146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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少
霊
全
ヴェスパタインに7人が投票した。
コリーンに1人が投票した。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
クリストファーが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ヤニク、モスキート、ティソ、ヨーランダ、ワクラバ、コリーン、シーシャの7名。
人は亜人のせいだと決め付けた
これまで隠れていた鬱憤や恨み、それから“差別”
それがキミ達に牙を向くだろう
これ以上に強い差別や、恐れていた人々は恐怖からキミ達を迫害するかもしれない
死ぬ事は無いが、今まで以上に強く当たられる事もあるだろう
反撃するも、沈黙するもキミの自由だ。その中でどう過ごす?
(#0) 2015/01/13(Tue) 00時頃
/*
本日は異論が無ければ最終日の進行で▼狼進行を取りたいと思います
また何かあれば、メモにてお聞きしますので意見を聞かせてくださると助かります
(#1) 2015/01/13(Tue) 00時頃
―無明の亜空間―
ッが、は、っ はぁ……ッ!! あ、
[無限ともいえる沈黙の後。
転がった巨躯。
捻じ曲がった空間に投げ出されたと、知るのはまだ、後**]
/*
一応who振りするつもりだったのを忘れていました
ヤニク[[who]]ティソ[[who]]の2人です
(#2) 2015/01/13(Tue) 00時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 04時半頃
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-少年と別れた後で-
[夜が近いと、そう伝えれば少年は急いで帰っていって。 自身も帰ろうかとふらり、足を踏み出しかけたところで、吹く風がフードを脱がす。 押さえようと伸ばした手は届かなかったようで。 漆黒から覗いたのは大凡似つかわしくない水浅葱。]
…ッ。
[勢いよくフードを被り直せば、憎々しいと唇を噛む。 その侭南の自宅へと帰っていくも何処か引きずる心持ちを、首を横に振って否定する。 その様が周りにどう映るかなど思考の外。 そうして開いた扉を潜った。]
(0) 2015/01/13(Tue) 10時頃
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-現在-
[普段の様に自宅を出てみれば、周りから向けられた視線は何時も以上に張り詰めた空気を齎す。 どうしてなのかは知った事ではないが、それでも可笑しいのは考える迄もなく分かった。]
…どうしたものですかね。
[溜息混じりにそう零した途端、何かが風を切る音。 嗚呼またかと思えば見る事もなく、前日と同じように払い落とそうと腕を振ったのだった。 ━━━━ ザシュッ 鈍い音と共にくる痛みで漸く自分の手を見、其方を見る。]
投擲にナイフですか、物騒ですねぇ…?
[僅か声量を張ってそう言えば、『お前が消したんだ!』と何故かの決め打った発言と、それを口火にくる罵倒、罵倒。
『人間を食べたって言ってただろ』
そういう言葉が飛んできたのはそれからどのくらい経ってからか。]
(1) 2015/01/13(Tue) 10時半頃
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[それを契機に出て行けという声は増えたようで。 しかし、黙っていた…は、もう我慢の限界だったのである。]
嗚呼、煩いですね…? そもそも、誰が人間と一緒に暮らしたい何て言うんです? 僕は唯、其方方が勇者と讃えるあの人間が仲良くしろと仰るから“仕方なく”従っていただけです。 元より、不可能だと思ってはいましたよ。 …まして人狼は人を喰って生きるものですし、貴方方はそれを良しとはしないでしょうから。 消してくださる“影”には感謝してます、…ある意味で。
[ではさようなら、と一方的に言いたい事だけ言えば、街の中央へと足を向ける。 その様子に気圧されたのか、暫しそれらの人間は黙っていた。 …が立ち去った後、はっと我に返って負け犬の遠吠えよろしく何ごとかと言い始めるも、それに返ってくる言葉はないのだが。]
(2) 2015/01/13(Tue) 10時半頃
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[今日は悪い夢をみることはありませんでした。 いつもどおり起きて、軽く朝食をとれば出かける準備を。 うさぎさんと、猫耳と、ことりさんのネックレス。 そうしてマスクをつければ、準備は完了です。
こころなし、うさぎさんの元気がないような気がしますが。 ——まがい物ですから、そろそろお別れが近いのかもしれません]
……いってきます。
[昨日あんなことがあって、ほんとうなら出かけない方がいいのかもしれませんけれど。 ひとりぼっちでこの家にいるのも、どうにも辛いものですから。
しんとしたお家を一度ふり返り、ため息をひとつ。 そうしてぱたりと扉を閉じれば、わたしは歩きだしました*]
(3) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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[向かう先は、よく行く装飾品を売っているお店。 いつもであれば、先に中央の広場に寄って、だれかと遊んだりもするのですが……なんだか、昨日の店主さんの様子が忘れられないもので。
こちらに向けられる、昨日までよりずいぶん険悪な視線を、体をちいさくしてかわしながら。 洩れ聞こえるひそひそ話に、思わず足取りも速まります。
"亜人がやった"というのなら。 亜人もひとしく消えていることを、どう説明するのでしょう。 ——きっとどう反論したところで、わたしたちのせいになってしまうのでしょうけれど]
(4) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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……店主さん、いますか?
[そうして目的地についたなら、お店の戸は閉じたままで。 そろりと声をかけてみたものの、返事はありませんでした。
もしかしたら、早く来すぎたのかしら。 いつもよりだいぶん早い時間ですので、店主さんもまだ起きていないのかもしれません]
少し、待ってみよう、かな……。
[お店の前で待っていたら、邪魔になってしまうかもしれませんが。 他に行けるところもありませんので、扉の横の地面にそのまま腰かけます。 お店に背を預ければ、手の中のうさぎさんをゆるりと撫ぜて。 そうして開店を待つあいだ、ぼんやり青いことりさんの姿でも、探してみたでしょうか]
(5) 2015/01/13(Tue) 11時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 12時頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 12時頃
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『♪som day i w t to r awa ,to t world f mi ni t...』
[目を薄らとあける。 紫の瞳は眠そうに、僅かな朝日を映しては鈍く光っている。
どこかから途切れ途切れ、泣き声にも似た、悲愴を含んだ歌声が聞こえる。
昨日、狐と道を分けた後は特に面白いこともなく、家に帰っても来客の気配がなかったものだから、集めただけの古書に手をつけて、夜通し読書に没頭していたのだった。
膝の上で開いていた本を閉じる。 遠くから聴こえる歌声に、迷い込まされそうな、誘い出されるような気分で、それも悪くないかとぼんやり腰をあげた。
今日は、装飾屋でもひやかしに行くかね。 はたと思いついて身支度を済ませれば扉をくぐる。 ほとんど癖のように、歌ともつかないような一節を口ずさんだ。]
”i baked you a pie ” ”oh boy,what flavor of pie? ” ”pie flavor! ”
(6) 2015/01/13(Tue) 16時半頃
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[例によって人少ない通りを歩いていると、数分もしないうちに背後から体を拘束された。 影に、ではなく。色も形もある人間が3人。
後ろ手を縫われ、お前も亜人なんだろう、"影"の正体を吐け。だとか、全く無様で頓珍漢なことを言い出すので、代わりにツバを吐きかけたら顔を殴られた。
流石にカチンときたので擬態を解放して、背中から飛び出した翼で大きく空気を掻けば相手は怯む、その隙に1人の喉を掴み、尖った爪を食い込ませればそれはヒ、と息を荒げた。 迂闊に手を出せなくなったあとの2人は人外めとか化け物とか、罵倒を吠えている。
チッと舌打ちをして掴んだ首を薙ぎ払い壁に打ちつけ手を離し、羽撃いて浮かび上がれば空へ退避した。 足元から罵声が聞こえる。 こんなのをまともに相手していたら阿呆だ。
奴らの亜人への嫌悪がまたひとつ深くなっただろうがそんなことは知るか、被害者になるのは御免である。
殴られて切れた内頬と唇が痛んで、再び舌打ちした。]
(7) 2015/01/13(Tue) 16時半頃
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…………。
[彼は絶句していた。
どこだここは。
行けども闇、触れれども虚空。ただただ、地面らしきものはある。それだけの淋しい空間。
まるで夜に包まれたかのような静寂に、ため息をつく。
空を仰げば、星。その星の歌声に耳をすませば、途切れ途切れに酷い怨嗟の声が聞こえた。
曰く、「気持ちが悪い」
曰く、「不気味だ」
曰く、「全てお前のせいだ」
それがまさか「地上」の人々の声だとは思わなかった彼は、ドーン・ミストの目を瞬きさせ、溜息をついては適当な場所に腰を下ろした]
……おれが憎いなら、殴りにこい
それともこれが貴様なりの復讐なのか
[好かねえな、と呟いた言葉は常とは違い、いつか戦場をかけていた頃の荒い口調。気が立っていた。]
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[こうなってしまうともはや面倒だ。 身の丈ほどある大きな黒い翼も、山羊のような角も仕舞うのは億劫だし何だか癪だ。久々に解放感にも似たような気分を感じながら、空中から装飾店を目指す。しかしやはり、久々に飛ぶと疲れる。
好き好んで人間に擬態していたわけではない。矜持を捨てたわけでもない。 だが、自尊心に捉われているものは損を掴む。だから賢く生きるだけだ。 むしろ、そうするしかなかったのだ。 きっと多くの亜人が同じようにそうであり、そして心の内を抑圧されているのだろう。
しかしそうやって大人しくしていても舐め腐られ、侮蔑され続ける。何だというのだ。 影と、人間。 真っ黒な嫌悪感が胸に走り、血の味がする唇を噛む。
目当ての家屋を見つけると、その手前に小さな人影。>>5 滑空してその前に降り立った。]
(8) 2015/01/13(Tue) 17時頃
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……。
[押し黙り耳を塞ぐ。
真夜中の世界。
…気が狂いそうだ。**]
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ヨーォ、魔法使い様じゃん 何やってんだこんなところで?影に捕まっちまうぞ
[影でなくても人間が襲ってくるかもなァ、と装飾屋の前に座り込む顔見知りの少女を一瞥しては、フン、と鼻を鳴らした。
少しどけ、と扉を背にした彼女に促しながら、取立てのようにガチャガチャとドアノブを揺らす。]
おい、トカゲ屋ァ、開けやがれ。
[少女の様子を見るに、反応はなかったようか。はて。
扉には鍵がかかっている、だが問題はない。 鉄のコインを数枚取り出して、鍵穴に押し当てる。 簡単なまじないをかければ溶けて固まり、あっという間に合鍵のできあがり。鍵を回し、一瞬の躊躇もなく中へと踏み入る。]
トカゲ屋ァーーーー シッポかじらせろーーーー
[適当にふざけてワアワア騒いでみるも、呆れたようなあの低い声は返ってこない。しいん、と 人気のない空気に、青い鳥がちち、と鳴いたか。]
(9) 2015/01/13(Tue) 17時頃
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─回想─
[ >>2:108店の所在地を聞けば、 『ほんなら、騙されにまた行くわ』 と 礼ひとつ、皮肉っぽくひとつ
頭の中で反芻して 記憶に納める]
── 無茶言わはんなあ 帰ってこられんのかも、分からんのに
( むしろ 消えられんなら )
[ 帰ってきとうなど。
続いた言葉に、手をひらひら振り 明々とした賛は返さず、全ては笑みの中]
(10) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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[ いつか言われた“死にたがり”なんて 言の葉が 泳ぐがきっと気の所為
狐がぜんぶ油揚げ好きとでも思うたんやろか >>2:109まあるくする目玉にくつくつ
続いた音には、真意は分からず 微かに眉尻を下げた ]
あら、どうもあんがとさん ── それは、
( こんな 半端もんでもか? )
[ すぅ と気持ちの冷えゆく感覚 揶揄の孕んだやりとりの真は見え辛い
否 正確にいえば、狐は拒んでいた また 種だけで嫌悪されることを ならば 見えぬ 知らぬ方が良かろう]
(11) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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[ >>2:110再度あがった顔に、目が合えば は っとして、直ぐに目を逸らす 面と向かって『アヤシイ』と言われたんには
唯 、苦笑してみせるばかり]
怪しいんはお互い様やないんかえ じゃあなあ、悪魔の
[ 袖を振れば、振り返らず そのまま 場を後にした *]
(12) 2015/01/13(Tue) 17時半頃
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─夜→現在/半狐と小夜啼く、─
『きゅう』
[ 悪魔と別れたあと、
ふわり、 柔い翼を広げ 月夜にうかぶ 鶯茶の ちいさな姿が舞う
小夜に謳う その小鳥は 白き装束の 肩口へ、ちょんと乗る]
…夜鳴鶯、 なんやこんなところに おいで、
[ 扇をぱちり 仕舞い 細く華奢な女々しい指を伸ばす
月に揺らぐ双眸は柔らかないろを浮かべ ほほえんだ]
(13) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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……おまえ、何咥えとんのや?
[ たまにゃあ、戯れようか と 羽根をいちまい 振るいながら
指に移ろう 小鳥が嘴の先に咥えた透は 青白い月光を吸い込み まあるく 宵にちいさな天球として浮かびあがる
それを取り上げる前に 小夜啼くことりが白に押し付ければ
翳りをさせど 刹那、透へ戻る それが終われば 咥えて鶯は 『ぴいぃ』と啼き 足を指から離す
きれいな鳥は 謳うがごとく 誰かの遣いなんやろか それとも水晶の瞳を借りた わるいこか]
(14) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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── ちゃあんと、返すんやよ やないと、大事なもん 盗られてまうよ
[ 夜鳴き鶯と めくらな、 ─── ふつふつ頭に思い浮かぶ噺は そんな言の葉を紡がせて 鳥を追う
小夜の謳が 冷めたこころを微かに揺らし
臆 また あの鱗を思い出してもうた 嫌やわ と からり 下駄を鳴らす しろい化生の徴が浮かんだのを知らぬまま
うしろから こん と石が叩きゃあ ぞわり 震えた背筋は 如何なる心か*]
(15) 2015/01/13(Tue) 19時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 20時頃
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……ご飯屋さん?
[店主さん、空から悪魔が降ってきましたよ、なんて。 もちろんそんなことは言いませんでしたが、予想外の場所からの訪問に、わたしは思わず確認するように彼>>9を呼びます。
しばしほうけたように彼を見ていましたが、促されればわきへどいて。 乱暴にノブを揺らすその姿を、注意もできずにみまもりました]
あ、
[鍵を作り、あっという間に中へと侵入する彼に、ちいさく声をあげ]
……そんなことをしたら、店主さんに怒られますよ。 わたしは知りませんからね。
[なんて言いながら、わたしも彼に続きました。 ……ええ、わたしは鍵が開いていたから入ったんです。 ちゃんと注意も……事後に、ですが……しましたから、不法侵入の責任は全部ご飯屋さんにあります。 けれど、まあ。彼が店主さんに怒られるときは、減刑くらいはうったえてあげましょうね]
(16) 2015/01/13(Tue) 20時頃
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[とかげさんの尻尾は、食べても美味しくないと思います。
そんなことを考えながら、騒ぐ彼の後ろできょろきょろ店内を見回しました。 窓の外に青いことりさんは見つけられましたが、肝心の店主さんがいません]
店主さん、居ませんね? ……何処に行ったのかしら。
["何か聞いてます?"、なんて。 彼の服を引きながらたずねれば、答えはどうだったでしょう。
……もしかして、と。そう思ってしまったものですから。 彼の服を引く手は、かすかに強張ってしまって。 それが気づかれないと、良いのですけれど]
(17) 2015/01/13(Tue) 20時頃
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― 昼:東方出入口 ―
[さて、先日は西方に向かっていて歩いていたはずなのにいつの間にか東方に来ていたらしく。そして、そこで眠っていたらしいとの話 どうやら今日も依頼のようなものは来なくて叩き起こされる事はなかったのだが、どうにも街が騒々しい]
……
[街を覗けば慌ただしく差別が起きていて。殴られる亜人に、水をかけられたり。家に避難をすれば石を投げつけられていたり]
…なるほど
[とは言え、元は人間。どうしてそのような事をしているかくらい理解は出来る 所謂、魔女狩りに似たようなものなのだろう。過去に見た魔女は、そういえばそんな事をされて火炙りになっていたか。その時の記憶はもはや薄い]
いてっ…
[ふと振り向けば1人の少年と、手に持つのは少年の拳くらいの大きさの石。当たった所から血は出なかったものの、クリーンヒットすれば少しはよろめいて それでも体制を立て直せば、少年の方へ向かっていく]
(18) 2015/01/13(Tue) 20時半頃
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…痛いじゃないですか 何するんですか
[ゆらり、ゆらりと。その眼は少年を見ているようで見ておらず、焦点の合っていない生気のない瞳でふらふらと その異様な光景に、石を投げつけてきた少年は叫び声を上げて逃げていく。人の顔を見て逃げるなんて、失礼な子なんだ。程度にしか思わないのだが]
さよなら、クリスさん
[それから、見知らぬ人。と呟いて ふと、飲み込む時の記憶を思い出す。あぁ、お節介な人だ しかし、そういう所がやはり“ ”
黒く淀んだ濁った感情は、ふらふらと街中へと歩き出す 目指す場所は特に無く。人気の無い場所へと**]
(19) 2015/01/13(Tue) 20時半頃
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『亜人め、お前らがやったんじゃないのか!』
[ ごん 、 振り返る頭に、固い礫が叩きつけりゃあ 温かい赤が、白に染みる
痛い、 疼く痛みと同時 どろり 昏い感情が持ち上がり
“あのこ”に逃げられた あの時が 込み上げて 不意に懐に手が伸びる
ばさり 落ちるは 大量の符 煩わしいなあ 扇の開く音と同 夜闇に 轟 怨の蒼焔が無数に上がった]
(20) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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小生ならば そない力があるんなら いますぐ その煩わしゅう口を影に放るなあ
───のう 汝ら そない、 燃えとうか?
[ かかか、と 空に笑い 沈黙する口に 鼻を鳴らす そのまま 去ろうとした背に
『 ばけもの 』 と 忌む葉に ぴきり 何かが崩れるように 背を向いたまま 狐火が膨れ上がり ひとりの男を呑み込んで
わあわあ 喚くさまに、振り返らず 立ち去ろうとすりゃあ 焦ったか]
(21) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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[ 一回り、二回りほど おおきな石が叩きつけられ 唇から紅が伝い 疎ましげに振り返りゃあ、惑うひと
きゃらきゃらと 可笑しそうに声をあげ
そこで 流るる血なまぐささとともに ぐらり ぐるぐる 世界はゆれて
─── 夜は、暗転す *]
(22) 2015/01/13(Tue) 21時頃
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[今日も酒場、明日も酒場、多分、明後日も、それからも。 …そう信じていたかった。でも、事情が違うかもしれない。]
「…おいごら!お前らがやったってのはわかってんだよ!」 「そうだ!このクズどもめ!こんな酒場で何を企んでるんだ!」
[亜人達の集まり。そんな場所が、標的にならないはずなど、なかったのだ。表に殺気立ったニンゲンの集団。武装した連中もいる。]
「騒がしいのう。落ち着いて酒も飲めんわい。」 「ほらー!言ったじゃん、やばいってさー!」
[客たちは少なく、それでも来ている常連客も落ち着かない様子で外の様子を見守っている]
「…黙らせて来るかのう」 […その声に、はし、と巨人族の常連の手を掴み、頭を振る]
…黙らせに行ったら、明日、もっと大勢で押しかけてくるわ。そしたらここも… 「まったく…我慢が効く方ではないぞ」
[なんとかなだめて、座ってもらう。どんな差別を受けようと、この場所を失うくらいよりは、マシだ。怒号は、ずっと止まなかった]
(23) 2015/01/13(Tue) 21時半頃
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─現在/東〜中央付近→─
[ 目が覚めれば、焦げ臭さが残るも そこには “なにもあらへん”で
桜色の隙間から、錆のような味のする 緋を吐き捨てりゃ 頭に手を当て、
立ち上がれば 下駄を鳴らし ]
…ほんま けったいなことやなあ
[ 節々が痛む、 ぐらつく頭を堪え
もう朝は過ぎていた故、 進路の侭 頭をぐるうり、回しては 町の中央の方へと向かう
また面倒があるなら、容赦なく燃やしたろう と心の中で思いながら ]
(24) 2015/01/13(Tue) 21時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/13(Tue) 21時半頃
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……ここは
[ふと顔を見上げてみれば見えるのは噂にだけ聞いたことのある亜人の酒場>>23 その前では人間が怒号を上げていたり、中には店に手を出そうとする者も居ただろうか。こちらに気が付けばまるで化物を見るように。間違ってはいないのだが、いくつか罵声を浴びせられて]
…すいません
[ボソリ、と声に出してその場を後にする あの中の人がどうなっても、自分には関係無い。関係無いし、自分を追って攻撃してくる人が居ても何とも思わない 痛みはあっても、動けないわけではないし、死ねるわけではない]
(25) 2015/01/13(Tue) 22時頃
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[>>16ご飯屋さん、と彼女独特の呼称を聞けば、挨拶代わりにぽすぽすとフードの頭を叩く。]
アンタも道連れだ。 いや、共犯、ってことにしとくかなァ。
[自分を軽く咎めながらもちゃっかり一緒に入ってきた少女に、悪戯じみた笑顔を向ける。 もし店主にばれたならコイツが魔法で開けた、ととぼけてみようか、そうすれば慌てるだろうか。 なんて呑気に考えつつ、笑うと殴られて切れた口端が痛い。血の塊をぺり、と剥がした。]
おい。いねーのか。
クリス。 ―クリストフォロス・ガラジオス。
[目の色を変え、呪文を唱えるように、探す人の名を口にする。
返すは静寂。]
(26) 2015/01/13(Tue) 22時頃
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・・・なにも聞いてねーよ。
凡そどっかサンポでも行ってんじゃねーの。
[妙な静けさを湛えた空間。 ひととき、そのまま佇んだ後少女の問い>>17に口を開く。
言葉とは裏腹、確証のない不安を覚えていることに、らしくねえなと苛立って髪を掻く。 恐らくは同じ発想に至ったのだろうか、自分の服を引く小さな手からも緊張が伝わってくる。
いちど目を閉じて、開ける。 その指をやんわり剥がせば、代わりにさっき作った鍵を握らせて。空いた手は小さな頭に軽く乗せた。]
戸締りヨロシク。
アンタはせいぜいじっとしてなよ。
[傷つけたくも、傷つきたくもないのであれば。 今日は外出しても碌な事がないのは目に見えている。そんな意図を含めて言葉少なにそれだけ忠告をすると、手を振り振り、身勝手にするりと店を後にしようとしただろう。*]
(27) 2015/01/13(Tue) 22時頃
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-街・中央-
…地味に痛いものですねぇ…。 さて、こういう時はどうするんでしたかね。
[取り敢えず刺さった侭だったそれを力任せに引き抜けば、収まるどころか一層紅と痛みは増していくようで。 利き手だった分、心の内で悪態をつきたくもなるのである。 地面に投げ捨てたそれは乾いた音を立てて、一回跳ね上がるも再び地面で静かになった。]
全く…本当に……疲れました、呆れましたよ。 その内飽きるかと思っていたんですが、増すとも減る見込みはありませんし。
[先程抜き取ったものを拾い上げれば人のいる方へと投げる。 それは誰かに当たったようで、広がるのは血の臭い。 唯、鬱憤を晴らす対象としてやられた以上、此方がしてはいけない道理など何処にあると言うのだろう。]
もう如何なったって僕の知った事じゃあないです。 今、此処で、戦争になったって知りません。 嗚呼、こんな歪んだ平和ならば…“ ”。
(28) 2015/01/13(Tue) 22時半頃
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[周りの眼差しが一層険しくなったのは確かで。 それによって飛んでくる罵倒や鬱憤の類いも、しかし全く意味を成さなかった。]
嗚呼、そうです、それがいいでしょう…! ふふ、ふふふ…はははははっ!
[怪我をしていない手で顔を覆うと、突如として笑い出したその光景は酷く奇怪なもの。 とうとう気でも触れたかと、避ける様に僅か距離が開く。 それでも1分もしない内にぴたりと笑うのを止めたのが警戒させたのだろう、一層空気は張り詰める。 ずるり、と覆っていた手を下せば周りを見渡して。]
貴方方は僕が邪魔で仕方がない、僕は貴方方が疎ましくて仕方がない。 …いいじゃないですか、潮時です。 一緒の生活なんて辞めればいいんですよ。
[その発言を聞いてか、全く静まり返る辺りの人間に向けられた血のような赤は、爛々としていた。 …まるで獲物でも狙う猛獣のように。]
(29) 2015/01/13(Tue) 23時頃
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― 街の外れにて ―
[目を覚ませば木の陰で。ぽつり、ぽつりと途切れた赤の道。「ああ、」と納得した声と共に近くに転がる傘へと手を。陽は既に高く昇っていて、直接光に当たっていないのに皮膚が焼けるように痛む。]
……ああ、もう。嫌ですねぇ。 ええ、嫌ですぅ。最悪ですぅ。 流石のヨーランダちゃんも激おこぷんぷんなのですぅ……。
全部、……全部、アイツらが悪いんですぅ。 ――だからぁ、はやく血を抜き取って殺っちまえばいいのにぃ……。
[小さく溜息を一つ吐き、立ち上がって――何となく違和感。ゆるり、と視線を動かしその違和感の正体を探そうとしたが陽の光が邪魔をして。]
――ッ、 ああ、……そう、ですかぁ。 分かりました。分かりましたよぉ。 MAX分かっちゃいましたぁ……、
(30) 2015/01/13(Tue) 23時頃
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つまり、殺っちまえばいいんですよねぇ、 ……殺っちまってもいいってことですよぇ?
[肩の激痛で瞳を見開いて視線を其方へ。そこにあったのは一本の矢。じわり、と赤が滲むのなんて気にもせず力任せにそれを引き抜くと矢が飛んできた方向を見て。]
何ですかぁ、コレ。 こんなんでぇ、スーパープリチーな吸血鬼を殺れると思っているんですかぁ? もし、本気でぇ殺りに来ているならぁ……、 ――アンタ、頭沸いちゃってるんじゃねぇですかねぇって思いますですよぅ。
(31) 2015/01/13(Tue) 23時頃
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[痛みなんて苦ではない。どうせ直ぐに癒えるのだから。一番苦しいのは――、 蝙蝠に姿を変え、家畜の方へと飛び上がる。「仲良く」だなんてどうでもいい。平穏に安全に暮らせないのならばそんなことをする意味なんて無い。 影だかなんだか知らないけれど、正体も動機も分からないそれに期待するならいっそ、]
……あーあ。 気が変わっちまいましたぁ。 急募、アンタらをーぶっ殺すやる気ぃ……いや、殺る気? なんちってぇ、ですねぇ。
[ぽつり、と呟いて。くるりと方向転換。思い出したのは酒場のおねえさんの言葉で。きっと亜人が人間に反撃したと話が広がったのならばもっと溝は深くなるだろう。仮に戦いが始まったとして、酒場は無事で済むだろうか。そうしたら――、おねえさんはどうなるのだろう。そう考えると反撃をする気にはどうしてもなれなくて。 赤い模様を地に落としながらその姿のまま、ふらふらと東部の方へ。]
(32) 2015/01/13(Tue) 23時頃
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[酒場の入り口は、万が一に備えて簡易バリケードが作られた。魔法が使えるものはその魔力を増幅させる杖やら、まじないの札やらを手元に置いている。外から打ち破られる前に、内から打って出るものがいるかもしれない。そんなピリピリした雰囲気である。もちろん、外の方も、今にも入り口を壊しにかかりそうなのだが…]
「なぁ、コリーンちゃんよ、店、守りたいのはわかるが…もう、無理じゃ。命の方が対峙じゃからの。布、外しとけ」
[巨人族の常連に、そう諭される。あと数十分で、内側か、外側か…どちらかから入り口が壊されるのは、避けられそうになかった。言われる通りに、布を外す]
…この酒場も、もう、お別れね…
(33) 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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[それでも、なんとか、なんとか戦いを、止めたかった。でも、その術は、残っているのだろうか?そう思った時、自然と、ある行動を取っていた]
(34) 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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Sing, sing a song Sing out loud Sing out strong Sing of good things not bad Sing of happy not sad.
Sing, sing a song Make it simple to last Your whole life long Don’t worry that it’s not Good enough for anyone Else to hear Just sing, sing a song.
Sing, sing a song Let the world sing along Sing of love there could be Sing for you and for me.
(35) 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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Sing, sing a song Make it simple to last Your whole life long Don’t worry that it’s not
Good enough for anyone Else to hear Just sing, sing a song.
[歌ったのだ。この、緊迫した場面で、この、憎しみが渦巻く酒場で。現実逃避がしたかったのかもしれない。酒場の歌い手としての、最後の時を過ごしたかったのかもしれない。ただ、歌うしかない、私にはそれしかないと、そう思って]
(36) 2015/01/13(Tue) 23時半頃
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−籠の中から−
[子供部屋のカーテンはぴったりと閉められて、外の様子を覗くことは出来ません。 とは言え、たかだか布一枚。捲る気になれば街はすぐ目の前に見えるのですけれど、今のマリオはそんな気になれません。 子供用のベッドの上で頬杖をついて、足をバタバタさせて。昨日の夕暮れ、こっそり玄関を開けた時のことを思い出します。
帰ってきたマリオを、ママは怒りませんでした。 ただ駆け寄ってきて、黙って抱きしめてくれただけ。 けれど、マリオは知っています。 その腕が小刻みに震えていたことも。 涙が溢れてシャツの肩に染みを作ったことも。 よかったと、ママが何度も呟いていたことも。
いつも明るいママのそんな姿を見たら、さすがのマリオも、お外で遊びたいなんて言えませんでした。 だからベッドに横になったままで、いろんなことを考えました。]
(@0) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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モモねーちゃん、大丈夫かな ヴェスお兄さんとこ、行ってみたいな …ワルモノは、ちょっと怖いけど
[優しいふたりと、ちょっぴり意地悪なひとり。 彼らは元気にしているでしょうか。昨日のお兄さんのように、石を投げられたりしていないといいのですけれど。]
クリスおじさん、ご用事終わったかな そしたら、また触らせてくれるかな
[ひんやりした鱗の感触を思い出そうとしながら、手のひらを握ったり開いたり。 そうこうするうちに、男の子は眠たくなってしまったようです。 無理もありません、ベッドの上ですることもなく、暇を持て余しているのですから。 長い睫毛に縁取られた瞼はピタリと閉ざされ、規則的な寝息が聞こえ始めます。夢の中でくらいは、お友達と仲良く遊べるといいのですが。**]
(@1) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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…何か用でしょうか
[街の中央付近に来てみれば、男数人に囲まれて その手には農作畜産に使うような農具を持ってきていて。武器にでもするつもりだろうか]
俺はただの人間なので。見た目と、中身だけは 死なないだけの人間なので、武器は必要無いですよ
[拳で殴っても、成人男性が喧嘩する程度 農畜産業で鍛えあげられた屈強な肉体に敵うような体はしていない 平和的解決が出来るとも思っていなかったが]
――同じ人間からも、か
[元、とは言え自分も人間だと信じて暮らしていた時期があった 亜人を差別していた時期もあった それ故に、亜人から受け入れられない事もあって 亜人だとわかれば人間からは差別されて どこにも染まらず、染められず]
(37) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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『お前のせいで…お前のせいであいつは……』
[あいつって誰だろう 沢山の人が飲まれる記憶を見てきたけれど、説明してくれないと そう考えた所で左頬に衝撃が走って思わず地面に転がる 殴られたとわかるのにほんの数秒かかって、それからむくりと起き上がれば男達を見る]
…痛いじゃないですか 何するんですか。俺は何もしてないのに
[息をするように嘘を吐いて 相手は亜人ならば悪いとでも言うように、もう一発殴ってくる 切れた口内も、転がった時に出来た擦り傷も、すぐに治癒して。何度も何度も立ち上がっては男達の前で同じ事を繰り返す]
(38) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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“痛いです”
――そんなんじゃ、殺せないですよ
[首を切っても腕をもいでも血を失っても燃やされても何されても死なない。死ねない いい加減気味悪くなったのか、男達は気が済むまで殴ればどこかへ去って行って。今日は一段と人と話すな。なんて考えては街の中央へと歩いて行く その頃には既に傷など癒えていて**]
(39) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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遂にこの国の王がこの街へと目をつけた
全てはここで決着をつけると
きっとキミ達の元にも兵隊が来るかもしれない
色々と話を聞かれるだろうが、兵隊は危害を加える事は無いが、どういう表情をしたかは、キミ達が見る事だ
兵士が入った事で街の人にも少し変化はあるかもしれない
それは萎縮か、それとも余計に差別は激しくなるか
(#3) 2015/01/14(Wed) 00時頃
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[歌は、御伽噺のような、そんな素敵な効果はなかった。ただ…少し『白けた』場違いに響く、その歌声に、怒気は、ほんの数分だけ揺らいだ。…その数分が、功を奏した]
「お前たち!武装して何をしている!散れ散れ!」
[暴力は歌よりもずっと、ずっと強かった。農具やナイフなどではなく、ギラリと光る穂先を備えた槍や、全身を覆うような鎧を装備した兵隊たちが、不穏な集会を散らしていったのだ。中の緊張は解けないが、とにかく、外から怒号は消え失せた]
…いなくなった…わよね。
[もう一度布をつけて、外の様子を恐る恐る伺う]
「お前たちも出てくるように!話を聞かせて貰う必要がある!気概は決して加えるなと、王からのお達しだ!」
「やれやれ、今度は騎士様かい。出るしかないかのう。」
[椅子やテーブルのバリケードを撤去して、マスター達と共に、騎士の元へと行く。…万が一に備えて、布は外せるようにして]
(40) 2015/01/14(Wed) 00時半頃
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( ……寒い )
[陽のあたらぬ場所。
己の家も大概暗いが、この場所の比ではない。
まだ、体は動くか。――どれほど保つだろうか。
囁くは憎悪。呻くは怨念。
凝る闇に、差し込む光は只管に弱い。]
( 飲まれたのがおれでよかったのかもな )
[冷たい息を吐きながら、ぼうっとそんな事を思う。
そして、目を閉じた。
『 ………………!!』
呼び声が聞こえてきたのは、夢の縁に立ったすぐ後の事*]
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[周りが元の勢いを取り戻し、少しごたついた後くらいの事だろうか。 最後、飛んできた何かを払い除けた時にそれを“聞いた”。 何かが近くを蠢いているような、そんな感覚を伴うそれは、しかし確かめるより先に重い鉄の音を捉える。 一斉に勢いを失った人間達は、『散れ』と言う声に従ってバラバラになっていった。 そして目の前に現れたのは、随分しっかりとした装備に身を固めた面々。 ならば勝手に行かせてもらおうかと散っていった集団に続くように移動しようとすれば、肩を掴む手が一つ。]
何ですか? 僕には残れと言うんですか?
[鬱陶しい、という眼差しを向けるもそうだと言うように頷くので、渋々それに従って。 彼らが尋ねてきたのは“影”についてであった。]
知りませんよ、そんなもの。 …この話も、亜人と貴方方が呼ぶ相手にしか聞いていないんでしょう? ふふふ…実に滑稽ですね。
[騎士達はどうやら呆れと苛立ちを持った様子だった。 まあ、侮蔑しているのだから当たり前だが。 この応答は直ぐには終わりそうもない。]
(41) 2015/01/14(Wed) 08時頃
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……お散歩。
[いらだたしげに頭をかく彼の言葉>>27を反芻しながら、そこに滲む不安のようなものを感じとって、なにも言えなくなってしまいます。
同じことを考えているだろうにそれを指摘しないのは、彼の優しさでしょうか。 ――そうだとしたら、悪魔のくせに、なんて。ほんのすこし、おかしくなってしまいますけれど]
はい。 ……わたしは、もうすこし待ってみますね。
[鍵を受けとり、頭に乗るてのひらに目を細めます。 頭に置かれる手に、意味なんてないんでしょうけれど。 そのてのひらが存外ここちよいということは、内緒にしておきましょう。 言ったら、もうやってくれなくなりそうですもの]
(42) 2015/01/14(Wed) 09時頃
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……気をつけて、くださいね。
[もう既に怪我をしているみたいだから、今更かもしれませんが、そんなことを言って。 彼の後ろ姿を見送れば、いつも店主さんが座る席に腰かけます。 そうして今しばらくは、彼の帰りを待とうとしたでしょうか。
――外が騒がしくなってきたことに気づけば、騒ぎの方へと視線を向けるくらいは、したでしょうけれど*]
(43) 2015/01/14(Wed) 09時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 09時半頃
[ ――名を、呼ばれた、気がしたのだが ]
『……おい! おいッ、そこの亜人!!』
[次に聴こえてきた声は全くあれとは違うもので
訝しく思いながら、彼は目を開ける。
目の前に金髪の壮年男性。それが「パルック」と呼ばれる人物だと、彼は知らない。じっとしていれば中々に人のよさそうな人相をしているだろうに、今は少しこけた頬にも、大きな鼻にも大量の汗を伝わせ、目を血走らせていた。
確かニンゲンや他の種族は暑い時や戦っている時に体温を発散するため「汗」というものを出すという。
……この男は何故、汗をかいているのだろう。こんなにも「寒い」のに。
彼がぼやけた思考でそんなことを思っていると、胸倉を掴まれ、怒鳴られる。頬に飛んでくる唾が気持ち悪くて拭った。]
『ここは……ここはどこだ! どうせまたお前達亜人がやったことなんだろう、そうだろう! 出せ、俺をここから出せ!』
出せない。おれも引き込まれた
[淡々と応える。白い息が零れる。――寒い。
なんでもかんでも亜人のせいにするなと睨めば、金髪の男は更に激しくがなりたてる。]
『煩い煩い! はやく返せ!妻と子に会わせてくれ! 暑くてかなわん、出せだせだせだせぇえええ』
……寒い、だろ、 が、
『全部全部お前らのせいだ! 醜いヒトモドキめ!!』
くるってやがる
[もしかしたらヒトによって、この亜空間で見えるものは違うのかもしれないが。それでも、血走った青い眼からは、既に正気の光は失われているように見えた。
彼がその薄い掌を払おうとすると、男は更に逆上し、大凡ヒトとは思えぬ唸り声をあげる。
星達の怨嗟の合唱が響く。――其れが、「ある男」に向けられた言葉のひとつひとつだと、彼は気づくことは出来ない。
血走った眼球がぐるぐるとまわるのが見えた。]
『あぁあぁぁぁぁあぁあぁあぁぁあ暑い熱い暑い熱い炎が、火が身体に燃え移っちまうよ燃える俺が燃えてしまうおいなんでお前は平気なんだそうかお前がやっているんだなだから平気なんだそうだろう早く出せここから出せ早く早く早く』
[”憎い”
そんな声が聞こえた気がした。
彼の鱗が奔る首――それでも、喉の辺りはまだニンゲンのそれなのだ――に金髪の男は深く深く爪を立てる。痛み、気道が締まる。苦しいのに、寒さに凍えるからだは動かない]
はな、せ 狂人、
『おおお目が、目がいくつも回ってぐるぐるぐるぐるぐる俺を見てるよう俺が何をしたっていうんだ許してくれよう俺のせいじゃないんだよころしてくれ熱い熱い熱い熱い……ああ、ああああ!
…くるっているのはおまえだ、
狂っているのは、お前だ!!』
[死ねと金髪の男は叫ぶ。
粘つく汗の感触。
ぐぅ、と押し込められた男の指の関節が白くなっていた。
眩んだ視界に、血走った眼が、叫び散らす口角の泡が映る。
背筋が凍るような――鱗が逆立つような心地がした。]
――――……離せェッ!!
[叫ぶ声は震えていた。
思い切り金髪の男の鳩尾を殴りつける。
ただの人間がリザードマンの一撃に耐えられる筈も無く、肺の空気をほぼ全て押し出しながら、金髪の男は殴り飛ばされ、地面に転がった。
……再び、怨嗟と静寂が闇を支配する。
響く木枯らしの音。肩で息をしながら、彼は男を見た。
気絶はしたが死んではいないらしい。
頬についた唾を拭うと、彼は鼻を鳴らし歩きだした。
男のいない場所へ。
体温を奪うのは、寒さだけではないような気がした。
『狂っているのはお前だ』
その言葉を反芻して、震える。
多くの人々を殺し、それでもこの街で生きようとした自分は――
――もしかしたら、この自分こそが、]
……は……
[小さく吐息を零して、彼は膝をついた。
そのままゆっくりと地面に倒れ臥す。
もう星すら見えない。
盲目の、闇だけが視界を支配する。
『お前のせいだ』
『不気味だ、近寄るな』
『気持ち悪い』
聴こえてくる聲に背を震わせる。
……噫、寒い。**]
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[嗚呼長い、と思いながらも変な抵抗はせずに応答していれば、騎士達は漸く礼を述べて離れていった。 完全な静寂に気味悪いと感じるも、人間がこの辺りにはいないという事でもある。 ふと目が道行く白を認めた。>>24]
…ユキさん。
[そうして敏感に血の臭いを嗅ぎ取れば、血濡れた右手は服の陰へ。 相手も臭いには鋭いから、何故こんな意味のない行動をしたかは分からなかった。 聞こえるか如何かくらいの声量でかけた声には気が付いてもらえただろうか。]
(44) 2015/01/14(Wed) 14時頃
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─中央─
( 臆 こーんな時ばかり出しゃばりで )
[ 彼方此方に、見える堅苦しい騎士達は 役立たずやなあ と扇の中でからから
紅に染まった後髪を、 壁に向けるようにして やり過ごす
そん時に飛び出た耳にゃあ、気付き すこうし、慌てて引っ込ませながら やがて、影に潜ませ 過ぎれば静寂
恐々と過ぎるひとの気配はなく
すん と 風とともに鼻先をとおる いちどだけ 憶えのある獣と血の、 >>44風先に向くと同時 耳を過ぎ行く 名を呼ぶ声 ]
(45) 2015/01/14(Wed) 17時頃
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──あれえ アルゼルドはん?
[ 己とは、また違う 緋の臭いはたしかに 目の前の赤から漂うて 閉じた扇子を唇に当てりゃあ 一見無傷の様を見、
しかし漂う鉄の香に 目敏く薄氷は 細まり、見えぬ手を向く]
どうしたんかえ
──ひとの返り血か、 それとも、なんか怪我でもしとんのか
[そう問う傍ら、疼く後頭は見せんとしながら 相手も獣、血以上に衣に染み付いた炎の臭いまで 嗅ぎとられるやもしれんことは、 まだすこうし眩む頭からは抜けていた*]
(46) 2015/01/14(Wed) 17時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 17時頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 17時頃
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[――そうして。 果たしてどのくらいの時間が過ぎたでしょうか。 嗚呼やっぱり、帰って来なかったな、なんて。 ずきりと痛む胸には気づかないフリをしながら、おおきな椅子から立ちあがります。
約束を反故にされるのは……ひとりにされるのは、慣れていますから。 別にこんなの、どうってことはありません。 ……ええ。ありません、とも]
……また来ます、ね。
[それでも知らずすがるような声音で言葉を落としながら、扉を開けて外へ出ます。 鍵をかけていれば、ちちち、と。青いことりさんが飛びたっていくのを、視界のすみでとらえました。
ご飯屋さんは、どちらの方向へと消えていったのでしょう。 どちらにしろ、足を向ける先は変わりません。
お家に帰るために……いいえ、店主さんがさいごに居た場所を調べるために。 わたしは、中央広場の方へと歩を進めました]
(47) 2015/01/14(Wed) 17時半頃
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[恐る恐る酒場から出ると、隊長格の騎士の合図で騎士達が一斉に盾を構える。磨き抜かれた鉄の盾、その表面は『鏡のようだ』だが、布で目隠しをして、その上薄目のコリーンにとっては何の問題もない。それを見るや、騎士達は一斉に盾をしまった。隊長格が進み出る]
「失礼、危害を加えないと言われても、流石に殺されるわけにはいかなくてね。少し、話を聞かせてくれないか。人を食う闇の件だ」
…聞いても、収穫はないと思いますが…うちのスタッフも客も、誰も誰がやったか知りませんから…
「まぁ、そういうな。こっちも仕事なんだ。」
[問答無用、といった雰囲気で酒場に押し入ると、常連客や店員に質問をし始める。当然、コリーンもその時刻何をしていたやら、そういった魔術に心当たりはないかなどと聞かれる]
(48) 2015/01/14(Wed) 19時頃
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[かつり、かつ、かつ。 わたしの足音に重なって、いくつかの足音がついてきます。 ちらりと視線の先には、なんだか物々しいかっこうをした人たち。そう、まるで……軍人さん、みたいな。
最近ではすっかり見なかったその姿に、知らず足取りを早めながら。 まるでなぶるように距離をつめてくるその様に、ぎりりとくちびるを噛みます]
あ!……ぅ、
[何かにつまずいて転べば、驚いたらしいうさぎさんが、するりと腕から逃げだしてしまいまして]
……ゃ、ま……まって!
[慌ててそれを追おうとするわたしの腕を、軍人さんがつかみます。 けれど視線は、うさぎさんに向けたままで。
嗚呼……このままじゃあ、また置いていかれてしまうじゃありませんか。 この人はどうして邪魔をするのでしょう。 "抵抗するな"だとか"話を聞くだけだ"だとか。そんなの知ったことじゃありません。 ただわたしは、あのこを追いたいだけ]
(49) 2015/01/14(Wed) 19時頃
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……っ触らないで!
[つかむ手を振りはらいながら、粒子の波を相手にぶつけます。 こちらに害意さえなければなんてことのないものですが、今回は違いますから。 ……邪魔をするのなら、排除するだけ、です。
まるで風にふかれてバランスを崩したみたいに倒れる彼らを尻目に、わたしは走りだしました。 早く追いかけないと、見失ってしまいます]
(50) 2015/01/14(Wed) 19時頃
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―中央広場→路地へ―
[あのこにまで置いていかれたら、わたしはどうすればいいのでしょう。 零れそうになる涙をこらえ、白いその姿を追いかけます。
実のところ、自分の造ったものなのですから、その気配を追うことなど簡単なのですけれど。 そんなことも忘れるくらい、動揺してしまっていて。 そしてそれを思い出したのは、走りに走ってうさぎさんを捕まえた後でした。
気付けばそこは、店主さんをさいごにみかけた路地の前。 もしかしたらうさぎさんは、先回りして待っていてくれたのかもしれません。
路地に至るため駆ける途中、狼さん>>44と狐さん>>46を見かけましたが、意識はうさぎさんに向いていましたので。 立ち止まることなく、そのままそろりと路地へと]
(51) 2015/01/14(Wed) 19時頃
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[たどり着いたそこは、不気味なくらい静かで。 思わず息をのみながら、粒子を散らしてゆきます。
さざめくそれは、店主さんの残り香をとらえども。けしてその行く先をしめしてくれはしません。
まるで、ここで"消えてしまった"かのように]
…………、ぁ、
[は、と。浅い息を吐きながら、ちいさく嗚咽がすべりおちます。 嗚呼やっぱり、彼は消えてしまったのだと。そう考えれば、もう涙をこらえることなんてでしません]
……ぅう、うそつ、き、 うそつき……!
[ここに居るって、言ったくせに! ……裏切られるのは慣れているはずなのに、彼を非難する言葉を我慢できずに。
ひ、としゃくりあげ、零れおちる涙をぬぐうため、マスクを外します。 そうして虹色の瞳からあふれる涙をぬぐいながら。ただ、嗚咽を洩らしました*]
(52) 2015/01/14(Wed) 19時頃
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[かけた声は届いたようで、彼は己が名前を口に開いていた扇子を閉じる。>>46 突如として、すっと目が細くなったかと思えば尋ねられるのはやはり手について。 同時に先程まで気が付かなかった燻ったような臭いに気が付く。]
…嗚呼、怪我ですよ。 今朝は皆さん気が立っていたようでして。
[軽い気持ちで右手を出せば、いつの間にやら溢れ出ていた紅は止まっている。 もう止まってますが、と付け足して言うも、何ら手当ての成されていないそれは始めよりずっと、真紅に染まっていた。]
…貴男も怪我なさってるじゃないですか。 傷の方は大丈夫なんです? それと…何か焼きました?
[目の端で着物や羽織に焦げた様子がないのを確認すれば、その部分だけは僅か声量を落として尋ねてみたが、相手の反応はどうだっただろうか。]
(53) 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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[質問は続く。普段の生活環境や、人間との関わり。常連客の一人は傷を見つけられて、誰がつけたものだと聞かれたらしい。…何かがおかしい。人を食う闇の話とは、何も関係ない部分ではないか?これは]
「あー、長いことすまんな、最後だ、次で最後…お前、人間が憎いか?」
えと、それに何の意味が…?闇の話とは、随分と離れているように思いますが…
「知らん、文官たちに聞いてくれ」
[ぶっきらぼうにそう言われてしまう。意味はわからないが、どうやら答えるしかなさそうだ」
(54) 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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[すると何かがすっと近くを過ぎていったもので、思わず視線を其方にやれば、何時かの魔法使いの少女が兎を追いかけて走っていくのを見つけて。 嗚呼、お久しぶりですね、とかけた声も届かなかったようで。>>51 入っていった路地を見れば、何が原因なのか、瞬間反射的に表情が強張るのを感じた。 そう、薄々気が付いていたのだ。 彼は見てはいけないものを見てしまったのだと。 それが大凡あの“影”なのだと、何処かで気が付いていてそれで“助けなかった”。 驚く程しっかりと、あの場から聞こえてくる声はまるで責めるかの如くズクリと見えない傷を。]
モスキート、さん…。 ……どうなさったんですかね…。
[素直ではない自身は本当の気持ちを堰き止めさせる。 最後に吐いた嘘は今迄より遥かに下手な嘘。]
(55) 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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― 街/東部 ―
[一匹の蝙蝠はふらふらと、慣れない陽の下街を進む。普段ほど奇異の目で見られることはないけれど――それでも気味悪がられることには変わりはなく。]
『なんでこんなところに蝙蝠が居るのよ!嫌だわ、気味が悪い……』
『きっと、あの影のせいに違いない!あれは影の手先なんだ!』
[あちらこちらで身勝手な声。声。焼けるような身体に、血を欲して乾く喉が「殺せ」と声を上げる。 それに従ってしまえと思う反面、心残りは未だに胸につかえていて。ぶんぶんと首を横に振って考えを取り払う。]
(そういえば……酒場は無事なのかな……、)
[くるり、と旋回をして視線を前に。どうやらアイツらは「影の正体は亜人だ」と決め付けているようだし、……それならば亜人の集う酒場が真っ先に狙われてもおかしくはない。]
……おねえさんは、……無事でしょうかねぇ、
[ぽつりと呟いていれば前方に兵士達。何だか言いようの無い不安を抱きながら、何事もなく彼らの横を通り向かうは酒場の方面へと。]
(56) 2015/01/14(Wed) 19時半頃
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…恨んではいます、憎いです。ですが…ここの生活が守れるなら、それは、飲み込みます。
[自分の、正直な気持ちを伝える。恨みとか、憎しみとか、怒りとか、そんなことより…この酒場が、大事だ]
(57) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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── なんや、一気に野蛮になったからのう
こわい こわい、 やけれど ほんま愚かしゅう
[ >>53気が立つ町人の姿に、 ああなあ ふう 、と小さく息を吐き 同意を示す
引っ込められていた腕は何のためか 分からずとも、案外すう、と出された
その右の手は刀が刺さったかのように 止まりはすれども、 深く、刺しこんだ傷と赤に塗れて]
(58) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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[一層漂う 緋の臭気に、口の軽さは変えず ただ 気紛れに口元から扇を離し、帯に挟み 懐から、符を取り出せば、 ]
ちょお、見せてみい
[ 拒まれへんなら、その右の手を取り 取れへんなら それはそれで構わず
符に息を吹きゃ、しゅるり 宙に浮かんで形となり ちいさな白狐になる
その足が空を踏み、傷口に触れりゃあ 傷はしゅう と塞がるやろう]
(59) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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[ 白狐を拒むようなら それは、おとなしく足元で佇んで ひとが消えればいい と思う割に
自分の怪我を放置して 節介を焼くのは きっと 無意識に どこかで、ひとの不幸を願う割に ひとに離れてほしゅうないから そんな傲慢
なあんて、気づきやせえへんけど]
ああ 矢張り、分かるかえ なあに、大した傷やあらへんて
[ 生憎、はんぶんしかない狐の血は 彼程に、治りははようないし ずくり 痛む頭には刹那眉を顰めど]
(60) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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[ 自分の怪我には 酷く無頓着なまま けらり 笑ってみせた ]
──煩わしゅう羽虫を数匹 焼いただけやよ 気にすることでも あらへんて
[ 獣の鼻はやはり鋭いもんで 声量を落とす、狼の心配など 他所
つられて心ばかり音を下げども あっけらかん、と 嗤うてみせた刹那 なんや騒がしゅう駆ける音に>>51
ぴん、と とおくを聞こうと耳が出張る 見れば、見覚えのある飾りと耳に 隙間のない 閉じられた衣]
(61) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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[ 蜥蜴のことは、知らぬ存ぜぬ 知ったならば きっと箍は外れたやろが それは、幸か 不幸か、
>>55責の潜むような音にだけ気づき どうしたんやとは問わぬ 唯、]
───なんやろなあ
汝が気にならはんなら 行ってみるかえ
[ ちらり 一瞥しただけやのに 駆ける足は 何かを追い縋るように あの眩しさが どことなく欠けた娘の姿]
(62) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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…あ、 おまえ、ちょお 待ちい!
[ それに何かを感じたように 足元の白狐が駆け出せば 真っ直ぐ娘の方へ きゅう、と擦り寄り鳴くやろう
それが路地に消えるのをみれば 狼を振り返り 困ったように肩を竦めた*]
(63) 2015/01/14(Wed) 20時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 20時頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 20時頃
『 うそつき 』
[ ……あの子がすすり泣く声が、聞こえた気がした。 ]
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「…なるほど。協力感謝する。」
[やっと解放されると、窓の外にコウモリが見える>>56。どうやら怪我をしているようだ。こんなところにいるコウモリ…となれば、『あの種族』には違いない。慌てて黒い傘を持ち出すと、コウモリに駆け寄り、太陽を遮ってやる。]
今はものものしいけど、とりあえず酒場に入りなさい。昼出歩くものじゃないわ。
[その呼びかけに答えるかどうかはわからないが、自分の歌を褒めてくれた吸血鬼を思い出しながら声をかける]
(64) 2015/01/14(Wed) 20時半頃
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( ああ、そうだ )
[ 星の怨嗟の声。 ]
( ……置いていかないって、約束、 )
[ 今頃は泣き止んでいるだろうか。
約束を破ったのだから、嫌われても仕方がない。 ]
( 仕方がねえよなあ )
[地面に僅か爪を立てる。]
『 ………………………? 』
[鼻腔を擽るローズマリー(追憶)。]
( あー。)
( ……飯、 )
[ 腹などちっとも、減っていないのだが。**]
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 21時半頃
測量士 ティソは、メモを貼った。
2015/01/14(Wed) 21時半頃
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― 街中央付近 ―
[空はいつの間にか日が暮れて 亜人狩りだと言わんばかりに人間は騒ぎ出す それが自分のせいであると気が付かず、他の亜人に手を出す姿も見られて]
……醜いですね
[見た目の話ではない心の話 ただ溜息1つ吐けば、街をフラフラと歩いて 誰かに会えば、きっとそれはそれで構わないだろう
騎士に会うことはまだない]
(65) 2015/01/14(Wed) 22時頃
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[出した手を見せてみろと言うので(>>59)、取り敢えず出してみれば、符が姿を変えた白狐が触れる。 一瞬で塞がった傷に半狐の力を見た気がして僅か沸き立つ感情には無視を決め込んで。 大した怪我ではないと言いながらも時折顰める(>>60)のを見れば、実の所かなり痛いのではないかと思いもするが、追及をする事はない。]
嗚呼、ありがとうございます。
[彼の気紛れな節介か、その行為には本当に感謝して。 『羽虫を焼いた』(>>61)と言うのには真意を解して尚尋ね返さずに。]
まあ、そうなりますよね。 此処数日は一層煩わしいものになっていますから。
[そう返した本心は実の所そこにはなかったのが。]
(66) 2015/01/14(Wed) 22時半頃
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[駆けていく少女が齎した思いに半狐の男は気付いたのか否かわからないが。 行ってみるかと尋ねられれば(>>62)それには首を横に。]
いいえ、僕には如何も出来ない事です。 追ってもいいんですよ、僕には…用事があるんですから。
[嗚呼近い、と思ったのは刹那一瞬間のみ。 それでも何か不快感を感じさせるそれの正体を、…は知っていた。 では失礼します、と軽く会釈をすれば、気の赴く儘人気のない方へ。 半狐が呼び止めようと、恐らく振り返る事も立ち止まる事もない。]
(67) 2015/01/14(Wed) 23時頃
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[歩いていると、ふと目に入ったのは何時かの不死身の男。]
…ワクラバさん…? どうしたんです、こんな所で。 随分夜は更けてしまいましたよ。
[よく考えれば彼が帰る場所を知りはしないし、実際の所ないのだが。 話していれば僅か感じる不快感を、別の所為だと思っているが故に彼に警戒を向ける事はない。 だからこそ、この後何が起きるかも想定してなどいないのである。]
(68) 2015/01/14(Wed) 23時頃
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…どうした、と言われましても
[ふと振り返れば、見たことのあるフードの男 そういえばこの人の名前なんて聞いたことなかったな、と未だに名前を思い出す事も、記憶が戻る事も無く]
貴方こそ何をしてるんです?もう日は暮れてます …家に帰らないんですか?
[我ながら干渉し過ぎたと思ってはいるが、構いはしないだろう 長く彼と関わるのも面倒で、とっとと帰そうとでも言うように生気の無い眼を彼に向ける*]
(69) 2015/01/14(Wed) 23時頃
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[気付けば酒場は近い。そこにもどれくらいの人数かは分からなかったが兵士がいたようで。 羽を大きく伸ばし宙を裂く。面倒なことには巻き込まれたくはないと飛ぶ速度を落として見れば、陽の光が遮られた気がして。]
ふへへ。 これはこれは。どうもありがとうございますぅ。
[歌のおねえさんにそう告げれば滑るように酒場へと飛び立ち、人の姿へ。所々焦げたような香りのする肌に、右肩には治癒しかけている傷があり、お世辞にも不死と恐れられたそれの面影はない。]
……おねえさん、おねえさん。 どうして急に兵隊なんて残念なヤツらが街に増えているか御存知ですかぁ?
[身体をぐい、と伸ばしてから首を傾げて問うてみる。暫く街の外れに居た上に、視力があまり良くないのも相まって現在の状況を確かめておきたいのだが彼女>>64は何か知っていただろうか。]
(70) 2015/01/14(Wed) 23時半頃
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…正直、よくわからないわ。噂になってる、行方不明事件を調べているらしいけど…私達に質問するのは、亜人を疑ってるからなのだろうけれど、どうも…質問がズレてるのよね…トマトジュース飲むかしら?一応、動物の血もあるわよ。
[なんとか予想できる理由を並べてみるものの、自信は無い。それよりは、傷ついた常連客>>70の体力を回復させる方が先だ]
(71) 2015/01/14(Wed) 23時半頃
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[貴方こそ(>>69)、と言われれば確かにそうではあるのだが。 唯、如何しても気掛かりが一つ。]
今日は違和感が凄くてですね。 …帰るには解消しておかなければならないんですよ…“影”の気配をね。
[言ってから、嗚呼言い過ぎたと思っても後の祭り。 詮索されそうな事をわざわざ言う必要もなかったのにと思えばほんの少し苦笑を見せる。]
一応感覚を頼りにうろうろしているんですが、ご存知ありません?
[“影”の本人に“影”の居場所を訊くなんて、知っている人間が見たら滑稽以外何ものでもないだろう。 それでも目の前の男がそうとは思いもしない侭に尋ねてみたが、彼はどう反応するだろうか。]
(72) 2015/01/15(Thu) 00時頃
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[影、と言われても特に動じる事も無く はぁ、と溜息のような生返事を返しては気配を感じるという彼に対して「何を言っているんだ」とでも言うように]
知らないです 俺が知ってたら街は大騒ぎですよ
[大体自分で操作しているわけでもないし、と心の中でボソリ 元々故意的でもなかったものが、いつの間にか大きな事件になっていただけで。それの“原因”すら自分にはよくわかっていない]
貴方はそんなの探して何がしたいんですか? 自分の得にもならないのに、どうして
[気が付いたらそう聞いていて お喋りな彼が移ったのか、自分もどうやら口が滑るようになったものだ。影の気配を察するという彼が、どういう気持ちでこの辺を探しているのかは自分には皆目見当もつかない]
…あまり夜遅くまで出歩くものじゃないですよ
[再度そう忠告をする これ以上は、どうなっても知らないと言わんばかりに*]
(73) 2015/01/15(Thu) 00時頃
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