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【人】 友愛組合 チアキ[志乃が唄うごと、悪夢じみた光景が崩れていく。 (218) 2013/06/30(Sun) 14時頃 |
【人】 友愛組合 チアキ[僕、と言えばいいのか。 (219) 2013/06/30(Sun) 14時頃 |
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[ケイトの言葉を
もっと弱いと思っていた。おどおどしている弱気な人だと。
彼女は色々な過去と、思いを抱えてここにいるのだろう、ヤニクよりもずっと。]
……言いすぎた。謝る。
[紺の眼を一度伏せてから、静かに謝罪する。
続けて人間でしょう、と問われた言葉には
あんま、思ってなかった。
あいつらのせいとか、信じてないとかじゃない。
俺が、俺をヒトなのかどうか自信ねぇから。
[何年か前にここの研究所に来るまでは、ヒトとして扱われた事がなかったのでヤニク自身も自分のことをそう感じていなかった。
ここに来て、友人と言える存在を知って、ようやく漠然と意識できるようになって。
やっと過去形で言えるようになった。]
今、はどうだろな、わかんねぇ。
でも、バケモノとか神様とかじゃ、嫌だと思う。
したいことがあるから。
[言えば笑われてしまいそうな、小さな望みだが、ヤニクにとっては何より難しいこと。]
いなくは、なるなよ。
前も言っただろ、俺はどうでもいいやつの相手なんかしねぇよ。
……うん、俺にも皆がいる。
[頷いて、拒まれなければケイトの手をもう一度取った。
やはり小さい手を握り込む。
血に汚れていても、そうでなくとも、これから先に汚すとしても。
何度でも取ろう、と思う。
ミナカタの言葉
顔を強張らせて彼を見上げたが、なにか言う前に立ち去られた。**]
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【人】 友愛組合 チアキ[広がる鉄の臭いと色。 (226) 2013/06/30(Sun) 15時半頃 |
【人】 友愛組合 チアキ[志乃の身体に、手を触れる。 (228) 2013/06/30(Sun) 15時半頃 |
【人】 友愛組合 チアキ[ソフィアの報告に、短い沈黙が落ちる。 (235) 2013/06/30(Sun) 16時半頃 |
【人】 友愛組合 チアキ―そうして、ハローシィ拠点― (240) 2013/06/30(Sun) 18時頃 |
【人】 友愛組合 チアキ[天幕の外、召集した部下たちが揃っていることを確認する。 (241) 2013/06/30(Sun) 18時頃 |
【人】 友愛組合 チアキ[簡潔に言い終わり、以上と結ぼうとして (242) 2013/06/30(Sun) 18時頃 |
【人】 友愛組合 チアキ ハローシィ王国国営軍事局独立混成部隊第一番隊所属、王国認定A級治癒能力者 (243) 2013/06/30(Sun) 18時頃 |
[謝る、と言われれば、少し目を見開く。]
いいえ。ヤニク君だけが、悪いわけじゃないから。
私も…言うべきではないことを、言ってしまったから。
ごめんなさい。
[拒絶されてしまうのではないかと。されてしまえばいいのかもしれないと。そんなことばかり考えていたのだけど。
…自分の行動は余計だったろうな、なんて思われた。
だけど、あんま、思ってなかったという言葉には。]
…私は「人間」だと、思うよ?
いや…此処の皆は、皆そう思ってるよ。
あとは、きっとヤニク君次第…なんじゃ、ないかな?その時がやって来れば、きっと皆一緒に喜んで、くれると思う。
[したいことと、と言われれば。]
…いつか、それが出来たときでも。言いたくなったときでもいいから。
それが何だったのか、聞かせてくれると、嬉しいな。
[そして、そのまま手をとられ。]
…ごめんね。そんなこと、言って。
ありが、とう。
[最期は少しだけ、語尾が途切れてしまったけれど。]
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【人】 友愛組合 チアキ[天幕の中、独り。 (248) 2013/06/30(Sun) 18時半頃 |
【人】 友愛組合 チアキ ……そして僕らを愛してない。 (249) 2013/06/30(Sun) 18時半頃 |
―― 制御室 ――
[扉は閉ざされている。
ポプラは擬似世界を構成するのに手いっぱいで、
こちらまで制御はできないということだ。
キーはあるため、中にはいる。
彼女の、擬体の姿をちらと見たかもしれないが
それは通り過ぎてカプセルへと。]
……守れなかった。
俺はまた、守れなかった。
[言葉を、贖罪として呟く。
ポプラはきっと感知できないぐらいの声。
それでいい。聞かせたいわけではない。]
……今回は綺麗に嵌められた。
俺のミスだ。俺の……甘さ、だ。
[呟きながらカプセルをなでる。
もう、ずっと開かないそこを。
中に眠るは白銀の髪の、小柄な身体。]
……お前、いつまでそうしてるつもりだよ……
[見下ろして、呟いて。
眼が開かないかといつも期待するも、
叶ったことは一度もない。]
……なぁ、お前は知ってたのか、ケイトのこと。
志乃の実験も、知ってたのか。
……俺は、何のために……
[残りの言葉はとても言えなく。
飲み込んで、もう一言だけ。]
――起きろよ、カリュクス。
[呼び名に彼女はやはり、答えない。]
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【人】 友愛組合 チアキ[指が二本あれば銃の引き金は引けるらしい。 (272) 2013/06/30(Sun) 21時頃 |
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そう思ってくれてっと、いいんだけど。
き、かせんのは……頑張る。
[ケイトの言葉
嘘でも本当でも嬉しかった、彼女はどちらでも、あるいは答えがわからなくてもそう言ってくれそうだけど。
聞かせて欲しい
本当にできるかの自信がなかったから。]
おい、泣くなよ?
[語尾が途切れたケイトの顔を覗き込んで表情を確かめてから、どんな顔でも、もう少しそのまま。]
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[掛けられた言葉こそ優しくて
だけど泣くなよ、という言葉にはしっかりとした口調で。]
大丈夫。
頑張る、の?
...私でよければ相談とかなら。
[とか言いながら顔を覗きこまれて。]
いきなり覗きこんで、どうしたの?
[ちょっと頬に朱がさしたかもしれない。「先生」はその時には立ち去っていただろう。]
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【人】 友愛組合 チアキ[今朝食べたのは、ええとそう、塩抜きした魚のスープだった。 (282) 2013/06/30(Sun) 22時半頃 |
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相談は、嬉しいけど……
[少し迷う。
迷って、どうすればわかりやすいだろうとか、そんなことを考えて――結局首を横に振ることにした。]
自分で考える。
いや、泣くんじゃねぇかと思って。
[違うならいい、とケイトの表情の変化
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【人】 友愛組合 チアキ[何でもないような顔をしていたけど、やはり無理があったらしい。 (287) 2013/06/30(Sun) 23時半頃 |
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[モニターの中の世界は進んでいく。
志乃とナユタの名前が黒くなっていて、よく見ればヤニクとケイトの名前も。
これが死んだという意味なのかと推定しつつ――倉庫の中を映している
……なくな、よ……
[声が震えた。
ケイトに聞こえていたかどうかには、気を使う余裕はない。
やはり言っておくべきだった。
ライジが敵にいることも、前線に出るなということも。
知っていれば回避出来たことも多いはずで、全て伝えておくべきだったのに――ヤニクの都合だけで言わなかった。]
ごめん――ごめんな。
[音声が絞ってあるのか声は聞こえない。
だからそれ以上は何も分からず、手を伸ばして画面の中の彼女を撫でるけれど、それは伝わるはずもなく。
ただ硬質な表面をなぞっただけだった。]
【人】 友愛組合 チアキ[オスカーは、どこに行ったのか。 (293) 2013/07/01(Mon) 00時頃 |
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