人狼議事


212 冷たい校舎村(突)

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【人】 PPP イルマ


  もう、夢なら覚めてくれたらいいんじゃあないかしら。

  だって、私が何をしたというの。

(36) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ

  ─前日:保健室─

[今までと同じなら、チャイムが鳴るのを合図に私たちの内の誰かがいなくなるのでしょう。

つばさちゃんと莉緒のマネキンを見たときはそれはそれは驚きました。
ですがささらちゃんのマネキンが見つかった部屋に残された絵はあまりにも、やさしいものに思えたので、帰ることは悪くないことじゃあないかも。

そう、思えたのですけども。

強がりの箍が外せるのは本当に唐突に。
一人っきりになるとダメでしたね]

  …………蝶美、あのね。
  (もしかしたら、私が、…この世界のホストかもしれない。)

[そう打ち明けられなかったのは、彼女がどこか疲れていたように見えたからです>>4:221
だって彼女は私とは違って、今日も何か忙しそうにしていたわけですから]

(37) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


  ごめん。………なんでもない。
  あの、昨日はなんかごめん、色々、言っちゃって。
  でもほら、蝶美は悪くないから。
  えっと……おやすみ。
  また、明日。

[短く挨拶を告げました。
“何かあった?”
またこの言葉をかけることなく、幕が降りたのです]*

(39) 2017/03/18(Sat) 01時頃

メモを貼った。


【人】 PPP イルマ

  ─翌日:保健室─

[いつもより早い朝。
ゆり起こすのは誰かの声ではなく爆音>>13
驚き過ぎると呼吸が止まるんですね。
目を見張らせた後、私は保健室を見渡して、“一人の空間”を、見つめて。
おかしいなって、視線を逸らしました。

ひい、ふう、みい。

足りない。

もぬけの殻となったベッドを見て私は、深く息を吸おうとして、失敗した細い息が震えました]

(56) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ

  ちよみ、……どこ、行ったの。

[私は、あまり、他のみんなに比べて特別、親交が深かったわけではなかったと思います。
だけれど、一時期であれ仲良くしてくれた人を想う心は、あるつもりでした。

だけれど今日は先に起きて準備を整えている人が、いない。
おはようと言ってくれる人がいない。
ただ、それだけのことなのに、すべてを失ったように感じてしまうのは、何なのでしょう]

(57) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


[情緒不安定になっている自覚はありました。
私にとってこの校舎は天国のような場所ではなくて、その対極に立っているかのような場所でしたから。

でもそう思うと、この世界は私のものではないのかもしれません。
だって、ちっとも楽しくないのです。
かといって、ここを出た先に私が帰る場所はあるのでしょうか]

(58) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


[啜り泣く声は、誰のもの。
(風を切る音。跳ねる肩。腹部に残る痣。)

囁き声は、誰のもの。
(扉の隙間から漏れる光。敧てればよく聞こえるのは、聞き慣れた声。)

何処にいても突き刺さるような視線、それは、誰のもの。
(私の体は、心は私だけのものなのに。
いやだとも、いいとも言えず、
ただ耐えるだけの日々を、

やめたいと思ったってやめられなかった。)]

(59) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


[だって打ち明けたら今までのものがすべて壊れてしまうから。
だから踏み込めない。
声を殺して隠れて時間が経つのを待つだけ。

だけどきっと、死にたい、なんて、思える程の悩みではない筈。
どちらかというと私の悩みは、死にたいではなくて、消えたいという気持ちに近しいのです。

ここに残った誰かも、そんな気持ちを持つことはあったのでしょうか。
私にはもう、分かりません。
会ったら話しがしたいだなんて偉そうなことを言ったくせに私は、出口を目指しているんですもの。

昇降口。
そういえば本当に扉が開かないかどうかを、一度も確かめることはしませんでした。

散らばった硝子や破片>>15を踏まないように、私は向かっていたでしょう]*

(60) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ

  ─昇降口─

[堆や昴の言っていたように本当に、扉は開かないようです。

不思議。
まるでふわふわきらきらとした魔法のよう。
特別な衣装でも身に纏って、赤い唇を咲かせて、眠ってしまえば覚める夢ならばいいのに。

ふと、私は昇降口の窓に手を添えてみました。
指でキュッと拭えば外の様子が鮮明にうつります。

そこで見つけたのは]

(62) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


  …………あぁ、帰れたんだ。

[クラスメイトの姿>>4:232で。
下駄箱に置いてある帽子はまるで必要ないとばかりに、外の空気にさらされた少女は微笑んでいました。

長い黒髪。スカートは長すぎず、かといって整然とした制服姿の少女。
それは私の知っていた大和蝶美のもので、彼女は何かこの校舎の中で見出せたのだろうか、そんな事を漠然と思いました]

(63) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


[寒そうだからブレザーでもかけてあげたいのですが、出ることが出来ませんから、それは出来なくて。
ああ、蝶美がいないのなら今ここに残っているのは、誰なのでしょう。

堆じゃないといいなと思います。
だって昴が悲しむでしょうから。
堆、昴にちゃんと通院している事を話したのでしょうか。

私の口から昴に伝えることはどうにも、出来ませんでしたけど。
昴も昴で、大丈夫でしょうか。
なんだかんだ不安定にも思える彼らも、帰れていると、いいですね。

だってあんなにも仲が良いのです。
ええ、羨ましいくらいに。
私にはなかった関係ですから。
無事に帰れたらいいと思うのです]

(64) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


[健ちゃんも帰れたでしょうか。
ふわふわの魔法を扱えて、見た目とは裏腹にやさしい彼も、帰れたらいいなと思うのです。

人によっては色々とやかくいう人もいるかもしれませんが、パンケーキを可愛く飾ったあの作品で、みんなが喜んでいたのは事実なのです。

彼のもっている力はきっと誰かをしあわせにできる力ですから。
帰れていると、いいな。
そんな風に思いながら私は蝶美の置いていったようにも見える帽子に腕を伸ばそうとして、やめます]

(65) 2017/03/18(Sat) 01時頃

【人】 PPP イルマ


  ……………、どうしようかな。

[私が触れていいものか、分かりませんでしたから。
困ったように笑みを浮かべました。

メール>>16に気付いたのはその後]

  「この世界を作ってしまった人を見つけて、話がしたい」
  なんて言ったけど。

[みんなの目的地は屋上、でしょうか。
そのままフツウなら向かうのでしょうね。
大切な友達なら恐らくみんな、そうするでしょうから。

ですが私はそのフツウから離れていたようで。
すぐには向かわずにゆっくりと朽ちゆく校舎を眺めて一階廊下を歩くことにしました]**

(66) 2017/03/18(Sat) 01時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 01時頃


PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 01時半頃


 
           [ ────── ゆさり、 ]
 


[肩を揺すられる感覚で、私は目を覚ましました。
寒々しい、リビングの真ん中。
テーブルに突っ伏して、私は眠っていた様です。

  「遅くなってごめんな。
   病院には行けた?」

私の肩を揺する父が、そう尋ねてきます。
それと共に、こんな所で寝てたら風邪ひく、だとか
如何にも父親らしいお小言を、一つ。

……けれど、私はそれに返事をするでもなく
半ば呆然とした調子で、父を見詰めて]


 
 …………ただいま

[「おかえりだろ?」って、父は笑います。

ううん、違うよ。ただいま だよ。
そうは思っても、私は微笑むだけ。
肩に添えられた手を、そっと取って
その勢いのまま、着替えもしていない父に抱きつくのです。

外から帰ってきたその体は、ひやりとしていますが
暖房もつけないリビングで寝ていた私の体も、
意識してしまえば、酷く冷えていると気付きます。

だけど、今はそんな事、どうでも良いのです]



 お父さん、私、お母さんに会ったよ。
 全部、聞いたよ。

["貴方と血が繋がっていない事も聞いた" と
言外に、そんな意図も含ませた囁き。

父は、全て解っていた風に嘆息して、
一度だけ、肯きました。
……いいえ。掠れた声で、一言
「ごめんな」って いつだかみたいな、謝罪]


 私とお母さん、すごく、似てた
 だけど────

[あの人みたいに、なりたくないの。
昏い本心は、喉の奥に突っかかって、出てきてくれません]


[だけど、父は言うのです。

  「似てないよ」

って、私の心底欲しかった言葉を、事も無げに。

  「似てないよ。
   ちよは、ちよだからね」

言い聞かせるみたいな、優しげな声音。
もしかしたら、父は
私の悩みを、察したのかもしれません。
いいえ、それは流石に、希望的観測でしょうか。
もしかしたら、ただ、事実を言っただけかも。

だとしたら、それでも良いのです。
父が"似てない"というのなら。
きっとそれは、誰に言われるよりも、確かな事実で]


 
 うん。…………そっか。

[最後に一度、ぎゅっと縋り付いて
私は、父から体を離しました。

優しげな笑みには、少しの翳りが。
母と会ったという事実を告げて、
傷付けてしまったのかも、しれません。
だけど私はもう、
踏み込んで来ないでとは、言えないのです。

私が、自分でつけた傷の理由を
父にもちゃんと、伝えなければいけないと……、]


[そんな思案が中断されたのは、
ついさっきまで居た場所を思い出したからでした。

冷え切り、時の止まった校舎。
誰かの、心のなか。

……そういえば。
先に消えた皆も、ちゃんと帰って来れたのでしょうか?
私が此処に居るのです、問題無いとは思いますが
それが確実とも思えず。

慌てた様子でスマホを取り出す私を、
怪訝そうに見る父にも構わずに、
ロックを解けば、一通のメールが目に入りました。

──── 水野つばさ。
ほっと息を吐くのは、まだ、早く]


 
 …………おとうさん、
 私、病院行かなきゃ。

 違うの、そっちの病院じゃなくって、
 友達が、学校の屋上から、飛び降りたって……

[彼女は帰ってきていたのだ と
喜びと共に開いたメールの内容に、
私の心はすぐに萎んでしまいました。

幸い、"彼"が運ばれた病院は、遠くありません。
徒歩でも充分、行ける距離。
だから私は、何にも考えず
着の身着のまま、泣き出したい気持ちで駆け出すのです*]


─ 外へ ─

[病院に向かって、歩きながら
考えるのは、"最悪の可能性"。

理一の状態だとか、
そういうの、書かれていませんでしたから。
この心配が、どの程度的を射ているのか
私には、解りません。

もしかしたら、病院に行けば
いつも通りの笑顔で迎えてくれるんじゃないかな?
……そんなの、流石に楽観が過ぎるでしょうか。

でも、ねえ。
貴方、いつも笑っていたじゃない。
どうして急に、死のうとなんてするの]


[ぢりぢり、責めるみたいな思考。
吐き出せない悩みを抱え込む気持ち、解ってるつもりです。
だけど、あんな世界を作りあげる程辛いなら
死を選ぶ程、悩んでいたのなら
……遺書を遺す前に、する事があるじゃないですか]


 …………ッは、

["向こう"で、級友が一人一人居なくなった時より、
よっぽど心が重くなります。
早足で歩きながら、
悪い方悪い方に流れる思考を、持て余して。
進む一歩の、なんてもどかしい]


[病院へ向かう、途中。
長い信号に捕まってしまい、
私は舌を打ちたい気持ちで立ち止りました。

焦っても、意味は無いと解っていますから
何度か深呼吸をして、息を整えます。
幾らか落ち着いてくれば、
手に持ったままのスマホを、ぼんやり見て。

……ふ と
先に此方に帰った筈の莉緒の連絡先を、呼び出しました。
かじかむ手で、簡素なメールを一通。
ああ、今朝もこんな事をした……って
あれは、何処から何処までが現実だったのでしょう?]


[文末に付け足した一言は、本気なわけもなく。
けれど、"何処にも行かない"って約束を破って
彼女がそれを気に病んでしまっていたら、嫌ですから
フォローというか、気にしてないよって、ポーズのつもり。

いつか彼女に、彼女の"ヒーロー"の正体を
伝えねばなりませんね。
彼女の中の、文通相手への期待値が、
随分上がってしまっている様ですから。
正直に言うのは、心底、こわいのですけれど。

……でも、隠し事をしたままでは、いけませんね。
だって莉緒は、私の一番の親友なんですから]


[送信を押して、丁度、信号が青に変わります。
こうして身を縮こませて歩いていると、
本当に、今朝の通学途中を思い出して。

ああ、そういえば
"誰かが転んだら" って、
そんな賭け事を、しましたっけ。
あれは、私の勝ちで良かったかしら?

だってあの直後に、
転んだらしい那由多が通ったんだものね。

どうでも良いと思っていた、勝ち負けですけれど。
この状況になると、逆に、
意地でも取り立ててやらねば と、思うのです]


[何故って?
そりゃあ、勿論。

……通も含めて、全員が、
幸せに帰ってくる確証が、無いからでしょう。

だからこれは、願掛けみたいなもの。
"滑らないように"
そうやって、願掛けするのと同じで]


To:通
From:ちよ
───────────────

通は、此方に居ますか?
今居ないなら、
それはそれで良いけど

私が賭けに買ったんだから
早く此方に帰ってきて、
ちゃんとお汁粉、奢ってよね

───────────────


[私にお汁粉を奢る為に帰ってきて って
かなり、がめつい様に見えますけれど
大事なのはお汁粉でなくって、彼自身の安否です。

正直、ちゃんと帰ってきてくれるのなら
お汁粉なんて、どうでも良いんですよ。

長いその前髪を指差して、
"切らないと駄目でしょ"。
そんな風に言えるのなら、それで。

……実際、就職するにしても、進学するにしても
長い前髪って、不利だと思うんですよね。
おでこに傷のある私が言うのも、難ですけれど]


[信号がまた赤に変わらない内に、歩き出します。
"向こう"の世界への心残りは、まだまだ、あるのです。

あの世界で、最後にした会話。
それは、悠と交わしたものでしたね。
どうして私は、あの時、
彼女の話をちゃんと聞いてあげなかったのでしょう。

言いかけて飲み込まれた言葉は、
今となれば、想像すら難しく。
彼女は、手を差し伸べなければいけない存在だと、
そう思っていた筈なのに。

要らぬ心配までさせて、
その上、自分の都合を優先させてしまって]


[代わりとばかりに吐き出された謝罪には、
"私は大丈夫"って繰り返す事しか出来なくて。
何処か消耗した様子の彼女に対して、
逆に気を遣わせてしまうという、体たらく。

ごめんって言わなきゃいけないのは、私です。
貰った髪飾りは、まだ、確かに私の手の中にあるのに
広がってしまった心の距離は、
どうやったら、埋める事が出来るのでしょう。

折角"また明日"って、言ってくれたのに
私、勝手に帰ってきてしまいました。
彼女に対しても、きっと、謝る機会が出来ると信じて、
結局私は、待つ事しか出来ないのです]


[何だか、泣き出したい気分。
すん、と小さく鼻を鳴らしながら歩きます。
やがて見えてきたのは、病院の入口。

そこに、健士郎とつばさの姿も、
あったでしょうか。
あ、と 私は小さく口を開けて
ほんの少し、気不味げに、健士郎を見るのです。
だって、"母"の事、ずっと、引っかかったままで。

それに、帽子の下だから解りにくいでしょうが、
私の目、今、少し赤くなっていると思うんです]


 あの……、理一、どうだって?

[震えそうになる声を律しながら、問いかけます。
慌てたみたいに、"私、帰ってきたばっかりで"
って、そうやって、付け足しながら]



 ……ていうか
 健士郎、もう帰ってきてたんだ ね。

[つばさは兎も角
彼のマネキンを、私は見過ごしていましたから。
少しだけ無理をして、戯けた調子で
誤魔化すみたいに、首を傾げて*みせました*]


メモを貼った。


【人】 PPP イルマ

  ─1階廊下─

  ……あ。

[見つかっちゃった。
そんなニュアンスの反応を。
物言いたげな様子は気のせいでしょうか。
姿の見えた級友>>96には、いつもの調子で片手を上げていました]

  おはよ。でも、残念、ハズレ。
  一階、見て回ったけど誰もいないよ。
  二階にいないなら三階、だと思うけど……メール、見なかった?

[スマフォをブレザーのポケットから取り出せば、ふるふると振ってみせました]

(99) 2017/03/18(Sat) 16時頃

【人】 PPP イルマ


  たぶん、屋上じゃあないかなぁ。
  男子は、通だけ?
  女子はほら私だけ。
  この世界の主…?の理一に私がやれることなんか多分…きっとないからさ。
  通は言いたいこと、言いにいかなきゃ。話に行かないと。
  きっと理一、通のこと待ってるからさ。行ってきたら?

[送り出すような発言を彼に送りつつ、私はどうしましょうか。
この壊れかけの世界だともう長くは持たないのかもしれません。

どちらつかずにふらふらりと。
纏まらない思考はいつものこと。
ただ、私が最後まで残る理由はどこにも見当たらなかったので、不思議には思っていますが、きっと運が悪かったのでしょうね]*

(100) 2017/03/18(Sat) 16時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 16時頃


[……そわそわ。
話が一段落ついた後、わたしは落ち着かなくロビーの中をうろうろし始めた。

寂しい、とか、……怖い、という思いが、
絶えず後ろから付きまとっている。
お化け屋敷で遭遇する恐怖のように、逃げ出せば引き離せる類のものじゃないのに、
なけなしの抵抗を繰り広げていると、ポケットの中でスマートフォンが震えた。

電話かもしれない、と思って、外に出てから画面を見る。
そっちの心配は杞憂で、電話ではなくメールだったんだけど――]

……!

[差出人の名前はちよちゃん。
思わずスマートフォンを取り落としそうになったのを、こらえて、
簡素な文面を読む]


[……そうだよね、そう思うよね。
わたしがちよちゃんの立場でもそう思っただろうし。

メールから感情はダイレクトには伝わってこない、けど、
最後の一文を、どんな顔で言ってるか勝手に想像することはできる。

たぶん怒ってはいないんじゃないかな。どうでしょうか]


[ちよちゃんにメールを送信して。
そうしたら、何故だろうか、
今まで落ち着いて立っていられたのが嘘みたいに、
急に支えを失った気分になって、なんだか泣きそうになってきた。

どうしよう、どうしよう、って、心の中で繰り返して、
結局、メールをもう一通つくった。
感情周りは排して、切実な訴えって感じの短い文面]


[ネットワークの波に乗ってくメールを見送りながら、
しばらく息を整えた後にようやく顔をあげる。
夜天の下、わたしの吐く息だけが白い。


―――待つ、ことにしよう。出入り口の近くで。


そうと決まれば――と、
コートのポケットに手を突っ込みつつ外をうろついて、
見つけた自販機であったかい缶コーヒーをふたつ、買った。
冷めないうちにやって来る方に賭けることにした、わたしがいる。
誰と勝負しているわけでも、まあ、ないのですが**]


メモを貼った。


【人】 PPP イルマ


[「人を人たらしめるものとは、何ぞや?」
答え合わせなどできません。
私はまだ答えを見つけていませんから。

そもそも、友達、だったのでしょうか。
私はあやふやな位置にいたと思います。
数ある中の1人に紛れたいという願いは叶っていたのかもしれませんけども、結果、自分の色が分からないまま、唯ここに残っていますから]

(123) 2017/03/18(Sat) 20時半頃

【人】 PPP イルマ


  そっか。那由多が。
  仲良かったもんね。

[一線引いたところから耳にしたこと>>108
淡々と私は相槌を打っていました。
ああ、でも、声に怒気が孕まれているような気がします>>111

怖気付いたように私の足は一方、後ろへ。
他人事、みたいに傍観者の位置を気取ろうとしていた私が見透かされたみたい、で]

  やらなきゃいけない、か。
  熱い、ね。いいんじゃないかな。
  そういうの、かっこいいよ。

[眩しそうにその姿を眺めました]

(124) 2017/03/18(Sat) 20時半頃

【人】 PPP イルマ


  ………“したい”こと?
  考えたこと、あんまりなかったかも。
  それに、正直分かんないんだ。
  私、みんなことそんなに知らないから。

[諦めたように小さく笑いました、けど。
ふと、終わってしまった一幕>>1:417>>2:130を思い出しました]

  ああ…そういう。
  私ほんと何も知らなかったなぁ。

  でも……好きだったよ。
  みんなが笑ってるの見てるのは。
  そうだね。みんなが揃って笑ってはしゃいでるのは見てみたいこと、かな。

[それが私の“したいこと”になるのかどうかは、分かりませんが]

  でも今は、理一のたまに怒られる時が、見てみたいかな。
  ここが理一の世界なら、啜り泣くみたいな声も、囁き声も、この校舎も何なんだろうって思うから。

(125) 2017/03/18(Sat) 20時半頃

【人】 PPP イルマ


  それを確かめたいかな。
  うん。見てみたい。

  これが私の答え。

[こんな落とし所じゃ、ダメかしら。
尋ねながらも私の足は階段の方へと伸びます。
世界の崩壊は始まっているように思えますから、ここで2人過ごすのはあまりにも勿体ないですし、舞台はおそらく整っているのでしょう。

でしたら通をここに押し留めるのは好きな展開ではありません]

(126) 2017/03/18(Sat) 20時半頃

【人】 PPP イルマ


  通、那由多と一緒に理一のこと怒って、泣かせてやってよ。
  きちんとした感情、教えてあげて。
  私、見てるからさ。

[一足先に行くよ、といえば私の足は屋上の方へと向かうでしょう。
いつか羨むように理一の笑顔を見ていた通をふと思い出し、あの時と同じように腕を差し出しましたが、さて。

取られても取られなくても私は私、気儘に息を吸いましょう。
これからやりたいことが分からなくても、今やりたいことは浮かんできましたから]**

(127) 2017/03/18(Sat) 20時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 20時半頃


[校舎を出た時の記憶、よく覚えていないと同意を求められれば]

確かに…そうかもな。
窓閉めそこねて落ちそうになった、
ってとこまでは覚えてるけど
そのあと落ちたか落ちなかったかわかんねーわ。

……昴が見つけてなきゃいーけど。

[頷きを返して、それから幼馴染を思ってため息を付いた]


[天ヶ瀬の推測

知ってほしかったから。

確かにあのおかしな校舎は
時間を追うごとに変わっていく校舎は
理一が何を思い悩んでいるか伝えようとしていたのかもしれない]

そんなら。
残ったやつらがそれに気づいて、
理一をひきもどしてくれりゃいいな。


理一のやつ、さっさと戻ってこねーかな。
んで戻ってきたら
一発ぶん殴る。

[今の自分は手加減なんてうまくできないから
腕ひしぎされたときよりも
もっと力を込めてしまうだろうけど。

心配させたんだから、それくらい
諦めて受け入れてくれるだろ*]


メモを貼った。


……大和……?

[遠くから歩いてくる、見慣れた帽子を被った人影が見えて、ああ、彼女も帰ってこれたんだな、とほっとした。どうか、このまま、全員が帰ってきてほしい。]

橘、は……助かるかどうかは五分五分で、あとは本人の気力や体力次第、だそうだ。

[一瞬だけ見えた大和の目元が、赤かった、ような気がして。そんな彼女に橘の容体を伝えるのは少し躊躇われたが、でも、隠すべきではないだろうと思ったから。
先ほど水野から聞いた容体をそのまま伝えた。]


ああ、俺も、ついさっきな。
……大和も、帰ってこれて良かった。おかえり。

[そう言って少しだけ笑ってみせれば、彼女の表情や気持ちは、多少は和らいでくれただろうか。
目元が赤い理由は分からないし、橘のことを思えば、気が沈んでしまう気持ちはよく分かるけど。
落ち込んでばかり、というのも、あまりよくないんじゃないかと思うのだ。
勿論、無理して笑ってほしいというわけではないが。
多分、アイツは……俺達が笑って、おかえりと言ってあげた方が、喜ぶんじゃないかと思う。
眉間に皺を寄せていれば、物理的にでも伸ばしてくるような奴だから]


[それは、それとして。俺が帰ってきていることを大和が知らない、ということは、少なくとも彼女には、俺のマネキンは見られてはいないんだろう。
三星や天ケ瀬に似たマネキンも見つかった、というのはあの朝食の時に知ったし、俺もこうして帰ってきている以上、
マネキンが残されているのだろうとは思う。そして、そのマネキンがどんな状態なのか、だいたい予想はつくけれど。
見られてなくて良かったと思う。
いや、今は別に、自分の趣味を知られるのが怖い、とはそれほど思わないし、あの文化祭を共に過ごした仲間達相手になら尚更、なのだが。
それでも、やっぱり。ただの自分に似たマネキン、とはいえ、ぬいぐるみを抱えている姿を見られるというのは、ちょっと、その、恥ずかしい。]


というか大和、外でその格好だと寒いだろう。
俺達も、中に入るか?
それとももしここで誰か待ったりするようなら、俺のコートで良ければ貸すが……

[大和はどうやら着の身着のままで飛び出してきたようで、その格好は見るからに寒そうだったので、風邪を引いてしまわないようにと、そう声をかけた。
確か、あの校舎に迷い込む日の朝、その格好で寒くないのかと言われたのは俺の方だったな、なんて思い出しながら*]


メモを貼った。


[――はたり、と一度、二度、瞬いた。]

……あれ……―――

[眼を開いて、
見回せば、其処は、
電灯の明かりが照らす公園のベンチ。
――真夜中抜け出した、一つの逃げ場所。]

……っくし!

[くしゃみひとつ。
遅れてやってきた寒さに自分を抱いた。
いつもの白いコートを着込んでいる。]



……学校じゃ、……ない……?

[自信なさげに吐き出した息は白い。
なんだっけ、どうしたのだったか。
窓から飛び出して、
それから、――それから。]

帰って、……きた……?

[吸い込んだ空気が冷たくて、
意識がはっきりしてくる。
――いま、何時だろう。真っ暗だ。
携帯電話を取り出して、
幼馴染からのメール着信に気づいた]



……たかし、

[――よかった。

帰ってきてた―――と、
ほっとした息が漏れたのも、つかの間]

……理一……?

理一が?……っ、え、……うそ、

[勢い、立ち上がる。
自殺未遂。――あの世界を作ったのは、理一だっていうのか。
矢も楯もたまらず駆け出した。
向かう先は病院だ。]


[――動転して、
能久昴はすっかり忘れていた。

何も言わず、
書き置きもなく、
家から出てきてしまっていること。

――それを、両親が、どう思うか、なんて*]


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Subject  みた!
TO たかし

いまからいく!

あと、たかしぶじでよかった



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メモを貼った。


【人】 PPP イルマ


[知っているようで知らないのは私だけだと思っていましたから驚きました>>129
でもその間に進んでいるものは確かにあって。
この校舎の中は時が止まったかのように昔を表しているのに、実際、刻一刻とタイムリミットは迫っているような気がします。

「死んだらできなくなる」>>131
足裏を焼くような冷たさを唐突に思いだせば、深呼吸を。

吸った息が新しくて、
新しいことに気付くのは、不意に>>133]

  ………意外。
  だけど、通も意外と怒るよね。
  でも2人とも笑うのは、あんま上手じゃないね。
  勉強会…か。………、そだね、うん、また、混ぜて。

[あんまりに冷えた手>>134はいつかの前髪を上げた時の強張った表情を思い出しましたが、振り払われることはなく。

上等でしょう。
そのまま破片だらけの廊下を通り抜けて、階段を蹴って、屋上まで]*

(146) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

【人】 PPP イルマ

  ─→屋上─

[吹き付ける風が頬に刺さります。
思わず肩を竦めれば、差し出されたブレザー>>135
リレーのように回ってきているとは知らず、有り難く頂戴しました。

その代わり随分と寒そうになってしまった通には申し訳ないと思いつつ、ブレザーのポケットに両手を突っ込んで。

一歩前に立つ通>>136越し。
対峙するかのように対極に立つ理一と那由多と、それから───…不意に右腕を後ろに伸ばす理一の姿>>143]

(147) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

うん……。

[2人のそれぞれの言葉に、
同意するように返事だけして、軽く俯く。

複雑な胸中。
残った人たちが橘くんを死の淵から引き戻してくれることを、
期待する気持ちと、重荷を背負わせてしまう申し訳なさ。
それと同時に、わたしにはできないことだから、やっぱり残らなくて良かったという心の逃げ。

この状況下でいまいち緊張感が持てないのは、
わたしは、他人に重みを託している、いや、人任せにしているから、なのだろう。

卑怯なわたしは、それに気付けば歯がゆくて、もどかしい。]


そうだね。
戻ってきたら、殴ってあげて。
わたしはカメラを準備するから。

[いつかの文化祭の、あの時のように。
つばさ氏が右ストレートを振る舞ったあの一瞬、
それでも笑顔を浮かべていた彼の写真を、拡散した時みたく。

何気ない日常の一部として、戻ってきてほしい。
どこか薄情なわたしでも、それを祈るのは自由だよね。
って。

図々しいでしょうか。]


……あまり気を張るのも疲れちゃう、し。
コンビニでも行って来ようと思うけど。

上須賀くん、何か欲しいものある?

[莉緒ちゃんもまだそこにいれば、彼女にも目配せして。
暗く行き詰まりそうな思考を晴らすように、ロビーを出ようと。*]


【人】 PPP イルマ

  ───!

[鈍く光っているのは包丁。
何処かで見覚えがあるように思えたのは、那由多が引き抜こうとしていたところを見ていたからかもしれません]

  那由多!

[反射的に名前を呼んだのは、なぜでしょう。
今の状況>>145が飲み込めません。

ブレザーのポケットに入ってたもの>>78は、飴玉。
これじゃない。
反射的に投げそうになるのを押し留め、代わりに理一の手元目掛けて投げたのは上履き。

当たっても当たらなくても、
理一がそんな行動に走ったのか頭が、追いつかなくて、私は、目を見開いたまま]

  理一、あんた、何してんの! バカじゃないの!?

[意味がわからない、とばかりに、声を張り上げては、両足で踏みとどまっていたでしょう]*

(148) 2017/03/18(Sat) 22時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/18(Sat) 22時半頃



 …………そっか。
 
[それ以上に、なんて返すべきなのか
いけないと思いつつ、沈んだ声音になってしまいます。

当然の事ながら、
外に居る私達に出来る事なんてありません。
解っていた事ではありますが、
もしかしたら、そう重傷でもないかも なんて
必要以上に落ち込んでしまうのは、
そんな希望を持っていた所為でしょうか。

……けれど、軽い言葉で誤魔化されるよりはマシで。
一度、深夜の病院へ視線を向けてみたり]


 
 ただいま。……ありがとね。

[おかえりって言ってくれた事と、
笑いかけてくれた事
その二つに小さくお礼を言って、
つられたみたいに、私も唇を持ち上げました。

ついつい、帽子を直してしまうのは、
此処最近出来た癖みたいなものですが。
これは、今となっては、顔が見られたくないとかじゃなく
ただちょっと照れくさいというか、そんな感じで。

……本当なら、帽子なんて要らないのかもしれません。
でも、大っきなガーゼを晒すのも、
それはそれで、気不味いですしね]


[彼のマネキンが見られなかったのは、残念ですけれど。
見たって多分、特に何も言わなかったでしょう。
彼が可愛い物好きって知ったって、
そっか って、そのくらいの反応で。
可愛い物好きが高じてお裁縫が得意というなら、
それは寧ろ、長所なのでは?とも、思ったり。

隠し事は、まあ、お互い様というか。
今なお健在の私の母の事を思えば、
責められるわけも、ありません。

……そう、謝らなきゃいけないんでした。
小さく、口を開閉して、
言い淀んでいる内にかけられた言葉に、
漸く寒さを、自覚したでしょうか]



 そうだね、寒い……全然気付いてなかったや
 うん、中に────……、

[腕を擦りながら、白い息を吐き出して。
困ったみたいに笑いつつ、院内に入ろうとしたんですが。
ふと、何気なく。手に持ったスマホを見て]

 
 ちょっとごめんね、

[目の前に立っていた健士郎とつばさに断りを入れて。
どうせだから、中に入る前に一度、
返事の確認をしておこうと思ったのです。
院内でスマホを使っても怒られはしないでしょうが、
何となく、マナーとして]


[見れば、莉緒から返事が来ていて
どうやら無事帰っているらしい莉緒に、ささらに、
安堵を深いものにするのです。

もし、万が一、先に消えた誰かが
帰っていないなんて事になったら……
そんな恐れは、無くなっていませんでしたから。

一日二日話さないの、無くもないんでしょうが
こうして莉緒からの返事が返ってくるのが、
何だか、すごく、懐かしくって。
彼女を傍に感じられる事が、心強く思えるのです。

伏せた濡羽色で、じ っと、暫し画面を見詰めてから
返事を書かずに彼女の姿を探そうとした所で、
二通目のメールに気付きます]


[たった一言、切実めいたその言葉に
大きく目を見開いて、私は顔を上げるのです。

莉緒はどうやら、病院に着いている様ですが
さて、何処に居るのか
中に入れば会えるかしらと、上げた視線を彷徨わせ。

視線の先、偶々彼女の姿を見付けられたので
駆けていく前に、もう一度、健士郎と向き合い]

 
 ごめん、私行かなきゃ。

 えっと……健士郎。
 中に入るなら、お言葉に甘えて
 コート借りても良い……かな?

[病院の中って、
深夜でも、空調は効かせているんでしょうか?]


[そんな疑問も湧きましたが、
今回はお言葉に甘えさせてもらう事に。
少し図々しいかしら なんて思いつつ、
健士郎の表情を窺ったりして。

もし貸してもらえたのなら、
「後でちゃんと返すね」って、そう伝えて
莉緒の方に駆けて行ったでしょう*]


 ────莉緒!
 遅くなってごめん、来たよ!

[彼女はまだ、此方に気付いていない様子。
こんな時間に外に居たら寒いでしょう? って
着の身着のままで出てきた私が言う事じゃ、
ないのかもしれませんが。
風邪をひいたら、事ですよ。

走って、走って、莉緒の傍に。
コーヒーは、まだ暖かかったでしょうか?

私には、解りませんけれど
兎にも角にも、駆け寄る勢いそのままに
自分と同じくらいのその体躯に、*抱きつこうと*]


はは、そうだな。
その時はカメラ係頼む。
つっても水野みてーに綺麗な右ストレートで
殴れる自信はねーけど。

[回ってきた写真を思い浮かべて笑う]

そんじゃ、レジ横のドーナツとコーヒー。
入院してると食事が味気ないんだよな。
あ、くいもん制限はかかってないから。
買ってきて怒られるってことはねーと思う。

[ほしいものと聞かれて遠慮なく頼んだ]


― 病室 ―
[待ってる時間が長くなりそうだと、
ロビーにいる人がいれば断りを入れて、
一度病室へと戻る。
ノートパソコン取り出して、メールをチェックする]

携帯ないと不便だな…。
でも父さんも母さんもショップあいてる時間に帰れねーだろ。
どうしたもんか。

……と、帰ってきたか。

[届いていたメールを見て、口元が緩む。
手早く返事を送ると
膝の上にノートパソコンを乗せて
もう一度ロビーへと*]


To:昴
From:堆
Subject:おかえり

-----------------------------

わかった。ロビーで待ってる。

-----------------------------


[リクエストを受けて、頭にメモをする。レジ横、と。
入院患者にドーナツって大丈夫なのかなと一瞬過った考えは、本人の言葉がすぐさま否定した。]

そっか。
確かに病院って食事が楽しくない、イメージ。
入院したことはないんだけど。

能久くんのパンケーキとか、
食べられそうなら、みんなで食べたいね……そのうち。

[彼の幼馴染の作る料理の味を、あの校舎で食べられなかったわたしは、
羨むようにその一言だけ残して、踵を返す。

もしそういう機会があったとして、わたしもご相伴に預かってもいいでしょうか。
なんて、幼馴染ではなく本人に聞けという話だけど。
わたしは、なんとなくしか知らない、彼らのような身近な関係が、とてもうらやましい。*]


[——結局のところ、天ケ瀬ささらという人間の本質は、
どうしようもなく自分勝手で、ただの寂しがり。ということ。

それが本当の自分。
誰かに甘えたくて仕方が無いだけで、究極的には、それは誰でもいいとさえ思う。

ただ、気を許せる相手が欲しかった。
何も取り繕わなくていい、ハダカの関係を欲していた。

それができないことが息苦しかったから、
我慢して大人になるのが嫌だったから、
そうなるくらいなら、一人きりでいいとさえ思えたこれまでの自分。]


[結局のところ、わたしが欲しいものを手に入れるには、
わたしが自分から、手を伸ばすしかないってこと。

それに伴う痛みに耐えられるかどうかは、自信がないけれど。

天ケ瀬ささらは、例え一人きりでも生きていかなければならない。*]


— 病院・夜間出入り口 —

[外に出るまでに、帰還したクラスメートとすれ違うことはあったかどうか。
あれば、無事に戻ってきたことを喜ぶ挨拶を交わしただろう。

足取りは、そのまま近くのコンビニへと向かう。*]


【人】 PPP イルマ


[通が、間に入って、包丁がカランと硬質な音を立たのを何処か遠くで聞きます>>151
目まぐるしく変わる状況に、唇を引き結んで、通の訴え>>153>>155を耳にして、落とされた言葉>>156に瞬きを一度、二度繰り返しました。

私の上履きは今那由多の元>>163
数センチ異なる段差でアンバランスに見える視界の中、那由多の言葉>>164>>165に、僅かに眼を見張らせました。

堆と那由多と3人でつばさちゃんのマネキンを理科室に送った時のことを思い出してたからです。

那由多は、那由多で新しく見つけたものがあったのだと思いました>>167>>168]

(171) 2017/03/19(Sun) 00時頃

【人】 PPP イルマ


[なんだか、少し迫り上がるものがありました。ふるりと肩が震えれば鼻頭がつんっと、痛みます。
視界がぼやけてきてようやっと自覚するのです。
気づけば私は突っ立ったまま、泣いていたことを。
見たいとか軽はずみな発言をした時は知らなかったのです。
私、なんて不躾なこと言ったんでしょうって、少し後悔していました]

  ほんとうに全部へーきなら、校舎、こんなんじゃなかったと思う。キラキラして綺麗だったよ。

[ぽつりと呟きながら閉ざされた校舎での思い出を振り返って、呟きます]

  理一は、どうしたいの。

[その表情はどんなものだったでしょう]

  ねぇ、ちゃんと見て。
  “みんな”ここにいる。
  だから、ちゃんと顔を見て、声を聞いて。

[でもどうか、あなたと向き合おうとしてくれている人たちの顔を、表情を見て欲しいと、思うのです]*

(172) 2017/03/19(Sun) 00時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 00時半頃


メモを貼った。


……ああ。どういたしまして。

[こちらとしては、全然、礼を言われるほどのことをしたつもりなんてないけれど。
礼なんていらない、なんて突き返すのも無粋なような、勿体ないような気がして、そのまま受け入れた。
彼女の唇が持ち上がったことに、安心しながら。
帽子によって彼女の表情が見えにくいのは、多分、仕方ないことなんだろうなと思うし、帽子取ったらいいのに、なんてことは言えないが。
出来れば、また、帽子が無い状態で、彼女の楽しそうな笑顔が見られればな、とは、思う。]


ああ、遠慮せず着てくれ。

[大和がメールを確認してからコートを借りていいか聞いてくれば、少し笑いながらそう言ってコートを脱ぎ、
それを大和に着せてやっただろう。もし病院内の空調が効いてなかったとしても外よりはマシだろうし、彼女が風邪を引いてしまうより全然いい。
まあ、体格が違うので、サイズが合わないのは我慢してもらうしかないのだが。]


いや、学校で返してくれれば……

[ここで返すとなると、きっと帰り道が寒いだろうから、次学校で会う時にでも返してくれればいい……と言おうとしたが、その前に自販機の方――三星の方へ駆けていってしまっただろうか。
三星に向かって大和が抱き着こうとしているのを微笑ましく見守ってから、病院のロビーへと向かった。
その途中で天ケ瀬とすれ違えば、天ケ瀬も無事で良かった、と再会を喜んで、それから、コンビニに行くという彼女を夜だし気を付けていけと声をかけて見送っただろう**]


メモを貼った。


[帰ってきたわたし達は待つことしかできず、
まだ残っている面々がりーくんを引き戻してくれることを願う、しかない。

もしもわたしが残っていたら……どうしてたかって?
説得とか、そういう、一般的なヒーローが得意そうなの、
わたしには向いてないってわかってるから、
ちゃんと説得するわたし、を想像するのは非常に難しい。
言いたいことを言いっぱなしになってしまっていたかも。

あお姉と喧嘩した時、
わたしの前からいなくなって好き勝手やってたことへの不満も、寂しさも、
まとめてぶちまけた時のように。

手のかからない子であろうとして、
なるべく波風立てないように生きてきた反動、というやつかな]


それはいいねー。


[上須賀くんがりーくんを一発殴って、
カメラを用意したささらちゃんがそれを撮る。
またしても決定的瞬間がカメラに収まりそう。
ささらちゃんのスクープカメラマンとしての実力は確かだからね。

わたしも、りーくんには言いたいこと色々あるけど……、
まずは大人しく殴られてほしいと思う。
色々言うのはそれからでも遅くはあるまい]


[その頃には歩き回りたい気分にはなってたけどコンビニにまでは行かないことにして。
ささらちゃんの目配せが届けば、]


飴がほしい。味はささらちゃんの好きなのでいいよ。

[と、カロリーに配慮した注文を。
もし今目の前に昴くんの焼いたふわふわのパンケーキが置かれたら、
迷わず平らげられる気分ではあるんだけど、ね]


[そうして、ちよちゃんからのメールを受け取って、
外で待つ、ことにしたわたしに、
その時はけっこう早く訪れた。]


………ちよちゃん!

[帽子だけはいつも通り。
着の身着のままと思しき格好に、
見慣れないコートを羽織った姿でこっちに走ってくる。

おんなじくらいの体躯のわたしはちよちゃんの腕の中にあっさりぽすっとおさまった。
ささらちゃんに触れられた時のように冷たさを感じたけど、
胸中はずっと暖かかった。

ここにいる って、触れ合って直に確かめることができたから]




 おかえり……おかえり、なさい。

 


[よかった、って、わたしは笑う。
あんまり泣きそうな顔ばっかりしてられないし。
せっかくいいことずくめなのに。

こうして無事を確かめられたし、
買った缶コーヒーはまだ温かい。
どうやら賭けはわたしの勝ちのようです**]


メモを貼った。


[走って、走って、走る。
マフラーがズレてなびいているけど気にせずに。

途中、幼馴染からの返信があった。
握りしめたままだったスマホをちらりとみて、うん、と頷く。]


――っ、あれっ、
あまがせ、さん……っ?

おーーい!

[信号待ちの向こう側、
コンビニ近くに、クラスメイトの姿を見つけて、ぶんぶんと大きく手を振った。
帰って来てる、みんな帰ってこれてるのだ。]


【人】 PPP イルマ


[達の声>>186は何処か苦しそうで、聞いているだけで、キュッと胸が締め付けられる思いでした。
私は、何ができるのでしょう。
那由多のように先に訪れて対峙することも、通のように、間に入って止まることも出来ません。

じょうずに怒ることも出来ません。
ただ、引っかかるのは、この世界のこと。
“帰れない私達は、何なんだろう。”
あの時も、問いかけましたね>>4:102
私はあの時のことも思い出して、ぽつりと落としました]

  ねぇ、理一。
  理一にとって、現実は、辛かった?

[もしかしたら理一が誰かに問いかけた言葉>>4:216と同じだったかもしれません。
思い出すのは啜り泣く声と囁き声。
そして壊れていく世界。
それがまるで理一の心を表しているかのように思えたのです]

(187) 2017/03/19(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ


  何が正解で不正解なんてむつかしいこと、私には分からない。

  でも、理一のこと、否定はしないよ。
  だって、どんな理一でも、理一は理一でしょ。
  なんでも平気だって一人で抱え込んで勝手なことばっかしてる、理一じゃん。

  分からないこと、分からないって言って、何がだめなの。
  だめな自分のことが認められなくて、苦しいだけじゃ、ないの。

[愛想だとか、度胸だとか。
分かりません。それがあればどうかなったのか、なんてもしも話や、机上の空論をしたって何も変わりません。

だけど、“これから”を放り投げてどうするんでしょうか]

(188) 2017/03/19(Sun) 13時半頃

【人】 PPP イルマ


  諦めきれないって言うなら…逃げないでよ。
  死んでみたら、って言うけど、死んだら全部終わりだよ?
  楽しかったことも全部、終わっちゃうんだよ?

  ずっと、いっしょにいられなく、なっちゃうんだよ?

[メール>>1:1の文面を思い出しながら、気付けば言葉尻に跳ね上がるように訴えかけていました。

本当にムカつく時。
本当に悲しい時。
本当に怖い時。

どんな風な表情をするかなんて、
決まり、誰が作るのでしょう。

理一から視線は離さずに、唇を引き結びながら、私は両手を握り締めていました]**

(189) 2017/03/19(Sun) 13時半頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 13時半頃


[つんのめりながら横断歩道を駆けて、
すぐ前でぎりぎりストップ。]

ちゃんと帰って来てたんだね!
よかった!
……他のみんなは?

[聞けば、病院に人が集まりつつあること、買い出しに来ていること、そんなことが、聞けたろう。
スマホをぎゅっと握りしめ、]

――、……理一、
絶対帰ってくるよね
……帰って来たら、パンケーキ、いやってほど食べてもらおうと思うんだよ、……おいしいやつ、ほら、戻って来てよかったろ、ってさ……

その時は、天ヶ瀬さんも、手伝ってくれるとうれしい。

[あの、冷たい校舎に呼ばれた皆んなが、きっと理一を待っている。天ケ瀬の買出しは、気になるけど、でも。]

おれ、先にまず顔だして来るから!
またあとで!


[声のしたほうを振り向けば、能久くんが手を振りながらこちらに向かってくる。
軽く手を挙げて返事をしようと思ったら、横断歩道を勢いよく駆けてきて、
ぶつかりそうになる前になんとか止まって一安心。]

おかえり、能久くん。
みんな病院にいると思う。

[わたしがロビーで見かけた人たちと、
ここに来るまでにすれ違った元賀くんも含めて、
たぶん戻ってきた人はみんな病院に集まりつつある。はず。
つばさ氏が手当たり次第、連絡を入れているし。

わたしはこれからコンビニに買い物に行き、すぐに戻るということを告げる。]

うん。きっと帰ってくる。
橘くんだもの、いつもみたいに楽しく笑いながら目を覚ましてくれるよ。

[それは確信でもなく、願望というか、祈りだけれど。
現実的に五分五分なら、希望を持つのがいいに決まってる。]


そうだね、能久くんのパンケーキが待ってるんだから、
帰って来ないなんて勿体無いもの。

わたしに手伝えることがあれば、なんでも。

[きっとそれは、あの文化祭の時みたく楽しい集まりになるに違いない。
時間は少し経ったけど、誰一人欠けずにいれたなら。
わたしだって、それを期待してる。

そこに、わたしの居場所もあるって、そう思っていいんだよね。

忙しない能久くんに、少しの微笑みを返し、
病院に向かうのを見送って、コンビニへと足を運ぶ。*]


— コンビニ —

[上須賀くんに頼まれたものはレジ横のドーナツとコーヒー。
莉緒ちゃんに頼まれたものは飴。新製品のマロン味があったので、これにしよう。

パンケーキの話をしていたら、あのふわふわの食感とクリームが恋しくなってきたので、
デザートコーナーでわたしのぶんを探し回る。
シンプルなクリームカステラもいいし、隣に並んでいるカフェオレ風味のケーキもいい。
深夜のコンビニは目移りしちゃうね。
体型を崩さないように、カロリーは控えめのものにしなくちゃ。]

……。

[商品を手に取って、カゴに放り込もうとしたその時、
やっぱりわたしは薄情なのかなって、過る思考。

みんなで一緒に気を張り詰めたら、それこそ参ってしまうから。
適度に息抜きするのも大事だと思うから。
……って、本心からそう言えれば良かったのだけど。]


[こういう時はこうするべき、っていう考えはあるんだよ。
みんなに合わせて、一緒になって心配そうな顔を浮かべていれば、角も立たない。
でもそれがすごく息苦しいって感覚、分かってもらえないかな。

……ね。
そんな言い訳をしている時点で、やっぱりわたしは、
死の淵にいる橘くんのことを、そこまで深刻に思っていないのかも。

どうでもいい、ってわけじゃない。
けど、わたしはわたしのことが一番大事で、他の人のことは二の次で。さ。

こういう突発的に浮かび上がる自分の内面に、
息が詰まって、息をしようとすればどろどろとした腹の中のものが出てきそうになって、嫌になる。]


[——病院に戻らずに、帰ってしまおうか。



なんて思いついてしまった、クラスメートへの裏切り行為は、
レジ袋の中に入れたおつかいの商品が思い止まらせた。

コンビニの明かりを背に、息を吸い直して、
運命の時が近付いてきているであろう病院へ向かう。*]


[少し、図々しいかと思いましたが
どうやら、コートは借りる事が出来た様子
借りたコートは、私には随分と大きくて
脱いだばかりだからか、温もりも残っています。

何となく照れくさくて、へらりと笑い
ぱたぱた、莉緒の方へと駆けていきました。
学校で って
その言葉を、背中に受けながら*]


[腕の中に収まる体
それに、やっぱり、安心するのです。

外ですし、お互い、温かいとは言い難いものですが
強く抱き締めると、内からあたたまる様。
すりりと一度擦り寄って、
知らず緩む口元は、どうしようもありません。

おかえりって言葉に、もう一度。
ただいまって返して、私も笑いかけるのです。

彼女が泣きそうな顔をしていなくて、良かったです。
折角また会えたのに、
悲しそうな表情なんて残念ですものね]


 
 …………ほんと、良かった。

 莉緒が消えちゃった時、
 すごい、びっくりしたんだからね。

[そっと体を離して、
ちょっとだけ、咎めるみたいな言い方。
それと一緒に浮かべた拗ねた表情も、
すぐに笑みに変わっていって]


 でも、気にしてないよ。
 ……ちゃんと、奢ってくれれば。ね。

[戯けた口調で付け足してみせたら、
本当に気にしてないんだって、伝わるかしら]


[実際、彼女が居なくなった時は、
心底びっくりしました。
……びっくり、というか、動揺、というか。

"帰った筈"って思わなければ、
他の級友達の目が無ければ、
崩れてしまっていたかもしれません。
でも、今こうして目の前に居てくれるのなら
それでもう、充分でした。

体は離しても、手は繋いだまま。
そこに居る存在を確かめるみたいに、握り締めて]


 
 ……私、一つ、
 莉緒に言わなきゃいけない事があるの。

[そっと、視線を下ろして
声は震えてはいませんが、少し、詰まってしまうかも]


 莉緒さ、文通してるって、言ってたでしょ?
 字が似てるって言われた時、
 私、似てるだけって言ったけど……あのね、

 あの、ね。
   文通相手、……私、なの。多分。

[きゅっ、と。握る手は、震えてしまったかも。
なんて言われるんだろう。がっかりされるかな。
でも、気付いてしまったなら
素知らぬ顔で文通なんて、続けられませんから]


 
 文通相手、のぞみ って名前でしょ?
 ……違うんだったら、良いんだけど…

[深く、息を吸って。ちらり、様子を見つつ。
きっと、あんまり良い顔はされないだろうと、
つい眉が下がってしまいます。

  学校では、何にも出来なくって、ごめんね。

無邪気にヒーローの存在を求める彼女を思い出し
付け足した言葉は、酷く小さく*消えていきました*]


― ロビー ―

[病室からロビーへ戻ると人が増えていた]

よ、健士郎、お前も帰ってきたのか。
おかえり。

[車椅子を滑らかに動かして、すぐそばまで。
そして、上着を持っていないことにきづいて]

その格好で寒くねーの?

……って、向こうでも同じようなこと聞いたな。

[思い出して苦笑した]


な、健士郎、
お前さ、あの世界。
理一の世界、どうだった。

[ほかにロビーに人がいないことを
見渡して確認してから口を開く]

俺は、あの世界にもっといたかった。
だって、あそこにいた俺は
入院前の俺で。
今みたくひどくなってなかったから。
最後には今の状態に戻ってたけどな。

……また、感覚がなくなっていくのを
体験したくなんてなかったんだ。

[うつむいて、小さな声で。
ただ、聞いてほしくて話していた]


メモを貼った。


あそこが、理一の、じゃなくて
俺の世界だったらよかったのに。

[いってもしょうがない言葉が
口からこぼれた*]


PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 21時半頃


【人】 PPP イルマ


[お人好しだけど案外ワガママな那由多>>193
しっかりしてるように見えるけど案外繊細で怒ると怖い通>>197
ふわふわゆるゆるとしてるけど案外男前な、私>>201

私の前にあったのはいつぞやのように浮かべられたコマドリさんの笑顔ではなく、歪んだ表情>>199
不器用だけど、ある意味純粋なあなたにはきっとこれだけ個性あふれる仲間たちがぴったりだと思います。

突き放すような言葉を添えながらも、どこか様子を窺うような理一は、ちいさな、ちいさな、同じ子どもに思えて]

  それでもいいよ。
  また一人で抱え込んでうだうだ悩んだ時は、上履きでしばいてあげる。

[笑みを一つ。
帰ってしまったみんなのことも思い出しながら怒られてばかりの理一を認めて、許すような発言を一言、添えて。
お客様に向けるにはダメダメな赤い目元でみんなにはにかみました]*

(225) 2017/03/19(Sun) 21時半頃

【人】 PPP イルマ


[那由多と通の手を持って立ち上がった理一を見守っていました>>207
たった三文字の言葉>>208
だけども何よりも特別に思えました。
いつのまにか頬は焼けるように熱くて、外の風が冷たく感じました。

そんなことを見透かしたかのように那由多が声をかけてくれたものですから>>211]

  那由多、ありがとう。
  でもほら、那由多も寒いでしょ。
  通からのだけど、どうぞ!

[手を差し伸べてもらえた通りに上履きを履いて、靴下で頑張っていた那由多にブレザーを返すのです。
飴玉入りのブレザー>>78をそっと。
その時、那由多の背にかけたのは、何となく通とお揃いにしてみたくて>>218

あと、なんかヒーローみたいでかっこよくないですかね。
すぐに隠れられるような透明を好んでいた私が残した色(こせい)でした]

(226) 2017/03/19(Sun) 22時頃

【人】 PPP イルマ


[きちんと靴を履いて通がこっちに来てくれた時>>221には、安心しきったかのように笑いかけましたね。
それから、那由多を見て、理一を見て。

聞こえた声>>209に対する反応としては、そうですね]

  大切な…ともだち、だからね。
  とくべつ。

[くさいセリフを一つ吐いて誤魔化すように口角を上げました。

きっと、じょうずに笑えてはいなかったと思います。
それでも、滲んだ視界で見るこの世界は、きらきらと綺麗で、
共にこの場所で過ごしたみんなとの、あたたかさを知った、ゆるーい笑顔、だったでしょう]*

(227) 2017/03/19(Sun) 22時頃

PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 22時頃


―病院:ロビーへ―
[天ケ瀬に手を振って、
再び駆け出した病院への道。
玄関にまだクラスメイト達はいただろうか、
いたなら挨拶すれ違いざまに声を掛けて――そういう雰囲気でなさそうならすり抜けたけれども。]

――たかし!

[ばたばたと騒がしい到着だ。
膝に手を当ててぜいぜいと肩で息をする。
冷えた空気は喉に痛く、げほ、と小さくせきこんだ。

それは小さなつぶやきよりも少し後。
――能久昴はやっぱり何も知らないで、
泣きそうな顔をしていた。]


っ、よかったーーーーー…!!!

[たかしに向かって駆け寄って、
子どっもの頃みたいにしがみつこうとする始末。

だって怖かったのだ、
会話の前後もお構いなしだった。]


[健士郎はつぶやきに何か言っただろうか。
それ以上言葉にできず、口をつぐんでいたら、
名前を呼ばれた。
はっとしたように顔を上げる。
健士郎にいまのは内緒なと人差し指口の前で立てて合図して
入口の方、振り向いたところに
しがみつかれる]

ぐ、勢い良すぎだっつの。
しがみついてもいいけど電極外すなよ。
俺機械の線はずれてもわかんねーんだから。

[笑いながらそう言って、
とんとんって精一杯力加減して背中を叩く]

……おかえり。
ちゃんと追っかけてきたな。


【人】 PPP イルマ


[『人を、人たらしめるもの』
それは相変わらず、私には分かりそうにありません。

将来ファッションデザイナーを目指すあの子も、
キャンバスで微笑んでいたあの子も、
ヒーローに憧れていたあの子も、
秘密を抱えた優しくて寝坊助なあの子も、
キラキラとした可愛いらしいものが好きなあの子も、
ふわふわの空を夢見るみたいなあの子も、

みんな、みんな、違う人ですから。
“おなじ”なんてものは、ないのです]

(245) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ


[知っているようで知らない私達は、
知るために言葉を交えて向き合うのでしょう。
その時にもしかしたらいろんな服を着るかもしれません。>>2:564

時にはぶつかり合ってしまうこともあるでしょう。
ですがそれは、一人じゃ出来ないことです。
“おなじ”じゃないから私たちは言葉を操り、心を通わせられるのだと、私は思います。

みんながいるからできる、とくべつなこと]

(246) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ


[『人を人たらしめるものもの』
その答えの代わりに、
『入間 悠をたらしめるもの』
なら、知り得たような気がします。

それは、今までの思い出。
生まれてから今までの人生。
そこで関わってきたすべてが、
私を形作っていってくれたのだと、思います。

まだ、解決してきないことは山ほどあります。
だけど、新しく知れた『男前な入間 悠』は壊れていく世界にビビるほど、臆病じゃ、ないんだ>>239]

(248) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ


  手、繋いであげよっか?

[なんてのは、強がり。本当にさいごまではちゃめちゃ>>242

怖いに決まってる。
本当、こんな経験、二度とないんじゃないかなってくらい、高いんだもん。ここ。

よく、こんなところから理一は飛び降りようと思えたなぁって私は呆れたような顔をしたと思う。
それこそ私には“分からない話”
だけども、みんなに向けた視線は、
高さに怯える中に混じる、わずかな好奇心。

これ、もしかしたら引かれるかもしれないけど、でも今更だよね]

  そだね。万が一離れても、ダッシュで追いかけるよ。

[右手で那由多の手を握りながら笑う。
理一ならきっと分かるだろうけど、瞳に映るのはマジ>>230
本気だよって顔をしながら、通と那由多にも視線を向けた]

(251) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ


[そうして振り返りながらバラバラと崩れていく世界を眺めて、私は息を吸う。
私は何者にもなれないけれど、私は私で生きている]

  文化祭、楽しかったね?

[誰かの言葉>>4:176に応えるように、私は一つ、溢して]

  でもこれからはもっと、楽しくするよ。

[那由多の「帰ろう」>>244に一つ頷いた。
理一と、通はどんな顔をしていただろう。
私はごめん、やっぱりちょっと怖かったから誤魔化すように笑った。
通みたいにギョッとはしてなかったけど…>>249
でも、ひきつり笑いはしたかも。

だけど、怖いのは、はぐれてしまうことじゃない。
ここがちょっと高過ぎただけ]

(257) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ


[戻るときはみんなのところへ。
きっと、楽しい文化祭をしたみんなが待っていてくれるから]

  約束、ね。

[通の言葉>>253に頷いて、一歩、踏み出した。
だいじょうぶ、こっちには“かみさま”がついてる。
それに“かみさま”がいなくても、ともだちがいるから、きっとへいきだ。

落ちるときは言葉は何も紡げなくて、
だけど、ちかりと瞬いたように輝いた光に見惚れるように、落ちていく]

(258) 2017/03/19(Sun) 23時頃

【人】 PPP イルマ

[ 光なんて、もしかしたら気のせいかもしれないけれど。

冷たい、冷たい校舎。
だけど、思い出がたくさん詰まった場所を“飛び出した”。

明日「おはよう」を言うために。
今は少しのお別れ。
「さようなら」じゃなくて、「おやすみなさい」

次に目を開けるのを夢見て、空を飛んだ]*

(259) 2017/03/19(Sun) 23時頃

[抱きしめてくるちよちゃんの腕の力が、
思ってたより強いように感じてまばたきひとつ。
それだけじゃない、ぼんやり突っ立って、感じる温かさに身を任せているわたしと違って、
ここにいる、ってことを確かめるのに余念がない、ちよちゃん。

だから自ずとわかる。
会えなかった時間がどれほどちよちゃんの中で大きかったか]


…… ごめんね、勝手にいなくなっちゃって。


[だから、咎めるみたいな言い方をするちよちゃんに、神妙な表情で謝った。
本当はあえてすぐに謝るべきだったんだろうけど。
おかえり、以外の言葉がうまく紡げなくて今に至る。

それからちよちゃんの拗ねたような表情を双眸に映す。
けれど、それはすぐに笑みに変わっていって。
つられて、わたしの顔にも笑みが戻る。
もちろん奢るよって頷きながら。

注文はどしどし聞くつもりだけど、
特になさそうなら駅前のコーヒーショップのケーキにしようかな。
冬限定の新作が出ていたし]


[―――と、その前に、]


お菓子じゃないけど、……はい。
買ったばかりだからまだあったかいよ。


[コートのポケットに入れていた缶コーヒーを差し出した]


[わたしが帰ってからあの校舎でちよちゃんがどうしてたかは知らないけれど、
校舎で同じ時を過ごしていて、隣にいて、
支えがなければ崩れそうな危うさ、というのを、
ちよちゃんからはほんのり感じていた。

感じていた、のに。結局わたし自身も支えが必要で、
その点でちよちゃんのことは頼りにしっぱなしだ。今だってそう。
……格好悪いかも、わたし。

しかして内心のばつの悪さは長くは続かない。
ちよちゃんがこうして目の前にいるから、ね。

そろそろ中に行こう、って、
繋いだままの手を引こうとした、その前に声がかかる。
言わなきゃいけないことがあるんだって。]


[――長きにわたりわたしを励ましてくれたヒーローは、
どうやらすぐ近くにいたみたい、です。

わたし今、すっごく驚いた顔をしている。
それからちよちゃんの顔を、
帽子のつばの下から覗きこむように、見上げて]


……そっかあ。ちよちゃんだったんだね。
わたしにお手紙をくれて、
わたしの話を聞いててくれたのは―――、




 …もう! なんでもっと早く言ってくれなかったの?


[そうしてわたしはきらきらと笑う。
ちよちゃんの握ったままの手が震えてたのも、
どこか、固い様子を見せてるのも、全部吹き飛ばせるように]

……わたしこそごめんね。

自分で自分のこと、ヒーローに頼る資格なんかないくらいどうしようもないって思ってたくせに、
あの時はホントにどうしようもなくなって……頼ってた。

[直後、一転してか細い声で謝る。
ちよちゃんの顔もまともに見ていられなくなって、一度は目を伏せたんだけど]


PPP イルマは、メモを貼った。

2017/03/19(Sun) 23時半頃




だから、ちよちゃんは気にしないでいいよ。

……それに、

  すぐにきて、くれたから。
  それだけでじゅうぶんだよ。

    …ありがとう。

[そっぽ向いてお礼を言うなんてますます格好悪い。
だから、真っ直ぐちよちゃんを見てもう一度目を細めて笑う。

だから、ちよちゃんも笑って、って。
願うことはひとつ*]


— 病院・ロビー —

[レジ袋を手に、ばつの悪さを顔にぶら下げて、
病院のロビーへと戻ってくれば、上須賀くんと莉緒ちゃんを探す。
頼まれていたものをそれぞれ渡そうと。

どうやら、手術はもうすぐ終わるらしい。
看護士がそう私たちに伝えてくれたかどうか。

口の中が乾いてきたのを感じた。

みんなの思いは、祈りは、通じただろうか。]


ご、ごめ…だってさ、だって……

[堆に謂われて、
涙に濁った声で息を一つ。
出来る限りの注意を払って そっと力を抜く。]

……うん、……気を付ける。
ああ、……よかったぁ、たかしだぁ……

[背中を叩かれた、多少力が強くても、気にしない]

……ただいま。
……――、おっかけたよ、
約束だから さ……


――病院 ロビー――

上須賀……!?

[ロビーで他の皆を待っていると、奥の、病室の方から車椅子でこちらに向かってくるクラスメイトの姿が見えて目を見開く。
あの校舎では普通に登校していたせいで忘れていたが、そういえば、確か入院していたんだったか、と今更のように思い出した。彼の病状や体調も気になるところではあるが、今は、まず、]

ああ。ただいま。上須賀もおかえり。

[再会を喜ぼう、と。色々聞くのは止めにして、笑いかけた。]

いや、上着は着てきたんだが、さっきそこで会った大和に貸してきた。まあ…中なら風もないし、大丈夫だ。

[寒くないか聞かれれば、あの朝のことをなんだか少し懐かしく思いながら釣られるように苦笑して、そう説明した。]


[それから。上須賀が小さな声で話す言葉を、ただ黙って聞いていた。
まあ、そうだろうな、と思う。感覚が失われていくなんて想像もできないし、もじ自分がそうなってしまったら、と思うとぞっとする。あの世界に居たかった、と感じてしまうのも、当たり前のことかもしれない。
俺にとっては……俺にとっては、どうだっただろうか。あの、世界は。]

……俺は……情けないかもしれないが、正直、怖かった。どうして閉じ込められなきゃならないんだ、と思ったし、スピーカーから流れる笑い声や泣き声が、不気味だとも思った。
水野が、あんなマネキンを残して居なくなって…夢なら早く覚めてくれ、とも、思った。

[あの校舎では、しっかりしなければ、と思って言えなかった本音を、ぽつぽつと話していく。
そうだ。怖かったし、帰りたかった。だが……それだけでも、なかった。]


だが……今は、あの校舎に行けて良かった、とも思う。
家庭科室で、パンケーキ、食べただろう。
俺が飾りつけしたクリームを、皆が、かわいい、すごい……こういうの向いてるんじゃないか、って言ってくれて。
多分、上須賀達にとっては、何気ない言葉だったんだろうが。
その言葉で、俺は……救われた、気がしたんだ。

[あの時、皆が受け入れてくれたから。俺は、俺のままでいいんだと、思えた。
あの時の皆の言葉が無ければ、俺はまだぐずぐずと思い悩んでいたかもしれない。
……まあ、ただ「救われた気がした」なんて言っても、上須賀には訳が分からないだろうが。
あの世界はどうだったか聞かれたし、俺も、誰かに言っておきたかったんだ。許してくれ。]


[しかし、俺はあの世界で救われて、こうして戻ってこれて、良かったと思えているが。
上須賀は、もっとあの世界に居たかった、と、自分の世界だったら良かった、と言う。
そう思うことを否定はしない。が、]

……きっと、あそこがお前の世界で、最後まで残っていたとしても。他の皆は、少しずつ帰っていくんだと思うぞ。

[ただの、偽物のマネキンだけ残して。
たとえ感覚があったとしても、そんな世界に一人で残ったら、寂しいんじゃないだろうか。]


……それに、最後にはどのみち連れ戻されてたんじゃないか?
それともお前、能久に「一緒に帰ろう」って泣きつかれたりしても、一人で残るって突き放せる自信、あるのか?

[冗談っぽく、苦笑しながら告げれば、上須賀はどんな反応を見せただろう。
いや、反応を見る前に、能久が泣きそうな顔でやってきただろうか
内緒な、と合図されれば、少し笑って頷いて、それから、幼馴染達の再会を邪魔しないように見守ろうか*]


[橘くん、いいえ、あの世界の“あなた”へ。

“あなた”がもし、あの校舎に残ることを選んだなら、
わたしはそれを尊重しようと思う。

元より、その選択を否定する権利なんて持っているわけがないし、
結局のところ、“あなた”のこと、何も理解してあげられていないから。

悲しいけど、泣かない。
薄情なわたしは泣いたりしない。きっと。
泣かずにさよならをしようと思う。]


[そして、もし、
“あなた”がこちらに戻ってくるのなら。

やっぱり、わたしは泣かない。
泣かなくても、大丈夫。]


——おかえり。

[手術中のランプが消え、報せが耳に届けば、
わたしはそのまま普段通りに、代わり映えしない一言を紡ぐんだ。*]


[手術室のランプが消える。

その時を固唾を飲んで待っていた。
――大事なクラスメイトが、ちゃんと戻ってくるように。

祈り、そして、きっと、泣き笑いで*]


……行こう。

わたし達がここにいる間に手術が終わっちゃってるかもしれないし。

[それからわたしは改めてちよちゃんの手を引く。

病院に戻れば変わり映えのしない面子に囲まれ―――否、面子が増えていた。健士郎くんと昴くんだ。
ふたりにもおかえり、と言って手を振ってから、
ささらちゃんのところに行って注文の飴を受け取った。


そうして、待つ、ことにした。
今度はりーくんの帰りを*]


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