268 オリュース・ロマンスは顔が良い
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
全て表示
|
[そして、渡されるインヴィテーション。 ちょっと良い食事ほど気分の上がるものはない。 目に見えてはしゃぐ、というほど若くないが、背景に花がぽんぽん咲いて見えそうなくらいには浮かれていた。]
……そ、そう、だよね、よかった。 いや、いつかはもしかしたらって思うけど、流石に、ちょっと早いかなって……
[>>137恋人同士という理由で渡されたわけではないらしいこともひとまず知れたし、懸念はない。はず。 じゃあいつならいいのかっていうのは、今は置いておこう。
けれど、渡された理由と現実が違うくらいは、許されたい。]
(140) mmsk 2019/08/09(Fri) 00時半頃
|
|
[それでも、約束の日になったらエプロンを外して、白い薄手のカッターシャツにダークカーキのベストを合わせた外出スタイルで待ち合わせ場所に立っていた。 時間よりは少し早め。待つくらいでいいなんて、そんなつもりで。
今日は、家の鍵も窓も閉めてきた*]
(141) mmsk 2019/08/09(Fri) 00時半頃
|
|
ん?
[疑問符つけても、ソウスケさんって……>>157の先は聞けず。 もしかして呆れられたかな、と内心一筋冷や汗かいた。 いやまあ窓開けっ放しで熟睡してるとなれば、呆れられるのも当然なんだけども。 苦言と不服をたっぷり含んだ視線は甘んじて受け入れた。
ちなみに、休憩中のうたた寝を見る機会は今まで多くあったろう。 普段から作業に時間を割きすぎて深夜になったり、そのまま朝を迎えることもしょっちゅうだ。 マーケット期間に限らずそんな調子で睡眠が短い上、休憩を取るときは目を伏せることが多いので、さもありなんといったところ。]
(161) mmsk 2019/08/09(Fri) 17時頃
|
|
[とはいえ、今日はそんな数日前の失態よりもこれからの時間が大事。 待ち合わせで待たせないようにと早めに着いたのが功を奏して、現地に愛する劇団員の姿はなかった。]
こんにちはー。 ん、ううん。ただの待ち合わせ。 ごはん誘ってもらったんですよー。
[ポケットの中の時計確かめ時間を見ていれば、見知りの奥さんが声をかけてきた。 なんだかニコニコしてるけど女の人かい、なんて言われてドキッとしたけど、男ですよといえばつまらなさそうに肩を竦められる。
そう、嘘は言ってない。 けど、奥さんの期待通り、恋人を待ってる。]
(162) mmsk 2019/08/09(Fri) 17時頃
|
|
[石畳を蹴る音に視線向ければ、駆けてくる眩しい姿>>160。]
フィリップ。
[お互い名前を呼ぶだけの邂逅。 それだけなのに、呼ぶ声は音楽のようにすら聞こえたし、自分から出た音もやわらかく甘い色を含んでいた。]
少し早いけど、行こうか。 暑いでしょ。
[流石に欲望のまま抱き寄せて手を繋ぐわけにもいかない。 伸ばす片腕は、フィリップではなく進行方向へ向いていた。]
(163) mmsk 2019/08/09(Fri) 17時頃
|
|
[道すがら、今日は休みかとか、体調を崩してないかとか。 今夜はまた星が見えないかな、なんて他愛もない話をした。 店先や路地裏で猫がだらしなく伸びていれば、そこにも目をやったり話しかけてみたり。
店につくまでが、ほんの一瞬に感じてしまう。]
(164) mmsk 2019/08/09(Fri) 17時頃
|
|
[店先で予約名を告げるのは、普段別の店でそうするのの何倍も緊張した。 相楽相介、2名。本人とその後ろに控えているのが、ずっと焦がれていた恋人。 これで緊張しない人がいるだろうか。いや、いない。 まだ何もしていないのに、すっかり喉が渇いて苦しいくらいだ。
席に通されてしばらく、何も言えないくらいに*]
(165) mmsk 2019/08/09(Fri) 17時頃
|
|
そう、午前中からやったりもするんだ。 次も楽しみだな。 今度なにか差し入れでも持っていくね。
とっても元気なら、よかった。 ん、平気平気。根詰めたりはしてないよ。
[>>195道中の会話は取り立ててどうといった内容でもない。 ただ、今までずっと遠巻きだった間を取り戻そうとするかのように、お互いの小さなことまで話をした。 ――根詰めたり"は"してない、についてどう受け止められるかは、フィリップ次第。]
(205) mmsk 2019/08/10(Sat) 03時半頃
|
|
――レストラン>>196――
[緊張しすぎて黙りこんだまま、席について水を飲む、そんな一連の動きをつい、見つめてしまった。 相棒の鸚鵡のいない肩のラインとか、マオカラーの似合う首筋とか。 その少し上で水を通して上下する喉の動きとか。 フィリップを構成するひとつひとつに魅了されてやまない。 このままずっとこうしていたい、と過ぎった瞬間、声が上がって現実に引き戻される。]
そ、うだね。 何食べるか決めないとだし――
[セレクトコースだというのはチケットにも書かれていたし、席につくときにも説明があった。 つまりこちらが決めないと、何も出てこないのだ。 メニューを開こうとした、その時。]
(206) mmsk 2019/08/10(Sat) 03時半頃
|
|
っと、大丈夫?
[>>197中の別紙になっていたメニューが床に落ちた。 拾うのを手伝おうと、椅子を降りてしゃがみ込んだ。 おすすめの文字が見えて、へえ、と思わず口に出ていた。]
せっかくおすすめなら、ここから選ぼうかな。 あ、嫌いな食べ物とかある? アレルギーとか。
あ、これおいしそう。
[チーズとフルーツの前菜・スイートバルサミコ仕立てという文字列が目を引いた。 トマトやパプリカはよく見るが、フルーツはなかなか珍しい。チーズの響きも魅力的で、加えておすすめとなれば、期待に胸踊った**]
(207) mmsk 2019/08/10(Sat) 03時半頃
|
|
く、 ふふっ……
[>>219狼狽える様子から緊張が伝わってきて、ああフィリップも緊張しているんだ、というのが嬉しくなった。 別に、メニューを落とすくらいなんてこともない。 それなのに変に慌ててしまう自分たちに、つい笑いがこぼれた。]
謝ることじゃないでしょ。 気にしない気にしない。
[事実、突然の音にこちらに向いた視線もとうに彼らの食事の方に向かっている。 迷惑に思うどころか、緊張が少し解けたことに礼を言いたいくらいだ。]
(230) mmsk 2019/08/11(Sun) 00時頃
|
|
果物、僕も好き。 というか、食べておいしいものはみんな好きだな。 アレルギーないのは、よかった。
[>>220前菜を決めれば、次はスープだ。 セレクトコースは迷う段階が多くて、子供みたいにわくわくする。 冷製スープへの迷いが見えれば、軽く瞬いて。]
そう? 初めてなら、この機会に冷たいスープにしてみる? 冷たいのなら僕はポテトのポタージュがいいな。
[ガスパチョもメニューに並んではいたが、酸味のあるものは好みが出るかもしれない。 風味がシンプルで旨味のあるポタージュを指した。]
(231) mmsk 2019/08/11(Sun) 00時頃
|
|
ああ、イカ。いいね。 今、一番いい季節だし。
君が魚介にするなら、僕は肉料理にしようかな。 いろんな料理が並ぶほうが見て楽しいし……
それに、君とシェア、できるし。
[食事を誰かと分け合う、なんて本当に久しぶりだ。 そんなことでも、相手が彼だと思うだけで、特別な行為に変わる気がするから、恋心というのはなんとも不思議なものである*]
(232) mmsk 2019/08/11(Sun) 00時頃
|
|
うん、そうだね、きれい。 オレンジは、君に似合いそうな色だし。
[>>236キャロットポタージュのなめらかなビタミンカラーは、ちょうど自分から見た彼のイメージに似ている。 太陽に愛されたような活発な色に、自然と彼の姿を重ね。]
イカスミ、いいんじゃない? 僕もそんなには食べたことがないな。
……シャツ、気をつけてね。
[せっかくの白いシャツ。万が一にも黒いスポットが出来てしまったら、カラフルなボタンもがっかりだろう。 白なのはこちらもお互い様、なのだけども。]
(256) mmsk 2019/08/11(Sun) 13時半頃
|
|
僕が選んでいいの? なら、パスタよりリゾットがいいな。
この、ラムと香草のやつとか。
[乳飲み仔羊と書かれたリゾットは、もったりと少し重みのあるチーズリゾットにロースト・ラムチョップといくらかの香草が添えられたもののようだった。 見た目だけで食欲をそそるのに、否応にも期待が高まる。]
(257) mmsk 2019/08/11(Sun) 13時半頃
|
|
[パンは選択制ではなく、店の自家製のものが出てくるらしい。 デザートもそれほど選択肢が多くなく、メレンゲとマロンクリームの誘惑に負けてモンブランにした。 と、なれば悩むものはあとひとつだけなのだが。]
――――……
[そのひとつが、とかく問題だった。
つまり、酒を頼むか頼まざるか。]
(258) mmsk 2019/08/11(Sun) 13時半頃
|
|
[弱いのは自覚があるので、マーケットでくらいしか飲まないようにしている、のは変わらない。 が、例外として誰かとの食事のときは少しだけ入れることもある。 というのも、それほど飲めないにもかかわらず、アルコールの味自体は嫌いではないのだった。 故に、悩みは深い。 チーズリゾットと共にワインを舐める楽しみと、初デートで失態晒したくない心とを天秤にかけて、メニューをじっと見つめている。
もしだんまりを訝しがられたら、この思考回路を恥ずかしながら晒してみる。 フィリップ自身もそれほど飲まないほうだと知っているけれど、さて*]
(259) mmsk 2019/08/11(Sun) 13時半頃
|
|
ね。おいしそう。 君が気になってたなら、なおさらよかった。
シェア、しようね。
[>>268いつの間にかすっかり頭の中が分ける前提になっていて、むしろその瞬間を楽しみにしている。 気になってた、という濃厚なリゾットを口にしたとき、彼はどんな顔をするんだろう。 そのためにも、早く注文しないと、と思うのだけど。]
(312) mmsk 2019/08/12(Mon) 10時半頃
|
|
んー…… 君がノンアルコールなら、それでもいいかなって思ってるけど。 迷惑かけたくないしねえ。
[と、覗きこまれたあたりでぱたん、とメニューを閉じた。 迷いなくアイスティーに決めたフィリップの選択に乗ってしまうのが一番自然だ。 馴染みの職人仲間と食事に行けば、半ば自動的にティーが出てくるし、アルコール抜きの食事に不満があるわけではない。
ただ、もしかしたら少しだけ、彼の存在に甘えてみたくなったのかもしれない。 好きなアルコールを好きに飲んで、ふわふわに酔ったまま、二人で帰るのは幸福な気がした。 とはいえそれも自分一人の幸福でしかない。フィリップに対する迷惑を考えれば、なんてことない我慢。]
(313) mmsk 2019/08/12(Mon) 10時半頃
|
|
[注文を通せば、程なくして前菜から運ばれてくる。
細めの櫛切りにカットされたフルーツは彩りも鮮やかで、白いリコッタやモッツァレラとのコントラストも美しい。 そこにラインを描くように振られたバルサミコソースが、甘い香りをさらに引き立てていた。 数分前のアルコールへの葛藤どこへやら、目が輝いてしまっている自覚がある。 食べてしまうのが勿体ないような完成されたひと皿を前に、それでも食欲が勝つのだから人間というのは浅ましいものだ。]
(314) mmsk 2019/08/12(Mon) 10時半頃
|
|
いただきます。
[略式に手を合わせて、美味し糧に感謝を告げる。 ルビーグレープフルーツにリコッタを乗せて口に運べば、ミルクのほどける風味と果汁の弾ける酸味、バルサミコの甘味がひとつに混ざり合い、至福に胸踊った。]
あー……
[想い人がいるからと、格好つけた表情を保つことすら放棄して、ゆるく相好を崩した*]
(315) mmsk 2019/08/12(Mon) 10時半頃
|
|
え? えーっと、何だっけ。何とかフラワー……
[フラワーなのは花の時点で確定だが、その前の部分がなかなか思い出せない。 こういった店だといちいち説明されるわけでもなく、自然と皿に乗っているひとひらの名前を記憶から引き出すのは至難の業だった。 何より、それよりも。]
……フィリップ、可愛い。
[花びらをつまんでは口に運ぶ姿がキュートで、その様子をつい頬杖ついて眺めてしまったので、思考どころじゃなかった。 顔赤らめられたら、次の料理が来るまでずっと笑っていたろう。]
(385) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
どう? おいしい?
[初体験らしい冷製スープへの反応を見れば、上々のよう。 苦手だった時に備えてこちらは冷たくないポタージュにしておけばよかった、と思いはしたものの、いらぬ心配だったらしい。 こちらもとろりと濃く、芋の甘味を感じるポタージュに仕上がっていて、贅沢な体験をさせてもらった。]
(386) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[続いて来たローズマリーの香るフォカッチャとリゾットには、目もくらむような心地で息を呑む。 ラムチョップのピンクの肉色に、ハーブの緑が映える。 小山に盛られたねっとりしたリゾットは、クラッシュペッパーが乗っていた。 向かいのイカスミとちょうど白黒反転したような色合いに、目も満たされるよう。]
ん……! おいしい。
[リゾットをひとくち口にしたところで思わず声を出したら、フィリップのそれと重なった。 あは、と小さく笑って、それからは夢中。 シェアの話が出るまで、手を止め忘れてた。]
(387) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
[そうして、白と黒を混ぜながら食べ進めた頃。 アルコールの話が出れば、少し眉下げる。]
んん……そりゃあ、しっかりした赤ワインがいいんだろうけど。
あんまり調子に乗ると、悪い癖が出るからなぁ。
フルーティで軽めの赤ワインとかあるなら、一杯くらいほしいけど。
[悪い癖、について聞かれたら、酔うといつも以上に気が緩んで、人に絡んだりするのだと答えよう。 絡み方は人に触れたがったり凭れかかったりと平和な方なのだが、相手が職人仲間の奥さんだったりしたので、酒は次第に控えるようになっていった。]
(389) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
もし……帰り際、君に甘えてしまってもいいなら。
[なるべく格好いい"ソウスケさん"でいたいという気持ちはなくもないのだが、いつかは明かされてしまうだろう悪癖。 きっとNoは出ないと信じて、ホールボーイを呼んだ。 フルーティな赤をグラスに一杯ずつと頼んで、その間は少しだけ食べるペースを遅くする。]
(391) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時頃
|
|
本当は、飲むの好きなんだけどね。 強くもないくせに、致命的に失敗する前に止めてくれる人がいるって思うと、気が大きくなるみたいで……
[程なくして運ばれてきたふたつのグラスに、浅めの赤が注がれる。 照明を透かして、薔薇色がテーブルに落ちた。 くるりグラスをひとまわしして、舐める程度にひとくち。 それからリゾットを食べて、またひとくち。]
……ふは、
[至福、を隠しもしない表情で息を吐いた*]
(394) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時半頃
|
|
……う。
[>>400告白したのは酒の勢いか、と言われて、一瞬詰まる。 確かにほんの少しもその兆候がなかったかと言われれば嘘になるしいいやでも明確に言葉にしたのはフィリップのほうが先で僕はそれに乗った形で――
言い訳を頭の中巡らせていたら、冗談と続いて深々と息を吐いた。心臓に悪い。 運ばれてきた酒の味が余計においしく感じたのは、この安堵感のせいもあったかもしれない。]
(405) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時半頃
|
|
ん、美味しい。
[緩んだ頬をフィリップに向けながら、笑う。 パスタもちょうだい、なんてねだりながらリゾットを差し出す。 次第に杯を傾けるペースが早くなり、二杯目を無心したのは許されたろうか。 デザートにたどり着く頃には、目元が赤く染まっていた。]
(408) mmsk 2019/08/12(Mon) 23時半頃
|
|
[デザートと一緒にオレンジのきいたアイスティーが運ばれてくれば、その冷たさに酔いもゆっくりと冷めていくのだけど。 彼に酔った心は簡単に冷めそうもない。
デザートを楽しんで、アイスティーと他愛ない会話を楽しんで。 店を出る頃には、行きは触れなかった指先が、星空の下絡みあう**]
(412) mmsk 2019/08/13(Tue) 00時頃
|
1
2
[メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報
プロローグ
1日目
2日目
3日目
4日目
5日目
エピローグ
終了
/ 最新
視点:
人
狼
墓
少
霊
全
トップページに戻る