105 CLUB【_Ground】
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
ミナカタに10人が投票した。
藤之助に1人が投票した。
ミナカタは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
テッドが無残な姿で発見された。
イアンが無残な姿で発見された。
藤之助が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ベネット、ホレーショー、チアキ、シーシャ、ヴェスパタイン、ヤニク、シメオンの7名。
|
今日も冷えますね。
[寒空の下、ランタンが暖かそうに揺れている。 VIPルームに訪れる人影は、二つ減り。 連れ添うように階下からも、二つ減った。 深い緑に促され、貴方はまた店の奥へと足を進める**]
(0) 2013/12/21(Sat) 02時頃
|
[まだ自分はスーツを着たまま、イアンを抱き上げるとベッドルームへと運びそのまま2人で倒れ込む。
ダブルクッションのマットレスが2人の身体を受け止め僅かに揺れた後。
やっと自分がまだ服を着ている事に気がついて乱暴に脱ぐと、そのまま床に投げ捨てた。]
|
[濡れた毛布の間からフレームのない眼鏡が見えて、 銀の蔓を摘んで耳に掛けた。
ささやかに歪む視界。
濡れて絡みつくジャケットを床に投げ、 白いシャツの胸にチアキを抱き寄せた。]
かわいいね、チアキ。
[尾を撫でる手が下へおりて、 付け根からさらに下へと移る。
指先ですぼまりをくすぐるように撫ぜ、 会陰に触れてまた戻る。 指先をわずかに中へ埋め、 モニターにチアキの顔がよく映るよう、身体をずらした。]
(@0) 2013/12/21(Sat) 02時頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 02時頃
|
[頬に当たる、ティーの服の感触が変わった。 小さな耳は床に落ちる布の音を聞いて、彼の服が一枚脱ぎ捨てられたのだと分かる。]
ティーが、 近くなった、ね。
[ぽつりと零れた呟きは、後孔に触れる指に漏れる喘ぎに掻き消される。 もどかしい刺激に腰が揺れ、後孔がぱくぱくと震えた。 ティーの指先を締め付け、奥へ誘おうと蠕動する。]
ん……ッ 、 は、ふ、あ …あぁ、 ティー、 もっと、 おくが、 い……ッ!
[声と共に自身の手が下肢へ伸びる。 ティーの腕に触れると、力の入らない指で肌をなぞった。]
(1) 2013/12/21(Sat) 02時頃
|
|
[>>2:387 難しい、と言われて、小さく苦笑を零す]
そうだな、俺にも難しい。
[思えばこれまで、いろんなものに手を伸ばし損ねた。 いろんな理由をつけて、半端を漂ってきた。 あと一歩を踏み出さない性分]
(@1) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
―ミナーの家へ―
……風邪、なんか ひかない。
まあ、でも……そう謂うんなら。
[そう、答え。
言葉少なな時間を経てたどり着いたマンションに眼を丸くする]
……大きい、な。
部屋が、たくさん。寮みたいなもの、か?
[少しずれた理解。
手を引かれ、やや緊張気味に、到着する]
|
[帰り際、ティーを捕まえて、熟慮の結果をそっと告げる。]
UG:4148。彼を家で引き取りたい。 来週までに準備を頼む。
それと、服のサイズを採寸して、ココに送っておいて貰えるかね?
[アドレスを渡して、その日はひとりで帰る邸宅。 迎えるに当たって足りぬものは、さしあたって彼の着る服くらいだろう。
そもそもが妾を囲うための隠れ家。 寝室も居間も書斎も風呂も、そのように出来ている。 クローゼットの中は、ドレスばかりが詰まっているが。]
(2) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
─ 1週間後・自室 ─
[この一週間も、やはり、誰かを”世話”の為に呼び出すことは多かった。 フーにも幾度も……おそらく、一番多く連絡を入れたのだろうけれど、受け容れられたのは何度だろう、断られたのは何度だろう。]
……爪。
また、伸びてきたんだぞ。
[爪研ぎは毎日している。 けれど、またそろそろ、研ぐだけでは追いつかなくなった爪が伸びてきた。 誰かを呼んで、切ってもらった方がいいだろうか。 視線はちらりと、床に転がしたままの端末を見た。]
…………。
(3) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
―翌週・研究ルーム―
あ゛あ゛―――――――。
[二週間前と同じ構図がここにある。 強いて言えば先々週よりはまともに睡眠もとっていたし、それほど汚くもなかった。 与えられたシャツとスラックスは、暫くの内に伸びて汚れてそのままだが 髪が脂っぽく、体が汗臭いだなんて事にはまだなっていないようだ。]
風邪くらいほっぽっときゃ治るだろ過保護なんだよ、ったく。 俺に移ったらどうしてくれる。
[いつだかに買われて行った動物のケアが最近立て続けに入っていた。 冬の寒さにやられたらしく、風邪を引く個体もあるらしい。 男はわしわしとぼさぼさの頭を掻いた。 すこし、鼻を啜って。]
(@2) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
[耳に届いた呟きに、くっと奥歯を噛むけれど、 硝子の球面レンズの奥の薄氷はもうゆれることはなく。
いつもよりも時間を掛けて、 いつもよりも丁寧に、指先でチアキのからだを開いた。
これ以上入らないというほど奥へ挿しこんだ指が チアキのやわらかく濡れた襞を掻き回す。 奥にしこりを見つけ、そこを擦るように刺激した。
一度気をやらせた後、 今度は唇でチアキの屹立を含み、音を立てて舐る。 指と唇とで深い愛撫を施す間、 ティーはもう、一言も喋らなかった。
何度目かの絶頂にチアキが意識を失うまで、 仔栗鼠の部屋には、チアキの甘い嬌声だけが響く──。**]
(@3) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
それぞれが家族という単位で生活しているから、
寮とは少し違うかもなあ。
でも、廊下で誰かとすれ違ったら挨拶はすること。
[一人で外出させることはそうないとは思うけれど。
到着した部屋、鍵を開けて室内へ。
説明したとおり普通の部屋は掃除はしたが
まだタバコの臭いが残っているだろう]
外から帰ったら必ずただいま、っていう。
もしテッドが留守番してたなら、おかえりって返す。
おはようとかおやすみとか、挨拶は大事だ。
――で。
テッド、おかえり。
[両手を広げて、おいでと口だけで誘う]
[ベッドに倒れ込み、彼が服を脱ぐのを見ると密かに落ち込む。彼ばかりにさせているのがいやだった
でも、そんなこと一瞬でどっかいってしまうくらい彼の裸を見てまたこれでもかと言うほど顔が真っ赤に]
|
[一週間の間に、残された動物たちの世話も勿論行った。 誰に対しても男の口調は淡々としていて、愛も温度も優しさも与えることはなかった。 虎からの呼び出しが増えた気はしたが、二回に一度は部下を向かわせた。 男に世話をされる事に、意味を見出してしまわぬように。]
さぶ
[淹れたての珈琲を啜る。 一週間前も、部下が気遣ったのかなんなのか熱い珈琲を淹れてくれたか。 思い出して、ああもう一週間もたったのかと平然と思った。 仕事があるということは、色んなものを忘れさせてくれる。 実に都合のいいツールだ。]
(@4) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
―翌週、広間―
室温、上げてくださーい。
[研究員たちにそんな言葉を無差別に送る。
寒いのなら部屋に戻ればいいのだが、みんなのいる場所から離れる踏ん切りがなかなかつかず。 この一週間で全冊呆れるほど読み倒した絵本の一冊を今日も膝に、低反発のボールを背もたれに 柔らかな温もりを与える毛布にくるまっていた]
……んー……。
[絵本で顔を半分ほど隠して、唸る]
(4) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
[互いに何一つ纏わぬ姿になれば、そのままイアンの上に乗り身体を重ねた――。
滑らかな肌に肌が触れ、これから1つになる喜びが全身を駆け巡る。]
イアン…
[もう何度呼んだかわからない、彼の名前を呼ぶ。
まるで何かの呪文のように小さく呟きながら片手で後頭部を押さえて口づけ。
もう片方の手で項を、胸を、脇腹を順に撫でていく。
まるで手の平に吸い付くような感触に心が躍る。
唇から離れ、手が辿った後を追うように。
そっと、桜色に咲く小さな胸の突起に舌をのばして舌先で舐め、吸い付いて、舌で転がした。]
ここは…、感じるかい?
[あの店内で直接イアンが"世話になる"場面を目撃していない。
けれど会えない間、必ず3人の内の誰かにこういう事をされていたはずだった。]
|
ヤニク、
[髪を梳き、耳に触れて、囁く声を間近に吹き込む。 触れる歯先と舌。噛み付くとも言いがたいささやかなそれが、こちらへそっと手を延べた気がして**]
(@5) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
[先週された、購入の意思を示す言葉。
すぐに他の愛玩動物に知らせようと思ったのだが、みんなイアンとテッドがいなくなってデカイ衝撃を受けていたから。 もう少し落ち着いた頃に、もう少し落ち着いた頃にと、悲しい顔を見たくなくて言い訳して、日にちをずるずる延ばして。
結局、今日まで完璧に隠し通してしまった。
絵本で完全に顔を隠す。 どうしようか、と真顔になる蛇一匹**]
(5) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
さて…誰の手が一番"感じる"かな…?
[滲み出るのは男としての嫉妬心――。
もう片方の胸の粒を指の腹で撫でまわし、親指と人差し指でつまみ上げながら、少し意地悪な問いかけをして。
イアンの顔を見つめる。**]
|
えーえーつーとー。 今日は蛇がご成約ね、誰が“運ぶ”よ?
[手元ではキーボードを打ち込みながら、研究ルームにいる部下に問う。]
他にいたっけ? つか、てことはあと一人か。
[成約を迎えていない客の数は、残り一人。 その客ももし決まれば、愛玩動物は必然二匹残る事になる。 残される動物は何を思うのか。 男は襟足に手を伸ばし、掻き毟る。 そこには先週ついた噛み痕も癒え、首に揺れる銀色もなくなっていた。]
(@6) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
[爪の伸びた手で端末を持ち、じっと見つめる。 黒い画面には、自分の顔が映っていた。 そこを、そっと小指で触ると、アイコンと文字が現れた。 その時画面に一緒に出てくる、四桁の数字は一体何なのだろう。 自分達と同じく製造番号なのだろうかと思ったが、いつ見ても、違う気がする。]
……んー。
[不思議に思いながら、端末を操作する。]
(6) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
ふ、 くぁ……ッ てぃ、 も、むり……ぃ
[ティーの指が的確に前立腺を擦り上げる。 苦しげな、けれど甘さを帯びた喘ぎが部屋中に響き、暫くして白濁を吐き出す。]
あ……ぅ、 ふ んんッ、 は…んぁ てぃー、
[ティーの舌が、指が、的確に昂ぶりのいいところを刺激する。 蕩けた声に苦しさはなく、ただただ快楽の波に翻弄されていた。]
[幾度かの快感の中、リスはティーの名前を呼び続ける。 反応がないことに痛む胸を無視して溺れようとするけれど、溢れる涙は枯れることがない。
意識を失った時、リスの頬は目隠しで抑えきれなかった涙で濡れていただろう*]
(7) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
[職員がいつも通り激務に追われて、月日の経つのも忘れている頃、 隠れ家に引きこもるのが常となっているご隠居は、一日千秋の思いでその日を待っていた。
銀の髪、白い肌、赤い瞳。 その姿を思い浮かべて、何が似合うだろうと考えて。 その色が引き立つ黒いスーツや、だらりと着るのによい着心地重視の部屋着やら、 クローゼットの一角が新しいもので埋まる。]
(8) 2013/12/21(Sat) 02時半頃
|
|
[2人して迷子の様だと耳を擽る声>>@1に 同じ様に困った様に笑う]
サミュエルが判らないのは俺にも判らないの。
[羨む醜い自分に目を背けながら彼の肌に舌を這わせる。 教えられたのは人間を悦ばせる性戯。 仮初の主に奉仕するように、見えない分鼻を押し付け 唇で肌を探す]
(9) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
[黒塗りのリムジンは、今週も同じ道を通る。 目深に帽子をかぶった後部座席の男は、真新しい包みを抱えていた。**]
(10) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
─雨の夜 宴の後で>>2─
[濡れた服を着替え、 スーツよりはラフな服装に白衣を羽織ったティーは、 呼び止められて、すぐに察した。]
…──いえす、さー。
[告げられた端的な指示に、短く返し、 親指で、喉の紅を一度だけ、撫でた。**]
(@7) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
[仲間たちと戯れるでもなく、目隠しをして研究員たちにされるでもなく、向かい合って与えられる行為に慣れず恥ずかしさに顔を背けながら与えられる行為に鳴いた]
ゃ あぁ、んぅ
[口づけが離れ胸の果実を弄られればびくびくと体が震え、声があがる。]
...だれって、 うぁっ!
[そんなの聞かれずとも決まっているのに彼はどうして聞くのだろう。熱い息を吐きながら涙を溢しそうな瞳だけをちらと彼の方へ向けた**]
|
[採寸は、その日の内にシーシャの部屋で行われ、 きっちりと、指定のアドレスへと送信された。**]
(@8) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
[決められたのは君のおかげだと、あの日ティーの耳元にだけ囁かれた、ささやかな謝礼。
他の子にも良縁を結んでやってくれと添えた言葉が、彼にとって酷い重圧になるなんて、この時にはまだ気づいていなかった。**]
(11) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
[通信は少しずつ増えている虎からのもの。 先週のあれは、おおいにマズったかと。]
どっちでもいい、悪いんだが虎のとこ行ってくれねぇか。 爪切ってほしいんだと。 俺は世話を、ちょい離れる。
[それは虎だけでなく、単純に愛玩動物全体に対しての事である。 理由を聞かれれば隠すことなく“寮での生活に慣れさせないため”と 淡々とした声で答えるだろう。]
代わりに、接客、シマス。
[そしてとても嫌そうに、眉をしかめてそう言っただろう。]
(@9) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
― 一週間後・広間 ―
……。
[広間の中に、毛布の塊がひとつ。 元々の種族が冬眠をする体質のため、寒さには滅法弱いのである。]
……。
[どこかぼんやりとした意識の中、無意識の内に指先を甘噛みする。 そこに触れたのは――]
……っ!
[小さな耳がぴんと立って、瞳が動揺に震える。 きゅう、と目を瞑って、毛布を全身に被った。 しかし尻尾は隠れきっておらず、先がちょこちょこ顔を出している**]
(12) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
[呼ばれた名前に答える様に唇を肌に落す。 人間の悦ぶ場所に奉仕して。 それから自分の欲求を解放して貰う。
それが常にセットになっていた。
ただ、今だけは何かを振り切るように現実から 逃げるように殊更熱心に奉仕を続けていた**]
(13) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
フランクは、切れた通信に溜息一つ。
2013/12/21(Sat) 03時頃
|
─雨の翌朝 研究ルーム─
[出勤後、最初の仕事は、 夜の間に上司が生み出した灰をゴミ箱に捨てること。
いつものように、吸い殻たちをゴミ箱に流し込もうとして そこに、見慣れた銀の鈍い輝きを見つけた。
灰まみれのそれを手に取って、蓋を開いて見るけれど 過去の恋人の顔でも拝めるかと期待して覗いた中には、 誰の写真も入ってはいなかった。]
───……、 フー……?
[なんとなく、それを白衣のポケットに滑りこませ、 吸い殻の溜まったゴミ箱の中身は 燃えるゴミの袋へと移された。
前夜久しぶりに活躍した埃まみれの珈琲ミルは、 昼頃にはもう、早速書類の山に埋もれていた──。**]
(@10) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
− 一週間後・広間 −
[雨に続いて雪ともなると本格的に毛布と共に 移動するようになっていた。 寒いだけなら耐えられるが、湿度が加わるとなかなか 身体の調整が効かない。
それでも白い結晶が珍しくて窓に貼り付いて 上から落ちる華を飽きもせずに見つめていた**]
(14) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
僕じゃないと、駄目……。
[大切な仲間から送られたメッセージ、それを呪文のように唱える。 そうしないと、何かが溢れてしまいそうで**]
(15) 2013/12/21(Sat) 03時頃
|
|
[通信を切ると、ひどく不満げに端末を睨み付けた。
理由は何度も聞かされて、頭では一応理解したはずなのだが、どうしても納得はいかなかった。
しかし、何故、納得いかないのか。 何故こうも、些細なことに苛立つのか。 フーに拘ってしまう理由は……
……それもまた、分からなかった。]
(16) 2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
|
[───バリッ。
端末をベッドに放り投げると、溜まったストレスを発散させるかのように、乱暴に、爪研ぎ板に爪を立てた。 バリバリと、硬い板を引っ掻く音は、いつもの数段大きく、廊下にまで聞こえていたかもしれない**]
(17) 2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
|
[溜息を抑える方法はたった一つと言わんがばかりに そこに誰が居ようとお構いなく、煙草を一本掴んだ。 数週間前にやってきた、まだ新品のはずの空気清浄機は 2 (1.壊れた 2.瀕死の音を立てている)]
でーぇッ く しィッ !!!!
さ ―――っびい。
[くしゃみと寒さが体を駆けたのは、煙を吐き出すと同時。 一週間前とは違い、煙草の消費量は緩やかに元に戻っていた。 とはいえ今日も今日とて、灰皿は山のように煙草の死骸を溜め込んでいる。]
(@11) 2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
|
[>>11謝礼には、困ったような、照れたような微笑が返事。
いつかシーシャを海か川に連れて行ってやって欲しいと 頼んだことを本人が知れば 別に見たくねーですし、なんて言いそうだけれど。
他の子の良縁を願う言葉には、頷いて親指を立てて見せ、 客のいなくなったVIPルームで、微かなため息を漏らした。**]
(@12) 2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
|
─冷え込む夜>>@6─
受けたのは、オレだしぃ、 オレが運ぶよー。
[フーが印刷したきり散乱させておく研究資料を 几帳面にファイルにはさみながら、 シーシャの引き渡しに手を挙げる。
決意させたのが自分なら、 引き渡しまで見届けるのは自分の役目だと。
あの日からフーの首から消えた銀。 誤差程度だけれど確かに減った煙草の量。 ティーの白衣のポケットで、銀は物言わず眠っている。**]
(@13) 2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 03時半頃
|
[まさか、捨ててしまったロケットが拾われているなど(>>@10) ましてやティーの白衣の中で眠っているなど知らず(>>@13) 微かな重さを失い涼しくなってしまった首に、男が指を伸ばすことはない。]
そうか。 じゃ、もう一匹決まった時はサミュに行かす。 ああいうのは、経験しとくべきだからな。
[目の前で目隠しが外されるという儀式めいた、それ。 一種の心的外傷(トラウマ)にもなりかねないもの。 “男”としては味わわせたくない事だが、“上司”としてはそういうわけにもいかず。]
つわけなんで虎の方はサミュ、よろしく。 ティーは蛇頼んだ。
[ぴらぴらと手を上げた。 男はまだ研究ルームを出るつもりがないらしい。]
(@14) 2013/12/21(Sat) 04時頃
|
|
[引っ切り無しに印刷を続けるプリンターの音と、死にかけの空気清浄機の悲鳴。 ずぞぞ、と珈琲を啜る。 先週淹れられた引き立てのドリップに敵わないインスタント。 煙草と相俟って、口の中は泥臭く感じた。 モニターを確認すると、其々の動物達が見える。 広間には使い慣れたであろう三つのボール。 所々に散らばった10冊の本。]
――――――。
[思いだしたように、机の中の奥底から取り出したのは 怪獣が表紙に描かれていたものと同じ絵本。
ぱら、と捲る。]
(@15) 2013/12/21(Sat) 04時頃
|
|
[ティラノサウルスがアンキロサウルスの子供を拾う、話。 はじめは餌にと捕まえたそれが、奇妙な親子関係となり。 そこに幸せを見出し、けれど結局結末は――――。]
やっぱこれ“は”好きだな。
[他を読んだことがあるわけでもない。 新作を書くらしいが、中身はどんな内容になるのやら。 ただのラブエッセイとかありえるんじゃないか、なんて鼻で笑いながら。 絵本を数度読み返す間、煙草の煙が静かに *揺れた*]
(@16) 2013/12/21(Sat) 04時頃
|
|
【_Ground】
[ここに初めて足を踏み入れたとき、 同じコートで、だが足取りははっきりとしていてもう少しがたいがよけへれば振動でも起こるかという具合]
あれから一週間。か
[研究員を探し端末を操作した]
(18) 2013/12/21(Sat) 06時頃
|
|
あ゛ーーーーー…。
[端末から聞こえた客からの声に、ずると鼻を啜る。 部下たちに声をかけてから少し思案顔のまま。 まだ暫くは *研究ルームに*]
(@17) 2013/12/21(Sat) 10時頃
|
さてと。
基本的にはこの家の中でテッドは自由だ。
何を使ってもいい食ってもいい。
ものを使ったら元に戻す、くらいか。
まあ、キッチンは危ないんで刃物とか火とかは俺が居るときに。
あと仕事部屋へは、入るとき気をつけろ。
たばこ臭いぞ。
締め切り前にイライラしてたら、あと煮詰まってたら
……頭撫でてくれ。
そんくらいかな。わかんなかったら、また聞け。
何度でもいい、自信ないなら確認が大切だ。
んで、外出するときはまた別だ。
[照れ隠しでルールをざーっと話し出す]
家族、…群れ……
……皆、“しあわせ”に暮らしてるのか
[ミナーを見て、頷き]
挨拶、わかった。
[家に入る前は、こくりと緊張で
唾を飲み込んで。
くん、と鼻を鳴らすと煙草の香りが鼻腔を擽る]
―――、あぁ、わかった。
[両手を広げて
おいで、と誘われれば、薄く頬を染めつつも、そっと体を預けるより他はない]
さーな、他がどうかは知らんけど。
今日から、俺とお前で家族だ。
[多分フーとはちがう銘柄の香り、それでも減った]
おかえり。
[体格が近いから飛び込まれたら倒れていた、
そんな心配もなく腕の中にテッドを捕まえて
ぎゅむ、っと抱きしめる。
挨拶なので直ぐに解放するが]
[きょろきょろと辺りを見回して、調度品や見慣れないものに瞳孔がくるくる動いた。]
……確かに
[少し、違う臭いがする、と呟きつつ]
なんか、寮になかったものがたくさんあるんだな……
仕事部屋では、
ずっと煙草か?
……――
[きょとん、としたが
尻尾を揺らし、うん、と頷いた]
任せろ。
[立て板に水のルール説明、耳を動かしながら聞き入って]
――家族。
[なんだか、くすぐったい気持ちになる。口のなかで繰り返して]
……ん
[照れくさそうに、はにかむように小さく笑む。]
――ただいま
[練習、といったところか。ささやくみたいに謂って、――離れた時には、照れくさそうに眼をそらす]
|
− 広間 ー
[ふわふわと空から落ちる白は映像でしか見た事は無い。 ただとても冷たくて儚いものだと教えてくれた]
何で雲からいっぺんに落ちて来ないの?
[華より暗い灰色の雲。 雨雲よりは白くて、何故そこから少しずつ落ちてくるのか 不思議で、怖かった]
(19) 2013/12/21(Sat) 12時半頃
|
|
綺麗だけど冷たくてすぐ消えちゃうから嫌なの。
[のそのそと窓から離れると同じく寒さに弱いだろう シーシャの毛布に潜り込もうと試みた**]
(20) 2013/12/21(Sat) 13時頃
|
|
―回想・雨の日の―
[>>9 わからない。困ったように笑うヤニクに、寄り添いながら笑みを返す]
いつか、わかるようになるんかな……。
[抱き寄せる腕は力強く、迷子の道で握りあう手のように。
肌を這う舌。落とされる唇。主にするように捧げられる奉仕。 研究所員の“世話”は道具の代わり。快楽がなければ生きられぬ動物が、自らを慰める手の延長上。 ヤニクが「奉仕」の方法を教え込まれていることは聞いているから、止めはしない、けれど]
……っ
[吐息の零れそうになるのを呑みこもうとして、余計に熱がくすぶっていく]
(@18) 2013/12/21(Sat) 13時頃
|
|
[教え込まれた人間への奉仕。けれどそれ以上の切実さを伝えるヤニクの唇。 苦しげに眉根を寄せて、零れる吐息は宙に消えゆく。
奉仕の後に与える欲求の解放は、寄り添いながら深く、静かに。時折耳元で名前を呼ぶだけで*]
(@19) 2013/12/21(Sat) 13時頃
|
適当に、あれこれさわってみたらいい。
そこまで危ないものはない、はずだし。
仕事部屋では、うん。
これでも減らしたんだ、まだ。
[空気清浄機も買ったが、効果はあるのかどうか]
でー、だ。
[堅苦しいコートとスーツを脱ぐ、
ネクタイまで緩めてやれやれと一息ついて]
着替えてくる、ソファー座ってろ。
ついてきてもいいけど。
[指さすのは寝室の扉]
|
―雪の日、研究ルーム―
[それからの一週間も、滞りなく過ぎて。 上司の首元からあの銀色がなくなったことには気付いていた。 あの手紙に書き添えられた言葉を問いたくとも、昼も夜もなく仕事に埋もれる上司にそれを聞く機会もなく。
また客の訪れる日が来た。 上司から「蛇」の購入希望が出たことを告げられる]
……へ? 引き渡しに?
[どっちが行く、と問われてポカンとした表情。 先週のことから、引き渡しは連絡を受けた所員がいくものだと思っていた。 違和感を感じつつも、同僚がそれを引き受けたので話はそのまま。もう一匹が出た時の引き渡しを命じられ、経験した方がいいと言われると、納得するしかない]
(@20) 2013/12/21(Sat) 14時頃
|
|
もう一匹か……。
[もともと動物の世話役として入って、客とのやり取りの経験は少ない。引き渡しの場面は、知識でしか知らない。 自分がUGグループの、最後の一匹を引き渡す。 それを想像してもうまく実感はできないまま]
了解っス。爪切り行ってきます。
[上司命令に従い、デスクを離れて]
(@21) 2013/12/21(Sat) 14時頃
|
|
[倉庫から研究ルームへ戻ると、新たな購入希望を伝えられた。爪切りを上司に託して、研究ルームを出る。
入った通信に、物思いを抱えながら通路を歩く**]
(@22) 2013/12/21(Sat) 14時頃
|
|
[研究ルームを出てスーツに着替え、VIPルームへ。 シメオンの姿を見つけると礼をして、自分が引き渡しを受け持つことを告げる]
準備ができましたら、ご連絡いたします。 それまでこちらでお待ちください。
[VIPルームにほとんど顔を出さなかった自分には、シメオンがなぜチアキを選んだのかは窺いしることはできない、けれど]
……チアキのことを、よろしくお願いします。
[シメオンからチアキへと、託されたものを捧げ持ち。 深々と礼を取った**]
(@23) 2013/12/21(Sat) 14時半頃
|
わかった。
[群れ――家族のルールは、絶対。狼の性質であろう。]
……そうか。
[尻尾がゆらり。
慣れるかどうか、適応はできそうだが]
――、
[寝室の扉と、ソファを見比べて
少し迷ったような素振りを見せ]
……待ってる
[座ることに、した]
[ソファの隅に座る。
猫のように顔をすり付けて臭いをつけたりはしないが気になるようだ。]
……広いんだな
[イメージは、自分が宛がわれていた部屋だから間取りひとつにも物珍しさがある。
まだ少し、濡れている耳に触れて]
[ポケットから取り出す、
“餞別”のレシピと、メッセージ]
――……うぃ、うぃっしゅ――
[拙さに自分で半目になる。
発音は諦めた。
代わりに翳すように見て、
大切にテーブルの上においた。
時間がかかるようなら、寝室の方そっと様子を伺いにいく。
だって、気になるのだ。]
|
― 一週間前・自室 ―
[快楽の海に溺れて、意識を飛ばす。 夢の中で見た影は、果たして誰のものだったのだろうか。 瞳を開けて、ぼんやり考えるけれど、顔が思い出せない。]
ティー…?
[ティーの気配がないことを確認してから、目隠しを外す。 身体はきっと、清められていただろうか。 少しだけ掠れてしまった声、喉仏を押さえる。]
ぁ……、
[端末に着信の光が見えた。 そっと手を伸ばし、震える指で返信する。]
(21) 2013/12/21(Sat) 17時頃
|
軽い怪我位なら経験だけどな、
痛いのはやだろ?
[あまりくつろぐのは上手くなさそうな予感。
命令を忠実に守る猟犬のような、イメージ]
減らすよ。
[言い残して寝室へ、
ここは大きなベッド(流石にシーツは変えた)と
クローゼットくらいしか無い部屋。
簡単な部屋着に着替えてから、リビングへ]
……そうだな、
怪我したら、色々、困るだろうし。
[猟犬か、忠犬か。
見も心もささげることを決めた主への態度、だが]
……そうか?
[そういえば、苦手ならば減らす、など
謂っていたか。ソファから立ち上がろうとしたところでリビングに戻ってきたミナーが見えた]
|
消えるから綺麗なんじゃねーですか。
[>>20毛布に潜り込もうと近づいてきたヤニクに場所を開けてやって、絵本から顔を上げる。 床には差し入れの10冊以外にも、部屋から持ってきた本がいくつか散らばっていて、半径1mは蛇の空間が出来ていた]
いつまでもあったら飽きられるだけでしょーに。
[むぎゅ。冷たい体で抱きついてやる。 悲鳴をあげられても構うものか。迂闊に入り込んできたヤニクが悪い。 哺乳類の温さを堪能しつつ、無表情のまま頬ずりする。 そのまま、しばし静止して]
……ああ、でも。うん。
やっぱ、言わなきゃ余計泣きますよね、あんたは……。
[周りに聞こえるか聞こえないか程度の音量で、つぶやき]
(22) 2013/12/21(Sat) 17時頃
|
|
……だいたいどんなことでも、秘密ってのは自分で喋っちまうもんなんですよねえ…。
[ふ、と息を吐いて、毛布をヤニクと自分の頭に被せた]
(23) 2013/12/21(Sat) 17時頃
|
[ついてくると言っていたらそのまま雪崩込んでいた
かもしれないがそんな心の準備もまだで。
すっかり普段の格好に戻り、着古したトレーナーと
チノパン姿でソファーへ]
探検はいいのか?
こっちが寝室、あっちが仕事部屋。
並んでるのがトイレとバスルーム。
[それぞれ狼の鼻ならば、匂いの違いで判断できそうだと
説明はざっくりめに指で示すだけ。
そこで、テーブルに、広げられたレシピに気がつく]
|
[端末を閉じると、深く、長い息を吐く。]
―――、―――――♪
[紡ぐのは、幸せを願う虹の歌。 意識が眠りに落ちるまで、部屋の中に歌が響いた*]
(24) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
|
……いや、 待ってろって謂ったから
[融通が利かなかった。
行けばよかったか、いやしかし、という葛藤がある狼である]
していいなら、する、けど……
[でも。
まずはミナーのほうに体を向けて、
匂いをかいで、しかしやや緊張気味]
仕事部屋、確かに、ちょっと、うん、煙草くさいな。
[ストレートである。]
それ。なくさないように、って思って
出しておいた。
|
― 現在・広間 ―
[それからの一週間、リスはいつもと変わらない日々を過ごすよう心掛けた。 ヤニクと一緒にいる時間が増えたり、画用紙と睨めっこする時間が増えたり、少しの変化はあったが、それでも先週よりはずっと、気持ちも落ち着いている。]
うーん……、
[シーシャとヤニクがごそごそ動いているのを横目に、今もまた、毛布から尻尾の先だけを出して、画用紙に向き合っているのだった。]
(25) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
|
|
[ヤニクにはこっそりと、シーシャとホレーショーも二人きりになることがあれば、ぽつりと自分の未来について話しただろう。
――シメオンさんのところに行くんだ、と。]
(26) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
|
待ってろとは言ったな、ああ。
でも怪我しない程度に自由にしててもいいとも、言ったぞ。
[待たせたなと、軽く頭を撫でて褒める]
いいぞ?
消臭が間に合って無いんだ……換気しとく。
[長年染み付いた臭いは薄まれど、
完全には消えないかもしれない]
冷蔵庫にでも、貼っておくか。
まだそんな料理作れない。
……う。
そ、そうか。……そうだったな。
[困ったように眉を寄せた。
もっと融通を利かせられるようになるには少しだけ時間が必要そうだ。撫でられて心地よさそうに眼を閉じる。緊張がすこし、ほぐれたようだ]
わかった。
[でも今は離れない。ちら、と見るもなかなか]
いや、まあ、そのうち慣れるんじゃ……ないかな……
[疑問形であった。そのうちミナーのにおいのひとつだと認識するようになりそうだ]
……料理、練習、しないといけない な。
[貰ったアドバイスなど、思い出しつつである。しかしローリエってなんだろう?レベルだ。]
|
―研究ルーム―
――――――チッ。
[ちらほらと届く通信、部下との会話。 その中にひとつ、男にとっては酷く返答に困難なものがある。 マイクが舌打ちを拾わなかったことには感謝するしかない。 深く考え、考慮を繰り返した結果。 繋いだ通信に乗せる声は、どんな色をしていたのだろう。]
(@24) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
|
|
――――お前は“愛玩動物”だ。 主人を選ぶ権利は、お前にはない。 買われて目を合わせれば、それが絶対だ、抗えねぇ。
[酷く冷たく、ともすれば吐き捨てるような声。 当たり前の残酷な事実を淡々と告げる。]
下らんこと思う前に、買われることでも考えろ。
[研究ルームに、あるいは繋がる小型通信機にさえ声が拾われる。 部下たちの耳にも、モニターの向こう側にも。]
(@25) 2013/12/21(Sat) 17時半頃
|
|
[バリバリと乱暴に、爪研ぎ板に爪を立て、掻き毟る。 合板製の、非常に丈夫な研ぎ板は、既にあちらこちらが剥げ、深い爪痕だらけとなっていた。 それでもなお、バリバリと]
グ……ガゥッ!
[ささくれ立った破片が棘となり、指に刺さった。 痛みに顔を顰め、血の滲む指先を見る。 けれど、棘を引き抜くと、また爪研ぎを再開する。 新たな棘がいくつも刺さって、板に赤い筋ができようと、指先が染まろうと、お構いなしに。]
グ、ゥゥ……!
(27) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
っ、たく。
[ままならん、一言だけ呟いて。 渡されていた爪切りを手に寮へと歩き出した。]
――――――。
[過去は重なれど、既に捨てたもの。 感情は重なれど、既に殺したもの。 固く閉ざし。]
(@26) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
[包みを抱えて、通されるVIPルーム。 硝子越しに見える姿に目を細めて。]
あぁ、向こうの準備が出来てからでいい。 時間は、あるから。
門出の日には、ちゃんとお別れをしておくべきだ。
[温かいものを頼んで、ゆっくりと待つつもり。]
(28) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
―寮・虎の部屋―
[中からは丁度、爪を研ぐ強い音が漏れている。 荒れてるな、と客観的に思いながら扉を強めに叩いた。]
おい、虎。 来てやったぞ、目隠ししろ。
[来ないといいながら訪れる声に、虎の機嫌はどうなるか。]
(@27) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
− 広間 −
[白い華を眺めながら端末にメッセージを吹き込む。 程なくして返って来た返事に一瞬耳と尻尾が大きく跳ねた。 膨らんだ尾も耳も直ぐに沈み、息で曇る硝子の一部に 泣きそうな自分の顔が映る。 急いで袖で顔を拭くと、シーシャの巣へと潜り込んだ]
冷たいっっ。 シーシャ冬眠しちゃうよ、このままじゃ。
[悲鳴を上げても抱きつかれた>>22 きゅぅん、と抗議の声をあげても体温は奪われるばかりで お返しとばかりに滑らかな肌を甘噛みする]
(29) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
飽きられる…のかな。
[シーシャの雪への感想が、何かの例えの様に感じられて 思わず窓を見たが。 続いて困った様に漏らされた声にシーシャを見直す]
どうしたの?
[掛けられる毛布に何か予感がした]
(30) 2013/12/21(Sat) 18時頃
|
|
[何日前か、チアキから、買い手がついたという話は聞いていた。 シメオンという人間の名は知らなかったが、抱き締めて、何度もおめでとうを言った。 ちょっと遠慮なしすぎて、チアキには、痛い思いをさせてしまったかもしれないけれど。
聞かされていた人間の数は4人で、愛玩動物は6匹。 計算はできなかったけれど、動物の方が多いというのは聞かされた。 もし売れ残ったら、次の客が来るまで、ここで過ごすことになるのだろうか。 それとも……工場にもどされるのか。]
ウゥ………
[嫌な記憶に、顔が歪む。]
(31) 2013/12/21(Sat) 18時半頃
|
これから、俺の言葉だけでなく
テッドが考えて判断するときが増える。
その時答えが出せた方がいいからな。
例えば夕食、何食べたい?
肉か、魚か、野菜か?とか。
[問うときは選択肢も一緒に提示するつもりではあるが。
撫でられると嬉しそうなので、余計にわしゃわしゃ、
たまに耳を摘んでは、軽く引っ張る悪戯も混ぜて]
健康にも良くはない、から、努力する。
[テッドの為にも長生きは、したい]
この、ローリエとか何だろうな。
料理って知らん単語多い。
[この飼い主もまるでだめだった]
|
─ 自室 ─
ヴ……!
[いつもならすぐに気付く足音にも気付かず、夢中で爪研ぎ板を掻いていたが、強いノックの音に、ようやっと手は止まる。]
……フー……。
[扉に向けた、濃青の瞳が揺れる。 小さく軋む牙、その表情は、睨み付けるかのようで]
……つけたんだぞ。
[うっすら赤く染まった指でしめた目隠しは、かなり大雑把なものだった。]
(32) 2013/12/21(Sat) 18時半頃
|
……ん。分かった。
――その中だと、肉、かな。
[選びつつ、少しずつ、学習する。
撫でられ、耳を引っ張られれば
ん、と小さく声を漏らし。
じい、っと見た後、口の端をぺろりと舐めて――]
健康は、大切だ、と聞いた。
そうしてくれ。
[頷きつつ、料理の単語と格闘することが決定した瞬間であろう]
|
― 広間 ―
キュウ……。
[画用紙の前に握り締めていた色鉛筆を放り投げようとして、思い留まる。 きちんとお片付けをして、あとで部屋に持って行くために隅へ置いた。 先週からある大きなボールに飛びついて、ころりころり、転がってみる。]
ん……?
[その片隅に紛れた手袋>>2:3を発見すると、興味深そうに尻尾を揺らす。 抓み上げて、ふすふすと鼻を鳴らしている。]
(33) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
ほんとうに!!??
[突然毛布の塊から大きな声があがり、がさごそと 蛇の巣は動いて見えただろう]
(34) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[最後の客が購入を決めたと 上司から聞いたのはどこでだったか。
短い返答のあと、 何かを言いかけられて、息を止める。]
(@28) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[大丈夫。 ちゃんと“いつも通り”、言えてた。
それ以上なにか言おうとして 言葉と一緒に閉じ込めた感情(もの)まで 零れ落ちてしまうのが怖くて 舌は凍り付いた。
忙しい上司は、 きっと部下の長い沈黙の意味など気づかない。
──気づかない(で)。]
(@29) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
キッ!
[手袋に意識を取られていたからか、ヤニク>>34の声に尻尾の毛を逆立てる。 ここに来た頃よりも頻度は減っていたが、それでも驚きだけは予防できない。]
(35) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[まじわらない沈黙を 通信を切るというかたちで 先に破ったのはティーだった。
鈍いようで敏い上司に、見抜かれるのを恐れた。]
(@30) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[ず、と置かれた珈琲を啜る。どこか落ち着かなくなって寒いからなのか今から起きることからなのか。ふる、と手元を振るわせた。]
あ、僕はいつでも大丈夫。待てるよ。
[店員が声をかければそう答える。 少々大きすぎる値段を書いた紙を研究員には渡すつもり。]
(36) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[店内で
____おそらく最期になるだろう端末を手に取る。入っていた着信には自分を気遣う言葉。知的なリスらしい比喩表現]
っ。
(37) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[毛布の塊はチアキの威嚇>>35に静かになった]
(38) 2013/12/21(Sat) 19時頃
|
|
[相反する願いは 張り詰めた氷の下で永遠の眠りにつく。
ティーの手が、 無意識にポケットを探り、 指先に感じた温度を、そっと手のひらに閉じ込めた。]
(@31) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
|
|
[威嚇よりも警戒、怯えが強かったのだけれど、静かになった毛布の塊>>38に耳をへたらせる。]
……!
[端末に入った着信、静かに息を飲む。 声を聞けば、瞼を震わせて、キュ、と小さく鳴いた。]
(39) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
|
|
[ばふー、と毛布の結界が解かれた。 簡易秘密基地解除。現実世界にただいま]
……あー、チアキさっきビビらせちまいましたか?すみません。
[先ほど聞こえた甲高い声に、顔を上げて。 >>39それから、小さな声に首をかしいでおいた。
もそもそと、毛布から脱出する]
(40) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
|
|
[二番目にめんどいことは済ませた。
チアキは共に出て行く者だと聞いているし、ホレーショーは無邪気に喜ぶだけだと予想していたから、言わずとも大丈夫だろうとそう思って。
泣かなかったヤニクに心底ほっとした顔をして、床に落としていた辞書を拾いがぶりと隅っこを齧った]
……。
[まああとは、自分の整理だけか。 実のところこれが一番めんどいのだが、まあ。 いま考えても仕方ないのだ。とりあえずは]
(41) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
|
|
[シーシャ>>40の声が聞こえて我に返る。 小さな耳がぴこぴこ動いた。]
う、ん。 ちょっとだけ、びっくりした。
[おすわりの体勢でシーシャの方を向くと、足元に手袋を置いたまま、蛇の真似をして首を傾げる。]
なぁに、シーシャ。
(42) 2013/12/21(Sat) 19時半頃
|
|
チアキごめんなの。
[秘密基地から続いて顔を出して、チアキに謝る。 自分も大きな音に弱いのに、声をあげて驚かしてしまった。 毛布に包まれたまま頭を下げて。 シーシャとチアキが話をするなら、 何となく察して沈黙を守る]
(43) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 20時頃
|
[びっくりさせたのはヤニクの大声なのだが、自分も多分に関わっているためつい謝ってしまってから。 おすわりの体勢のチアキに、ううんと唸る。
ふ、と。手袋に気がついてぺたぺた近づいてみた。 知らない匂いだ]
……なんか、変な顔してたんで。
[あぐぐ、と辞書をかじりながら、こもった声で問いに答えて。 何気なく手袋を拾っておく]
(44) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
肉好きか。
そのうちテッドから、あれがいいとか
リクエストしてもいいからな?
毎日肉っつーのはだめだけど。
[太りそうな。
口の端を舐められてくすぐったく、
お返しにと唇へ、舌を伸ばす]
お前もな、多分丈夫なんだろーけど。
[あれこれと検索履歴に残ることになる、ようだ]
|
[水音。
研究ルームに隣接するトイレの洗面所で 凍るような冷たい水で顔を洗う。
着ているのは クリーニングから戻って来たダークブルーの一張羅。 入れ替わりにチャコールグレーのスーツが 今頃きっとクリーニング屋の倉庫に並んでかかっている。]
(@32) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
[2人を見ながら静かにこの一週間を考える。
消えてしまう心と耐えられない心。 事情を考えれば困らせてしまう事も判っている。
判っているのに胸を締め付ける痛みはずっと消えずにいる]
(45) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
[モニターを見る目は__
決意と期待を秘めていて]
(46) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
[やわらかいフェイスタオルで顔についた水滴を拭い ノンフレームの眼鏡を掛けて鏡を見た。
薄い硝子の球面レンズの向こうで、 いつもの顔が笑っていた。]
──── ぁ。
[ポケットの端末を確認して、 一件の録音メッセージに気付く。 まださほど時間は経っていない。
再生。
そして──>>@25]
(@33) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
…────〜 っ、
[叩きつける雹雨のような、 厳しい言葉(げんじつ)に息を詰めた。]
(@34) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
狼だからな。
[誇る。]
わかった。……そうか。
まあ、寮でも工場でも葉っぱがついてたしな…。
[太らないくらい、運動はきっとしたがるはず。]
――ん、…
[唇に舌が触れると、それだけで、
なぜかとても、気持ちがいい。意識してかせずか。強請るような目を向ける]
――気を つける。
[ゆらり、尻尾が揺れた]
|
────────────────。
[無機質な白い部屋を 長い長い沈黙が満たした。
鏡に背を向けて、ティーは細い指で端末を繰る。]
(@35) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
んーん、だいじょぶ。
[ヤニク>>43の声にふるふると首を横に振る。 シーシャ>>44が近づく姿が見えて、手袋を取る様子を見ると、また首を傾げた。]
それ、シーシャの?
(47) 2013/12/21(Sat) 20時頃
|
|
[大丈夫とチアキに言われて>>47、へらりと笑う。 じゃれつこうかと思ったが、不意に届いた端末に 慌てて耳を付けて。 びくりと震えた耳と尾と、噛み締める唇を隠す様に また毛布を被った]
(48) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
―寮・虎の部屋―
入るぞ。
[少し間をおいたのは、通信に向けた怒気を掻き消すため。 しかし扉を開けるその手が、少しの怒りを残したままだ。 どんな瞳をしているかは、目隠しの下。 判断することはできず、見えた指先の惨状に。]
――――お前、なにしてんだ。
[消そうとした怒りが滲む。 つかつかと歩みより、赤い筋を描く指先をひっつかむ。 迷うことなく口に運び、鉄錆を舐め上げた。 暫くの間!何も喋らない。]
(@36) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
いや、
[>>47首を傾げる様子に、ふる、と首を振って。 片方だけの手袋をじっと見る。 温度のないそれの持ち主は、いまどこにいるのか]
……なんかに紛れてたんですかね。
[後で研究員に渡しておこう。 ぎゅっと黒いパーカーのポケットに白いそれを突っ込んで、それから]
……チアキー。
[甘えた声で、ハグを仕掛けておいた]
(49) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
[ふつりと切れた通信に、男は考える。 乾いた砂の音、長い沈黙、先にきられたことご決定打。 部下が何を考えているかなど、明確に知ることは出来ない。 ただぼんやりとした輪郭が、店のランタンの明かりのように浮かび上がった。
気付かない。 気付かないで。
そんな防波堤。]
(@37) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
[ヤニク>>48にへにゃりと笑いかけて、シーシャ>>49の言葉にはただふーんと返した。 知らない匂い、誰のものだろうとは思うけれど、思考はすぐに掻き消される。]
……キュ、
[シーシャからのハグにも慣れた。 冷たい体温に少しだけ身を震わせるけれど、大きな尻尾で蛇の背を撫でる。 うん、とだけ呟いて、少し抱きしめる力を強めた。]
(50) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
[じゃれ合う姿を眺めて、肘を付く。 流石に買い取った後もここに通うわけにはいかないし、これが最後になるのかもと思えば、無理には引き離せなくて。
二人とふたりがいなくなった店。 ミナーとはわりと話をしていたから、やはり少し物足りないか。]
シメオン、君も決めたのかね?
[手持ち無沙汰に話しかける。]
(51) 2013/12/21(Sat) 20時半頃
|
|
[モニターを眺めていると不意に声がかけられる>>51 問を聞くとこく、と頷く。]
ああ、決めたさ。ちあきにね。残してしまった子には悪いけどもともと決めてあった。この子しかいないってね。
君も、傷を癒してくれる子が?
[疑問に答え、問を返した]
(52) 2013/12/21(Sat) 21時頃
|
|
[>>@36怒気を孕む音に、耳は小さく動いたが、昂ぶった感情では冷静に汲み取ることができず、目隠しの下から怒りと苛立ちの視線を向けるのみ。]
なにって。 爪、といでたんだぞ。
[怒りの滲むような声に返すのは、不機嫌露な声。 すぐそばに転がる爪研ぎ板は、見るも無惨な状態で、あちらこちらに赤が散っていただろう。]
……ッ、
[手を掴まれると、一瞬身を強張らせた。 指も爪もボロボロなのは、自分でもよく分かっている。から、叱られる覚悟はあった、が]
……フー……!?
[ひたりと、指先に感じたのは、温かな湿り気。 一度だけ、軽く手を引くような抵抗の仕草を見せたが、それきり、腕の力は抜けて。 声のない部屋に、微かな水音だけが聞こえる。]
(53) 2013/12/21(Sat) 21時頃
|
|
[チアキから離れて、不安と怯えに震える心を抑えようというように、辞書を抱く。 ぐるぐるとめぐる思考が抑えられない。
独りで考えても仕方がないことを、また考えるのだ。
そのときが来れば、意思がどうであれ、必然的になってしまうことなのに。
また辞書をかじった]
(54) 2013/12/21(Sat) 21時頃
|
|
[VIPルームでシメオンに挨拶をした後、いつものように調理室へ向かう。 チアキとシーシャにとっては最後の食事。 調理室のドアに手をかけた時]
――…、
[通信機から漏れ聞こえる硬い声>>@25]
……知ってる。
[とん、と扉に額をつけて目を閉じる。 じっと堪えるように黙り込む]
(@38) 2013/12/21(Sat) 21時頃
|
胃袋は人間寄りのはずだぞ?
たしか。
[と言いつつねだられたら、肉多めにはなる。
そして散歩も沢山することに]
さっきの、続き…………するか。
[ぺろり、舐める唇は柔らかい。
他の場所はどんな感触か、甘いのかどうか]
|
[シーシャの声に微笑みを浮かべ、もう一度強くぎゅっと抱きしめた後、身体を離す。]
えへへ、ヤニクー。 シーシャが可愛いんだよー!
[近くにいるであろうヤニクに駆け寄って、悪戯っぽい笑みを浮かべながら飛びついた。]
(55) 2013/12/21(Sat) 21時頃
|
|
[秘密基地第二弾に籠り、端末に夢中になっていたから 突然の襲撃>>55に対応出来ず潰れた声を出す]
ぐぎゅ…くぅん…苦しいの。
[もこっと毛布から顔を出すと、悪戯好きのチアキの 鼻にかぷりと歯型が付かない様に噛みついた]
(56) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
そうか。 あの子は確かに、君と良い友人になれるとおもうよ。 友人以上の存在にも。
[家族の温もりも、友達との友情も知らない独りぼっちの彼には、きっと同じ目線の高さで居られる子が向いていると思う。 喧嘩したり、仲直りしたり、そうやって人の温もりを知れるといい。]
ああ、私も蛇の彼を。 話してみて、なんというかしっくりと来たからね。
気を紛らせるだけでなく、きっと退屈しない。
(57) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
[>>55もう一度抱きしめられてもおとなしくしていたが]
ちょ、ちあ、!?
[ヤニクに駆け寄るチアキの発言に、さっと顔が赤くなる。 引き止めるように手を伸ばして追いかけようとしたが、足が上がらずこけた]
う、うう……。 ばーかばーかばーか!!
[べしべし床を叩いておく]
(58) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
…………、…………、…………。
[更に長い、長い沈黙のあと。
苦しみながら焦がれるような声を聞いて ティーはやっと、音声送信ボタンに触れた。]
(@39) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
えへへ、ごめんね? キュ!
[鼻をかぷりとされて、尻尾がぶわっと広がる。 もそもそと鼻先を動かして、ヤニクの上から隣に移動した。]
ヤニク、あのね。 寒いから、くっついてて、い?
[この一週間、可能な限りヤニクにくっついているシマリスである。 もちろん、世話だったりいろいろあるから、そこまで長い時間を共にはできないが、食事やお風呂、画用紙にお絵かきする間、ちょこちょことついてまわっているのだ。]
(59) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
……そうらしい な。
俺の食事の味付け、
ホレーショーとかは濃い、って謂ってたし……
[なので 買ってきたものでも
おおよそ問題なく食べられるであろう。
散歩で、健康的に。]
…… ん、
[ふわ、と瞼を少しだけ下ろして
気恥ずかしそうに、頷く]
|
シーシャは可愛いよ? チアキも可愛いの。
[チアキのシーシャが可愛いと言う情報に 当たり前、そう言うチアキも可愛いと大きく頷いて]
照れてるシーシャ可愛いよね。
[転んで床を叩いているシーシャ>>58に指差しておいた]
(60) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
ばかじゃないもーん! ちゃんと字もお勉強してるもーん。 ほら!
[隅に置いた画用紙を引っ張りだすと、紙に「しーしゃ」と書く。 綺麗に整った字である。]
シーシャ、大丈夫? 怪我してない?
[真っ赤になるシーシャに耳をぴこぴこさせるけれど、自身も端末の声を聞くと、ほんのり頬を染めた。]
(61) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
―寮・広間―
おーい、お前ら。飯だぞー。
[皿を乗せたワゴンを運んで、いつもと寸分違わぬ言葉。 何匹かがじゃれあう広間に、配膳口から食事を渡す]
(@40) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
キュ…えへへ、ヤニクも可愛いよ。 それにかっこいいんだ!
[きらきらとした目でヤニク>>60に答える。 照れてしまったのか、うりうりと頭を摺り寄せた。]
シーシャかわいー!
[差されたシーシャを見て、ゆうらりと尻尾を揺らしながら頷く。]
(62) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
[ 涙を滲ませたイアンの瞳に少しの罪悪感と、それを上回る支配欲が沸き上がるのを自覚した。
舌で舐め回した所を音を立てて吸い上げ、後頭部を押さえたままイアンの唇を奪う。
乳首を吸い上げたのよりはずっと柔らかい。微かに触れ合うだけのキス。]
はっきり言わないと、あげないよ?
[左手は相変わらず突起を弄び、後頭部を掴んでいた右手は身体を下って、先ほどから燻っているイアン自身に辿り着くと、迷う事なく包み込む。]
イアン、"ここを"どうされたい?
[丁寧に愛玩動物たちを扱っていたサムのように、根本から優しく扱き始める。]
あの飼育係の彼みたいに…。こうして欲しい?
[丁寧に、しかし的確に頂点へと導く動きを繰り返した。
時折、敏感な鈴口を親指の腹でつつけば。
滲む透明な液体を絡めて、くちゅくちゅと刺激し。小さな水音を響かせる。]
|
[時間の並みを感じてきたらしい彼の声が妙にしっくりくる>>57 何でこの少ない時でわかってしまうのか、と舌を巻く気分。]
蛇の彼か。退屈しないだろうね。可愛がってあげてよ。 今度機会があれば会わせてあげたいね。
[じゃれる彼らを見て複雑な気分にはなるが一人では可愛そうだろう ]
(63) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
寒いよね。あったまろ。
[擦り寄って来るチアキ>>59に、 シーシャがやってくれたように毛布の隙間を空けて迎える。 この一週間チアキと一緒に遊ぶ事が多かった。 勉強熱心なチアキに文字も教えて貰って ちょっとだけ書く事も出来る様になった。 チアキが残してくれたものは大きい]
かっこいい? ほんと? ありがとう。
[褒められて>>62、少し調子に乗って胸を張る。 だが直後に摺り寄せられた頭の刺激に身悶えた]
シーシャも一緒に入る?
[3人で毛布であったまろう? 声を掛けるのと食事が来るのは>>@40同じ位だったか]
(64) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
あ、ちが、まちがえ、
[通信機を握って、ふるふるとする。 ふるふると。
違う。間違えた。 ものすごく間違えた。いや、意図的には合ってるのかもしれないけども。
赤かった顔がますます赤くなる。 >>61チアキの声にも反応せず、>>@40配膳の音も耳に入らず]
(65) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
俺のこと、好きですかって!訊きたかったんです!!!
[通信機に向かって叫んだ。
とても墓穴を掘った]
(66) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
!!!!!??
[シーシャの大声>>66にじゃれ合っていた動きを止めて シーシャを穴が開くほど見つめてしまった]
(67) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
[>>64ヤニクの声に顔を上げて、ずっしゃあと毛布に滑り込む。 顔を覆って、動かなくなった]
テッドにもヤニクにも訊きましたもん……。 恥ずかしくない、恥ずかしくない……。
[ぶつぶつとなにか唱えながら、カメラから隠れるように身を縮めた。
不安にさせるあいつが悪い。うん]
(68) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
どうしよう、チアキ? シーシャが物凄く可愛いよ?
[毛布に潜り込んで動かなくなったシーシャ>>68を まじまじと見つめながら、真顔で呟いた]
(69) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
[聞こえてきた言葉に、生身の左目と硝子の右目を瞬いて。
数拍置いて噴き出した。]
く、くく……
本当に君は面白い奴だ。
(70) 2013/12/21(Sat) 21時半頃
|
|
無論だ。私は君に惚れている。 私が、好いてもいない相手を連れて帰るような男だと思うかね?
[放送ボタン押して、きっぱり言い切った。 彼が恥をかくならば、自分も恥ずかしくなどない!]
(71) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
!
[シーシャ>>66の大声にびくっと身体を跳ねさせて、ヤニク>>67へさらにくっつく。 けれど内容を把握すると、ふわふわ笑みが浮かんだ。]
ヤニク、こういう時はしー、だよ。
[ヤニク>>69が声を出す様子に、口元へ人差し指を当てて、しーっと囁く。 サミュ>>@40の声が聞こえれば、毛布の中から脱出した。]
ほら、ヤニクもシーシャも、一緒にご飯食べよ?
[最後のとは口にせず、けれど一緒と告げた声はそれを願う響きに包まれていた。]
(72) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
チアキは、放送から聞こえるお爺さんの声>>71に尻尾がぶわわっと広がった。
2013/12/21(Sat) 22時頃
|
えへへ……。
[放送で響いた声は、きっとシーシャのご主人様だろう。 それなら大丈夫。シーシャは幸せだ。 蛇の姿を眩しそうに見つめる。]
サミュー、今日のご飯はなぁに?
[照れ屋なシーシャ、彼が震えないようにとできるだけ意識を逸らして、配膳口へ声をかけた。]
(73) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
!
[初めて聞くシーシャの大声]
!!!
[まさかの放送でのアンサー]
……爆発しろ。
[お約束な気がして呟いた]
(@41) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[唯一聞き覚えのある声が天井から降って来た>>71 天井を見上げ、それからシーシャを見て]
………良かったの…。
[つつ、といつの間にか目は逸らしていたが、 理由は自分でも判らなかった]
(74) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[しーと言われても>>72気になって仕方ない。 ご飯と言われて一緒に立ち上がるが]
チアキもあんな風に答えて貰いたい?
[チアキが望むなら彼のご主人様もマイクで 好きだと言うのだろうか]
(75) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
濃いめとか薄めとか、あったのか。
俺はあんまりきついのよりは、こう、普通に?
[買ってきたご飯にお世話になるこの一ヶ月、
美味しい店も発見した]
……くそ、はずかしい。
[正気に帰ると何を言っているんだ自分と思う、
それでもテッドのことは知りたいと
頷いてくれたから。
頬をそっと撫でてから、ソファを立つ。
おいで、と一言、手を差し出した]
|
[ヤニク>>75に話題を振られて、小さな耳がぴんと立つ。]
……もう言ってもらったから、いい。
[頬を真っ赤に染めて呟く声は、少しだけ震えていた。 ヤニクの手をきゅ、と握り締める。]
(76) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[ヤニクの声もチアキの声も耳に入らず、ぶつぶつ呪文を唱えていた背中が跳ねる。 >>71理由は明白で、単純だ]
……ぎぅ
[おれをころせ。
毛布に突っ伏してジタバタしたあと、震えていた背中が完全に動かなくなる。 ぎゅうと毛布を抱きしめて、しばし現実を拒否するように顔を埋めていたが]
う、ううー、ごはん、ごはんー……。
[ただよういい匂いに、顔を半分だけ上げた。 言語中枢がやられたのかというほど拙い声は、まだ羞恥に震えている]
(77) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
ティソは、研究エリアにいたせいで愛の告白を聞き逃した。後で知ったら悔しがるだろう。
2013/12/21(Sat) 22時頃
|
─研究エリア レストルーム─
[自分はひどく残酷なことをしていると思う。 なぜなら、結局かれには、 奪い取る爪も牙も備わっていないのだから。
傍にいたいと願う相手が、 ひとであれ同じ仲間であれ、 愛(システム)に縛られた身には限界がある。
ありもしない希望をちらつかせて 道を惑わせる。 無垢な少女(イヴ)をそそのかす 悪魔(へび)のようだと己を哂った。]
(@42) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[配膳口に声をかけてきたチアキに、いつもの食事を配る。 ただいつもと少し違うのは、仕切りのついたプレートの一区画、デザートが付属していたことか]
匿名希望の権兵衛さんからだ。 おっさんには内緒だぞ。バレないうちに最初に食え。
[そして、皿を渡す時、ひそりと何か囁いた]
(@43) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[チアキの返事>>76にご飯を貰う前で良かったと息を吐く。 間違いなく零していた]
良かった。じゃあもう平気なの。
[チアキは不安に陥る事も無いだろう。 怖がらせる事も無いだろう。 幸せになるだろうと微笑んで手を握り返す]
(78) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
|
[ありもしない希望──そう思っていた。 この時は。
だから、自分の言葉で、 かれがどんな行動を起こすかなんてことも、 まったく想像していなかった。*]
(@44) 2013/12/21(Sat) 22時頃
|
んぅ、ぅぁ レイ、さんがっ...!
[言おうとした瞬間、胸からの快楽に言葉が止まり、唇も塞がれてしまう。
自身を掴まれれば甘い声が漏れ思考を放棄しようと脳が拒否をする。それでも、これだけは、これだねは伝えなければと手を伸ばした]
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 22時頃
ぁ.....レイさ、ならなんでも ふぅぁ....いいっ
レイさぁ ぁ、あ、 レイさんっ
[ふらふらとさ迷う腕は熱と快楽でぼやけた視界を補うようにぺたぺたとその頬に触れる。
雄はもう解放を求めて震え、快楽の雫を止めどなく溢していた。]
|
[ヤニク>>78が手を握り返してくれたから、ほっとしたように肩の力を抜く。]
ヤニク……ありがと。
[その四文字に、どれほどの思いが詰まっていただろう。 ぴと、とくっついて、優しく尻尾を絡ませた。]
(79) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
[>>71にびっくりして端末を落としてしまった。冷静で重みのある彼が放つ言葉はこの先の未来を安易に予想させた。
カラン、衝撃で壊れてしまっただろうかこれは。]
あー弁償。まあいいか。
[特に何も思わずに弁償代の金額も書き込む 食事を食べる風景を見つめた]
(80) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
………くっ。
[流石に言ってしまってからじわじわ恥ずかしくなってきたらしい。 思わず額押さえて俯いたり。]
(81) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
[色々聞いてしまって耳が熱くて仕方ない。 それでも絡んで来た尻尾>>79を解く事無くじゃれあった。 離れてもまだ熱い。 だが熱い理由はそれだけではないと判っていた。
配膳口で大人しく順番を待つ間。 サミュエルの声と美味しそうな匂いに尾を揺らす]
今日のご飯なんですか?
[鼻を鳴らして近付いてトレイを受取る]
(82) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
……なんか、こう、
変えてくれてた、な。
いや、濃すぎるのがいいってわけじゃ、ないから。
ミナーに合わせて、でいい。
[新しい店に行くたび、
物珍しそうな顔をするだろう。]
……こっちだってそうだよ……!
[甘い、睨み。
頬を撫でられ、立ち上がる姿眼で追って。
差し出された手をとる。
そ、と握った]
|
[サミュ>>@43からプレートを受け取ると、いつもと違う香りがした。 ふすふすと鼻を鳴らしていると、声が降ってくる。]
ごんべーさん? 分かったー。 サミュ、ごんべーさんにありがとって伝えてください!
[ちゃんとお願いをして、ぺこりと頭を下げる。 囁かれる声にぴこぴこと耳が揺れた。]
(83) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
[両手でむにぃーーーっと頬を摘んで、引っ張る。 痛い。
指を離すと、弾力のある肌が ぱすん、と元に戻って、赤くなった。]
(@45) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
[想うことが罪だなんて、認めたくなかった。
けれど理想(それ)は理想(それ) 現実(これ)は現実(これ)。
研究員(ティー)には研究員(ティー)の仕事がある。]
(@46) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
|
[レストルームを出る前に、 ティーは鏡に向かってにっこりと笑った。
映っていたのは 完璧(ひゃくてんまんてん)な笑みだった。]
(@47) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
肉食と草食は違うもの食うイメージだな。
何か、好きなあじは?
[ロールキャベツ以外にも何か、
しかし直ぐに再現できるものではない。
慣れるまではスーパーより、総菜の店が多そうだ]
……だな。
[明け透けすぎるよりは、同じぐらいテッドが恥じらうから
そして誘ったときの顔も、照れ隠しが見え見えすぎて
そろそろあの甘い蜂蜜で睨まれるのも癖になってきた。
手を引いたまま寝室へ。
先ほど脱いだ服はクローゼットの中にしまわれ
今はただベッドだけが待っている]
|
[端末に一言二言言葉を落として
二人がトレイを受け取った後、もそもそと毛布と辞書を抱いたまま配給口に辿り着く。
ぷすぷす頭から煙を出す勢いで赤い顔のまま、配給を待った]
ごはん……。
[言語中枢が戻ってきてないままだ。 それでも、受け取ったあとは、小さな声でいただきますと呟いて]
(84) 2013/12/21(Sat) 22時半頃
|
まあ、そうだろ。
チアキとかは、木の実とか……
ヤニクのはなんか変わった味がしたし
……味?…あれ、何の味だったんだろう
塩っぽい、みたいな
[それが醤油味だと判明するのは少し後である]
……、…
[沈黙、じ、っと見て答えとする。
尻尾は正直に揺れてしまうのだが。
寝室に辿りつき、深く息を吸って一度とめ]
……ミナー、
[鼓膜を揺する鶯の透き通った声が、幾度も名前を呼ぶ。
初めて彼を見たときからずっと、この手で鳴かせてたかった――。]
私がいいのかい…? イアン。
[心地良いさえずりに目を細め、イアンの瞳を覗き込んだ。
初めてアルコールを飲まされ上気した頬は薄紅色に染まり、何とも言えない色香を放っている。
幼子のように触れてくる手が愛しく、その手を取ると手の平にキスをし。互いの指を絡めるように握る。]
もっと聞かせて…、君が溺れる…その声を…。
[快楽に弱い雄が震えているのを確認し、裏筋から尖端までを溢れる滴を塗り込めるように丹念に追い上げていく。
ぬちゃぬちゃと耳に届く淫猥な音が、容赦なくイアンの耳届くように。
言葉はかけず。時折イアンの舌を奪い絡め合いながら、追い上げる動きは容赦なく。]
[レイが、いい。そうこくこくと頷く。彼の黒い瞳が色気に揺れている。
自分が彼だけのものであり、彼を喜ばせているということが何よりの喜びだった]
あぁぁぁっ ぅ、やぁ れ...、レイさぁぁっ!
[丹念な彼の愛撫に卑猥な音が響き、絶頂が迫る。けどまだ主人が達していないから、イってしまっていいのか迷って。
それでも、それを訪ねる前に限界がきてしまった。]
や ふ、あぁぁぁぁ
[体を跳ねさせて達する。存分に甘い声で鳴けば彼に奉仕せねばと彼の下股に手をやった]
|
[>>83 どうやらチアキには、ごんべーさんに心当たりがあったらしい]
ん、……会えたら伝えとく。
[今はもう自分のパートナーとよろしくやってるだろうごんべーさんに、自分が会う機会はあるだろうかと考えつつ。 ぺこりと頭を下げた姿に目を細めた]
(@48) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
|
[サミュからプレートを受け取ると、ぺたぺたと寒くても素足を貫き、シーシャ>>84の隣へ移動する。 ヤニクも受け取ったなら、こっちと手招きした。]
一緒…ね?
[寂しげな声が広間に響く。 シーシャにぴと、とくっついて、頭をそっと摺り寄せた。]
(85) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
|
―寮・虎の部屋―
[男は暫く無言であった。 時折何か唇を動かしたが、それは明らかに虎に宛てた声ではなく。 向かう先は幾つかの通信。 それが重なる度、男に降り積もる白い雪。
不機嫌に返す虎の声(>>53)に何も返すことなく 無残な死体と成り果てた爪研ぎ板と、掴んだ指先を交互に見やり。 水音だけを響かせて、鉄錆を舐めあげた。]
――――――。
[無言は語るよりも雄弁に怒りを表す。]
(@49) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
|
ホレーショーは来ないのかな…。
[しょんぼりと耳をへたらせる。 報告した時に抱き着かれたのは痛かった。 ちょっと骨がぎしぎしした。 でも喜んでくれているのが分かったから、ほっぺたをちょっと引っ張るくらいで済ませたけれど。]
いただきます。
[端末へそっと手を伸ばして、メッセージを送る。 それからサミュに言われた通り、デザートから食べ始めた。]
(86) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
木の実、ああリスだし。
それぞれだなあ、ちょっと楽しそうだ。
[動物園か、と思ったがまんま動物園だった。
テッドは生肉を喜ぶのか考えるが
毎日買いに行くのも多分大変なので黙っておく]
……おう?
[手は繋いだまま導くベッド、
こんなの誰ともしたことがないし、
テッド以外とは出来そうにもない]
|
ヤニク、
[尾を揺らして近づいてきたヤニクに、壁越しに笑みを向けて。ほんのりとソイソースの香りがただよう肉料理の皿を差し出す]
あつあつだからな、猫舌じゃなくても気をつけて食えよ。
[そう言って差し出して]
(@50) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
|
[コツ、コツ。
シーシャの持つ端末に、そんな音が届いたのは、 サムがシーシャに与える最後の食事が済んだ頃。]
(@51) 2013/12/21(Sat) 23時頃
|
ん。時々分けてもらったりするのも、悪くなかった。
[そう、動物園。
生肉は喜ぶだろうが、調理したものも、それはそれで]
……、
――
[ベッドの側、視線を彷徨わせて
顔を隠すためだろう、肩口に額を寄せ
握る手、力をまた強くして]
……―― ――
|
[>>85寂しげな声にほんのりと赤い顔を上げて、くっつく彼に受け入れるようなため息を吐く。 >>86しょんぼりとへたった耳をちらと見て、少しの間の後]
…うりゃ、
[毛布を広げて、チアキごと自分の身を包んでおいた。
ふいとそっぽを向いて、食事をとる間、温もりを共有して。 ついでに、ヤニクも手招きしておいた]
(87) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
|
[>>@49聞こえるのは、指を丹念に舐める水音と、時折震える端末に、フーが何かを返す声。]
……、……
[そこに、小さな歯軋りが混ざり込む。
荒んで、凍てついていた心は、少しずつ解けてきた。 そのかわりに沸き上がる、懺悔と沈痛。 言わなければならない言葉があるのに、喉につっかえて出てこない。
唇だけが時折、声を出さぬままで動いた。]
(88) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
[シーシャへと声を掛けた後、もうひとりへも準備を促す。]
(@52) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
そういう所は学校みたいなんだな。
[まるで給食を食べる子供たちのようだ。
実際そういう場所でもあったのだろう]
…………。
[言葉が出るのをしばし待つ、
ぎゅ、と強くなる手を握り返すと
落とされる囁きに、肩に乗った頭に手を重ね
抱き寄せるよう力を込めた]
可愛いイアン。
[しなやかに身体を反らし、最高に甘い鳴き声を上げてイアンが達する。
熱い彼の白濁を手で受け止めて鼻に近づけ、青臭い香りを肺の奥まで吸い込み、堪能して。]
ほら…、いっぱい出たよ。
[わざと彼の目の前に持ってきて、解き放ったものを見せつける。
彼の前で一部を舐めてみせ、彼の味を舌先に転がした。
そのまま彼の欲望に濡れた手を下股に持って行き、彼自身の白濁を潤滑油代わりにして、秘めた蕾に指を突き入れる。
イアンからも手が伸びて来たのはその時だったか。]
|
……えへへ。
[シーシャ>>87と毛布の中でくっついてご飯を食べる。 ヤニクも一緒だっただろうか。 漏れる笑みは柔らかく、嬉しそうに尻尾を穏やかに揺らした。]
ごちそーさまでした。
[それからゆっくりと食事を終える。最後の時間。 名残惜しさに暫くそこでもそもそしているけれど、きゅ、と唇を噛みしめると配膳口へプレートを運んだ。]
(89) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
|
[心ここにあらずなシーシャ>>84に、皿を渡す]
Sir.ヴェスパタインがあんなことするとはとは思わなかったわ。
[ぽそり。追い打ちに他ならないしみじみとした感想]
はっきり声に出して言える相手に巡り合えたのは、とても恵まれたことだと思う。おめでとう。
[追い打ちによってシーシャはどんな顔をしていただろうか。けれど嘘偽りない祝福で。 そして仲間たちのもとへ戻る姿を見送った]
(@53) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
イアン…! 何を…っ
[まさか彼がそんな行動に出るとは予想外で、一瞬戸惑う。
ここへ来る前から今まで、彼の胎内に突き入れたい欲求を堪えている雄は。すでに張りつめ天を仰いでいる。
その堅さに驚きはしないだろうかと思いつつも、どんな反応を見せてくれるかも、また楽しみであった。
ただ、せっかくの彼の奉仕に身を任せても。それはすぐに終わるだろう。
なぜなら最初の欲望は彼の中。
イアンの最奥に放つと決めている――。]
|
――――おい。
[虎の小さな歯軋りが聞こえる。 男は口を話すと、指に刺さっていた破片を自身の手に吐き出した。 白衣のポケットに突っ込み、黒縁の向こう側で眉間にシワを寄せ。 落とした声が酷く低く、苛立っていたのだということを漸く自覚する。 落ち着けるようにと息を吐き出し。]
先週、「ここにいたい」って言ったな。
[指の傷については、今叱るべきではないと判断を下す。 感情の吐露、発散。 人間とは違うのだ、こんな風にしか表せない事くらいわかっている。 代わりに問うのは、先週背中で聞いた言葉。]
(@54) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
|
[ヤニクへ皿を渡した時に、受け取った言葉。
その後のシーシャには、声の、手の震えはきちんと隠せていただろうか]
(@55) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
|
[男は乱雑に付けられた目隠しに指を掛ける。]
“何で”だ?
[それは解く為ではなく、固く結ぶ為に。]
(@56) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
まあ、そうかもしれない。
……俺たち、何も知らないから。
[教育の場、交流の場、そして別れの場、でもある]
……っ ……
[ささやきを聞いて
耳まで赤くしつつ、首元に頬を寄せる。
“世話”ではなく、こうやって、“想い”を交わすこと。
まだ、ぎこちなく、けれど。
顔を上げ、もう一度、口元をちろり、と舐めて]
|
[美味しそうな匂いとサミュエルの説明>>@60に ふんふんと鼻を鳴らして尾を振った]
気を付けて食べるの。
[ロールキャベツの二の舞にならぬように。 丁寧に大切に皿を運びながら、 チアキとシーシャに呼ばれるまま2人の傍へ]
美味しいね。
[2人に何度も笑いかけながら、ホレ―ショーを心配する チアキに同じ様に寂しそうに]
一緒に食べたかったね。
[それ以上は言わずに、 2人の皿からちょっと失敬しようとしたり、自分の分を 分けようとしながら最後の晩餐は終わる]
(90) 2013/12/21(Sat) 23時半頃
|
ヴェスパタインは、違うところからの通信に、噴いた。轟沈するところだった。
2013/12/21(Sat) 23時半頃
[白濁を見せつけ、舐めるその様子に小さく恥ずかしいです、と溢す
蕾が開かれればそこは彼を受け止め、適度に締め付ける。すべて持ってかれそうになりながらも主人も気持ちよくせねばと伸ばした指で彼の雄に触れた]
.........ぇ あ
[思ったよりも大きく、固いそれに処女のように頬を赤らめどうしたらいいかと指をさ迷わせる。
なんどもなんども何かを入れられることも人に奉仕することも経験してきたが、その熱い生きたそれが初めて自分の中に入るのだと、それがまさに彼のものなのだと思えば愛しく、自らの指で彼の雄を指で扱きあげながらも連動するように後ろが彼の指を締めた。]
|
[ヤニク>>90にご飯を二口程奪われたりもしたが、やはりみんなで食べるご飯は美味しかった。]
僕、ちょっとやりたいことあるから、お部屋に戻るね。 ヤニク、シーシャ……ありがと。
また、ね!
[顔を合わせるのはこれが最後かもしれない。 だけどさよならは言えなくて、笑顔で手を振る。]
(91) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
[今までの"世話"で慣れたその部分は指の1本など簡単に受け入れ、飲み込んで行く。
締め付ける内側は雄を誘うように温かい――。]
ありがとう、イアン…っ、でも――もう…ッ…いい…。
[達しそうになるのを堪えて、愛しい手に己の手を重ね、外した。
すぐに指を2本に増やし、彼の感じる痼りを探す――。]
|
[食事を見届け、空になった皿を回収してから、広間を離れる。押し黙って歩く通路。動物たちの無邪気な声も充分聞こえなくなってから]
……っ、
[堪え切れず、その場に蹲る。 ヤニクの言葉が身の裡に響く。触れた手の離れ際、多くを望まない彼からの、告げられた「願い」が胸に痛い]
…… 俺 は、
[震える手で握るのは、パスケースと端末。 連絡はまだない。自分も、これから果たさねばならない仕事がある]
(@57) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
|
[チアキから奪ったご飯>>91はこっそりゆっくり味わって食べた。 もう食べられない味を思い出す度、チアキを思い出すから]
チアキ? うん!!
[手を振り部屋に戻るチアキに笑顔以外 何で送れと言うのだろう。 また、ともさよならとも言わずに手を振り返す]
(92) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
|
[>>@54唇が指を離れた瞬間、指先が少しひんやりした。 けれどそれ以上に、得体の知れない、ずっと足りないままの何かが、また少し大きくなったような気がした。]
……。
[静かに響くフーの声。
少しだけ間を置いて、頷いた。]
(93) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
なるほどな。
たくさん学んで、遊んで、交流を学ぶんだ。
[まさに学校、出会いと別れ、そして新たな出会いの場]
あーもー、な。
恥ずかしい。
[照れ隠しにぼやきながら、重なる体温を感じて
口元にある舌に答えようと、舌を伸ばす。
頭を撫でていた手はそのまま滑り降りて
今は狼の耳をそっと撫でる]
|
それは……。
[目隠しに指が触れると、嫌々をするよう、首を振った。]
おれ、なんでだかわからないけど……
……でも、ここには、フーがいて…… フーも、サミュエルも、ティーも……
[大好きで。 けれど、何かが違う気がする。]
大好きは、な……とっても、あったかくなるんだ……
なのに、痛いんだぞ…… フーのだけ……痛いんだ……!
[絞り出すような声とともに、血とは別な朱で薄く染まった指を伸ばし、フーの服を掴もうとする。]
(94) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
|
じゃ、迎えに行ってくる。 [黒服のボーイに案内され、対面のための小部屋へ向かう。 教会と例えられたのは、わが子を嫁に出す親の心境とかなのか。
手にした包みの中身は、花嫁衣裳と呼ばれるにはあまりに無骨だが、 彼の着ていたパーカーに近いデザインのコート。 寒さに弱い彼のために、なるべく軽くて温かいものを。]
(95) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
|
― 自室 ―
[ヤニク>>92の笑顔に応えて、画用紙と色鉛筆を手に自室へと戻る。 床に座ると、画用紙を前にまた考え込む。]
…………、
[色を選んで取っては、また置いて、その繰り返し。 真っ白い紙には、一向に線が引かれない。]
うん、これでいいんだ。
[自分と同じ、茶色の色鉛筆を取り出すと、紙の上に走らせる。 暫くしてから息を吐くと、目の前には真っ白が画用紙があった。]
(96) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
|
[それから端末へ手を伸ばす。 皆へのメッセージを送るために。]
本当は直接言いたいけど、泣いちゃうもんね。
[幸せな未来へ行くんだ。 壊れたパズルは今はもう、修復できない程にぼろぼろで、それでも残ったピースを愛しく思う。 だからこそ、最後は笑顔で終わりたかった。 震える指を伸ばして、ひとりひとりに音声を残していく。]
(97) 2013/12/22(Sun) 00時頃
|
驚いたかい?
[ 少女のように可愛らしく恥じらう様子を見れば喜びに目を細め。
指を3本に増やし、抽送を繰り返しながら囁く。]
これが…イアンの"ここ"に、入るんだよ――。
[この場所に道具など無い、余裕が無かったのだから仕方がない。
3本に増やした指で慣らしたところで、これから入るものの質量を考えればあまり意味はないかも知れなかった。
それでも、少しでも挿入の負担を軽くしてやりたい。]
……うん。
[頷き。抱くは感傷―――で。]
……うるさいな……
[うー、と小さく唸った。
伸ばされた舌に、そろり、と舌を触れさせて。]
っ、 ん……
[そこから拾う快楽に、狼は貪欲で。
唇をあわせようとした。
耳を撫でられ、心地よさそうに耳が動きに従う]
[腸壁をやわやわと押し広げ、彼の内側の痼りを擦るように指を引き抜き、また根本まで突き刺す。
彼が放った欲望と馴染もうとする腸液が絡み合い、淫猥な水音が2人の興奮を余計に煽る。]
[全員でないにせよ、同窓会ごっこは出来るかもしれない、
しかしまだその話はお預けだ]
黙ってるよりいいだろ。
[そっちのほうが居た堪れない。
伸びる舌、触れ合うとその温度に
何故か甘さを感じた]
……ふ、は。
[拙いキスで舐め合いながら、
揺れる耳を毛の流れに沿って撫でる。
反対の手は行き場を探して背中をうろうろ]
|
――――。
[“痛い”と告げる声が、余程痛い。 伸ばされる腕に抗う術を男は持たず、また拒否するつもりもなく。]
――――――。
[けれど、受け止めることもない。
残酷だ。 どこかの誰かが無垢な少女を唆す悪魔だとするならば。 男のそれは、覚えてはならぬ感情を植えつける黄金の果実。]
(@58) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
|
|
だから「ここにいたい」のか? “痛い”んだったら、ここから出てちゃんと愛してもらえばいい。
[男の指先は、目隠しを縛る。 決してここで剥がれ落ちることのないように。]
俺から離れれば、“いたい”のもなくなる。
[服を掴む手に触れ。 落とすのは――――]
(@59) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
|
|
[シーシャの部屋へ携えて行くのは、 雪のように白い生地に流水の模様の描かれた、 東洋の民族衣装。 帯と呼ばれる腰紐は丹。
色数を抑えたシンプルな服は、 シーシャの瞳の色を美しく映えさせるだろうと 選んだ服を、 シーシャは素直に受け取ってくれるだろうか。]
(@60) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
|
|
――――“わかったな”。
[それは確認ではなく、強く教え込む言葉。 残酷な声を落とし、冷酷な言葉を残し、男は立ち上がる。 仕事は多い、揺れていてはならない。 掴む手を引き剥がし、呼び止められても男が足を止める事はない。]
爪、後で消毒に来させる。 体を疵物にするな、いいな。
[言い残し、外へ。]
(@61) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
|
……気は、紛れるかもしれないけど
[眉を寄せつつ、ぶつぶつと、謂う。
けれど、それも唇を合わせれば、
甘い吐息と水音にかわって]
―― っ、ふ、……
[もっと、と求めるのは愛玩動物の本能に近い。
頭を抱くように、腕を回す。
撫でられる手に喜びを。
背をうろうろとする手に、揺れる尾がふれる]
|
[今ここにいる皆へ順番に連絡をしていく。 最後のひとりになって、指が止まった。 真っ白な画用紙をなぞり、瞼を伏せる。]
……………、
[強く目を閉じ、ゆっくりと開いた。 そして端末へ、震える指を伸ばす。]
(98) 2013/12/22(Sun) 00時半頃
|
大体慣れてねーんだよ。
[いっそ教えて欲しいくらいだが、
それをいうとテッドがすごい顔をしそうなので
どうにか頑張るつもりです]
……ん。
[ちゅ、と甘い音を立てながら合わせる唇、
角度を変えて何度も、何度も。
抱え込まれるように腕を回されて、
密着したままの身体は羞恥と、興奮に火照るようだ。
背を撫でていると当たる尻尾、誘われるように
下げた手はその根本へ。
たしか此処も弱点だったような]
|
[>>@59首を振っても、目隠しは、すげなく結び直されてしまう。 目隠しの結び目が強まるほど、フーの服を握る指にも力が籠もる。 先程舐め取られたばかりの血が、また滲んでしまうほどに。]
なんでだ……?
じゃぁ……じゃぁずっと、それまで、痛いままなのか……? なんで、どうして、フーじゃダメなんだ……?!
[言葉にするたび、痛い、苦しい。]
違う……逆だぞ……。 離れると、痛いんだぞ……!
(99) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
[シーシャの部屋の前で、 シーシャが目隠しをするのを待つ間に、 サムへと宛てて、ひとつの頼み事を送信した。]
(@62) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
───!
[>>@61強く、残酷な言葉が、胸に深く突き刺さる。 離すまいと、ボロボロになった爪を、食い込むほどに強く伸ばすが、それは無理矢理剥がされてしまった。]
フー……
そんなの、おれ、わかんないんだぞ……
[ふたつの”好き”の違いが、分からない。 どうしてこんなに苦しいのか、どうしてそれがフーだけなのか。 どうしてフーは………]
……っ、ぅ……
[強く結び直された目隠しに、指をかけ]
(100) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
そんなのわかんないんだぞ!!!
[引き裂き、扉の向こうへと叫んだ。 濡れる瞳は、性欲とはまた違う感情の昂ぶりに、金褐色に染まったまま。]
(101) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
(ああ)
(どうして)
(何故) (アイツは)
(お前らは)
(俺は――――)
(@63) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
……それでも、いい、
[熱に浮かされたなら、ミナーのため、と
羞恥をかみ殺し、自らこうしてほしい、と謂うかもしれない、が。今はまだ]
ふ、ぁ……
[舌を絡み合わせるキスは、
互いの体に熱を呼ぶ。吐息の合間、うっとりと薄く開く眼が濡れている]
――ぁ、ん!
[尾の付け根に触れられたとき、
声とともに鮮やかに背が反る]
|
―通路―
[男の足音は早く、早く、早く。 研究ルームに向かう途中、通信機から声が落ちた。
歩調が変わる。
Prestissimo to ritard. Ed pesante.
無音の通路に響く演奏。
――――Fermata.]
(@64) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
[>>@53かけられた言葉にしばし撃沈し直したりしたあと、最後の食事をとる。 サムの微かな震えは、ふと気になったが追求せず。
>>90あーんしてやったりしながら、食事は終わった]
ん、……また。
[部屋に戻るというチアキに、おうむ返しに言葉を返して。
ふと、硬質な音>>@51がした通信機を、見下ろした]
……。
[立ち上がり、ヤニクを見る]
……俺も、そろそろ。
[サヨナラが言いたくなくて、ヤニクの髪に手を伸ばすことで代わりにした]
(102) 2013/12/22(Sun) 01時頃
|
|
[チアキだけでなくシーシャも今日いなくなる。 別れが近付くと寂しくなるのは仕方ない。 泣きそうになるのを堪えて、低い体温に摺り寄った]
シーシャ、幸せにね。
[伸ばされた手が髪に触れる>>102 最後の体温を感じながら別れは笑顔で見送った。 1人残った広間で残った絵本やクッション、毛布を 引き寄せて巣を作る]
雪は全部埋め尽して白く塗り変えるけど……。 明けた朝はキラキラと光ってるんだって…。
[聞く者のいない広い空間に、静かに漏らした]
(103) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[――――――ダンッッ!!!!!]
[壁を殴りつける音が響いた。 握り締める掌、獣ほど鋭利でない爪が皮膚に食い込み。 噛み締めた奥歯は骨の軋むようなざらついた音で。]
――、――――。
[言葉を紡げない、息さえ吐き出せない。 だからカメラに映らない位置で、動物たちには届かないように。 ただ、部下たちにつながる通信機だけが音を拾ったなど思いもしないで。]
(@65) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
(俺が良くないんだよ)
[ねだられたらなけなしの矜持も何もかも捨ててしまうだろう、
どちらにしても手は止まること無く動く。
それでもキスの心得くらいはある、と息継ぎのとき
薄く目を開くと濡れた蜂蜜が見えて]
――ッ。
[絡め取られて溺れているのは、蜜に誘われた自分なのだと
その時理解をした。
甘い声が出るその場所を、優しく何度も撫でて。
根本から穂先へと扱くように通り過ぎた]
|
─蛇の嫁入り─
[歩くのが苦手な蛇の仔は、 介添えのように腕を貸して、部屋まで連れて行った。
着物の着付けなんて知らないから、 裾は早速乱れていたかもしれない。
扉を開けて、たったひとつの椅子に座る 銀灰の男を見た。
白と、黒と、灰色。 色彩の乏しい部屋の中に、 帯の丹がアクセント。
シーシャをヴェスパタインの前へと立たせ、 チアキは一歩、後に下がった。]
(@66) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
[部屋に戻って、簡素なカバンひとつに収まる自分の暮らしに改めて唖然とした後 柔らかな目隠しをつけて、ティーにどーぞと言って。 そのときを粛々と待つ。
しんしんと降り積もる雪の音が聴こえるほど、室内は静かだ]
……?なにもってるんですか?
[>>@60ティーの持ち物にふと気が付いてみたりして]
(104) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[ヴェスパタインがシーシャの目隠しを取ろうとすれば、 不意に伸びたティーの手が、それを止めた。
シーシャの後ろから義眼を見つめる 硝子の奥の、曇りないアイスブルー。]
(@67) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[1人になった広間で額と鎖骨を擦りながら 端末を覗き込む。 丁寧なメッセージと秘めやかな会話を思い出すと、 いつの間にかぽろぽろと涙が端末を濡らす]
ばいばい…。
[誰もいないのに、隠れるように毛布を被って肩を震わせた]
(105) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[痛い。 分からない。 苦しい。
扉の前にへたり込み、ずきずきと熱を宿す指先を見れば、またうっすらと血が滲み始めていた。 舐め取ると、鉄錆の味と一緒に、独特のヤニの味がした。 ……また、胸が痛くなった。]
なんでこんなに痛いんだぞ……
[ぎゅっと、胸元に手を寄せて蹲る。 耳にも尾にも、いつもの元気は欠片も見えない。]
(106) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
[飼い主の心知らず、だが
望まれなければ羞恥心もあり行うことはないだろう。
は、と息継ぎを主人に倣う。
眼が合うと笑みめいて、更に眼が細くなり、そして閉じられる]
……っ、ぁ、ミナ、……あ、 ん…!
[扱かれ、撫でられれば尻尾はぴんと上に立ち、掌に擦り付けるように動く]
ゃ、ぅ…んっ
|
―通路―
[同僚からの連絡。引き渡しの“教会”は、シーシャが先に行くらしい。白衣の裾を払って立ち上がり、大きく息をつく。 震えは止まった。何も解決したわけではないけれど。
入れ違いに入った通信。その内容に目を細めて]
(@68) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[ゆっくりと歩み、途中で足を止めたりしながら、歩む。 ティーに喜んで着せてもらった服は肌触りがいい。 緩んだ前から入る外気は少しだけ寒かったけども、それよりも緊張が勝って気にならなかった。
扉を開ける音。 立たせられ、ティーが背後にいく気配。
着物の隙間から見える鎖骨下に刻まれた刻印が、深呼吸と共に動いた]
(107) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[当事者と、監視カメラと、ものいわぬ椅子だけが聞いた 研究員という枠を踏み越えた勝手な願い事。
答えを聞いて、ティーはやっと、掴んでいた手を離した。]
(@69) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[息を、吐き出す。 息を、吸い込む。 単純なその二つを繰り返し。]
――――、ッゲホ!
[喉奥から咳を溢して、男は歩き出した。 壁を殴るほどに激昂出来る若さがあったのかと、どこか客観的すぎる感想を溢して。 心を凍てつかせ、降りしきる雪の中に佇むよう。 音もなく、冷たく。 冷静さを取り戻し、男は研究ルームへ向かった。]
(@70) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[『また後で』、そんな言葉で返事を締めくくる。 そして調理室へとワゴンを返した頃、また同僚からの連絡]
……ん? 了解。
[少し怪訝な顔をしつつも「頼み」を引き受けて。 その「頼み」のために研究ルームへと足を向ける]
(@71) 2013/12/22(Sun) 01時半頃
|
|
[その時のティーの顔は、 硝子の義眼だけが知っている。*]
(@72) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
[モニタ越しでは見えなかった表情が、
さらに深淵へと足を進ませる。
二度と知らない頃には戻れない]
尻尾、好きだったよなって。
ほかは、どうなんだ?
[手の中で動く尻尾が、言葉ではなく求めてくるようで、
応えるために繰り返し撫でてゆく]
テッドは、どういうのが好きだ。
[思い出すのは、道具を挿入されてあえぐ姿。
使うのは、違うものでも良いのか]
|
[やがて、部屋へと現われる姿。片目の視界に映る鮮やかな色彩。 小さく息を呑み、立ち上がる。
ああ、この目隠しの布一つ取るだけで、彼のこれからの生を手中に引き受けることになるのか。
純白覆うように、その肩に羽織らせる己の色。 首筋に見えた白い鱗を、生身の指がそっと辿る。
目隠しの結び目に手を伸ばしかけて留められ、硝子の目は不思議そうに見返した。]
(108) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
|
―研究ルーム―
[パソコンの中に眠る情報の山の中を掻き分ける。 クリックする指先は、“痛い”。 しかし迷うことなく救い上げ、プリンターが過去を数枚吐き出し始めた。]
――――――。
[煙草を取り出し、火を灯す。 昇る白い煙、苦い苦い、タールとニコチン。 銀色が揺れる。 男の首にではなく、黒縁のガラス板に映る“誰か”の胸元に。]
(@73) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
|
約束するよ。この命に掛けて。
[重々しく頷く。秘めたる誓いと共に。]
おいで、俺だけの…シィ。
[短く呼びかけて、目隠しさせたままそっと口づけたのは、遺伝子に組み込まれたプログラムより先に、魔法をかけてしまいたかったから。 ひんやりとした唇に己の熱を移したのち、生身と鋼の指はゆっくりと結び目を解いた。]
(109) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
[相手の顔が、見れるということ。
見えて、こんな風に、欲に濡れて、いとしくて。]
……っ、ぅ、
[尻尾が好き。その通りだ。
全部、見られてた。
さまざまな理由で恥ずかしすぎる。]
他、 ――、ぁ、…
[撫でる手は、ゆるやかに痺れを生むが
同時にもどかしい]
……ど、う、――って、その……
[吐息に混ぜて戸惑う声、
羞恥に躊躇う。もっと、欲しいのだが、まず、か細く]
……さ、…さわ、られるの とか
|
[>>108立ち上がる音に、身体を固くする。 首に触れた指に、ぴくんと身体を震わせて。
また、深呼吸したとき。 背後で言われた、ティーの言葉に目隠しの下、目を丸くして思わず振り返ってから、慌ててまた前を向く]
…………。
[きゅうと、なんとも言えない気持ちが込み上げて、たまんなくなって。 ティー、と意味なく、彼の偽名を呼んだ]
(110) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
|
[>>3:109クロイツの口から出た返事に、顔を上げて。 呼びかけの声に従って、彼の方へ一歩、二歩、歩む]
ふ……?
[なにか温かなものが唇に触れて、疑問符を出してから。 結び目がほどかれる瞬間、理解して。
羞恥で色付いた目元のまま、目隠しの下から現れた瞳が、クロイツの瞳を見つめた]
は、はじめまし、て?
[かあっと赤くなったのは、システムのせいではなくて。 思わず唇を自分の指で撫でながら、小さく頭を下げた]
(111) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
|
[祝福の鐘はやっぱり鳴らず、 白い鳩は飛び立たない。
ティーが二人のための静寂を守っていた時間は僅か。]
ん、っとー、 三十分、かなぁ。
[緊張感の欠片もない声が、 部屋のタイムリミットを告げた。]
(@74) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
[あの時、テッドはどうされていたか。
再現したいわけではないが、参考にはしたい]
触られる、どこを。
耳?素肌?
[と、ここでまだ服さえ脱いで居ないことに気がつく。
初めてする童貞でもあるまい、
尻尾からは手を離して服の裾を引っ張った。
焦らしているなんて、知らず]
全部なら、先に服を脱ごうか。
そろそろ…欲しくなった?
[バラバラと指を暴れさせ、感じる痼りを指を曲げて刺激し、3本の指を執拗に出し入れして可能な限りの時間をかけて
イアンを解していく。が、いい加減こちらの我慢も限界が近い。]
言ってごらん…。
どこに、何が欲しいのか……。
[それでも彼自身の言葉で言わせたくて、意地を張る。
ただ、イアンが恥ずかしくて言葉に出来なくても。結局は自分が負けてしまうのだが。]
|
[見つめ合う二人の視線が自分へ向く前に、 ティーはくるりと踵を返し、部屋を出た。]
死の乙女の白き手も、二人の仲を引き裂けない。
[またひとつ、しあわせが結実した。 気障なせりふを口ずさんで、ティーはちいさく笑った。]
(@75) 2013/12/22(Sun) 02時頃
|
イアン、後ろを向いて――。
いくよ……。
[切羽詰まった声でイアンの腕をとり4つんばいにさせて、解した部分に蕾に硬くなった雄を宛がった。
両手で尻を引き寄せ、そのままゆっくりとイアンの中へ沈めていく。
いくら道具や指を受け入れようとも、今まで生身のそれを受け入れた事がない媚肉をかき分け、切り開いて。
本物の雄が胎内に侵入する。]
ふ……ッ、イアン……!
[包み込む圧迫感と、蕩けそうな熱さに思わず射精してしまいそうになるのを堪える。]
――……、……っ
[イアンの背に顔を押しつけ、繋がった粘膜の甘い痺れに大きく息を吐いた。
羽根に吐息がかかる――。**]
|
―――…!!
[>>@65 鈍い音に、身を竦める。 突然響いたそれ。音の出所を探して辺りを見回してから、通信機からのものと知る。 通信機はチーム間の連絡用。同僚は今、“教会”にいるはずだ。それならば……]
(@76) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[扉を閉めて、規則正しい靴音を刻みながら ティーは端末を確認する。
伝言が、一件。
表示される名前を目にした途端、 靴音は、止まる。]
(@77) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[その鮮やかな血の色の瞳に目を奪われ、それがぎょっとしなかったことに、少し安堵した。]
あぁ。 やっと、逢えたな。
これから末永く、よろしく頼む。
[恥じらう仕草が可愛らしくて、思わず表情は綻ぶ。これではどこぞの誰かさんのことを笑えない。
差し出したのは、生身の方の左手。]
あ、あぁ。 そんなに時間はかけない。 挨拶を済ませたら、行こうか。
[代金は運転手に上のBARへ運ばせてあるから、 あとは連れ帰るだけ。]
職員たちの顔は見ていくかい? 今まで世話になったんだろう?
(112) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[次にその名を呼ぶのは その声を聞くのは
──すべてが終わった後だと思っていた。]
(@78) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
[聞かれて、困惑したように眉を寄せる。
悩ましげに、自分の服の上から胸の位置を4本の指先で触れながら]
……っ、み、 ……耳、も、
その、……この、下、とか……も
[ああ、何謂ってるんだとぎゅっと眼を瞑る。
顔はもう、ずっと真っ赤なのに。
尻尾から手が離れ服の端を引っ張られる。
もどかしい刺激さえもなくなって、そろりと瞼をあげて]
―――っ、……ぇ、あ
[視線が泳いだが――躊躇いがちに頷き、ボタンに手をかけ]
あ、あんま見んなよ……!!
[上着から、肌蹴ていく。恥ずかしい。顔はそむけた形になった]
[普段は髪の下だから目立たないが
うなじには刻印されたUG_No.がある。
上の服、そのボタンを外しきって
半分脱ぎかけたところで
視線だけ動かして、そろりと様子を窺う。]
|
[出来立ての真新しい雪原を容易くゆるませる 太陽みたいな名前。
迷いは指先を彷徨わせ──、 結局、あらがいがたい引力に、指はその名をなぞる。]
(@79) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
―研究ルーム―
[少しの躊躇いの後、部屋の扉をノックする。普段ノックなんてしないくせに]
……おっさん?
[扉を開けて、そっと中を覗き込んで。その背を視界に入れてから、ゆっくりと歩みよる]
(@80) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[――――――ダンッッ!!!!!]
[通信機から、鋭い音>>@65が聞こえて来たのはその時>>@75。]
──!
[サムか、フーか?
直感で、フーだと判った。]
(@81) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
( おっ、 ぱ ……!!!)
[示された場所に驚愕を受けつつ]
その下、も。
[ごくりと、喉を慣らす。
初めてポルノ映画を見た学生時代のような興奮、
それよりも強いのは、手を伸ばせば届くことか]
どっちにしても脱ぐんだよ。
あ、脱がせば良かったのか、悪い。
[果実を剥く楽しみは明日へ残しておこう。
あんま見るなと言われると余計に見ていたいのが真理、
同じように部屋着を脱ぎ捨てて素肌に。
と言っても鍛えていないので、最近少しヤバめの腹部]
|
────…、
[淡い色の、ティーの眉が寄る。
けれど、端末は、 そんなことには構わず、 録音された不安げな声を再生する。]
(@82) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
[視線に気づく、人間だって恥ずかしいのだと
物語るようにじわじわと朱に染まる]
……下も脱ぐんだぞ。
[自分だけでなくお前もだ、と巻き込んで]
|
……思ってたより若かったですね。
[主にチアキの呼称のせいで出来ていたイメージを覆す、長身の男に呟いて。
差し出された手を握る前、ティーに別れを言おうと振り返ったがすでに姿はなかった。 少しだけ寂しげにしたが、静かに主人の手を取る。 きゅっと握る手から、体温が伝わった]
……んー、ん……。 たぶん、忙しいと思いますし。カメラで見るのもなんなので。また、日を改めて。
[職員たちに、と言われて首を振ったのは。 なんのかんの言いつつ、顔を見てしまえば名残惜しさに泣いてしまいそうだったから。
手を握り、彼の後についていく途中 そっと手を伸ばし、右側を隠す髪に触れる]
……痛い?
[その部分も、やはり温かった]
(113) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[背中に普段聞かないノックの音が響く。 丁度印刷が終わった紙を手にとり、煙草のフィルターを噛んだ。]
ああ、珈琲でも飲むか。
[代わりに普段はやらない、珈琲の支給。 挽きたてのドリップではなく、泥臭いインスタントだが。 黒く深い、その色を渡し。]
ま、座れ。
[カチリと、通信機のスイッチを入れたままにする。 本来ならばここに呼ぶべきであろう、もう一人の部下へ。 職務を言い渡し、呼びつけるわけにもいかない。]
(@83) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
[驚愕されると謂わなきゃよかったと更に眼をそらす。
謂わなきゃよかったもなにも
“世話”で胸の尖りに触れられて乱れていた、のだが。]
―――、く、繰り返すな!
[睨んだ。]
……ぅう。……い、いいさ
自分で脱ぐほうが……どっちかっていうと……恥ずかしく……な、い
[いや、どうだろう。
衣擦れの音、はじめてみる飼い主の素肌、照れ隠しするように]
……もうちょっと、鍛えると、いい
[などと。自身は細身なので、問題ないのだ]
[ミナーも恥ずかしい、とわかる。
伏目がちになりつつ]
……っ、わかってる、よ
[時折引っかかりながら
下も脱いで。つい、尻尾を体に巻きつけ
申し訳程度に肌を覆う。]
……、 ――、……これで、いい、か?
|
[研究エリアへ向いていた靴先が向きを変えた。
早足に、その部屋へと急ぐ。]
(@84) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
……雪でも降るんじゃ
[珍しく珈琲なんぞ入れてくれる上司に、受け取ってからぽつりと呟く。既に降っている。 落ちつかないまま、言われるままに傍に座って]
……えと、
[何から尋ねていいか、わからない。自分の時は、話しやすいよう水を向けてもらったというのに。 言葉を探しあぐねていると、上司が手にした印刷物に目が止まる]
それ……、
(@85) 2013/12/22(Sun) 02時半頃
|
|
[部屋の前まで来て、 額を冷たい扉に寄せて、目を閉じた。
静かに深呼吸を三回。
顔を上げて、ノックした。]
ティーだよ。
…────チアキ。
[真っ白な雪が、やわらかに降り積もる。]
(@86) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
|
寒いからな、つか降ってんのか。 寒いはずだ。
[珈琲を啜る、熱く感じないのは熱が出始めているからだろうか。 気取られぬように、咳を噛み殺した。]
ああ。
[印刷物、一字一句間違うことなく記憶している情報。 渡して、情報を読み上げていく。 それはどちらの部下もまだ男の元に配属されていない、遠い遠い記憶。 男が製作に始めて携わった、一匹の記録。]
(@87) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
|
先日も言われたよ。老人だと思っていたとか。 確かに酷い声なのは、否めないが。
[苦笑い。 手が触れ合えば、ひんやりとしたなめらかな肌を感じる。 それでも、鋼の義手よりは温かいか。]
あぁ、そうだな。 後日落ち着いたら、あらためて挨拶に伺おう。
[白い着物と、その上に羽織らせた黒いコート。 寒くはないかと気遣いながら店を出ていこうとして。
髪に隠れた顔半面へと伸ばされた手に、反射的に身を竦めた。]
(114) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
|
いや、もう。痛くは、無い…んだ。
[消えぬ傷痕。硝子の目玉。 何より一瞬だけ見せた怯えが言葉よりも雄弁で。
未だ治りきらぬ痛み、それを紛らせるために傍に置く者を欲した。 冷たい鋼の右手も、着衣の下に隠した無数の痕も、遠からず晒す事になるだろう。
ちゃんと話せる時が来たら、その時に打ち明けなくては。]
(115) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 03時頃
|
[画用紙を指でなぞりながら、ぼんやりとしていたところにかかった声。 暖かくて、優しくて、ふわふわした、お気に入りの毛布。 それよりも、ずっと。 その声が名前を呼ぶ。息が止まる気がした。]
ティー…?
[ぺたぺたと足音を響かせ、研究員用の扉まで近寄る。 ひんやりとした扉の側面に両手をつけると、その向こうにいるであろう姿を見つめた。]
ごめんね、急に呼び出して……。
[何と話し出していいものか分からず、まずは突然の呼び出しを謝ることにした。 不安に尻尾が大きく揺れて、扉を掠る音がする。]
(116) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
ヴェスパタインは、シーシャに鋼の手を貸して、リムジンの後部座席に招き入れた。**
2013/12/22(Sun) 03時頃
|
TT:9003 【Clarissa】
height/162.7 weight/48.0 type/Holland Lop
----------
垂れ下がる大きな耳、小さな尻尾の特徴を確認。 寂しがる性質が強いが、主張を苦手とする。 性的欲求は元の個体故に強いが同じく主張を嫌う為、留意する事。 認識した相手にはよく甘える。 詩集、音楽、絵本などを好む。
≪追記≫ 成約済み 立ち会い ― “Frank.F”
(@88) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
|
[扉を隔てた向こうで、はだしの足音が近付いて来る。
それだけで、研究員用の 暖房などない冷えた廊下がほんのりとあたたかくなる。]
あやまらないで。 ちゃあんと、受け渡し(しごと)は終わったから。
オレは、チアキの不安を減らしたくて来たんだよ。
[そんな自分の心中を、 くすりと笑いながら、やわらかい声を発する。]
どうしたの? チアキ。
[ふさふさの尾が扉を掠る音。 なだめるように、指先が扉の表面を撫でた。]
(@89) 2013/12/22(Sun) 03時頃
|
|
[扉に両手で触れていると、少しずつ暖かくなっていく。 向こうの体温が伝わるような気がした。]
そか。 それなら良かった…。
[邪魔をした訳ではないと分かって、安堵の息を吐く。 ティーはこうしていつも、困った時に助けてくれる。 それは最初からずっと、変わらない。]
あのね、ここにいる皆にお別れのメッセージ送ってたんだけど、ティーには直接言いたかったの。 だから来てほしかった。
[ティーは来てくれた。会いに来てくれた。 それが嬉しくて、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]
(117) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
ティーはいつも、僕が困った時にすぐ助けてくれる。 僕が毛布を取られて泣きそうになった時も、僕が怖くて叫んじゃった時も、一番に声をかけてくれた。 画用紙や色鉛筆を準備してくれたのもティーだったね。
[とても短くて濃い、数週間だった。 思い出を辿るようにそっと目を閉じ、扉に額を寄せる。 こつん、と軽い音が鳴った。]
(118) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
[インクが描くのは、柔らかな笑みを見せる兎の愛玩動物。 桃色の愛らしいキルティングに身を包む。 その胸元に揺れるのは、銀色。
男の唇が辿る情報は、印刷物と全く同じ。 そして追記された立ち会いの名は、部下には見覚えのないものだろう。 上からはFFと呼ばれている、男の本名。]
どこから、話すかね。
[話す口調は、御伽噺の一つでも語るよう。]
もう、十八年も前になるか。 俺が二十歳になった頃の話だ。
(@90) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
………。
[お腹が、すこし大きな音をたてた。 そういえば、まだごはんを食べていない。 けれど、お腹が空いているのに、食欲が沸かない。
のろのろと四つ足でベッドに向かうと、やけに重く感じる身体を、その上に横たえた。]
あ……。
[そして漸く、端末に残されたメッセージに気が付いた。]
そーか……チアキ、おめでとうだぞ。
[微かな笑みを浮かべ、端末を操作する。]
(119) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
[おわかれ──。]
…──、 うん。
…──、 みんなに、送ってたんだ。 …──、 いいこだねぇ。
[いつもよりも、随分と間があくのは、 一声一声、息を整えているせいだ。
ほんのすこしでも、不安をあたえてはいけないから。 通信機から漏れて来る声に、意識を向けさえして。]
(@91) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
…──、
…──、
…──、 うん。
[チアキの口から語られる数週間の思い出に 頷く。
声は吐息のやわらかさ。
コツンとちいさな音がして、 まるで、額をくっつけ合っているように思えて、 応えるように、コツ、と爪で扉を叩いた。]
(@92) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
ティー、大丈夫……? 元気、ないの……?
[ティーが褒めてくれる。 やっぱりこれでいいんだと、カメラにも映らない位置で瞼を震わせた。 目の前には扉ひとつ、けれどそれは決して開くことはない。 カリ、と爪で引っ掻いてみても、傷すらつかなかった。
少し間のある声に心配そうな声をあげる。 頭の向きを少しずらして、扉に耳も当ててみた。 コツ、と扉を叩くような音が聞こえて、ぴくりと耳が震える。]
(120) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
[まだ拙さの残る文章を送ると、端末を枕元に転がして、窓を見た。 また、雪が降っていたから、きっと寒いのはこのせいだ。]
……フー……
[ヤニのにおいがついた指も、怪我などしていないはずの胸も。]
いたい、んだぞ……
…………。
[ぎゅっと手を握り、身を縮み込ませれば、やがて、啜り泣きが部屋を満たす。
笑顔も、元気も、今は厚い雪雲の陰………**]
(121) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
あのね、僕、最初よりずっと絵が上手くなったよ。 リンゴもね、ただ丸いだけじゃないんだ。 色もね、赤いだけじゃなくて、いろんな色があるの。 それに今日、サミュがこっそりデザートでリンゴの煮たの…あ!
[秘密だって言われたのに、喋ってしまった。 でもフーにだけだったから、ティーになら、喋ってもいいのかな。]
あ、あのね、今のはね、フーに秘密にしてて! サミュが怒られちゃう!
[あわあわとした声色で告げて、一生懸命お願いする。]
(122) 2013/12/22(Sun) 03時半頃
|
|
…──、 いっぱい、練習した? …──、 うん。 よく、観察したね。
[サムの可愛い贈り物を聞いて、くすり。]
……──、 だいじょうぶ、 今のはオレとサムと、チアキだけの秘密。
(@93) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
切欠なんぞ、たいしたこっちゃなくてな。 単純に人と付き合うのが苦手で、頭動かすのは得意だからこの職に就いた。 十八で入って二年働いて、初めて製作に携わる事になって。 つっても、勿論今ほど重役じゃなかったけどな。
[その頃は若く、自分の見えている世界が全てで。 ただ目の前の今日を、明日を、生きていた。]
アイツが生まれた時は、そりゃあ、嬉しくてな。
[忘れるはずがない、柔らかな雪が舞い落ちる夜。 神の祝福を受けて“生まれた”のだと思うほど。]
一番下っ端だった俺が、世話係に就いた。
(@94) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
この“仕事”がどういうモンなのか、全然わかってなかったんだろうな。
[こうして冷酷で在る現在(いま)は、過去のそれ故に。 虎にも、フェネックにも、ティーにも、サミュにも。 他にも、誰にも落とした冷たい雨音。]
俺も、アイツも、すぐに惹かれあった。 “世話”なんぞしてると、そうなっちまうのかもしんねぇ。 若い所員にはよく在る詰まらん話だ。
[最初は警戒していた兎が、徐々に慣れ。 男に甘えるようになり、寂しくなれば呼び、詩を詠い。 男もすぐに足を向け、小さな体を抱き締め、絵本を読み聞かせ。 目隠しを外したい衝動を何度抑えたか。 体を重ねたい欲求を何度慰めたか。]
(@95) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
[チアキが画用紙に描いた絵を、 ティーはまだ見ていない。
一番好きなものをとリクエストした。 希望は希望であって、約束ではないけれど。
そこに描かれているものを、見たくなかった。
もうすぐ、新しい飼い主で埋め尽くされる画用紙を──。]
(@96) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
うん、ありが、と。 ティーはやっぱり、優しい。
[ティーの声にキュ、と鳴き声をあげた。 胸が痛くて、少しだけ、耐えられなくなりそうだったから。 元気かどうかに返事がなくて、心配は消えない。 少しでも元気になるようにと、ぐるぐる考えた。]
ティーにね、絵の道具を準備してもらった日、約束したよね。 絵、描いたから、この部屋に置いておく。 だからぼ……あ、あとで、見てね!
[僕がいなくなったら――その言葉を口にする勇気がなくて、慌ててぼかした。 彼>>@96が何を思っているとも知らず、知らないからこそ、言葉にする。]
(123) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
[若い所員によくあるつまらない話。
鼓膜が拾う過去物語は、 そう、まるで、自分のことのように。]
(@97) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
…──── ァキ
[ちいさな声。
喘ぐような。]
オレは、
オレは、へーき。 元気だよ。
(@98) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
[チアキへの答えというより、 自分に言い聞かす言葉。
白い雪を降らせた声が、真白に凪いだ雪原を穿つ。]
(@99) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
チアキ、 それは、 まちがい。
[額をつけたまま、ふるりと頭を振る。 硝子レンズの端が扉に当たり、カツリと音を立てた。]
やさしーのは、 チアキだよ──…。
[約束。 その言葉に、アイスブルーが揺らぐ。
いやだ。 見たくない。
そんなこと、言えるわけがなくて。]
…──────、 ぅん。 ぜったいに、見るから────…。
(@100) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
――――愛してたよ。
[目を閉じなくても、耳を塞がなくても、すぐそこにまだ残る感触。 部下の小さな声(>>@98)に、重なったのは偶然か。]
揃いのロケットなんて買って、こっそり渡したりしてな。 “いつか”一緒に写真をとって、お互いで持とうなんて 下らん未来を、叶えられると信じてた。
[減俸もペナルティも、研究所を追い出されても構わなかった。 二人で並んでいけるなら、歩んでいけるなら。]
それが“愛”だと信じてた。
[その愛(プロセス)は、かくも脆く。 “いつか”なんて曖昧なもの、いつまで待っても訪れる事はない。]
(@101) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
まあ、愛らしい顔だったから。 アイツに買い手が着くのは遅くなかった。 出荷されてすぐに成約になった、飼い主の顔なんざ覚えてねぇが。
[一度珈琲に視線を落とす。 兎の顔は忘れずとも、飼い主になった男の顔は思い出せない。]
世話係として、立ち会いが決まった。 俺はその場をぶち壊して、奪って逃げようとも思ってた ……その頃は、若かったからな。
[そう、もう二〇年も経ってしまった。 それほどの若さも、眩しさも、真っ直ぐさも、“数週間前(いま)”の男にはなく。]
アイツもものすごく嫌がってた。 でも、それは決定事項で、どうしようもない事だ。 お前なら、わかるだろ?
[赤い羽根の記憶、深層で触れた男とサミュの似た部分。]
(@102) 2013/12/22(Sun) 04時頃
|
|
普段泣くようなヤツじゃねぇのに、泣き喚いて暴れまくって。
[それはともすれば、虎と重なる。]
主張なんてあんましねぇのに。
[それはともすれば、狼と重なる。]
俺もアイツも所員に羽交い絞めにされて。 俺の場合は、見せしめだったんだろうな。 “お前が携わる仕事は、こういうことだ” っつう。
[神聖なあの部屋は、小さな教会(しょけいだい)。 無惨にも、目隠しを外すというただ一つで落ちる刃は いったいこれまでにいくつの想いを刎ね飛ばして来たのだろう。]
(@103) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
ティー…?
[小さな耳は、不安に敏感な心は、その掠れた声をしっかりと拾う。 ねぇ、どうしてそんな、つらそうな声をしているの。 生まれた疑問は、口の中でぐるぐると周る。]
僕が優しいのは、ティーだからだよ。 僕は本当は我が儘で、悪い子なんだ。
[額を当てた扉、とても近いところからからカツリと音がした。 近くにいるのかな。 すり、と少しだけ背伸びをして、額を摺り寄せる。]
うん、約束だよ? 僕の、僕の心の欠片……ほんの少しだけ、ティーに残していくから。
[それは粉雪のように、儚いものかもしれない。 僕、ちょっとだけ頑張ったんだ。 だからねぇ、いつもみたいにすごいねって、頑張ったねって、褒めて欲しい。]
(124) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
[白い蛇を連れて店内に入る元軍人の姿を見れば綻んだ顔が見てとれた]
おめでとう
[小さく呟いた]
(125) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
[ (あい)なんて、知らない──。
偶然被さった声に、 無意識の、虚(から)の心が軋みをあげた。
知らないものは認められない。
さみしくて、かなしくて、こころぼそくて。 ただそばにいてくれる誰かを求めるのが(あい)なら、 そんなものはこの感情の名前ではないと、訴える。]
(@104) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
泣き喚いた顔は、目隠しを外されて見る見る変わってったよ。 俺だけにしか向けてなかった、向けない、そう思ってた表情に。 ご大層に誓いのキスまでやってのけて、アイツは振り向いた。
余程、だったんだろうな。 『解離性系統的健忘』、記憶喪失ってやつだ。 俺の事だけ、すっぽりなんもかんも、忘れて。
警戒した目で、言ったんだ。
「 ――――“Who” are you ? 」 っ、てな。
(@105) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
[チアキが心配している。 しおれる花に最後の水をやりに来たのに、 不安そうな声をあげさせてしまった。]
ん…──、 へーき。 オレはへーき。
……ほら。
[だからティーは笑う。 顔は見えなくとも、笑えば声も明るくなると聞いた。
だから、わらう。]
(@106) 2013/12/22(Sun) 04時半頃
|
|
[そこから先は語るに至らない、とても下らない話。
男が“Foo(存在している)/Who(誰)”と名乗りはじめたことも。 あの兎を追い求め、何度も同じものを作り出そうとしたことも。 目隠しを外す“客(にんげん)”を憎んだことも。 同じような思いをさせぬ為に辛く当たる態度も言葉も。 貫くような所員としての動きも。 感情でわかっていながら、立場が雁字搦めに縛り付けていることも。 何一つ、男にはしてやれることがないことも。 そんな自分自身を、一番憎んでいることも。
口にしてしまえば簡単で、実に面白みのない物語(じんせい)。]
(@107) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[話し疲れたのか、男は少し間を置いた。 声が揺れる事はなく、まるで御伽噺のような口調。 切り捨てた過去を震え声で語る資格は、男にはない。
――――愛してたよ。
――――そう、愛して “た” 。
少し冷えた珈琲を啜る。 窓から見上げるのは、空。 真っ白な、雪。]
(@108) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
ティー……。
[シマリスは何度も名前を呼ぶ。 繋がりはとても細くて、簡単に千切れてしまうから。]
あのね、ティー。 いい子じゃなくてもいいんだよ。 ティーが言ってくれたんだ。
[扉に手を這わせて、声に一番近い部分を撫でる。 今だけ、今だけ、手が扉をすり抜ければいいのに。 髪を梳くことだってできない。]
だから、ね。 無理しなくていいんだ。 平気じゃなくて、いいんだよ?
(126) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[ねぇ、ティーも寂しいって思ってくれてる? それならすごく嬉しい。 僕は、悪い子だから。]
ティーがね、嬉しいと僕も嬉しい。 でも今は、ティーが寂しいと思ってくれてるなら、もっと嬉しいよ。
だって、僕も寂しいから。
[あんなに拒んでいた寂しいが、するりと口から零れた。 後悔も迷いもない。だから、泣いたりしない。 泣いたら、またティーに心配をかけてしまう。 それだけは、したくなかった。]
(127) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
長くなったが、そういうこった。 全部投げ出しても欲しいもんが、あった。 まぁ、手には入らなかったけどな。
[淡々と話す様は他人事であるかのよう。 そして、一時戻るのは“上司”としての顔。]
で、お前には居んのか。 買いたいやつが。
[それが蛇とリスでなければ。 フェネックか虎であれば、買えなくはない。 買い取りという形になり、減俸もペナルティもついてしまうが。 心の内を聞けるかと、向ける瞳は強く。]
(@109) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[何度も名前を呼ばれて、目を閉じる。
呼んでくれる声が、チアキのものだから。 心地好い、ひなたのような声だから。
ほぅ──と、吐息が漏れた。]
(@110) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[サミュからの返事がある前に、もう一人の部下と繋がった通信を切った。 白衣のポケットに眠る銀は、全て聞いてしまったのだろう。 聞かせたくなどなかった。 いつまでも、いつまでも “愛してる” と。
嘘でも、貫き通したかった。]
(@111) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[チアキの声に赦されるように、 細い指が銀の蔓を摘み、 ノンフレームの硝子の堤防を、崩した。]
…──チアキ、
オレは、チアキがそう言ってくれるから、 へーきだよ。
チアキはオレに、ずっと欲しかった言葉をくれた。
泣いていいって。 寄りかかっていいって。
オレは誰かに、ずっとそう言って欲しかった。
(@112) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
チアキは、わるいこだね。
…────オレとおんなじだ。
チアキ。 …──チアキ。
( オレの )チアキ────。
(@113) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
チアキが寂しいとオレも寂しい。 チアキが悲しいとオレも悲しい。
チアキが嬉しいとオレも嬉しい。
……チアキが笑う顔が見たい。
(@114) 2013/12/22(Sun) 05時頃
|
|
[何度も何度も、繰り返し名前を呼んだ。
降り積もる雪のように、 チアキを白く隠してしまえればいいと。]
……──〜、 チアキ
[震える唇から、隙間風のような声が漏れる。]
(@115) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
僕、ティーの力になれてる? それなら嬉しい。 僕、ティーにたくさんたくさんありがとうを言いたかったんだ。 僕ばっかり助けてもらってたから、僕もティーの力になりたかったの。
[最後に、最後に少しだけ、ティーを助けたかった。 数週間前、震えた声を聞いた時からずっと、願っていたこと。 それが叶えられたと知って、笑み交じりの吐息が漏れる。 そして目を閉じて開けば、そこに少しだけ哀しい色を乗せた。]
うん、僕は悪い子なんだ。 ティーよりずっと、悪い子なんだ。 だから――さよならを、しなくちゃいけない。
[身体が震えたけど、声だけは震えないように、耳にも尻尾にも力を込めた。 ティーが名前を呼ぶから、仮初の名前を呼ぶから、だからこんなに、胸が痛いんだ。]
(128) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
[切なげに愛しい子の名を呼びながら、
薄い唇は、うっすらと、笑っていた。]
(@116) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
ティーと僕はお揃いなんだね。 ティーが望むなら、僕は笑っているよ。 今もちゃんと、笑っているよ。
だからティーは好きに生きて。 泣いて、怒って、笑って、精一杯、生きて。
[声は震えなかった。涙だって零れなかった。 ――視界が滲むのは、前が霞むのは、雪が溶けたせいだから、これは決して、涙などではない。]
(129) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
もし、だ。 お前が買いてぇヤツが居たとして。 そいつがお前と同じ気持ちなら、俺は何も言わん。
[新しい煙草を取り出して、火を灯す。 空気に溶ける白は、雪よりももっと穢れている。]
買い取る時も、出来るだけ上に掛け合ってやる。
[そう言って話し終えた“上司”の灰皿の上。 押し付けられた煙草は、強い噛み痕が残っていた。 どこかにも淡々と降り積もる、涙(ゆき)の *かわりに*]
(@117) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
[決して開かない扉の向こうで、 小さな傷つきやすいこころを抱えて、
他の誰かにこころを奪われる前に]
(@118) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
[────────────────……]
(@119) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
[ほぅ──と、もう一度。 ぬくむ春に溶けて消える、雪のような吐息が漏れた。]
(@120) 2013/12/22(Sun) 05時半頃
|
|
……――――そろそろ、行かなきゃ。 僕を待ってる人がいるんだ。
[それは、無言の空白から、どれくらいの時間が経った頃だろう。 背伸びに震える足を叱咤しながら告げた声は、もう欠片の迷いもなく。]
僕が選んだ道、僕が決めたんだ。 またティーの前で笑えるように、僕も精一杯生きるよ。 ご主人様のために、生きる。
[温くなってしまった扉に、そっと口づける。 それを最後に、扉から身体を離した。]
ティー、ありがとう。会いに来てくれて。 最後にティーに会えて嬉しかった。 ティーと話せてよかった。 また、ティーから元気を貰っちゃった。
[袖で溶けた雪を拭って、今度こそ笑う。 もう大丈夫だと、言い聞かせるように笑った。]
(130) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
[銀の蔓が、ティーの体温を吸ってほのかな熱を灯す。
沈黙を、間に挟んで、時間が流れる。]
───チアキ、
[最初にそれを破ったのはどちらだったか。]
……うん。 もうすぐサムが迎えに来る。
[フーの話が途切れた。 受け渡しの時間はもう間もなく。]
(@121) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
[人間(ひと)はよわくて 自分勝手で、
穏やかに送り出そうと思っていたチアキを、 簡単に傷つけようとするくらい、
一人では隙間を埋められない、不完全ないきものだから。]
(@122) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
[聞こえるか聞こえないか わからないくらいの小さな声で
ずっと、長いこと 自分が叶えて欲しかった願いを、口にした。]
(@123) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
うん、連絡したら来てくれるんだって。 ……あ、
[端末を開けば、メッセージを送った何人からか返信が来ていた。 その内容に瞼を震わせ、口元に笑みを浮かべる。]
僕、ここに来て良かった。 皆に会えて良かった。 ティーに会えて良かったよ。
[それは心からの、慈愛に満ち溢れた言葉。 愛に満ち溢れた愛玩動物(ぼく)が、人間(あなた)に贈る感情。]
それじゃあ、呼ぶね。 ………ティー、さっき言ったこと、忘れないで。
[床に残された画用紙。 そこに視線を向けた後、端末に視線を落とす。 そして指が画面に触れた**]
(131) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
[扉の向こうで浮かべた笑みは、どんな表情よりも優しく。 囁いた声は、どんな音よりも優しかった**]
(132) 2013/12/22(Sun) 06時頃
|
|
[ちいさな唇が扉に触れて離れたとき、 ティーの唇も、いのるように扉に触れていた。
果たされなかった約束。 過去になった愛。
すべてを聞いていた銀のロケットを、 冷たくなった左手に握りこみ、 同僚が、赤い包みを手にあらわれる前に ティーはひっそりと、その場を離れた。**]
(@124) 2013/12/22(Sun) 06時半頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 06時半頃
|
―研究ルーム―
[渡されたのは、一匹の“愛玩動物”のデータ>>@88。 目を通し始めると、その視線を先導するように、読み上げる声が重なる。
最終行に記されたサインは見覚えのない名前“Frank.F”。 コピーを見ることもなくソラで読みあげた後に、紡がれ始める昔語り。そう、まるで、遠い御伽噺のように。
ただ訥々と、降り積もる雪のように深々(しんしん)と]
(@125) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
[スタートは20歳の世話係。 目の前の人を20歳若くした姿と、今の自分とが重なった。
世話係と惹かれあう“動物”には、データ通りの耳を持つ「兎」と、極彩色の羽根を持つ「鳥」と――…。
『愛してた』
過去形の言葉が重くのしかかる]
(@126) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
[奪って逃げようとした。 その言葉で、若い世話係のイメージは今の自分と分離する。代わりにもっと幼い、あの頃の自分と重なった。
どれだけ、どれだけ、どれだけ想っても。 寝付いて日に日に弱りゆく相手に、食事を与え、生きるための快楽を与え、溢れる想いを囁いても。 喪った主のために流れる涙を、止めることができなかった。 「目を合わせた相手に一生を捧げる」という、“愛(システム)”に勝てなかった18の頃。
そこが重なれば、後は必然。
お前ならわかるだろ?――…その言葉に、うなだれるように小さく頷く]
(@127) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
〔〔 “Who”are you ? 〕〕
[警戒した目で「兎」が紡ぐ。歌うような声で「鳥」が紡ぐ。 若い世話係“Frank.F”の、表情はよく見えない。 ただ静かに語る目の前の「彼」に集約されていく。
――そして部屋に、珈琲を啜る音だけが響く]
(@128) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
……っ、 俺は、
[投げかけられた問い、弾かれたように顔を上げる。 強く向けられる眼差し。心の奥底まで見透かすように。
うろたえた。 自分の偽らざる想いは、とても醜く、情けなくて。 フーに、フランクに、失望されたくないという想いが、この期に及んで口を重くさせる。
けれど、]
(@129) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
[ひそやかに紡ぐ打ち明け話。心の一番奥底の、情けない部分を曝け出した。 打ち明け話はまだ続き、微笑みさえ浮かべている]
立場も減俸もペナルティも、俺にとって本当はどうでもよくて。 「書き換える」存在になりたくない、それが全てだった。だから相手が、俺だけ、ただひとり俺だけを選ばない限り、俺も選ばない。選ばずにいられた。……なのに、
[途切れる声。笑みは消えて、吐息を詰まらせる。 その息を、ようやくゆっくり吐き出した時]
……ヤニクが、それを越えてきたんだ。
[震えそうになる手を、もう片方の手で握り込んだ]
俺の傍がいいって、言った。 誰が主になるよりも、商品と所員でもいいから傍にいたい。 抱き合いたい、声を聞きたいって。
(@130) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
|
……だから俺、いつもの言い訳が使えなくなった。 あの言い訳がある限り、どんなに心が揺れても、 手を伸ばさず、フィリップに操立てしていればよかったのに。
[途方に暮れたような笑み。けれど懺悔の後のような、清しい心地もして。ありのままに差し出した、臆病で自分勝手な心。そしてフランクの目を、じっと見つめる]
自分の心に向き合わざるを得なくなって、 今、あんたと話してみて、ようやく、わかった。
俺も、ヤニクの傍にいたい。 真面目で、不安定で、自己評価低くて、素直すぎるくらい素直で、甘え下手の甘えん坊で、でも奥底はとても強くて、まっすぐで、そんでとびきり優しい。 そんなヤニクの傍にいたいし、傍にいてほしい。
……なぁ、おっさん。こんな俺でも*認めてくれる?*
(@131) 2013/12/22(Sun) 07時半頃
|
[触って、覚えて行けば良いことなのに
テッドに言わせたいのは睨む顔が可愛いから]
は、恥ずかしいけど慣れんとな。
[どもる]
……テッドさん。
いーんだよ冬だから蓄えてんだよ。
[気にしていた所に突き刺さる言葉、明日から運動する事が決定した]
[手際悪く脱ぐ、間こっそりとテッドを盗み見る。
服にあけられた尻尾穴も気になるが、
やはりすらりとした手足が、肌が露わになると
またごくんと唾液を飲み込んで]
あ、尻尾いいな。
[というか、ずるい。
勃きつつあるところは隠すのを諦めて
広いベットに上がるとまたおいでと手を広げ]
……あ、あぁ……
[同じく。どもる。]
……冬眠するのか?
[それはリスとかだ。
ちょっとだけ、からかうような風情。
照れ隠しには丁度いい]
…… 、
[ゆらり、と尻尾を揺らしつつ。
ちょっとだけ、やはり照れ隠しに自慢げな顔。
所員たちとは、こんな風に脱いで
肌を合わすことはない。]
……ん
[そろり、と広げられた腕の中、体を預ける。
直接感じる体温、それがいとしいひとならばなお何もかもが違って]
あたた、かい。
[とても、とても、心地よく―――]
|
− 広間 −
[静まり返ったその場所は先程までと違ってとても寂しかった。 玩具や絵本や毛布で埋めても足りなくて。 のそのそと窓の外を見ていたが、すぐに飽きてしまった]
そっか…。
[食事前までは飽きずに見ていたのに。 独りで見るものは何でもつまらない。 祝福の最後の伝言を贈った後、チアキがホレ―ショーが いない事を寂しがっていた事を思い出す]
ご飯……。
[いつもご飯を楽しみにしていたホレ―ショーを思い出して]
(133) 2013/12/22(Sun) 11時頃
|
|
[まだサミュエルはいただろうか。 配膳口に声を掛ける]
ホレ―ショーまだ来てないの。 俺持って行こうか?
[声を掛けたがいなければ端末に同じ内容を送る。 広間は寂しくて誰かの傍にいたかった]
(134) 2013/12/22(Sun) 11時頃
|
|
[話していくお伽噺は何処か遠く。 男の過去とサミュの現在が重なり、離れては、また重なる。 弾かれ上がる顔が、狼狽え。
そして、男が落とした“余談”に返るものは。 本当に、笑い話のような現実であった。
黒縁の奥を丸め、少ししてから。 緩やかに上がったのは口角。 下がったのは眉。]
(@132) 2013/12/22(Sun) 11時半頃
|
|
[君もあの子と仲良く、とシメオンに告げて店を出て。
シィを迎え入れたリムジンの後部座席。 寄り添うように肩を寄せ合って座り、揺られる数時間の旅路。 腕を組み指先まで絡めて繋ぐ左手。 眺める横顔に、そっと義手を伸ばす。
鋼鉄の骨を持つ指は、滑り止めのシリコンが肉球のよう。 頬を撫で、唇に触れる指先が、低い音を響かせて震えた。]
(135) 2013/12/22(Sun) 12時頃
|
|
[打ち明けられる、偽らざる想い。 とても醜く、情けなく、柔らかな、優しい底辺。 震えそうになる手を握り込む手に、重ねる手は この場所を離れ行くシマリスが“魔法の手”と比喩したもの。 ゆっくりと重ね、震えを取り去ろうと。 壁を殴り付けたその冷たい手で、指先を撫でた。]
――――――。
[似ていても、否なるもの。 その想いをまっすぐに受け止めて、途方に暮れたような それでも何処か清々しささえみせる彼に、男は唇を開いた。]
(@133) 2013/12/22(Sun) 12時頃
|
|
言っただろ、お前とそいつが同じ気持ちなら何も言わんと。 認めるも何も。
[手が離れ、肩に乗り、ぽんとただ一度だけ叩く。 “背中を押す”ように。]
ただ、まだ仕事が残ってんだろ。 先ずはそれをこなせ。 ―――、――ッ、ゴホ!
[肩からも離れた手は、煙草を掴み。 白煙を吐き出して溢れるのは *噛み殺し損ねた咳だった*]
(@134) 2013/12/22(Sun) 12時頃
|
|
[咳き込む白衣に、赤黒い染み。 モニターの向こうに泣き濡れる、虎の姿をすこし眺めて。]
ああ、そうだ。 虎の手の消毒―――ゴホッ、げほ!
[がたりと椅子に *座り込んだ*]
(@135) 2013/12/22(Sun) 12時半頃
|
冬眠してーよ……
[人間の切実な願いだが、
気の抜ける会話もまた楽しくて]
そしたらテッドと冬籠もりだろ。
[毛布の中から出てこない生活]
……でも、冬眠してると
寝てるだけになるぞ?
[切実な人間の想いを理解できるのはまだもう少し先だ]
――、……
……まあ、それなら……
[妥協か]
[揺れる尻尾が誇らしげで、
羨ましくもあり、それでいて愛らしくもあり。
素肌でふれあうと、より暖かく愛しくて、
涙が溢れそうになる]
ほんと、あったけーな。
[と、ぬくぬくしているとそのまま満足してしまうので
手は再び揺れる尻尾へ伸ばされる]
これって、お前ちんk…………どっちがいいんだ?
触るのとか、舐める?の。
[思い切ったことを聞いてみる]
寝てるだけって、贅沢だろ?
[願わくば引きこもって暮らしたいのに、
それに相応しくない狼を選んだのは
変わりたいとどこかで思っていたからか。
単にテッドが可愛いからというのもあるが]
一緒にごろごろしてたら、幸せだ。
[出かけるのもいいと思うようになるのは、
もう少し暖かくなってからのこと]
[頬をすりよせ、
温かさを堪能する。腕を背に回し、体温をわけあうように]
――ん、っ ……
[尻尾が揺らめき、そちらも撫で付けるように動き]
――は!?
そ、んなこと聞くなっ……
[――しかし。
それでは、ミナーが困るだろうか、だって、世話係と違って、慣れていないのだし――]
……な、……なめ、る、方
……いやなら、いい……けど、……
[消え入りそうな声。寮とは違うのだから、――ミナーに、なら、謂わないと、と言い聞かせて]
――そう、かもしれないけど
体、鈍りそう、だって
[耳元囁き、触れ合いのはざま]
――ん。……悪くない、かもな
テッドさんは、全身舐め回されたいと申すか。
[からかいつつ、それもありかと思った]
舐める、ふむ。
してみよう。
[当然ながら男相手にはなにも経験は無い、
しかし同じ男ならば勝手はそう違わない筈だと
密着していた身体を離して。
胸の飾りみたいにある乳首にちゅっとキスしてから
頭を下げて足の間へ]
良かった、狼の形してたらどうしようかと。
春になったら動くんだよ。多分。
[その頃には花粉症で泣く羽目になっているのが年中行事]
ごろごろすんのと、運動と、半々な。
いきなり活動的にはなれん。
[出かけようと誘われたらあっさり頷くけれど]
俺も慣れる、から。
く、口に出すなよ、ばかぁ!
[尻尾が逆立ち、顔が真っ赤になる。]
っ、……ぅ、うん……
[ちいさく頷く。
心臓が、破裂しそうである。]
――っ!
[乳首に口づけられただけでもびくんと震えて。
しかし性器への言葉に、]
――っ、、……ば、ばかやろう、……!
[恥ずかしくて死ぬ。
緩くたちあがる熱は、物欲しそうに。]
――春。花が咲く季節、だな。
[絵本の知識。花粉のことは知らない。]
……そうか、半々、わかった。
……うん。
[言葉のはしは、甘えるように溶ける]
大事なことだろー。
[なにせ照れまくるテッドが、見れる。
それを見ると俺のテンションが上がる、
よりテッドが照れることを言える、完璧だ]
さすがに狼のを舐める勇気はねーよ。
舐めるっても、どう、だ?
[先端をぺろりと舐めてみてから、見上げて確認。
問題なさそうならそのままぺろぺろと水を飲むように]
冬眠してた奴らも出てくる、もう少し過ごしやすい。
花も咲くなあ。散歩するところも増える。
[公園も様変わりするのはまだ口にせず]
テッドだって、全部俺にあわせなくていい。
〜〜ッ、ばかぁ ……
[顔下半分を腕で隠す始末。
完璧とかなんだそれ、と吠えるだろう]
――ぅー……。
[それ、はやや小さめだが人間のものと同じで]
ひぁ、ん…!
[舐められただけで、
びくん、と仰け反る。]
ミ、ナぁ…… ふ、
[指を噛み、声を抑えようとしながら、ミナーの動きひとつひとつに腰が浮いた ]
――っ、ん、ぅん……
[返事も、あえぎ混じりになり。]
ぅん、……わかっ、……た
ばかだよ。
[舌を動かす度に、テッドの声が聞こえ
腰が浮いて好いのだと知らせる]
ほかには?
[問うてから、あむと先端を口内へ迎えいれ、
そのまま唇で柔く、食んで。
男のものだとは思うけれど、
テッドのものだからか嫌悪感は微塵も沸かず]
[夏は二人で夏眠だと言えばいい、
秋には実りを堪能して、また冬がくる。
巡る季節をおぼえたら次は何を見るか]
……ふ。
[その前にいまは目の前の、これだけれども]
そこで、ぁ、
しゃべ、…、ッ、んな
――っ!
[内腿も震え、全身で快楽を訴える。]
ひぅ、ゃ……――ッ、
[触れるのがミナーというだけで、こうも違うのか。他、他には、と、濡れた目で見下ろし、――しかし、なかなか謂えずに]
でも っ....ぁ
[もういいと手を引き離され困惑したようにレイを見上げる。
だが指が三本に増え痼を擦られれば首を振り、声をあげ、溺れていく]
ぁ ひぃぁ レイさ、もぉっ
[もっと、もっと、と欲しがったそこが疼きに耐えきれず揺れ、その熱いものをと訴える。
それでも恥ずかしさに言えずにいれば先を促され恐る恐る口を開き]
ほ、ほし ひぁぁっ....レイさんの、それ、がっあぁぅ...ゃあ、ここに、ほし
[どうしても言えなくて彼の指を受け入れるそこに手を伸ばして縁を撫でながらねだる。
おねだりは成功したか、指が抜かれ、四つん這いにされれば残念そうに声を漏らしたものの従った。
本当は、今まで玩具などを入れられるときは目隠しをされたままだったから彼の顔を見て最後までしたかった。でも、文句はいっちゃいけないと首を緩く振ってシーツをぎゅうと掴んだ]
やっ あぁぁぁぁぁっ あつ、レイさ、やぁぁぁ
[シーツを掴んでイきそうになるのを必死に堪える。無機物にはない熱さに驚いてびくびくと背を震わせながら必死にそれが埋まりきるまでその大きさと熱と快楽に耐え、なるべく締め付けないようにと熱い息を喘ぎとともに吐いた]
ぁ....はいったの ?
.....ひぃあ?!
[止まった動きに入りきったのかと後ろを確認しようと振り向いた瞬間、熱い吐息を受けた羽根がぶわりと広がり予想しなかった快楽に耐えきれず支えていた腕から力が抜け顔がシーツに沈む。
その時角度が変わった凶暴なそれが奥を抉り耐えきれず自身から白濁が漏れた]
ご、ごめんなさ イっちゃ、やっぁぁ ふぅっ
[それに連動するようにぎゅうぅ、とレイのそれを締め付ける後孔。緩めよう緩めようとしても逆効果で喘ぐような吐息が漏れただけだったか。]
|
[重ねられた手。静かな手。 そっと震えが収まっていく。
撫でられた指先から繋がるもの。 言葉持たずに伝わるもの。募る想い。
そして打ち明けた。 それはただ赦されるための懺悔だけではなく、もうひとつの祈りを込めて]
(@136) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
|
……何も言わん、じゃ困るんだけど、俺。
[そんなことを言いながら、けれど肩に触れた手が答え。安らいだ表情でその目を見つめる]
ありがとう。これで、前に進める。 ……っておい、おっさん、大丈夫かよ!
[急に咳き込み始めたのを見て、慌てて水差しの水を注ぐ]
はいはい、もうわかった、わかったから……
[コップをデスクに置くと、仕事の話を続けたがる白衣の背中をさすり]
(@137) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
|
……なぁ、おっさん。
[背中に手を触れたまま、ぽつりと呟く]
俺が赦されていいのなら、あんた自身も、赦してやってよ。
[懺悔の中に重ねた祈り]
俺が幸せになっていいなら、あんたも幸せになっていい。 あんたが自分で願えないなら、代わりに俺があんたの幸せを願ってる。
[We wish you every happiness.]
俺だけじゃない。ティーさんも、あいつらも、みんな。
(@138) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
|
[端末に着信が入る。その内容を確認して、ゆっくりと身を起こす]
……チアキからだ。準備ができたって。
[肩に触れ、ゆっくりと手を離す。 同僚のデスクから、頼まれていた大きな荷物を取り出して抱え]
それじゃ、いってきます。 ……ありがと、おっさん。
(@139) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
|
―寮・チアキの部屋―
[そうしてやがて、チアキの部屋にノックが響く]
チアキ、迎えにきたよ。
[プレゼントを抱えて『迎え』が訪れる]
(@140) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
|
[部屋の中央に画用紙が一枚、それ以外はいつもと変わらない部屋。 残りの画用紙も色鉛筆も置き去りにして、これからご主人様に会いに行く。]
うん、ありがと。 準備できてるよ。
[既に目隠しを終え、なぜか正座をしてみたりして。 迷いのない、けれど少しだけ緊張した声が、扉の向こうへ返事をした。]
(136) 2013/12/22(Sun) 16時半頃
|
んんん?
なんれ。
[口内に咥えたまま返事をしつつ、
溢れてくる唾液でぬるぬると舌を滑らせ。
震える腿を軽く撫でると開くよう押して]
なんか、味がするな。
[息継ぎの為に口を離すとぼそりと感想]
|
[重なる手、撫でる指先、合わせ鏡と、背中合わせ。 囁きの中に久し振りに笑みを落とす。 笑い方を忘れていたのか、喉奥を鳴らすようなものにしかならなかったが。 咳き込めば差し出されるのは水。 牛乳飲みてぇとか内心我儘を連ねたのは、秘密の話。]
悪いな、先週濡れっぱで動いたから、ゴホ! あ゛あ゛ーーーー、風邪とか勘弁してくれ。
[仕事もしにくいし、頭も上手く回りにくい。 余計なことを考えたくないと、仕事に打ち込もうとする姿勢はバレているのだろう。 よく似た、この関係の延長線上に。]
(@141) 2013/12/22(Sun) 17時頃
|
[教えることは多いだろう、
その分教わることもきっと多くて]
エロい声も好きなんだから、あんま殺すなよ。
お前がちゃんと感じてるって知りたい。
[知らぬ内にきっかけにもなっていた]
|
[懺悔に重ねられた柔らかな祈り。 幸せになどなれない男の幸せを、願うなどと。 その気持ちを無碍にはしたくなく、けれど頷ける訳もない。]
Thanks.
[We wish you every happiness.]
充分、幸せだよ。 “お前ら”が幸せならな。
[それが嘘も偽りもない、脆い本心。]
(@142) 2013/12/22(Sun) 17時頃
|
こすれ、て、ゃ、あ……っ
〜〜ッ、
わ、わざとや、ってないか……ぁっ!
[喋られると振動がひどく、来る。
ちゅくり、とかちゅ、とか。
濡れた音にも反応してどんどん硬くなる、熱。
押され、ひくつく腿をおずおず開いて]
ぅ、ぅあ、もぉ、謂うなったら……!
[こぼれ落ちる先走り、おかしな味だと思うはず、と考えると腰を退こうとした]
[謂われると、弱い。
困ったように、蜂蜜めいて甘い琥珀の双眸が揺れた]
――っ、 ぁ、ふ
[噛んでいた指を、離して、]
――ん、ん ぁ
[味がすると謂われれば達しそうなのだと訴えて]
……ゃ、でる、 から、
くち、はな して 、ぇ……っ
[味で検診されたときのとんでもない羞恥を思いだし、そう、喘ぎ喘ぎに口にした]
|
おう、行ってこい。
[通信の気配、あの小さな部屋に降るのが無音の祝福たれと願う。 部下が荷物を抱えて部屋を出たならば、もう片方に通信を。]
あ゛あ゛ーーーー、ゴホッ。 だめだ、牛乳だ、牛乳が足らんのだ。
[そう残し、立ち上がるのはVIPルームへ。 動物に風邪を移すわけにいかないが、客に移すのは大いに結構だ。 失われた牛乳成分を求める廃人は、少しだけ足をもたつかせながら歩き出す。 印刷した過去はもう一人の部下のデスクの上、書類を片付けない上司のいつもと変わらぬ *悪い癖だった*]
(@143) 2013/12/22(Sun) 17時頃
|
[また一つ覚える、
咥えたまま喋ると凄いらしい]
あと、当たり前だけど温かいな。
[先走りが溢れそうに見えて舌ですくう。
蜜というには、だがテッドの味だ
とがらせた舌で先端を往復しつつ、
開かせた腿のその奥へ]
こっちも使うんだよな。
[逃すまいと追いかけるように指で窄まりを押して]
|
サミュ、なぁに?
[扉の開く音がして、サミュの匂いがした。 鼻をふすふす鳴らす。 そしてサミュから渡された物を、サミュに手伝って貰って開けた。]
これは……?
[とても触り心地がいい。 サミュにどんなものは説明してもらう。 向日葵色のカシミヤストール。 首に巻けば、ふわふわで、柔らかくて、とても暖かくて、自然と頬が緩んだ。]
ティーみたいだ……。
[自然と零れた声は、無意識のもの。 両端にあしらわれたフリンジの感触に、小さな耳がぴこぴこ揺れる。]
(137) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
|
出していいぞ?
[我慢させていたのかと、
驚きながら。
当然味の違いはわからないし、
飲んでみるつもり]
あ、かける?
[マーキング的な意味で]
|
[そしてもうひとつ、甘い香りに鼻を鳴らす。 お花の匂い。太陽の下、大輪の花を咲かす、あの――]
向日葵……?
[サミュの手に指を伸ばして、そっと、その花弁に触れる。 向日葵色をしたシメオンさん。僕のご主人様。 頭に髪飾りとして挿されれば、照れ臭そうにはにかんだ。]
えへへ、これでいつも一緒だね。
[太陽になると約束した。 向日葵を照らす、貴方を守る、太陽になると。 ふたつの贈り物を大切に身に纏い、サミュに続いて部屋を出ようか。
終わりではなく、始まりを告げる、教会へ――]
(138) 2013/12/22(Sun) 17時半頃
|
[覚えられた。
ミナーに、どんどんさらけ出してしまって]
――っ、……や、やだったら……、っ
[ミナーの、くちのほうがあたたかい、とか、きもちいい、とかそんなのはまだ謂えない喘ぎの下]
ぁ、あ ッ、
[ひくりと幾度目ともしれず腰が浮く。先は弱い、それから奥。
窪みは物欲しそうに指にひくつく動きを伝えた]
……ぁう、
[でも、と謂いたげな顔はちょっと、弱く映ろうか。
こんな、熱くなるのははじめてだから。
ミナーだから。]
っ、それも、ゃ、だぁ……ッ、
[ばか!という声は上擦って掠れた。握りしめたりしたせいですっかりベッドのシーツを乱している。尻尾は、もっと、欲しそうに揺れて]
|
[愛されること。 幸せになること。 横たわり、胸元で手を握ったままで考えていた。 けれどまだ答えは見つからない。
どうすれば”愛され”て、どうすれば”幸せに”なれるのかなど。 奔放に生きることしか知らなかった虎には、考えてもみなかったこと。]
……、だれなんだぞ。
[端末の音に、手を伸ばす。]
(139) 2013/12/22(Sun) 18時頃
|
|
[ベッドの上で身を起こし、窓を見ると、まだ白いものがちらついていた。]
……しあわせって、何なんだぞ……?
[もし、ここを出ることが、フーの傍から離れることが幸せだというのなら、それこそ、理解できない。]
……ぁ……。
[ならばフーの幸せは、何なのか。 そういえば、何度も「幸せになれ」とは言われたが、彼の幸せは、どういうものなのだろう。]
(140) 2013/12/22(Sun) 19時頃
|
|
[>>114身をすくませた彼を見て、ゆっくりと手を引っ込める]
……俺の声からのイメージは主にシマリスのせいなんで、文句はそちらに。
[なにも訊かずに、言わずに。 まだ聴くときではないと思ったから、何事もなかったように話題を変えた。
手を引かれ、籠から解放されたことにまだ慣れてない顔をしながらも、彼に歩調を合わせて歩む。 羽織らされたコートは、軽くて暖かだった]
(141) 2013/12/22(Sun) 19時頃
|
|
[店を出る前。 >>125客の一人だろう。かけられた祝福の言葉に、まだ戸惑った顔をしながらも頭を下げる。 それから、各席に設置されたモニターを見て、少しだけ複雑そうな顔をして]
……じゃ。
[短い別れの挨拶を、通信機を使って全員に届ける。
淡泊で簡潔なそれを、誰がらしいと思い、誰がらしくないと思うだろうか。 なるべく考えないようにして、通信機を店に返却した]
(142) 2013/12/22(Sun) 19時頃
|
|
[外へ出ると予想外に外気が寒くて、目をしぱしぱさせる。 思わず無骨な黒コートのフードを被ったとき、差し出された手。 きょと、と。見上げればクロイツの視線と目があって、少しだけ照れた顔をする]
……ども。
[金属の手を迷いなくとって、寒さから車へと乗り込む。 絵本で見ていたよりもずっと大きな車の、ふかふかの座席に身を収めて。 隣の温もりに、無言ですりよった]
(143) 2013/12/22(Sun) 19時半頃
|
|
[目隠しを外されたとき、ひどく気分がよかった。 クロイツの瞳以外なにも目に入らず、唇に移った温もりが何よりも愛しくて。
まるで、自分はこのために生まれてきたんだと、いうような]
…………。
[その通りなのだが。
システムに満ち溢れた一目惚れ。 それを知ってしまっているから、どこかで複雑だ。 それでも、と。目隠しを外される前のことを、思い返せば。
この人に泣いてほしくないと思ったのは、事実だ。 そばにいてやりたいと思ったのも。 だから――
繋いだ手を、きゅっと握る]
(144) 2013/12/22(Sun) 19時半頃
|
|
ん、?
[考え事に耽っていたとき、手を伸ばされる気配>>135にふとそちらを向いた。
鉄の手に触れられて、頬を撫でられくすくす笑いを溢す]
ふ、つめてーです。
[ほんのり赤い頬で、なあに?と言いたげに小首を傾いで。
唇に触れられ、薄らと口を開いて 舌の先でちろりとその指に触れた。
その溢れんばかりの愛情に、濁りなどあるはずもない]
(145) 2013/12/22(Sun) 19時半頃
|
|
− 広間 → ホレ―ショー部屋 −
[配膳口に残っていたホレ―ショーの皿は 出来たてとまではいかなかったが、充分温かかった。 端末からホレ―ショーの返事が届けば眉を下げて]
いってきます。
[誰もいない配膳口の向こうに声を掛けてトレイを持って ホレ―ショーの部屋へと向かう]
ホレ―ショー、ご飯持って来たの!!
[食べたくないと彼は言っていたが 気にせず押し掛け扉に呼び掛ける]
(146) 2013/12/22(Sun) 19時半頃
|
|
―研究ルーム>>@141>>@142―
勘弁してくれはこっちの台詞だよ。 おっさん倒れたらうちのチームめちゃくちゃだ。
[もともと仕事ジャンキーの要素はあったけれど、ここ最近特に酷い。おおよその理由は想像がついているけれど]
ちゃんと、自分を大事にしてくれ。
[触れた背はやっぱり少し熱い気もして。
重ねる祈りの願いの前に差し出される言葉。 それは恐らく嘘のないもの。 ――…自分も、口にしたことのある言葉。
眉下げて、ひっそり息をつく]
(@144) 2013/12/22(Sun) 20時頃
|
測量士 ティソは、メモを貼った。
2013/12/22(Sun) 20時頃
|
[結露した窓を水滴が伝う。 窓が泣いているようで、見ているとこちらまでまた泣きそうになってしまい、顔をくしゃくしゃにさせたままで、乱暴に水滴を拭った。]
びゃ……っ。
[冷たい水が、傷だらけの指先にしみる。 こんな小さな傷でも、こんなに痛いのに……
………。]
あっ。 ……ヤニクなのか?
[暫し、水滴の冷たさでまた赤みのさした指先を見つめていたが、廊下から聞こえたヤニクの声に、一時、意識はそちらへと。]
ありがとうなんだぞ。 でも、今は、ごはんあんまり食べたくないんだぞ。
[振り返った姿勢で、声だけを扉にかけた。]
(147) 2013/12/22(Sun) 20時頃
|
|
[見送られて研究ルームを出て、向かうは寮の、チアキの部屋。 なぜか正座で待っていたその様子に笑み零して、二つのプレゼントを渡す]
……ん、よく似合ってる。
[ひまわり色のストールと、髪に挿した一輪の花。 「ティーみたい」……ストールに触れた時の、言葉の響きが気にかかる、けれど]
それじゃあ、そうだな、手でも繋ぐか?
[目隠しのまま歩く「花嫁」に、腕を貸してもいいのだが。 どうも似つかわしくないように見えて、手のひらを差し出した]
(@145) 2013/12/22(Sun) 20時頃
|
いやなら、やめる?
[なんて、舌を止める。
しかし声は嫌がっていないのがわかるけれど、
顔を上げて見つめ、そのまま目を細める]
それとも、舐めていい?
[返事を聞く前に頭を下げて舐めるのは
奥の窪みへ]
|
− ホレ―ショーの部屋 −
[しっかり返事は返って来た>>147 いつもと違うその声に首を傾けたまま]
はいるのー。
[遠慮無く侵入した]
ホレ―ショー、そんなとこいると寒いよ?
[窓に近付いている姿に声を掛けて近寄った。 肉のごろごろ入ったシチューには温もりがある]
ホレ―ショー、怪我してる?
[血の匂いとそれがホレ―ショーからする事に 鼻はひくひくと嗅ぎ付け、耳は警戒する様に動いた]
(148) 2013/12/22(Sun) 20時半頃
|
我慢しなくていい、出せよ。
[粗相をしたと怒るつもりは無く、
むしろこの手で達する姿を見たい。
揺れる尻尾がシーツをこする音、喜んでいる。
なんと言われてもどうしようもなくばかなのだ、
こんなに色っぽい声を聞かされて
我慢もできなくなる]
……――っ
[聞かれて、酷く困ったような顔で。
視線が合うと眸を揺らして]
ゃ、……
[首を横に振る。やめて欲しいわけがない、のに。
悔しそうに唇を噛んだ。]
ひ、ゃ――ッ
[奥に舌の感触を感じてあがるのは悲鳴じみた声。
反射的に足を閉じようとすると頭を挟んでしまう形になるか]
ミナ、 ぁ、ゃ、だ だめぇ…っ
[きゅ、とすぼまり声より言葉より快楽に忠実だ。]
|
[端末から研究員の指示を受ければ同意の旨を伝えてVIPルームを立つ。言われた部屋へ向かい席]
準備は大丈夫。
(149) 2013/12/22(Sun) 20時半頃
|
|
えへへ、ありがとー。
[サミュ>>@145の言葉がくすぐったくて、小さな耳をぴこぴこ揺らす。 尻尾とストールを靡かせて、サミュの手を取った。]
サ、サミュ……危なかったりしたら早めに言ってね…!
[視界を奪われたまま歩くのが怖いのか、小さな耳が少しだけ震えている。 繋いだ方と反対の手はストールを掴んで、恐る恐る足を踏みだした。]
(150) 2013/12/22(Sun) 21時頃
|
|
[>>148ヤニクが部屋に入ってくるのを、拒絶はしない。 けれど、出迎えることもない。 両手をぎゅっと握りしめ、少し視線を向けただけ。]
さむいのは、大丈夫なんだぞ。
[それよりもっと冷たいものを知ってしまったから。]
けが? ちがうぞ、ちょっと、爪とぎしすぎただけなんだぞ。
[ちらりと示すのは、ベッドの脇に転がる、ちょっとでは済まない程に損傷した爪研ぎの板。]
(151) 2013/12/22(Sun) 21時頃
|
|
[買い手の待つ部屋が「教会」ならば、手を取り歩むこの道はバージンロードか。 それはこの世に生を受けた日から、新たな人生を踏み出すこの日までの道のりを示すという]
チアキ、今、どんな気持ちだ?
[その時を、間近に控えた動物は、どんな気持ちなのだろう。 目を合わせたその瞬間から、一生を捧げる「愛」が始まる。 自分には未だ、その行為には良いイメージがわかないのだけれど]
(@146) 2013/12/22(Sun) 21時頃
|
[首は横に振られる、
この意味は恐らく行為をやめろではなく、
恥ずかしいから聞くな、だろう]
本気で嫌がってないからやめない。
[唾液でヌルヌルする雄を指で扱きながら、
その奥を舌先は進行する。
ここに道具を挿入されて尾を振っていた姿が
今も焼き付いてはなれない]
指とかで慣らすのか?
[足に挟まれても下の方からそんな声]
|
今……?
[サミュの声がした。 手を引かれて進む道、少しだけ立ち止まる。 ちょうど、シーシャ>>142の声も届いただろうか。 照れ屋さんなシーシャらしい一言に、くるる、と喉を鳴らしたりして。]
ドキドキ、してる。 緊張と、期待と、不安と、喜び。
僕が、永遠を一緒に過ごす人。 選ばれただけじゃない。僕も選んだんだ。
目を見た瞬間から、僕たちは繋がる。 決して切れることのない、赤い糸?だっけ。 えへへ、それってすごく幸せなことだよね。
[照れ臭そうにサミュと繋いだ手を揺らす。 頭に挿した向日葵が優しく香った。]
(152) 2013/12/22(Sun) 21時頃
|
|
サミュ、ありがとう。 サミュたちがいてくれたから、僕はこうして幸せになれるんだ。 誰かを想えることを教えてくれたのは、サミュたちなんだよ。 だからサミュもちゃんと、自分の幸せを選んでね。
[一度だけ両手でサミュの手を掴んで、ほら行こう!と、その手を引く。 目隠しの下の瞳は柔らかく細められ、唇は緩やかな弧を描いていた。 迷いのない、まっすぐな心、まっすぐな想い、そしてまっすぐな願いをサミュに届ける。]
(153) 2013/12/22(Sun) 21時頃
|
|
[明らかにいつもと違う態度>>151 このまま皿を置いて出ようかとも思ったが、 散らばった無残な板の数に窓辺のホレ―ショーの元へ]
爪研ぎしすぎたの? じゃあ指とか大丈夫?
[血の匂いが漂う程の爪研ぎならただ事ではない。 うーんと少し唸った]
(154) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
ああ…入ったよ…、触ってごらん…。
[きちんとおねだり出来た愛らしい声に答え、彼の手を結合部まで導く。根本まで飲み込んだ部分に辛うじて触れたかどうか。]
イ…く…、あ…っ!
[彼の中に埋め込んだ雄が馴染むまでイアンの腰を掴み、動かずにじっと待とうと試みるが。
まるで離さないと言わんばかりに締め付け、搾り取られる快感に堪えていた射精が導かれそうになり、低い呻きが漏れた。]
[もう、読まれるようになってしまって。
濡れた目は恥じらいと期待に揺れた]
ぃ、ゃだって
……っミナー、ぁ、あ ……
[ぬるりと滑る指に、追い詰められていく。
舌の感触と合わさって、声が止められない。
尾が揺れて、体の前。]
ん、……ぅ、……そ、……そう 、だけど
その、……ぃ、れて、
[そろ、と指先で指し示そうと、して。
直視できず、足でミナーの頭は、挟んだままで]
|
[僕も選んだ。その言葉に、繋ぐ手に力が籠る]
……そうか。
[照れくさそうに笑う顔に、ストールの色と揺れるひまわりがとてもよく映えた。 幸せ。その言葉は、嘘や強がりには聞こえない]
ありがとうな、チアキ。 チアキも含めて、俺の大切な人と、そして俺自身も、みんな幸せになることが俺の幸せだ。
[逆に手を引かれて歩む道。まっすぐな姿。 歩む足取りが軽くなって、初めて、自分の方が不安がっていたことに気付いた。また、救われた。そんな風に思う]
(@147) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
|
―小さな部屋で―
[その部屋には、入り口まで来ても、中へ入るのは初めてだった。「教会」なんて言われるわりには飾り気もなくて。ただ買い手が動物を待つための、小さな椅子がひとつきり]
お待たせしました。
[そうして、シメオンの前までチアキの手を引いて。 立たせると、自分はチアキの後ろに下がる。 けっしてチアキの視界に入らぬ場所へと身を置くと、シメオンに視線を向けて]
……目隠しを、貴方の手で外してください。 目が合ったその時から、貴方がこの子の主です。
[そうして後は、口を噤む。 その瞬間を、見届けようと]
(@148) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
|
ゆび……。
[>>154あまり大丈夫とはいえない指先を、ぎゅっと握り込んで隠す。 近付いてきたシチューの匂いに、お腹はグゥと音をたてたが、今はまったく興味が向かない。]
(155) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
[入ってることを指先で確認すれば嬉しげに吐息を漏らす
それでも向かい合えない寂しさに眉を寄せて腰だけ高くあげたまま後ろを伺い見た]
ぇ、....ぁあっ!
[中でどくりと大きくなるそれにびっくりして羽根がぴんと伸びる。
レイはイったか、もしそうなら中に熱いものを受け止めてぶるぶると体が震えた]
[かといって、確認もせずにあれこれするほど
行為に対する知識は多くなく]
入れるのは、指だけ?
[我ながらおっさんくさいセリフだと思う。
指先を舐めて唾液をつけてから、
関節一つだけ押しこむ。
そういえばローションを買ってあったが
届かない場所に置いてしまったような]
中も、あついな……
[粘膜に直接触れて伝わるのは、
鼓動と収縮と温度]
|
― 小さな部屋 ―
[サミュ>>@147の言葉に頷いて、前が見えないから、結局また手を引いてもらったりしながら、小さな部屋へ入る。 サミュ>>@148の他に、知らない気配、匂いがひとつ。 緊張に耳がぴんと立つ。]
……っ、
[言葉を聞いて、その瞬間が訪れたのだと分かる。 不安に揺れる大きな尻尾、シメオンの手が目隠しに触れたなら、小さな声が漏れる。]
ぼくは、ぼくは! シメオンさんが好きって言ってくれて、すごく嬉しかった。 僕にとって、誰かに求められることは、何よりの幸福で、応えたいって思いました。
だから、だから……僕の時間も感情も、命も全部、シメオンさんにあげます。 好きになりたいって思ったから、シメオンさんが願ったからじゃなく、僕がそうしたいって思ったから。
(156) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
|
あの…だから、僕のこと、いっぱい、いっぱい愛してください…!
[最後になるにつれ、語気がだんだんと弱くなった。 全身を震わせ、視界に光が戻るのを待っている。]
(157) 2013/12/22(Sun) 21時半頃
|
……ッ
[堪えきれなかった欲望が少しだけ、イアンの中に迸る。
悟られないよう冷静を装ってきつく唇を結ぶが、快楽に敏感なイアンには、ばれていたかも知れない。]
……動くよ。
[甘い快楽と例えようのない愛おしさと、初めての幸福感にうっとりと目を細めた。
片手でイアンの雄を再び捕らえ、漏らしてしまった先端を中心に刺激しながら。
漏れた吐息に震える羽根に軽く齧り付き甘く噛んで、身体をしっかりと逃がさぬように掴み抽挿を開始する。]
[一度亀頭を入り口ぎりぎりまで引き抜いて、力強く根本まで突き入れる。]
|
―VIPルーム―
おー…つと?
[向かう部屋、既にそこに人の気配はなく。 ならば何を遠慮することもない、禁煙のそこで煙草に火をつけた。 モニターを眺めれば動物たちの様子が知れる。 虎の部屋にはフェネック、他はもう静かなものだ。 小さなあの場所で、リスの受け渡しがされている。 蛇はたった一言を残し、あの軍人に貰われていった。]
――――――。
[高級な革張りの椅子に深く腰かけて。 暫く、考え事に更ける。]
(@149) 2013/12/22(Sun) 22時頃
|
――っ、…
[見てたくせに!と、思うが
――いま、もっと欲しいのは、]
……ち、ちがう、……
その、……、もっと……―― っ
[指が入る。息が詰まる。
ミナーの指だ、と思うだけで、今までと全然違う]
や、……ば、か
[奥に誘い込むように収縮する。]
ん、――
[もっと、 奥、と]
[ぎりぎりまで抜いて――。
また埋め込む――。
そしてまた、引き抜いて――。
ゆっくりと、ひと突きひと突きを力強く。
初めて男を受け入れ、絡みつく肉襞を味わう。]
|
【小さな部屋・”教会”】
[椅子に座っているとかちゃ、と音がする。無意識に背筋を伸ばすと 待ち望んだ、太陽。
ずっと会いたかった憧れの存在に会えたかのような高揚。に胸を打つ]
……。僕も。
[愛するよ、ずっと。そう顔を近づけて小さな耳元へそうつぶやくと後ろの目隠しを外してやる。じっと。目を見つめて微笑む。]
よろしく、ちあき。
(158) 2013/12/22(Sun) 22時頃
|
|
[機械越しに聞いていた声が耳元でする。 耳に吐息がかかる感覚と、誓いの言葉に身を震わせて、ぎゅっと目を瞑った。]
………あ、
[瞼の向こう、明るい気配がする。 ゆっくりと目を開ければ―――向日葵色の、愛しい人の姿があった。]
――――やっと会えた。 僕の、僕だけのご主人様。
[頭に挿した向日葵にも負けないくらいの笑みが零れる。 目尻から一滴(ひとしずく)だけ涙が零れ、床に落ち、弾けた。]
キュ……シメオン、さん……っ!
[瞳はチョコレートのように蕩けて、頬をリンゴのように赤く染め、目の前の彼に飛びつく。 ぎゅう、と抱き着き、嬉しそうに尻尾を揺らした。]
(159) 2013/12/22(Sun) 22時頃
|
[吐息まじりの声を聞きながら押しこむ指、
繋がったそこを潤そうと、舌を伸ばして舐める]
もっと?
[指を増やしても良いものか、
つん、と触れる指も添えて]
ああ、動いてる。
突っ込みたいな、ここに。
[自分の熱も、一緒に]
|
[背中合わせで座ってきたヤニクに、短い言葉を返す間も、濃青の瞳は、舞い降る雪を追いかける。 花弁のようで、羽根のようで、涙のような、白い雪。
先程、手で拭ったばかりの窓には、もう新しい水滴がつき始めていた。]
(160) 2013/12/22(Sun) 22時頃
|
[動くよ、との言葉に頷いて、ゆっくりと動き出すそれを身構えぎゅうとシーツを握る。羽根への刺激には彼の顔を包むようにそれが動いた]
あぁ....ん.....ひぅっ
[段々と馴染み、彼自身に絡み付くように順応していく。彼と繋がっていることが嬉しく、誰かと“共に”行為をするという初めての感覚に酔いしれた]
レイさ....やぁ、やだ ぼ、ぼく、んぁっ...
[だからこそもう耐えきれなくて嫌と唇から漏れた。涙が溢れてシーツに染み込む。そのままうしろを見上げれば彼の姿]
向かい、あいたいです....レイさんの顔が見たい。ぎゅうってしたい。
[我が儘だとわかってても言わざるを得なかった。くしゃりと顔を歪めて笑う。いったそばから言わなければよかったと後悔をしていた]
ぁ、あ ……ん、ミナ、…っ
[頭を挟んでいた足の力は抜けて、
もう、自ら少し、開きかけて]
……ぁ、
[物足りなくて、もっと欲しくて、
ミナーの頭に、手を伸ばして、髪に触れて]
――も、っと、……、ほし、……
[囁きはあつく、甘い。
ひくつく中が、心が求めている]
ミナ、の もっと、……
|
っ〜!!
[抱きついてくる暖かい気配に何故か安心し、負けじと自身もちあきの背に腕を回し抱き寄せた
右手はおそるおそるしっぽを優しく撫でる]
会えた…会えた。
(161) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
|
|
[どのぐらいの時間抱いて、撫でていただろうか。お互い十分満し、ちあきが開放すれば手を離しただろう]
そうだ、お世話になった人の顔は見なくていい? まだ時間はあるからゆっくりしなよ
[否。時間を作ったの方がただしいだろう、が。 彼にとって嬉しいのか悲しくなるのか。首を横に振れば連れて帰るつもり]
(162) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
|
|
[このグループが終われば、また別のグループが運ばれる。 がらんどうになることのない寮と工場。 こちらから見え、向こう側からは見えない魔法の鏡。 買われて行って空き部屋になった一つ一つを黒縁は映す。
――――あれから。
鶯は冬の雪空、星にさえ近い場所で小さな羽根を震わせて歌声を上げ。 ペットとしてではなく、大切な伴侶として、あの物腰柔らかな主人に抱かれたのだろう。
狼は片付けられた部屋の中、ただ一人にだけ向ける蜂蜜色で。 春夏秋冬これからの絵本を描きあい、あの男と溶け合ったのだろう。
蛇は、そしてリスは。 また今日から新しい御伽噺を飼い主と共に。]
(@150) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
|
|
[触れられた場所が燃えるように熱いのに、もっと触って欲しくなる。 抱き寄せられて近づいた距離、息が詰まる程に強く擦り寄った。]
ん……ッ!
[尻尾に触れられれば、甘い声が漏れてしまい、慌てて口を塞ぐ。 シメオンさんの首元に顔を埋めて、ふすふすと匂いを嗅いだ。]
シメオンさん、好き、です。 僕、ずっとずっと、一緒にいたい。
[溢れる感情はプログラムされたものだけれど、それを望んだのは自分の意思だ。 だから波に身を任せて、耳元に気持ちを囁いた。]
(163) 2013/12/22(Sun) 22時半頃
|
[もどかしさに耐えられないか。
体の前に持ってきた尾を、咥えて、
甘噛みするように歯を立てる]
…っ、……は…ッ…、イアン……。
[四つんばいのイアンにバックで突き入れる。
上がる甘い甘いさえずりに心が踊り、快楽が更に高ぶって行く。
まさに獣同士が交わるよう時のような体位で犯していればイアンの要求が聞こえて来て、一瞬驚いたけれど。]
嬉しいよ、イアン…。
君が…、こんなにも…私を望んでくれるなんて…。
[愛おしい恋人が、初めて自分の意志で口に出したお願いに大きな喜びを感じる。
嬉しそうに目を細め。彼の願いを叶えるために、一度身体を離し彼の身体を反転させた。]
|
[目隠しが解かれようとするその時、叫ぶような、チアキの言葉。
緊張と、期待と、不安と、喜び。 幸せになろうとまっすぐに手を伸ばす姿。
交わされる誓い。 プログラムが働く前の、そのままの想いで交わされる言葉]
あぁ、
[選んだのだ。そう強く、自分に言い聞かせる。 2人の強い誓いの前で、この「愛」は処刑の刃ではない。永遠に解けない絆の糸。チアキの言葉を強く胸に刻む。刻みつける]
(@151) 2013/12/22(Sun) 23時頃
|
|
ごほっ。
[空咳が記憶を霧散させる。 店員に運ばせた牛乳と、煙草の煙を吸い込みながら。 白衣についた虎の血が、赤から酸化して黒ずむ。 こんな状態で咳を溢してたら「死ぬんじゃ」なんて言われかねない。]
全く。
[「わからない」と叫んだ悲痛な声。 モニターに視線を落とした。]
(@152) 2013/12/22(Sun) 23時頃
|
[二本目の指もそっと押しこむ、
少し強引に開かせてゆくとまた足に力は入るだろうか]
もっと、少しまて。
流石にいきなりはだめだろ。
[裂けてしまいそうで、さすがに怖い。
それでも求めてくる胎内の動きは
誘うようで、こちらの我慢も危うくなる]
テッドの中、入りたい。
もちろん、いいよ。さあ…おいで――。
[仰向けにしたイアンの肌を手の平で愛撫して。
アルコールのせいか、快楽のせいか――しっとりと汗ばんだ肌を再びあわせていく。]
イアン…君はもっと、我が侭になっていい。
[熱を求めてまた深く、彼の後孔に男根を突き入れ、沈めていく。]
また尻尾。
[自らの尾で自慰するようにはじめる行為
見ているだけでもいいのだけど]
やっぱ、尻尾すごい好きだろ。
[あれこれと構いたいのだけど手が足りない、
余裕が無いのだと悟られるのには悔しくて]
|
[解かれた、布一枚の強い、儚い戒め。 息を呑んでチアキの背中を見つめる]
……っ
[新たな色彩の光が溢れだすように見えた。 強すぎて目も眩むような光。
チアキの背中と重なるように浮かんでは消えて見えていた、様々な顔が霧散する。 強く抱き合い、巡り合えた喜びを分かち合う2人の前に、その幻影は重ねられない]
(@153) 2013/12/22(Sun) 23時頃
|
|
[シメオン>>162の言葉にハッとして身体を離す。 後ろを振り向けば、サミュの姿はあっただろうか。 初めて瞳に彼の姿を映して、柔らかく微笑む。 そしてまた、シメオンの方を向いた。]
ううん、たぶん今会ったら泣いちゃうから、このまま。 お別れの挨拶はちゃんとしてきました。
[ね、とサミュに視線を向け、首を傾げる。]
ありがと、サミュ。 皆にもよろしくね。
[そう伝えると、迷うような視線を見せ、シメオンの手へ指を伸ばす。]
手、握っても、いいですか……?
(164) 2013/12/22(Sun) 23時頃
|
……っ!!
[奥は、愛玩動物だから。
いつでも強い締まりと、快楽を飼い主に与えるためのもの。誘って、甘く溶けて、水音に耳もひくりと動く]
……だ、って
[つい、急く。
欲しい、と赤い舌が薄く開いた口から覗く。
尻尾、は。口元の辺りをゆらりとして]
……っ、ぅ
[慌てて下げる。手遅れだ。
膝と膝を合わせて隠そうとしても
もううまく力が入らない]
[ぐるんと回転させられ熱でとけた瞳が見上げる。安心したように微笑めばその体に手を伸ばして腕を絡めた]
んっぁ、ぁぁあ、ほんと?
[もう一度体内を埋めるそれをきゅうきゅうと締め付ける。
ああ、今目の前の人と繋がっているんだ、主人と繋がっているんだ、と喜びやら何やらで涙が止まらない]
我が儘で、怒らない?嫌いにならない?
レイさん、のこと、気持ちよくできてる?ちゃんと、ちゃんと、僕のお仕事、できてる?
[ぎゅうとすがり付く。いつだって主人の望む愛玩動物であろうと必死な小鳥はまだ恋人やつがいという意味をよく理解できていない。
ただ目の前の存在が好きで、好きで、心臓が破裂しそうなことは確かなのだけれども]
……ん、
[こくり、と小さく頷いて]
おれ、も、――ほし、い……
|
[ちあきのその言葉に頷く。そう決めたのなら自分がどうこういう必要はない。]
手?その足だと寒いんじゃないか?
[すこし大きめのしっぽを肩に乗せその体を横に抱え上げると"教会"を出た]
こっちのほうがいいだろ?
[見下ろしながらそう告げてバーをようと足を出口へ向けた]
(165) 2013/12/22(Sun) 23時頃
|
|
[握りしめたままの手を見つめ、ギザギザになった爪の破片を落とそうとするように、指先を擦り合わせる。 あちこちにできた小さな傷は、まだチクチクと痛んだし、服や、縞模様を描く肌にも、小さな赤が幾つもついている。]
……びっ。
[水滴がまた、窓を伝った。 まるで泣いているかのような窓に、涙が滲みそうになり、ぎっと、唇を噛み締めた。]
(166) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
[余裕ぶってみるものの、
お預けされているのはこちらも同じこと。
一度指を抜いて、顔も上げ]
じゃあ、ちょっとだけ我慢。
[薄く開いた唇にキスを落としてからベッドの上を移動。
こういう時広いベッドはやや不便だ。
次回隠し場所を考える必要がある。
サイドテーブルに仕舞ってあったローションを手に
テッドの元へ戻る間は我慢はしていられるだろうか]
|
キュ…!
[ふわりと身体が浮かぶ感覚。 そう身長も変わらないであろう相手に抱きかかえられるとは思ってなくて、慌てて首へと抱き着く。]
あ、あの、僕、靴履きます……っ!
[顔を真っ赤にして、けれど嬉しいのか、耳がぴこぴこ揺れている。 うー、と唸りながら、シメオンさんに擦り寄った。]
(167) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
|
[チアキがこちらを振り返る。 自分にとっても、モニターを通さずに初めて見るチアキの瞳。 それは最愛の主人に巡り合えた喜びに輝いている]
ん、そうだな。
[ね、と首を傾げる姿に、目を細めて頷く。 そしてシメオンへと視線を移し、深々と礼を取る]
元気で。
[2人への祝福と祈りを込めて。 シメオンがチアキの体を抱き上げて、2人寄り添い旅立つ姿を、見えなくなるまで見送った]
(@154) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
こういうの、使ってたよなって。
買ってみた。
[他の道具類はまだ。
封を切って中身を手のひらに、
ひんやりして熱を抑えそうな感じもするが
とろりとした液体は繋がるのに必要な準備]
|
[窓の外を見上げる虎を見て、呟く。]
“わからねぇ” って素直に言えても、苦しいんかね。
[男にはそれを口にするつもりも、素直さもなく。 頑固に捩れたものを早々直す事など出来ない。 黒縁のガラス板が過去と現在を重ね、音が、声が耳に繰り返す。
ここに座っていた、男の事を。]
(@155) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
|
いや、いいよ僕靴なんセンチか知らないし買ってないからさ。 そうだ。君の友人を買った客が 君らに合わせた服を作ってるかもね
[コートを被せながら小さい耳に頬をすりよせる。なぜか寒さを感じなかった]
また買いにいこうか?
(168) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
|
【バー→車内】
[自分とちあきを後部座席にのせて運転手に指示を出す。 その声は少し焦りがあったようで]
家に戻るよ。今日はいい子に出会えた。 丁重に迎えろよ
[子 という言い方なのはちあきは物でも商品でもない。
大事な友人であり、恋人だから。]
優しく尾を触り撫でて、少し強く握った
(169) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
こんなに愛おしい君を、嫌いになどなるもんか…。
[瞳を見つめ、微笑んで――唇を重ねる。
形を獣から人の営みのそれへと変えて――。]
もっと我が儘で良いよ…。
君が望むなら…、なんだって叶えてみせる…。
[熱に浮かされたように繰り返し、雄を引き抜く。
先ほどイアンの中で堪えきれなかったものが絡みつき、引き抜いた雄は白く濁ったモノでぬらぬらと光っていた。]
|
キュ? 誰だろう…また、皆に会えるんですか…?
[緊張にまた敬語に戻りながらも、耳に頬が触れるだけで身体が喜びに震えた。 くるる、と幸せそうに喉を鳴らして、ふにゃふにゃと笑う。 コートがかかればほかほかと暖かく、蕩けた目を細めた。]
サミュも、皆も、元気でね。
[頭を下げるサミュ>>@154に手を振って、二人で部屋を後にする。 肩に乗せられた尻尾が優しく、シメオンさんの腕を撫でた。]
(170) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
|
――――――。
[手を、伸ばす。 冷えた指先は空を掻く。 流れるジャズ。
Lamentabile. Più perdendosi.]
(@156) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
ああ…イアン……、ッ…気持ち、い…いよ――
[途中で引き抜かれ、行為を中断された雄は貪欲に解放を求めて動き出す。]
こんなにもやらしくて、可愛らしく涙を流して――、
[本来は人間の夫婦や動物のつがいが行う、子孫を残すための行為。
ただひたすらに快楽を追い求めて胎内を突き進み、容赦なく蹂躙する――。]
――ん
[口づけを受け、
少し落ち着かない風情でミナーを眼で追う。
我慢、ということで。
熱をもてあましたまま、
顔を横向けるとシーツを噛んだ。
尻尾がベッドをぱたんと叩く]
ん、ぁ
[とろりとした、液体の瓶。
その粘性は、覚えがある。]
う、ん。つかって、る
君は…っ、とても…素敵だ……――。
[込み上げるのは幸福感と得も言われぬ程の快楽。
そして、それを成しているのは。
胸が張り裂けそうなほどの、彼への愛おしさ――。]
|
― 車内 ―
[見たことのない場所を通り抜けて、_Groundを出る。 バーにいるフーとは壁越しに擦れ違ったかもしれない。]
シメオンさん……んんッ!
[焦り交じりの声に、心配そうにその姿を見つめる。 けれど尻尾を強く握られれば、びくりと背をしならせ、シメオンさんの肩に寄りかかった。]
(171) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
|
[部下からの報告に、我に返る現実。 労いを返せば映るのは。]
アホ虎め、なにしてんだ。
[自ら指を傷めておきながら。 いつもの元気はまるでなく、そうさせているのは男自身であるが。 熱を与えてしまっては同じ事を繰り返す、だから離れているというのに。 既にそれが手遅れであろう事には気付くことのないまま。]
(@157) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
待たせた、良い子だ。
[勝手に遊んでいてもそれはそれで褒めるけれど
訴えるようにシーツを叩く尻尾がまた愛しくて]
使うと、しやすい?
[問いつつそれを自分の熱と、
指に絡めてテッドの奥へ塗りつけて。
ぬるりと最期の支度を施す]
|
[敏感な反応を確かめてちあきに寄り添った。寒さで窓が白くなるが寄りかかられた肩は温くふる、と震える。手は自身か、ちあきか。暖めるために擦りふわふわの感触と肌触りを感じていた]
ん?何? いつもお風呂に入ってただけあって気持ちいい。 温泉もいいかもな
[ふと一人では大きすぎる施設を思いだし自分が使うよりも有意義だろうと思い至る]
(172) 2013/12/22(Sun) 23時半頃
|
[唇が合わさる。これが本当の行為なのだと教えられるように。]
んっ あぁっ、レイさ、レイさん!
[動き出した雄がナカを抉り、快楽で痺れた足が彼の体を挟む。ぎゅっと彼に抱きつけば少し小さな羽根が彼を包むようにその背に伸びた。]
すき やぁぁぅ、ぁ、んっ、ふぁぁ
[初めて、快楽だけじゃない、胸まで満たされる行為を知った小鳥は艶やかに鳴き、ぎゅうと締め付ける。そしてついに限界を迎え]
やぁ!ぃ、イく....もぉ、ひぁっ
|
ん……ッ くすぐったい、です…。
[シメオンさんの震える身体を見て寒いのかと、そろ、と腕を回して抱き着く。 見たことのない運転手の人に緊張していることもあるのかもしれない。 毛並みを撫でられれば、溢れそうになる声を必死に抑えた。]
あの……おんせん、って ん、 なんです か……?
[聞いたことのない言葉に首を傾げ、近くにある顔を見上げる。]
(173) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
|
……指。
消毒、してもらわないとダメなんだぞ。 きずものしたらダメ、なんだぞ。
[ぼろぼろな指先を見つめ、呟いた。]
……っ。
[鼻先に近付けると、まだ少し、フーのにおいが残っていた。]
(174) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
ん、……
[耳を少し、へたらせて
ぱたん、とまた尻尾をシーツに落とす]
……、
[ぅ、と口篭り
シーツで口元を隠しつつ また、小さく頷く]
ぁ……
[何度も施された“世話”の記憶と
植え込まれた快楽への弱さ、――ミナーへのいとおしさ。
総てに、ふるえて]
|
[背中越しに静かな会話を交わす。 雨と違って静かな雪は窓の近くでも音を消さず。 吐く息さえ拾う。
カチャカチャと、冷めたシチューを掻き回しながら。 背中越しの会話は続いた]
(175) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
|
[ふわふわしたこたつのように暖かで柔らかい毛を手で弄ると向けられる疑問にくす、と笑い]
ああ、すごく大きいお風呂かな。 景色が見えるよ。
[車内から外を見れば寒空の中少し雪が降っていたかもしれない。 幻想的な光景に目を細めて指を指す]
あの風景を見ながらお風呂に入るんだよ
(176) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
[やはり、言葉でなくても返事は耳と尻尾でわかる]
痛いのは、嫌だもんなあ。
[どれくらい痛みに強いのか、
耐えてしまうのかもしれないが確認すらしたくなく。
ぬるぬるとローションの粘度を借りてほぐす胎内、
指をこっそり増やしても柔らかい肉が包み込む]
いれる、ぞ。
[足は閉じないように、開かせたまま
熱を押し当てて、体重をかけてゆく]
|
大きいお風呂…。
[それは寮にあった浴場よりも大きいのだろうか。 この一週間、ヤニクと一緒にお風呂に入ったことを思い出す。 指し示された景色を見れば、綿のような雪が降っていた。]
あの、シメオンさんも一緒、ですか……?
[景色を見せてくれると言っていた。 けれどそれよりも、シメオンさんと一緒にいられる方がずっと大事で。 白いシャツを掴んで、向日葵色をした表情を見つめる。 震える指を伸ばし、その頬へ触れようと。]
(177) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
イアンッ、イアンっ
[パンッパンッと、音を立てて肉と肉がぶつかり合う。
ズッシュズッシュと、イアンが聞いたことも無いような淫靡な音を立てて。
彼の後孔は今、つがう雄を受け入れているか。]
私も…、好き…だ…ッ
[ 快楽を伝えるようにイアンの足が絡みつき、愛おしい声で名前を呼ばれる。
イアンの身を抱き締める腕に力を込めて。強く強く、突き入れ、掻き混ぜる――。]
好きだ…イアン…っ、好きだ――……
[呪文のように何度も言葉を繰り返し。
締め上げるイアンの中にどくりと雄が脈打つ。
腹にイアンの放った熱を感じたのと、同時に自らもまた――]
愛してる――っ!!
[イアンの腰をグイと引き寄せ、もっとも奥に亀頭を押しつけて、叫びと共に堪えていた欲望をイアンの胎内に吐き出し、叩きつけた――。]
|
[どれぐらいが大きいかはわからないが呟やきがきこえれば頭を撫でる]
当たり前だろ。俺の目の届かない範囲にちあきを行かせるつもりはないんだけど
[頭を一層撫でて、自分のものだ。と認識すると不意に手が伸ばされるとそのまま触れさせただろう]
(178) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
|
着いた、ちあき。 ようこそ僕の家に
[車を止め、抱えあげれば大きな建物。
___が彼の家な訳だが]
あらためて、僕の恋人になってくれるかい?
[ちあきの顔をじっと見て擦り、と尾を撫でた 息が漏れれば嬉しそうに撫でて**]
(179) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
シメオンは、とりあえず家に入ろうか?**
2013/12/23(Mon) 00時頃
|
えへへ、僕も離れたくないです……。
[シメオンさんの力強い返事に、ふにゃふにゃと頬が緩むのが分かった。 彼の頬に触れて、輪郭をなぞる。]
本当に、向日葵の色なんですね。 綺麗だなぁ…。
[髪に触れて、彼の瞳に自分が映っているのを確認すると、頭に挿した向日葵に触れて、優しく微笑んだ。 少し背伸びをすると、頬へ口づける。 照れたようにはにかんで、そのままシメオンさんの家へ向かったのだったか。]
(180) 2013/12/23(Mon) 00時頃
|
…多少、なら、平気、だけどな
[痛み、は 我慢してしまうほうだ。
そうでなくとも、
例えば主人に暴力を振るわれても
あらゆる愛玩動物は耐えてしまうだろうが]
あ、は ……ぁ 、ん
[ほぐされる間、一番悦いところには
まだ届かなくて。腰を、揺らす、締め付ける]
… ――
[息を止めて頷く。
押し当てられた熱が、火傷しそうなほど。]
―ぁ、 ……く
[背が、反る。痛みは薄く、
かわりにぞくぞくと、震える
今までにない、満たされる感覚]
――っ、……!
[ぎゅ、と眼を閉じる。奥へと誘う胎内は、なお熱い]
|
わ、あ……!
[車が止まって、また抱えあげられて、見上げるのはとても大きな建物。 家を見たことはないけれど、本で見たそれはこれよりずっと小さかった。 茫然と丸い瞳を瞬かせていると、振ってくる声に小さな耳が揺れる。]
――はい、喜んで。 シメオンさん、大好きです!
[問いに頷いて、頬を染めた。 その直後尻尾に触れられれば、甘い吐息が漏れる。 恥ずかしさに小さな耳が忙しなく動いて、首筋に顔を埋めた。 小さく頷けば、そのまま二人、家の中へと入って行く*]
(181) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
|
ふぁ、あぁぁぁっ!!!
[解放され最高潮に敏感なそこに彼のそれが叩きつけられる
熱い液体がナカを満たし、お互い絶頂が身体中を駆け抜ければ次第に弛緩し始めた身体がびくびくと震え、その余韻に吐息を彼の首もとに吐き出した]
レイ、さん.....
[ふにゃりと笑んだ顔は今日一日朝からの緊張や色々な出来事からも解放されて疲れが見えていた。酒も相まってそのまま眠りそうだったが、必死に堪えて目を擦る。]
|
ヤニク、おれ……
[身動いで、僅かだけヤニクと隙間をつくる。]
爪、切ってもらわなくちゃいけないんだぞ……
(182) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
|
|
[壁越しに擦れ違う新たな主従は、友であり恋人であり。 闇夜に消え行く車を見送るのは柔らかな白、降り積もる雪。
モニターに映る虎に向ける指。 画面をなぞるのは、そっと優しく。 二年前、あの爪で引き裂かれた時に
「大丈夫だ」
と、言葉の代わりになぞるものと同じ。]
(@158) 2013/12/23(Mon) 00時半頃
|
平気でも痛いだろ。
お前に、そんなことさせるか。
[例えば遊びで、我慢させたり尻を叩くのとは違う。
そうでなくても人間だって暴力には弱い]
あんな、柔らかそうだったのに。
……きつ、ああ。
[ぐ、と腰を進めると熱い肉がきつく絡む。
それでもまだ、と根本まで収まるように
休まずに埋めてしまう]
テッド。
[言葉にはならず、ただ名前だけを呼ぶ]
……ん、……
やさしい、な。
[小さく照れ隠しのように笑った。
やがて奥に届くミナーのもの。
浅く幾度も息を繰り返す。]
……っ、 ぁ ふ
熱、…い、ミナ、 ぁ……
[呼ばれる名前に応え
ミナーの頬にそろりと触れる。
輪郭をなぞり、濡れた目の端、涙が滲む]
どう、……し、よ――俺、……へん、…
……こん、な あついの、はじ めて、で……っ
ク…ッ…、は……
[イアンの胎内に精を吐き出したまま、びくびくと脈打つ雄を小刻みに動かし、最後の数滴まで出し切る。
首筋にイアンの吐息を感じながら、はあはあと荒い呼吸を整えて]
気持ちよかったかい…?
[射精後の疲労感と共に愛しい恋人の穏やかな笑顔を見れば。
重なる体温にほどよい睡魔が襲ってくる。]
イアン…。
[ 安心しきった笑顔を見つめながら、彼の髪を優しく撫でて――。
イアンの額にちゅっと口づけて、そのまま自分の胸へと引き寄せる。]
優しくはねーよ。
[照れ隠しに思わず言葉は荒くなる。
言うことを聞きすぎるテッドなら叱ることすら少なそうだ]
……へん?
[思わず聞き返しつつ、それが初めての経験ならば
ぐいと最奥を先端で強く押す。
めちゃくちゃにしたい欲と、優しくしたい欲がせめぎ合って
伸ばされる手に頬を押し付けながら小さく唸った]
俺だって、こんなの初めてだよ。
くそ、やべえ。
[最後のはほぼ独り言]
|
[煙草を灰皿に押しつけ、捻くれた灰色を霧散させる。 そろそろ店も閉める準備をする頃。 男にもまた仕事がひとつ、ふたつ。]
あー、ったく。 ティーも減俸だな、覚悟しとけ。
[暫くしても姿の見えぬ部下の査定、給料日をお楽しみに。 通信を入れると立ち上がる。 不意に、店員が渡して来たのは書き損じた何か。 個人情報だから処分を仰いできたらしい。]
あ、ずかっとく。
[紙切れ一枚を煙草と同じ胸ポケットに仕舞いこんだ。]
(@159) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
|
[離れる背中に、あっと姿勢を戻して]
ごめんなの。 爪、大丈夫なの?
[これ以上は入り込めないと感覚で判る]
(183) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
[こくり、恥ずかしげに気持ちよかったと頷いて、胸元に身を寄せる]
レ、イさ.....
[その辺りで睡魔は限界を迎え、頭を撫でられる気持ちよさから瞳を閉じすやすやと寝息をたて始めた
幸福感と愛情に包まれて眠る小鳥は幸せそうな表情を浮かべていた]
ゆっくり眠ると良いよ…、今日は疲れただろうから。
[眠そうなイアンに、子守歌でも聴かせるような声で囁きかける。
迎えられる事への緊張感、仲間と別れる寂しさやストレス。
色々なことがいっぺんに起こって心身共に疲労を訴えるのは当然といえた。
もっとも、一番疲れる事をしたのは自分であるが。]
これからは、ずっと一緒だ。
目が覚めても消えたりしないから……、安心しておやすみ。
[イアンの瞼にキスを落とし、自分もまた目を閉じる。
翌朝、チァックアウトぎりぎりまで時間を使い。
たっぷりと2人の時を過ごしてから、帰路に就いた。*]
|
?!
[不意に、端末が音をたてた。 そろそろサミュエルかティーが、傷の消毒と爪切りに来るのかと、手を伸ばし]
……ヤニク。 おれ、指のしょうどく、しなきゃだから。
[耳に当て、内容を確認し、立ち上がる。]
ごはん持ってきてくれて、ありがとうなんだぞ。
(184) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
|
いたいけど、また伸びるから。 ちゃんと切っておけば、大丈夫なんだぞ。
[ボロボロの手指を少しだけヤニクに見せ、力無く笑った。]
(185) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
|
[耳ごと項垂れて虎から離れる]
変な事ばかり言ってごめんなの。
[テーブルに皿を置くとホレ―ショーの言葉に頷いて]
爪、ちゃんと治したらまた遊ぶの。
[呟く様に囁いて、廊下へと]
(186) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
|
そうだな。
こっちの手はお前より冷たく、反対はお前のより温かいよ。 [繋いだ手を握り返し、囁きながら上気した頬へ口づける。 指先舐める舌の赤さも、目に焼き付くほどに艶めかしい。]
(187) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
|
[このまま押し倒してしまいたいくらいだけれど、流石にそこまで大人げないことは出来なくて。
その肩に頭を預け、寄り添って向かう湖畔の隠れ家。
触れ合った肩のぬくもりが、幸せというものなのかもしれない。**]
(188) 2013/12/23(Mon) 01時頃
|
……そう、か な
[疑問形。
群れを知った一匹狼は、忠実な番犬でもあるか]
……っ、
[こく、と頷く。
あいするひと、だからか。
如実な変化を齎している。満たされる、しあわせ]
ひ、ぁ ……っ
[奥に押し付けられて
手前にある感じる箇所も擦られて]
みな、ゃ、だ、……あ、
[そのまま縋るように抱きついて――腰が揺らめく。]
|
―寮・虎の部屋―
――――――。
[特に声は掛けず、コンコンとノックを響かせる。 手には救急箱、消毒やテープの入ったそれを持って。 フェネックは外に出た後だったろう、中の気配を窺う。
通信で乗せた男の声が多少ざらついて、返る言葉に心配の色が見えた。 だからといって何かを返したわけではなかったが。]
(@160) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
|
好きって…色々あって…難しいの…。
[どうして1つの名前の感情に差があるのか。 好きなのに楽しくて苦しくて辛いものがあるのか。 判らないまま部屋へと戻る。
1人の部屋も寂しいが、笑い声が満ちていた広間も 寂し過ぎた。
端末を握りしめたまま降り続く雪を見つめた]
寒いのあんまり好きじゃないの。 1人は嫌なの。
[特に今日は。 出来ればホレ―ショーと あのままひっついて寝たかったけれど]
難しいの。
(189) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
|
[ヤニクが部屋を去ってゆくと、大きな溜息をひとつ吐いた。 それから、赤いしみの付いた目隠しを拾い上げるが、そういえば先程引き裂いてしまっていたことを思い出した。
どうしようかと考えている間に、聞こえてきたノックの音>>@160]
あ、わ……っ!?
[バタバタと慌てて目隠しをするが、大きな隙間ができてしまう。 布をずらして、大丈夫そうなところを探そうとするが、指が痛くて上手くずれてくれない。]
(190) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
普通?だと思う。
[何故疑問形、とじろり]
悪くないんなら、動く。
[腹に当たる雄も、二人の距離が縮まれば擦れ、
身体を倒し密着するようになれば
誘われるまま腰を揺すって]
やじゃない、イイってんだ。
[浅くまで引き抜いて、ずると押し込む。
それだけでも強い快楽になるが
もっとしたら、ヨすぎて壊れてしまわないか]
―とある雪の日―
[イアンと共に帰りついた邸宅は、モダンな中にも至る所に和を意識した調度品や造りが取り入れられている。
寝室に繋がる作業部屋は、あえて本国にある自宅のように、庭園とそれを望める縁側が創られていた。]
雪が溶けたら、広い所へ遊びに行こうね。
[イアンを膝の上に乗せて、庭園に降り積もった雪を眺めながら。
彼の頬をそっとなで、語りかける。]
君の走り回る姿や、空を飛ぶ姿が見れたら良いな。
庭に植えてある樹にも留まれるだろうけど…、冷たいからね。
[シックな作業机には、デザインの描かれた紙が広がったまま。]
[朝目が覚めて、恥ずかしがったり、雪をみたり、ついた跡を鏡で見てこれはなんだろうと首をかしげたり
そんな他愛もないことをして一日過ごして、彼に促されるように彼の家にやっとついたのはその日の夜のことだったか*]
|
[もうシーシャもチアキも新しい幸せの元へ向かっただろうか。
彼らはきっと幸せになる。
でも自分の幸せは。
震える手が端末を押した]
(191) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
|
[中からはえらく慌てた音や声。]
準備できたんだろうな?
[深い深い溜息を一つ。 まさか目隠しを引き裂いているなど、男は知らなかったから。 入るぞと一声かけて、中へ。 視線は辛うじて、履き潰したサンダルを見ていて。]
(@161) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
ーとある雪の日ー
うん
[見たこともなかった庭園に驚いて目が点になったのはいつだったか、彼の膝の上にのったまま見事なそれを眺める
彼の仕事内容はよくわからない。服を作ってるということだけは理解したけれど、普段彼が着ている和服というのもよくわからなくてお勉強しなければなと思っている]
....うん。
[自分が遊ぶ姿を嬉しそうに、楽しそうに思い浮かべるレイに対し、こちらは浮かない顔色で返事を返す。顔も、羽も、下を向いてしまっていた。]
|
ぅあ! フー!
[ささくれた爪が、布の破れ目に引っ掛かる。 「待って」と言うより先に開かれた、ドアの音に驚いて、血の滲んだ目隠しの破れ目から、濃青を片方覗かせたままの状態で、顔を上げた。]
(192) 2013/12/23(Mon) 01時半頃
|
[イアンを見つめて、彼の温もりに2人でいる事の幸せを噛みしめている時、扉をノックする音が聞こえて来る。
用件は分かっていた。彼を迎えに行く前に依頼したものが、今日やっと届いたのだろう。]
やっと来たか――ちょっと待ってて。
[イアンを膝から下ろし、メイドから箱を受け取る。
薄く細長い箱は、緋色で光沢を控えめな放っていた。]
すっかり、遅くなってしまったな…。
[イアンの前に箱を置き、開けてみるように促す。]
[不思議そうな顔をして彼の膝から降りて待つ。]
......?
[開けてみろと促され素直にその箱の縁に手をかける。
そっと、箱の蓋を持ち上げた]
……
[じろりとされて、ちょっと耳を下げる]
――ん、
ぁ、 ――あ ぁっ…
[くち、と互いのものが擦れる音、
内側から、響く水音、――声、]
ぁ、……う、ふぁ
[ぎゅ、と両手をミナーの首に回して、
更に境目をなくそうとするほどに、溶け合いたいと願うほどに]
ミナ……ッい、ぃ、……
あ! っ ひぁ……ん、ぁ、あ 、
[体が跳ね、無意識に好い所を押し付けるように、締め付けて]
|
あ?
[呼び声に顔が向くのは至極当然の事である。 何の気なしに顔を上げて。
上げて。
あげ。]
(@162) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
―――――あ。
(@163) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
…………。
[片方だけの濃青を、ぱちくりと何度か瞬かせる。 やがてゆっくり、目隠しの繊維の絡んだままの指を下ろせば、元よりボロボロだったそれは呆気なく裂け、もうひとつの瞳が現れる。
その色は、濃青から、徐々に、金褐色に───]
(193) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
[――――――Jesus.
あー、目の色濃青だったっけ。 虎の目って石あるけど綺麗だよね。 今日何曜日ですっけ週末ですっけ。 そういえば最近仕事ばっかりで休みなかったな。
そうだ、雪山にでも行こう。
そこで凍死体にでもなってしまおう。 人生リセットだ、そうしよう。]
(@164) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
[思考が遁走し、その間ずっと濃青直視している。]
(@165) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
―教会と呼ばれる小部屋―
[上司への報告の通話を終えて、端末を手に取った。 呼びだそうとする指が震える]
……っ!?
[ボタンを押そうとしたその瞬間の着信。 反射で受話ボタンを押す]
(@166) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
───…… ぁ。
[薄ぼやけていた銀色の記憶が、鮮明に蘇り、繋がる。
床に落ちたロケットに、手を伸ばそうとしたあの時に。 そこに微かに映っていた、何か。 断片過ぎて、輪郭もぼやけすぎていたそれは、”システム”のスイッチを入れることはなかった。 けれど、記憶としては留まっていた。]
フー……だ………。
[あの時の、よく分からなかったシルエットと。 いま目の前にいる人物は、同じ。
床にぺたんと両手をついて、じっと、フーの顔を見上げたまま、歩み寄ってゆく。]
(194) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
|
[興奮すると金褐色になるんだっけか。 そうそう、データがね、あったよね。
かなり混乱したままの男が口を開くのは、暫くたってからの *ことである*]
(@167) 2013/12/23(Mon) 02時頃
|
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る