146 demi-human... 『亜人の住まう街で』
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[静寂。
閉じていた目をあけると、いつもと同じ、薄暗闇の部屋。 ガラクタに埋もれるように、野良猫のように丸めていたからだを起こす。 不眠症の悪魔は大きなあくびをする。いま何時だ。
ぼやけた頭で昨日のことを思い出す。店への来客はリザードマンとエルフ、その後にもどこぞの亜人が数人来たのだったか。 初めて来たエルフは自分の料理に満足していただろうか。 そうだ、昨日の売り上げは珍しく上々だったな。 おかげで今日は働く気が起きない。
しかしながら、その客人の誰もが口を揃えたように"神隠し"の件について話していたのには閉口した。結局なんだというのだ。手口が魔法じみているとはいえ、ガスマスクの魔法使いは犯人ではないであろうことは想像がつくのだが。 祭りの日に彼女と一緒にいた人間の少年(マリオと名乗っていただろうか)から貰った飴玉を思い出して、口に放りむと、しばらく舐めたあとガリガリと噛み砕く。
消えたら消えたで仕舞い、ただそれだけの話じゃないか。
それにしても腹が減った。傷みそうな食材を適当に食ってしまうか。]
(11) 2015/01/11(Sun) 09時半頃
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[出来合いの食事を済ませれば、腹ごなしに散歩でも行くかと考えて。特に目的もなく、鼻歌を歌いながら東寄りの通りに向かって、ふらりふらり**]
(12) 2015/01/11(Sun) 09時半頃
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[今日は何とも道ががらりとしている。 転々と目につく誰もが居心地悪そうに忍ぶような足取りをしている風に感じられる。ふと思い、珍しく掲示板の貼り出しに目を通せば、合点。噂の事件は、その魔の手を更に伸ばすつもりらしい。『明日は我が身』 昨日、客人が言っていたことばが浮かぶ。 あたりから、こちらを警戒するような視線がちらつく。
気味の悪さは転じて気味が良い。 奇異の目を向けられるのは日常茶飯であるし、何たって人通りが少なく歩きやすい。 浮かれて歌を口ずさむ。
そこへ混じるように、からんころんと木を転がすような音、そして自分に向けられたのであろう声。>>30 どうやら笑われているらしい。
声の主は、白い男。自分のそれとは似ていない薄い白の髪。 嗅覚ではなく、第六感で感じる獣の匂い。]
呑気は楽しいぜ。アンタもどお?
[これ幸い、暇をしていたのだ。ニヤニヤと牙を見せて、話しかけた。]
(33) 2015/01/11(Sun) 14時頃
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[>>37斜めに構えたような応酬、聞き慣れない言葉遣いに、面白そうものを見つけた、とでも言うように、目を細めては口元を歪める。]
・・・人間のつくった言葉に、こういうモンがある。
「神よりも正しく、悪魔よりも邪悪。 富豪は必要とするが 貧者は持っている。 そして、食べると死ぬものは、何?」
[魔の類か、と聞かれれば直接それには答えず。 唐突に謎掛けを投げかければひとときおいて、再び口を開く。]
答えは"nothing"だ。
悪魔より邪悪なモンがないってのは、傲慢だよなァ。 人間様らしい愚かさだ。
[自分の正体を含んだ答え合わせと、人間に対するあからさまな侮蔑を述べてみせ、相手の反応を窺った。]
(47) 2015/01/11(Sun) 18時半頃
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オレが待つのは、スープを温めてるときだけだ。
[>>54先に答えを告げたことを責められれば、そんな適当なポリシーを吐いて。]
自覚していない邪悪ほど惨いモンはない。
今回の"神隠し"とやらも、誰の仕業なのやら。 ひとが消えるんだってねぇ。気味の悪い話だねぇ。 悪魔にだって、考えつかん所業だ。コワいコワい。
[大仰な手振りをつけて饒舌を返す。 見解を聞く限り、対する男は中立、か。最も、あの魔法使い以外に人間に寄る亜人は見たことはないが。]
(59) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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で。アンタはなんなの。 猫か、狸か狐か。 とても狼には見えねーけど。
[東洋の服を纏った異質な姿を舐めるように見る視線は、猛獣にしてはか弱そうだからな、とでも言いたげに。 笑顔を湛えてはいるが、その冷やりとした雰囲気に一癖ありそうな奴だな、なんて己は棚上げ思考。
途端、覗かせた機微。>>55]
おっと。何やってんだァ?
[片手の扇子を指して、突く。質実な答えは期待していないが。]
(60) 2015/01/11(Sun) 22時頃
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美味くて舌が溶けるぞ。 うちは亜人に優しい料理屋だ。 もし来ることがあれば、もてなしてやろう。
[値段と対応は優しくないことは言わない。想像はつくかもしれないけれど。
>>65目の前の亜人はどんなものを好んで食べるだろうか、やはり見てくれに同じく、東洋の味に親しいのだろか。メニューを考えるのは面白そうだと、スープについて問われれば、店へ招いてみる。]
(83) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[>>65頷く相手を見、諧謔めいた返しにフン、と鼻を鳴らす。]
怨念、ねぇ。 確かに悪魔には無縁の概念だ。 オレ達は憂さを溜め込むことはないからな。
もしそうだとしたら、余程女々しい犯人なんだろーよ。 自覚があろーが、なかろーが。
[彼の言う怨念、に前提を置けば好き勝手に見解を述べ中傷して、莫迦莫迦しいね、と両手を持ち上げる仕草。]
――その憐れな"影"とやらに呑まれたら、どこへ行っちまうのかねぇ。
(84) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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祟られる?そうすれば呪い返すまでだ。
そーか。狐か。好物はアブラアゲ?
[>>67誇示とも自嘲ともつかない自己紹介を受ければ、どこかで聞いたような噂の真偽を確認しながら。]
ふうん、そりゃあ仲良くはなれなさそうだなァ。
[口にした言葉は半分冗談。自分に似ているようでまた別の、狐という種の厭わしげな性質にくっくと笑いを漏らしながら。 やりやすいようでやりにくい。楽だが面倒そうだ。
何か思い出したような苦笑には一瞬首を傾げたか。]
(85) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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[予想した通り、空言であるようなからりとした返事>>68、表情こそ崩してはいないものの、纏う空気は少し張っていたか。 探るように、霞がかかったような半月の目の、奥の瞳をじいと見つめようとする。
零れた呟き>>71はしっかり言葉として捉え、ぴくり、と睫を揺らした。]
ア?
・・・なんだァ、コレ?
[ニィ、と口端を持ち上げる。 狐のもとから流れ落ちた、ひとのかたちをした紙切れを拾い上げようと、姿勢を屈めるだろう。]
(86) 2015/01/12(Mon) 14時半頃
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ハハ。 まァ、騙されたと思って一度おいでよ。
[軽く受け流される様子は、どうもこちらの懐は見透かされているようか。 >>101気紛れそうな男の気持ち半分な返事を聞けば、店の所在地をざっくりと告げただろう。]
どうかね、抵抗する術はナイかもよ。
明日消えるのはオレかアンタかもなァ もし"そこ"へ行く機会があったらどんなだったか教えてよ。
[どこへゆくのか、はたまたどこへも行けないのか。 消え、戻ってこれる保障はないものを、冗談めかして無茶な約束を取り付けようとする。]
(108) 2015/01/12(Mon) 21時半頃
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[油揚げ苦手、にはすこし目をまるくして、情報ってのは本当に適当なもんだな、と、相手の内情には気づかぬままぼやいた。]
キライじゃねーけど、アンタみたいなの。
[>>103揶揄を含ませあうやりとりに、この言葉は本音ではあり。 本心が掴めず、適当な軽口を叩きあうくらいの距離感は居心地良い。]
(109) 2015/01/12(Mon) 22時頃
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[>>104淡々とした声色に動揺を含んだような反応、 掴もうとしたヒトガタは巻く風にあおられて、寸でのところで指先をすりぬけて持ち主のもとへ。 おや、と顔をあげれば、目は合ったかどうか。 狐の口元は再び、笑っていたか。]
ふうん?・・・然様ナラバ。
じゃあな、アヤシイ狐。
[>>105彼が思い出したように背を向けようとするならば、詮索も深追いもしようとはせず。ニヤニヤ笑いを浮かべたまま、あっさりと別の方向へ足を向けた。*]
(110) 2015/01/12(Mon) 22時頃
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