253 緋桜奇譚・滅
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仕方ないわ、そうでもしなきゃ食べられないから
それは楽しい宴会になりそう
でも場所を考えないといけないわね
今起きているような暴動になってしまったらきっと京がもちませんもの
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さぁて、そしたらここにあんまり長居しても、これ以上の収穫はなさそうかな。
[ならば、見張りに犬を数匹残して、あとの二組に合流しようか。 ゆきにそう提案し、伝言も兼ねて凜のところへ向かうように頼んだ時だ。 使いに出していた犬が、また髑髏を伴ってやってきた。>>42]
えっじゃあ、桜の件と、この大量の屍は、別件ってこと?! 偶々機が重なったか、それとも、どっちかがどっちかに乗じたのか、ってことなのかな。
[余計ややこしくなってきた。]
まあ、とにかくおゆきさんは、凜のとこへ! オイラは八手さんと暖琴のとこへ向かうよ!
(59) 2018/11/15(Thu) 00時半頃
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― 道中 ―
[散々飛び回ってくれた髑髏には、ゆっくりあとからついてきてくれればいいよと伝えて。 オイラ先行して、六道珍皇寺へ向かおうとした。 けど、どっかから、なんか嫌なにおいが漂ってくる。 死体が焦げたような、やな臭い。 もしかして、まだどっかで、蓮が残した烏が暴れてるのか。]
くっそ、そっちが先だ!
[気付いちゃった以上、放置もできないし。 結局髑髏をまたこき使う羽目になっちゃうけど、仕方ないね!]
(64) 2018/11/15(Thu) 00時半頃
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[臭いのほうへ駆けてくと、何か、黒っぽいものが歩いてた。 明らかに怪しい。]
おい、そこのおまえ! 何してる!
[犬たちに、包囲するよう命じながら、その何者かとの距離を詰めて……]
あっ、おまえさんは……!
[>>38店に来た、異国の妖だ。 随分襤褸雑巾のようになってるが、どこで何者と争ったのか。]
(65) 2018/11/15(Thu) 01時頃
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やあどうも、久し振り。 異国の妖さん、おまえさんに、ちょっと聞きたいことがあるんだ。
[久し振りって言ったところで、今のオイラは、黒い狼の姿だし。むこうからは誰だか分んないかもしんないけど。 それは構わず、じりじりと包囲網を詰めてって]
最近、ここいら一体に湧いて出てた、たくさんの動く屍。 行方不明になったっていう舞妓やなんかも混ざってた。
ありゃ、アンタの仕業なのか……?
[問いかけの体をとっちゃいるけど、「違う」って言われても、逃がす気はない**]
(66) 2018/11/15(Thu) 01時半頃
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おお、伽耶vs凛だ。
他も戦い続いているし始まったし。
今日は誰がになるのかなあ。
皆がんばれがんばれ。
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おぉ、蛇vs唐傘か。
面白い組み合わせで熱い。
どこもがんばれー
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これは事案だぁ。
言い逃れのできない光景だねぇ。
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事案だなぁ、言い訳出来へんなぁこれは。
丸裸に剥くってそらあかんわ。
僕の仲間に不埒な真似する爺さんはこんがり焼こう。
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ヤツデのー!ってけむけむ突撃するぞぅ。
どーんだぞ。
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こども に むた い をはたら く のはゆ るさな い
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あら、あらあらあ らあ ら
ごめん な さいね 先に逝って し まって
最 期 に会え たらよ か った んだけど
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[>>67へぇ、この姿でも分かるもんなのか。 流石は異国の妖だ……って、感心してる場合じゃない。]
いやぁ、生憎だけどオイラの店も、この騒動で、開店どころじゃなくってね。 できればこんな馬鹿げたことは早く終わらせて、またいつものように珈琲を淹れていたいんだけど。
[こいつで間違いないだろうなぁ、って分かっちゃいるんだけどさ。 できれば違ってほしいなぁって気持ちも、ちょっとあった。 なにせ、こないだ来店してくれた時は、慌ただしくて、ろくに話せもしなかったし。]
(112) 2018/11/15(Thu) 22時半頃
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お姉さまの事をしってしまったらぁ。
どうなるのかなあ、わくわくするよぅ、愉悦。
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…………。
まぁ、そうだろうね!
[なんて淡い期待は、それこそ一瞬で。 言葉の最期の煙より淡く、消え散ったよね。>>68 緑色の稲妻なんて、見たことがない。 けど驚くより先に、反射的に後ろへ跳ねた。]
ッぶない危ない! 見たことない色の稲妻だ。
[避けたはず、だけど、地面越しに脚が痺れた気がするよ。]
(113) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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知った ら 悲 しんでしまう わね
そう したらもっと 伽耶 がきらう姿 になってし まうわ
そう なる前にお 胎に戻し てあ げたかった
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[多分犬たちじゃ、コイツには歯が立たないだろう。 眷属が無駄に殺されるのは、見たくない。]
オマエたちさ、ここはオイラがどうにかするから、凜と八手さんのところへ行って。 んで知らせてよ。
鴨川下流から町中へ至る途中で、祇園の屍の首謀者と遭遇、って。
[あっちに犬語を解する妖怪が混ざってたかどうか忘れたけど、もし伝わんなくても、何かあったことくらいは察してもらえるはずだ。]
さて。 オイラあん時、聞きそびれちゃったか聞き逃しちゃったか。 異国の妖さんさ、アンタ、なんて妖怪なんだい?
(116) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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[尤も、それを聞いたところで、コイツが倒さなくちゃいけない相手だってのには、かわりないんだけど。]
…… グルルルル……。
[慎重に、距離を測ってく。 あの稲妻を避けて、うまいこと首筋にくらいつけるように。*]
(119) 2018/11/15(Thu) 23時頃
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あっちもこっちも大変。
女の子がぁぼろぼろになって行くぅ。
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茶も嫌いではないんだけどね! なんにせよ、もう飲んでもらえそうにないのは残念だよ!
[>>124会話は早々に打ち切られた。当たり前か。 異文化交流は叶わぬ夢だったらしいよ。]
そうか、じゃあ重ねて残念だ。 オイラは此岸と彼岸を繋げる気はないんでね、再会は難しそうだ!
……ッ!
[眩い光に、目がくらむ。 何かが、一直線にこちらへ向かって飛んできた。]
(133) 2018/11/15(Thu) 23時半頃
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─────ッ、ガッ!
[>>130雷で出来た槍のようなモンは、オイラの左肩を貫いた。 これでも、身をかわそうとしたんだ。そうじゃなきゃ下手したら心臓に突き刺さってた。 傷口がびりびり痺れて、左腕が動かない。というか感覚がない。 足は止まりはしたけど、倒れなかったのは、オイラ頑張ったと思うよ。]
……っ、きょんしー?!
はっは……仙人にも近しい力をもつって、まさかそんな大妖怪が、この国に入り込んでたとはね! 驚きだ!
だがね、この国を渡すわけにはいかないな!
[オイラはこの国が好きだ。 美しい風景も、住むヒトも、妖たちも。 だから、何があろうと、守りたい。
きっと、一族の習性でもあるんだろうな。]
(134) 2018/11/15(Thu) 23時半頃
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三峯の人狼一族がひとり、爪輔! ツェン、キサマの命頂戴する!
[左前脚は動かないから、跳ね上がる力は若干落ちる。 雷の壁に腹が擦れるかもしれないが、知ったこっちゃない。 できれば首……無理なら肩でも腕でもどこでもいい、喰らいついて、その肉引き千切るまでは、オイラ倒れるわけにはいかない。*]
(135) 2018/11/16(Fri) 00時頃
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あちこちで死亡フラグが立ってる。
これは爺様とツェン落ちかな?
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醤油は最高にいい匂いだろ! 屍臭いアンタには分かんないかもだけどさ!
[>>145餅につけて焦げた醤油とか、最高だろうに。 それが分からないとは、やっぱり異国の妖か!]
……っうぐ、グル……ッ!
ッがぁ、ッ……!
[雷の壁ってのは、こんな厄介なものだったのか。 ちょっと擦れただけかと思ったのに、全身の毛がばしばしと逆立って、皮膚の感覚がなくなってくようだ。 痛みは感じない、けど、思うように身体が動いてくれない。]
(147) 2018/11/16(Fri) 00時半頃
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[けどおかげで、躊躇いなく勢いのまま突っ込むことができた。 あちらさん、なにか起きたのか、それとも何か企んでんのか知らないが、反撃のそぶりはないし。 いや、反撃されたところで、もう今の勢いは止まんないから、玉砕あるのみなんだけどさ!]
─────ガァ、ッ!!
[狙いは喉笛。 身体の感覚が失われかけてても、牙が食い込んだことくらいは分かる。]
(148) 2018/11/16(Fri) 01時頃
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グルル、ヴ……!
[醤油醤油うるさいよ! 反論する口は、今は生憎ふさがってる。 麻痺したままの前脚を強引に動かし、倒れ伏したツェンをその場に押さえつけてやる。 むしろ、動けないで乗っかってるだけみたいなもんだけど。
あー……なんか頭がボーっとしてきてんなと思ったら、さっき貫かれた左肩から、かなり血が垂れてるじゃないか。 それに、腹のあたりも焼けて抉れてる。 これ、麻痺が消えたら、相当痛いんだろうなぁ……**]
(149) 2018/11/16(Fri) 01時頃
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