191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― 2nd day/ヴァニタスコロシアム ―
[そうしてモニターの前で他の参加者たちと待っていると 最後のバッヂを持った少年が此方に駆けてきた>>2:522>>2:524]
(うん…?)
[その少年の姿に、なんだか見覚えがあるような気がして。 弟さんか親戚の人かな、くらいの気持ちで彼が男の子にバッヂを渡すのを見守る。 そうして、男の子が晴れやかな笑顔で会場に向かっていくのを見れば、ほっと息を吐いた]
(50) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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『今、バッヂが揃ったよ。 男の子も今そっちに向かってる』
[手短にミームに連絡を入れてモニターのほうを見れば、 ちょうど彼女が画面に映っている。>>2:498 所謂“ヒーローインタビュー”的なものだろうか。]
(大丈夫かな…?)
[場慣れしていないというのか、 見るからに緊張しているのが此方にも伝わってきて。>>2:499]
……。
[なんだか下手に言葉をかけると余計緊張してしまいそうで、少しそわそわしながらモニターに映る彼女を見守る。 傍らにいた青年に、その姿が見られていたことには気づかないまま>>0
(51) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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[男の子が会場に着くまでもう少し。 このインタビューが終わったら、彼女のところに向かおう。 そんなことを考えていると、不意にかかった質問と、 それに対する返答>>2:500]
[観客席一瞬の沈黙のあと。 ざわざわとした気配が、モニター越しに伝わってくる。>>2:500>>2:502]
……。
[会場の声は、恐らく彼女にも聞こえているんだろう。 彼女の顔色が明らかに変わったのが見えた。>>2:503]
(52) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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…。
……、
[――それでも。>>2:503>>2:504 笑顔で答える彼女の姿を、モニター越しに見上げながら、 小さく唇を動かす。 それは音にも声にもならない、“言葉”]
(53) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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[黄金のバッヂを手にした男の子と一緒に、 インタビューを終えた彼女のもとへいこうとすれば ちょうど彼女の姿が見えただろうか>>9]
『お疲れ様。』
[男の子とハイタッチして、決勝ステージに 上がる彼を見送った彼女にそう声をかける。 インタビューのときの彼女のことを思い出して 『格好よかったよ』なんて、声をかけてみたり。]
[それから、男の子の試合を一緒にモニター越しに観戦する。>>10 ミームや『無銘』の彼のおかげで見ることが叶った試合だ。]
(56) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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[基本的なルールはざっと把握したけれど、 まだまだセオリーなんかはわかっていないところは多い。 それでも、やっぱり何か惹きつけられるものがある。]
…!
[伝説の瞬間、両腕をとられてぶんぶん上下に振られる。 少し呆気にとられたものの、あの子が勝てたことはやっぱり嬉しくて。
男の子以上にはしゃぐ彼女に、笑いながら。 お返しと喜びの共有を兼ねて同じように(加減は勿論した)両手を振ってみせた]
(57) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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[それから、インタビューを終えて戻ってきた男の子と 彼女の会話を微笑ましく見守った。 途中、男の子が口にした言葉には少し胸が痛むような心地がしたが]
「優勝、おめでとう。 さいごの戦い、すごかったよ」
[小さく走り書きをしたメモを男の子に渡して、 ぐぐっとサムズアップ。 『さっきの戦い、トレイルよりすごかった』 なんて、書きかけたのは少し内緒だ。]
(59) 2016/06/09(Thu) 20時半頃
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[ミームに誘われて>>11、 一般ブースに向かおうとしたそのときだったろうか。 不意に、意識が暗転して。そうして――場面は転換する**]
(60) 2016/06/09(Thu) 21時頃
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― 回想・むかしばなし ―
[物心ついたときから音楽は身近なものには違いなかったが、「音を楽しむ」ということができるようになったのは、それほど昔の話じゃない。
子供の頃、僕は土曜日が嫌いだった。 先生も、ピアノも、そして練習も。それを強要する大人たちが嫌いだった。
誰にも言ったことはない。 いや、口にすることができなかったというほうがきっと正しい]
(98) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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『お父さんのようになりなさい』 『お母さんを見習って』
[…子供の頃の僕にとって、 音楽というものは一種の義務のようなものだった。
周囲の大人たちが何気なく口にする言葉と、 それに付随する『期待』。 僕がしなくてはいけないことは、その『期待』に応えることで。
でも、子供なりに気づいていた。 大人たちが見つめるその『期待』の先にいるのは、 決して“僕自身”なんかじゃないのだと。]
(99) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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『流石、中里さんのお子さんですね』 『ご両親も鼻が高いでしょうな』
[どれほど血反吐を吐いて練習を重ねたところで、 どんなに出来の良い演奏をしてみせたところで、 いつだって、大人たちが口にするのは“両親”の話ばかりだったのだから。 目の前にいる僕を賞賛するようでいて、彼らが見ているのは 僕の向こう側にいる、“両親”の影だったのだから。]
(101) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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…。
[なんて、空っぽなんだろうと子供ながらに思っていた。]
(102) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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[それでも、『期待』には応えなければいけないと思っていた。
物心ついたときからそれしか知らなかったから、 それ以外に何かができるなんて思えなかった。 当たり前のように両親と同じ道を歩いていくのだと思っていた。 出来の良い、何もかも自分と正反対の弟みたいにはなれないと思っていた。
それ以外の何かがあるなんて、考えたこともなかった。
あの頃、僕にはピアノしかなかったはずなのに。 それすら奪われるなんて子供の頃は考えたこともなかった。*]
(104) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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― 3th day/??? ―
…。
[――夢を、見たような気がする。
死んでからも人は夢を見るんだろうか、なんて、 まだぼんやりとする頭を軽く振って。 そうして、震える端末に気づけば三日目のミッションに気づくだろうか>>#0]
(107) 2016/06/09(Thu) 22時半頃
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― 3th day/ヴァニタスコロシアム ―
[気がつけば、コロシアムの前にいた。>>113>>114]
……。
[KEEP OUTの黄色いテープに、 昨日、コロシアムのマブスラ会場で聞こえてきた声が 思い起こされる。>>2:502]
…っ。
[脳裏を掠るように頭蓋に走る痛みに、目を瞑る。 突きつけられる現実に、思い出す生前の“感覚”。]
(……ああ、そうだ)
[あのときも、この痛みに引きずられて。 ――……そうして、足場を踏み外したのだっけ。 フェスが開催される前、北見さんと交代したスタッフさんに>>0:481、あれだけ説明と注意を受けていたのに。]
(143) 2016/06/09(Thu) 23時頃
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[「迷惑をかけてることを自覚しろ」>>1:1 ゲームが始まったとき、聞こえてきた言葉が思い起こされて。]
…。
[ゆるり、首を横に振る。 ――…申し訳ないと思うのなら、帰らなければならない。 それが叶わずとも、せめて最期の瞬間まで誰に恥じることのないように。 そういう存在であることを望んだのは、他ならぬ“自分自身”だから。
「あたし、信じることにしてますから!」
あのとき、モニター越しに聞こえた彼女の言葉が響く>>2:504 ああ、あのときと同じだ。>>0:270>>0:275
いつだって、「トレイル」に前を向かせてくれるのは。 彼女たちの存在が、そこにあるから。*]
(146) 2016/06/09(Thu) 23時頃
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『遊戯の城…』
[届いた指令にうーん、と彼女と一緒に首を傾げて。>>123 そんなときだろうか、通りかかった鉛色の人影の声に二人して振り向いたのは>>124]
『外装…どうだろう。 あのあたりはあまり言ったことないんだよね』
[ただ、場所については勿論知っているから。 案内するよう望まれれば、ついてきて、と彼女を促す。]
『気をつけてね』
[そろそろゲームも三日目だし、戦闘の機会もたぶん増えてくるだろうからと、まだどこかゲーム感覚の彼女にそれとなく注意の言葉をかけながら。**]
(147) 2016/06/09(Thu) 23時頃
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― コロシアム前 ―
[コロシアムを抜けて13'sスクエアへ向かう途中]
……。
[見覚えのある人影を見つけて立ち止まる>>144 一昨日(と言っても体感的にはそれほど経った気がしない) 書店前で自分たちに声をかけてくれた髭の男性だ。]
…。
[きょろきょろと彼の周囲を見回すが、 あの赤い髪の強面の彼の姿は見当たらなかった。 つい、とミームの袖を引いて、視線の先を見るよう促す。
ついでにポケットからノートを取り出して簡単に書きつけると、そのまま髭の男性の元に向かってみようか]
(161) 2016/06/09(Thu) 23時半頃
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「どうかしましたか?」
[いきなり近づいて、そんな文面を見せてくるあたり お前がどうかしたのかと言われそうではある。 が、なにぶん自分ではこうするしかない。それと]
「あのときは、ありがとうございました」
[ピラリと、ノートのページをめくってみせて。 このあいだのお礼も忘れずに伝えておこう。*]
(162) 2016/06/09(Thu) 23時半頃
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[ノートに書きつけた文面をみせれば、 目の前の男性が笑んだのが見えた>>173
体調は大丈夫なのか、という問いかけ>>174には、 こく、と一つ頷いてみせる。 昨日はあの銀の男と軽く交戦(というほどのこともしていない)したくらいで、あまり無理なことはしていなかったから。 あのときと比べれば、今はかなり調子が良い。]
[パートナーと相談ごと、と彼は口にしていたが、あのとき行動を共にしていた彼の姿は見当たらない。 もしかして、別々の場所に移ってしまったのだろうかと考えていると、思いがけない申し込み>>176があった。]
(190) 2016/06/10(Fri) 00時頃
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『ぼくたちもそこに向かおうと思っていたところです よければ、いっしょにいきませんか』
[ざざっとノートにペンを走らせる。 目的地が一緒なら、行動する人数は多いほうが安心だろう。 ノイズと戦える面子は多いほうがいいし、それに]
(このまま一人でいると、危ないしね…)
[できるだけ、彼らが合流できるといいと考えながら、 13'sスクエアに行くという彼についていくことにしよう。*]
(191) 2016/06/10(Fri) 00時頃
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[>>226「宜しく」と言われれば こちらこそ、と小さく頭を下げる。 名前を聞かれれば、「中里 航」とノートに書いて。 それから、ミームのほうを一瞬ちら、と振り返る。]
…。
[「ミーム」と、自分の名前の横に書いてから、 それから手のひらを上にして彼女のほうを示してみせた。
自己紹介を済ませたあと、彼と一緒に東エリアへ移動を開始する。]
(277) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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[道中>>227 地中を泳ぐそれに小津が気づいた>>@2 有名な某パニック映画で何度か見たことがある背びれ。]
(鮫なんているんだ…)
[てっきり地上の生き物だけかと思っていたのに。 しかもさながら海の中のように自在に泳ぎ回る姿は 傍から見てもなかなか厄介に思えた。 どうやら彼も同じことを思ったらしく。]
「あんなのに襲い掛かられたら ひとたまりもありませんな……。」
[そう言うと、パイプに火をつける。 そうして紫煙をくゆらせれば、煙から生成された矢が一本 地中を泳いでいた鮫の脳天に突き刺さった>>228]
(278) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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「さあ、今のうちに!」
[彼の声に促されて、鮫が怯んでいる隙にその場を通り過ぎる。 そうして東へ抜ければ、13'sスクエアの建物の前へ。 そこには既に参加者と思しき二人組>>215>>219と、 さらにもう一組>>233>>241 一人と一羽と言えばいいのか、やってくるのが見えた]
『なんか、立て込んでる……』
[運がいいのか悪いのか、 背の高い青年の顔はちょうど影になっていて見えなかった。 だから、後からやってきた青年とドーナツの色した鳥が 何を言い争っているのか仔細はわからず。]
(279) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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『ええと…とりあえず、ちょっと状況まとめてみようか』
[ここで自分たちも乱入すると余計事態が混迷する気がして。 ひとまず建物から少し離れた場所で、ミームに小津との通訳をお願いしつつ、状況の確認と相談を始めることにする]
[まず「悪逆なる爆弾魔一味」というメールの内容。>>#0
ここに来るまでに得られた情報から>>#1>>124>>142 ひとまずここがミッションの場所であることは確かだろう。 ただ、今のところ「爆弾」とか「爆発」とか、そう言った類のトラブルに関する情報が入っていないのも事実。]
(わざわざ「爆弾魔一味」とメールに書かれてるってことは、意味があるんだろうと思うのだけど…)
[問題は、仮に爆弾が仕掛けられているとして一体どこにあるのか? 四階建ての建物を見ながら、思案する。 もともとここの建物内部には詳しくないので、四階の他に地下があることまでは知らない>>265]
(280) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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[そうこうしていると、件の面々が建物内部に入っていったのが見えたので>>259>>@58 自分たちも建物の前へ行ってみることにした。
そこに立つのは小柄な若い人影。>>@4 しかしここにいて通行を妨害しているということは 一昨日出会った赤い傘の子と同じような存在なのだろう。]
(騒音を防ぐものか、気分が良くなりそうなもの…)
[とりあえず癒されるものであれば良いらしい。 何がいいだろう、と思案しているとふと彼(彼女?)が つけているヘッドフォンに目がいった>>186]
(281) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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…。
[そのヘッドフォンと、 自分の持っている携帯端末とを交互に指し示すと、、 ヘッドフォンを貸してほしいと身振り手振りで伝える。 もしヘッドフォンを渡してもらえたならば、 それと携帯とを繋いで操作する。 最後に音量を調整してから、死神にヘッドフォンを差し出して、耳に付けてみるよう促す。
ヘッドフォンの向こう側から、聞こえてくるのはピアノで奏でられるモーツァルトの子守唄。
あまり刺激が強くなくて癒されるような曲というとシューマンのトロイメライと迷ったけれど。 どうだろう?と小さな死神に目線を合わせるようにして首を傾げた。**]
(282) 2016/06/10(Fri) 06時頃
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― 少し前/コロシアム前 ―
[小津に自己紹介をするミームを見ながら>>285]
(名前、か…)
[此方が気に病むことではないのかもしれないけど、 それでも変に意識してしまうのは、 エントリー料を取られたことに気づいたときの、 彼女の顔を知っているからかもしれない。>>0:472]
(……大事なもの、だったんだろうな)
[自分が失ったものがそうであったように]
(350) 2016/06/10(Fri) 21時頃
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― 13'sスクエア前 ―
[ミームと小津と三人で建物から少し離れたところで思案する。 彼が探偵だということはミーム同様、此方も知らない。]
(ウェストパトカー…youropeでOPやってたっけ)
[確か都内を走る電車の映像とOP曲を合わせたパロディが クス動でも人気になってた気がする。 とはいえ、彼女のいうような状況になるのはできれば御免被りたいものだけど>>288]
(……地下)
[ミームの言葉に、ぽんと手を打つ>>289
……そうだ。 城のような外装とか、中身のアミューズメント施設とか、地上の施設にばかり視線が言っていて、その下にあるもののことをすっかり失念していた。]
(351) 2016/06/10(Fri) 21時頃
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[ミームに視線を合わせてから、小津のほうに一瞬向き直る]
「ぼくたちは地下を探してみます。 オズさんは、どうしますか?」
[ノートに文字を書き綴って顔を上げれば、 ちょうと、小津のパートナーの彼が、ぽんと肩を叩くのが見えただろうか>>301]
……。
[笑顔の彼に、小さく目礼する。 せっかく向けてくれる笑顔に応えようと此方も笑い返すが、 その笑みはどことなくぎこちないものになってしまったかもしれない。]
(352) 2016/06/10(Fri) 21時頃
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― スクエア前/幾何と>>@65 ―
[此方が操作したヘッドフォンを受け取った彼(?) 聞こえてきた音に、はじめこそびっくりしたようだったが、 その表情が徐々に変わっていく様子を見守る。]
「…ごうかく。」
[目があえば、にこりと笑ってそう答えてくれた。 よかった、とほっと息を吐いて胸をなでおろす]
…?
[入口を塞いでいた壁が消えて通れるようになったところで、彼(?)が自分の端末を取り出して>>@66 どうすれば音楽が聞けるようになるかを聞かれたので、ノートのページを切り取って、簡単に手順を書き示したものを渡す]
(353) 2016/06/10(Fri) 21時頃
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(…あ、そうだ。)
[ふと思いついて、ノートのページをもう一枚。 「何かわからないことがあったらまた連絡して」と 一文を書き添えて連絡先を記入したメモを渡す。
小津と怒鳴はどうしただろうかと見れば、 ちょうど怒鳴が何か怪しいクスリを渡そうとしているのが見えた>>302>>303]
…。
[それ絶対子供に私茶ダメなクスリだと 無言でおろおろ事の成り行きを見守っていたが、 次は半分やさしさで出来ている例の頭痛薬(残りの半分はよく知らない)を渡そうとして>>316 しまいに彼の口から聞こえてきた言葉に>>329]
(357) 2016/06/10(Fri) 21時半頃
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…。
[書店での一件といい、見た目は怖い人だけど。 実はいい人なのかもしれない、とやや印象をあらためた。
さて、彼らはどうしただろうか? 彼らも共に行動するなら、一緒に地下を探しに。 別のところに行きたいようなら、簡単に挨拶したあとその場を後にしただろう。*]
(358) 2016/06/10(Fri) 21時半頃
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― 13'sスクエア内 ―
[建物内に入ると入り口付近を見回して、施設内の案内板かそれに類するものを探す。
首尾良く地下駐車場か、もしくはそれに続くような道を見つけられればそこを通っていくことにしよう。
正直なところ、ここに何かがあると言った確信はないし、もしかしたらまるで見当違いのことをしているかもしれない。
それでも、たぶん他の参加者がどうにかしてくれるだろう。 小津さんや怒鳴さんだけじゃない。 恐らく他の参加者たちだって、今もミッションに挑んでいるはず。
だから、自分は彼らを信じて自分ができると思うことを頑張ることにしよう。*]
(359) 2016/06/10(Fri) 22時頃
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[地下に向かう途中、ふと廊下の隅に 消化器が仕舞われている赤い一画を見つける。]
…。
[ちら、と天井を見上げて、それから少し考える。 それから、一緒に来ているだろうミームのほうを振り向けば]
『少し、離れてて』
[無茶はしないから、と頷いてみせると。 手のひらにごくごく小さな“星”を一つ生成して それを天井に――天上に設置された火災感知器に近づけた。
――“星”の熱に反応した感知器が、 警報を鳴らし始めたのはそれからすぐのこと。]
(372) 2016/06/10(Fri) 22時半頃
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[自分のこの行動が、RGに影響を及ぼしたかはわからない。 もしかしたらノイズたちによる一連のトラブルと 同様に思われたかもしれないが]
(万が一のためには、備えておいたほうがいいかもしれないよね)
[何事もないのなら、それに越したことはない。 自分の命が無事で困ることなんてないはずだし。]
(373) 2016/06/10(Fri) 22時半頃
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― 13'sスクエア ―
『無駄足ならそれはそれで……というわけにはいかないか』
[彼女の言葉に心中苦笑して返す>>396 もし、全くの無駄足ならミッションクリアのポイントを 稼げないだろうことは容易に想像がつく。]
…。
『そのときは、ごめんね』
[ぽん、と軽く彼女の頭を撫でる。 不意にその手を取られれば>>396 一瞬あっけに取られた顔をしたけれど]
(422) 2016/06/11(Sat) 00時半頃
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『…ありがとう』
[笑って、礼の言葉を紡ぐ。 なんだかんだ言って、彼女はいつだって 此方の我侭に付き合ってくれる。 支えられているし、頼りにさせてもらっている。
…しっかりしないといけないのは僕のはずなんだけどなぁ。 自分のほうが間違いなく歳上なのに。
彼女の心中>>393は知らず、そんなことを思いながら 進路の先にあった警報を鳴らす。]
…。
[鳴り響く警報>>397 その音を聞きつけてか、バタバタと駆け寄る足音が聞こえてくる。 ミームを引っ張って物陰に身を隠してやり過ごした。 そうしてやってきた警備員たちの背後を、彼女の手を引いて そのまま駆け抜けて地下へ。]
(425) 2016/06/11(Sat) 00時半頃
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[地下駐車場と電源室とで、 どうやらルートは異なるようだ。
ひとまず此方に向かってみようと、向かったのは駐車場のほう>>398 個人的には小津さんも言っていたように電源室も気になる。 一度駐車場を探してから、電源室へ向かってみようか。*]
(427) 2016/06/11(Sat) 00時半頃
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― 地下駐車場 ―
[地下駐車場へたどり着けば、 その頃には警報のベルも鳴りやんでいるだろうか>>372 さっきの警備員たちが止めたのだろうというのは、 なんとなく想像がついた>>425]
[しかし、それにしても広い。]
(小津さんと怒鳴さんはどうしただろう?)
[不意に彼らのことが気になったが>>423>>426 今はとりあえず駐車場を探すことに専念しよう。
ここを探し終わったら電源室のほうにも行ってみようと ミームに言葉をかけながら。 “星”を撃ち出して薄暗い駐車場を照らし出しながら、 どこかに爆弾のようなものが仕掛けられていないか、 ミームと手分けしながらひとつひとつ探して回る。]
(439) 2016/06/11(Sat) 01時頃
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― 地下駐車場 ―
[此方にはないみたいだね、と 一通り調べ終わったところで息を吐く。]
…。
[次、行ってみようと声をかければ、 彼女はどんな顔をしただろう?
疲れたと言われたならば、 今度何か奢るからと宥めすかしつつ駐車場を後にする。 次に向かうところに問題がなければ今回のミッションは 他の人たちにまかせようと考えて。
そうして電源室に向かって、小津さんたちの姿を見たのと、 掌のタイマーが消えたのは殆ど同時だったと思う>>#6]
(515) 2016/06/11(Sat) 03時半頃
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[ほっとしたのも束の間、 小津さんに声をかける彼の声は震えていて>>485 そうして視線の先にあったのは、巨大な爆弾>>#7と そこに記された「Kill , a vein」の文字>>#8]
(……ああ、うん。)
[ヒントと言えばヒントなのだろうけど。 これはなかなか意地が悪い。 この手の文章は、正直下手に悩む方が命取りになりかねないな、と思う]
(516) 2016/06/11(Sat) 03時半頃
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『うん。 格好つけてる場合じゃないよね』
[どうすれば多くの人たちが生き残れるか。 優先すべきは、本来ならそちらのはず。
――…優柔不断と言えば、それまでだけど。]
(517) 2016/06/11(Sat) 03時半頃
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…。
『時間は……あと数分ある、か』
[TVドラマなんかでよく見る、お約束のタイマーを確認して。
これだけ時間があるなら下手に配線を切るより、建物内に残った人たちに逃げるよう促したほうがマシかもしれない。 実際、爆弾を見つけた後の怒鳴さんの行動はかなり的確だった。>>486]
『下手に解除するより、残り時間のうちに、 建物内にいる人たちを逃がしたほうがいいかもしれない』
[携帯端末で時間を確認しながら、そう彼女に声をかける。 とはいえ、さっき自分が鳴らした警報にこのブザー音だ。 ミッションもクリアできたようだし、わざわざ残っている人がいるとも思えない。]
(518) 2016/06/11(Sat) 03時半頃
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[――…いた。>>501]
「おーい、誰かいるかぁ?」
[そう、あたりに声をかけて回る背の高い青年。 見ればパートナーと思しき相手の姿も見えない。 彼にも逃げるよう促そうとして……ふと、目に映ったのは、 1Fロビー付近に倒れている若い男。>>473
気になったのは、その男の表情だった。 何が起こったのかわからない、と言いたげな顔で 目だけが忙しなくきょろきょろと動いている。>>471]
…。
[……いろいろと気になることはあるが。 今は、この建物からの脱出を最優先に考えるべきだろう。 もし、先ほどの背の高い彼がロビーに倒れている男を助けようとするなら、倒れている彼を一緒に外に連れ出そうとするだろう。**]
(520) 2016/06/11(Sat) 03時半頃
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