断され、>>73 戻された耳はしゅん、と垂れたり、ふわんと浮かんだり。]
(104) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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[可愛い、とアンタレスさんにも言われたのに、 口角がぴくぴくと上に動いてしまうのは何故だろうか。
もっと言って欲しくて。 でも何度も言われるのは勿体なくて。
離れてしまった彼をじっと見つめていた。 ずっと突いている膝は少し疲れてしまったし、 白い服も埃で汚れたかもしれないけれども。
立ち上がってしまうより、今は同じ視線でいたい。]
はい。なんでしょう。
[頭に伸びてくる手にふよふよ、耳が動いてしまう。>>74 事あるごとに撫でてくれたあの優しい手。 機械になっても、やはり温かく感じた手をじっと待つ。]
(105) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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ええ。ええ。 私、待つのは嫌いじゃありません。 待っていたら良いことがあるなら、いくらでも待ちます。
…………けれど、ごめんなさい。 しびれを切らしてしまったら、 私があなたを宇宙≪ソラ≫に連れて行くかもしれません。
[訓練生ってどうすればなれますか、と。>>75 頭を撫でられて猫のように目を細めながら問いかける。
大好きだ、という言葉には照れてしまったけど、 私もですと応えた声はちゃんと震えず、掠れずにいて。]
だって。 大好きなあなたと、大好きな宇宙≪ソラ≫。 私の手で両方掴めたら最高じゃないですか。
[同意を求めるように空いた手を握り締め、笑い声が続いた。]
(106) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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……あの、ピスティオさん。 さっきの言葉、もう一回言ってくれませんか?
[手を引き寄せながらねだったその言葉は、 私とあなた、そして星の光だけが * 知っている * 。]
(107) 鯖 2018/05/01(Tue) 01時半頃
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|
[愛していると、傍にいたいと、同じ想いが言葉になって還ってくる。 星の距離を経ることもなく、すぐに、すぐ傍で。
目の前にある彼女の瞳、 腕の中にある彼女の体、 まっすぐこちらに向けられた、彼女の心。
ずっとずっと守りたい、たいせつなもの。 もう二度と、手放しはしない]
(108) roku 2018/05/01(Tue) 05時半頃
|
|
[それから、たくさんの話をした。 リザの用意してくれた料理を食べながら。 自分の好物も、好みの味付けも覚えてくれていて、感激しながら頂いた。
食事を摂ることのできない、今の彼女の前で食べるのは、少し心苦しかった。 でも、そんなことにも、きっと慣れていかなければならないのだろう。
たくさんの話をした。 エデンで共に過ごした時間のこと、離ればなれになってからのこと。 テーブルの真ん中にあった、きらびやかなプリン>>44のこと。 懐かしい友人たちのこと。
そして、これからのこと]
(109) roku 2018/05/01(Tue) 05時半頃
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[彼女の今の雇い主と、そのひとへの恩義について聞いたなら。 御礼と、挨拶に伺わなければと言い出すのだ。
挨拶というのは、つまりいわゆる、
『リザさんを僕にください』
というやつだ*]
(110) roku 2018/05/01(Tue) 05時半頃
|
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[長距離輸送船の仕事は、彼女を待たせてしまう時間が長くなる。 いろいろと思い悩んだ末の、復帰だった。
軍からの打診があったのは、前線には出ない教官職という、都合の良いもの。 なんでも、訓練生がだいぶ増えるらしい。
よほど切迫した状況になれば、戦闘に駆り出されることもあり得るけれど。 もしそんな状況になれば、自分の手で彼女のいる場所を守りたいと願うだろうから*]
(111) roku 2018/05/01(Tue) 08時頃
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[うとうとと船の中で微睡んでいれば、 ぴこん。とルシフェルが新着を音で知らせて来た。
予想よりも早いメッセージに首を傾げ、 けれど内容を聞けばなるほどと納得出来る。
このタイミングで皆がエデンに帰って来るのは、 示し合わせた訳でもないのに、不思議なことだ。]
(112) 鯖 2018/05/01(Tue) 15時頃
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[今エデンに向かう所なんです、とは 何となく言いそびれてしまって送信ボタンを押す。
久しぶりに会えた家族との時間を大切にして欲しいし、 一度に色んな人と会ったら、帰れなくなりそうで。]
……帰らない、という選択肢は、 とってもいいんでしょうか。
[何となくで私物は全て鞄の中。 あの星にある物はちょっとした日用品だけで、 どこか別の惑星にそのまま移住することだって、出来るから。]*
(113) 鯖 2018/05/01(Tue) 15時頃
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[とたたたんたん ワタシは小さな隙間をすり抜けて 通信機の前で声をかける]
イヨウ、ルシフェル、ゴキンゲンカ?
サイコーニ、シビレル、ナンバーヲ キカセテヤルゾ?
ヨスギテ、イッテ、バグッテモ、シラナイカラナ
[日課になって久しい応酬だが これまた、日課そのままの返事が聴こえてきた]
(114) Arianrhod 2018/05/01(Tue) 19時頃
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キューンキューン、キューンキューン ワタシ、ノ、カレハ、パイロット
キラリ、ヒカッテ、キュウコウカ ゴート、フカシテ、キュウジョウショウ
[確か、宇宙《ソラ》を駆ける船で 銀河系のシンデレラガールというものが歌っていた 伝説の一曲だと、いわれる歌だったと記憶している]
ナガク、オヲヒク、ヒコウキ、グモデ オオキナ、ハートガ、カサネテ、フタツ
アオイ、オオゾラ、ラブサイン
[果たして、シンデレラガールとはなんだろう? 後で、誰かに訊いてみるとしよう]
(115) Arianrhod 2018/05/01(Tue) 19時半頃
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…アイラビュー、ユーラブミー?
(116) Arianrhod 2018/05/01(Tue) 19時半頃
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[ルシフェルを通じて、 色々な人々と話をしたワタシは
それから、しばらくして ガーディを待っていたところから離れて 宇宙《ソラ》へ出ることとなった
と、いっても いられなくなるような危機があった訳ではなく 待つのも飽きてしまったから ── が、近いだろう
あの場所から、離れてどれほどか?
しかし、今も変わらず穏やかで 多分、みんな眠りに就いたままだろう]
(117) Arianrhod 2018/05/01(Tue) 19時半頃
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ハロー、ワタシハ、アシモフ エデンデ、ツクレタ、ネズミダ
[ルシフェルを通じて 近くにいるらしい船へ声をかける
向こうから、応答があったのは分かっている さあ、それは知ってる誰かか見知らぬ誰かか 聴こえる声にワタシは、耳を傾けた
── 答えは、また別の物語の中にある**]
(118) Arianrhod 2018/05/01(Tue) 19時半頃
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[ ――船は紺碧の海を行く。 ]
(119) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 20時半頃
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[他所の星や宇宙ステーション、あるいはスペースコロニーへと行くための宇宙港はひとつしかなく、 そしてクリスマスの暮らす島からはだいぶ遠い。 ゆえに長い間船に揺られている。もう2回は軽食を食べた。
それでも退屈はしなかった。 甲板の手すりに手指をかけて海を見ているだけでよかった。 遠くのあの島にも人は住んでいるのだろうか、とか、 島かと思ったら潮を噴き上げたからあれはでかいクジラじゃないか、とか、 眺め思う間にも船は進んでいった。
海は平穏だ。敵もデブリも氷山もない。 うっかり手すりから身を乗り出しすぎて落ちない限りは遭難などしない。 仮に遭難する事態になっても「ルシフェル」があれば救難メッセージは出せるだろうが、 (泳ぐ機能はないが端末に防水加工は施してある) 帰れなくなるのはやっぱりイヤなので無茶はしない]
(120) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 20時半頃
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……。
[船内に戻る前に「ルシフェル」を起動した。 新着メッセージがひとつ。
聞こえてきた白のあの子の声に笑みを深くしたが、 聞き終わる頃にはなんだか複雑そうな表情になっていた]
むうう……ステラの髪が短くなってしまったのは世界の損失よ! また会えたなら結ってあげたかったのに!
[正直世界が嫉妬するレベルでステラの長いホワイトヘアーが好きだったのだ……というのはおいといて]
でも……よかった。
[久しぶりに声が聞けたのだ。 こんなに「よかった」と思うことはない]
(121) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 20時半頃
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[家族の時間? 大事にしてますとも。 紆余曲折はあったけど、家族みんなで「エデン」に行けることになったし。 早いところ戻らないとどっちかが呼びに来るかも、と思いつつ、 もうちょっとだけ……と念じながら、 何度も聞いたその人からのメッセージをまた聞き始める]
(122) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 20時半頃
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― 昔の話 ―
[女性たちの華やいだ笑い声が、キッチンまで聞こえてくる。 皆でお茶会などしているうちに、化粧だとか、ファッションだとか、そんな話になってきたので、コーヒーのおかわりを淹れる口実で席を立ったのだ。
自分が話に加われないだけであって、皆が楽しげにしているのを見るのは良い気分だ。 クリスマスに頼まれた砂糖とミルクたっぷりの一杯を用意して、焼き菓子も少し補充しようか。 砂糖はもうすぐ使いきってしまいそうだな、と考えながら。
好きな人とかいたりするの、なんて言葉が聞こえて、思わず耳をそばだててしまう。 あの席には、リザもいるから。
彼女はとても魅力的で、言い寄る男のひとりやふたり、いやもっといても不思議は無い。 玉砕覚悟で打ち明けなければ何も始まらない、と思いながらも、今の友人関係を壊すことを自分は恐れている。
あの、とすぐ近くで彼女の声がして、危うくカップを取り落としそうになる。 頼まれて、砂糖のストックを高い棚から取り出しながら、それだけで幸せな気持ちになるのだから単純なものだ*]
(123) roku 2018/05/01(Tue) 21時半頃
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[――"もちろん"。
その通信には、そう応えた。]
(124) sane 2018/05/01(Tue) 21時半頃
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[真っ白な廊下を歩いていけば、 消費電力を抑えるために消灯される区域が目に付いた。
待ち合わせ場所をそこにしよう、と通信で送ったのは、 まあ、オバケはこわいが、 そこで会った方がステラが煌いて見えるだろうから。
携えた包みには、いくつかのアクセサリー。 青空の色を湛えた髪飾りに、 ハートのネックレス。 きらきら、煌く真珠の耳飾。
それから、もしかしたら むこうの星ではありふれたものかもしれないが かつての海を模したドーム型の置物がひとつ。
地に少しだけ、惑星ホワイトの砂が敷かれたそれは きらきら、包みの底でオレンジ色に光って アクセサリを照らしていた。]
(125) sane 2018/05/01(Tue) 21時半頃
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きてるかなぁー?
[まあ、通信を送ったのはついさっきだ。 気づくのはもう少し後かもしれない。 だから、キャンディは暗い廊下の窓辺に腰掛けて その白い妖精のような妹を待つことにした。]
……この手でうまくいくかどーか。
[記憶に違わなければ、 あの華奢でキャンディよりもかよわそうな体を 操舵を握りなれた、乾いたこの手でぎゅっとできるものか
むずがゆい心地になりながらも、 キャンディは彼女を待っていた。
いつか落したピンクの髪飾りを揺らしながら。 ”エデンの幽霊”を。]
(126) sane 2018/05/01(Tue) 22時頃
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[――いずれ彼女がそこに来るのなら、 アクセサリより置物よりも先に、
”ひさしぶり、ステラ”
と呼びかけて、照れくさそうに腕を広げて、 彼女を抱きしめようとするのだろう。]*
(127) sane 2018/05/01(Tue) 22時頃
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―― ちょっと後の話 ――
あーーー無理無理無理無理、 あたしちょっと腹イタイんで帰っていっすかぁー だめすかぁー
[その日、エースパイロットとして それなりに名のある女は 仕事中いやだいやだを繰り返す 駄々っ子のようになっていた。
なんでも、 教官が現場にやってくるという話が持ち出されてから ずっとこの調子である。]
(128) sane 2018/05/01(Tue) 22時頃
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……ぜーったいどやされる だってあの兄ぃだよ スパルタにきまってんじゃん
[実際その教官の指導がスパルタだったかはさておいて 女にとってその人はそうであったらしい。
同僚達のまあまあどうどうとなだめる声に項垂れながら 女は少し昔に返した通信を見返した。]
(129) sane 2018/05/01(Tue) 22時頃
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[しばらくやりとりをみつめたあと。 はあ、と溜息を深くついた。
見れば宙は相変わらず、 キャンディやそのほかの人々を包んでいる。]
……とりあえず、早退するいいわけをかんがえとこ。
[ためいき、ひとつ。 平和なようで、平和ではない日常の中。
今までとはちがってそれを楽しむように、 女は肩の力を抜いた**]
(130) sane 2018/05/01(Tue) 22時頃
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―― いつかの未来 / 海の星で ――
[青、青、青。 眼下に広がる紺碧の海。 クリスマスとの約束を果たすために 男は、戦闘機を走らせる]
ステラ、すげーな海って。 俺はじめて見たぜ。
[“膝”の上に、彼女を乗せて 男は“満面の笑みを浮かべた”のだった]
(131) gurik0 2018/05/01(Tue) 22時半頃
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……ようし。 よく掴まってろよ、ステラ。
[操縦桿を、絶妙のタイミングで切り返す。 宙返り、そして急降下の後の急上昇。
目まぐるしく空の青と海の青が入れ替わる。 並みの操縦士では、空間把握をすることすら ままならない圧倒的なテクニック。
身体は変わっても この脳味噌が全部覚えている]
(132) gurik0 2018/05/01(Tue) 22時半頃
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[“男の口”が、得意げに歪んだ。 キャンディが買ってくれたそれは、 なかなかに男の身体に馴染んでいる]
……綺麗だ。
[呟いて、眼下の景色を見つめる。
片手で操縦桿を握り、 そっとステラの頭を撫でた。
やっと男は実感する]
(133) gurik0 2018/05/01(Tue) 22時半頃
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[――― 宇宙《ソラ》に、帰ってきたのだ**]
(134) gurik0 2018/05/01(Tue) 22時半頃
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フェルゼは、エスペラントの頭を撫でた。
wallander 2018/05/01(Tue) 22時半頃
お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。
Arianrhod 2018/05/01(Tue) 22時半頃
お散歩隊長 アシモフは、メモを貼った。
Arianrhod 2018/05/01(Tue) 22時半頃
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[パパの方へ向かいながら、思う。 彼の話を振り返る限り、どうやらフェルゼは、 かつてクリスマスが問うた「海を見たことがあるか」という問いの答えを別の誰かに送ってしまったらしい。 だが、地球という星の遠景として、あるいは絵の中の光景として、 見たことがあるというのが答えなんだろう。 ならば思うことは、]
(135) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[独り言のつもりだった。 だが、ばたばたしてこの時まだ録音停止ボタンを押しておらず。 直後慌てて録音を停止しさらに送信までした。
後にこのうっかりに気付きけっこう恥ずかしい思いをするかは、 フェルゼがこれをどう受け取るかしだい……になるだろうか*]
(136) Akatsuki-sm 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[初日からエースパイロットの首根っこつかんで怒鳴りつけたことで、一躍鬼教官の噂は広まった。 ちゃんと考えて動く奴には優しいんだ本当だ。
だがしばらくの後、訓練生たちの間にまた別の噂が流れ、混乱を来すことになる。 曰く、あの赤鬼が、デレッデレの顔で誰かに電話をしていたと]
ん?ああ、食堂が改装中だって話はしたね。 嬉しいけど、いいのか? リザのお弁当が食べられるなんて、そりゃ嬉しいよ。 じゃあ、待ってる。近くまで来たら、また知らせてくれ。迎えに出るよ。
[左手には白く滑らかな金属の指輪、妻帯者であるらしいとは知れ渡っている。 奥さん相手にはあんな声出すんだ……と、雷を落とされたことのある教え子のひとりは、遠い目で語ったという]
(137) roku 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[輸送船で空賊に遭遇した後、宙域警備隊のパイロットと顔を合わせる機会があった。 空を、星を、人々を守る誇りに満ちた若者たちの顔を見て、誰にも傷ついて欲しくないという気持ちが強くなった。
誰も命を落とさぬように、無事に愛する人の元へ帰れるように。 自分の長所が冷静さであるならば、それを皆を守るために役立てたいと思った。
だから、命を粗末にする者には容赦しない。 大胆さも思い切りも必要だ、でも勇気と無謀を履き違えてはならない。 守りたいひとが居るのなら、自分を犠牲にしてはならない。 そのためには感情をコントロールして、規律を――]
……って言ったんだがな、俺は。
[新たな『訓練生』のメッセージ>>-277を受信して、頭を抱える。 空には、伸びやかな軌跡を残して舞う、銀色の訓練機ひとつ]
(138) roku 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[彼が帰着したなら、水槽の頭に拳骨のひとつもくれてやろう。 キャンディの贈り物のせいで、よりいっそう回りの良くなった口に、言い訳する暇も与えてやるものか]
――おかえり、ピスティオ。
[見上げるのは、どこまでも続く青い、青い空**]
(139) roku 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[長い長い夢を見たような時間の後、 お互いやることがあるからと彼とは一旦別れ。 それを見計らったようにルシフェルからの着信の知らせ。
『あたしがあんたから逃げた通路で』>>-265 それを聞いてぎくりとしたし、 同時に、私がそうだと知っていても気さくに話してくれる 彼女の優しさに大いに感謝しつつ廊下を歩いて行く。
ふよんふよん、耳が揺れる。 真っ白な光で薄暗い通路を照らしながら一歩、また一歩。
まだ目が慣れておらず、窓辺の人影に気付くのは遅れ。>>126 久しぶり、の声のする方へほんの僅か、駆け出した。>>127]
(140) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時頃
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キャンディおねえちゃん!!
(141) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時頃
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[ぎゅう、と抱き締めれば返って来る腕の感触。 女性にしては力強いそれも、 私からすればとてもとてもうれしいもの。
綻んだ空気と腕の中で、あ。と呟いたのは、 めっと怒るのを忘れてしまったのを思い出したからで。
何でもないですと誤魔化して、 叶うなら膝に乗ったり、髪を弄って貰いながら、>>125 楽しい楽しいがーるずとーくとやらを開催しましょうか。]*
(142) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時頃
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― それはきっと、遠くない未来 ―
[はろー、はろー。 私はステラ=ラスタ=テスラ=イースター。 私は今、大切な人のお膝で空を飛んでいます。>>13
見渡す限り一面の紺碧の海。視線を上げれば爽やかな空。 私の白も染められているでしょうか。 それとも、青に浮かぶ雲のようになっているでしょうか。]
私も初めてです。
……あ、時間があったら、ですけど、 こっそりどこかに降りて海で遊びませんか?
[この戦闘機もこっそり借りたらしいから、 着陸が出来るかも疑わしいけれど、楽しいことは沢山がいい。 それに駄目だったとしても、またいつか来ればいい。
未来を約束出来るなんて、私はなんて幸せでしょう。]
(143) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時半頃
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[操縦桿を握る手を見て、>>132 期待するように耳がふんわりと浮かび。]
ひゃあ!!
……わぁ、わぁ、わぁ!! すごいですね、流石はピスティオさんです!
[適当な場所に掴まっていれば世界が変わり、回転する。 体に掛かる強烈なGもなんのその。 どうやら操縦士としての適性がある私には、 どれだけ激しい操縦でも楽しいアトラクションのようだった。]
(144) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時半頃
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[通信をする声もどこか朗らかで、>>133 まるで昔の彼がそのまま戻って来たようだった。 彼自身があまり好ましくないと思っていた機械の体も、 私はこっそり覚えていようと思っている。
だってあれも確かにあなただから。 私が否定してしまうなんて、出来ません。]
ええ、綺麗です。 こんなにも綺麗な光景を、 大好きなピスティオさんのお膝で見られるなんて幸せです。
[ぴこぴこと耳が揺れて、満足げに唇が上向く。 けど、私はもっと我が儘なので。 次は私の運転する船に乗ってくださいねとおねだりをした。]
(145) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時半頃
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[ はろー、はろー。
今日も私は元気です。**]
(146) 鯖 2018/05/01(Tue) 23時半頃
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― そして、いつかの未来 ―
[この海の星アクアマリンで空を飛ぶ機械を見ることは大変稀である。 絶対数が少ないから。 戦闘機が常日頃飛び交うほど物騒でもないし。
その、大変稀な状況が今目の前に広がっていた。>>131 最初は驚いたけど、しだいにもしかして……と思い始めた。 かつてクリスマスにひとつ約束をした青年を知っている。 “パイロットとしての超絶テクニックを見せてやる”と。>>2:-20
そう、つまりこれは、クリスマスがずっと夢みて、期待に胸膨らませてきた光景なのだと、 実感する頃には空飛ぶ機械――戦闘機は派手な動きを見せていた。 交差する空《青》と海《青》の間を縫うような宙返り。 急降下したかと思えば機首はたちまち持ち上がりびゅーんと上に飛ぶ]
(147) Akatsuki-sm 2018/05/02(Wed) 00時頃
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す……すっごい……。
[すごすぎて言葉を失うとはこういうことか。 ぽかーんとしていたがやがて、「ルシフェル」からのシステムメッセージで我に返った]
(148) Akatsuki-sm 2018/05/02(Wed) 00時頃
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[すぐにメッセージを送り返した後、 果たしてピスティオから見えるだろうか、と思いながら、 大きく手を振った。その場でジャンプした。
海の星の太陽は戦闘機もまばゆく照らしていた]
(149) Akatsuki-sm 2018/05/02(Wed) 00時頃
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[今日も他人の部屋で目を覚ます。 寝ぼけたまま地下7階に向かうと、水汲み場で顔を洗う。 そしておもむろに服を脱ぐと、そのまま頭から水を浴びた。
実は最初はわざわざ部屋に水を持ち帰り、シャワー室をつかっていたのだが、どうせ一人しかいないなら直に浴びた方が早いしすっきりすることに気が付いてしまったのだ。 トイレでは今でも循環水が使われているが、シャワーをすべての部屋に設置するほど水は豊富ではないらしい。
タオルで身体を拭くと、新しい服に着替え、そのまま食べれそうなものをショッピングモールへ漁りに行く。
今日は何か甘いものが食べたい。 やはりフリーズドライされたクッキーを探し出すと、水を汲んで、部屋に戻り、部屋の茶葉でコーヒー…の香りがする茶を入れて、ソファで一息つく。]
(150) wallander 2018/05/02(Wed) 00時頃
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[――その後、クリスマスは絵を描いた。 かつて家族で「エデン」に行った際に買った絵を描くためのソフトを用いて。 ホライゾンブルーの空をバックに、紺碧の海の下を、 戦闘機が飛ぶ光景と、それを眺める自分。
同じような構図の絵は昔描いたことがある。 今も他の絵>>4:45とともにアルバムに保存してある。 かつてのその絵は、いつか来るかもしれないその時を夢見て描いたものだったが、 この絵は違う。現実に見た光景を思い起こして描いたもの。
そうしてその絵のデータはピスティオやステラに送ったけれど、 クリスマスの部屋にもちゃんと、ずっと大事に飾っておくことにしたのだった**]
(151) Akatsuki-sm 2018/05/02(Wed) 00時頃
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[まったく優雅な生活だ。 世界から断絶されているし、一つシステムの歯車が狂えばすべてが駄目になるけれど。
それでも、あれだけはきっと動き続ける。 あれだけが、ずっと、僕のこころを満たしてくれる。
いや、ルシフェルが、じゃない。 その向こうに居る、宇宙で暮らす人々が、だ。 宇宙で、孤独で、必死で、頑張って暮らす人々が流す短いメッセージに、僕のこころは救われている。
そして、自分も、そんなメッセージが流せたらいいと思う。 こんなところにいるのに、友達になってくれた彼女のような、そんなメッセージを流したい。]
(152) wallander 2018/05/02(Wed) 00時頃
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[食事を終えると、日課の時間だ。 1階へと向かい、ルシフェルを起動させた。 小さくマイクへ話し出す。]
こんにちは、クリスマス…
(153) wallander 2018/05/02(Wed) 00時頃
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アンタレスは、リザを抱き締めた。
roku 2018/05/02(Wed) 00時頃
アシモフ
……Arianrhod様
ピスティオ=エスペラント
……gurik0様
クリスマス
……Akatsuki-sm様
アンタレス
……roku様
ステラ=ラスタ=テスラ=イースター
……鯖様
モナ・リザ
……めいこ様
フェルゼ
……wallander様
(#5) 2018/05/02(Wed) 00時頃
Thank you!
(#6) 2018/05/02(Wed) 00時頃
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Now loading...
(154) さねきち 2018/05/02(Wed) 00時頃
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――星間通信ソフト ルシフェル デス 未読 ガ ■ 件 アリマス ――……
(155) さねきち 2018/05/02(Wed) 00時頃
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● 。
。 ・
―――…・ ・星間の手紙 ・ ・ …――
●
。 ・
END
(#7) 2018/05/02(Wed) 00時頃
1
2
3
4
5
6
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情報
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