人狼議事


266 冷たい校舎村7

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[そこは笑ってもいいところだよ宇井野くん……とは言わずじまいだった。


怖かった? って訊いたイロハは、
眉をフラットにした表情で宇井野を見る。
近くの壁に背を預けたその姿を見ると、
本当に学校帰りなんだ……と、今さらながら思いはする。

冷静になって考えてみると、そうだ、コートの下の部屋着は、
母と二人で家で過ごす時のために母が選んだ、だいぶ大人っぽいデザインのものだ。

深い意味もなく、コートの左右のポケットに両手とも突っ込んで。
宇井野の言葉を聞いて、
聞きながら、視線をうろうろとさまよわせる。天井を見たり足元を見たり]


【人】 剪毛工 レナータ

──購買──

[ 珈琲を飲もうと、購買にやってきた。
レジの上に置いてあるメモが目に入り、
怜奈の視線は鋭くなる。>>2:421>>2:422 ]

 あ?
 何勝手にツケにしてるわけ?

[ はあ、と思い切りため息をついた。
そこにいたなら、存分に文句も言えるが、
既に紫苑はここにはいないだろう。

 メモを見詰めて、
字ぃへたくそと悪態をついてから、
飲み物コーナーへと向かった。
ホットコーヒーの缶を取って、プルタブを引く。
 口の中に広がる苦さを味わいながら、
レジ前のメモに、追記する。 ]
 

(264) 2019/06/15(Sat) 22時半頃

【人】 剪毛工 レナータ


 『三年七組柊に、
  ホットコーヒー代をツケておいて』

[ 少し角ばった文字が下に並んだ。 ]*
 

(265) 2019/06/15(Sat) 22時半頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/06/15(Sat) 22時半頃


そっか。
……そういう考え方もあるよね。

[イロハはため息を吐くみたいな小さな笑い声をあげた。
なんだろう、水面から顔をあげたみたいなふわふわした気分から、
一気に現実に引き戻された感じさえする。
向けられる視線に返してよこすのはちいさな声だ]

…………あたしは、あたしの嫌なところを捨てたいって思ってたから。
死んじゃえば命ごと捨てられるから、死んでもいい、って……。

[そうして、あの校舎で死んでみた結果、何がのこったか。
何か言いかけようと口を開き、また引き結ぶ。
分かっている。イロハの言葉はもう笑い話の範疇に入れることはできない。

沈黙することしばし、静けさの中に音が響いた。]


[外から冷気を引き連れつつ入ってきたのはクラスメイトだった。
眼鏡をかけてたりイヤホンがなかったりと、
細かいところは違うが顔立ちばかりは見間違えようもない。
ひらりと手を振り返す]

柊くんだ。
あ……えっと、……おかえり?

[ただいまと言われたからにはそう返した方がいいんだろうけど。
確かに変な感じだ。
「おはよう」じゃなくて「ただいま」と「おかえり」を口にしあうことになるとは。
……そういえばあの校舎じゃおやすみを言いそびれていた]


ネ、コ……?


[突如持ち上がる宇井野は猫が好き疑惑。
そんな話はイロハにとっても寝耳に水だ。
けげんな表情をしつつ柊と宇井野を見比べて、
それから柊を見送って。
しばらくしてからこれ幸いとばかりに立ち上がる]

あ、あたしも飲み物買ってくる……。

[土壇場で財布は忘れずにポケットに入れていてよかったと思う。
言いつつ向かうのは、病院の外だった*]


メモを貼った。


【人】 剪毛工 レナータ


[ 教室へと戻る。
毛布に鞄。
紫苑の上着に触れて、迷って。

 結局それは持っていくことなく、
二つの装備品を手にしながら、
階段を二階分を昇った。
そして、再び夜が更ける。 ]
 

(282) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 目が覚めた。 ]
 

(283) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 携帯を見れば、習慣づいた時間である。
眠気はあまりないために、
異変でも探すか、心づもりで、
荷物はそのままに階段を一階分降りた。 ]
 

(285) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ

──四階:廊下──

[ ひたり、ひたりと音がする。
後ろを振り向けば、なにもいない。
ほうと向き直って息をついた後、
脹脛になにか触れた感触が伝わる。 ]

 ────ッ!

[ 一瞬ならば、
何か物が当たっただけと合点できたのに、
其れは足へと纏わりついている。
 肉塊のような其れは汰風流だ。
人間の足首から先が、顔だろう部分についている、
どうにも受け入れがたく、気持ち悪い姿。 ]
 

(287) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ こんなところにいるはずもない。
ここは怜奈の精神世界だとでもいうのだろうか。 ]

 ちがう、ちがう、ってば!

[ 足を振って、それを振り落とす。
怜奈自身、人がいないこの場所は心地よいけれど、
四階の家庭科室の惨状やマネキンの並ぶ体育館は、
居心地が非常に悪い。
そして、なにより。
怜奈自身が、クラスメイトに向かって、
あんなメールを送るとは、考えられない。 ]
 

(288) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 謎のメールの主は言った。
 楽しかった。
 好きでした。
 早く忘れて生きてくれ。

 残りの時間を楽しんで。 ]
 

(289) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ もし田所怜奈が齢18で
  世界から消えるとするならば、

  恨み言に塗れた言葉を残すだろう。 ]
 

(290) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 振り落とした汰風流は、
再び怜奈のほうへと寄ってくる。
気管支が締め付けられるようで、
息もまともにできなくて、立っていられない。 ]

 ……は、

[ 立ち上がって走り出してしまいたいのに、
上手くいかない。 酸素が足りない。 苦しい。

 少しでも距離をとるようにと手と足で這って、
近くにあった教室へと入って、扉を閉めた。 ]
 

(291) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 姿が視界から消えれば、幾分か気が楽になる。
背を扉に押し当て、開かないように。
開いてしまわないように。]

 なんなの!?

[ やめてよ。やめてよ。
共通言語を話せていると信じていた時に、
両親にその宗教はやめてと何度も言ったことが、
頭の中によぎる。

 すべてが過ぎ去るまで。目を閉じる。 ] 
 

(292) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 再び、足になにかが触れる。
目を開くと、教室の中には汰風流が、
文字通り溢れていた。 ]

 ぁ、や、……ひっ

[ どこから湧きだしているのか不明だが、
どんどん数を増やしていっている。
教室から出ようとするも、
身体が思うように動かない。
できたことと言えば、
両腕で自分を抱くことだけだった。

 足に纏わりついていた汰風流も、
段になり段になり、胸の高さまで来ている。
ついには、額に肉塊が触れた。 ]
 

(293) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 救いをあげよう。 ]
 

(294) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ そんなものは、要らない。
  私は何にも、
  誰にだって、縋ることはない。 ]
 

(295) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 声が聞こえた気がして、
小さな子供のように首を横に振る。
否定をすれば、
瞬間、怜奈は汰風流の群れの中に埋まった。 ]*
 

(296) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 五度目のチャイムが鳴る。 ]
 

(297) 2019/06/15(Sat) 23時頃

【人】 剪毛工 レナータ


[ 四階、生物室。
部屋の前には、
黒い顔料を踏んだような足跡が一筋のみ続いている。

足跡を辿った先の扉、
なにかが引っかかって簡単には開かない。
無理に扉を開けたなら、
そこにはマネキンが一体居るだろう。

 自分を抱きしめるような恰好だ。
力を入れすぎたのだろうか、
指先はところどころヒビが入っている。
触れたなら、崩れてしまうだろう。

 きつく編んだ長い三つ編みが、
田所怜奈を模していると示していた。 ]**
 

(298) 2019/06/15(Sat) 23時頃

剪毛工 レナータは、メモを貼った。

2019/06/15(Sat) 23時頃



[ 視界の端に揺れる髪が
 どこか落ち着かない風であったから。
 嫌なことでも言ってしまったろうか、と。
 大雑把になりきれない小さな不安。 ]


  ────……


[ 誰も、同じものを見て生きた人間はいない。
 誰一人、全く同じ世界を見ていないくせに、
 その事実はどこか遠い所にあるものだから。

 小さな笑い声に
 そうか、と、合点がいくのに。
 ほんの少しの間を要した。 ]
 



[ 沈黙だ。
 灰谷の沈黙につられるようにして、
 宇井野も暫し、黙り込んでいた。

 嫌なところを捨てたいから、
 そのために命を放り投げるならば。
 生を受けた意味はどこにあるのだろう。


 なんて、考えてしまうのが、
 宇井野 堅治というちっぽけな人間だった。

 だけども、言われてみれば、
 その気持ちもなんとなく、わかる気がして。 ]
 



[ 人の気配は、沈黙を塗り替えるのにちょうど良い。
 猫が好き疑惑はひとまず置いておこう。
 おいておこう。

 柊と、此方と。
 見比べる視線は見えないふりして。
 それから、立ち上がった灰谷を見送る、ついで。 ]


  ……いってらっしゃい。
    またあとでな。


[ 飲み物を買うだけだと言っているのに、
 自然と口から零れ出ていた。 ]
 



[ なんでかは自分でも、わからなかった。
 ただ、なんとなく。

 こんな、ろくでもない世界の中で、
 マネキンよりも冷たくなってしまうのは、
 なんだか嫌だな、と、思ったんだろう。


 灰谷を見送ったら、
 ずるりと背が壁を擦る。
 長椅子じゃなくて、床に座り込んだ。 ]
 




  こんな ろくでもない世界の中で
  器と中身を間違えられて
  ただただあるべき姿を演じ続けて
  なんで生き続けているかなんて

  生まれて来たから

  それ以外に 理由はないから
  あの校舎の中で
  首を絞めたのも 死ぬ気なんてなくって

 



  生まれて来たから
  生きているから
  人は苦しいんだろうって

  だったら
  生きて欲しい を 願うことは
  いっそ 残酷なことかもしれないな って

  あの校舎にいたクラスメイトを
  また ひとり ひとり 思い浮かべた **
 


メモを貼った。


[誰しも何かを抱えていたって、
それが同じとは限らないし。

母から買ってもらったものだけならいざ知らず、
生みの親に似てしまった顔、それを抱えた自分。
それらを捨てたい、だなんて、きっと、傍から見れば親不孝者にもほどがある。

だから、わかってもらおうだなんて思ってなかったはずなのに、
ちっぽけな己は口にしかけてしまった。
灰谷彩華はこういう風に――人間ができていないところがあると]


[だから、沈黙を塗り替えてくれる存在は実のところかなりありがたかった――
ということを本人に伝えることはなく、
イロハはすぐには自販機を目指さず、
夜の病院敷地内をうろうろしていた。

見送ってくれた宇井野の言葉には頷いた。
その時ばかりはいつものイロハらしく笑えたと思う。
冷たく凍った場所で朽ちるつもりはない。
ただ、少しばかり、頭を冷やす時間なら欲しかった]


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