人狼議事


246 とある結社の手記:9

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視点:


【人】 子守り パティ

――昨夜のことです――

……そうね。
一度そうだと思ったことを、自分でひっくり返すのは、むずかしい。

[>>3:378頑固だよなと言われて、素直に認めます。特にここに来てからはそのきらいが強いように、自分でも思います。
 正直なところ、今朝が来るまでは本物の占い師は、ピスティオかイヴォンさまだと思っていたのです。
 そうでなければ、ノアさんを怪しんで、票を入れるなんて言ったりしません。
 占い師のふたりは投票から外すつもりだったから、それから出てきた、ただ死にたくないだけの狼の逃げ道に見えてしまって、あたしは凶器の白い紙を振りかざしたのです。]

(9) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

【人】 子守り パティ

うん、……うん。

[いくらか続くピスティオの説明>>3:381を、ときどき同意の意味で頷きながら聞きます。
 あたしは、占い師はどうしてもひとりだと思いたかったので、ピスティオの様子には賛同できません。
 狼がいて、霊能者もいて、共有者もいて、占い師のことだけ間違いがあるというよりは、結社のお人も少しくらいはまっとうなことを言うのだと思うほうが、納得できたのです。]

(10) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

【人】 子守り パティ

そうね。
もっと言うなら、奥様の潔白を晴らすために占おうっていうのが、一番信用できない理由かもしれない。
まだ、「自分は嘘をついて騙そうとした、奥様が本当の占い師だから疑わないで」って言ってくれたほうが、よかったかも。

イヴォンさまが勘違いしただけで、あたしを狼だって言いたかっただけなら、それでもよかった。
でも、そうは言ってくれなかったから、あたしは考えを変えられない。

ピスティオが本物なら、偽物の奥様よりももっと他の人に使ってほしいって思っちゃう。

[理由がわからないから狼の仲間はふたりいない、よりも、理由はわからないけど狼の仲間がふたりも出てきている、と考えてくれる人のことを、あたしは信じたいと思いました。
 きっとこれも、思い込みのひとつなのですが。
 自分に近い考えの人を信用したくなるのは、しかたのないことだと思います。]

(11) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

【人】 子守り パティ

……うらむことで偽物なんて言ったりしない。
うらんでも、いいよ。

――――うん、家族がいないって、いいことなの、かもね。

[それは手元の凶器を誰に振りかざすかの宣言と同じでした。
 最後の一言は思ってもないことではありましたが、なぜだか滑るように口から出てきてしまいました。
 あたしはどんな顔をしていたでしょう。ピスティオの目が、まっすぐ見られなかったのは、確かです。]

(12) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

【人】 子守り パティ

[あたしは、狼を捕まえたいんじゃなく。
 人を殺めた誰かを、捕まえたいのです。

 その仲間も、犯人探しを惑わす嘘つきも、みんなみんないなくなってほしいと、ほんの短い瞬間でしたが、思ってしまったのです。]

(13) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

【人】 子守り パティ

――朝――

[ソファで眠っていたあたしは、人の入ってくる気配に目を開けました。
 あたしを食らいに来た狼ではなくて、結社のお人でした。箱を開けて、票を数えて、客室の場所を確認していました。
 そうして、ピスティオの声を聞きました。
 息を呑んで、そして、もう一度目を閉じました。

 願わくばリンダさまが、一言あたしの憂いを払ってくれますようにと祈りながら、また、浅く眠ります。
 いえ、モンドさんが降りてきたのに気づきませんでしたから、案外しっかりと、眠り込んでしまったのかも、しれません**]

(14) 2018/07/31(Tue) 12時半頃

子守り パティは、メモを貼った。

2018/07/31(Tue) 12時半頃


良いのよ、ピスティオ…
私はもう、疲れました。あの人の元へいかせて頂戴…

……。
慣れないことはするものじゃありませんね!

せめて一匹くらいはと、思ったのだけれど…
せめてあなたのちからにと、思ったのだけれど…

ピスティオ…生きて頂戴。


ベッキー!
ピスティオをよろしくおねがいするわ […フフッ]

[そうして、女は扉の向こうへと連れ去られた。]


ほほほ…
いやね!ウチの息子ったら。
あんなに取り乱して…なんて心もとない、跡取りね……

[そして女は結社員へと振り向き。]

さあ。
あなたには、あなたのお仕事があるわね。**


【人】 子守り パティ

――それから――

……いけない。

[眠ってしまっていたのに気づいて、ゆっくり身体を起こします。
 満足するほど眠っていませんから、頭が重くて、長く息を吐きました。
 胸の奥がぐるぐると気持ち悪くて吐き気がするのは、寝不足のせいでしょうか。それともいよいよ、身体が耐えられなくなってきたのでしょうか。
 どこかから生臭いような鉄のにおいを感じて、口元を抑えます。
 せり上がるものを飲むと、喉が焼けるようでした。]

(26) 2018/07/31(Tue) 20時半頃

【人】 子守り パティ

……モンドさん。

ええと、その……おはようございます。

[あたしとしては、モンドさんが無事に今朝を迎えたことは喜ばしいことではあったのですが、どろりと陰鬱な空気を纏って、アルコールを煽る様子を、喜んでいいものとはとても思えませんでした。
 声をかけたものの何を言うべきか迷って、結局何でもない朝の挨拶をしただけです。]

(27) 2018/07/31(Tue) 21時頃

【人】 子守り パティ

[受け取ったオレンジジュースを、舐めるように口に含みました。
 他の人と違って水でないのは、ロイエが昨日語った昔話のせいでしょうか。
 甘酸っぱい味が、少しだけ意識をはっきりさせます。

 麻袋が、運ばれていきます。]

……また、だれか、ころされたの?

[誰宛ともなく、問いかけました。
 それが誰かを、認識することさえなく。
 なんとも無知で、愚かで、寂しい問いかけでした。]

(41) 2018/07/31(Tue) 22時頃

【人】 子守り パティ

[あたしの問いに返事はあったでしょうか。
 いずれにせよ、イヴォンさまが宿を去ってしばらくしたころ、リンダさまが堰を切ったようにお声を上げられて、あたしの意識はそちらに向きます。
 恐怖に満ち満ちたお声でした。息を荒げて、拒絶に喘いで、崩折れました。尋常でないことなのは、見て取れます。
 はらはらと見つめていることしかできませんでしたが、最後に絞り出された言葉に、ああ、と息を吐きます。

 あの方は狂ってしまわれていたのだと、ただ、それだけ思いました。その時は。]

(43) 2018/07/31(Tue) 22時頃

【人】 子守り パティ

[はっと目を見開いたのは、その後です。
 モンドさんが呆然と言葉をこぼされて、ボタンを掛け違えていたことに気付きます。

 イヴォンさまが、狂った協力者だということは。
 ピスティオは、本物の占い師だということになります。

 ピスティオが昨日、狼だと語ったのは――モンドさんです。]

(44) 2018/07/31(Tue) 22時半頃

【人】 子守り パティ

[あたしは、モンドさん自身が狼であるかどうかは、どちらもありうると思うようにはなっていましたが、モンドさん本人は違うでしょう。
 今日は、何かお話してくださるとのことでしたが――あたしは、固唾を呑んで、リンダさまを見ていた時よりずっと、はらはらとモンドさんを見つめていました。]

(46) 2018/07/31(Tue) 22時半頃

【人】 子守り パティ

[ルパートさんが来たら、とモンドさんは言います。
 確かに、昨日一番モンドさんのお話を聞きたがっていましたから、当然のことです。
 宿の主を待つ間、あたしは、もうひとつの可能性を探します。]

ねぇ……待って。
確認したいんだけど、霊が見える人は、もういないのかしら。

[何かがおかしいのです。何かが。
 イヴォンさまが本当の占い師だったとしたら、あたしを狼とは言わないでしょう。
 イヴォンさまが狼の仲間でいらしたなら、ピスティオが本物でしょう。
 そうしたら、モンドさんが狼ですが、もうひとつ。
 リンダさまが間違っている可能性はないのでしょうか?]

(65) 2018/07/31(Tue) 23時頃

パティは、ピスティオをちらと見やります。この発言は、彼の逆鱗に触れかねませんから。

2018/07/31(Tue) 23時頃


【人】 子守り パティ

[その場に集っていく人々を数えて、数えて、数えていました。
 ピスティオが、ロイエが、ルパートさんがいます。
 ラルフさんも、リンダさまも、ノアさんもいます。
 いないのは、イヴォンさまを除けばひとりだけ、なのです。]

……、

[ふるふると、首を振ります。モンドさんの言葉も、耳を触れては通り抜けていきます。
 まともに聞こえた気が、しません。]

(92) 2018/08/01(Wed) 00時頃

【人】 子守り パティ

[あの麻袋を赤く濡らしていたのは、誰でしょう。誰、でしょう。
 わかっていたとしても、受け入れるのは、むずかしいものでした。
 手を伸ばす先が、もう、なくなって]

……やめて!!

[ロイエの告白>>82>>83に、あたしは思わず叫んでいました。
他にいないのかと聞いたのは、ほかならぬあたしですが。
 聞きたくないと思ってしまいました。今、今、ロイエの口から、イヴォンさまは人狼だったと聞けば、無条件に信じてしまいそうなのです。
 それが、例えば偽りだったとしても。]

(101) 2018/08/01(Wed) 00時頃

【人】 子守り パティ

[ロイエへの静止は、意味を成しません。
 ただ、告げられた言葉>>108は、また、想像とは違ったものでした。
 よかった、と思ってしまいました。今イヴォンさまを狼だと言われたら、本当に、それがどんな慰めの虚言でも信じてしまうでしょう。
 その懸念だけは晴れました。けれど、人殺しをしたことを、票を投じた相手が人間と宣告されて安心するなんて――

 もう、自分の考えていることがわからなくなりました。]

……やめて、もう、何も言わないで……

[ルパートさんが厳しく言葉紡ぐ>>105>>112>>113のを、聞いて噛み砕いて受け入れる余力は、あたしにはもうありませんでした。
 思考が止まっても何も変わらないのは、わかっています。わかっていてなお、あたしは頭を抱えて、俯いて、これ以上考えるのをやめてしまいました**]

(115) 2018/08/01(Wed) 01時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 01時頃



酒って、元気いっぱいで、胸を張って、お喋りしてのむものだと思ってた。
けど、モンドさんは、痛そうだ…。

泣いてないのに、泣いてるみたいだ…



ティオ…兄ぃ?
どうしてそんなに拳骨を握りしめているの?
どうしてノアおじちゃんをそんなふうに呼ぶの?
どうしてそんなに…怖い顔をしているの?


ねえ、ティオ兄ぃ。
遊びにいこうよ。川に飛び込んだり、魚とったりさ。
竿と糸で魚釣りするやりかた、教えておくれよ。

ねえ…

ねえ…。兄ぃは。もう、笑わないの、かなあ?

[固い表情のティオ兄ぃをみているのがつらくて、俯いて…涙が散った。
もう泣いてはいけない。泣いてはいられないと誓ったのに。今は涙が止まらなかった。
]


─ユージンの部屋─





 [部屋の中には、暗がりがある。]



 


[部屋に来た誰にも、きっとそこには暗いものがあるとしかわからない。]


 ……      


[寝台の影、床の上。べちゃりとした粘度のある赤い赤い赤い海のその上に、

「ソレ」は、長身の膝と腰を折ってだらりと長い両腕をだらりと床につけて、裂けたような首をグラつかせ、腹部からもだらだらと──今も、血を流し続けていた。

じわりと、幻のように暗い血が床に広がっていく。]

[陽気な男の顔は、俯いて、陰になって見えない。
ちょうど、帽子をかぶっているときのように。]
  


[そうして「それ」は、]




  ァ     


 


[それは音にならない声。けれど喉に空いた穴からひ、と引き攣れるような空気音めいた音を伴って]



  イ

           た

              イ



["呻いて"いた。]


[いたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたいいたいいたいたいいたい]


[モンドが来たときには、まだ"寝転んでいた"。



ただ、それは。


その肉の塊は、あまりに赤かった。


それは、あまりに無残だった。]


[麻酔もないまま、体の奥を弄られるということがどういうことか、わかりたくもなかった。



ただこれまで感じたことのない痛苦だった。

痛みだった。

それしか考えられないくらいの、
声も出せなくなるくらいの。

リンダが赤いと表現したのも、
なるほど頷ける話だった。]




[────まともな、思考が


       残っていればの話だが。]

 



[首を落とすために、頭だけを前に差し出したような、違和感だらけの不自然な恰好をした男の、顎からどろりとした赤黒い液体が伝って床に落ちていく。]
 


[誰が訪れても、その姿は見止められることはない。ただ、そこにあるだけだ。]



[ 『いいよー。気にしないでって。
    …… 覚悟はしてたよ。』 ]

[いたい]
 [いたい いたいよ]

[ああ 見てたよ。サイモンのことも]
 [いたい] [思考が軋む]
[覚悟ってなんだっけ]

[思考が溶けていく]


[崩れていく。壊れていく。失われていく。

頭の中に、泣いている声が怯えている声が不安そうな声が。
繰り返し繰り返しリフレインしている。

もう泣いていないだろうか。
── 怖がってはいるかもしれない。

不安そうな、怯えたような、
それは、弱い弱い──人間の声だった。

強がって、まともでいようとするさまが、
綺麗でいようとするさまが、かわいそうだった。

誰かを殺してしまうことに怯えるのだって、
怖いと思うのだって、疑うのが、嫌なのだって、
だって、すごくすごくあたりまえのことだ。]


[普通の人間なら。

  誰だって思うことだ。

お前を殺すと名指されたら、恐ろしく思うに決まってる。]


[ぇぼ。とくぐもった音がした。流れ出していく血の量が増える。ぐじゅぐじゅにされた腹から覗く赤い塊からも、ぼた ぼた。と固形物を含んだ粘度のあるものが落ちていく。]


[ああ、でも。こんなに死ぬのが苦しいなら。

──オレだって、誰かに。 たすけてほしかった。]

 







[ 『また機会があるよ。
   じゃぁさあ、
   次はラルフから誘ってほしいなー』 ]



[そんな機会は、もうこない。二度と。]


[暗がりに取り残された男の全身は、まるで赤い泥を塗りたくったように固形ぶつ交じりの汚い湿り方をしていて

いつも飄々と笑っていた口は、
薄く、半開きになったまま、
声を発するでもなく、血と呻きを垂れ流している。]
 



[ ああ。でもそれも、天罰なんだろうか。

ワンダを殺したことの。イヴォンを殺したことの。]



[── 知らないところで、他人が死んでも。


   そんなことは知らないと、
     人狼を見逃したことの。]


 


[この村に来る前の話だ。


人狼の襲撃現場に、居合わせたことがある。、


採集に行った森の中で、その死体は、腹をえぐられながらも
──濁った眼で、こちらに首だけを向けていた。

まだ生きていたのか、助けを求めようとしたのか。
喘ぐようにぱくぱくと唇だけが動いた。


死体の上に馬乗りになっている影に気がついたのは、
そのあとのことだったのを、イヤにはっきり覚えている。]


[死体と、殺した人間。 ───どちらも。
どちらも、知り合いだった。]



[ 『今日はやめるって言ってたのに、どうして来たの』 ]


[真っ赤な口をしたまま、あんまりいつもどおりみたいに話しかけられて、頭が混乱したのを覚えている。

その時も、声が出せなかった。]


[足がはりついてしまって動けないまま、
またがっていた方が、
口元にはりついていたそれを飲み下すのが見えた。

襲撃者が、淡い栗色の髪を払う。
髪をまとめるスカーフが少し揺れる。
現実感がなかった。


遅れて、殺されるかもしれない。と、思った。


それで、ぞっとしたのを覚えている。]


[ただ、でも。

  結論として、そうはならなかった。]
 
[ならな、かった。]


[頬を真っ赤に染めている血に、
一滴ぶんだけ。

血を洗い流したように筋が見えた。]



 …逃げなよ
 『逃げなよ』



[はじめて出せた声は、
相手のそれと被った。]


[ハア? と、向こうが先に目を丸くした。
状況がわかっていないと思われたのかもしれなかった。自分だって、襲われるかもしれないということに、こっちが気づいていないと思われたのかもしれなかった。
彼女は、蓮っ葉に小さく噴き出して]


『……今はおなか一杯だから、見逃してあげる』


[それが、これまで。──好きだった、初恋だった彼女の笑顔とまるきり同じで、喉から声が出なくなった。]


[── なんで。とか、どうして。とか、
そういうことを何も言えないまま。


じゃあね。と短い別れの言葉ひとつで
彼女は、村の方に戻っていった。]


[死んだ友人との間に何があったのか、
詳しくは知らない。

ただ、小さい村だったから、
その事件は大きく騒ぎになって。


でも、野犬のしわざだろうと。

最終的にはそういうことでカタがついた。]



[あんなに、(こんなに)腹を暴かれて
食い散らかされていたのに。]

[助けを求めるような顔で、濁った眼をさらしていたのに。
犯人は捕まらないまま──誰も彼もが、
だんだん彼のことを口にださなくなった。]


[それでも、]


[人狼だとかなんだとか、そんな不確かな話で、
村がざわついている間。
通報は、──誰にも、しなかった。]


[彼女を、大切に思っていた。
 そのせいだったかもしれない。]


[それとも、
 あの涙を見てしまったせいか。]


[答えは出ていない。ただ、少し。
少しだけ、──彼女については。
人狼として抱えるものに触れてしまったのが
きっと、それがだめだったんだろう。]


[彼女は気まぐれなのか、黙っているなら構わないと思ったのか、自分のことを襲うことはないまま、時間だけが過ぎていった。

村の人間には、深くかかわらないようになった。

表面だけ、愛想をよくして。
深いところには、なるべく触れない。

そういう生き方になった。


───そうしてたまに、人がいなくなったと

そんな噂話を聞くようになった。


そうして17になるころには、幼馴染だったうちの片割れのひとりも、いつの間にか村から消えていた。]


[多分、──たぶん。彼女は、今でも。
 少しばかり泣いたりもしながら、


──人を、食べて生きてるんだろう。]


[宿屋の主人に、人間じゃない残念だといわれても、曖昧に、笑うしかできなかったのは。


人殺しを見逃した自分だって。
他人の死を許容したって意味では、


人殺しの、同罪だと思ってたからだ。]





[──まともじゃないんだ。はじめから。]

 


[人間は嘘を吐く。大事な人を庇う。

他の誰がどこか死んでたって、
そんなのは見てみないふりができる。]
 

     [ ぐゥ と、喉が鳴った。]


[だから、イヴォンの行動にも、
 ──自分が真っ先に気づいたんだろう。]


    ぅ ぇ

            ぶ  ァ  …ッ

[せりあがる気持ち悪さに、半開きの口が震える。そのまま口は『中身』を吐き戻した。丸めた背中が痙攣する。]


[いたい]

       [苦しい]

 [もう楽になりたい]
 


[──許して]

 
[許して、助けて、殺さないで!]


[ああ! だけど、だけどだけどだけど!]


[この痛みは、苦しみは!]


[オレが今まで、
 見ないふりをしてきたものだ!]


 




[許して? 助けて? 殺さないで?]


[そんなの、何十回、何百回。

これまでに食われてきた人間が、
そんな思いを抱かなかったなんて。


そんなことはありえない話だ。]


[ああ。だって、だって。]


[だって、こんなに

 熱いのにさむくて

   苦しいのに息が吸えなくて


目の前が真っ暗で脳髄が、黒に押しつぶされる。

寂しく寂しくて──


黒い沼の落ちるみたいに、怖いのに。]



[──こんな こんな。


          こんなことは。]





[──── 許せるわけが、ないじゃないか**]

 


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 子守り パティ

[どれほど頭を抱えても、耳をふさいでも、完全に聞こえないのはやっぱりラルフさんの声だけです。
 手のひらと指の隙間から、聞きたくもない声がざらざらとこぼれてやってきます。
 やめて、も言わないで、も聞きません。
 あたしは、とうとう、]

……じゃあ、

[震える声を絞り出して、立ち上がりました。]

(157) 2018/08/01(Wed) 10時頃

【人】 子守り パティ

じゃあ、誰なんですか!?
あたしだって信じてた、占い師が多かったら早く進むかもしれないと思ってた!

[勢いがよすぎてグラスが倒れ、残っていたオレンジジュースが床を濡らします。
 けれど、そんなことにかまっている余裕はなく、あたしはルパートさん>>113をきつく見据えました。]

(158) 2018/08/01(Wed) 10時頃

【人】 子守り パティ

だけど、真正面から指をさされてあたしはマリオを殺すことに加担した狼だって言われたのよ!?
よりによって、マリオを、あたしが、あたしじゃなくてもあたしの仲間が殺したって言うのよ!?
確かにあたしには仲間がいた、あたしの潔白を証明してくれる仲間がいた!
ピスティオを人間と言いたいだけなら、あたしを狼だなんて言わなければよかった! あの人は嘘つきの証明を自分でしていったの!

[もう、年上の、目上の人に言葉を改める余裕もありません。
 あたしの口から、どろどろと溜まり続けた膿が流れ出します。]

(159) 2018/08/01(Wed) 10時頃

【人】 子守り パティ

その人を、人間だと思うから占うだとか、大切な人を護るためだけに能力を使いたいだなんて言われたのよ!
狼なんていなかったらこんなことにはならなかったのに、狼を探すより嘘つきが人間か証明したいって言われたの!

誰かを疑わなきゃいけないのに、そいつらを疑う前に優しさを信じてやれって、出来るんだったらやってみてよ!
必死だったら狼じゃないの? 仲間じゃないの?
優しさを信じたら誰を疑うのよ? 言われたあたしが狼? モンドさん? ノアさんかピスティオ? ロイエかリンダさまもどっちかは嘘つきだわ!
言ってみてよ、誰がマリオを殺したの!?
誰が、ユージンさん、    を、

(160) 2018/08/01(Wed) 10時頃

【人】 子守り パティ

[口に出したら、もうおしまいでした。
 今まで必死に遠ざけようとしていた事実ががっくりとあたしを押しつぶすようで、膝が震えて、床に手をつきました。]

う、

[はたり、と、オレンジジュース以外のもので、ひとしずく床が濡れます。
 けれどそれ以上は、歯を食いしばり、床に爪を立てて、必死にこらえました**]

(161) 2018/08/01(Wed) 10時頃

メモを貼った。


子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 21時頃


えっぐ。えぐ。パディ゙ぃ゙。
兄ぃが。こわいか、お。ぐすっ。

[
けれど、ピスティオの怖い顔をさけて、縋る先のパティは、いろんなことで精一杯でした。初めて聞いた、いとしのパティの大声に、おとこのこは心底、びっくりしてしまったのです。
]

ひっく゚。
……ゔあ゙あ゙あああああん!!!

あ゙あ゙あああああ、っーわ゚あ゚ああああああああああ!!!


泣きました。吠えました。大好きな人が怖かったせい?もちろんそうですけれど、それだけではなく。


[大人達のお話を、しっかり聞いていたから。人狼にころされた、かわいそうな、小さな子供の――]

あああああっ
おれっ、おれっ…。しんだんだ!

やだぁああああ!

[げんこつをふりまわすと、テーブルの酒瓶をするする通り抜けます。大きな声で暴れても…
だあれも、いやなかおひとつ、しないのです。
]


ころんで、ばたばたして、…やがてつかれて、おとなしくなるでしょう。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 子守り パティ

……うん、だいじょうぶ、うん。

[ベッキーの声に、触れてくれる温度>>240に、頷きます。
 爪には、床材が削れて少し挟まりました。子供の相手のためにほとんど伸びていないそれは、傷をつけた程度しか、削りませんでしたが。
 ゆっくり、顔を上げて、それから起き上がります。
 怒るのも嫌がるのも仕方ない。ルパートさんも、そう言いました。
 それで納得しきれたかといえば、嘘ですが。
 止まっていてもしかたないのは事実です。]

(261) 2018/08/01(Wed) 22時半頃

【人】 子守り パティ

……あたし、イヴォンさまに優しさがなかったなんて、思ってないわ。
優しさがあるかないかと、その人が狼かどうか、嘘つきかどうかは、別、って、思ってるだけ……です。

[思い出したように、ルパートさんへの言葉遣いを直します。
 もう、今更かもしれませんが、あたしなりの礼儀です。]

ピスティオを守りたくて、占い師だって嘘をつく優しさも、あるとは思ってます。……あたしには、わかりませんが。
ルパートさんの言うとおり、疑って人狼を探すのと、他人に心がないと信じ込むのは別の話です。

(262) 2018/08/01(Wed) 22時半頃

【人】 子守り パティ

みんなを見てれば、わかります。
狼にだって心はあるんでしょう。
だから、優しい人を狼じゃないと信じることはしたくない。

[ピスティオへの言葉は、確かにかなりきついものがあったでしょう。
 それは、謝らなくてはならないかもしれませんが。
 少なくともイヴォンさまの件については、違うと思いました。
 ……彼女は、本当は、本当は優しい人でした。そんなことくらい、知っています。]

(263) 2018/08/01(Wed) 22時半頃

【人】 子守り パティ

あたしの考えの中では、イヴォンさまが狼でいてくれたほうが、都合がよかったんです。
優しい、もしかしたら本当の占い師かもしれない息子を本気で守った、狼であってほしかった。

でも、違ったんです。だから驚きましたし、混乱しました。
そういうことです。

それだけ、わかってください。

[ただ見ていることはできない、というルパートさんへの反論は、それでおわりです。
 あたしだって、誤解されたくありません。]

(265) 2018/08/01(Wed) 22時半頃

【人】 子守り パティ

[それから。

 ロイエの告白には驚きましたが、同時に信じがたくもありました。
 なにより、狼が討たれたことを知ったのに黙っていたことは、あたしの中では許しがたい行為でしたから、何を言われても、不信感が拭えません。

 みんなが消去法の話になっていくのに、少しだけ悲しい思いになりながら――だって、決まってしまうのです、狼かもしれない人が。
 見るべきものが定まっていくのには、心が静かになっていきます。
 波立っていたのが、穏やかに。視界が少し、明るくなりました。]

(267) 2018/08/01(Wed) 22時半頃

子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 23時頃


【人】 子守り パティ

[あたしは、とにかく、誰かを殺めた誰かのことが、受け入れられませんでした。
 はじめの二人の時点から、そうです。
 この宿に閉じ込められても、なおその牙をおさめないというのですから、もう、票を投じるしかありません。

 入れたくないなどと言っても、自分の票がただの無効票になるだけなのだと、思っていました。]

(272) 2018/08/01(Wed) 23時頃

【人】 子守り パティ

[けれど、ラルフさんからメモを見せられて、あたしははじめて、一票がどれだけ重いか、気づいたような心地でした。
 あたしは人間で、共有者で、潔白が証明されています。

 そのことが、決定権を持つ可能性など、考えてもみませんでした。
 叶うことなら誰かに譲りたいですが、絶対の、100%と言える相手は、自分しかいません。]

(273) 2018/08/01(Wed) 23時半頃

子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/01(Wed) 23時半頃


【人】 子守り パティ

……ねえ、ラルフさん。
あたしは、誰と、どうすればいいのかしら。

[「票をまとめろ」と書いてありました。自分の意見に誰かの意見を乗せる恐怖を持てと言われたのです。
 ……あたしが今日書きたい名前は、実は決まっていました。
 けれどそれが、真実かどうかは、わかりません。
 そんな責任を、どう追えるのでしょうか。

 ラルフさんとモンドさんを、それぞれ交互に見やりました。]

(278) 2018/08/01(Wed) 23時半頃

【人】 子守り パティ

……、

[ラルフさんの書いたメモは、あたしには少しばかりショックなものでした。
 ロイエです。あの、霊能者と名乗った、ロイエです>>284
 あたしも確かに、彼女の言い分を信じられていないうちの一人ではありましたが、今ロイエとリンダに手を出すのは、賭けだと思っていました。]

……わかった、ありがとう。

[けれど、ノアさんとピスティオのどちらかが狂人だと考えるなら、そこにいるのはもう、どちらかが狼だろうという予想だけです。
 ならば、探す範囲が狭い方に絞るというのは、割合と間違っていない気もしました。]

(303) 2018/08/02(Thu) 00時半頃

【人】 子守り パティ

[間違えてはならない手です。
 ですが、あたしの中にあるもうひとつの懸念を、新しいメモをもらって書きつけます。

『ロイエとリンダさまは、どちらかが狼だと思います。
 だけど、ここを決めるのはまだ早いと、あたしは思ってました。
 ルパートさんかスージーか、どちらかにするつもりでした。
 可能なら、ルパートさんへ。

 ノアさんとリンダさまが本物なら、どちらも。
 ロイエだった場合でも、どちらかが必ず。
 ピスティオとリンダさまが本物だった場合は、確率が下がってしまうけど……

 可能性で話せば二人ともまったく同じという状況ですが、スージーのほうが単純に、思考が見えやすかったので。
 ただ、あたしが冷静じゃないせいかもしれない。
 ルパートさんか、ロイエ。
 ラルフさんが入れてもいいと思うほうに、○をつけて、さっきの二人にも回してください』]

(331) 2018/08/02(Thu) 03時頃

【人】 子守り パティ

[モンドさんが人狼だったら>>315
 それは、もう、この宿の集まりの、終わりが来たことと同じかもしれません。
 モンドさんの誘惑に乗って、この票集めをしているのですから。

 けれど、ピスティオの発言を聞くほどに、ピスティオが信頼できなくなっていました。
 それは、あたしを敵視しているからだとかではありません。

 狼は3人しかいないのです。
 霊能者のどちらかは狼で、ノアさんを人狼だと決め打つのならば、ロイエが霊能者と名乗りを上げたときに、もっと声高に偽者だと言うべきでした。
 ワンダさんが、4人目になってしまいますから。]

(335) 2018/08/02(Thu) 03時頃

【人】 子守り パティ

[本当に、その計算ができていないだけかもしれないのですが>>327
 ええ、本当にその通りにも見えるのですが>>332

 ……彼とロイエが本当の能力者だったときが、もしかしたら本当の、この宿の終わりなのかもしれないと、少しだけ思います。]

(338) 2018/08/02(Thu) 03時頃

子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 03時半頃


子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 03時半頃


子守り パティは、メモを貼った。

2018/08/02(Thu) 07時半頃


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