122 光と闇の双極夢幻《twin-mirage》
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やめて、ッ…… ――――やめてよ、父さん!!!
僕は、父さんの実験台じゃない
…… もう、痛いのはいやだ っ …… !!!
(119) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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― 正義は、追憶す ―
………ッ、 何故、今こんな事を思い出すんだ。
[男は、強く頭を抑える。 しかし苦々しい表情と、呼吸の乱れは隠せない。 傍らにいる人形には容易く気付かれてしまうだろう。
≪クラリッサ=フォード≫ ……その名を聞いた時から、 男の中で異変が起きていた。]
(122) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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[>>1:517“罪”の追跡を始める人形。 “絶対的命令”を欲し、男に付いて来る人形。
それは、――――……
≪I≫によって創られた≪愛≫であり
≪∀≫にして≪A≫であった。
]
(124) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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[だが、男は≪愛≫になど気付かない。 ≪I≫が憎すぎる余り、その奥に隠された想いなど。
男が信じる正義は、ただ一つ。
父親のような“悪”を裁く事だった。 そうして、“悪”をこの世から一人残らず消す事だった。
―――もし、正義の裁判を邪魔する者が現れたならば]
(125) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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[誰であろうと“悪”と見なし、男は刃を振るうだろう]
(126) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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[そして、男は空を仰いだ。]
滅びに至る闇色の虹≪セブン・カウント≫……
――――……もう、時間がない、
[暗闇にかかる――――滅びの予兆>>1:346
男は通信機を取り出し、 定期外通信を“A”に送る。]
(127) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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『―――――定期外通信 J→A
時計塔にて“悪”と邂逅。 裁きを与えるべく、現在追跡中。
“悪”―――青髪の男、別世界からの使者。 悪の象徴《シンボル》が刻まれし武器を所有。 “A”の罪人手配書≪クリミナル・ノート≫により 該当者の有無、検索を要請する。』
(130) 2014/05/17(Sat) 18時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 19時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 20時頃
捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 20時半頃
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― 悪は悪を呼ぶ ―
[アイザック=フォードは次元を超える。
つまり
あらゆる世界に 自分の後継者たる者を ―――子孫を残す事が出来た。
自身≪I≫の血を強く受け継いだ因子は 世界に、不正≪i≫となって満たされていく。
……嗚呼、だがしかしそれも ]
(194) 2014/05/17(Sat) 20時半頃
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[ ……―――クラリッサ≪真の愛≫に出会うまでの、話]
(195) 2014/05/17(Sat) 20時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 21時頃
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―――――…… 正義はいつも、弱い者の味方だ。
[男は“声”を聞いた。
自分を呼ぶ“声”を。 助けを求める少女――?――の声を……!]
[そして、人形と共に往く >>197悪が暴れる場所へ―――――……]
(200) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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[それは上空。 幻影光陽≪ミラージュ・クラルテ≫の灯る空。
人形の翼で舞い上がった先に“悪”は居た。
定期外通信に通信が入っている事にも気付かず 因縁は、“正義”と“悪”を邂逅させる―――――……]
―――――JF≪ジャスティス・フィールド≫展開
[ブ ォ ……ン]
(206) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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[♪正義は突然に]
誰かが助けを呼んだなら
何処からともなく現れる
悪を裁く、それは正義 世界の平和を齎す正義 Jの意志は、君達の味方
[一回転で着地した闇床。コートがばさりと舞う。 それは二人の少女――?――と、“悪”の中間点。
正義は、対峙した。]
(210) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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――――――…… 怪我はないか、お嬢さん≪レディ≫
[正義は今此処に参上した。]
(213) 2014/05/17(Sat) 21時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 21時半頃
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――――……礼は要らない。
弱きを救うのは、正義の務めだ。
[巫女に投げられた言葉は 同じく礼を返す少女にも>>219伝わるだろう。]
(223) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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[>>216悪は嘲笑する。 そして正義をいとも容易く打ちのめす。]
―――――…… 誰が、 お前のような
親父≪アイザック≫を彷彿とさせるような男と 兄弟≪ブラザー≫だと言っ………
[そこで気付く、定期外通信が2通入っている事に。 >>134“ヤンファ”たる者の有罪判決―――そして]
(226) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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―――――…… ナユタ……
ナユタ、フォード……?
[>>184通信内容に目を見開き そして、目の前にいる男を続けて見据える。
嗚呼あれは―――間違いなく、男の裁くべき“悪”だ。]
(228) 2014/05/17(Sat) 21時半頃
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………嗚呼、理解した。
[>>230“悪”の話を聞く男に 既に、先程のような動揺は無い。]
“A”の裁定を待つまでも無い。
お前が、有罪≪悪≫だと云う事が―――……
[――――――ヒュ ォ ッ……]
[大鎌は、音を立てて風を切る 罪人の首を裁く事を待ち望むように]
(246) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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アイブリード・フォード=アイザックU≪セカンド≫
貴様の罪は、俺の前に ――――この世界に現れた事だ。
正義≪Jの意志≫と悪≪Iの意志≫ どちらが強いか、思い知らせてやろう。
(248) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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―― 此レヨリ、正義《処刑》を執行スル ――
(253) 2014/05/17(Sat) 22時頃
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存在自体が悪≪罪≫であるお前が 俺の前に現れた事が罪だと言ったんだ―――…
[>>266取り出す武器の威力は、先程目に焼き付けている。 >>184SO−BHS ―――触れるものみな消滅させるブラックホール。
ふざけたものを創ったものだ、と舌打ちする。 ならばやられる前に―――処刑る]
(290) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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纏え正義≪ジャスティス≫
闇を掻き消す程に強く
揺るがぬ刃となりて、罪人を裁かん――――……
[ゴォ ォ ォ ォ ]
[男を取り巻く闇は、うねりを増して 殺戮人形《キリングドール》に集まり――
次に、人形の目の前にあるのは大鎌の柄。]
(291) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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[ゴ ッ…… ゴ ゴ ォォ―――]
[唸るは炎。 響くは闇。
>>293堕天鳳凰《フォールン・フェニックス》の刃は 罪人の首を目掛けて一直線に――――堕ちる!!]
(296) 2014/05/17(Sat) 23時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/17(Sat) 23時半頃
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―――― 俺≪正義≫はお前達≪悪≫を超えていく!!!
(349) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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[ズ ォォゥ ……… ッ]
[言葉と共に、男の身体から沸き上がる闇の力が増す。 それは正義の味方には程遠い姿であったが―――
今、男の正義は男の過去を 憎き父親の幻影≪後継者≫を討つ為 自身の信じる≪正義≫を執行する――――!!]
堕ちろ、――――アイブリード
[人形の――男の正義を宿した――刃は 首こそ避けたものの、“悪”の心臓に直撃す。]
(350) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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くッ………
[>>326そして、血を流す口から洩れる言葉はそう]
≪それ≫さえも、知っているのか……
流石は………兄貴、と言っておこう か
[一歩、一歩と男は近づく。 腹は違えど、血を分けた兄に]
(352) 2014/05/18(Sun) 00時頃
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[―――――――キィ ッ ……]
[大鎌の、鋭利な刃。 それを“悪”の首に添え 最期の刻を迎えようとして―――――止まる]
≪クラリッサ=フォード≫とは何者なのか
………お前の知っている全てを、吐いて貰おうか
[人形さえも、秘密として明かさなかった ≪クラリッサ=フォード≫その人の事を、問うた。]
(358) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 00時半頃
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お前が誰だか俺は知っている。
お前は、“悪” この世界に不穏と渾沌を齎す“絶対的悪”だ。
[>>360兄の視線の先には>>332左腕を消失した人形。 それを視界の端に捉えつつも、 男は表情を変える事はない。
“悪”を滅ぼす為に、犠牲は必要なのだと信じて]
俺は、こんなもの≪手術≫望んでいなかった。 こんな身体に成り果てるくらいならば、―――……
[嗤う悪。鎌を引けば、死ぬ、死ぬ筈なのに悪は嗤う。]
(369) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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それは、命を失ってでも、知らせたくないものか?
[男の表情は陰る。 自身だけ知らない事実がある事に 人形が隠すその情報に、苛立っていた。
>>361刃先を、首へと喰い込ませ その存在感を主張させる。
死への刻≪カウントダウン≫は始まっているのに―――……悪は嗤う。]
(370) 2014/05/18(Sun) 00時半頃
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………俺は、“悪”には惑わされない。
[そう、男の信じる正義とは 裁くべき悪とは―――とても不確かで、曖昧なもの。
だが男はそれだけを胸に秘めて、此処まで来た。 今も、そしてこれからも――――……
例えその行為が“悪”と呼ばれるものになろうとも]
(386) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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………残念だが、 この世界に正義は二人も要らない。
[悪の言葉、真摯に耳を傾ける事もなく]
どんな想いがあったにせよ 世界が、俺≪正義≫が悪と見做せば それは“悪”でしかない。
[言葉を紡ぐ。 それは実直に、冷静に。 最早狂い始めているとも知らず。]
(387) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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[悪は嗤う。
男の望む情報を、口割る様子もない。
いっそ、最期の刻を迎えさせてしまおうかと その手に力を込めた時―――……>>384光が、灯った]
それは、“A”の――――……
[見覚えのある光に、男は目を見開いた。]
(388) 2014/05/18(Sun) 01時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 01時半頃
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それがお前の手に在ると云う事は
………そうか、“A”から奪ったか。 いかにも“悪党”のやりそうな事だ。
[>>400優しく暖かい、愛の光。 それは祝福の光。]
安心しろ、お前を裁いた後
その時計は元の持ち主に還される。 この“正義”の手によってな。
[今、刃は振り下ろされん――――……]
(421) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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――――――ッ……!! 何が、……
[>>405突如、悪に虹の輝きが降り注ぎ、包み
それは悪の持つ象徴を刻んだ武器を 虹色の剣へと変貌させた―――!!]
この輝きは、……まさか虹色の想い≪レインボー・ブレイヴ≫……!
それは、お前が持っていて良い代物ではない。 分かっているのか――――……ッ!!
[噂にしか聞いた事が無い、その結晶体。 それが今目の前にある。]
(423) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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―――――……C、油断するな。
まだ正義≪処刑≫は完了していない。
[男は、悪から距離を取り構える。 男は、その光≪愛≫を知らない。
知らないものは、誰でも怖い。
だが、負けるわけにはいかない。 何故ならば、正義は必ず*勝つからだ*]
(425) 2014/05/18(Sun) 02時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 02時半頃
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[―――――――――――どくん]
[――――どくん]
[>>490>>491>>492“悪”の言葉が進むにつれ 男の中の理性は告げる
『やめろ』『聞くな』『悪の言う事に耳を傾けるな』
だがしかし、人は開けたくなってしまうものだ。 その贈物≪パンドラプレゼント≫を ……―――中身が絶望だと分かっていても。
鼓動は大きく高鳴り、手に力が篭る。 その真相に辿りつこうとした次の瞬間>>494]
(523) 2014/05/18(Sun) 20時頃
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―――――――― ……ッ……!!
[尻尾まで掴んだ真相は、再び悪の中。 しかし男は既に気付いている。
男の、人形を見る目が先程までのものと違うのは 果たして誰が気付くか知れないが]
……教師ごっこが好きならば 彼の世で≪アイザック≫相手にでもやっていろ。
悪から教えられる道徳など、正義には不要≪いらない≫!!!
[男の身体から、闇が弾ける。 心の蟠りを強引に解き放つかのように、四方八方へと]
(524) 2014/05/18(Sun) 20時頃
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立て、アイブリード・フォード=アイザックU≪セカンド≫
アイザックの――――…… 世界にその名を轟かせた大悪党の≪後継者≫が 心臓を切られた程度で、くたばる訳がないッ!!!!
お前は、お前だけは――――
この手で制裁≪処刑≫してみせる!!!
[――さあ、始めようか、正義と悪の兄弟喧嘩を――]
(526) 2014/05/18(Sun) 20時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 20時頃
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ぐァぁぁ ぁ ――――……ッ!!!
[>>531悪の言葉は、男の身を切り裂く!! それは実体の刃ではない、だが男にはこれ以上ない凶器。 男の信じる正義が今、壊されようとする最中、男は叫ぶ]
お前に、お前≪悪≫に分かるものか――――……
“悪”の下に生まれ この、闇色に染まる身体を持ち それでも、奴と違う道を進みたかった者の気持ちなど!!!
[だからこそ、“A”や―――― “湖の騎風神”の光に、憧れた。]
(556) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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お前に何が分かる――――アイブリード!!!
[>>532男は再び、激昂し、叫ぶ。]
こいつは痛みを感じる事もなければ 感情を感じる事もない、そう云う人形だ。
だからこそ、アイザックに創られたという 悪の象徴≪シンボル≫が刻まれたこの人形を
正義の為に使う事が、俺の、奴への反抗だった。
[>>548人形が止めても男は止まらない]
(559) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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分かって、………ッ い
[>>550言葉を重ねる人形。 見てしまった、その顔を。
今までどうして気付かなかったのだろう、その顔は ――――……何処か、自分にも似ていて]
……――――― かあさ、
(561) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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――――― よくやってくれたなァァアア My Sweet……
(562) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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[ドゴゥン]
(563) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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[ドゥ グォァ……]
(564) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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[ドゴ ゴ ゴ ォォ ゥ……]
(565) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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[闇の中から、男のものでない声が聞こえたのは一瞬。
次の瞬間、世界の悪という悪を凝縮したような 黒々とした闇――それはまるで、ブラックホール――が
対峙する“悪”に襲いかかった。]
(566) 2014/05/18(Sun) 21時半頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/18(Sun) 22時半頃
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――――――― ………ッ、 は………
[男の意識は、再び舞い戻る。
それは>>579“悪”の身体が、 自身の放った闇に飲み込まれた後。
全てが“悪”夢であったかのように消え去った。
只一つ残っていた>>581青く輝く光の霧も 男が回収する筈であった銀時計と虹色の想いを連れ 暫くして、何処かへ消え去ってしまったのだが。]
(629) 2014/05/18(Sun) 23時半頃
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………弱い、か………
[>>571男の意識が残っている時に聞こえた最後の言葉。 悪に教えられる事はないと、そう思っていた。
震える左腕を、右手で抑える。]
―――――……確かに、そうかも知れないな。
[父親に囚われて、見るべき明日を見失っていた。
悔しいが、それは認めざるを得ない。 そうして、自身と向き合う。]
(631) 2014/05/18(Sun) 23時半頃
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[だが、父親を赦し、認める気には到底なれない。
例えばの話だ。 人を多く殺した犯罪者が、愛に目覚めた所で これ以上罪を重ねぬと誓った所で、過去の罪は消えない。
犯罪者の残した傷は、ある者にとっては一生消えぬ傷なのだ。
やはり、父親は恨めしい。 だが、しかし―――――……]
(632) 2014/05/18(Sun) 23時半頃
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[>>614男は振り返り、人形に向き直る。
その顔には、困惑した瞳。 今まで見た事のない表情が、其処にはあった。]
――――――……正義、執行完了。
よくやった、C…… いや
[一歩、また一歩と人形に近づき その小柄な身体を見下ろして]
(633) 2014/05/18(Sun) 23時半頃
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今まで、お前の事をCと呼んで来たが それは、俺が個体名を取っただけにすぎない。
だが
――――…… お前の、“呼ばれたい名”は何だ?
馬鹿げた問いだと、受け流してくれても構わない。 感情のないお前に、こんな事を聞くなどと 俺らしくないと一蹴してくれても良い。
(634) 2014/05/18(Sun) 23時半頃
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………そうか、ならば 付いてこい “C”
[>>641薄い蒼色の瞳。 それは男の持つ瞳の色と似ていた。
“気にいっている” 感情持たぬ人形のその一言が沁みた。 だから、呼び方は変えぬままで]
―――――……まだ、俺達の正義はこれからだ。
[翻したコート。 しかし、その背が負う闇の気配は 邪悪な魂を感じさせる程に、*重く*]
(650) 2014/05/19(Mon) 00時頃
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捜査官 ジェフは、メモを貼った。
2014/05/19(Mon) 00時頃
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