268 オリュース・ロマンスは顔が良い
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― 人形劇団『ゼロイチ』特設舞台 ―
さぁさぁ皆さんお待たせしました! お集まりいただき、どうもありがとうございます!
『アリガトウゴザイマス!』
[ペルセウスマーケットの開始と同時に、特別公演も開演だ。 まずは、バサバサと大きくインコの羽を動かして、お客さんの興味を惹こう。 すぐ隣では、尾長猿の人形が踊り、ペルシャ猫の人形が歌っている。
さぁ、星の話をはじめようか**]
(25) 2019/07/28(Sun) 00時半頃
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海獣ティアマトは、船を襲い、エチオピアの港町に大津波を起こしました。 困り果てたケフェウス王は、神殿で神託を賜ったのですが、その神託とは「アンドロメダをティアマトの生贄にすること」だったのです。
[人形たちとともに語り聞かせるのは、英雄、ペルセウスの物語。 小さな舞台の上では、いま、くじら……もとい、ティアマトが海で大暴れの真っ最中。 王様お妃様の人形が、お姫様の人形を抱いて泣き崩れて……]
それで、ケフェウス王とカシオペアは、アンドロメダをどうすると思う?
(107) 2019/07/28(Sun) 16時頃
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「えーやだー助けてあげてー!」 「お姫様逃げちゃえ!」 「みんなでティアマトをやっつければいいんだ!」
[たまにいれる、語りかけ。 子どもたちから、いろんな声が飛び出した。 それにウンウンと頷いて、また、物語を続けよう。]
……そうだね。 けれど、ティアマトはとても強くて、とてもじゃないけど倒せない。 それにアンドロメダは心の優しいお姫様だからね。 自分が生贄になることで、エチオピアが救われるのならって……
……あぁ、泣かない泣かない。 まだ物語には続きがあるからさ!
[お姫様が海獣の生贄になるって聞いて、小さな女の子が泣き出した。 大丈夫だよって、プルプルンといっしょに慰めなくちゃ。]
(110) 2019/07/28(Sun) 16時半頃
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さて、ここからが面白いところ!
[舞台は一変、嵐の海。 恐怖を煽るようなBGMとともに、海獣ティアマトが姿を見せる。 鎖に繋がれたアンドロメダ、危機一髪!
そこに現れたのが、英雄ペルセウスだ。 子どもたちの声援を受け、戦うペルセウス。 そしてついに、ティアマトにメデューサの首を突きつけて……]
「わーーくじら石になった!」 「やったー倒したー!」 「ペルセウスすごーーーい!!」
ね、すごいでしょ? こうしてティアマトを倒したペルセウスは、アンドロメダを救い出し、王様とお妃様のもとへ届けました。
(111) 2019/07/28(Sun) 16時半頃
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そんなところで、ペルセウスとアンドロメダのお話は、おしまい。 みんな、ペルセウスのこと分かったかな?
[元気な「はーーーい!!」の大合唱の中、人形たちが挨拶をする。 イントロダクションは大成功だ。]
このあと、日が沈んだら、こんどはペルセウスとアンドロメダと、たくさんの動物達と一緒に、流星を眺めようね。
[ばいばーーーーーいと、人形たちが手を振って。 プルプルンは、羽をバサバサさせて見送って。 一旦閉幕としよう。]
(112) 2019/07/28(Sun) 17時頃
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[イントロダクションを無事終えて、夜の舞台に向けて団員たちと話し合いをしていたら。 団長が、アンドロメダ人形を連れてやってきた。]
「フィリップすまない、ちょっと人形の調子が悪いようなんだ」
[どうやら、肩の部品が磨り減って、思うように動かなくなっているよう。 団長と担当の人形師は、まだ話し合いが残っている。 だから、かわりに修理を依頼してきてほしい、と。]
いいですよ分かりました。 えーっと、どこへ持っていけば……
「これはサガラさんの工房の人形だからね。 たしか今、港の方に店を出してるはずだから……」
[それを聞いて、心臓が大きく音を立てた。]
(113) 2019/07/28(Sun) 17時頃
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分かりました。 じゃあちょっと、行ってきます。
[専用ケースに入れられた人形を抱え、早足で、出店の並ぶ通りへ向かう。 頬が染まりかけた自覚があるから、走って、誤魔化さなくてはと。
仕事とはいえ、あの人と話ができる。 嬉しい。 けれど、どうしよう。 ちゃんと話せる自信、ないぞ。]
(114) 2019/07/28(Sun) 17時頃
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─ ペルセウスマーケット、工房『So』前 ─
[息を切らして、出張中の工房へと駆けてゆく。 そして、屋台>>61が見えたところで、はたと足を止めた。]
はっは……、ぁ。 いた……。
[気付かれないよう、少し遠目から。 >>62なんだか疲れてそうだな、なんて思いながら。 どうやって声をかけようかって。お姫様の人形ケースをギュッと抱いて、考えた**]
(115) 2019/07/28(Sun) 17時半頃
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─ 露天の近く ─
[>>122遠目で見るあの人は、やっぱりなんだか眠たそうだ。 ……絆創膏みたいなものが見えた気がしたけど、大丈夫かな。]
あぁっ、もうっ!
[違う違う! 俺はあの人を遠目に眺めに来たんじゃなくて、仕事をお願いしに来たんだ! パシーーーンと、頬をセルフ張り手して、緩んでいたであろう口元を引き締める。]
(168) 2019/07/28(Sun) 23時頃
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[普段、彼の工房を訪れる時は、だいたい他にも団員がいたし。 逆に彼が訪れる時は、それこそ周りにみんないたから。 こんな緊張して、ひとりで話しかける機会なんて、なかなかないのだ。 ……22(0..100)x1秒くらい、躊躇ったけど。 頑張って、踏み出した。]
あっ あのっ、サガラさん!
人形劇団『ゼロイチ』の、ノエルです! そのっ、人形の、修理を……!
[お姫様の人形ケースを、ギューッと強く抱きしめながら。 抱きしめる力といっしょに、上擦り気味な声は、少し大きすぎたかも。*]
(170) 2019/07/28(Sun) 23時頃
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わっ!? あ、えっ、休憩中にごめんなさい! 驚かせちゃいました、よね!?
[>>178いきなり、あんな上擦った声で呼ばれたら、普通の人はビックリするに決まってる。]
いえこちらこそ! はい、あ、はいそうです!
[>>179会話になってるような、なってないような。 だって、ただでさえ緊張しまくってたのに、こんな失態。混乱した頭を整理しないと。]
(191) 2019/07/28(Sun) 23時半頃
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[深呼吸を、二度、三度。 やっと、まともに彼の顔が見られるようになった。たぶん。
だいじょうぶ、余計なことは考えるな。 ただ、人形の修理をお願いしにきただけなんだ。 仕事なんだ、お・し・ご・と!]
いえ、大丈夫です。 あの、人形はここに……
[>>180ああ、やっぱり顔に怪我してる。 指にもだ……大丈夫かな。]
……えーっと、アンドロメダの、人形……
[せっかく、少し大人しくなった心臓が。 また、うるさくなってきた。 ダメだ頑張れ、もうすこし。]
(193) 2019/07/29(Mon) 00時頃
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[俺がこんなに動揺してても。 ケースの中のお姫様は、すまし顔で眠ったまま。 ちょっと悔しいぞ。]
あの、これです。 肩の動きが、少し悪いみたいで……
……あ……ッ!
[そこそこなサイズの箱なんだから、置いて渡せばよかったのに。 何故、手渡そうとしてしまったのだろう。 指触れた? いや気のせい?? 動揺しながらも、でも人形の箱だけは落とさなかったのは、褒めてほしい。*]
(194) 2019/07/29(Mon) 00時頃
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わっ、あ、ハいッ! 大丈夫、です!
[>>204気のせいじゃない、やっぱり指先が触れてた。 それだけでこんな動揺するなんて、変に思われたんじゃないだろうか。 いやいや、これは、ケースを落としそうになって動揺したんだ。 そういうことにしておこう。]
ええと、よろしくお願いします。
[なんとか、無事に受け渡しを完了し、ぺこりと深く頭を下げる。]
(215) 2019/07/29(Mon) 01時頃
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[>>213彼の指に、あんなに優しく振れてもらえる人形。 やっぱり、羨ましいなぁ。 あっ、指の怪我、思ってたよりも多い。 木を彫る仕事だもん、怪我もするよね。]
……え、あ、はい!
[違う違う、見とれてる場合じゃない。]
あの、できれば、応急処置だけでも。 今夜の公演で、使うんです。アンドロメダ。 今年の星見語り……ペルセウスとアンドロメダが、主役なんで。
あっ、できる範囲でいいんです! 無理そうならその、うまく動き誤魔化すからって、団長も言ってましたんで!
[>>202だって、やっぱり疲れているようだから。 きっと今日のマーケットのために、寝不足なんだ。]
(218) 2019/07/29(Mon) 01時頃
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ちゃんとした修復は、後日、担当の人形師から改めて依頼させてもらうことになると思うんです。 今はとりあえず、マーケットでの公演ができる程度の、仮修復で大丈夫です。
[大丈夫だ、ちゃんと話せた。]
お願いします。
[お辞儀をしながら。 つい、彼の顔に、視線が向いてしまう。 優しげで、とても好み。 やっぱりかっこいいなぁ。
……暫し、見とれてしまった**]
(223) 2019/07/29(Mon) 01時頃
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[>>248彼の顔に、声に、指一本一本の仕草に、つい見とれそうになるけれど。 >>249これは、仕事に関わる話。 きちんと聞いておかなくては。]
はい。 じゃあ、その応急処置で、お願いします。 お姫様なんで、そんなに派手な動きは、ないので。
……あの?
[>>250なんとなく。 本当に、気のせいかもしれない、けど。 すこぉ〜しだけ、表情が沈んだというか、なんだかトーンが落ちたような、気がして。 もしかして、人形に何か重大な破損でもあったのかなとか、少しだけ不安がよぎった。]
(304) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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[>>251けれどひとまず、修理はすぐにできるらしい。 小さく安堵の息を零し、ひとまずその場を離れようとして]
……?
エ、っ?
[>>252しまった、声が跳ねてしまった。 かたりと小さな音をたて、差し出された椅子。 さっきまで彼が座っていたそれを、じーっと見つめる。]
イエあの、お邪魔にならないです、か?
[うそだろそんな、こんな。 特等席で、彼を見ていられるだなんて。 思考と呼吸を落ち着かせなくてはと、通りの様子を見るふりをして、顔を背けて大きく深呼吸した。]
(309) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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……そう、ですね。
お邪魔じゃ、ない、なら。
あっほら、そうですよね。 こういう小さい修復だったら、ちゃんと見て覚えておけば、いちいちサガラさんの手を煩わせることもないですし、人形だkktきっと長持ちしますもんね! はい、わかりました!
[なにも聞かれても言われてもないのに。 まして、勧めてもらったというのに。 この場に残る言い訳を、思いっきり並べて。
それから、ガタガタ椅子を喧しく鳴らし、座った。]
(310) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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― お色直し ―
[>>300丁寧に分解されてゆく人形。 よどみない手指の動きを、視線で追う。]
…………。
[時折、つい、視線が上がる。 人形と向き合う、彼の真摯な眼差しは、いつもの優しげなものとはまた一味違う。 どちらも、とても魅力的だ。
零れそうになる吐息を誤魔化そうと、足なんか組み替えてみたりして。]
(311) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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[けれど、ただじっと座っているだけだと、どうしても間がもたない。 いや堂々と彼を見つめていいというのなら別だけれど、さりげなくとなると、なかなかむずかしい。]
……あ……あの。
[>>301溜息をきっかけにするように、口を開いた。]
やっぱその、こういう細かい作業って、疲れます……?
[なにを聞いているんだ、当たり前だろう! どうせならもっと気の利いた質問をすればいいものを!
呆れられたらどうしよう。と。 かくんと落ちた肩は、それこそ、糸の弛んだマリオネット状態だ。*]
(312) 2019/07/29(Mon) 22時半頃
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