231 自由帳の中で、僕たちは。
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サミュエルに6人が投票した。
サミュエルは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
トレイルが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、エフ、ナナオ、キルロイ、チアキ、ラルフの5名。
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 00時頃
掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 00時頃
少しずつ、書き込む筆は減りながら。
(#1) 2017/12/22(Fri) 00時頃
地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 00時半頃
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━朝・寮の自室━
[朝。スマートフォンのアラームを止めた俺は、放課後にも新たなメールが来ていたことに気づいた。 もう少しこまめに確認すべきだなあと思いながら、目を通し。]
……うわ。
[うちの後輩が可愛い。 思わず左手で顔を覆ってしまう。 ダケとキノコをかけてるのもいいセンスしてると思いながら、迷いなく返事を書いて送信した。]
(0) 2017/12/22(Fri) 01時半頃
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[古雅にメールを送ってから、まだ返事をしていない二つのメールを読み返す。 とは言え、友田からのメールには「またメールするね」とあるので、今は俺から送る必要はなさそうだ。 責任って具体的にどう取ればいいんだとか、自分の好みが解らないなんてこともあるのか……とかは思ったが。
入江のメールは相変わらず面白い内容で、絶世のイケメンの顔文字の絶妙さがなんとも言えない感じだ。 俺からも何かインパクトのある画像を送りたいと思い、昨日から写真のネタになりそうなものを探しているのだが。 まだこれといったものが見つかっていなかった。*]
(1) 2017/12/22(Fri) 01時半頃
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―夢の話―
[おれは学校にいた。 今は冬だというのにカーテンが揺れている。 どうやら窓があいているらしい。 手を伸ばし、カーテンを閉めようとする。
ふと、外にいる“あいつ”がこちらに気がついた。
手を振って、はにかんだように笑う。 だからおれも手を振り返して、笑う。 その顔は今よりも若く。 眉間に皺なんて、まだ刻む癖のなかった頃。
その姿を誰かが見ていた。 誰かって誰だ? チアキ[[who]]か、それともラルフ[[who]]か――]
(2) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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―早朝・自宅―
[昨日の悪夢とはまた違う、懐かしい、“悪夢”を見た。 夢に現実が混同されて、過去と現在がごちゃごちゃになっていた。 あの頃は友田の担任でもないし、木島先生とも出会ってない。 ましておれがこの杏琵高校に転勤させられるより前の話。]
―――はぁ。
[数年そんな夢なんて見ていなかったのに。 忘れたと思っていたのに。 深く息を吐きながらスマホをとる。 電源をつければまだまだ早朝。 昨日届いていたメールにも返せていなかったし。 ちょっと朝早すぎるが起こさないことを願いつつ、一通送信する。]
(3) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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[完全な仮病だ、学生かおれは。 大学時代によく代返頼んだなーとか、そんなくだらないことまで思い出す。
綺麗でもない男の一人暮らし。 散らかった部屋の中で大の字に寝転がった。 寝転がりついでに、記憶が緩やかにフラッシュバックする。 思い出したくない、わけじゃない。 忘れたい、わけじゃない。
思い出してはいけないんだ。 忘れなければならないんだ。
そう思えば思うほど 皮肉な事に、脳は鮮明にその記憶を保持しようとする。
写真や動画よりも色鮮やかに。]
(4) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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━始業前・図書館━
[花の名前、誰か知ってただろうか。 自由帳が気になった俺は、教室に行く前に図書館に寄った。]
おはようございます。 ──え、カランコエ? 初めて聞く名前です。……はい。ありがとうございます。
[浅見先生が、あの花の名前が分かったと教えてくれる。 自由帳で答えを知りたかったなと思いつつ、いやそれは先生に対して失礼な考えだろと思った。]
……ちょっとだけ、いいですか? 中。 はい。すぐです。
[パッと見て、教室に行こう。 カランコエという名の花とノートのある場所に行き、パラパラとページをめくる。]
(5) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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[雪合戦がしたいらしい、いかにも古雅っぽい書き込みには、雪だるまが見たいというFや、字が綺麗だから偽物だと指摘する書き込みが集まっていた。 多分ささみだろう人の絵で、笑顔の猫が描かれていたことにはホッとする。 そして更にページをめくり。]
……あ。 たくさんの小さな思い出……幸福を告げる……。
[自分が尋ねた花の名前について、答えてくれる人がいた。それに、花言葉まで。嬉しい。 この女子っぽい字は、多分トーコさんだろう。他の箇所も見ると、雪が好きらしい。 休校になる天気じゃなかったなあと思いながら、ちらりと窓の外を見て。 視線をノートに戻し── ]
(6) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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…………え?
[「俺も土岐さんみたいになりたかったです」 そう、俺の短歌の下に書いてあった。]
なんでだ?
[他の人は、「わかる」とか「うらやましい」とか書いている。 わかるのか。そうなのか。そういうものなのか? ……俺には、全然わからない。
だって、おかしいだろう。こいつ何歳だ。生徒じゃないのか。 「なりたい」ではなく「なりたかった」という書き方に、俺は酷く不安な気持ちになる。考えすぎだろうか?
何か書こうとしたが、やめる。 これを書いたやつの気持ちが全然わからないのに、分かったようなことを書いたって仕方がない。 それにもう、時間がなかった。自由帳を閉じて、浅見先生に挨拶をしてから図書館を出た。*]
(7) 2017/12/22(Fri) 02時半頃
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[色素の薄い髪は生まれつき。 頭髪届を提出してるのに、先生によく叱られるし 生徒の中には嫉ましく思う者さえいた。 肌も透き通るように白くて。 天真爛漫、そんな言葉がしっくり来るような おれの言葉にも、いつもはにかんだように笑う。 そんな、生徒だった。
園芸部で、いつも放課後校庭の花壇を弄っていた。 おれは新任教師で、まだ担任でもなくて。 すぐそばの、二階の理科準備室にいる事が多かった。
初めて見た時はそれこそただの風景にしか過ぎなかったそれが やがて意識的に、花壇を、その姿を探すようになって。
話しかけたのは丁度今くらいの時期。 寒い、冬の頃――]
(8) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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――りさ。
[呼んでみる。 手を伸ばしてみる。 そこにはなにもない。 天井に伸ばされただけの手は 柔らかな髪にも肌にも触れることはない。
誰かを下の名で呼ぶことのないおれの口が 唯一、女生徒の名前を紡いだ。 いや、女生徒だった者の名前を、か。
もう、おれの生徒でもない。 もう、あいつの教師でもない。
それなのにおれの伸ばした手の指には 赤い糸なんてみえやしない。]
(9) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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そりゃそうだ。 おれが切ったんだから。
[はは、と零す笑みは酷く醜いんだろう。 ここが教室じゃなくて、職員室じゃなくて。 生徒指導室なんかじゃなくて、本当によかった。]
(10) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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[大人になるってのは 笑うことばっか上手くなって 誤魔化すことばっか上手くなって
涙の一粒も零せねぇ**]
(11) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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━授業中・教室━
[授業を受けながら、いや、半分くらい聴けていない状態で、俺は自由帳の 「ライ」が書いたことについて考えていた。
俺みたいって、なんだ。俺というか、自由帳の俺はほぼ短歌しか書いていないが。短歌を詠みたいならそうすればいいじゃないか。いや、そういう考えが人を傷つけるのだろうか。それに、何か違う気がする。
少し考えを巡らせて。友田から、「これが好きだって言えるのはかっこいい」という風な話を聞いたことを思い出す。>>0:87 あの時は、俺は解らないながらも「そういうもんか」と思った。 友田とライで大きく感じ方が異なるのは、友田は「言いたい」と先のことについて考えていたからだろう。
……自分の好みが解らないと書いていた友田なら、ライの言葉やそれに同調する言葉も、「わかる」のだろうか。]
(12) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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[授業中なのに、ポケットの中に手を入れてしまう。 取り出したスマートフォンを机と体の間に置いて、しばらく人差し指が画面の上でさまよっていたが。 何をどう尋ねたら良いか解らなくて、結局それは机の中に押し込んだ。**]
(13) 2017/12/22(Fri) 03時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 03時頃
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─ 朝・自宅 ─
[鞄のなかに読み終えた一冊の本をいれようか迷って、二冊とも読み終えてからでいいか、と結論付ける。結局いれずにそのままだ。
今日も朝は寒い。 昨日の夜は降り積もりそうになかったけれど、今日はどうだろう。窓をあけた。]
あー。
[雪はやんでいる。でもふりだしそうだ。つまり、くもり。 ふりだしにもどるの気持ち。そういえば、昨日はみかけなかったけど、また天気予報はしてたんだろうか。
朝食時、昨日は自転車ですべりかけたという話を妹がしていた。あぶねーなーと相づちをうちながら、雪が降りそうな時は電車で行く案も出ているようだ。すきにしろすきにーと思いながら、もしそうするなら一日くらい自転車通学に復帰するのもありだな、とも思う。 準備万端、今日は弁当の日。雪は降っていないとはいえ、まだまだ外は寒かった。]
(14) 2017/12/22(Fri) 05時頃
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─ 朝・駅 ─
[電車にゆられた先、見えた姿にまた、げっ。という顔をする。元カノだった。気づかれませんように、と思ったとたんに、目があった。
お互い瞬いて、彼女がふいっと視線をそらした。 お? そして、ててて、と小走りで向かった先には一人の男。
し、新彼…!いやそろそろ良い頃合いでしょうよ、わかります。でもいま明らかに見せつけたな?あいつ。べつにいいんだけど。ほら、雪ふってないのに相合い傘。よくやる。よくみたらその男うちのガッコの制服じゃん。はいはいはい…。
─── なんか、ほんとうに。 べつにいっかあ、って気持ちだな。
おつかれ。そんな気持ちだ。何にかはわからない。 でもショックは微塵もなくて、ああ、あらためて。
改めて、おれは彼女の事、すきでもなんでもなかったんだな、と思う。]
(15) 2017/12/22(Fri) 05時頃
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[その彼女だけじゃない。 いままで付き合った何人かに対して、皆そんな気持ちでいた。 実際の、ほんとうにすき。がどんなものかは解らないけど。 きっとこんなものじゃないんだと思っている。
だいたい押しまけて付き合う事が多かったけど、 だいたい別れるときはふられる側だった。
理由はわかるようなわからないようなわかるような。 予測はつくけど真実はわからない?ってところか。
だいたいこうだろ? ── わたしの事すきかわからない。 ── わたしって友達とどうちがうの?
はいはいはい。ごめんって、ごめんって。 だって、そんな気持ちにならなかったんだ、なんて言い訳がましいか。だったら付き合うなって話?でも言い寄って来たのは向こうだし。 ふられ文句として一番面白かったのはあれだな。
「友達がほしいんだったら男にでも告白してろ」
たしかちょうど、入江の噂が流れた頃だ。だからあんなことを呟いてしまったのかもしれない。誰にも届かなくって、あるいはそのまま流されて、少しほっとしたけど。]
(16) 2017/12/22(Fri) 05時半頃
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[── ふ、と思い出す。
入江が恋人と別れたといっていたときの事。>>1:33 落ち込みっぷりがすごくて、見てられなくて。
でも、おれは自分が自分だから、 積極的に問い詰めることも、ブーイングをすることも控えめだったんだけど。その理由を聞いたとき、れーるくんはすごいなあ、と思って。
そんなに落ち込めるほど、好きな相手ができるのは、 羨ましい。
どんな気持ちなんだろう。どんな相手なんだろう。と、嫉妬じみた気持ちを抱いてしまった。だから相手の問い詰めにはそっと加わったりもしたけど、思い出したくないと言われたらそれまでだ。 自分本意な問い詰めにまた緩く自己嫌悪を隠しながら、必要以上に問い詰めない優しいバカたちの一人に何食わぬ顔をして居座って。
そのあとは、いつもどおりに馬鹿話だ。
おれもいつか、あんなふうに。 誰かを好きになれるんだろうか。]
(17) 2017/12/22(Fri) 05時半頃
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[結局鞄にいれなかった本のことを思い出す。
好きな本もない、好きな人もいない。 好きな教科だってない。
天気だって、食べ物だって、 特別好きだというものが見当たらない。
このまま一生好きなものなんてできないんじゃないか。 そう思って、いや、と少し目を伏せる。
─── 友達は、好きだ。]
(18) 2017/12/22(Fri) 05時半頃
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[それだけじゃない。
佐藤に選んでもらった本。 だってあれは面白かった。 たぶん、すきだろ?
好きじゃない、好きなものがないと思っているだけで、 きっと好きなものなんてどこにでもあるんだ。
理屈ではわかる。理屈では。 理屈では、わかってる……、…。
ひとつ、いきをはいた。白い。 もう学校が見える。 図書館にいこうかまよって、朝はやめておいた。
今日のホームルームも、きっと自分は浮かない顔をしているんだろう。*]
(19) 2017/12/22(Fri) 06時頃
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─ 朝・寮 ─
[ 本日の天気。くもり。
完全に習慣と化した動きでカーテンを開け、そういやあの後も天気予想書きに戻るの忘れたなあと思い出す。
そして窓から放たれる冷気に寒気。閉めましょうカーテン。眩しくは無いんですがね。
スマホに表示されるのは今日も早い時間。
目が覚めてしまった俺は起き上がってぼけっと宙を見る。
良かった。冬子さんはまだ俺を殺しに来ないらしい。五体満足だ。左右の手も足も、耳もあるぞー。うおー。
もそりとした動きでガッツポーズを作ってみるも、テンションが上がることは無い。残念無念また来週。
いや来週までには冬子さんが成仏してることを祈る。 ]
[ 毛布を被った怪物クルマリモウフの姿のままベッドから下りる。床のひんやりさを感じない為に勿論スリッパも着用。
そして、ジャン。見てくださいこの圧力鍋。
昨夜サンタさん(実家)から届いたプレゼントである。
圧力鍋はすごいんだ。大体何でも作れるし美味しくなる。
半年前位からずっと欲しくて送ってくんね?とコールしてたんだがどうせすぐ飽きるとか使わないでしょとか言われ却下アンド却下。
今回クリスマスプレゼントでも誕生日プレゼントでもいいからと泣きついた結果、新品新型ぴっかぴかのものが送られて来たわけです。
あー、俺これで豚の角煮作るの夢だったんすよ……へへ。
とは言っても朝に料理に凝る暇は無いので、昨日のミルフィーユ鍋の残りを食う。これもうまい。楽だし。
飯食って身体あったまってぼけーっとテレビ見てたんだが、そういや先輩からメールの返信着てなかったなあと思う。
あの人大抵返信はやいのに。女子かなってレベルではやい。いっそ入江という存在は電子にしか存在してないのか?というはやさで即レスされることもある。 ]
[ 焼きそば作るんならいつが良いか聞かなきゃだし。
と、着替えた後に向かったのはお隣さん。 ]
先輩ー、三笹ですケド
起きてますー?
[ 扉どんどこどん。遠慮は無い。奴は死んだのだ。完。
この人あんまり早くは出てるイメージないし、もう既に出て行ってるとは思っていない。
だがしかし外泊の可能性はある。
外泊って言っても他の寮生んとこ泊まる程度カナーと思いますけど。
さて、出てくれますかね。* ]
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[どのくらいそうしていたのか。 長かったように思うが、きっとものの5分か10分程度のものだろう。 起きて、あっついシャワーを浴びた。 アラフォー独身男子のシャワーシーンなんて需要がないからカットだ。
家を出て、学校に着く頃にはいつものおれになっている。 理科の淵先生。生徒指導のよっしー。 生徒のことを思いはすれど、生徒のことは想えない。 生徒の将来を願いはすれど、生徒と将来は望めない。]
私情を挟むなよ、淵佳徹。
[柔らかに笑っていた愚かな男はもう居ない。 戒めのように眉間に皺を刻んで、ずいぶん遅い出勤となる**]
(20) 2017/12/22(Fri) 13時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 13時頃
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━休み時間・教室━
[一限目が終わり、俺の頭は多少冷静になっていた。 ライの言葉に不安を感じたのは、やっぱり俺の考えすぎで。単に俺の短歌を褒めてくれるつもりで、あんな風に書いたのかも。 「なりたい」だと願望だが、「なりたかった」なら「今は違う」ということだ。それだけのことなのかもしれない。]
…………。
[あのページに、俺はなんて書こう。無難に「ありがとう」か? 俺がわからなかった色々については黙って。それで終わる話だろう。 けど。]
(21) 2017/12/22(Fri) 14時半頃
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─職員室─
…ーっす。
[職員会議には間に合わず、そろそろーっと中に入る。 教職員は既に疎ら、そりゃそうだあと少しでHRだし。 数人の先生から大丈夫かと聞かれたが、 大人らしくすみませんと返しておいた。 こういうとき、血の気の引いた肌の色は便利だな。]
あ、ジェニファー先生。シュシュ。 昨日返すの忘れちゃって、ありがとうございました。
[すっかり返し忘れていたシュシュを返した。 今日はいらないのか、なんて聞かれたが「寒いので下ろしておく」と答えておいた。 そういえば木島先生にも礼をしなければなと辺りを見回してみたが、彼の人はおらず。 木島先生も授業があるだろうし、またあとで改めるか。]
(22) 2017/12/22(Fri) 18時半頃
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すんません、これ、理科の補習リストっす。 まあーーー…概ね、古雅と三笹です。
[古雅と三笹の担任に恐ろしい書類を手渡せば ご迷惑お掛けしますとか、いえいえこちらこそとか お国柄丸出しの会話と相成ったわけだが。]
え? 三笹ですか? おれの授業はほっとんど出てないですね。 こないだの授業が休めても最後って感じだったんですけど…。
はあ。他の授業はそこまででもない?
[担任曰く、ここまで酷く出席率が低いのはおれの授業くらいらしい。]
嫌われてんじゃないすかねぇ。 理科自体は嫌いじゃないと思いますよ、テストなら成績良いし。 おれ、こんなですからねぇ…顔も性格も?
[またまたぁ、なんてお世辞にありがとうございますと返した。]
(23) 2017/12/22(Fri) 18時半頃
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[嫌われてるんじゃねぇか、と思っていたが確信に変わるとは。 どうやら三笹には嫌われているようだ。 はて、おれが何をしたか…皆目検討もつかないわけだが 世の中には理由もなく嫌う者もいる。 JKなる生き物たち風に謂えば「生理的に無理。」ってやつだ。
避けられている根底に、過去の噂があったからとも知らず。 しかし、ならば、補習にも出てこないんじゃねぇだろうな、とか。 さすがにそれは卒業どころか進級さえ危うくなるぞと思わないわけでもない。]
んんんんーーー……
[わしわしと頭を掻いたら、石鹸の匂いがしたのと同時。 微妙に乾ききってなくて、通勤中に髪がずいぶん冷えていた。 また風邪や体調不良の生徒も増えてるんだろうなぁ。 溜め息ひとつこぼした。]
(24) 2017/12/22(Fri) 19時頃
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─ 朝・寮自室 ─
[意識は大分前から覚醒していた。
重い身体を沈めたまま目も開かずに
額に当てた手は熱を伝えてきた
頬に滑らせる、同じく。
その割に布団の中でも寒気を感じる
季節と時間帯だけのせいではあるまい。
紛うことなく、風邪。
サボれると喜ぶには三年生として時期が悪く
体調もまた深刻だった。
連絡とか入れなきゃいけないかな。
テストが悪かった後に休みなんて、怒られるかな。
ぼんやりと巡らせる思考はそれ以上広がらず途切れる。
静かな部屋の中、浮かされた頭にもちゃんと届いた
それは扉越しの遠慮の無い音と聞き慣れた呼び声。]
三笹……
[呟きは鼻に掛かって聞こえた。
まだ声に出る程は喉は傷んでいない。
手をついて起き上がり裸足が床に降りる
ドアまで向かうだけでいつもより時間が掛かり
少し待たせてしまった後、ドアノブを回す。
さっきまで明らかに寝ていたくたびれた部屋着
髪は梳かしてすらいない。
だらしがないことは今日は許してもらいたい。]
…… どうしたのまよまよ。
オレを起こせとか、言われた?
[そこにいたのはいつも通りのお隣さん、しかし、朝。
視線を彼の顔から手元へと下ろす
お裾分けを図々しく朝から欲していたりはしない
しかし、あれは分かりやすい用事ではある。
お願いの件をわざわざ聞きに来てくれたとは思いつかず。
常より大分抑えられた声量で問いかけた。]*
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─教室─
[朝のHRはこの時期「体調管理しっかりな」だの 「冬休みハメ外しすぎんなよ」とかの釘を刺すばかりでたいした連絡事項がない。 受験については触れないのが鉄則だ。 教卓に立ちながら生徒の顔を見回す。 推薦が決まり余裕のある顔、勉強に必死な顔、諸々。 こういうのを見分けたり、気遣うのは おれよりも木島先生の方が向いているだろうなと思う。 あの人、優しいし。
ふと視線を向けた先には友田の浮かない顔があった。 おれは昨日とは違い、いつも通りの強面で。 もう一日、明日もあの表情だったら友田を呼びつけて 熱いほうじ茶でも飲ませて話を聞いてみるか。
そんなことを考えているうちに、短い時間は終わる。 一限目の授業はたしかなかったはず。 少し早めだが、図書館にでもいってみるとするか。]
(25) 2017/12/22(Fri) 20時頃
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─図書館─
[浅見先生への挨拶はそこそこに、自由帳を覗く。 冬子の書き込みがトーコに戻っていた。 残念ながら今日は大雪ではなかったようだ、雪合戦も雪だるまも作れない。
どこか見たことのあるような文字が うらやましい、と綴っていた。 ライも、土岐になりたかったと書いていた。 悲しきかな、心の機微に鈍い男は過去形なのか進行形なのかまで読み溶けず。 ついうっかり、書き込む時に使うのとは違う 採点をするときのボールペンで、妖精の輪を描いていた。 考え事をしているときに無意味に書く幾何学模様のことだ。
このままにしておくこともできず。 いいことを思い付き、実行に移す。]
(26) 2017/12/22(Fri) 20時半頃
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[ページの下に歪な雪だるまが7体。]
(27) 2017/12/22(Fri) 20時半頃
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[まーーーーーーーーあ、へたっくそだ。
けどまあ。 雪だるまが作れないぶん、今日はこれでいいだろう。 そういえばはじめてこんなものを書いたな。 そして改めて絵が下手だったことを思い出す。 本当に下手だな。二度と描かん。
ノートを閉じた。 寒いなーと思いながら、避難するのはいつもの場所**]
(28) 2017/12/22(Fri) 20時半頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/22(Fri) 21時頃
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―朝―
[寝起きにベッドでごろごろと、ゲームのスタミナを消費していたら届いたメール。 ぶっちゃけ、直前にゲームでSSR武器のレア泥したのより嬉しかった。 鼻歌交じりに返信すると、ベッドからのっそり這い出る事にする。
カーテンを開けた窓の外、大雪ではなかったけれど、まあいっか、と直ぐに切り替えた。]
(29) 2017/12/22(Fri) 22時頃
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[朝は一人。昼も一人。夜も殆ど一人。 それが古雅家だ。 両親共働きで、最後に三人揃った食事はいつだったか思い出す作業が必要になるような。
でも別に、それが当たり前なのだ我が家は。 兄弟がいればまた違ったのだろうが、一人っ子故に好きに生きる。
なので、今日も好きなおかずでマイ弁当を作るし、好きに学校に遅刻するかしないか選ぶし、好きな髪の色にする。 それが、オレだ。]
(30) 2017/12/22(Fri) 22時半頃
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[通学路。 ふと見かけたのは、仲良さそうに歩く男女二人組。
誰に恋人が出来ただの出来ないだの、好きにすればいいと思う。 例えば、相手が誰でも。 意見求められたんでもなければ、当事者じゃないのが色々いう事でもないかな、ってオレは思うんだけど。
世間は違うのかもしれない。 オレはそういうトコ、ずれているのだろうか。
まあいいか。 コンビニ寄ろう。]
(31) 2017/12/22(Fri) 23時頃
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―昼休み、図書館―
[昼休み始まったばかりは、意外と図書館に人が少ない時間だ。 皆腹減るもんなー早く行かないと食堂や購買混むだろうしなーわかるぞー。 でもオレは腹の虫を一旦抑えて、ノートを見に行っちゃうのだ。]
…ふっ。
[前の書き込みから遡る、つまりにせささみの偽っぷりを指摘する文字に笑ってから、ページを辿っていく。 鉢植えの歌。花の名前はカランコエ。続く花言葉。 雪だるまが見たい。
みたいになりたい、とか、うらやましい、とか。 そう言うのは、オレにはむずい。 わかるけど、わかるから、何も言えずむずい。]
(32) 2017/12/22(Fri) 23時半頃
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[ときのたんか………?]
ああ、あの人、ときって読むのか。
[そんな発見をしつつ。]
ん?
[そうしてやってきたのは、入り組んだ模様。そして、雪だるま? 普段絵を描かない人のっぽい、雪だるま。 大雪じゃなかったけど、Fが見たいと言っていた願いを少しだけ叶える絵。]
…オレも書こ。
[歪なのの横にこっそりと、8体目をちょこんと並ばせた。 それから、雪だるまに喋っているようなふき出しをつけると、小さく文字を書く。]
(33) 2017/12/22(Fri) 23時半頃
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もよう雪みたいでキレイ
(34) 2017/12/22(Fri) 23時半頃
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[模様って漢字むずい。何も見ずに書けなくない?]
あー、あと…
[別に書きたかった事があったと思い出し、ペンを動かした**]
(35) 2017/12/22(Fri) 23時半頃
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お世話になっている先パイ(部活のと、普段仲良くしてくれてる部活のじゃない先パイ)に何かお礼をしたいんだけど、いいアイデアありませんか?
(36) 2017/12/22(Fri) 23時半頃
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─ 朝・お隣さん ─
[ 扉の向こうでがたがた、やんわーり音がしたと思えば、ゆっくりと開くオープン・ザ・ドアー。 ]
うわ寝起き極まってますね
ん?てか風邪引いてます?
めっちゃ鼻声ですケド
[ ドアの先は雪国でした、なんて展開は在り得ず、普通にDKのお部屋が広がってる訳だけど。
現れた先輩は随分着慣れた感のある部屋着に無造作が過ぎるヘアー。
顔色はいつもより幽霊みのある透け感に眠たげな瞳。
更に極めつけにはこっちが鼻かみたくなるみたいな鼻声。
見事だ。明らかに体調不良。お疲れ様です本当にありがとうございました。 ]
いや、言われてないです
焼きそばいつ作ろって
聞きに来たんですけど
てか寝てていいですー
んな薄着だから風邪なるんじゃないすか
[ 先輩の装備。
頭:芸術的な寝ぐせ
体:よく着た部屋着(ふつう)
足:はだしon冷たい床
寒いぜそんなの。今の寮を舐めたら駄目だ。此処は戦場なんだ。
マジレスを加えつつずいと歩み寄れば、そのまま玄関へと押し切る。
元より踏みつぶしていた靴をぽいぽいっと脱ぎ捨てれば、先輩の背を押しベッドにどーん。
はい〜、病人は寝ててください〜。ぐっすり〜。 ]
[ お布団ふぁっさ〜。どうぞお眠り下さい。
としつつ、この人飯食ったかなと思う。
てかご飯いります?にNOと断ったことが無いように思うのがこの先輩だ。
食ってなさそう。多分食ってないだろ。めっちゃ寝起きだったしな。
しかし俺の飯おすそ分けするにしては、昨日のミルフィーユ鍋は先程食べきってしまってました。完。
ううんと悩みつつ、時計を見ては。 ]
あ、おかゆなら作れますよ
いります?
[ って首を傾けるのでした。
早起きはこの為だったのか。成る程。** ]
|
― 一時間目・休み時間 ―
[朝のHR、担任は普通の表情だった。 何となく眺めながら、色々と考える事は多いのかもしれない、と思って、でも、もしかしたら考える事なんて少ないのかもしれない、と矛盾させる。頭の中はすっきりしてなくて、一時間目もあんまり身に入らなかった。いつものことか。どうせ解るからいいんだけど。 そして休み時間―――、]
ん? ――― ああ?
[届いたメールを確認し、目を眇めて緩く首をひねった。]
どういう、…。 どういう、うーん。
う〜〜〜んん………。
[馬鹿にされてる? わけじゃないよな、そういうやつでもないだろうし。おれのためにそこまで考えてくれてる?とうぬぼれるほどの文章でもない。
どういう感じ。……自分の中にある、言葉にできないものを言語化しようと、文面とにらめっこする。できるだろうか。かたちになるんだろうか。 真剣に考えすぎて、絵文字を入れるのも忘れてしまった。]
(37) 2017/12/23(Sat) 10時頃
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[最後の疑問符は書くか迷って、結局書いた。 かかなくてもよかったかな、いやでもな。一応ね。
送信した後に見返してみると、恥ずかしい自己分析の長文だ。 はずかしいな?いやほんとうにこれはずかしいな。 なんでおくってしまったんだ。
じわじわごうごう、はずかしくなってきたので、メールを閉じて、スマホをしまった。]
(38) 2017/12/23(Sat) 10時頃
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― 昼休み・入江たちのクラス ―
[さっき送った文面が恥ずかしすぎたので、佐藤がいるか居ないかを窓から確認する。いないな?よし、いないな?おーけー。 佐藤がいないタイミングでそちらの教室に顔を出すと、いつものメンバーに挨拶をする、が。]
えっ、れーるくん休みぃ?遅刻? まじでえ?なんで? えっ風邪?
まじかー。
[昨日の様子はどうだったん、みたいな雑談をしながら、入江の椅子に普通に座った。]
こーしてるとこのクラスの一員みたい。 ちがうんですけどね。
[言いながら、座ったあと机に向けて写真を構える。友人たちの手が映り込んだ。そして適当な文面でメールを送る。]
(39) 2017/12/23(Sat) 10時半頃
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よしっと。 あ、そういや寮生だったよなー?
[と、友人の一人に話しかける。 今から差し入れ買ってくるから、部屋にもってったげて、という魂胆だ。おーけい、割り勘な。じゃあ適当に選んでくる、と席を立って教室を出る。]
(40) 2017/12/23(Sat) 10時半頃
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― 昼休み・学校近くのコンビニ ―
[購買にはうってないものを買いに行く。 たとえばポカリのウィダーだったりゼリーだったりプリンだったり。あけるのめんどくさそーな果物の缶詰のつけておいた。放課後買いに行くのもありだったなと思ったけど、まあもうきちゃったし良いだろう。]
お。
[途中に見えるのはペットフードのコーナーだ。 思わず手を伸ばした。いろいろ見て、ワゴンで半額になっている猫餌にきめると、一緒にレジにもっていった。今日は弁当なので自分のを買う必要はない。あ、飲み物だけは買っておこう。今日はペットボトルだ。 と、レジに持って行くときに。
見えた姿は朝と同じものだ。]
うわっ、でたっ
[その反応に元カノは不服そうだ。]
(41) 2017/12/23(Sat) 11時頃
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[でも冗談めかして少し笑って、元気そうで何よりだとか軽い雑談をする。こちらはなんとなく居心地の悪さを感じる。
「これで友達になれるじゃん」
と言う言葉を聞いて、――…確かに。と納得してしまった。 だからいろいろ相談にのってよ、といわれると、えっそれはめんどくさい。と返しながら、でも確かに付き合ってた頃よりは自然な雑談が出来ている。
雑談をしながらレジをぬけて、コンビニの外。 ところで彼が浮気してたんだよね、と切り出されると>>1:74だからめんどいってぇと言いながらも、少しの間話を聞く事になってしまった。]
(42) 2017/12/23(Sat) 11時頃
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[相談ごとという愚痴、そこからの惚気へ華麗に転化した会話と言う名のマシンガンから解放されると、入江の教室に戻った。友人に、袋をがさっと渡す。 結局中身は ・ポカリウィダー ・マスカットゼリー ・桜桃の缶詰 に落ち着いている。]
え、そんなに疲れた顔してる? 大丈夫大丈夫。
こういう時に、生徒指導室とかいけるといーよねえ。 冷蔵庫とかなかったっけ。
[あの場所に呼ばれる事は滅多にないから適当に言う。住処にしてるやつの姿は、今日はなくて。昨日のメールの文面を思い出しながら。]
……たしかに、いないとさみしんだなぁ。
[ほんとほんと、と肯定が返る。 今日はここで食べてくか聞かれたけど、ちょっと寄るところがあるから〜、と挨拶して教室を後にした。長居をすると佐藤に会ってしまうしね。あのメールに対しての、時間をおうごとの恥ずかしさがものすごい。ものすごい。]
(43) 2017/12/23(Sat) 11時頃
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……んご。
(44) 2017/12/23(Sat) 12時半頃
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─昼休み─
[漕いでいた舟が沈んだ。 ノートにまだ見ぬ8体目の雪だるまが追加された頃だろう。 机の上には食べ終わった『激辛春雨スープ』。 食べかけの珈琲ゼリー。 あくびをかましてそのあと、のんびり半分をゼリーを食べる。]
あー……珈琲ゼリーってあんま甘くねぇな、失敗した。
[もっと甘いかと思っていたが、よく見れば甘さ控えめとか書いてあった。 これじゃ一日の摂取カロリーが足りない。 それにそろそろ購買の激辛シリーズにも飽きてきた。 早く新商品で辛いものが入らないものか。]
木島先生、なんかつくってくんねーかなー…
[リクエストでもメールしようとして、 さすがに図々しすぎるなと、送らないまま削除した。]
(45) 2017/12/23(Sat) 13時半頃
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[人間とは一人になると色々なことを考える。 例え教え子が「考えることなんて少ないかもしれない」と思っていてもだ。
その教え子の顔色や雰囲気だったり、推薦争いしたクラスメイトとのことだったり。 赤い髪のは今日もどこか自由にふらふらしてるんだろうなとか。 斑の方はもっと遭遇しねぇな、避けられてる確定だなとか。 おれとちょっと似てる奴はうまく息抜き出来てるだろうかとか。 優しい家庭科教師は副担任の仕事疲れたりしてねぇかとか。 野良猫はちゃんと、誰かと一緒にいるだろうかとか。
そういえば、学校の中に猫が何匹かいて誰かが餌付けしてるらしいが おれは目があっただけで逃げられるな、とか。
とりとめもないそんなこと。]
(46) 2017/12/23(Sat) 14時頃
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[そうして他のことを考えることで 自分のことを考えない、おれは卑怯だと思う。]
………。
[そろそろいくか。 午後の授業に向かう準備をする。
どこかの猫が風邪を引いていても 知らないままでは、放課後まで 指導室は鍵のかからないまま*]
(47) 2017/12/23(Sat) 14時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/23(Sat) 14時頃
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━休み時間・教室━
[入江がいない教室は、いつもより静かだ。ここ数日友田の姿も見かけないから、余計にそう感じる気がする。 教室内を眺めながらそんなことを考えていた時、スマートフォンが振動した。 急いでポケットから取り出すと、友田からの返事。前の休み時間、変な質問メールを送ってしまったのだ。ちょっとドキドキしながらメールを読む。]
………………。
[すごい。わかりやすい。
共感という種類ではないが、頭で理解できる。 前に話を聞いた時、「よくわからないけど、そういうもんなのか」で済ませていた自分を後悔した。 はーっと安堵の息をついてから、返事を書く。]
(48) 2017/12/23(Sat) 16時半頃
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━昼休み・食堂前━
[急にカレーうどんが食べたくなって、今日は食堂で昼食を済ませた。 いつだったか自由帳で、「食堂のカレーうどんは具が少なすぎる」という書き込みがあったが、俺としてはダシが入ったカレーとうどんのコンビが良いのであって、具はオマケという意見だ。 まあ、そんな長々とした主張は書かなかったが。「俺は好き」くらいは書いたかもしれない。
食堂を出た辺りで立ち止まり、風邪で休んでいる入江にメールを書く。 癒し系の写真でも送れればいいのだが、そんなタイミング良く癒し系の何かに出会えたりしない。 窓の外を見ると、寒い中でも健気に小さな花をつける野草などが見つかるが。ああいうので癒されるかどうかは人によるだろう。 もっと入江のことをよく知っていれば、こういう時に迷わなかったかもしれない。 友田とのメールの時にも思ったが、人との関わりに積極的でなかった自分の行いを後悔した。
結局、送る文面は最低限だ。]
(49) 2017/12/23(Sat) 17時頃
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[入江にメールを送ってから、まだ返事をしていない古雅からのメールを読み返す。]
欲しいものか……。
[意外と思いつかない。欲しいもの自体はあるが、リクエストに適したものとなると難しかった。 正直に言えば「無事進級した」との報せが欲しいが、さすがにそれは空気を読まなさすぎるって俺だってわかる。
返事を保留にしたまま、図書館に向かった。]
(50) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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━昼休み・図書館━
[もう一度読んで、何か書けないか考えてみようと思い。自由帳を開く。 雪だるまが8体描いてあった。 8体目はちょっと描き方などが違うように見えるが、描き足されたものだろうか。
「もよう雪」ってなんだ? あ、模様が雪のようで綺麗ってことか。小さくて判断に迷うが、セリフは古雅の字のような気がした。模様くらい漢字で書いてくれ古雅っぽい字の人。 ノートの中で雪だるま作りとか、可愛い人達だなと思いながら残りの書き込みを見て。>>36]
(51) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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うわ…………。
[思わずそんな声を漏らしてしまう。 うちの後輩が可愛い。
人違いの可能性もなんて考えは吹き飛んでしまう。人は信じたいものを信じる生き物だ。
それにしても、ああ、駄目だこれは。俺はもうこの自由帳を見るべきではない気がしてきた。まるで覗き見や盗聴ではないだろうか。 そう罪悪感を持ちつつも、まだ見続けたいとも思ってしまうので困る。いっそ、古雅に事実を明かして謝った方がいいかもしれない。
どうするかは、一度置いておく。 もちろんアイデアなんて書けるわけがないので、口元が緩みそうになるのを落ち着かせてから書き込みをさかのぼった。]
(52) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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[土岐みたいになりたかったというライや、得意なものや好きなものがあるやつが羨ましいという匿名や、短歌や絵がかけるのうらやましいというFの書き込みを読み返す。 しばらく考えてから、ペンで短い言葉を書く。]
(53) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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ありがとう。 土岐宇佐一
(54) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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[結局、午前中に考えた通りのことしか書けなかった。 けれど、これでいいんだと前向きに考えられた。自由帳という場の、向き不向きというものもあるし。
もしもライが早々に何かを諦めてしまっているのだとしたら、自由帳を介さない近しい誰かが話を聞いてやってくれたらいいなと思う。
匿名の誰かは、もう少し自分に自信を持てたらいいのになと思った。ああ、もしかしたら、人の良いところにばかり目を向けてしまうのかもしれない。 だって、やさしいやつが羨ましいという人が、やさしくない訳がないから。
自由帳を閉じると、カランコエの鉢のサンタクロースをちょっとつついてから、図書館を出て行った。**]
(55) 2017/12/23(Sat) 19時頃
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―昼休み―
[ノートへの書き込みを終えたオレは、のこのこと三年生の教室が並ぶ廊下へ。 一度自分の教室に戻り、弁当箱と、朝仕入れたコンビにの新作お菓子(濃厚チョコブラウニーというやつだ)を手に、いりえパイセンのクラスのドアを目指して…]
「えっ、れーるくん休みぃ?遅刻? まじでえ?なんで? えっ風邪?」
[ドアの前で聞こえた声に、ありゃ、となったオレ。 昨日のクッキーのお礼を持ってきたのに、残念。
…ってーか。 パイセン具合悪いのにパシらせたみたいなことしちゃったのかな、オレ。]
(56) 2017/12/23(Sat) 21時半頃
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[ご覧の有様、じゃなくてご覧の通りです
そんな意味を込めて問いには苦笑しておいた。
体調管理の出来ていない姿を後輩に見られ
情けない限りである。]
あー、メールのことか。
まよまよの気が向いた時で良かったのに
なんだかごめんな。
いやあ、てっきり馬鹿だから引かないとおも……
……お、おおっ?
[会話の最中、距離が近づいたかと思ったら
押し切られた身体は部屋の中へ
あれよあれよという内にベッドに逆戻り
ご丁寧に布団まで掛けられた
なんという手際の良さだろうか何も出来なかった。]
[朝っぱらから大胆ね、とか
普段ならほざいていたかもしれないが
口から出たのは戯言ではなく咳だった
病人は大人しく布団の中から斑頭を見上げるばかり。]
……いいの?時間、大丈夫?
[質問に質問を返したのは遠慮と少しの驚きで。
さっきもお大事に、でドアを閉めても良かった筈
あまり人と関わりたがる印象が無かったのだけれど
……意外と世話焼きなのだろうか?
そもそも自炊の時点で自分よりずっとしっかりしているか。]
じゃあ、お願いします。
あっ、あったら梅干しが乗ってたら嬉しいな〜?
[どっちが先輩なのか分かったものじゃないけれど
弱っている時に優しくされて嬉しくないわけもなく。
口許を緩め一言、お言葉に甘えることにした。
付け足しが図々しいのはオレなので仕方ない。
いい奴だなあこいつ。そう改めて思う
もっと皆そのことを知ればいいのに。
今度何かお返しを考えなきゃならないな。
それは治った後、今は大人しく寝ていよう
眠らないまま、目だけを閉じる。]*
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[目的の人物がいないなら、しょーがない。 くるりとユーターン、来たばかりの廊下を引き返す。
あとでパイセンにメール送ろうって考えながら**]
(57) 2017/12/23(Sat) 21時半頃
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─ ちょっと戻って:休み時間 ─
[振動が伝えるのは佐藤からの返信だ。 見るのがこわい。やっぱりよく分からない、とか、言われたらどうしよう。可能性はわりとあると思う。 もっているかもっていないか、でいえば、佐藤は間違いなくもっている。おれはもっていない。だからこそ、わかりあえない部分があるような気がしていて。
ひとつ深呼吸、返信を開く。よみすすめて、…。]
………、 ……
[なにも、いえなくなってしまった。 今佐藤の顔を見たら、泣いてしまいそうだな、と思うくらいには。その返事は優しくて、まっすぐで、真面目で、劣等感を刺激したうえで、それでも許してくれるようなものを感じる。
ああ、これだ。たぶんこれだ、これを感じ取ったんだ。 佐藤に話しかけにいかなくなった理由。たぶんおれは佐藤がこわかったんだ。言葉は少ないけど真摯で、だけど別に彼が大人だとか成熟しているとか、そういう意味じゃなくって。 そういう、意味じゃなくって。 メールにおいた自己分析のように、佐藤のことを。佐藤に対する自分の気持ちを考える。]
(58) 2017/12/23(Sat) 22時半頃
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[メールからただよう本気の気持ちは、まずこれが自分にはないもので。それをまっすぐ向けられるのが怖かった。実際今向けられて身がすくんでいるのだから予感的中といったところだ。
入江達といるのが気が楽な理由と恐らく真逆なんだろう。 何をいってもいい気がおけない友人。真面目な雰囲気なんてなくて、ふざけあって、楽しくて、居心地がよくて、変わらない空間。 でも、佐藤との一対一は、どうしても気をおいてしまう。 それはたぶん、彼は真面目で、ふざけてはいけない空気があるように感じて、自分も真面目にならなくては、自分が変わらなくては対等になれないような、そんな気がしていたからなのだろう。
だけど、それは、きっとこれだ。この部分だ。 佐藤のメールにある、 ── 他の人が持つ「自分と違う部分」── という文字列を親指でなぞった。 佐藤への感じ方は、きっとこれに集約する。]
(59) 2017/12/23(Sat) 22時半頃
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[でも、佐藤は佐藤のままで、こうやって近付こうとしてくれている。おれもできるだろうか。おれもいままで、わからないままだったけど。もっと。本当に。
もっと仲良くなれそう、という文章に、苦笑みたいな表情になってしまう。自信って。なんだそれ。くそお、めちゃくちゃうれしい…。どう返事をしようか迷って、でも、今はちゃんと返事ができる気がしない。 少し心の整理をさせてほしかった。
返事が遅くなると変に気遣わせるかな、とも思いながら。── 昼休みになっても結局、返信はできていないままだった。佐藤と顔を会わせたくない理由は、自己分析のはずかしさだけではなかったけど、それでもそのうち、顔をつきあわせて話したいな、という思いは胸に置いた。
それにしても、メールだけで泣きそうになるなんて。やっぱり最近、メンタル面がやばいのかもしれないな、とまたひとつ。自己分析を。*]
(60) 2017/12/23(Sat) 23時頃
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―朝― ―― [ピチョンと雫を垂らした、にしては大きな音が部屋に響き渡って目を覚ます。]
うー……
[どこにやったスマホ。寝る前に眺めててどっかやったか。 一定間隔で鳴る音を頼りに頭の周りを手で探って、画面をタップして音を止める。 今日の気温と通知を確認しようとして、メールに目が止まった。
淵先生、こんな早くに何の用だろう? 寝ぼけ眼でタップして、]
おぉう……
[寒いもんなあ最近。入江も調子悪そうにしてたしなあ。 忙しくしてただろうし、無理したんだろうか。 この時期にはなかなか授業空けるわけにもいかないだろうしなあ、俺はともかく淵先生のは受験科目だし。 少しだけ眉を顰めて、メールを打って一件送信。]
(61) 2017/12/23(Sat) 23時半頃
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[俺もサンタになってお返ししますね、とかは流石にちょっとクサくてやめてしまった。 お返しできるので浮かんだのが今度実習で作るプリンだったし。こないだ貰ったもの考えるとプリンとか好きそうだけど、淵先生。 でもさすがに男の手作りデザート(はぁと)とか、うん、なんかすみません男の家庭科教師で。
でも、伝えたことも先生がノートを見てれば知ってるかもしれないなあ。]
ノートか……
[また見てみれば、今度は何か描ける気持ちになるだろうか。 一人暮らしの殺風景な部屋で準備を終えて、家を出た。]
(62) 2017/12/23(Sat) 23時半頃
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[高校生の頃、学校まではすこし遠くて、でもそれが苦じゃなかったのは原付通学が許可されていたからだった。 本当は原付なんかじゃ満足できなかったんだけど、大型二輪取っちまったぜーなんて自慢してた先輩が退学食らったのを見れば我慢しかなかったのだ。 いやまあ、ヤニ吸ってたのもバレたりしてたらしいからあの先輩はしょうがない。まあしょうがない。
そう、そんな先輩と喋ったりする程度にはそんなに素行が良い生徒ではなかった。勉強も運動もそこそこできてたから、教師とも偶に「お前ら悪さしてねえだろうなみたいな」目で見られる程度の関わりだ。 足踏み外しそうで心配になる生徒だよなあ。優等生じゃないわなあ。
少ないながらも俺が当時学生だった頃からいてる某先生が、「りーさんって卒業生だったんだろ、めっちゃ大人しそう」みたいな発言を聞いて、「あいつ悪かったよーー」って爆笑したのがその理由だけど、俺は怒っていいはずだ、そこまで悪くなかった。先輩の複数股騒動に巻き込まれて指導室登校1週間位だったし。他人の惚れた腫れたに巻き込まないでほしい。 怒ったら本当っぽいから、苦笑いで「ウソはやめて下さいよ」なんて言う程度だ。]
(63) 2017/12/23(Sat) 23時半頃
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[恋愛絡みは苦手だったけど、人並みに「男子」だし、人並みに男っぽいものに無意識に憧れたりする少年だったと、思う。今だってそうだ。
ただ可愛いものも好きなんだよなあ、これが。 可愛い絵を描くのも好き。身に着けたいとは思わないけど、ピンクとかフリルとかも嫌いじゃない。 ほわほわとした動物とか花とか、3頭身位のキャラクターに水彩パステルとかドツボ。
小さいときに親父に嫌がられたから隠してはいたけれど、高校の間にものすごく仲の良い奴ができれば話してみようかな、とか気の迷いを起こしたわけだ。
「俺、カッコいいお前だからつるんでんだよ」「引くわ」「気持ち悪い」
画面端に追い詰められて端コン食らってKOって感じだった。 冗談だと思ったんだろうから、笑いながらだったけど。 「だよなあ」なんて笑って返した日から公式発表:木島流は可愛いものは好きじゃない。 部屋にもそういうものは何もない。]
(64) 2017/12/23(Sat) 23時半頃
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―6限目頃・図書室― [本日のメインイベント、3、4限目の調理実習を終えれば午後はすこし暇になる。親子丼とほうれん草のおひたしは試作の時より少し味付けを濃くして、概ね好評だった。無事に作れた班には。 1班に一人くらいはまともな奴がいる構成にしようと努力はしたし、全員食べれない物は作らなかったからセーフとする。
図書館に向かって人気のない中、ノートの方へと足は向かう。 昨日は見落とした、自分への返答のようににっこり笑う猫に笑みがこぼれる。 にせささみには雪降らなかったね、なんて心の中で返答を。 下手な雪だるま8体の近くには雪ウサギを描いた。Rは可愛いものが好き。
そうして一度閉じてから、もう一度ノートを開く。]
(65) 2017/12/24(Sun) 00時頃
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好きなものを好きといえるのは素敵なこと。 ちょっとしたこともいっぱい好きっていえると良いね。
(66) 2017/12/24(Sun) 00時頃
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地下軌道 エフは、メモを貼った。
2017/12/24(Sun) 00時頃
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[昨日の見ただけで閉じてしまった言葉へとも、先輩へのお礼への相談のこととも自分でもどっちともつかないけれど、なんだかやっぱり説教臭くなってしまった気がして少し後悔する。
意識をそらすように今度こそノートを閉じた。 そろそろ帰りのHRに出ないと。 やっぱり休みだった入江への配布物どうしようかだとか、淵先生は無事にこれたんだなあとか、そういや三笹も今日は見てないような、とか。 物足りないと思ったら、ささみの天気予報とかFの書き込みがなかったのか、とか。
あれこれ、それこれ考えながら階段に差し掛かっていて、]
あ、
[とん、と軽くぶつかっただけだったんだけど、]
(67) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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[ドーンと景気よく落ちた。
受け身も上手く取れないとか悲しい。いやそれより右手がものすっごく痛い。 まてまて明後日も調理実習だぞ。いやそれもだけど、採点とか、書類作成とか。
痛いよりも仕事が頭に回るのが悲しき教職のサダメであった。**]
(68) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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掃除夫 ラルフは、メモを貼った。
2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ 昼休み・図書館 ─
[コンビニで捕まってしまったのでご飯を食べる場所を探す時間があんまりとれず、結局自分の教室で食べることにした。クラスの友人はほとんど食べ終えてたし、スピード重視で食べるならお弁当なんて一瞬だった。
そういや、と思う。 図書館のノート、今日はまだ見に行ってないな。あと少し時間もあるしいってみようか。
正直本を借りたまま、他の本を借りもせず何度も図書室に足を運ぶのは後ろめたい部分もある。浅見せんせが、おっ今日は返却かな?という顔で毎回見てくるのをへらへら笑ってごまかすのもそろそろ申し訳ない。 いや、一冊ならもう返せるんだけど。まだ返したくないというか。
そんなこんなで今日もどーもどーもと挨拶だけを残した。]
(69) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ 昼休み終わり間際・図書館 ─
[適当にふらふら歩いた後に向かうのはノートの場所だ。 その閉じられたノートを見て思い出す。 そういやここにも黒歴史を残してしまったんだった。
そぉ〜〜〜っとノートを開いてみる。その辺りにあるのは、土岐からのありがとう、の文面。 なんだか誰かを思い出して、少し笑って、同時になんだか安堵した。
雪だるま8体は、ひとつだけペンが違ったようにみえた。あとから誰かがかきたしたのかな?と思って、じゃあおれも、と9体目の雪だるまを追加した。よーしかわいいヤツをかいちゃうぞお。バケツをかぶせてマフラーをかぶせてハートもとばしておいた。じみに器用だ。
にしても、最初の雪だるまのわっかが、何重にもなっていて、これだけ少し違った印象に見える。不規則というか、他のは輪を書こうとしているように見えるのに。 あ? ペンの書き味とか、丸とか、テストでたくさん丸をもらっているからか僅かに既視感を感じたけど、さすがに直結はできなかった。でも、]
(70) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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なんか採点みたいに見えてきたな〜…。 ゆきだるましきさいてんほうほう。
[いいながら、自分の書いた雪だるまにもふきだしをつけて、なかに花丸のマークと100の数字と、その下への二重線を書いた。百点。]
(71) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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[そしてささみの反応にふふっと笑う。 字がきれいで真偽を判断してんのうける。鍋はすき、なるほどな。
この歪曲的な返事は、つまり冬はそこまですきじゃないな?でも直接嫌いというと角がたつと思ったんだろう。なるほど、うまい言い方だと思う。冬の名前ついた相手に言いにくいよな、ごめんな。 そしてこの雪でしたね、の言い方。気の小さいおれにはわかる。少し卑屈な言い方だ。自分の敗けを認めるような。なるほど確かに。勝負のつもりはなかったけど、天気予報対決、としてみるとこっちの勝ちなのか。 しかしきっちりと考え込まれた返事をしてくるなぁこのささみってひと。やりおる。成績よさそうだけど、どんな人なんだろ。
まさか幽霊だと思われてたりあまつさえ呪われたと思われたり果ては真名解放・宝具発動するとまで思われているなんて思ってもみない。 でもたぶんトーコはアーツ系だと思うので宝具回転は早そうだと思うんだけど、人を閉じ込めるなら固有結界もちですらありそうだった。そんなに強くないぞ。と、誰にむけるでもないモノローグをたまにはおいておこう。
そして最後に目に留まったのが、>>36下級生っぽい書き込みだ。]
(72) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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[結局部活も寮も入ってなくて、後輩とはあんまり繋がりなかったなあ、と思いながら。こんなに後輩に慕われる先輩が羨ましい。 とんとんとん、とペンの裏で机をたたきながら。]
おれい、おれいかあ…。 もらったら嬉しいものぉ…?
(73) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ それから ─
色々ありがとうな。
まよまよってあんまりそんな感じ見せないけどさ
実はすっごいいい奴だよね。
[そんな風に礼を口にしたのは
作ってくれたのなら食事の後か
そうならなければもっと早い時間。
まだまだ熱は下がっていないけれど
ドアを開いた時よりは落ち着いていただろう。]
|
無難なところだと食べ物かな…? 相手が卒業生なら花束もありだと思うけど、 物として残したいなら、今後も使いそうなものとかはどうだろう。 ネクタイ、タイピン、コップ、タンブラー、腕時計、万年筆…、うーん、値がはっちゃうか。
後輩に貰えるなら、多分なんでも嬉しいんじゃないかな。 大事なのはその気持ちを届けることだと思う。
ふぁいと!
(74) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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いつもオレがしてもらってばかりだけどさー
何か奢ってほしいものとか、ある?
思いつくものがあるなら食べ物じゃなくてもいいけど。
[そして、考えていたことを当人に聞いてみたが
急な提案への反応はどうだっただろう?
高校三年生に実現不可能なものなら突っ込むが
できる限りは叶えてあげたい気持ちがある。
なんて、いきなりで困ったかもしれないが。]
もうそろそろ、行く?
出席いい加減ヤバイんでしょ。
[時計を確認した後に知ってるよ、と付け足す
何気ない言い方なのは成績自体はそう問題ではないから。
そっちはむしろ自分のほうが大変です。]
[まあオレは問題児かつ後輩に看病してもらうような先輩
三笹の答えがどうであれそれ以上は何も言わない。
こいつにしても古雅にしても
進級出来るのならそれでいいかなと思っている。
三年生の教室に通う二人を見ることはないけれど。]
お前の料理を食べれるのもあと数ヶ月かぁ……
[そう。二年生の進級は自分の卒業
ついつい思ったことが口に出た。
食べさせてもらっている立場の癖にな呟きかもしらないが
あれですよ、寂しいってやつですよ。]*
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[月並みな事しかいえなかったので、せめて女子文字で応援しておこう。 ここを発想の機転として、なにか思い付いてほしいし、他にもアドバイスがくるかもしれないし。 この字がめちゃくちゃきれいな後輩君の前途を祈ろう。
はー、と息をついて、ぱたん、とノートを閉じて。 図書館の中を歩き回る。
あるひとつの本棚が目にはいると、瞬いて。少し見つめていたけれど、時間に気づくと慌てて自分の教室に戻っていった。*]
(75) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ 放課後・図書館 ─
[昼に気になった本棚の前にたっている。 見出しには、哲学とかかれていた。
佐藤にすすめてもらった本。 面白かったのはもちろんだけど、あの文章力に惹かれるものがあった。調べたら作者は哲学者らしい。哲学というものに、今までは興味がなかった、というより、かかわりあいがなかったんだけども。
気になって、気になって。 でも、まだ本棚とにらめっこをしている段階だ。
スマホを取り出す。最新のメールが目にはいる。ううっ。 神々しさすら感じてしまうこのメール…。でもそろそろ返事をしなければ、というのと、ひとつ聞きたいことがあったので、観念したきもちでメールをうちはじめた。]
(76) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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[かきおえて、送信ボタンをみずにおす。送られたはずだ。はあ〜ともうひとつ、溜め息をついた。
またばっかな文章だなあ、と自分でも、思う。]
(77) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ 放課後・指導室 ─
[扉の前で、深呼吸。 決意を込めて、扉をあけ、── だ、だれもいない。]
まじかよあけっぱなしなのかよぉ 常連にいろいろきーときゃよかった
[なんだか気が抜けてしまった。 少しだけ、進路の話がしたくって。 でも進路指導の先生とは話したくなくて。ここにきた、んだけど。タイミングが悪い。自分のだ。もう一度溜め息をつく。
出鼻をくじかれた気持ちだ。だけど胸のなかはもやもやとしていて。どうしようかな、相談すべきかな。いやでも、もう少し。まだ時間はあるような。いやないんだろうけどさ。]
(78) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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……。
[机の上に
「そのうち来ます 友田」
とだけメモを置いて、指導室を出た。 冬休みが始まる前くらいまで、もう少し自分で悩もう、と思いながら。
明日のHRもまだ悩んでいるような顔だろうけど、それでも前向きに考えられるようになっているはずだから。伝言を置いた手前、先生とも正面切って話しづらいので、休みにはいるまでは避けるぞの心意気だ。
入江のクラスに行くこともなくなる気がする。そのかわり、図書館には入り浸る予定がたっていた。]
(79) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ 放課後・体育館裏 ─
[昼に買った猫餌をやりそこねていたので、帰りに寄る。 結局今日は一日雪はふらなかった。はあ、と吐く息は白いのに。]
ね〜こ〜〜 ねこいる〜? いなーい?
今日はいーものもってきたぞぉ
[そういって猫餌を開封、地面にぺとぺととおとしはじめる。がさっと音が聞こえた。お、あの茶とらだ。こわくなーいこわくなーい。いいぞいいぞお。ちこーよれ。にじりにじり…。 美味しそうなにおいがするんだろう、猫はしきりに餌を気にしている。そうだろうそうだろう。ふっふっふ。ワゴンセールだけど。だけど結局人慣れはしているのか、てててと近寄ってくると、餌をがぶりとある程度を奪うと、たっと距離をとって、遠くで食べる。]
あ〜 けいかいしん〜 いいけどさぁ。
[仕方がないので、その警戒ばりばりの猫の写真をとった。暗がりで。めっちゃ目が光ってる。こわ。思わず笑ってしまった。]
(80) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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ねー、おまえ名前なんてーの? きいても答えらんないかー。じゃあつけていい?
あっそうだ、トーコにしよう、トーコ! ぜんぜんイメージと違うけど!
[おーいとーこ〜〜と呼ぶと、めちゃくちゃ警戒された。猫餌はまだ足元に残っていたが、距離は縮まらない。残念。]
はあ…。 じゃーここにおいとくから俺が帰ったら食べなー。 またくるね、トーコ…。
[しつこくその名前で呼びながら、もう一度、白く息を吐く。明日は自転車通学でもしてみるかと、思いながら。この寒空のなか長い間いると風邪ひきそうだな、と思ったので。帰りがてら、一通のメールを送った。*]
(81) 2017/12/24(Sun) 00時半頃
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─ そういえば ─
[昼休みの図書館でもうひとつ、書き込みをしたんだっけ。ささみへの返事として。まだそのかわいいうさぎはいない時間だったから、ふれられないのがおしい。と、後々思うことになるんだけど。*]
(82) 2017/12/24(Sun) 01時頃
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蟹が好きです。 炬燵に蜜柑もいいですよね。
トーコ
(83) 2017/12/24(Sun) 01時頃
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―6限目頃・図書室付近の教室―
―――で、結晶中の空間格子の格子点がつくる平行6面体のうち 空間格子の構造単位として……
んあ?
[なんか近くで音がした。 …気のせいか?]
―――構造単位として選ばれたものが『Unit cell(単位胞)』な。 これの数がある程度多ければ……… たく、うるせ
…あ? はあ!?
[気のせいと思って授業を進めていたわけだが あまりに外がざわつくので教室の外の野次馬的生徒をひっ捕まえてみた。 どうやら落ちたらしい。 何が? 木島先生が。 木島先生が? YES、木島先生が、だ。]
(84) 2017/12/24(Sun) 01時頃
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[さすがに心配で様子見に行くべきかと思ったのだが。 どうやら浅見先生がすぐに駆けつけたらしく。 その後は医務室なりに、たった今連行されていったようだ。
きになる、実に、きになる。 なんかあの人、ちょっとほわほわしてるとこあるし。 多少しか知らない、おれからの勝手なイメージではあるが。
が、授業ほっぽって行くわけにもいかず。
授業後、帰りのHRまでの合間に急いでメールを送っておいたが 片手を怪我したなんて知ってれば、 もうちょっとマシな連絡方法をとっていただろうに。 返事を返せないと気を揉ませるかもしれない。 ということも、この時のおれにはわからなかった。]
(85) 2017/12/24(Sun) 01時頃
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[えらい急いだので誤字脱字込みのひらがな多めだし 微妙に失礼なことを送ってしまったのは 授業もHRもなんもかんもが終わり 指導室に残された迷子の置き手紙を発見し 更に家に帰る道すがらに読み返してから気付いた**]
(86) 2017/12/24(Sun) 01時頃
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