人狼議事


41 アンデッドスクール・リローデッド

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 お前……馬鹿だな。

[背中に受けた衝撃をものともせず、男は二本の足で立ち上がる]

 狙うなら、『頭』だろ?

[レスリングで鍛えた己の体に虚弱な若造の一撃なぞ、何の効力もありはしない。
 そうだ。鍛錬に注いだ時間が違う。流した汗の量が違う。
 耐えてきた痛みも。決して負けてはならないという、その、気迫も。
 事実、男は強かった。強者であることに誇りがあった。
 有り余る力を正義に注ぎ、弱者をいたぶる雑魚どもを、一掃することを夢に見た
 だからこそ、己は正しく――――貴様らを罰する権利がある]

 おおぉぉぉっ!!

[男の拳が一閃する。若造の顔面に突き刺さる。
 対手の体が、弾け飛び、はるか前方に転がった。
 奴は当分、動かない。砕いてやった。鼻も、心も。
 一つの『正義』を成し遂げた男は、不遜な面で、にやりと笑った]


 死ねよ。弱ぇクズは。

[……いや、男はただ、手にした破壊の力を正当に行使する、そんな言い訳が欲しかっただけだったのかもしれない。
 ふと、エンジン音が聞こえ、男はちらりとそちらを見やった。
 一台の乗用車が男に向けて、まっすぐこちらに突き進んでくる。
 そうか、と男は思う。その程度には腹を括った……腐ったクズも中にはいるのか。
 例え機械的な凶器が向けられようとも、男は身を引くことはできない。
 背中を向ければ強者の称号を、自ら投げ捨てねばならない。
 恐怖がなかったと言ったら嘘になる。されど、クズと並んで弱者に陥るくらいなら、死んだ方がはるかにましだ。
 躊躇いなく車へと走ると、男はボンネットへと飛び乗った]

 …………ちっ。

[がつん、と体に響く衝撃。とっさにサイドミラーを引っ掴み転落を防ぐ。
 思った以上の衝撃だ。だが、この程度では、男は決して倒れない]


[中で、驚愕する「クズ」の姿が見えた。ハンドルに齧りつき、男を振り払おうと遮二無二になって左右に回す。
 見たか。男は優越感に浸り、運転席の「クズ」を見やる。
 しかし心の中に過るは焦り。まずい。現場から離れていく。
 あそこにはまだ幾人かが、仕損じたまま生き延びている。
 彼女の身に危険が及ぶ。車はどこまで走る気なのか。
 早めにケリをつけなければ。焦燥に駆られ、開いている窓から運転席へと乗り込もうとした瞬間――――身体が、振り落とされていた。
 四足の着地。地面はアスファルトだ。そうか、ここは道路の上だ。
 男を振り落とした乗用車が、一目散に男から遠ざかっていく]

 逃げてんじゃ……っ!!

[乗用車の背に向けて叫びかけた最中、男はようやく気がついた。
 ……違う。奴らは男から逃げようとしている訳ではない。
 単純に……ルールに従って、動いているだけ。
 しくじった。奴らに気を取られすぎたせいで、反応が一瞬遅れてしまった。
 背後から照らされる眩いライトと、耳をつんざくけたたましい急ブレーキの音。
 これが男の――――『不注意』だった]


 かかって、こ……

[振り向き呟かれた声は、迫りくるダンプの圧倒的な存在感に気押された、蚊の鳴くような弱々しい声。
 まるで、脅えた子供のような。
 身体を打ち抜く突撃は、これまで培ってきた自信の全てを根こそぎ掻っ攫い引き裂く。
 己の矮小さを突き付けられ、ふと、脳裏に「死」の文字が浮かんだ。
 いや、そんなはずがない。吹き飛ばされたまま、男は思う。
 これまで、勝ち抜いてきたではないか。時に敗北を期すことがあっても、乗り越え強者であり続けたではないか。
 そうだ。強者だ。力を手にした者だ。
 そんな己がこんなところで――――。
 続く思考は、ガードレールに叩きつけられ、内側の破壊にあわせて終わった。

 い……や、だ……。

 こうして、男は絶対強者の自信とともに、身体機能の一部を、喪失してしまったのだった。
 それからずっと。その命が、途絶えるまで**]

―回想・15年前・深夜の公園で―


己の夜も、やがては明けることだろう……**


メモを貼った。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 教材扱い…!?

[信じそうになったけど、慌てて首を振った]

 い、いや、違う、まって、なんか絶対おかしいて…!

[しかしどう違うのか上手く答えられずにまごまごし始めて。
頭をなでられると妙に大人しくなる]

(170) 2011/12/08(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 そ、そうなんや…
 …ご、ごめん、疑ってもうて。

[勢いに負けて納得してし、謝罪の言葉を述べる。
あそこまで真っ直ぐ言い切られたら信じるしかない]

 うち母子家庭やし、そういうの、あんま良く分からんから…

(177) 2011/12/08(Thu) 00時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 う、うん、分かった、信じる。

[こくこくと真剣な顔で頷いた。
撫でられると目を伏せて]

 …ん。

[短く返事して、セシルの言葉に従った**]

(185) 2011/12/08(Thu) 00時半頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 02時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …う?

[本当に寝るつもりはなかったのだが、疲れていたのだろう。
セシルの声を聞いてもまだ半分眠りながら、聞こえて来た言葉に辛うじて頷く。
しかし言葉の内容を理解出来ていたかは怪しく、またうとうととし始めた**]

(215) 2011/12/08(Thu) 09時半頃

― どこか ―

――…あ、れ。

[ふと気がつくと、辺りは暗く。]

俺、どーなったんだっけ……


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


/*
中発言失礼します。
あくまで俺視点ですが……共鳴者の2人は死にに行っているように感じています。
おそらく、2人が一緒にいる、離れられない、という前提を作ってしまったため、動きづらくなってしまい、物語に絡めなくなってしまった、という感じでしょうか。
そのせいで、共鳴者としての利点(遠くにいても話せる)も、意味を失ってしまいましたしね。
などを見ても、ここが『見せ場だ』と腹を括って、心中を狙っているようにも。
特にローズマリーさんの。そうでもなければ、とても銃弾を放つキャラには見えませんし。

俺は襲撃については何も言わないと言ったとおりですが、ここら辺を考えて、地上にいたらどちらかに投票していると思いますよ?
一応、ご参考までに。


/*
ですね……そんな気配がします。
共鳴者に投票するにしても、俺も、投票するとしたらローズマリーさんでしょうし。
設定も全部出されていますし、生命力的にも、残されたら、フォローがない限り、ロールに困るようにも感じますから(最悪自殺されてしまうようにも)。
そこを踏まえても、ヴェスさんには票は行きづらいかもしれません。
と言いますか、俺の勘が外れていて、本当は生きようとしているのかもしれませんし。
すみません。引っかき回してしまったみたいで。

お力になれませんが、墓下からは熱く見守っていますからね!
バーレーさんも、フォローさんも、暁さんも、見事な動きをされていますよ。
きっとこのシーンはインパクトのあるものになるはず……ご自身を信じて、頑張られてくださいね!


メモを貼った。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[不意に、何かの音に睡眠を邪魔されて、夢から目覚める。
ぼうっとしたまま目を開こうとし]

 …せっちゃん?

[夢に登場した人物の名前を囁く。
それは幼い頃にしか使わなかったもので、口にしなくて久しい響きだった。
まだ覚醒しきってないまま室内を見渡し。
呼ぶべき人が今はもう居ない、そればかりか今現在ここには誰も居ない事を思い出して]

(250) 2011/12/08(Thu) 21時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……あれ?
 私、なんか、夢…

[その瞬間、夢の内容は綺麗さっぱりと頭の中から霧散し。
唇を指でなぞって、昨日の事を思い返すと身体を起こして。
歩き出そう、とした所でシーツに足がひっかかってそのまま床に転がり落ちる]

 きゃー!?

[身体の内側に走る鈍痛が、とりあえず今が現実である事と、半覚醒してた時に聞こえたセシルの声が夢でなかった事を教えてくれた気がした。
最も、その時には既に思い出してたので、そういう機能は必要としてなかったのだが。
とにもかくにも、慌しく外に出れるように軽く支度をしてから廊下へと飛び出した]

(251) 2011/12/08(Thu) 21時頃

聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 21時頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

― 2階廊下→1階廊下 ―

[その足音は、別室に居るリンダや田原教諭にも聞こえていたかもしれない。
なにせ全速力で走るもので、騒音など気にしていられる状況ではなかった。

階段を1段抜かしながら降りて行くと、一番近くに居るのは生徒会の面々だろうか。
いずれにせよ、セシルの姿を見つけると怯えたように息を呑んだ]

 …!
 せ、セシ…ル…?

[青ざめた顔をして、セシルに近づいていく。
誰かが銃を持っていようが、刀を持っていようが、まるで見えてなどいないかのように]

(258) 2011/12/08(Thu) 21時頃

― 来なかった放課後 ―

お前、絵、描くわけ?
芸術科か?――なんだやっぱり1年じゃねえかよ。
俺?俺音楽。うるせえ、こう見えても未来のソリストだぜ?

『うーす。俺もフケてきたー…って、ん?なんだそのでかい小動物は』

おー。来たかアリカワ。
あ、こいつ俺の腐れ縁のアリカワ。で、こいつは…ん、お前、名前なんだっけ。

『おおっ!あそこに見えるのは噂のローズさんじゃねえか!』

……お前人の話聞けよ。

[ゆるやかに、ゆるやかに、陽は傾いていく。]


聖歌隊員 レティーシャは、メモを貼った。

2011/12/08(Thu) 21時半頃


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 …ッ 馬鹿!!

[ぼろりと涙が零れ落ちた]

 馬鹿、馬鹿、阿呆…!
 あんたはいっつもそうやんか!
 私の気持なんか知ってても、知らんくても、掻き回して…っ

[ぐっと嗚咽を押さえ込んで、セシルの横で、膝を折る]

 …嘘吐き、嘘吐き!

[まるで叫べば返事が返ってくると信じるかのように、なじるような言葉を吐いて]

(263) 2011/12/08(Thu) 21時半頃

メモを貼った。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 あんたさえ居ったら、後は、もう全部…

[涙に邪魔されて、言い切る事が出来ない。
分かってた、本当は気付いていた。
死に急ぐような行動の数々。
そこに不安を感じながらも、受け入れたのは自分自身で]

 …。
 私…どないしたらええの…?

[ローズマリーの姿は見ていない。
呆けたように、諦めるような、笑うような顔で呟く]

(268) 2011/12/08(Thu) 21時半頃

―食堂の扉を出て―

[テラスを抜け、食堂へ渡る
 そこで、熊を引き連れた男は、確かに何かを目撃したのかもしれない。
 女生徒の魂――――逝人はその場にはいただろうか。
 何が行われていたのかは、今はまだ、語らない]

 ……………………

[どれだけの時間を過ごしたのだろう。やがて男は、食堂の扉を目指す。
 中で行われている出来事を、最後まで己の目に焼きとどめるため。
 はたして、熊以外の同行者はいただろうか。
 男は、閉ざされた扉をすり抜け、残された者達が集うフロアへと進入した。
 この場にいる生きた人間は、誰がいたのかは分からない。
 けれど、男は生者のかわりに、座り込んだ小さな逝き物をその双眸に捉えたのだった]


 猫さん…………

[そこには、心細そうに顔を撫でる猫の姿が。
 死体は、周囲には見当たらない。きっと、どこか別の場所で命を落とし、ここまでさ迷ってきたのだろう。
 長身の男は屈みこみ、そっと猫を抱きあげた]

 苦しくは、ありませんでしたか。
 サンテックスさんとは、最後まで仲良くされていましたか。
 もし、そうでしたら……せめてもの、救いですよね。

[猫に、そっと頬ずりをする。これまで望んで叶わなかった行為ではあるけれど、心に宿るは喜びではなく、寂しさと、ほんのかすかな暖かみ。
 その感触が、再び男の記憶を呼び覚ます――――。
 そうだ。少し前に、男の喪失の話をした。
 これだけでは救いようのない、悲しいお話だっただろう
 ならばこの間に……もう少しだけ、語りつないでおこうと思う。
 再び過去に立ち返る男を、扉から鼻先だけを突き出した熊が、きょとんとしたまま見つめていた]


―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で―

[死んだのだ、と男は思っていた。
 ベッド回りのカーテンを閉ざし、虚ろな瞳で揺らぎを見つめる。
 遠くに感じる白布を網膜に写し込みながら、死んだのだ、再び思う。
 ダンプに撥ねられた代償は、多大な後遺症を男にもたらした。
 T7胸髄損傷。それは、戻ることのない下肢機能の喪失。
 豪快なリフティングも、打突における踏み込みも、ただごく自然と歩くことすら、もう叶わない。
 力に過大な信頼を、過信を抱いていた男にとっては死の宣告も同様で。耐えがたく。堪えがたく。
 けれど、自死など決してできない。そんなことを行えば、耐えきれずに『死んだ』と嘲笑う奴らが、きっといる。
 絶望に打ちひしがれながらも、なお灯るつまらぬ自尊心。
 同時に、そんな内心を、まだ、彼らの故郷へと隠居してはいなかった両親にも、リハビリをすすめる医療従事者にも吐き出すことができなくて。吐き出す奴らは弱者だと、いまだに思い続けていて。
 『死んだように』の言葉に相応しく、ただ食事を摂取し排泄し、整えられた環境の中、浅い惰眠を貪る日々を過ごしていた。
 壊れた心と、体のままで]


[そんな日々をどれほど過ごしたことだろう。
 ある日、男のもとに妙な闖入者が訪れた。
 無気力に見つめるカーテンが小さく揺れたかと思った瞬間――――。
 ベッドの上に、男の胸に、その来訪者は飛び乗っていたのだった]

 ね……こ……?

[白い毛並みがシーツの色と混ざりあい、男は思わず目をしばたたせる。
 なぜ、こんなところに猫がいる?
 ここは、入院患者の集う大部屋であったはず……。
 その疑問に答えるように、詫びを入れながらカーテンを開けた老人を見て、今度は目を見開いた]


 ティモシ…………先、生

[見つめる先にいた人物は、高校時代の恩師、ティモシー。
 そうだ。彼はあの頃から老人だった。
 印象こそ薄かったが、気弱ながらも優しくて、だから、男が心の中では見下していた教員だった。
 ティモシーは男のことを、すぐに思い出してくれた。
 ヤチグサさん、と笑いながら語りかける彼のくりくりの瞳が、嬉しそうに細まっている。
 どうやら、彼が顧問している生物学部の学生が、体調をこじらせ入院してしまったらしい。
 猫がとても好きな子だから、連れてきたら逃げられちゃった。
 そう言って微笑むティモシーの顔は、男の容体も、そばに置かれた車いすにもまったく頓着した様子はない。
 それで、ヤチグサさんは、どこか悪くされてしまったんですか?
 かつての教師は、制服を着ていたそのままの頃と同じように、下肢不随の男に問いかけたのだった]


[なぜ、彼に全てを語ってしまったのだろう。
 なぜ、辛い心情も吐露したのだろう。
 べったりとお節介を焼かす相手を、鬱陶しく感じるのは男も同じ。
 けれど彼は、こちらへの関心もそれほど強くなく、微かなつながりを持った『他人』。
 そんな絶妙な距離感が、心地よかったからかもしれない。
 全てを吐きだしきった時、空虚な男の胸には確かに、淀んだ何かを排泄しきった、わずかな充実感に満たされていたのだった]

 俺はもう、終わりだ。
 こんな体になってまで、生きている価値なんざ、ない……です。

[久方ぶりの慣れない敬語を交えたのは、いったいどんな心境の変化か。
 ティモシーは、違う、とも、そうだ、とも言わなかった。
 ただ、うんうん、と頷いていた挙句に、うーん、と一人悩みこんでしまっただけだった。
 胸の上にいる猫は、つまらなそうに欠伸をしている。
 そんな1人と1匹の様子に、思わず頬が緩みかけた瞬間、思わぬ言葉が、男に告げられたのだった]


 …………は?
 え、えぇ。確かに、やりはした、が。
 きょ、教師、だ、で、ですか? あの教育実習なんて、ただの気まぐれ……
 ……本気で、この、俺が?

[ティモシーはにっこり笑いながら、迷いなく男に告げてくる。
 確かに、教育実習は行った。ただ、それは公務員試験の面談において、プラスになるかと思っただけのこと。
 本気で教員になるつもりなど、微塵もあったわけではない。
 けれど、語りだしたティモシーの熱は、収まらない。
 学園が最近、バリアフリー回収を行ったんです。
 せっかくやったのに、効率的に使ってくれる人がいないと、もったいないじゃないですか。
 来てくれたら、嬉しいな。
 だってね、あなたがその障害を乗り越えて、たくましく教壇に向かう姿は、生徒たちにも希望与えてくれるんじゃないかと思うんだもの。
 いいじゃないですか。やってくださいよ。
 動物、好きだったでしょう? 学園だったら、猫、いるよ]

 は、ははは……。


[ティモシーへの答えを保留にしたまま、男は小さく笑いだす。
 目元に、うっすらと涙をためて。
 新鮮だった。下肢不随だなんだの事情には、変な気後れは一切持たず。
 ただ、まるで思いつきのままに、無邪気に誘い込む存在が。
 リハビリもまるでやらない己が、当然そうなるかのように、彼の言葉には迷いがない]

 気が向いたら、考えてみ……ま、しょうか。
 俺みたいなムサイ男が教師になったら、生徒が可哀そうかもしれませんけどね。

[本当に、『希望』なんて与える力があるかどうかは分からない。
 けれど、強者としての力を失った己が、かわりそれを手にすることができたなら。
 『死んだ』ままの今よりかは、少しはマシな生き方ができるのかもしれない。
 単なる気まぐれだったのかもしれないけれど、男は新たな生きがいを持つとともに、誘ってくれたティモシーに対し、大きな恩義を感じていた。

 『車いすの教師』が学園に舞い降りたのは、それから1年後のことだった]

―回想・15年前・病院の大部屋、ベッドの上で・了―


―食堂の扉を出て―

 あなたは、あれから何代目になるんでしょうか。
 あなたのご先祖様は、俺がこうして教師となる、ちょっとしたきっかけを作ってくれたんですよ。
 感謝、しています。

[猫を抱きしめながら、記憶の蓋をそっと閉ざした。
 男にとって、誰かに語るに値する話など、これ以上はきっと出ない。
 ただ、死してなおこう思えるのは、幸せなことではあると思う]

 ……この学園に、これてよかった。

[遠くから聞こえる銃声が、存在なき男の鼓膜を刺激した。
 そうだ。志半ばで倒れようとも、これてよかった、この気持ちに嘘はない。
 ならば、己は行かなくては。この場には、男にそんな思いを与えてくれた、学園のみんなが待っている。
 あの世の猫を抱き、あの世の熊を引き連れ。
 男は音源の方へと向かって、歩みをすすめていったのだった**]


― いつか ―

[辺りは暗く、体は鉛のように重い。白い影がそこら中にちらちらとうごめいているように見える。まだはっきりしない頭で、ぼんやりと考える。あれは、いつ、どこだったっけ。誰と一緒に、いたんだっけ。しばらくの間、記憶の片隅を探って]

……あーあ。

[長い沈黙の後、ぼそりと呟いた。]


そんな思い出があったら、よかったのに、なあ…


[そう、本当は気づいていた。それは訪れなかった、ほんの少しの未来の記憶。
涙は、もう流れない。淀んだ沼のように、ただそこにとどまっていた。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 私を… …してくれるて、言うたやんか…

[震える手で揺すって見ても、反応は無いのだろう。
今はまだ暖かいけど、きっと段々と冷たくなってそして…]

 ……。

[黙りこくり、何も見てないような目をセシルに向けたまま、呟く]

 …二人きりに…させて…

(271) 2011/12/08(Thu) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

 ……。

[ゆらりと動き、身体に覆いかぶさるようにして。
長くない髪をセシルの顔にかからせながら、額にそっと唇を落とす。
それはまるで祈りにもにた何かだった]

(277) 2011/12/08(Thu) 22時頃

【人】 聖歌隊員 レティーシャ

[直後に、再び涙が毀れた。
セシルの身体を抱き寄せるようにして、しがみ付く。

もしかしたら、適切な処置を行えば息を吹き返すのかもしれない。
けれど、どうやってそれを行うというのか。
出来たとして、生命を維持する事が可能とは、とても思えなかった]

(280) 2011/12/08(Thu) 22時半頃

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