人狼議事


41 アンデッドスクール・リローデッド

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視点:


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/06(Tue) 21時半頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 …――――

 先に出るって

[ロゼットが先に出ても、罠発見くらいにしかなるまいに
いや、だから彼女がそれをかって出たのか
部屋に籠ると言う事は、罠を張られると外に出られないと言う事
食事を持ちこんでいるわけではない以上、必ず外に出るのだから
誰か、無差別な殺意ある者がそう言う事をしないとも限らない]

 …――――

 死ぬ時は、一緒に死ぬって言ったろう

[それでも、彼女に続いて、部屋を出る
なにか、騒々しい]

(7) 2011/12/06(Tue) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


―回想・炎を纏う「ヤチグサ車」の中で―

[己の肉体を炎が食らう。視界はとうに消えている
 ちりちりと奪われていく存在の欠片に、声なき声が伝導する]

「「ベネット」ガ助かるなら「俺」ガ死んダときダヨ」>>3:*21

[そうかもしれない。その端末にさえも打ち勝てなった己のように。
 そうだとしても、男の信頼は揺るがない。
 たった、ほんの一瞬でもいい。
 「元凶」に閉ざされた「あなた」の存在が、支配を打ち破り己が意思で一つの選択を取り得たならば……。
 それが、「ベネット・バーレー」という一人の勇者が、生き、勝ち抜いた証なのだから。
 ……例えその結末が、どのようなものであったとしても、最後まで諦めず]


 俺達の街を、守ってください――――



[――――強烈な爆風が男を襲い、その命の炎を、吹き消した]

―回想・炎を纏う「ヤチグサ車」の中で・了―


―――――――――――――――――――――――

        こうして、男は息絶えた。
       2つの死を、ほぼ同時に受けて。

―――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――――――

      …………そうだ。確かに息絶えたのだ。
  ならばなぜ、まだこの世界を感じることができるのだろう。

―――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――――――

    物語はなお、終わりの時を迎えてはいない……。

―――――――――――――――――――――――


―――――――――――――――――――――――

           ……………………

―――――――――――――――――――――――


―???―

[瞼の外から光を感じる。
 ちらちらと移ろい、煩わしい。
 あぁ……あの明りは赤い。ならば、あれはきっと炎だ。
 そうか。まだ終焉は来ないのか。肉体はとうに、焼け朽ちてしまったはずなのに……]

 焼け……た?

[違和感が、心をよぎる。己はとうに視力を失ったはずではなかったのか。
 いや、それ以前の問題だ。
 まぶたなど薄い肉は、すでに焼かれて焦げ落ちたはず。
 では、なぜ光が透ける? なぜ、己の喉から声が出る?
 脳裏に浮かぶ怪訝な疑問に耐え切れず、男はその双眸を見開いた]

 ああ……あぁぁ!!


―なおも燃え続ける「ヤチグサ車」の中で―

[夜闇に揺らぐ炎の奥で、生ける死者達が彷徨っている。
 その数は、男が死にゆく以前と、それほど変わってはいない。
 ……けれど、人影はそれだけではない。
 血肉を食らう亡者の他に、傷の一つも負ってはいない、「無事」な人間たちの姿が]

 た、助けに……っ!!

[ガラスが吹き飛んだ壊れたドアに、とっさに両手を向けていた。
 溶けたドアロックにすがりつき、力づくで解錠を図る。
 けれどロックは、ぴくりともしない。力を加える。意味がない。
 まるで、拒絶をされているかのように、力の作用した陰りすら感じずに。
 必死に押し続けているうちに……ふと、指先がロックの中へと「沈み込ん」だ]


 な……っ!!

[とっさに指を、引き離す。無機物にのまれた指先には、微塵の変化も見られない。
 ただ、あってはならない出来事に触れた違和感が、心地悪く残るだけ。
 さらば、ガラスの砕けたフロントから這い出して。
 そう考え、車いすを取ろうと振り返り――――男は、ようやく気がついた]

 俺は……やっぱり、死んだんですね。

[運転席の背後には、消炭となった男がいた。
 さすがのウイルスも爆熱により、耐えきることができなかったのだろう。
 人としての体をようやく保った痩せこけた黒炭が、ただの「物体」として、男を見返していた。
 そうか。そうゆうことだったのか。
 だからロックにしがみついた瞬間、己は「踏ん張る」ことができたのか。
 男は一抹の寂しさを感じながら、車のフロントへと這い出していく。
 そしてそのまま滑るように、アスファルトの上へと「二本の足」で、降り立った]


[二本の足で、地面に立つ。180半ばの長身ならば、これまでよりも遥かに視界が高い。
 どうゆう原理なのかは、分からない。
 けれど、車いす生活によりやせ細り、変形した二本の足は、かつての筋力を宿している。
 もっとも、筋力という表現が、正しいものかどうかは分からないが]

 なるほど。今は「21グラム」の体、というわけですか。
 そうですよね。この体になっても車いす、じゃ、かないませんから。
 俺の体は物体を動かす力はないようですし……「不具合」のないよう、適応しているのかもしれません。

[ドアロックに感じた無力感。
 死しているからこそ、生なる世界に作用することはできないのだろう。
 ポルターガイストなんて迷信か。もっとも、そうであった方がいいような気もするけれど]

 適応しているからこそ、傷も火傷もありはしない。
 ……つまり、あの方々も、そうゆうこと、だったんですね。


[生ける死者のはびこる街を、男はぐるりと見渡した。
 死人の闊歩する脇で、しゃがんで抱き合うカップルがいる。
 強く唇を噛みながら、夜空を睨むスーツ姿の男がいる。
 両手で顔を覆い隠し嗚咽する老婆の肩を、二十歳そこそこの茶髪の若者が悔しそうに撫でている。
 そのほとんどは悲痛な面持ちで、身に降りかかったであろう悲劇を嘆いてはいるけれど……涙を流している顔までは、男は見つけることができなかった。
 もっとも、一部にはいかにも時代錯誤な服装をした者も見られたから、全員が全員、今日の混乱の中、命を落としたというわけではないのだろう。
 彼らが生者でないことは、不思議な感覚で判別がつく]

 妙な感じです。生物的には死亡したはずの感染者の方々と、俺達みたいな肉体をもたない本当の死者が入り混じっているなんて。
 動くも死んだ人間なら、俺達のことを何て呼んでいいのか、訳が分からなくなりますよね。
 生き物と対比して、逝き物、さしずめ「逝人」と言ったところでしょうか。
 …………あ。


―なおも燃え続ける「ヤチグサ車」の傍らで―

[ふと、ワゴンに寄りかかりしゃがみ込んでいる壮年の男に気がついた。
 その顔には、見覚えがある。
 男の声に反応したのか、彼は力ない表情のままこちらを見上げる]

 あの、あなたは……焼き芋屋さん、ですよね。
 この季節、学園によく、いらっしゃる。
 あぁ、あそこにいた教師の一人です。ほら、車いすの。

[そこまで言い切り、彼もようやく男が誰であるか理解したのだろう。
 微かに親しげな表情を浮かべ、けれどすぐに視線をそらし、そっと車の下を指差した。
 そこには、踏み砕かれ、焼け焦げた感染者の遺体が一つ。
 判別はつかない。けれどきっと、逝人と化した彼のもの]

 ……申し訳、ありません。


[彼は、いいんだ、とでも言いたげに、首をゆっくりと左右に振った。
 それでも俯いてしまった男に向けて、逆に励ますように煙草を差し出す。
 赤い、マルボロのソフトケース]

 いえ、俺は吸いませんか……。

[言いかけて、気がついた。男の手には、死の炎を呼び起こした火種、あのライターが握られている。
 ライター。こんなもの。あの火炎の中で、とうに爆発してしまったはずなのに。
 いわゆる、「物の幽霊」と呼ばれる類のものなのかもしれない。
 彼の煙草も、双方の服も同じ。
 この世界にはきっと、こんな失われた物の魂が、いくつも転がっていることだろう。
 生の世界とは関われないかわりに、死の世界へと誘われた物を、掴む力はあるようだ]

 ……煙草なんて、学生ぶりです。ありがとうございます。

[まぁ、いいか。そう思い直し、男は彼の隣りに腰かけながら、マルボロのケースに手を伸ばす。
 一本だけ受け取るつもりだったが、ケースごと全て託された。
 抜き出した煙草を口にくわえると、火をともして紫煙を吐き出す]


 ……酷いことに、なりましたね。

[隣りの彼は頷きながら、ふっ、と小さな溜息をついた。
 見つめる視線を追っていけば、そこは他と変わりない街角。
 死人と逝人が混在する風景の中、そう言えば、と目を凝らした。
 あの歩く死者達の魂……逝人はここにいるのだろうか、と。自我を失い隣人を襲う者たちの心は、はたして分離しているのだろうかと。
 けれど、対になる1人の2人はその場で見つけることができなくて、かわりに、男は奇妙な光に、目を奪われたのだった]

 あれは……いったいなんですか?

[どこかから立ち昇っていく光の柱。おそらく地上から照射され、天へと昇り消えていく。
 幾筋も、幾筋も。バラバラのタイミングで放出され、空の彼方へと吸い込まれて。
 応えのないことに疑問を抱き、隣りを振り返ろうとした瞬間]


 


      [男のすぐ脇から、光の柱が飛翔した]


 


 焼き、芋屋さん……!!

[眩い光に瞼を閉ざし、目を開いた時にはもう、隣りには誰もいなかった。
 さっきまで彼が背中を預けていた部分には、存在の名残もありはしない]

 ……成仏、というやつでしょうか。あの世とやらに昇っていくための。
 いえ、そうとも言い切れませんね……。
 これが、本当の「終わり」なのかもしれません。
 だとしたら、冷たいものですよね。
 きっと、思いを果たしたら、なんて生きている人間の幻想で、実際はこうやって不意に訪れるものなのかもしれません。
 ……生きている頃の社会と同じですね。こちらの都合は、お構いなし、って。

[消えていった焼き芋屋を追い、男は広大な夜空を仰いだ。
 さようなら、とも、また、ともつかないお別れ混じりの吐息をつく。
 じっと見上げすぎてしまっていたためかもしれない。
 ほとんど交流もなく、人柄も知れずに消えていった彼との唯一の繋がりを確かめるように、男は小さく歌をこぼした]


 やーきいもーぉー やきいもぉー
 いしやーぁきいもぉー やぁーきたてーぇー

[消えていった彼の耳に届いたならば、鎮魂歌のかわりにでもなっただろうか]

 「気分ハドウヨ」>>3:*20

[不意に、声が聞こえた気がした。実際に聞こえたのかどうかは、分からない。
 仮にそれが実際に放たれた声だとしても、男の存在に気付いているのか、それとも見えもしない散った者へのたんなる気まぐれだったのか。
 すでにしがらみが切れたかも分からぬ「元凶」に向け、男は率直に答えを発す]

 ……怖いです。死ぬ前よりも、ずっと。

[その答えも、届いたかどうかは分からない。
 ただ、男の偽りのない本物だった]


 怖いです。
 こうしてこの世にとどまれたとはいえ、いつ消えるか分からない体が。
 そして、例え消滅を免れたとしても、何もしてやれないこの思いが。
 もう、3度目の死……消滅を賭したとしても、今度は俺はなにもできず、生徒たちを救えない。
 ……ただ、見守ることしかできない。
 案山子のように立ち尽くすだけ。そんな現実と向き合うのが、怖いです。

[男は本心から呟きながら、それでも二本の足で立ち上がった]

 でも、見届けないのはズルですよね。
 どんな形であれ、みなさまが選んだ未来への選択を見守るのは、教師の務めです

[立ち上がり、振り返る先には、「元凶」の宿った屋敷]


 見せてください。みなさまが選んで、歩む道筋を。
 それがどんなものであれ、俺は決して目をそらしたりはいたしません。
 ……最後まで、見届けますよ。

[そう言い残し、男は屋敷へ向けて歩みを進めた。
 死者の徘徊する閉ざされた門へと、復活した二本の足で]

 教師が生徒に目を瞑ったら、生徒が可哀そうじゃないですか。

[呟く男の背後から、光の柱が再び昇る。
 鉄の囲みに覆われた、箱庭のような死の街から、次から次へと昇り立つ。
 やがて、男もその一筋へと存在を遂げてしまうことであろうが。
 今はただ、最後の務めを果たすため、動かせぬ門に、手をかけた**]

―死者から見えた、この世界・了―


/*
レアでしょう? それを占えたリンダさんは、もっとレアです。
おいしいばんざい。
バーレーさん……気づいていてください。

すみません。暁さんと高橋さんをご歓迎をしたいんですが、取り急ぎログを落として離れさせていただきますね。
大連投にて、失礼しました。一応、完全に死んだ者視点なので、感染された場合は異なるかもしれません。
それだけ言い残して……お2人とも、どうぞよろしくお願いします!**


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 …――――

 人が集まってる、か
 殺し合いをしてたり、殺す算段をしてたりするかもな?

[普段なら洒落で済むけれど、今は洒落にならない事
そんな事が、実際おこなわれていそうで、怖くはある
ただ、人が多い所に行くのも、危ない]

 何かあってたらまずい、確かめに行こう
 何かあれば、逃げたらいいんだ

[その時は、身を呈してでも彼女は守らねばならない
そう言う思いで、野太刀に手をかけながら歩き出した
暫くすれば、食堂の方から聞こえる騒動が伝わるだろう]

(13) 2011/12/06(Tue) 22時頃

メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 助けに来てくれれば、楽だな
 快楽殺人犯が侵入しました、とか言うオチもあり得るぞ

[考えただけで、吐き気がしてくる状態
だが、現実はそれより気分が悪かった]


―― 食堂 ――

[辿り着いた頃、そこにはバリケードを張ろうとする幾人かの姿
何があったのかは、扉の向こうの音を聞けばわかった]

 …――――

 ゾンビが、侵入したのか

[これのテストには、丁度いいんだがな
まだ、漏れ出てはいないようだ
安心したようでもあり、残念なようでもあり]

(19) 2011/12/06(Tue) 22時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ふむ…――――
 裏庭の方は、私が行こう
 ゾンビ相手に、試したい物がある

[ベネットが、家具を運んでいる
私達は一階から来たので、裏庭の方に行ってみよう]

 だが、これだと、一階は放棄した方が良いのではないのか?
 バリケードを作るなら、階段に作った方が守り安かろう

[まぁ、そう言う事は私が考える事ではないな]

 ロゼット、行こう
 テスト、済ませておきたい

(22) 2011/12/06(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 ふぅん…――――
 広間では、信じる信じないで、噛みついたくせに
 ここだけは、なんて、感傷的な事を言うんだな
 まぁいい、ベネット これ、刀に塗っておけ

[採取した、例の薬
グラスに入れて、ラップをかけて、ゴムで縛った
そんな簡易な保存瓶
投げてはこぼれてしまうので、床に置いた]

 まだテストは済んでいないが
 これを体内に入れると、ゾンビは硬直するらしい

[人間に使うと、別の効果があるのだが
それは、また、別の話]

 アンデットと自分の距離が縮まる事は、歓迎すべきだろう
 先に手を出されれば、斬り殺す理由が出来る
 逃げ場なんて、最初からありはしないんだ

(27) 2011/12/06(Tue) 22時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 何があったかはしらん、知らんが
 感傷的だ、と言っているんだ
 誰か、死んだのか?
 そして、そいつは、本当に人間だったのか?

 …―――

 そんな風に、割り切れる程、人間は簡単じゃない
 人を信じる信じないも同じ、昨日までの友人が、いきなり仇にはなりえないんだ
 誰も信用しない、一人だけ生きてればいい、なんて奴は
 最初から、全員を敵だと思っていた者だろうさ
 そう言う奴が、一番アンデット臭い

[眉をしかめる様子に、真面目な顔で]

 ああ、ヒントって奴だ
 私が彼の言葉を信用する理由は、いくつかあるが
 ルール説明で嘘をつくゲームは、ないだろうって事が一番だ
 だから、これも有効だろうと思っている
 人間にも効くが、効果が違うな

(30) 2011/12/06(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 何処で手に入れたか、か…―――

 外だな

[この薬品の正体は…――――]

(31) 2011/12/06(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 信用しているから、何かを言ってるわけではない
 広間のお前と、随分態度が違うなと言う話さ

 他人の感情をどうのと、非難するばかりだったお前が
 今は、感情に左右されているのが面白かった
 それでは、不満か?

 素直に、笑いながら人を殺せる人間は
 精神異常者だと思うがね、私は

[不機嫌そうな顔に、私だって好きでやってるわけじゃないと
小さく、息を吐いた]

 私だって、嬉々としてやっているわけではない
 ただ、総合的に判断して、これが一番だと思った
 貴様も、それはわかるだろう

(36) 2011/12/06(Tue) 23時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 わかっている、何かあるのは私も困るからな
 まだ、ゾンビになりたくはない

[そういって、裏庭の方に足を進めた
バリケード、作らなければならない
ゾンビに対する効力も、実証せねばならない]

―― →裏庭方面 ――

(42) 2011/12/06(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[移動の時、会長とすれ違った
彼女と話は、しなくてよかったろうか?
ロゼットの様子を、一度見る]

(43) 2011/12/06(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 裏庭方面 ――

 …――――

[まだ、ここは破られてはいないようだ
裏庭に出る勝手口から、ぎしぎしと音はしているけれど
ゾンビの姿は、まだそこにはない
奴等は、音に反応してやってくるはずだ
ここは、誰もいなかったのだから、音などありはしない
なのに、何故入ってこようとするのか]

 ロゼット、適当に家具を運んで勝手口を塞ぐ
 それから、窓を開けて実験しよう

(47) 2011/12/06(Tue) 23時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[暫くは、家具運びだ
重たい家具を並べて、その隙間に椅子などをはめ込む
引っかかって、ずれたりしなくなるように]

 …――――

[それも、一時凌ぎにしかなるまい
ならば、ここを捨てる事も視野に入れておこう

それでも、まずは
少しだけ、窓を開けてみる
例の薬を塗った、小刀を懐から取り出して
徘徊する、ゾンビに投げてみた]

 …――――

[ざく、とそれはゾンビの腕に刺さるそれ
ささったゾンビは、痺れたようにその場で動かなくなった]

(54) 2011/12/07(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ゾンビ、いたぞ

[ゾンビがいるかな、と言うロゼット
彼女に、小刀を投げた後でそう言った]

 どうやら、雑魚には効果があるようだ
 ボスゾンビに効くかは、わからないけど
 試す価値は、きっとある
 ロゼットは、弾丸に塗りこんでおくといい

[そう言って、窓を閉めた後
その窓の前に、大きな化粧台を置いて、塞いだ]

(55) 2011/12/07(Wed) 00時頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 怪我は、してないよ

[ほら、と手を差し出してみる
剣だこはあるけれど、別に怪我はしていないはずだ]

 ああ、全部のゾンビに効く薬なら、いいな
 あいつは、そう言っていたけど
 実験してみるまでは、わからんからな

 腕に刺さって効果があったから、場所は関係ないだろう
 刃に塗れる量なんて少量だ、少しでもいいと思うが

[どれも、憶測に過ぎない
確実ではないけれど、一応、新しい武器は手に入ったのだ]

 ああ、長くは持たないだろう
 二階に移動する事も、考えておこう

[あれを全部殺すには、やはり火が必要だろうなぁ
家ごと燃やしたりすれば、一番早いのだろうけれど]

(60) 2011/12/07(Wed) 00時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 そうだな、苦無や投げナイフ、撒き菱なんかに塗るといい
 後で、武器庫に探しに行こう

[古今東西の武器があった、武器庫の事
そう言ったアイテムも、きっとあるだろう
何本か忍ばせておけば、きっと役に立つはずだ]

 …――――

 いや、逃げられない
 街の外に、壁が出来ているようだ
 だから、ゾンビを皆殺しにするか、助けが来るまで堪えるか
 どちらかしか、生き残る道はないようだ

[そう、コーネリアから聞いていた
だから、私はここに残る事にしたのだし]

 玄関、か…――――
 一応、塞いでおくか?

(64) 2011/12/07(Wed) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ああ、武器庫があるよ
 後から、一緒に行こうな

[まぁ、あれだけの武器を所持するのは、合法的には不可能だし
あっちの人の事務所、とかなら展示はしない
だから、ここはきっと、軍事施設か何かだったのだろう
そう、今は想っている]

 そう、ここで、助けが来るまで生き残る
 それだけで、いいんだ

[それだけ、が一番難しい事なのだけれど]

 テラスか、何処にあるかわかる?

(68) 2011/12/07(Wed) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ヘリか…―――

 ミサイルが飛んでこない事、祈らないとな

[本来なら、そう言った可能性も十二分にあるのに
それを考えてしまうと、恐ろしくて歩けなくなる
だから、考えないようにしようと思う]

 よし、じゃぁそっちに行くか
 バリケード作って、安全を確保しよう

(72) 2011/12/07(Wed) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ん…―――

 大丈夫、だよな

[不安にさせたな、と少しだけ後悔して
そっと、彼女の頬を撫でた]

 そうだな、割れてないといい
 それが終わったら、少し休もう
 力仕事は、さすがに疲れる

―― →テラス ――

(76) 2011/12/07(Wed) 01時半頃

―屋敷・正門前―

[死者達の間を掻きわけて、閉ざされた門へと辿りつく。
 他の逝人達は、この周囲にもたむろしていた。
 きっと、屋敷に侵入を図り、返り討ちにされた者達の魂。
 同じ存在とならねば感じることができないだろう、沈痛な空気が漂っている。
 あるものは打ちひしがれ、あるものは悲観し……けれど、例えほんの一握りであれど、安寧を得られたであろう安らかな顔付きの者もいた。
 屋敷の周辺から時折昇る光源は、この世から消滅した者達が自身で打ち上げる最後の弔砲か]

 ……思った通り。通り抜けることは可能ですね
 ただ、俺はそれがやすやすとできるほど、まだこの身体に馴染んじゃいないんです。

[この世の物質。門と「重なっていた」指先を離すと、塀の縁に飛び付き片手でぶら下がる。
 後は、これまで通りの強靭な腕を駆使して、そのまま乗り越えるのみ]


―屋敷・中庭―

 まさか……こんな動物までもが。
 一体どこから逃げ出してきたんでしょうか……

[男は中庭に残された熊の死体、そう、動かなくなった感染体を見つめながら、呟いた。
 これほど大きい動物が、口の中から頭部を破壊されている]

 いったいどなたが。
 決して鈍重な動物ではありませんし、相当な力量がなければ、ここまではするのは困難を極めるはず。
 俺でも、とても至りませんよ。熊殺しなんて。
 車いすのままでしたら、なおさら。
 まぁ、ともあれ……。

[そこまで呟き、振り返る。
 そして、己の腰に鼻先を擦り付けている生き物……いや、「逝き物」の頭を、そっと撫でつけたのだった]


 あなたも、これで死体のまま動きまわる運命からは、抜け出せたんですね。
 ……と言っても、俺達が感じる認識と、あなたの抱いている認識とでは、大きく隔たりがあるのかもしれませんが。

[おそらく己よりも巨大であろう熊は、きょとんとした瞳をくりくりさせて、撫でる男を見つめ返す。
 ぶふぅ、と鼻息が漏れたことに気づき、思わず男はたじろいだ]

 あぁ……すみません。俺、こうゆうの好きでして
 つい、触り過ぎちゃったかもしれません。
 ……嫌でしたら、遠慮なく言ってくださいね。
 って、ん……はっ……ふぅ……。

[熊は、ぐっと首を伸ばし、撫でる男の顔を舐めている]

 ……随分と、好かれてしまったようです。
 さしずめ、俺は金太郎と言ったところでしょうか。
 どちらかと言えば、酒呑童子みたいな悪鬼の方が、より近いような気もしますけど。

[大人しい熊は、まるで意味が分からないとでも言いたげに、こくりと小さく首を傾げた]


 俺は、これから生徒達の様子を、伺いに行こうと思っているんです。
 今、この屋敷の中で、必死に生き延びようとしている教え子達のことを。

[眉を落として、熊に語る。恐らく、通じてはいない。
 それは分かっているけれど、語る言葉は止まらない]

 屋敷の中に、あなたをこんな体にさせてしまった、原因の一端があるんです。
 本音を言うと俺も詳しくは知らないんですが……この中の、俺の生徒の中に「元凶」がいる、それはだいたいつかめています
 俺は、そんな彼も含めて、生き残った生徒達がどんな未来を遂げるのか、せめて見守りに行くつもりです。
 あなたは、どういたしますか? その顛末を、一緒に見届けてくれますか?

[男の問いかけに、熊はやはり理解を示した様子は見られなかったけれど。
 おそらく人懐っこい動物だったのだろう。楽しそうに男の足へと、すりすり身を摺り寄せた]

 はは。分かりました。
 そこまで懐かれてしまったのでしたら、これからご一緒しましょうか。

[改めて頭を撫でた、そんなささやかなやりとりの後……どこかで硝子が砕ける音がしたのは、その瞬間、だった]


 ……!! この音は……!!

[甲高い音に引きつられ、生ける死者が歩みを進める。
 座り込んで逝人の誰かが、うぅ、と悲しみの声を上げる。
 侵入された。屋敷のどこからか。一体どこから。テラスの方だ。
 引き留めたい。己に肉体があるのなら、自慢の両腕で、感染者達を遠ざけたい。
 しかし、もはや不可能なこと。決して、決して、叶わない]

 それでも……。

[無力な男は足を踏み出す。
 3度の死を迎え得た決意を、ここで違える訳にはいかないのだから]

 最後まで、見届けます。それが、どんな現実であれ。

[生き残った者達の無事を祈りながら、逝人の男と熊は死者に混ざって、音源の方へと駆けて行った**]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― テラス ――

 大丈夫だ、心配するな
 終わったら、ロゼットに癒してもらうから

[気を使う彼女に、そう言った
女の子に力仕事をさせるのは、矜持が許さない
危なそうなのだから、出来るだけ多く、物を積んでおいた]

 ロゼットこそ、無理するなよ?
 疲れたら、休もう

(80) 2011/12/07(Wed) 01時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

 
 傍にいてくれれば、それでいいよ

[疲れを見せる、彼女の様子
照れたような顔と、疲れて赤くなった顔
どちらにしても、休息は必要なようだ]

 それはそうさ
 重たいもの、持てないだろう

[彼女に手を引かれながら、元の部屋に戻っていく
休めと言われるなら、少し休ませてもらおう]

 わかった、そうさせてもらおう

(84) 2011/12/07(Wed) 01時半頃

3度の死を迎える「前に」得た決意。2度の死を迎えた得た知識のことだ。**


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

―― 客間 ――

[戻ってきた、客間
バリケードは、一応作っておいたけれど
あれが、恒久的な物になるはずは、ない
だから、休めるうちに、休んでおかないと]

 ロゼット

[ぽふ、とベットに座って
彼女の名前を、呼んでみる]

 少し、休むけれど
 何かあったり、誰か来たらすぐに起こしてくれ

[完全に、眠ってしまうつもりはないけれど
それでも、いざという時の為に、彼女にはそう言った]

(89) 2011/12/07(Wed) 02時半頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/07(Wed) 11時半頃


メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/07(Wed) 21時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


―屋敷・深夜か・テラスへの道―

[男は走る。久方ぶりにも関わらず、微塵も違和感を得ないその両足で。
 死者の間をすり抜け、気落ちする逝人達の前を素通りし。
 背後からは、肉体から遊離し同じ世界に身を置く獣の息遣い
 荒れ果てた花壇になお咲き誇る美麗な花も、己と世を共にするものか。
 男は、風にもならない朧な身体で、現世と幽界の狭間を駆ける。
 その先に、どんな悲惨な現実が、待ち構えていたとしても]

 ……………………

[けれど、今はまだ、そこでの出来事に触れるのは、あまり適切ではないかもしれない。
 ならばかわりに……こんな話は、いかがだろうか?
 それは、かつて半身の自由を喪失してしまった時のお話
 幽体と化した足が大地を踏み蹴る感触が、男の記憶を呼び覚ます――――]


―回想・15年前・深夜の公園で―

[がしり、がしり、と音がする。男の振り上げる無骨な拳が、その音色を奏でている。
 両の拳を染めるのは、組み伏せた若者から漏れる鮮血。
 いや、彼だけのものではない。周囲を見渡せば幾人かの男たちが、倒れ伏し呻きをあげている。
 馬乗りにされた若者が、悲鳴を上げながら涙を浮かべる。
 知ったことか。自業自得だ。覚悟もなしに群れ虚勢を張るから、お前はこんな目にあっている。
 そうだ。他の奴らも同罪だ。
 男を取り囲む残る奴らも、いずれこいつと同じ運命を辿る]

 ……あ?

[遠巻きに見守っていた女性――――当時付き合っていた相手が息をのむ音を、耳が捉えた。
 大丈夫。彼女の位置は正確に把握している。
 もし彼女に危害を加えようものならば、そいつの血祭りに上がる順番が、僅かに繰り上がるだけのこと。
 不敵な表情を崩さぬまま、返り血を浴びた顔で、ちらりと傍らに視線を送った。
 そこには、こちらに目掛けて金属バットを振り上げる、茶髪の若造の引き攣った形相]


[……必死だな。男はそう思いながら、彼のことを嘲笑う。
 なんということはない。深夜に彼女を自宅へと送る途中、数人のチンピラに絡まれた。
 どうやら、そいつらはやる気らしい。
 きっとこれまでもこうやって、適当な相手を見繕ってはそれなりの悪さをしてきたのだろう。
 どうせ大した奴らじゃない。せっかくだから仲間を呼び集めるのを待ってやって、こうしてゴミ掃除をしているだけだ]

 ……やれよ。

[男の眼力に射竦められ、茶髪の瞳に脅えが宿る。
 そうだ。所詮はこの程度の奴らだ。群に隠れては厄介事を押し付けあって、自身じゃなにも、できやしない。
 鼻で笑い無視すると、股下の男にとどめを刺した。
 これで我に返ったのか。それとも立ち上がられたらまずいと見たか。
 振り上げたままの金属バットが、ようやく男に打ち落とされた]


 お前……馬鹿だな。

[背中に受けた衝撃をものともせず、男は二本の足で立ち上がる]

 狙うなら、『頭』だろ?

[レスリングで鍛えた己の体に虚弱な若造の一撃なぞ、何の効力もありはしない。
 そうだ。鍛錬に注いだ時間が違う。流した汗の量が違う。
 耐えてきた痛みも。決して負けてはならないという、その、気迫も。
 事実、男は強かった。強者であることに誇りがあった。
 有り余る力を正義に注ぎ、弱者をいたぶる雑魚どもを、一掃することを夢に見た
 だからこそ、己は正しく――――貴様らを罰する権利がある]

 おおぉぉぉっ!!

[男の拳が一閃する。若造の顔面に突き刺さる。
 対手の体が、弾け飛び、はるか前方に転がった。
 奴は当分、動かない。砕いてやった。鼻も、心も。
 一つの『正義』を成し遂げた男は、不遜な面で、にやりと笑った]


 死ねよ。弱ぇクズは。

[……いや、男はただ、手にした破壊の力を正当に行使する、そんな言い訳が欲しかっただけだったのかもしれない。
 ふと、エンジン音が聞こえ、男はちらりとそちらを見やった。
 一台の乗用車が男に向けて、まっすぐこちらに突き進んでくる。
 そうか、と男は思う。その程度には腹を括った……腐ったクズも中にはいるのか。
 例え機械的な凶器が向けられようとも、男は身を引くことはできない。
 背中を向ければ強者の称号を、自ら投げ捨てねばならない。
 恐怖がなかったと言ったら嘘になる。されど、クズと並んで弱者に陥るくらいなら、死んだ方がはるかにましだ。
 躊躇いなく車へと走ると、男はボンネットへと飛び乗った]

 …………ちっ。

[がつん、と体に響く衝撃。とっさにサイドミラーを引っ掴み転落を防ぐ。
 思った以上の衝撃だ。だが、この程度では、男は決して倒れない]


[中で、驚愕する「クズ」の姿が見えた。ハンドルに齧りつき、男を振り払おうと遮二無二になって左右に回す。
 見たか。男は優越感に浸り、運転席の「クズ」を見やる。
 しかし心の中に過るは焦り。まずい。現場から離れていく。
 あそこにはまだ幾人かが、仕損じたまま生き延びている。
 彼女の身に危険が及ぶ。車はどこまで走る気なのか。
 早めにケリをつけなければ。焦燥に駆られ、開いている窓から運転席へと乗り込もうとした瞬間――――身体が、振り落とされていた。
 四足の着地。地面はアスファルトだ。そうか、ここは道路の上だ。
 男を振り落とした乗用車が、一目散に男から遠ざかっていく]

 逃げてんじゃ……っ!!

[乗用車の背に向けて叫びかけた最中、男はようやく気がついた。
 ……違う。奴らは男から逃げようとしている訳ではない。
 単純に……ルールに従って、動いているだけ。
 しくじった。奴らに気を取られすぎたせいで、反応が一瞬遅れてしまった。
 背後から照らされる眩いライトと、耳をつんざくけたたましい急ブレーキの音。
 これが男の――――『不注意』だった]


 かかって、こ……

[振り向き呟かれた声は、迫りくるダンプの圧倒的な存在感に気押された、蚊の鳴くような弱々しい声。
 まるで、脅えた子供のような。
 身体を打ち抜く突撃は、これまで培ってきた自信の全てを根こそぎ掻っ攫い引き裂く。
 己の矮小さを突き付けられ、ふと、脳裏に「死」の文字が浮かんだ。
 いや、そんなはずがない。吹き飛ばされたまま、男は思う。
 これまで、勝ち抜いてきたではないか。時に敗北を期すことがあっても、乗り越え強者であり続けたではないか。
 そうだ。強者だ。力を手にした者だ。
 そんな己がこんなところで――――。
 続く思考は、ガードレールに叩きつけられ、内側の破壊にあわせて終わった。

 い……や、だ……。

 こうして、男は絶対強者の自信とともに、身体機能の一部を、喪失してしまったのだった。
 それからずっと。その命が、途絶えるまで**]

―回想・15年前・深夜の公園で―


己の夜も、やがては明けることだろう……**


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/07(Wed) 23時半頃


メモを貼った。


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/07(Wed) 23時半頃


ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/07(Wed) 23時半頃


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 コーネリア、その話、私にも聞かせてもらおうか

[扉の向こうから、声を出した
聞こえた話の内容は、私には必要そうな情報だ
そして、私は今、考えている
あの場で、知りたい事は山ほどあったはずなのに
質問をした人間は、私だけだった
そこに、奇妙な感覚を、覚えてはいたのだ
あの場に居た人間、ロゼット以外の者達
それは既に、人ではないのではないだろうかと]

 何人倒せば、いいんだ?

(180) 2011/12/08(Thu) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 ああ、中学時代の後輩だ

[傍によるロゼットに、そう答えて
野太刀に手をかけながら、思う]

 どうやら、ヒントを聞いてきたらしい
 知りたい事があるって言うのは、人側の証拠さ

 もめそうになったら、助ける
 問題は ロゼット?

[彼女の眼を見て、問う
問題があれば、彼女は指摘してくれるだろう
そして、私はそれを受け入れる事ができるだろう
その程度の信頼感は、私にはあるのだ]

(184) 2011/12/08(Thu) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 …――――

[コーネリアの、声
外に出て来い、と言う話なのだろう
これは誘いか、と思わなくもないけれど
心のどこかで、彼がそう言う事はしそうにないとも思う]

 わかった、開けよう
 近くにいるのは、誰だ?
 危なそうな奴がいるなら、離れさせろ

 そうでないと、ここでいきなりバトルになるぞ

[ゆらり、野太刀を抜きはなって
ロゼットに、開けて良いかと目で問うた]

(187) 2011/12/08(Thu) 00時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 そうか、傍には居ないのか
 そこに居るのは、ベネットと、しのぶなんだな?

[であれば、一層警戒が必要か
特にしのぶは…――――]

 どいていろよ、コーネリア

[ゆっくりとどかす、バリケード
不意打ちを警戒して、それを動かす作業は遅い
抜き放った刀身は、きらりと、鈍い輝きを放っていた]

 危ないぞ

(192) 2011/12/08(Thu) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[             どすん              ]

[大きな音を立てて、長い野太刀が扉を突き抜ける
近くに誰かいたり、罠を張られていた時の対策に
こうして出ようと、決めていた事だ]

 この刃、毒が塗ってあるからな
 離れろと言ったのに、離れていないと死ぬぞ

[そうやって刺し貫いた扉を、ゆっくりと開けた]

(194) 2011/12/08(Thu) 01時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 これで全員か、どうかはわからんな

[扉から、その刃を引きぬいて
開いたドアの先で、まずは離れた二人を見る]

 話だけ聞いたら、さっさと帰らせてもらう
 ベネットとしのぶは、信用に値する相手ではないのでな

(196) 2011/12/08(Thu) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 過激さ

[笑う様子に、そう答えて
コーネリアが彼女に何か囁くのなら、それを待ち]

 貴様が一番、危険だからな
 この中で唯一、人を殺した経験のある女だろう?

[くすり笑って、刃を伸ばす
届く距離にはいないけれど、こちらとの距離を測る事は出来る]

 悪いな

(202) 2011/12/08(Thu) 01時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 正直、私達は誰も殺したくはない
 だがな、引いてるだけの小動物、と思われても困る

 私は結構、武闘派なんだ
 貴様が最も危険だから、貴様を最初に排除する
 至極真っ当で、筋の通った話だろう

[後ろには、ロゼットがいる
正面には、私がいる
この状態から抜け出そうと思ったら
窓でも破って、ゾンビの群れの中に飛び込むか]

(206) 2011/12/08(Thu) 02時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[乾いた、発砲音
狙いは外れたのか、天井を掠めて]

 今のは、威嚇だ
 挟み撃ち、基本だろう?

 殺されたくなかったら、武器を捨ててもらおうか
 しのぶ、貴様を無力化しない事には
 おちおち、風呂にも入れんのだ

[心の中では、ろぜっとぉぉぉぉぉ、と叫んでいるけれど
真顔で言うのだから、少しくらい説得力はあるかな?]

(208) 2011/12/08(Thu) 02時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 11時半頃


― どこか ―

――…あ、れ。

[ふと気がつくと、辺りは暗く。]

俺、どーなったんだっけ……


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[武器を置け、と言うベネット
何がフェアでないのかは、わからないが、武器を置く気は無い
何もしなければ、ベネットには触れないつもりだったが
こうなると、仕方ない]

 断る

[触れてはならない、毒を盛った刃
それを力任せに振り上げる
狭い廊下だ、逃げ場などない
小さな傷一つでもつけばいい、そう言う毒だ
そしてベネットは、この毒の事を知っている
ゆえにそれを避けるなら、刃の届かぬ所まで、大きく下がらねばならない
剣道とは、面や胴など、決められた場所を叩かれないようにする物であり、素人相手ならまだしも、それなりに稽古を積んだ相手に触れられもしないなどと言う芸当は、出来やしない
だから、真剣勝負は刃が一寸でも長い方が勝つ、といわれるのだ]

(219) 2011/12/08(Thu) 18時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 絶対に当たる攻撃がないのと同様に
 絶対に当たらない攻撃などないのだよ

 威嚇にならんと言うのなら、仕方ない
 当たるまで、撃ってもらおうか、ロゼットに
 10発でも、20発でも、好きなだけ

[発砲音が、ロゼットの方から聞こえる
声を聞くに、セシルが来たようだ
何をしにきたのかは、しらないが]

 コーネリアは、巻き込むつもりはない
 元々、外に出る前にコーネリアにはヒントをやっている

[聞こえた声に、そう反応して
これでセシルがまだ、何か難癖をつけるようなら
ベネットか、しのぶのどちらかが、アンデットなのだろう
少なくとも私は、そう結論付ける]

(220) 2011/12/08(Thu) 18時半頃

メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 知らんな

[しのぶは、どうやら武器を捨てるつもりはないようだ
人を殺す者は、人に殺される事を覚悟しなければならない
彼女は銃を、離さない
なら、私は彼女を斬らねばならない]

 自分の弱さを、人のせいにするんじゃない
 人を信じる事が苦しくて、怖いなど、当たり前だ
 その恐怖を越えねば掴めないから、信頼は尊い

 掴む努力をしなかった者に、絆が手に入るはずもない
 お前が誰も信じないなら、お前を誰も信じない

 因果応報、昔からある言葉だ

[しのぶがどちらに向かうにせよ
私は、しのぶに向かって走り出した]

(225) 2011/12/08(Thu) 19時頃

/*
中発言失礼します。
あくまで俺視点ですが……共鳴者の2人は死にに行っているように感じています。
おそらく、2人が一緒にいる、離れられない、という前提を作ってしまったため、動きづらくなってしまい、物語に絡めなくなってしまった、という感じでしょうか。
そのせいで、共鳴者としての利点(遠くにいても話せる)も、意味を失ってしまいましたしね。
などを見ても、ここが『見せ場だ』と腹を括って、心中を狙っているようにも。
特にローズマリーさんの。そうでもなければ、とても銃弾を放つキャラには見えませんし。

俺は襲撃については何も言わないと言ったとおりですが、ここら辺を考えて、地上にいたらどちらかに投票していると思いますよ?
一応、ご参考までに。


/*
ですね……そんな気配がします。
共鳴者に投票するにしても、俺も、投票するとしたらローズマリーさんでしょうし。
設定も全部出されていますし、生命力的にも、残されたら、フォローがない限り、ロールに困るようにも感じますから(最悪自殺されてしまうようにも)。
そこを踏まえても、ヴェスさんには票は行きづらいかもしれません。
と言いますか、俺の勘が外れていて、本当は生きようとしているのかもしれませんし。
すみません。引っかき回してしまったみたいで。

お力になれませんが、墓下からは熱く見守っていますからね!
バーレーさんも、フォローさんも、暁さんも、見事な動きをされていますよ。
きっとこのシーンはインパクトのあるものになるはず……ご自身を信じて、頑張られてくださいね!


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[背後から数発、発砲音がした
ベネットの声は聞こえていたけれど、意識の中にそれはない
ただゆっくりと、視界が流れた
集中力の増加で、時間の流れが遅くなるのは良く知られた事
肉体はそれに追いつけないが、意識は数歩先の未来を生きている
そんな感覚を感じる事が出来るのは、私が「死」をより近くに感じているからかもしれない

銃弾が、自分の横を通って行くのが、見えた気がした]

 …――――

 俺等、と言ったな、ベネット

[声は、その場に置いて行く
意識を体が追い、体を音が追い、音の後に現実がやって来る]

(239) 2011/12/08(Thu) 20時半頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[やはり、しのぶは斬らねばならない
ベネットの音が届いた時、そう感じたけれど
私の横を通り過ぎた銃弾が、セシルの体に触れるのが見えて]

 しのぶ、私とお前の違いがわからないか
 私は、信じる者以外を殺す
 お前は、信じる者を含めて殺す

 お前の道には、救いがなさすぎる

[私は、廊下の途中では止まらない
しのぶを斬って止まるか、走りぬけて広間に出て止まるかだ
でないと、しのぶとベネットの銃に当るからな]

(243) 2011/12/08(Thu) 21時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[弾丸は、私の服や肩を掠めていく
何発撃った、と数えている暇もない
ただ走りぬけて…――――]

 ちっ

[しのぶは、階段の方へ引いて行く
追いうちは出来まい、銃に上を取られて追うのは愚かだ
結局、セシルとロゼットの前で止まる事になった]

 そうか

[降りて来た声に、私は小さく頷いた]

 反省したなら、それでいい
 奪った命を、噛みしめておけ

[そう言って、しのぶから意識を切り
対峙すべきは、ベネットか]

(256) 2011/12/08(Thu) 21時頃

― 来なかった放課後 ―

お前、絵、描くわけ?
芸術科か?――なんだやっぱり1年じゃねえかよ。
俺?俺音楽。うるせえ、こう見えても未来のソリストだぜ?

『うーす。俺もフケてきたー…って、ん?なんだそのでかい小動物は』

おー。来たかアリカワ。
あ、こいつ俺の腐れ縁のアリカワ。で、こいつは…ん、お前、名前なんだっけ。

『おおっ!あそこに見えるのは噂のローズさんじゃねえか!』

……お前人の話聞けよ。

[ゆるやかに、ゆるやかに、陽は傾いていく。]


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[どうやら、奴の銃弾も切れたよう
ベネットの銃弾は、セシルが受けたらしい
最初から、セシルを狙っていたようにも思う]

 …――――

[俺等が殺さない理由はない、と言った
それは、仲間がいるって事だろう
ただ、今は]

 セシルに免じて、引いてやるか

[そう呟いて、意識を緩めた]

(259) 2011/12/08(Thu) 21時頃

ランタン職人 ヴェスパタインは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 21時半頃


メモを貼った。


―食堂の扉を出て―

[テラスを抜け、食堂へ渡る
 そこで、熊を引き連れた男は、確かに何かを目撃したのかもしれない。
 女生徒の魂――――逝人はその場にはいただろうか。
 何が行われていたのかは、今はまだ、語らない]

 ……………………

[どれだけの時間を過ごしたのだろう。やがて男は、食堂の扉を目指す。
 中で行われている出来事を、最後まで己の目に焼きとどめるため。
 はたして、熊以外の同行者はいただろうか。
 男は、閉ざされた扉をすり抜け、残された者達が集うフロアへと進入した。
 この場にいる生きた人間は、誰がいたのかは分からない。
 けれど、男は生者のかわりに、座り込んだ小さな逝き物をその双眸に捉えたのだった]


 猫さん…………

[そこには、心細そうに顔を撫でる猫の姿が。
 死体は、周囲には見当たらない。きっと、どこか別の場所で命を落とし、ここまでさ迷ってきたのだろう。
 長身の男は屈みこみ、そっと猫を抱きあげた]

 苦しくは、ありませんでしたか。
 サンテックスさんとは、最後まで仲良くされていましたか。
 もし、そうでしたら……せめてもの、救いですよね。

[猫に、そっと頬ずりをする。これまで望んで叶わなかった行為ではあるけれど、心に宿るは喜びではなく、寂しさと、ほんのかすかな暖かみ。
 その感触が、再び男の記憶を呼び覚ます――――。
 そうだ。少し前に、男の喪失の話をした。
 これだけでは救いようのない、悲しいお話だっただろう
 ならばこの間に……もう少しだけ、語りつないでおこうと思う。
 再び過去に立ち返る男を、扉から鼻先だけを突き出した熊が、きょとんとしたまま見つめていた]


―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で―

[死んだのだ、と男は思っていた。
 ベッド回りのカーテンを閉ざし、虚ろな瞳で揺らぎを見つめる。
 遠くに感じる白布を網膜に写し込みながら、死んだのだ、再び思う。
 ダンプに撥ねられた代償は、多大な後遺症を男にもたらした。
 T7胸髄損傷。それは、戻ることのない下肢機能の喪失。
 豪快なリフティングも、打突における踏み込みも、ただごく自然と歩くことすら、もう叶わない。
 力に過大な信頼を、過信を抱いていた男にとっては死の宣告も同様で。耐えがたく。堪えがたく。
 けれど、自死など決してできない。そんなことを行えば、耐えきれずに『死んだ』と嘲笑う奴らが、きっといる。
 絶望に打ちひしがれながらも、なお灯るつまらぬ自尊心。
 同時に、そんな内心を、まだ、彼らの故郷へと隠居してはいなかった両親にも、リハビリをすすめる医療従事者にも吐き出すことができなくて。吐き出す奴らは弱者だと、いまだに思い続けていて。
 『死んだように』の言葉に相応しく、ただ食事を摂取し排泄し、整えられた環境の中、浅い惰眠を貪る日々を過ごしていた。
 壊れた心と、体のままで]


[そんな日々をどれほど過ごしたことだろう。
 ある日、男のもとに妙な闖入者が訪れた。
 無気力に見つめるカーテンが小さく揺れたかと思った瞬間――――。
 ベッドの上に、男の胸に、その来訪者は飛び乗っていたのだった]

 ね……こ……?

[白い毛並みがシーツの色と混ざりあい、男は思わず目をしばたたせる。
 なぜ、こんなところに猫がいる?
 ここは、入院患者の集う大部屋であったはず……。
 その疑問に答えるように、詫びを入れながらカーテンを開けた老人を見て、今度は目を見開いた]


 ティモシ…………先、生

[見つめる先にいた人物は、高校時代の恩師、ティモシー。
 そうだ。彼はあの頃から老人だった。
 印象こそ薄かったが、気弱ながらも優しくて、だから、男が心の中では見下していた教員だった。
 ティモシーは男のことを、すぐに思い出してくれた。
 ヤチグサさん、と笑いながら語りかける彼のくりくりの瞳が、嬉しそうに細まっている。
 どうやら、彼が顧問している生物学部の学生が、体調をこじらせ入院してしまったらしい。
 猫がとても好きな子だから、連れてきたら逃げられちゃった。
 そう言って微笑むティモシーの顔は、男の容体も、そばに置かれた車いすにもまったく頓着した様子はない。
 それで、ヤチグサさんは、どこか悪くされてしまったんですか?
 かつての教師は、制服を着ていたそのままの頃と同じように、下肢不随の男に問いかけたのだった]


[なぜ、彼に全てを語ってしまったのだろう。
 なぜ、辛い心情も吐露したのだろう。
 べったりとお節介を焼かす相手を、鬱陶しく感じるのは男も同じ。
 けれど彼は、こちらへの関心もそれほど強くなく、微かなつながりを持った『他人』。
 そんな絶妙な距離感が、心地よかったからかもしれない。
 全てを吐きだしきった時、空虚な男の胸には確かに、淀んだ何かを排泄しきった、わずかな充実感に満たされていたのだった]

 俺はもう、終わりだ。
 こんな体になってまで、生きている価値なんざ、ない……です。

[久方ぶりの慣れない敬語を交えたのは、いったいどんな心境の変化か。
 ティモシーは、違う、とも、そうだ、とも言わなかった。
 ただ、うんうん、と頷いていた挙句に、うーん、と一人悩みこんでしまっただけだった。
 胸の上にいる猫は、つまらなそうに欠伸をしている。
 そんな1人と1匹の様子に、思わず頬が緩みかけた瞬間、思わぬ言葉が、男に告げられたのだった]


 …………は?
 え、えぇ。確かに、やりはした、が。
 きょ、教師、だ、で、ですか? あの教育実習なんて、ただの気まぐれ……
 ……本気で、この、俺が?

[ティモシーはにっこり笑いながら、迷いなく男に告げてくる。
 確かに、教育実習は行った。ただ、それは公務員試験の面談において、プラスになるかと思っただけのこと。
 本気で教員になるつもりなど、微塵もあったわけではない。
 けれど、語りだしたティモシーの熱は、収まらない。
 学園が最近、バリアフリー回収を行ったんです。
 せっかくやったのに、効率的に使ってくれる人がいないと、もったいないじゃないですか。
 来てくれたら、嬉しいな。
 だってね、あなたがその障害を乗り越えて、たくましく教壇に向かう姿は、生徒たちにも希望与えてくれるんじゃないかと思うんだもの。
 いいじゃないですか。やってくださいよ。
 動物、好きだったでしょう? 学園だったら、猫、いるよ]

 は、ははは……。


[ティモシーへの答えを保留にしたまま、男は小さく笑いだす。
 目元に、うっすらと涙をためて。
 新鮮だった。下肢不随だなんだの事情には、変な気後れは一切持たず。
 ただ、まるで思いつきのままに、無邪気に誘い込む存在が。
 リハビリもまるでやらない己が、当然そうなるかのように、彼の言葉には迷いがない]

 気が向いたら、考えてみ……ま、しょうか。
 俺みたいなムサイ男が教師になったら、生徒が可哀そうかもしれませんけどね。

[本当に、『希望』なんて与える力があるかどうかは分からない。
 けれど、強者としての力を失った己が、かわりそれを手にすることができたなら。
 『死んだ』ままの今よりかは、少しはマシな生き方ができるのかもしれない。
 単なる気まぐれだったのかもしれないけれど、男は新たな生きがいを持つとともに、誘ってくれたティモシーに対し、大きな恩義を感じていた。

 『車いすの教師』が学園に舞い降りたのは、それから1年後のことだった]

―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で・了―


―食堂の扉を出て―

 あなたは、あれから何代目になるんでしょうか。
 あなたのご先祖様は、俺がこうして教師となる、ちょっとしたきっかけを作ってくれたんですよ。
 感謝、しています。

[猫を抱きしめながら、記憶の蓋をそっと閉ざした。
 男にとって、誰かに語るに値する話など、これ以上はきっと出ない。
 ただ、死してなおこう思えるのは、幸せなことではあると思う]

 ……この学園に、これてよかった。

[遠くから聞こえる銃声が、存在なき男の鼓膜を刺激した。
 そうだ。志半ばで倒れようとも、これてよかった、この気持ちに嘘はない。
 ならば、己は行かなくては。この場には、男にそんな思いを与えてくれた、学園のみんなが待っている。
 あの世の猫を抱き、あの世の熊を引き連れ。
 男は音源の方へと向かって、歩みをすすめていったのだった**]


― いつか ―

[辺りは暗く、体は鉛のように重い。白い影がそこら中にちらちらとうごめいているように見える。まだはっきりしない頭で、ぼんやりと考える。あれは、いつ、どこだったっけ。誰と一緒に、いたんだっけ。しばらくの間、記憶の片隅を探って]

……あーあ。

[長い沈黙の後、ぼそりと呟いた。]


そんな思い出があったら、よかったのに、なあ…


[そう、本当は気づいていた。それは訪れなかった、ほんの少しの未来の記憶。
涙は、もう流れない。淀んだ沼のように、ただそこにとどまっていた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン

[ベネットの意識が切れ、コーネリアがそれを支える
彼が床に堕ちるのを見てから、野太刀を鞘に戻した]

 …――――

[ちらり、近くで崩れるセシルと、それに縋りつく会長
そして、ロゼットの方を見る
彼女は、ふらふらと何処かへ離れていく
本当は、追うべきなのだろうけれど]

 …――――

[少し、落ち着かせてやった方が良いのだろう
そう思って、彼女を誰も追わないなら、見送る事にする
誰かが追うなら、無論それを止めにはいるけれど]

(276) 2011/12/08(Thu) 22時頃

【人】 ランタン職人 ヴェスパタイン


 …――――

[極限の集中の後にやって来る、神経の疲労
物理を超える意識の加速は、精神の消耗を意味している
ふぅ、と一つ息を吐いた]

(283) 2011/12/08(Thu) 22時半頃

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