191 The wonderful world -7 days of MORI-
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― MORIスカイタワー/地上階 ―
『トラブルでライブ中止……』
[ヴァニタスコロシアムで起こったというその話>>0:666 うーん、と眉根を寄せる。]
『それはたぶん、死神のゲームとは関係ないと思うけど…』
[十中八九、自分が死んだということだろうし。
とはいえ、そのあたりを彼女に説明するのは難しいし、 あのとき自分たちに契約の「ヒント」をくれた赤い傘の子のことも気になる。 それに…立地もちょうどモリ区の中心に近い。 ゲームが始まったとき、どこかに移動するのにはいい場所かもしれない。]
『…でも、何かのヒントはあるかもしれないよね』
[赤い傘の子でなくても、誰かと出会うことはあるかもしれない。 それが敵か味方かは、今はまだわからないが]
(18) 2016/06/05(Sun) 11時頃
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―中央エリア―
[スカイタワーを出て暫く歩いた頃、ヴァニタスコロシアムまであと少しというところで端末が震える>>#0]
…!
[メールを確認すれば、“緊急指令”の文字。 文面と地図とを確認するに、これは三途川書店かロイヤルホテル九曜に迎えということだろうが]
『ここからだと、書店のほうが近いね』
…。
[行こう、とそっと手を差し出す。 彼女がその手を取ろうと取るまいと、彼女と一緒に書店のほうへと駆け出すだろう。*]
(19) 2016/06/05(Sun) 11時頃
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― 回想・MORIスカイタワー ―
『うん、スカイタワー』
[戸惑ったような声>>656に返す、短い言葉。 イントネーションのようなものは伝わりにくいだろうが たぶん声として伝わっていたらあっけらかんとした響きがとれたかもしれない]
…。
[行こう?と促すように視線を送ったあと、特に何も言わずに中に入っていく。 そのことで相手が戸惑っているなんてことには気づかず。 きょろきょろと内装を見つめる彼女に、購入した入場券を渡すとエレベーターへ]
(28) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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「… ふあぁ 高っ!」
[上昇していくエレベーターの中、 彼女が呟いた正直な感想>>657にくすくすと笑ってから 同意の意味でうん、と頷く。
初めてここに来たとき、自分も全く同じことを思った。 強化ガラス仕様とはいえ、そんな感想を抱かせるには十分すぎる高さだ]
『うん。 ほら、“バカと煙は高い所が好き”っていうじゃない』
[その理屈で言うとわざわざここを選んだ僕はバカということになるけど。 たぶん、当たらずとも遠からず、だ。]
(…そうだね。 僕が死んだのは、僕がバカだからだ。)
[言葉として伝えようと思ったわけではないけれど 無意識のうちに、彼女に伝わっていたかもしれない。]
(29) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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[強化ガラスの窓越しに見える景色は、 いつもどおりのジオラマの景色。 そのなかでも一番好きなのは、富士山の見えるこの場所。
中学の修学旅行のとき、途中の新幹線の中から見たあの山。 そこまでにいたるまでの距離を思う。
眼下に広がるジオラマの街並みと同じく、 僕の知る世界は、此方が思う以上にとても狭いものなんだと感じさせられる]
「…"三千万"もいないのよね。」>>658
[うん?と首を傾げたけれど、 すぐにああ、と得心いったように頷いて]
『ミームちゃんみたいに、 いろんな曲を何度も聴いてくれる人もいただろうしね』
(30) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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[ぽつり、溢れ落ちる言葉。 三千万という数字には驚かされたり感謝したり。 それと同じく思うのは、 その数自体はきっと大した問題じゃなくて]
『トレイルの歌を聞いてくれた“誰か”にとって、 それがどんなものなのかのほうが、大事なんだと思う。』
[さっき、カフェぱせりで「トレイル」について話していた彼女の姿を思い出す。 あのときの、擽ったいような照れくさいような気持ちを形容するなら]
『ミームちゃんみたいに、 自分の歌をあんなふうに思ってくれる人がいたら。 歌い手として、すごく、嬉しいと思うよ。』
(31) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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…?
[彼女の言葉>>659に頭にはてなマークを浮かべる。 数秒ほど考えたあと]
『えっ?あ、そっか。』
[正直なところ、あまり深く意味を考えていなかった。]
『ええと……その』
[言葉を選ぶような沈黙の後]
(33) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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『自分の名前わからなくなって不安じゃないかな、とか、 何か、元気づけてあげられたらいいのにな、とか、 そう思ったんだけど…うん、ごめん。忘れてください…』
[言葉を重ねれば重ねるだけ、ドツボに嵌っている気がして 片方の手で顔を覆うようにしながらふぃと目を逸らした。
元気づけようと思ったのは間違いなく本音なのだけど、 どちらかと言えば此方が元気づけられただけのような気がしなくもない]
(34) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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― 回想・MORIスカイタワー/地上階 ―
「ワタルさんやっぱり猫がすきなのね。」
『うん、可愛いからね。 それに、知らない? 日本や英国では黒猫は幸運のシンボルでもあるんだよ』
[ぬいぐるみを渡せば、小さな声のお礼が返ってきた。 どういたしまして、とにっこり笑ってみせれば]
『あいた』
[てしっとデコピン一発。>>665 むぅと少し赤くなった額をさすりつつ、 彼女の注意にはおとなしく頷いておく。 なんていうか、いろんな意味で彼女に叶う気はしないけど]
(36) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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『…うん』
[出会ってからそれほど時間が経ったわけではないが、 彼女は、とても強い女(ひと)だと思う。 そのサイキックも、その気持ちも、
それでも、自分の死に涙を浮かべたり、 エントリー料として失ったものに動揺したり、 そういうところは、いたって普通の女の子だと思うから**]
(38) 2016/06/05(Sun) 12時頃
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― 少し前・中央エリア/コロシアム付近 ―
[メールを確認して書店がある西エリアに向かう途中 頭上から聞こえてきた声>>2に顔を上げる。
死は罪だ、と声は言う>>2 自分が死んでそれを悲しむ人たち、それを処理する人たち。 彼らに迷惑をかけているのだ、と。]
…。
[それは…その通りなのだろう。 コロシアムの前にいた沢山の観客たち。 運営に携わってくれた北見さんたちはじめ沢山のスタッフや共演の人たち。 それに……「 」にも。
自分が死んだことで、 「トレイル」に関わった彼らにどれだけ迷惑をかけたか、 それを考えると謝っても謝りきれるものではない。]
(61) 2016/06/05(Sun) 14時頃
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[でも――いや、だからこそ、行かなければならない。
許されようとは思わない。 泥臭くとか薄汚くとか生き足掻くとか、 そういうことを考えるのは、たぶん自分には向いていない。
でも、自分に関わってくれた人たちから逃げようとも思わない。 だから、今できることを考える。
それが、自分と、今こうして手を繋いでいる彼女を生かすことにも繋がると信じているから。*]
(62) 2016/06/05(Sun) 14時頃
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― 中央エリア⇒西へ…? ―
[ぺたぺたと掌を宙に打ちつける彼女。>>48 同じように前方に手を翳すと、確かにそこに見えない何かがあるのが感じ取れた。 ゲームとかでもよくある、目的地への道を封鎖する仕掛けみたいなもの、なんだろうか?]
…。
[地図を見る限り、書店へはここを通るのが一番の近道だ。 壊せないかと言われたものの、下手に手をだしていいものか迷う。 最悪、トラップのようなものが発動しても怖いし。 そんなふうに思案していたところ、頭上からかかった声>>@6]
…!
[さっきの傘の子だ。 サブミッションと言われれば、傍目にもわかるくらいにはてなマークを浮かべたような顔をしてみせるが]
(63) 2016/06/05(Sun) 14時頃
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『トリプルベリーパフェクレープ……?』
[数秒ほど考えて、ぱせりのメニューにあったあのいかにも甘そうなクレープかと思い至る。
(あれ、結構ボリュームがあったような気がするんだけど…)
女の子的に甘いものは別腹なんだろうか、なんて考えているとミームから回り道を提案される>>50]
(66) 2016/06/05(Sun) 14時頃
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[痛いヒトかはわからないが、単なるお遣いならともかく 道中さっきのカエルのようなものとエンカウントすると大幅に時間をロスする可能性がある。 避けられるものなら、避けたほうが無難だろう。 そうしているあいだにも、手のひらに浮かんだカウント数は刻一刻とその残数を減らしていく。 迷っている時間はあまりない。]
…。
[ミームの提案に頷いて同意を示した。 そうして南側に向かおうとすれば、視界の端に赤い傘の子がひらひらと此方に手を振っているのが見えた>>@9 そこから遅れて、別の参加者がやってくるのも>>@10]
…。
[自分たち以外の参加者と思しき姿を見るのは初めてだったから、正直気にならないと言えば嘘になるが……今はそれどころではなかった。 回り道を選んだ以上、少しでも早く歩をすすめたいというのが正直なところで。
だから――赤い傘が参加者の腹に吸い込まれていくその光景は目撃していない。>>@10*]
(68) 2016/06/05(Sun) 14時頃
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[ノイズに気をつけつつ、南側への道を歩いていくと 途中、ある建物が目を引いた。]
…。
[端末を弄って地図を確認する。 ここはたぶんいけるんじゃないだろうか? 傍らを歩く彼女の手を引いて端末に表示させた地図を見せて提案した。]
『ここにある「エコーシティ」なんだけど、 この建物の中を通ってショートカットはできないかな?』
[確か、ここには幾つかの出入口があったはずだ。 おそらくミッションが始まった今、外にはノイズが 跋扈していると考えて間違いないだろう。 戦闘を回避することを考えれば、悪くはないように思えた。
彼女の了承を得られれば、 そのまま進路を変更してエコーシティへ向かう。]
(77) 2016/06/05(Sun) 14時半頃
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― エコーシティ ―
[ヴァニタスコロシアムの南側から建物のあいだを縫うようにしてエコーシティの中央エリア口から建物の中へ。 店内に入ると入り口の近くにある案内板で1階の出入口を確認する。
どうやら中央の吹き抜けになっている広場を通って北側の彼ノ岸公園側に抜けるのが一番のショートカットのようだ。]
『こっち。』
[彼女の手を引きながら、有印良品やら100YENショップの前やらを通り過ぎる。 あとで何か必要なものが増えたらこのあたりで購入すればいいかななんて考えながら歩いていると]
(92) 2016/06/05(Sun) 16時頃
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…?
[途中、店内を歩く何人かから視線を感じた。
カフェぱせりとスカイタワーでは従業員と受付にいた人たちとは(ほぼミームにあいだに立ってもらったとはいえ)普通に接することができていた。
それを踏まえると恐らくここの従業員にも此方の姿は見えるのだろうけど……なんていうか、あまり感じたことのない種類の視線に少し首を傾げる。 手を繋いでいたことでちらちらと視線を集めていたのだと気づいたのは、たぶんそれから少し経った後のこと。
そんなこんなで歩くこと1分、 ようやく目的地の彼ノ岸公園側の出入口に辿り着く。]
(94) 2016/06/05(Sun) 16時頃
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[出入口前で立ち止まると、一度隅のほうに身を寄せる。 端末の地図を片手に]
『今、僕たちがいるのがここの出入口。 ここを出たらまず左側に向かって、 次の角をそのまま大通り沿いに右に向かえば 突き当たりの左側に書店がある。』
『ここまで歩いてきた分を考えると、 たぶん距離はそんなに遠くはないはず。 書店の中に入らないといけないのかはわからないけど… 万が一店の前でノイズに襲われる可能性を考えると 店内に入るまでをゴールと考えたほうがいいかも』
[ここから書店に向かうシミュレート、もとい打ち合わせをする。そちらの確認をすませると]
(96) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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『ここまで結構順調に進んでる。 大丈夫、いける』
[ぽん、と軽く肩に触れてから、 出入口から二人揃って歩を踏み出す。 そのまま、目的地である三途川書店まで、 通りを一気に駆け抜けた。**]
(97) 2016/06/05(Sun) 16時半頃
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― 三途川書店前 ―
[エコーシティから書店まで一気に駆け抜けようという、 此方の考えは流石に甘かったようで>>98>>99]
…っ。
[建物を出てすぐ、空間が変貌する。>>129 雑音混じりの空間に肌を刺すノイズの気配。 敵の攻撃に備えてのものだろう、 一緒に走っていた彼女が前方に出ようとしたのが見えて――…]
(178) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[Uターンして此方にぶつかってきた。>>130]
…!
[ぽすっとクロネコごとこちらにぶつかってきた彼女に少し驚いて反応が遅れる。
(クマ…?)
動揺した彼女の口から聞こえた単語にうん?と首を傾げて。 こんな都会にクマが出るはずがない。ということは……]
(179) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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『ミームちゃん、落ち着いて。あれはノイズだ』
[彼女を抱きとめて落ち着かせるように言葉を綴りながら。 目の前に現れたノイズたちを探るように、視線を巡らせる]
(クマ、と……オオカミが2匹)
[2mはゆうに超えているだろうか。彼女が驚くのも無理はない。。 タトゥーのような不可思議な形状の腕といい、 先ほど襲われたカエルと同じで、本来自然界にいる生き物とはだいぶ異なっているように見えた。 それは狼の姿をしたほうも同様だった。]
…。
[ノイズたちと睨み合いを続けながら、 ぽんぽん、と落ち着かせるように彼女の肩を叩く。]
(180) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[それから、彼女を庇うように ノイズたちのいる前方へ歩を進める。
とはいえ、咄嗟に距離を詰められたときのことを考えて、 ある程度の距離を話しておくのは忘れない。]
…。
[まずは小手調べ。 右手の中指以下三本を折り曲げて「銃」の形を作る。 その人差し指を前方のクマに向けるとそのまま、BAN!と さながら拳銃で打つような仕草をしてみせる。]
(183) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[――次の瞬間、クマの胸部で光が爆ぜた]
(184) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[クマの咆哮が空気を震わせる。 流石にあの程度では致命傷にはならないみたいだ。
一番動きが鈍そうな―――言葉は悪いが攻撃が当たりやすそうなノイズを狙ったのだけど、そこは同時に一番堅いところでもあったらしい。
とはいえ、ぷすぷすと燻るクマの胸部はところどころ、ノイズの色とは異なるくすんだ黒い色に染まっている。
例えるならばそれは、燃え尽きた炭の色によく似ていた。]
(190) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[そんなことを考えているあいだに クマの傍らにいた狼たちが動いた。]
…っ。
[今度は左右同時に彼らを指さす。 その瞬間両面から此方を狙っていた狼たちが 先ほどと同じく眩い光と共に爆ぜた。
思っていた以上に俊敏な動きに焦ったけれど、 その分動きは直線的で軌道が読みやすかったのが幸いした。 そしてオオカミたちのほうはクマほどの耐久性はなかったらしい。 きらり、きらりと白と金に輝く粒子になって空気に消えていく。]
(193) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[その脇を通ってクマのほうに近づく。
未だ咆哮を上げ続けていたクマではあったけど 自分に近づく“敵”の姿を認めれば、 その鋭い爪を敵へと向けて振り下ろす。]
…。
[ノイズでも、やっぱり痛みは感じるんだろうか。 燻る胸部をまっすぐに見つめながら、同じく指先をクマの胸部に向けて――、再び、いや今度は先ほど以上の眩い光がクマの身体を飲み込んでいく。]
(200) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[――さらり、さらり。 白と金の粒子が、空気に流れて消えていく。
クマとオオカミ、計3体のノイズが消えたところで、 銃の形に握り締めていた手を緩めて、ふぅと息を吐く。]
…。
[そのまま、がくっと地面に両膝をついた。*]
(201) 2016/06/05(Sun) 20時頃
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[視界の端で、さっきのクロネコと一緒に跳ねる彼女の姿が見えて>>245 ほっとしたところで、どっと疲れに襲われる。]
『あはは……まいった、な』
[両膝をついたまま、肩で息をする。 無茶をしたつもりはなかったのだけど、 どうやら思っていた以上に、消耗が激しい。
ぽんぽんと肩を叩かれて、背中をさすられれば]
『心配、かけてごめんね。』
[少しくらい格好つけたかったな、なんて そんな気持ちがないと言ったら嘘になる。 いや、もう少し本音を言うなら]
…。
(323) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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…。
[見えない角度で、ぎゅと右手を握りしめる。 内心の歯がゆさを、押し殺すように。]
(328) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[上から聞こえてきた声と拍手にのろのろと顔を上げる。>>225]
(……羽?)
[書店の屋上。そこに人影がひとつ>>225 自分より少し年上と思しき、その女性の背中には 人ならざるものの証であるように羽が見えて――…]
[女性が鳥に似たノイズを此方にけしかけてくるのと同時、 身体が突き飛ばされる。>>249 咄嗟のことで受身も取れないまま、ごろごろとアスファルトを転がる]
……!
『ミームちゃん…!』
[身体を起こして声にならない声で彼女を呼ぶ。 その刹那、彼女の黒に鳥――鴉が呑み込まれて地面に落ちるのが見えた]
(329) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[そして。]
…っ!
[……とめられなかった。 思いっきり地雷を踏み抜くミームを。>>250]
…。
[ミームと対峙する女性の方を振り返れば、ああ、案の定の反応だ。 さっきまでの余裕ある雰囲気が掻き消えて>>263 青筋を立てんばかりの不穏なオーラに思わず頭痛がする。 そうして、放たれたのはさっきのクマと彼女の黒に飲み込まれた鴉が力を取り戻して起き上がってきた。]
(330) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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…っ。
『ミームちゃん…!』
[震える足を押さえつけて立ち上がる。
――…負けるわけには、いかない。 こんなところで、彼女を死なせるわけには。]
[女性の声に合わせて、ノイズたちの矛先が此方に向く。>>314 弱った方を叩く魂胆なのだろうということは容易に想像がついた。
消耗した体力は未だ戻ってはいないけど、 だからといってこのままやられるわけにはいかない。 パートナーとは一連托生の関係だと、あのメールにも書いてあったじゃないか。]
…。
[視線を、まっすぐ彼女に向ける。そうして目が合えば]
(335) 2016/06/05(Sun) 22時頃
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[それから、再度クマと鴉とを視界におさめる。 チャンスは恐らく一度きり。 体力を回復する時間を与えてくれるほど、彼らも優しくはないだろうから]
…。
[座標は、あのクマ。 もう一体、鴉のほうを範囲内におさめたい]
『ミームちゃん、あの鴉の力奪えない?』
[巻き込むには少し高さが足りないから、なんとか地面に落とすことさえ出来ればどうにかなるだろう]
(344) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[そして、彼女が鴉を地面に落としてくれるならば。
―――そのまま、クマごと彼女の吸い取った力と共に彼らを消し去ろうとするだろう。**]
(348) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[ノイズが消滅したのを確認すれば、 屋上にいる女性のほうを向き直る。
元より発することのできる言葉はない。 だから、ただ無言でその女性を見つめ続ける。]
……。
[既に体力は限界に来ている。 震える両の足は正直立っているのがやっとといったところ。 それでも、屋上の女性が再度彼女を――ミームを攻撃しようとするならば、容赦しないと言わんばかりの顔で視線を向け続ける。]
(349) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[何度だって、立ち上がる。 立ち上がってみせる。
たとえ声をなくしたとしても、 それでも、自分の歌を好きだと言ってくれた人のために、 自分の歌を必要としてくれる人のために、 あきらめたりなんかしない。 そして僕が歌ってきたのは、 いつだってそんな歌だったはずだ。
それがトレイルの、歌い手としての誇りだから。]
(354) 2016/06/05(Sun) 22時半頃
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[見上げているうちに、少しずつ視界がぼやけていく。]
……。
[ああ、ミームの声が聞こえる。>>362 あの子自身には戦える力はないのに、またああやって挑発なんてして。
そうしていると、後ろから聞こえてきた男の怒鳴り声>>377>>379 なんとか首を巡らせてそちらを振り返れば、少し強面の男の姿と、もう一人年長の男性があったか。
話の内容を聞くに、どうやら強面の男と屋上の女性とは面識があるようで>>393>>394 咄嗟に思い浮かんだのは「他の参加者」という言葉。]
…。
[少なくとも、今はこの男たちは敵ではないらしい。]
(407) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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[そう思った途端、身体の力が抜ける。 ……ああ、まずいな。気が抜けてしまったらしい。 そうしているあいだにも、もう一組参加者と思しき男女がやってきて>>398]
…。
[自分たちでなくても、この中の誰かが書店まで到達してくれれば、このミッションもだいぶ楽になるはずと、朦朧とする意識の中でそんなことを思う。 確か、参加者の誰かが達成さえすれば全員がクリアになるはずだ、と。**]
(413) 2016/06/05(Sun) 23時半頃
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― 三途川書店 ―
[何人か、書店のほうへ向かう気配>>411>>424 ミームはどうしただろう。]
…。
「おい……。」
[目を閉じて調子が整うのを待っていると、 不意に声をかけられた。 顔を上げれば、警察官だろうか? 自分と同じ年代か、二つ三つ年上に見える男がいた。>>435]
…。
[先に行く、という彼の言葉に頷く。 そのまま、彼が書店に向かえばその背を見送ろうか。**]
(445) 2016/06/06(Mon) 00時頃
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[さっき此方に声をかけた警察官と、 彼のパートナーだろうか、ツインテールの小柄な女の子――まさか自分より年上だとは思わなかった――が書店に入ったとき、手に浮かんでいたカウンターが少し薄くなったような気がした>>#4 これで、ミッションの片方はクリアできたということか]
…。
[傍らで自分を支えるミームにそっと手を伸ばす。 そのまま何度か深く息を吸っては吐いてを繰り返せば、 さっきまでの疲労や倦怠感がいくぶんか薄れていくのを感じた。]
……。
[たぶん、今の感覚は気のせいじゃない。]
(537) 2016/06/06(Mon) 20時半頃
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(一連托生、か…)
[どうやら、『彼女』がいなければ自分はサイキックを上手く使えないらしい。]
(538) 2016/06/06(Mon) 20時半頃
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「休む間もありませんなぁ……! 貴殿らは大丈夫ですかな?」
[そうしていると、さっき書店のほうに向かおうとしていた男性が声をかけてきた。>>472 整えられた髭とくわえたパイプが、昔見た外国のドラマに出てきた探偵みたいだなんて、そんなことをふと思う。 なんだろう。渋いんだけど、どことなく愛嬌があるというのか。]
…。
[返答の代わりに、こく、と警察官の青年にしてみせたように頷く。 気遣ってもらったことに「ありがとうございます」と、 声には出せない代わりにゆっくり唇を動かしてみせてから 小さく目礼する。
目の前の男性が本物の探偵だとはわからなかったが、 察しの良い人ならば、此方がエントリー料として 何を失ったかわかったかもしれない。]
(539) 2016/06/06(Mon) 20時半頃
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[頭上から響いてきた耳をつんざくような音波に>>504 思わず耳を押さえる。]
……!
[吃驚した、と言わんばかりの顔で空を見上げれば、 さっきミームが口にしていたドーナツと同じ鮮やかな色した鳥が 鴉に似たノイズたちを叩き落としていくところが見えた。 もしかして、さっきの鳴き声(と言っていいのかは悩む)は あの鳥のものだったんだろうか?]
(参加者の誰かのサイキック……?)
[まさかその鳥本人(本鳥?)がこのゲームの参加者とは夢にも思わず、彼(?)が地上に落としていく鴉たちを見上げていた。*]
(540) 2016/06/06(Mon) 20時半頃
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(……それにしても。)
[先ほど怒鳴り込んできた赤い髪の男性や警察官、そのパートナーらしい少女。 さらに頭上では色鮮やかな鳥がノイズたちと交戦している。 そしてそれを面白そうに眺めるさっきの女性。>>506]
(…落ち着いていればそれなりに美人なのに)
[傍らのミームが聞いたら怒られそうなことを考えつつ。]
(……なんで、なんだろう)
[ここに来たときも、さらにそのあとも、彼女は執拗に此方にノイズを嗾けてくる。 単なる嫌がらせや一方的な虐殺にしては、なんだか妙に手心を加えられているような気がして。 それはたぶん、彼女と言葉を交わしたミームも感じているんじゃないかと思う。]
(554) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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(なんだか、まるで)
[ゲームで自分たちのキャラが満足できるレベルになるまで 育つのを待っているような、そんな奇妙な感覚。]
(555) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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[なんにせよ、このままではキリがない。 もう片方の目的地は、今どうなっているんだろう? 誰か他の参加者が同じように向かってクリアしてくれればいいんだけど。]
…。
[さっき、女性はなんといっていたか。 「ゴールの半分はくれてやる」と。>>462 それはつまり、まだミッションは完全には終わっていないということ。
もし、他の参加者がゴールに時間内にゴールに到達できなければ、自分たちも、今ここに集まっている彼らも皆アウトということになる。]
(……流石に、このままだとまずい、よね…)
[まだ初日だと、さっきの女性は言っていたが。 流石に初日から全員失格なんて事態は御免被りたい。]
(556) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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[片方の手はミームに触れたまま、視界にできるだけ 多くのノイズを捉えるように前方を見据える。 立ち上がるだけの体力は回復しきっていなかったので、 地面に膝をつけたままなのが、格好がつかないと言えばつかないか。
…それでも、いいかと思う。 格好をつけるより何より、自分は生きなければならないから。 今日この日を生きて、彼女を生かせるようにしなければならないから。
そのまま前方に手を翳せば、さながら地吹雪のように白と金の光る粒子が地表を舞う。 一掃とまでは叶わなかったけれど、ひとまず9体は消し去ることができただろうか。
その頃にはたぶん、残りのノイズたちも、他の参加者たちによって倒されていることだろう。]
(558) 2016/06/06(Mon) 21時半頃
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[どうして無茶をするのか、と言えば。>>585
今日一日を生きるために、とか ミームちゃんを殺させないようにするため、とか もしかしたら味方になってくれるかもしれない参加者を一人でも多く生かしたいだとか。
思いつくだけでも、これだけの『理由』がある。 とはいえ、二番目はあまりやりすぎると却って彼女の迷惑になってしまうだろうけど。]
(622) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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[生き返りたいと願っていることも間違いなく事実。
自分が死んでしまったことで、 自分たちのイベントに関わった沢山の人たちに 迷惑をかけてしまった。 「トレイル」としては、彼らのためにも 生きて戻らなければならない。 それともうひとつ、「 」のためにも 生きて帰らなければならない。
だがそれと同じく「トレイル」としては、 卑怯な真似をしたりして他の参加者を出し抜くようなことも したくはない。 それは自分の音楽を歪めてしまうような、 そんな心持ちがしてたまらなく嫌だった。
それとは別に、自分個人としても「トレイル」としても。 彼女を……ミームを生かしてあげたいというのも 同じくらい強く願っていて。]
(625) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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…。
[そこまで考えてはあ、と大きく息を吐く。]
『……結局のところ、 僕がどうしようもなく馬鹿ってことなんだろうなぁ』
[何もかもを守りたいなんて甘い考えばかりで。 結局のところ、何一つ守れてなんかいない。
生前「 」に言われていたとおり、自分はとんだ大馬鹿者なんだろう。 ついでにそのせいで死んだようなものでもある。]
(626) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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[次の目的地へ向かう参加者たちを見送る。 自分はというと、最初に出会ったときよろしく ずるずると彼女の手で書店のほうに引きずられていく>>582]
『うん。ごめんね。 次はうん、次こそちゃんと気をつけるから…』
[しかしここまでの前科が前科なので、 果たしてこの言葉がどこまで彼女に響くかはわからない]
…。
(628) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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『ミームちゃんがいるから、大丈夫。』
[ぽふ、と自身を引きずって書店地下に連れていこうとする 彼女の肩に軽く触れながら。 彼女がいれば、というのはあながち間違ってもいない。]
(629) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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[とはいえ、本気で彼女を生かすことを考えるならば、 能力の使い方を、きちんと考えなければならない。 ついさっきのような真似は、間違いなく自分たちのあってない寿命を削る。]
『あ。そこの喫茶コーナーは珈琲が美味しいんだよ。』
[まあまず、今は何より身体を休めることを第一に考えよう。*]
(633) 2016/06/06(Mon) 23時頃
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