人狼議事


158 Anotherday for "wolves"

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視点:


メモを貼った。


― 生前 ラディと ―

  ……そうなの? 眼の色、 うん…。

[彼女の声なき声が、サイラスの声を通じて伝えられ
どうしたって「見る」ことのできない「いろ」を思い出す。

あかしろきいろ、「識って」いる色
けれど、どんどんとモノクロになっていく わたしの世界。
彼女が嫌うその色も、もしわたしが見ることができたなら
きっと綺麗だとおもうに ちがいないのに。

顔の周囲から手を離して、長かった前髪の理由を察する。
ひと撫で その駱駝色をととのえて ]

  さわらせてくれて、ありがと。

[離れようとしたけれど、引き止められた手。
それにわたしはすこし、安堵して
促されるまま掌を差し出したのでした。]



  ………似合ってる? そうかな……。。

  ねぇ、ラディはこのネックレスのこと 知っている?
  ジョスは「きっとドナルドのだろう、確かめに行く」って
  言っていたの。

[贈り手のことは、聞けたでしょうか。
持ち主のことは、どうでしょうか。

贈り手のことが知れたなら、暗い闇に焔が揺れて
持ち主のことも聞けたなら、どくんと大きく鳴った心臓に
苦しげな顔をすることでしょう。

小さな銀色の花唇に指を添え、ざわめくこころへ
刺のように押し当てて

胸を焦がす何かを押し込めたことでしょう。]


[ひとりで帰るというラディをサイラスとふたりで見送って、さいごにちいさく「またね」と云います。

…投票、処刑。  わたしの"過去"ではそんな統率はされずに、怯えたものが隣人を殺し、疑心に餐まれたものが友を殺し
世界に絶望したものは自ら死を選ぶ そんな地獄でした。

わたしは昨日からずっと姿を現さないレオ先生が
きっと 自分のしたことに耐えられなくなったのだろうと
そんな言い訳を自分にして。

メアリーに「明日」と言われた帰り道
名前を書いたちいさな紙切れを、入れたのでした。]

  おとうさまは、選ばないまま……ころされてしまったから。

[だから、わたしは。 「決める」こと「選ぶ」こと。
逃げずにいられますように、と  ――祈る。

震える手を、サイラスはきっと優しく包んでくれるはず。]


― 生前:自宅前 サイラスと ―

  ね、サイラス………

[送り届けてくれた手を、いつもは振って
それから 抱きしめて   ぽん ぽん。

わたしはもう "いつも" ができなくなっていた。

あたまの上から離れる腕を 見失わんと袖を掴んで
ふるりと唇を揺らし、 言ってしまおうか どうしようか
お前幾つだ、と 笑われてしまうかもしれないけれど ]

  きょう、わたしと一緒に寝て?

[驚かれたか、笑われたか、両方かも。

"おくびょうもの"の彼だとは 露ほども知らぬままに
わたしは添い寝をねだったのでした。]


  ………!

[そのかわり、でしょうか。 おでこに感じた暖かさ
わたしは自分の言った事を恥じ、頬を真っ赤に染めて]

  や、やっぱり大丈夫……。 なんでも、ない。

[ 「俺がいる。」 いつもいちばん近くに居てくれるひと。
 「なんにもしてない。」 いつも泣き声を聞いてくれるひと。
 「ここに届く。」 エル。……なまえを教えてくれた子。

 みんな、みんな、 わたしのそばに居てくれる。 ]

  うん、サイラスがすぐちかくにいるから へいき。

[わたしはつよがりを総動員して]

  おやすみなさい。  ……またあした。

[ぽん ぽん をすること無く、家の中に消えたのでした。]






   [ 夜の闇に誘われて? だれかのこえに誘われて? ]





[ バチリ!  焼き切れる考えるための回路は
         それまでに何があったのかを吹き飛ばして

 いまわかるのは、いつも視ている暗闇に
 もっと昏い闇が

 ほしのうえから降ってきているということ。 ]

    …………エル…………

[ 何も無くても呼べと。そして届くと言ってくれた あの子 ]

    …………せんせ…………

[ 聲を聞いて貰うには
 この昏いカーテンを開けないと いけないのに ]

    ……………・。

[ その名前を呼んだら  きっと来てくれてしまうから ]




[ 大切にね、って言われたのに
 奪われてしまった 首の銀。

 ごめんね、ラディ。  ごめんなさい。  

 そんな詫びすら 届かずに  掌にある銀色を
 それだと判る事はできたかどうか。 


 ――― 聞えるのは 四肢のあしおと。]

 



[   あぁ  やっぱり。



         さいごに   だきしめれば




                  よか    ……    


     ( …………サイラス………… )


  闇の中、たいせつなひとの名前を 飲み込んだ **]

 


メモを貼った。


【人】 捜査官 ジェフ

―昨晩―

[猫を抱いた腕は獣と二人きりのときより温かい。

 宿屋に向かったらもうラディスラヴァは帰ったと言われ
 投票をしろと言われて迷うこと無く名前を書き込み、
 遅い時間だったのでラディスラヴァの家には行かずに帰った。
 途中で猫が逃げ出すかと思ったがすんなり家の中にまで
 持ち帰れてしまったので、そのまま部屋に下ろした。

 こいつ村の中全てが自宅だと思っているのでは、
 そんな風に感じながらも獣が二匹丸くなるのを眺めた。
 明日は猫を連れて向かおうと思いつつ。]

(59) 2015/05/15(Fri) 16時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

―翌朝―

[獣がのしかかってきて起こされる。
 普段ではあまりない行為に、驚くがその理由は直ぐに判った。]

 血の、臭いだ。

[朝食も取らずに家を出ると、獣は迷うこと無く駆け抜けた。
 鍵の開いたままの扉を潜り抜けると、
 その臭いは一層濃くなっていて。]

 マーゴ、と。サイラス……?

>>7まるで眠っているようにいる少女と崩れ落ちている親友。
 まさか二人共やられたのかと、肩に手をおいて声をかける。]

(60) 2015/05/15(Fri) 16時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 おいサイラス、生きているのか。

[返事があってもなくても生きているのを確認してから、
 今一度マーゴットを見る。
 ふいに、兄さんの時も急だったなと、関係ないことを思い出した。]

 お前はまだここに居るか。
 とりあえずスティーブンの所に行ってくる。
 それでも、被ってろ。

[いつも羽織っている布をサイラスにそっとかけた。
 他にも何か起きていないのか、確認するために
 これ以上信じられる者を喪わない為に。

 なんとなく、思い浮かんだのは
 オーレリアの銀の薔薇のネックレスが目印になったのでは
 そんな突拍子もないことだった。]

(61) 2015/05/15(Fri) 16時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 16時半頃


─ 昨日 ─

[結局、日の暮れる頃まで男は墓場で時を過ごした。
この日だけは、朝に出て行った男が暫く帰らぬのは、
娘も甥も知っていること

男は帰宅しても口を噤みがちだった。
結局、教会には足を向けていない。

オーレリアが、ずっと働いてくれていた娘が死んだというのに。
薄情だとか、不審に思われても仕方ないのかも知れなかった。
けれど、どうしても足が向かなかったのだ。

一方で同胞の死を認めるくせに、
一方で人の死すら拒絶をしたい。

それは矛盾した現実逃避でもあったのだろう]



──── 馬鹿な、




              馬鹿げたことを。

[投票を行おう…正すべきは、同族の手で。
その声に、低く怒りを吐き捨てるように呟いた。
教会で、族長が同族の手でと口にした時と同じく。

抑えた怒りは、知らず黒髪の少女の怒りに似るか。
もっともそれは、似て非なるものではあったけれども]


投票だと?馬鹿な。
同族の手で同族を殺す──…?
ふざけたことを。

それでまどろみが、再び得られると思っているのか。
それで全てが、元の通りになると思うか。

[手渡された投票用紙を、白くなる拳の中に握りこむ。
ぐしゃりと握り込まれた紙は、すぐ皺だらけになった]


 怪しいものを…、…殺したと思しきものを、
 我らが、殺す。


[ああ。それは”同族殺し”と何が違うのだろう]


[男は、それ自体に怒っているかのように、
険しい顔で、しわくちゃの紙を見つめた。
暫く、ペンは動かなかった]


…、………

[けれどやがて深い息をつき、そこにひとつの名を記しゆく。
抱えた、矛盾そのままの名を]



 …──────、


[彼女が死んでも構わない。と言ったそのままに。
その名を記して、再び彼女を殺す。

家族のように、娘のように。
共に暮らそうかと笑ったことすらあったというのに。
それは人との共存共栄の為の、尊い犠牲などではなく──…


           … 彼らが、生き延びる為に。
             彼らが、この犠牲とならぬ為に。


 …──ただ、利己的な己の望みだけの為に。]


[音なき声に名を挙げられ、
無残に死ぬべきことが決まっているだろう名を記したのだ。




   ──── マーゴット ローランド、と** ]


メモを貼った。


【人】 捜査官 ジェフ

[診療所の扉を軽く叩く。
 猫が出てきたらどうしようかと思うが、
 それはさておき今は緊急事態だ。]

 スティーブン、いるか。スティーブン!
 マーゴットが自宅で殺された。
 今はサイラスがその傍に居る。

[その他になんと言えばいいのだろう、
 確認してくれ?少し違うか。
 医者だから無意識に頼ってしまっているのか、
 それとも何かこの男にあるのか。*]

(105) 2015/05/15(Fri) 21時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/15(Fri) 21時頃


【人】 捜査官 ジェフ

―マーゴの家―

 メアリーか、正直俺はアイツが一番怖い。
 気をつけて行けよ。

>>114酷い顔を見せてくれた親友。
 抱きしめてやるようなものではないから、
 かぶせた布の上からワシャワシャとかき混ぜ
 それで良いとした。]

 ネックレス――それな。
 昨日メアリーからマーゴに送られたものなんだ。
 ……その元はといえばドナルドからオーレリアに
 渡されたものなんだけどな。

 どうしてメアリーがこれを、持ってたんだろな。
 マーゴをとは思いたくは無いんだが。

[事実はどんどん広げていくつもりだ。]

(148) 2015/05/16(Sat) 00時頃

【人】 捜査官 ジェフ

 俺もお前は信じてる。
 というか情報が少ないんだよな。
 
 他に誰を信じたらいいのか、とか。

[誰に投票したらいいのか、とも。]

 お前こそな、変なことする前に呼べよ。
 兄さんならすぐ駆けつけるだろ。

>>118撫でられた獣もわんと軽い声を上げる。
 ひとまず落ち着いた様子にほっとして、
 マーゴットの家を後にした。
 サイラスは大丈夫だと思えたから。*]

(149) 2015/05/16(Sat) 00時頃

― ??? ―

[  しろいせかい。まっしろのなかに、いる。 ]

  「明日聞くね」ってメアリーは言ったけれど
   あんなに昏い目をしたあの子は、きっと悪い夢。
   起きたらすぐに行かないといけないの。

   だってほら。はやくしないと、あの子が先に
   わたしのおうちに着いちゃうでしょう?

   どっちが先に着けるのか
   競争しましょう。 ね、 そうしましょう?

[  掴んだ手は、誰のものか。
  父か、  母か、  それとも――――。  

  伸ばした手先に絹糸が絡み、輪になり手首を彩るよう。
  細くて微かな糸の束が捻れて、そこへ差したのは
  微かな  ――赫  ]


[ ねぇほら、声が聞こえる。
 わたしを呼んでくれる 
 聲が聴こえる。>>=0

 だから、起きないと。]


  ……どうして今朝は、こんなに鴉が煩いのかしら。


[ 扉のある方向を一瞥した わたしの耳に
 突然降り注いだ おと は。

 嗚咽   と   嗚咽。

 喉が潰れるような サイラスの声。 ]

   ………サイラス!? どうしたの……。
 


[ わたしの問に返事はなく
 こんなこと、一度だってなかったのに。 ]

  ねえ、サイラス。どうしたの? どうしたの?
  どうして、泣いているの?

[ 声の場所へと手を伸ばしたが、扉の開く音
 は、と振り返り、 ふたつの足音 4つの爪音。
 そしてわたしの名前が呼ばれたことに
 小さな胸を撫で下ろした。]

  ジョス! エルも!
  ねえ、サイラスの様子がへんなんです!
  どうしたんですか? 何があったんですか?

[何が起きているのかわからない。触れるのすら恐ろしい。
”生きているのか”  そんな声が聞こえた時は
喉の奥がきゅうっと締まり 両足がただの棒になったよう。]



[  「俺は、   俺だけは 生きてるさ」  ]

[    ジョスも、エルも、返事をくれない。    ]


[          ねぇ。            ]


          …ねぇ。
       わたしを、視て……


[        ――おねがい よ。        ]
 


[ 糸の切れた人形のように、床を打ったふたつの膝も
 物音ひとつ たてることなく。

 わたしは わたしのかたちすら わからなくなって。

 その場に座り込んだまま
 目の前で繰り広げられる声たち
 川に流れる無数の笹舟を 見送るような
 そんな諦念で 聞き続け  ]

   サイラス………。

[ 何度目かわからぬ名を 自分の手の中に落とし

 わたしはようやく
 抱けなかった背中を、思い出した。  ]

   せんせ………。

[ 此方の聲なら届くかと、そんな微かな期待も闇に溶け*]


【人】 捜査官 ジェフ

―診療所―

 サイラスは、大丈夫だろう。
 遺体はマーゴットの部屋に寝かせてある。
 あとで確認してくれ。

[二人が繋がっていた事を知らないから、
 >>134その表情には不思議なものを感じる。]

 昨日の処刑は……そうか。
 もともと犯人は一人だとは思ってないんだが、
 スティーブンはそうじゃなかったのか?

[真剣そうな表情に後は口ごもり、
 歩き出すのを見送った。*]

(150) 2015/05/16(Sat) 00時頃

メモを貼った。


捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 00時頃



[サイラスとジョスが「今日のため」にわたしの家を発つ。
その会話を、足音を、すっかり力の入らない足が折れたまま
唯ひとつ 生白い腕を伸ばして]

  …………。

[行かないで、と 叫ぶこころを黙らせるだけで精一杯。


           バタン


扉が締まる音と共に、わたしの腕も膝に落ちた。 ]
 


[ それからどれだけの時間、2人が消えた扉を
 「みて」いただろうか。

 ベッドの支軸を頼りに立ち上がって
 恐る恐る 手を伸ばす。

 たぶん きっと ここに   わたしが。

 わたしを覆う上掛けの 端を探して指が滑る。
 そうして辿り着いた 肉のない場所。

 周囲を埋め尽くす死臭も、乾き切らない血のぬめりも
 わたしを穢すことはないのに、そこに在る死体。
 怖くはない。
 「伝わらない」「届かない」恐怖にくらべたら
 死んでいるなど 何て些細なことなのでしょう。]

   ……あぁ。 ……。

[ わたしのコエは空気を揺らしてはいなかったのだ。]




[ ”だから” エルも せんせも 返事がなかった。

 でも、   そのおかげで
 あのひとたちはまだ 生きているんだと

 喚んでしまったら。来てくれてしまったら。
 わたしのせいで死んでいたかもしれないと

 ―――そう思った。  ]  

 


[ 覚束ぬ足を友に わたしはふらりと家を出る。
 だって、やくそく したのだもの。 ]


[なんども競争した、互いの家と家とを繋ぐ小路の向こう。

  ぱた、ぱた、ぱた

いつも行く先から響いていた春風のような彼女の足音は、
今日はなにものかに抑圧されているような
             さみしい音。 ]

  メアリー!

[そう言って、わたしは ”いつも” 通りに両手を拡げ、
返事もない 足音の速度もかわらないその影を

――― 抱きしめ ―――  ]
 


[ わかってた。 わかっていたのに。

 背中から聞こえる足音は よどみなく。
 彼女はまっすぐに”わたしのいえ”を目指す。 

(やったー!今日はわたしの勝ち!)
  そう聞こえるはずなのに

(メアリー!昨日はどうしたの?元気になった?)
  そう応えるはずなのに


 ざあざあ  ざあざあああ。

 流れ続ける噴水の音だけが わたしの両腕の中にある **]


メモを貼った。


【人】 捜査官 ジェフ

―→自宅―

[診療所から自宅へ帰る途中、
 >>184向こう側からメアリーが歩いてくるのが見えた。]

 メアリーは、無事だな。
 あんまり、……一人になるなよ?

[表面上はごく普通に接するのも、大人の仮面故か。
 父親が昨日処刑されたと聞いていた、
 その話もマーゴットのことも本人には直接伝えにくい。]

 
 あと、サイラスがメアリーを探してた。

[彼女に言えることといえば、それぐらいだろうか。
 立ち去る背中に余計な声はかけずに、じっと見送り。

 >>156自宅へ戻ると玄関に蜂蜜の瓶。
 また配達の時間を忘れていたようだ、すまんグレッグ。]

(188) 2015/05/16(Sat) 09時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[瓶を片手に家の中へ、
 猫はまだごろごろしているようだ。]

 行こう?

[寝ている猫を抱き上げて、ひと撫で。
 あまり鳴かないのも獣とは違うところか。

 ラディスラヴァの家はどこだったか。
 猫が案内してくれればいいのだけど期待は出来そうにない。
 代わりに獣が勝手に歩くのでついて行くだけ。**]

(189) 2015/05/16(Sat) 10時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 10時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[獣の足は軽やかに住宅地を抜ける。
 抱いた猫の尾が腕をぱたぱたと叩いている、
 これはどういう意味だろう。

 メアリーと別れる前に問われた言葉。]

 それを全員に聞いて、父親の仇を打つのか?
 私怨で、人狼(人)を殺すのか?

 ルパートには入れてないよ。
 俺が入れたのは、メアリー、お前だから。

[それだけ伝えると後はもう何を喚かれても
 背を向けたまま立ち止まることは無かった。]

(261) 2015/05/16(Sat) 21時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 兄さん、俺はおかしいのかな。
 おかしいんだろうけれどな。
 人狼ならだれだって可能性はあると思うんだ。

 可能性だけなら俺にだって。
 まあ、そんなことするぐらいならこの村を出るけれど。
 兄さんと一緒にいるのが大事だからね。

[ひとりごとに返事はないが、
 獣が尾を大きく振っているのが見える。]

(273) 2015/05/16(Sat) 22時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[そんな獣が向かったのは墓地、
 人影は三つ。]

 ラディスラヴァは居るか。

[土と死んだものの臭い、遺体の処理にしては
 不思議なメンバーが揃っている。
 スティーブンとアルカイドが一緒なのはよくあるが、
 そこに何故……?女の子が一人。
 少し違和感を感じつつ歩み寄る。]

(276) 2015/05/16(Sat) 22時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/16(Sat) 22時頃


─ 回想 ─

ああ、そうだな。

じゃあ、今夜は秘蔵の蜂蜜酒をあけてみよう。
味見をしてみようと思っていたんだ。
…付き合っておくれ。

[傍らを歩むグレッグを見返して微笑んだ。
確かに、甥はもう随分と成長をした。
幾ら当時の少年の姿を思い出してみたとしても、
今では充分立派な、一人の男だ。

時折、若い頃の兄に似ているなと思うことがある。
けれど兄より自分より、もっと快活で良い男になったと見えてしまうのは”親の欲目”か]

(そうだろう?兄さん)

[もう一人の息子、もう一人の子ども。
もう長いこと、そんな風に過ごしている甥の姿に目を細める



「処刑先は──」


[琥珀の双眸が、レンズ越しに向けられる
凍りつく空気、息を呑む音。
その中で、男は”ついにこの時が来た”と思っていた。

冷ややかな瞳が向けられる。
それを見返す胸のうちに、満足のようなものがある。
心密やかな願いの叶う時。

琥珀にちらつく、微かな迷いと恐れ。
それを、今は色を隠すことをしない鳶色が見つめ返した。

男の頬が上がりかける。
どうしたというのだろう。笑い返そうとでもいうのか]


……っ

[乱暴な力で押さえられ、手を戒められる。
自由を奪われれば抵抗のしようもない。
今更抵抗しようとも思ってはいなかったが。

ただ、気掛かりは確かにあった。
ざわめく面々、それらには目も遣らずに振り返る。
蒼白な顔をしたグレッグと、信じられないといった顔をしたメアリーを]


「どうしてお父さん“まで”殺すの!?」

[娘が叫んで、スティーブンにしがみつく
その姿に、心が痛んだ。

”願い”に、彼女のことは考慮されていない。
ひどく我侭で、自分勝手な望みなのだから。
…けれど。娘を愛しく思う心は、それとはまた別のものだ。

少しずつ狂っていた男に残されてた、確かな…──ひかり。]


メアリー、

[呼びかけようにも、身体は強引に前へ運ばれていく。
それでも首を捻って後ろを見れば、目を見開いた甥が見えた。

叔父さん、と。
いつものように名ではなく、そう呼ぶ甥に呼び返したくても、もう声が届きそうにない]


メアリー!!やめろ!!!

[ただ。医師が娘を突き飛ばした、その時だけは。
身をよじって、必死に声をあげた。
抵抗すると見られれば、手は更に乱暴になるだろうか。

知ったことではなかった。
愛しい娘。かわいいかわいい、キャサリンの忘れ形見。
彼女が、彼女とグレッグが生き延びることだけが、
幸せになることだけが───…


  ( ”あの子たち”が )


             … 最後の、望みであるのだから]


[暗い森を、よろめきつつ歩きゆく。
空気は湿って、村のざわめきもすぐに遠くなった。

かの青年に、いつか聞かせて貰うはずだった御伽噺も。
必死に追いかけてくる愛しい娘も。
呆然と此方を見ていた甥っ子も。


 次第に、遠く、向こうになり]


…スティーヴ、

[名を呼んでも、返事はない。
だから二人とも黙々と少し歩いた。

 ( ああ、この木は、)


        『 ルパート 』


       ( 君と木登りした木だったね。)


名を呼ぶ声も、その景色も。
昔とは随分変わってしまった]


…────、

[振り返らないかつての友の声を聞く。
その男の頬が、再び淡く引き上げられた。

そう、確かに自分は彼にそう言った。
彼だけには、そう言った。


生きなければならないはずだった。
自分も生きるようにと、言ってくれたのは誰だった?
そう、可愛い娘も甥もいる。
彼らを遺してはいけないはずだった。
その為に、今もこれからも生きていくはずだった。

けれど、いつまでだろう。
いつまでそうして、死んだように生きなければならないのか。
心捧げた愛は呆気なく逝ってしまった。
目の前のこの男が見殺しにしてしまった]


[死にたかった。
ずっと死にたかった、死ぬようにして生き続けてきた。

狂っている?そうかも知れない。
…───いや。
どうして”男だけが”正常ではないと言い切れるのか?
男にとっては、これこそが正常だというのに。

死にたかった、死にたかった…生きたかった。
引き裂かれるままに、目の前の男にだけ、

   ( これが過ちというのなら、)

ひとつ、仮面を装う顔で。


            ( …──正すといいさ。)


甘えるように、狂気の顔で自らの死を誘った]


[死ぬならば、と思ったのだ。
死ぬなら、出来れば彼がいい…彼に殺されるのがいい。
優しく懐かしく繊細な、この旧友(とも)がいい。

なんというエゴだろう、ひどい迷惑な我侭だ。
彼の心が過去にどれほど傷ついていて、
それを自分が更にどれだけ長く傷つけていて、

きっと、またひどく傷つくだろうことを知っているのに]


  ( … ごめん、)


[その願いを叶えてくれる男を目の前にして、謝罪は音になることはない。
恨み言をという、友の背をただ声もなく見つめている]


        ( ごめん、スティーヴ )
 


[獣の爪が、喉に深く食い込んだ。
目の前に散る赤に、男の口が開く。

声は出ない。
反射的に音なき叫びを”仲間”に響かせようとして──…]



           っ!!!


[咄嗟に押さえた。
いけない、彼らに聞かせるわけにはいかない。
これ以上、あの子たちを嘆かせるわけにはいかない。
ぐらり、視界が傾いて行く。急速に目が見えなくなる]


[地面には倒れこまなかった。
受け止められたのだろう、そんなことを一瞬思って]

 ( ああ、)

[鮮血に染まったまま、淡く微笑む]


  (やっぱり君は、)


       ( …─── ばか 、だなあ…。)


[そうして、何も*見えなくなった*]


メモを貼った。


【人】 捜査官 ジェフ

[妙に大人しい猫の背中を撫でながら、
 土の臭いが強くなるところを踏みしめる。]

 ああ、まだなら手伝う。
 今はこいつを渡すどころじゃなさそうだから。

>>309誰かラディスラヴァになどこれをさせたのか。
 スティーブンには手伝うとは言ったはずだし、
 猫はまず近寄らないのではないだろうか。]

(315) 2015/05/17(Sun) 00時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 ……見ていないな。
 レオのことだ、家から出てもないかもしれない。

>>320昨日の投票には出かけたと思うが、
 その時ですら姿を見ていない。
 グレッグから、言伝を預かっていることも思い出した。]

 後で行ってみようか。

[少なくともこれを見てしまったら、
 そのまま行こうとは思えない。]

(325) 2015/05/17(Sun) 01時頃

【人】 捜査官 ジェフ

[猫は側に下ろす、
 ここは薄暗くてあまり好まないかもしれないが
 どこか行こうとすると獣が一声かける。]

 なんでまた、普段着のまま。
 スカートまで汚して……

[意外と世話のやける娘だと、改めて思う。
 袖を捲って、支度をする。
 素手で大丈夫なんだろうか?]

(330) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

[猫が妙に大人しい。
 普段なら誂うか、そうでなくても何かしらあるのに
 >>333その静かさは別人のようで、感じる違和感。]

 本に埋まって窒息してなければいいんだけど。
 またはぎっくり腰で動けないとか。

[単に書物にのめり込んでいるだけだろうとは思うが、
 誰かが行かないと生存が確認できないなんて
 成人男性として駄目すぎるだろう。]

 ま、そうだな。

 ところでこれ、並べるのか?

[族長と、人間と、裏切りの疑いで処刑された男だ。
 そして後で少女も加わるのだとして
 人並びなのも何か違う気がする。]

(343) 2015/05/17(Sun) 01時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 年齢関係ないって、聞いたけど。

>>350誰だったか、俺と同じぐらいの年で発症した筈だ。
 ということは俺も気をつけないとあの家は危険。]

 平等、ねえ。いずれ自分も並ぶかと思うと……

 マーゴットはまだ家じゃあないか。
 そのままにもしておけないが。

[そんな軽口を叩きながらも遺体を埋める。
 族長の時だけ、獣が悲しげな声をあげた。
 一番懐いていたから、仕方ないだろう。]

(354) 2015/05/17(Sun) 02時頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 02時頃


【人】 捜査官 ジェフ

[マーゴットの到着を待ってから、
 また獣が悲壮な声を上げた。理解しているからだ。]

 ……マーゴ、またな。

[埋葬される少女にはそう声をかけて、
 今度はサイラスでも誘って花輪を作ろうかと考えた。
 男二人で花畑に行く姿を考えると、
 マーゴットにずるいと言われてしまうかもしれないが。]

(356) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

【人】 捜査官 ジェフ

 じゃ、レオの所に行ってくる。
 なにかは伝言あるか?

[それから、土を軽く払い落としてから、
 肩に手をやっていつもの布がないことに気がつく。
 自分が黒くないのは落ち着かないが、
 そのままレオナルドの家へ向かうことにした。
 猫がついてくるのならそのまま、
 話しかけることはないが厭うことも、無い。**]

(358) 2015/05/17(Sun) 02時半頃

捜査官 ジェフは、メモを貼った。

2015/05/17(Sun) 02時半頃


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