266 冷たい校舎村7
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あのさ、ちょっとだけいいかな……、
養くんの、世界の、校舎に入る前、 お母さんのこと、……センスのいいお母さんだって、 言ってくれたの、嬉しかった。ありがとう。
……それだけ。
(630) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 00時半頃
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[本当にお母さん? 事実も、ひみつも自ら語らない。 だけど、いくらイロハが望んだ愛の形とは違ってたって、 あの傘は、間違いなく、 曇天の空の下でも華やかにいられるよう贈ってくれた、 イロハのためだけの彩だ。
そのことはちゃんと、 受け入れてあげられるかなって思えたから、 今はこうして、素直な気持ちで、 お礼を言うことができていた**]
(631) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 01時頃
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―― お見舞いの風景・養との場合>>642 ――
元気元気ぃー。 雪のせいでつまさきちょっと冷たいけどね! いえいえどういたしましてですよー。 早く退院して肉系も問題なく食べれるといいねぇ。
[傘を傘立てに置いて、自動ドアをくぐれば、 空調の効いた病院はイロハにとってある種の楽園めいて感じられもした。 病室ごもりにとってはちょっと寒かろうと、>>641 そいつは知ったこっちゃないという話だ。
立ち寄った喫茶店にはカツサンドなるものもあった。 カツの衣を彩るソースがパンにも浸みこんでいて美味しそうだった。(あとカロリー高そう) そっちはまだ早いかな、と思ったので、 今はこのヘルシーそうなホットサンドをゆっくり味わってほしいものだ]
(708) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 18時半頃
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[あとは……そう、 言いたいことを訊いてほしいという思いもありまして。 イロハとしては好き勝手言ったに過ぎなかったから、 ありがとな、という言葉がなんだかこそばゆく感じられもした>>643]
………、うん。 ていうかこっから見えたりすんの?
[なんて言いつつ、>>644 イロハは窓辺に近寄りもせず、定位置を守ったままだった。 そのまま養が笑うのを見ていた。>>645 あの時勝手に抱いた羨望が、 そっくりそのまま返ってきてるのを感じてもいた]
(709) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 18時半頃
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[そんな風に感じるのは、 目の前の彼の家庭の事情というやつを、風の噂という形で知ってしまったせいなんだろう。 彼の家という狭い世界に家族はふたりきりだった。 そうして、今はひとり。……らしい。
ただ、彼のかつての世界には、 イロハとは違ってふたり親がいたんだとか。
まあ、親の数というものは、 イロハにとっては少しばかりどうでもいいものだ。 だってちゃんとお母さんは―――と、物思いにふけりすぎるのもいけない]
(710) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 18時半頃
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うん。……ありがとうね。
養くんも、その、 ……思い出は大事にした方がいいよー。 家族に限らず。ほら、友達だっているでしょ?
[家族という枠でくくられた小さな世界。 壊れてしまっても、思い出だけは残るよね。>>645 それは捨てなくてもいいんじゃないかな。どうなんだろうね。
でも、イロハはというと、 過去を捨てきれないくせに、今のお母さんを捨ててもいいという薄情者で。 だから、家族との思い出以外にも、 大事にするものがあってもいい、と思うのだ*]
(711) Akatsuki-sm 2019/06/22(Sat) 18時半頃
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―― お見舞いの光景/養と ――
[男子高校生のバイタリティは、高い。>>732 イロハはつくづくそう感じていた。
それに、なんかねぇ。 こうして普通にどうってことない話をしていると、 教室での日常が戻ってきたような気がしなくもない。 とはいえここは白一色じゃない病室だ。
養の見ていた窓からの景色。>>733 追体験はしてみなかったけれど、 外から手でも振ってみればよかったかなぁ、とは思った。後の祭りである]
(824) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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[壊れていないものがあるとすれば、>>734 それは間違いなく、ふたりでいられるということだ。 ハナから純粋な血のつながりのある親子じゃない、 歳の離れた友達に見えなくもない、 恋人どうしのまねごとからは卒業したい。
そんなふたり、でも羨望の対象となるというのなら、 イロハからしてみれば実のところ、ほんのちょっぴり複雑だけど、 でも、嫌ってわけじゃない]
(825) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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[追い詰められた結果、彼がみんなの時間を止めたいとまで思ってしまったこととか、 イロハは知らないし、 だから、「だめだよなあ」なんて言葉が聞こえれば小さく首を傾げて。>>736
それから、「ありがとな」って言葉が聞こえれば、 にっこりと笑ってみせた]
どーいたしまして。
たぶんじゃなくて絶対はやいってば。 ここにおいしいものもあるし、退院したらあれだ、 打ち上げとかやるんじゃない? 文化祭の後みたいに。 ホントさいごまで楽しかったよねぇー。
[湿っぽいのはイロハも苦手だ。>>737 だから、あはは、って返すのは高校生のおんなのこらしい、 なんだか星だか花とかが飛びそうな笑い声。
なお打ち上げの企画うんぬんは高本に脳内で丸投げした。 お願いします委員長]
(826) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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[それでもお見舞いのさいご、>>738 七月の話題が出れば顔つきは苦笑いに切り替わる]
うん。……びっくりしちゃってさほんとにもー。 これから行くから、ちゃんと伝えておくよ、その言葉。
[頷いて、それから瞬きするだけの間をおいて、 養をまじまじと見る。 「もし君がいなくなってたらやっぱりつらかっただろう。生きていてくれてよかった」 なんて臆面もなく言えるほどイロハは器はデカくないし、 言うことは決まっていた。約束にはきっと満たない、ただの挨拶だ]
(827) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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じゃ、養くん。 また学校でね!**
(828) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 02時頃
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―― お見舞いの光景/七月の場合 ――
ヨーコちゃんっっ そこにいるのは分かっているんですよ!
[受付のお姉さんに教えてもらったので、 手あたりしだいに扉を開けることなくまっすぐそこに辿り着いた次第。 もちろん入る前にノックもした]
傷は大丈夫? もう痛くない? あ、あとケーキ持ってきたからゆっくり食べるといいよ。
[そう言って手に持っていた箱を手渡そうとする。 中身は養へのお見舞いの品を買ったのと同じ場所で売られている、 チョコレートのショートケーキだ]
(851) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 10時頃
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…………。
[話の切り出し方に、少しの間迷う。 天井で瞬いていた光を思い出す。 つくりものの星空、だ]
そういえばさ、 刺されて入院したって話を聞いてから、考えてたワケ。 あの校舎でヨーコちゃん、あたしに話したいことがあったんじゃないかって。
[そうでなかったのら、 何のためにイロハの名前を呼んだというのか。 そんな、うぬぼれに近い思考がよぎりもするのだ*]
(852) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 10時頃
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―― 七月の病室にて ――
[白一色……に近しい病室にて、>>876 七月はベッドの上に横たわっていた。 そこにマネキンのありさまをだぶらせて想起することはなかった。 彼女のそんな姿を見ていないせいだった。
だけど七月にとってはやっぱり、 あのマネキンがさいごだったんだ…… と、ほんのり思わずにはいられなかった。 とりあえず、ホンモノだってことを示すように、 ケーキの箱を持っていない方の手をひらひら振っておいた。 にっこり笑いながら]
(901) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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あ、……うん、わかった。
[病室の片隅にはこれまた白一色の冷蔵庫がある。>>877 そこからペットボトルを取り出している間に、 ふたりぶんの紙コップが七月にと手は手近な場所に並ぶ。 その時の彼女は起き上がってコップを並べていたわけだから、 心底、ほっとした。 だってずーーーっと、白一色の天井をみているなんて、 つまんなそうじゃあないか。星だってない。
……だから、余計、プラネタリウムの星空を思い浮かべたんだろう。 ささやかな光景もまた、イロハにとっての唯一だった。 願わくば七月にとってもそうであればいいのだけれど]
(902) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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えー。
[忘れちゃったのならたいしたことなかったのかなぁ、って。 煮え切らない思いも苦笑にかえて、 ペットボトルを持ってベッドのそばに戻ってきた]
(903) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………。
[変なことかなあ、って。>>879>>880 内心思って小さく首を傾げながら紙コップにペットボトルの中身を注いだ。
いくらか中身の減ったペットボトルを抱えながら七月の語る声を聞いた。>>881 ああ、そうか、と思ってたとはいえ、 聞いてるこっちもちょっとくらいは恥ずかしかった。 だから、チョコレートケーキを口にする傍らで、 イロハはまず紙コップを手に取って、中身でもって喉を潤した。 渇いたまんまだと言えないこともあったからね]
(904) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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…………「こんな私」とか言わないでよ。
(905) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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中学の頃とか、高校入ったばかりの頃は、 ……ヨーコちゃんの方にこそ、「彩華なんか」って思われてないか気にしてた。 だってさ、勉強の方じゃとりえなんてないし、 難なく、あたしの憧れの高校にいけるくらい頭よかったヨーコちゃんのこと、 うらやましかったよ。やっぱり。
でも、ヨーコちゃん、陰口叩くのがシュミみたいなやつらとは、 なんだろ、ずーっと、ちがってたから……、 あたしなんかの面倒見てていいのかな、って思ってたけど、 でも、結局、あたしなんかとでもいっしょにいてほしいって思ったから、 勉強も頑張ったし……、 コイバナもできた時は何だか嬉しかったし……それに……、
(906) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[―――あたしは何を言ってるんだろう? 簡単なことだ。「なんで私と居てくれるの?」っていう、 問いに答えたいだけのことだ。
そんなの、特別な友達だからに決まってるじゃん、って。
彼女がひみつでやってたことについていろんな噂が飛び交っていたけれど、 真偽がどうあれ色々思ったことは大事じゃなくて、 どうやら色々手遅れだったことを理解した、 その時味わった何もできなさの方がずっと、イロハに大きなショックを与えていた。 ヒーローみたいな性質してないはずなのにね! だから]
(907) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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さっき、養くんのお見舞いに行ってきたよ。 お大事に、って言ってたし、 ちゃんと、前向いて生きてくって言ってた。
…………だから、 えぇと、 次はヨーコちゃんの番、 かもしれないし、
あたしからもお願いするよ。
これからも、 ともだちでいてほしいし、 道は別れちゃうけど、 ………お互い前を向いて歩こう。
[ずいぶんと消え入りそうな声で告げて――――……]
(908) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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あ、そのチョコのプレートみたいなのと一番ふわっふわなクリームのとこ、 どっちか好きなのもらっていいよ。
[こっぱずかしいのがダメになった、というか、 返事をもらうのがこわくなった、といいますか。 とにかく慌てて話題を切り替えてから、 ケーキの箱の中に入ってたフォークを包むビニール袋を開ける。 あらかじめフォークが二つ入っていたから、 こうやって分け合うこともできるのだ*]
(909) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 20時頃
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[よく晴れた、春の日のことだった。 イロハは荷造りに没頭していて、 ついでに部屋のなかも片付けていて、 そんな最中、小学校の頃に書いた作文を見つけた。
タイトルは「しょうらいのゆめ」 母みたいな強くてかっこいい女のひとになりたいと言った内容が、 こどもらしい文字で記されていた。
それを読んでいればいつの間に母が後ろにいたものだから、 びっくりして原稿用紙を投げつけてしまった。
申し訳なさそうに頭を下げて、それから]
(981) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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あのね、……やっぱりあたし、そこに書いてあることは叶えたいよ。
[お母さんをやめてしまったお母さんのようには、なりたくない。 それでも]
お母さんみたいなすごい流行の前線に立ってる人に、いつかなって、 でもお母さんとはちょっと違うってところを見せて、 それで、いつか素敵な人と出会って、結婚して、 お母さんにはできなかったことをやってやったざまあみろって言ってやって、 盛大に結婚式して、お世話になった人できるだけみんな呼んで、 で、貴女といっしょにバージンロードを歩く。
[途中からは作文の内容からまったく外れてるけれど。 まあ、これが今のイロハの夢だ]
(982) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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……って、いつまで部屋の中にいるの? こっちはだいじょうぶだから。
[七月のお見舞いに行った時もそうだったけど、 イロハは照れ隠しを躊躇わない傾向があるので、 薄く笑みを浮かべる母をそうやって追い出した]
(983) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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―― そしてまた季節は巡る ――
[いろいろと芸術系の学科学部を抱えるその大学にも文化祭がある。 文化祭という名のある種の発表会、といった方が近いか。 もっとも各サークルは屋台とかあれこれ好き勝手やっているが。
イロハの学科では当然のように服を作り、マネキンに着せる。 1年2年の時はある程度無難なものを作っていたが、 それも3回目、となった時、とうとう弾けてしまった。
「Weather Forecast」(天気予報)と題されたのは、 前面に晴天とひとすじの虹。背面に雨の落ちる曇り空の描かれたTシャツと。 前面に大雪の様子、背面に雷鳴すら轟く大雨の様子が描かれた長袖のブラウスのセットだった]
(984) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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[……せんせいウケは結構真っ二つだったらしい。 ままならないね、ホント。 ただ、撮影自由ってことになったそれが、 SNSでちょっとした話題をさらっているのを見た時は、 なんとなく、作ってよかったなぁ、って思ったものだ]
(985) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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[そんな、イロハなりのやり方で、見かけた世界を閉じ込めたシロモノを、 旅行鞄の片隅に畳んでおいて、 イロハは列車に揺られていた。 きっかけは、高校時代のクラスメイトから久しぶりに届いたメールだった。>>931 わあ、って感嘆じみた声をあげたものだ。 約束ですらない「またね」を連日交わすことはなくなっても、 どうにか、生きている。それはわかった。
君はあの時と変わらない笑顔を見せてくれるだろうか? くれる、よね?]
(986) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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[イロハの、ふたつだけの目がカメラのレンズを捉えている。 胸に、卒業生であることをあらわす紅白のバッジをつけて、 片手に卒業証書の入った筒を持って。 イロハは笑っている。
卒業式の後、>>926 そんな構図の写真を撮ってくれたのはやっぱり養だった。 文化祭の時みたいに、 掛け声は「はーい、チーズ!」だったかな。>>2:428 七月のこと引っ張り込んで、ツーショットをせがんだ一幕もあったかな。
ただ、文化祭の時と違うのは、 養のことも引っつかまえて一枚写真を撮ったことだ。 「はい、チーズ!」の掛け声とともに、いい笑顔をねだって]
(987) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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[いろいろと懐かしむような笑みを浮かべながら、思う。
とりあえず、久しぶりの顔出しも兼ねて、 実家に立ち寄ってから会場に向かうつもりだけど。 どうかお母さんとの話が長引きすぎて、 遅れることのありませんように!
イロハの思いがどうなったかは、 久しぶりに会った、*君たちならば知っている*]
(988) Akatsuki-sm 2019/06/23(Sun) 23時頃
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