246 とある結社の手記:9
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そうかい。
[女が発した返事はそれひとつきり。
取り乱す事も落ち込む事もなく、ただ淡々と受け入れ連行されていった。
これでよかったとも言えない。誰が選ばれようとよかったと言える結末もないのだろう。
そう思った女はただ早く人狼が見つかる事を願いながら宿を後にした。
死神の手が夫や息子娘に伸びる前に、こいつを終わらせておくれと。]
―回想―
[ 叱るもんか。そういってぽん、と置かれた手は――
ベッキ姉ぇ みたいで、不思議な温かみがあった。
]
ワンダおばさん。おれ…
―朝―
怖い夢をみた。
投票を終えて寝た後。お金の取れるすごいベッドで寝ていたら、手足をつかまれ、首を絞められて、振り回される夢。
頭がガツンと痛んで、熱くなって、そして――
朝日とともに目が覚めて、けれどいまいち元気が出ないなあ。
とぼとぼと部屋の扉をすりぬけると、奥様がティオ兄ぃのお部屋のドアを蹴り開けて、飛び込んでいった。
地震みたいな音がした。
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[ピスティオ、と叫び声がして、跳ね起きました。 昨夜はあれからかぶのスープとバターの香るローストを少しいただいてからというもの、部屋に戻ってもほとんど眠れずにベッドの上に転がってばかりだったのですが、その声は警鐘のようによく響いたものですから、寝不足などすっかり打ち払ってしまいました。 まさか。ピスティオが。それはあたしの中で、一番あってほしくはないことでした。 いいえ、誰であってもあってほしくはないのですが、それでも昨日の話の中から、ピスティオがいなくなるのは本当に喜ばしくないことだったのです。
あたしは身支度も整えずに部屋の扉をあけて――]
……マリオ?
[隣の部屋から、ひどく嫌なにおいがする気がして、足を止めました。 ほんの少しだけ開いたドア。僅かに赤いものが、隙間から見えて、見えて、見え]
(5) 2018/07/29(Sun) 14時頃
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パティは、その場にかくりと、膝をつきました。
2018/07/29(Sun) 14時頃
子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/29(Sun) 14時頃
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[あたしはただ、呆然としてしまっていました。 そこで何が起こったのか、もう、すっかりわかっていました。 だってそこに流れているのは血です。血液です。隣の部屋に眠っていたのは、小さな子供です。 子供がたくさん血を流したら……どうなるか、わかっています。
駆けつけてきたラルフさんが肩を叩いて、あたしはようやく、人がいることに気がついたのです。]
あ……マリオ、マリオが、
[それ以上は口にしたくなくて、縋るように彼の胸に頭を押し付けました。 ラルフさんだっていい気分ではないでしょうに、勝手です。 人肌の温度に滲んできた涙を手の甲で拭って、あたしはゆっくり、顔を上げました。]
(12) 2018/07/29(Sun) 16時半頃
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だいじょうぶ、
[きっと大丈夫には見えなかったでしょうが、あたしは立ち上がって、階段を降りることを選びました。 このままここにいては、真実に直面しすぎてしまいます。
まっすぐ歩けていた自信はありませんが、それでも落ちずに下まではいけました*]
(13) 2018/07/29(Sun) 17時頃
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[1階に降りていくあたしの顔を見て、下の人たちはどう思ったでしょう。 降りる前にルパートさん>>33とちょうどすれ違ったのですが、その様子に気を配るほどの余裕は、その時のあたしにはありませんでした。
甲高い声が、聞こえてきます>>28。狂ってしまったように声を上げるのが誰かは、わかりました。イヴォンさまです。 笑える気持ちが、わかりませんでした。あたしも子を持てば、わかるのでしょうか。]
(39) 2018/07/29(Sun) 20時頃
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[あたしはキッチンに向かって、昨日までの手伝いを思い出しながら、ミルクを温めました。 砂糖をもったいないくらいに入れて、マグカップに注ぎます。 甘いにおいがしました。……甘いにおいが、しました。]
……ワンダさん?
[カップを持ってロビーに戻ると、結社のお人がワンダさんを連れて、出て行くところでした。 はじめ、その行為が意味するところがわからなくて、なにか個別に、面談やご様子伺いがあるのかと思って、じぃと見つめてしまいました。]
(40) 2018/07/29(Sun) 20時半頃
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どうして。
[意味を理解したのは、取りすがるロイエさん>>25を見た後のことでした。 彼女は、ワンダさんは、みんなの票を集めた結果、ここから連れ出されるのだと、ようやく理解したんです。 けれど、その理由までは理解できませんでした。 確かにマリオは、彼女に入れると言いました。彼女から、反対の意見も特になく、受け入れる様子でありました。 だからといって、だからといって! 彼女がそれだけで、喪われていいわけではないと、思います。
湯気の立つカップを持ったまま、一連の様子をぼうっと見ていました。]
(41) 2018/07/29(Sun) 20時半頃
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[ 入口のそばで足をぶらぶらさせて、階段や暖炉を眺めていると、ゆっくり降りてくる人の姿。 ]
パティ。ふらふらしてるよ。だいじょうぶ…?
ああ、結社の大人がきたぞ。
誰かやられてしまったにちがいない。
[ 赤いしみのついたシーツをかけられた御遺体が運び出されて。
そして、ワンダおばちゃんが連れて行かれてしまう。]
おれのせいだ。
ごめん、ごめんね。ワンダおばちゃん。
連れていかれるワンダおばちゃんの後ろ姿を、玄関先で見送った。
後ろを振りかえらなかった。出て行く前にはロビーを見渡し、小さな子供の姿を探していた。
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[上から降りてきた人影に、すいと視線を向けます。 それがモンドさんだとわかると、どこか現実味を失っていた感覚が、戻ってくる気がしました。]
モンドさん。 ……モンドさんって、甘いものは、平気です?
[それは、素っ頓狂な質問に聞こえたでしょうか。 あたしはマグカップを持ったまま、問いかけます。]
(48) 2018/07/29(Sun) 21時半頃
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あたし、……あたし、今朝になったら、昨日たくさんみんなの前で話をしたご褒美に、それとこれからがんばりましょうって気持ちで、ホットミルクをあげるつもりだったんです。 お砂糖のたくさん入った、甘いミルク。
けど、でも、飲んでくれる人……いな、くて
[言葉はだんだんと、絞り出すようになっていきました。 カップの中のミルクだけが、平然とした様子でぬるくなっていきます。]
(49) 2018/07/29(Sun) 21時半頃
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だいじょうぶ、です。だいじょうぶ。
[大丈夫かと聞かれました>>50ので、ラルフさんにも答えた言葉を繰り返しました。 大丈夫です。あたしは。大丈夫。そう繰り返すことによって、落ち着きたかったのかもしれません。 けれどどうしてか、この時あたしは頭の中は静かだったのです。 いろいろなことがありすぎて、真っ白になってしまっていて。 なので、錯乱しておかしくなってしまうようなこととは、無縁でした。 それがいいことかは、わかりません。]
……あの、飲んでくれません、か。
[手元のカップを差し出してみますが、受け取ってはもらえたでしょうか。]
(55) 2018/07/29(Sun) 22時頃
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( パティ)
わあ、ホットミルク。懐かしいなあ。
それね、お砂糖が4つもはいってるんだ。とっても美味しくて、もりもり元気が湧いてくるんだよ。
いいなあ。モンドさん。
ポケットからとっておきのミルクキャラメルを取り出そうとして、なぜか見つけられない。
あれ、おかしいな。
4つ持ってて、もう一個残っていると思ったのに。
数え間違えたかな…
[ふぅ。とため息をついてあきらめる。]
しかたないな。またそのうち、牧場のお掃除でも手伝いにいこう。
羊糞うまく扱えると役に立てそうなんだよなあ。
でもなあ…。ウンコって難しくてなあ。
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[ノアさん>>46が、ラルフさん>>61が、戻ってきました。 上はどうなったのでしょう。戻る気は、しません。
それから、イヴォンさまもやってきます>>45。 ラルフさんに話しかける口ぶりは穏やかではありましたが、けれど先程の笑い声が、その裏側で聞こえるような錯覚がします。]
ああ……
[あたしは息を吐きながら、頭を抱えました。]
(70) 2018/07/29(Sun) 23時頃
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( ロイエ)
[ロイエと同じ景色を見ながら、かつてパティに歌ってもらった、物悲しい歌を口ずさんだ。初めてこの歌を聞いたとき、お友達の中で泣かなかったのは、おれだけだった。]
ある晴れた昼下り、市場へ続く道。
荷馬車がゴトゴト…
ぐすっ。
[鼻なんてすすってないし、袖でゴシゴシこすったりもしていない。ほんとうだぜ。]
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[甘い、と告げる声>>73は、そこだけ日常になったような少しおかしな感覚でしたが、頭上から降りかかれば、抱えてしまった頭を持ち上げるくらいの力はありました。 ゆるゆるとモンドさんの手元を見て、眉を八の字に寄せます。]
……甘い、ですよね。 無理しないでください。
[自分から押し付けたくせ、そんなふうに言いました。 誰かに飲んでほしかったのは事実なのですが、無理してもらうのは嬉しくないのです。 他にも、ありがとうやすみませんも含めて言いたいことがあった気がするのですが、うまく口をついて出てきたのは、それだけでした。]
(82) 2018/07/29(Sun) 23時半頃
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イヴォンさま。
[あたしは、意を決して問いかけました。 今は少しばかり落ち着いた様子>>85だったので、いい機会にも感じます。]
イヴォンさま、教えてください。 イヴォンさまの見立てでは、占い師はあなたさまとピスティオとノアさんで3人でしたよね。
では、イヴォンさまは本日、どなたを占ったのです?
[もちろん、ノアさんにもピスティオにも、聞くつもりです。 でも一番に、この人に聞いておきたいと、思いました。]
(87) 2018/07/30(Mon) 00時頃
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意に介さないとは……どういうことです? あたしは占い師は、3人はいないと思っています。
けれどあなたさまが、ご自分で占い師だと名乗られましたので、占い師だというのでしたら、お仕事をなさっていただきたいのです。 反対に、あなたさまが先程認められた、ピスティオだけが占い師とおっしゃるのであれば、あたしたちはあなたさまを、嘘つきとして詰問しなければなりません。
それが引いては、ピスティオを守るためになるでしょう。
あたしは何も知りませんから、お言葉をいただかなければ、動けないのです。
[回答を回避した婦人へ、一歩詰め寄ります。 あたしの中ではすでに疑念の湧いていることでしたが、それでも言葉かわさずに決めてしまうのは、こわいのでした。]
(93) 2018/07/30(Mon) 00時半頃
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[ロイエさんが、はっきりと狼の存在を口にする>>104のに、あたしは生唾を飲みました。 人狼かどうか。わかっていても、あたしからは口にしづらかった言葉です。 そうあってほしくない気持ちとそうあってほしい気持ちが綯い交ぜで、わからなくなりそうでした。
けれど、イヴォンさまの問いへの答えは、もちろんひとつです。]
(116) 2018/07/30(Mon) 02時頃
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気になります。 けれど、それをイヴォンさまに聞いてもわかりませんから、お伺いしていないのです。
あたしは、イヴォンさまの持つお力の結果も、同じくらいに気になりますから。
[犠牲になった二人の正体が知りたくはないのかとはぐらかすイヴォンさま>>101へそう切り返しましたが、お答えいただけたでしょうか。 これで成果がなければ諦めてピスティオやノアさんに聞きに行くつもりでしたが、ユージンさんが問いかけを続けていました。 代わりにあたしは少しだけ、鳴りを潜めます。 傍らにあるままの、返してもらったマグカップ>>100はもう湯気を立てませんが、それがあるだけで、不思議とマリオがそこにいるような気が、してしまいました。]
(117) 2018/07/30(Mon) 02時頃
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先に答えてもらえるなら、そのほうがいいわ。 後回しにしたって結果は変わらないでしょう?
[ピスティオが答えを迷った>>113のは、あたしたちが答えにくい空気にさせていたのもあるのでしょう。 そんなことは気にしないで言ってほしいと思いましたが、いのちにも関わる重要なことですから、身勝手には話しにくいのも、わかります。 だからあたしは、残りのふたりにも、リンダさまにも、答えてもらえればと、場所を広げるように身を引きました**]
(118) 2018/07/30(Mon) 02時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 02時頃
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……!
[あたしは、ピスティオの言葉>>121に息を呑みました。 だって、今彼が指差しているその人は。その人は、モンドさん、だったのですから。
あたしは、モンドさんだけはありえないと思っていました。 思い返しても見てください。]
(134) 2018/07/30(Mon) 09時頃
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けど、モンドさんは、この宿にみんなが集まってから、この村に来たのよ。 結社のお人が村に来ているのを見たからって、お寄りになったのだわ。
結社さんが狼退治に来ていることくらい、わかったはずです。 そのまま通り過ぎれば、おしまいなのに。 みすみす捕まったり……するもの、かしら。
[本当にオオカミさんであれば、庇っているような言葉です。 不安で押しつぶされそうで、声ははらはらと震えました。 カウンターでは、にぃと真っ暗に、モンドさんが笑います>>133。]
(136) 2018/07/30(Mon) 09時頃
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[モンドさんの笑いはこわい笑い方でした。もしかしたらあたしは本当に間違えてしまったのでは、とすら思いました。 けれど、それを考えるよりも前に、ソファの前をうろうろしていたイヴォンさまの足が止まりました>>127。]
……そんな、
[けれど、こうしてまっすぐ突きつけられれば、ああした感情が湧いてくるのは、少し理解できる気もしました。 理解しただけで、あたしは笑いませんでしたが。 胸の前で右の手を拳に握って、こくん、と喉を鳴らします*]
(137) 2018/07/30(Mon) 09時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 09時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 09時半頃
子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 15時頃
( ロイエ)
むむむ。ややこしくなってきたぞ…
いち、モンドさんが人狼、
にい、ティオ兄ぃが人間でパティが人狼でユージンさんが嘘つき、
さん、ラルフさんとティオ兄ぃが人間、
…このうち、事実はいくつ、どこにあるでしょうか。
牧場のお嬢様、かっこいいなー。すげー。
けどなあ、おれをあかちゃんみたいに呼ぶのはなあ。
それなりに牧場に出入りして働いてるのになあ。
次はかぼちゃで覆面つくってかぶっていこうかな。
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――少し前のことです――
[ノアさんは、ピスティオを占ったといいました。結果は人間だと――おそらく、狂人だと伝えるものです。 それは納得できるような気もしましたが、けれど疑問が胸のうちにぐるぐると溜まって、気持ち悪くていやな気分でした。 決して、ノアさんを疑うものではないのですが――]
あたしは、人間です。 それは、ユージンさんが証明してくれます。
[ロイエの問いかけ>>187にも、頷いて答えます。 独り言も舟歌も、聴いていました。]
(263) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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……だからあたしは今、イヴォンさまを信頼することは、できません。 ピスティオのために嘘をつかれたと言うお話そのものは、わかる気はするのですが。
[誰だって、家族は大事です。 2階で高笑いなさっていたときと狼だと言われたときはそんな思いには到底至れませんでしたが、占い師の3人の意見が出るにつれ、みんながみんな話をはじめて。 それを聞くうちにだんだん落ち着いてきて、守るために嘘をつく気持ちは、わかる気がしました。 ただ、それとあたしを告発するのは違うと、それだけです。]
(264) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[ほかにも、スージーのお父さまが生きていたですとか、聞きたい話はたくさんありますが、その前にあたしは、謝ることがひとつありました。]
あと――ごめんなさい。 モンドさんに可能性がないという言葉そのものは、一度取り下げます。 ルパートさんの意見は、筋は通っていますし。 スージーの言うことも、もっともだわ。
[やってきたばかりの人、というそれだけしか、あたしが彼を狼でないという理由はありません。 例えば結社に連れられて>>166、例えば仲間を救うために自ら>>156、といわれてしまえば、反論はありませんでした。]
(265) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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ただ、あたしにとっては、あたしを狼だと言った人が、本物の占い師だと言っている占い師の宣言です。 それが本当は真実だとしても、あたしは疑ってしまうので、それだけはお許しください。
[人狼が仲間割れを起こしたのでないとすれば、マリオは間違いなく、何の罪もない、未来ある子供だったのでしょう。 マリオは人間だといったピスティオの信用度は、上がります。 けれど、そう言いはじめたのは、他ならぬイヴォンさまでらっしゃいましたから、あたしはまっすぐにそうだと思うことができませんでした。 だって、狼は――誰を食らうのかを、決めることができるのです。
大切な人が疑われる、というユージンさんの言葉が、あたしにも突き刺さる気がしました。]
(266) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[疑問として渦巻いていたのは、イヴォンさまの行動そのものです。 あんなに目立つことを、誰かから敵視されることを、狼がするのでしょうか? 奥様がおっしゃるように、結社さんに引き渡しても狼の減らない、狂人さんなのではないでしょうか。 けれど、そうすると辻褄が合わないのです。 残りのふたりが、狼か本当の占い師だと思いますが、ノアさんはピスティオを人間だといったのです。 では、ノアさんが狼なのでしょうか。イヴォンさまは本当に、ピスティオのことを占い師だと、狼と相対する相手なのだと知って、そう知っていてあのように振舞ったのでしょうか。 それが、母の愛なのでしょうか。
それとも、イヴォンさまは狼で、ピスティオが疑われないために、マリオを食べる選択をしたのでしょうか。 自分が疑われる行為をしてもなお、息子のことを守りたかったでしょうか。 ……本当の子を持たないあたしには、ふたりの絆のことはよく分かりませんでしたが、まだ、後者のほうがわかります。 ピスティオには、酷かもしれませんが。
そんなことを、話をする間中ずうっと、考えていました。]
(267) 2018/07/30(Mon) 19時半頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 19時半頃
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[ロイエが、あたしが狼とは思えないと、昔話を語ります。 年の頃同じくらいの小さな子供が泣いているのを見つけては、隣で話をしたのを思い出します。 そう、オレンジのジュースも、飲みました。家からこっそりコップを持ち出して、ひとつずつ注いで、両手に持って。]
ロイエ……? あなた、
[女の子だったのね、というのは、ぐっと飲み込みました。 髪はざんばらで、服はぼろぼろだったので、なかなか見分けはつきませんでしたし。 それでなくとも大捕物の挙句叱られて、路地裏でしゃがんで泣いているなんていうのは、男の子のやることだと思っていましたので、今の今までまるっきり、目の前の彼女と結びついてはいませんでした。]
(280) 2018/07/30(Mon) 21時頃
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[などというのは、今の捕物には関わりない話ではあるのですが。 少し懐かしい気持ちになったのは、確かです。 ただ、それに浸ってばかりはいられません。 第一に、ピスティオの言葉>>217に答えないのは、不誠実でしょう。]
……どうかしら。 あたしは、必要がないからって、モンドさんのことを信じていたけれど。 今は、どちらかはわからない。
[それは、ピスティオのことを信用していないというのとほとんど同じ意味でした。 ピスティオは怒るかもしれませんが、しかたありません。]
(281) 2018/07/30(Mon) 21時頃
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[誰を狼と思うか、については、唇を噛んで、舌先で湿らせて、言葉を探してから、口を開きました。]
そうね、まず、イヴォンさまと、ノアさんと、ピスティオ。 この中に狼の仲間は、ふたりいると思ってる。
もうひとりあげたい人もいるけれど、これはあたしの勝手な意見だし、恨み言になりそうだから、言いたくない。 そういうふうに、ひとりの考えで凝り固まって疑ってしまわないように、占い師や他のみんながいるんでしょう。
だから、誰が本当の占い師かを考えるのが大事だと思うし、あたしの中では、イヴォンさまは絶対に嘘つきだから、狼さんでもおかしくないと思ってるわ。
[これで答えに足りたかは、わかりません。 なんたってあげた人数では狼の数に合いませんし、ひとつは隠してしまいましたから。]
(282) 2018/07/30(Mon) 21時頃
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[ただ、ピスティオからの反応を待つ前に、リンダさま>>240がいらっしゃいました。 あたしの前に来るやいなや、形のいい頭が勢いよく下がります。]
い、いけませんリンダ様、そのような。 あたしはいいんです、気にしていませんから。
ですけど、その。 思い直していただけたのは、嬉しい、です。
[急な心変わりに、こちらはついていけない気持ちでいっぱいですが。 差し出していただいた手を取らない理由は、ありませんでした。 そのままユージンさんの方へ向かうようなら、そっと促します*]
(283) 2018/07/30(Mon) 21時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/30(Mon) 21時半頃
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[あたしは思いの丈を吐き出したっきり、話が進むのを、見つめていました。 モンドさんが疑えないと言ってくれて、救われた心地でした。 だってそうです。証明してくれると息巻いてしまいましたが、互いに通じあっていることしか、証拠はありません。 それは誰の目にも見えませんし、誰の耳に聞かせることもできません。
信用を得られていなさそうな意見が続きましたから、どうしたらいいかと困っていたのです。 ゆっくり、息を吐きました。]
(313) 2018/07/30(Mon) 23時半頃
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[それから、ノアさんが今日占う先について、イヴォンさま以外を選ぶらしいことに安心しました。 今のイヴォンさまは、あたしにとっては嘘つきの誰かさんでしかありませんでしたので、これ以上の情報は、もう必要ありません。
……でも、そうなってしまったら、いよいよ誰なのでしょう。 嫌な役を任せていることに、自分で自分に嫌気が差します。]
(315) 2018/07/30(Mon) 23時半頃
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[イヴォンさまはそれきりか、というルパートさんに、あたしの方から頷きました。]
はい。 ですが、つまり……お言葉を曲げるおつもりも、ないようですね。
[例えばそれが、ご自身の過ちを決定づけるものだったとしても、イヴォンさまは撤回はなさらなかったのです。 それからはただ、ピスティオのことを思うばかりでした。
それには少しだけ、胸が痛みます。 今日、あたしの書く名前は、決まっていましたから。]
(329) 2018/07/31(Tue) 01時頃
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この人が――モンドさんが狼さんだったら、わざわざここにくる必要がないって思ったの。 けど、それは忘れることにしたわ。 他の可能性もあるって、わかったから。
[仲間を助けるために。スージーの言葉が、あたしの心に刺さっていました。 それは、どこかで結社のお人に見つかって放り込まれたという説よりモンドさんらしく思えて、説得力を感じてしまったからです。]
だから、考えは少しだけ変わったつもりだけれど。 ピスティオから見たら、ほとんど同じよね。
[結局、彼の言葉>>343が信じられないのは同じなのです。]
(354) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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……ええと。 質問を質問で返して、ごめんなさいね。
ピスティオには、他のふたりは、どう見えるの? 偽者に、見えないの?
[ピスティオの疑問>>344は、ざわりとした違和感を頭の奥の方に呼び起こしました。 恐怖に近いような、少し暗い感情です。]
前に出た中に、仲間がいる利点は、あると思ってる。 ……狼は、誰を襲うか、決められるから。
こういうこと言うと嫌かもしれないけど、あたし、朝笑って喜んでるイヴォンさまを見て、……早く連れ出して、って思った。 あなたが本物の占い師だって喜んでて、ああ、こうやって信憑性を高めていくつもりなんだって、ぞっとした。
[随分、言葉を選びました。 この瞬間ばかりは本当の私怨でしたから、強い言葉はなるべく控えたかったのです。]
(358) 2018/07/31(Tue) 02時頃
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……それで、イヴォンさまがあたしを狼だっていうものだから、もうどうしたって、信じられないの。 それだけは、ごめんなさい。
だからといって、あなたが絶対に「作り上げられた」占い師だとは、思ってない。 ノアさんもあなたのことを人間だって言っているし、本物かもしれないとは思ってる。
偽物が、偽物の占い師の味方をするのと、本当の占い師の味方をするのなら、どちらがより可能性が高いかって、思ってもいるけどね。
[ただ、それも母の愛だというのなら――きっと、あたしの言うことはまるで本質を射ていないものなのでしょう。 彼女がひたすらにピスティオを愛していることは、先ほどからの無言を貫く姿勢からも伝わってきます。 ピスティオが人間であるという実感と、伝言と、その事実への感謝のため、腕の中に抱くのだと、思えました。]
(365) 2018/07/31(Tue) 02時半頃
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……ああ、何が言いたいか、わからなくなってきちゃった。
でも、あたしはあたしの武器を使ってるつもりなの。 自分は人間だ――っていう武器を。 共鳴者だからとかじゃない、みんなが持ってる、武器。 自分が人間だから、嘘をつかれた相手を、疑う。
マリオを、サイモンさんを、行方不明の二人を、あんなふうにした人たちを、あたし、そのままにしていられないから。
[だからこそ、ピスティオにも自分自身を信じて、周りを疑ってほしいと思いました。 よりによって、奥様の疑念を晴らす>>350などということに、使ってほしくないと。 どんな疑念が晴れるでしょう。本当に占い師が二人以上いるのでなければ、彼女はピスティオから見たって、大ホラ吹きのはずなのですが。]
(375) 2018/07/31(Tue) 02時半頃
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[説得は難しいと、ピスティオが言いました>>359。 あたしもつくづく、そう思います。 よく口は回る方だと思っていたのですが、いざ言い合いをはじめてみると、言いたいことの半分くらいしか、出せていない気もしてしまいます。
ピスティオには、もっと他を見てもらいたいだけでした。 でも、疑いを向けられたことにムキになったばかりで、それらしいことが伝えられた気はしません。 重いため息をつきながら、夕食の準備がはじまるようなら手伝いに行きます。]
(377) 2018/07/31(Tue) 03時頃
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[あたしは箱に票を投じると、いくらかの食事を無理やりに胃に詰めて、そのままロビーに居残りました。 マリオの気配を感じてしまうあの部屋には、戻りたくなかったのです。
もちろん、質問が続けば返しましたし、疑惑があれば聞き返したでしょう。 みんなが部屋に戻った頃に、ほんの浅い眠りを、ロビーのソファでとりました**]
(382) 2018/07/31(Tue) 03時頃
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子守り パティは、メモを貼った。
2018/07/31(Tue) 03時頃
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