人狼議事


252 Aの落日

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【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




          「酷いよ」


 

(97) 2018/10/17(Wed) 17時頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




        「――――――――」**


  

(98) 2018/10/17(Wed) 17時頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/17(Wed) 17時頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 朝 / 3−A ――


[背後からかけられた声>>138に、
 ホルンの音色が途切れます]


  四十崎くん。
  来てくれたんだ。


[くるりと振り返ったわたしは、
 きっと泣き笑いのような表情をしていたに
 違いありません]
 

(150) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  ……泣いていたのかな。わからない。


[曖昧に微笑んで、
 四十崎くんをベランダへといざないます]
 

(151) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[ベランダから半身を乗り出し、
 眼下を見下ろします。

 ここからは学校中を見渡すことができました。

 昨日、赤く染まっていたアスファルトは
 誰かが掃除したのでしょうか。
 今は昨日の惨劇の気配すらありません] 


  ここから落ちるって、
  どんな気分なんだろうね。


[ぽつり、と呟いて
 それから四十崎くんに向き直りました]
 

(152) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  疎遠になった子と、また仲良くなりたくて
  わたしずっとホルンを吹いてたんだ。
  不純な動機だよね。


[そこでわたしは、
 まっすぐに四十崎くんを見つめます]


  ……でも、今日は
  四十崎くんのために演奏させて。


[そうでないときっと、わたしは
 ホルンのことまで嫌いになってしまうから]
 

(153) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



    「あなたが来てくれなかったら、
     私、きっとここから落ちてたわ。
     そうして、死んでたかもしれない」

 

(154) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  (ホルンまで嫌いになったら、
   わたしになにが残るというのでしょう。
   それはわたしにとって、死んだも同じなのです)

 

(155) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[ホルンソロ。
 亡き王女のためのパヴァーヌ。

 物悲しいホルンの音色が、響き渡ります。

 短いその曲を吹き終えたとき、
 わたしは四十崎くんに寂しく微笑みました]*
 

(157) 2018/10/17(Wed) 22時半頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/17(Wed) 22時半頃


珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/17(Wed) 23時頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 朝 / 3−A ――


[やわらかい四十崎くんの拍手>>214が、
 演奏を終えたわたしを包みました。
 思わず、泣きそうになってしまいます]


  やさしくなんか、ないよ。


[やっぱり、わたしは
 羽音ちゃんみたいにはなれません。

 素直に「ありがと」>>1:376
 お礼を返すことができれば、どんなにいいでしょう。

 そんなことは、分かっているのに]
 

(237) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[わたしは、小さく首を横に振ります]


  我儘を聞いてもらったの、わたしのほう。
  救われたのも、わたしのほう。


[四十崎くんが差し出した飴玉>>215
 震える指先で、受け取ります]
 

  ……伝えたい言葉と、
  逆のことを言ってしまったの。彼女に。


[上擦った声が出ました]
 

(238) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[“二人でホルンを吹いてる所”>>217

 四十崎くんがわたしに投げ掛ける言葉は
 どれも、いちごみるくの飴玉のように甘いのです。

 ふにゃり、と表情が崩れます]
 

(239) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




    (―――どうか、そんな甘い夢を
              わたしに囁かないで)


 

(240) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[咄嗟に涙がこぼれそうになり、
 ベランダの向こうへ視線を向ける
 四十崎くんの背中>>216
 そっとわたしは体重を預けました]


  もしも、あの子がこのままって。
  ……そう思うと怖くてたまらないの。


[きゅ、と四十崎くんの制服の裾を掴みます]
 

(241) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  みんなが来る前には泣き止むから。
  すこしだけ、こうしていさせて。
  

[四十崎くんを困らせるような我儘を
 言ってしまいます。

 もしも彼が許してくれるならば、
 クラスメイトが登校してくる前まで
 四十崎くんの背中の裏で、涙を溢したことでしょう]
 

(242) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ




  [口に放った飴玉は、
   とても甘くてやさしい味がしました]**


 

(243) 2018/10/18(Thu) 00時半頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 00時半頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― それから ――


[当たり前のように、
 教室に安住英子は姿を現しませんでした。

 全校集会で伝えられたのは、
 安住英子に、まだ息はあるという事実だけ。
 詳細を伏せたその簡潔な報告>>#5が、
 様々な憶測を呼びました。

 ざわざわと、胸に嫌な感覚が広まります。

 教室にはどんよりとした空気が漂っていました。
 その重い雰囲気に嫌気がさしたのか、
 うんざりとした様子>>189で羽音ちゃんは
 教室を出ていってしまいます]
 

(263) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[葛くんの姿は、
 全校集会のあとから見ていません。

 今朝送った不躾なメール>>87のことを思い出し、
 わたしの心にさざ波が立つのです。

 ……と、そこでわたしは
 携帯電話の着信ランプが光っていることに
 気付きました。

 それは、葛くんからのメール>>111でした]
 

(264) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[その返信を見て、わたしは率直に
 几帳面でやさしい人だな、と思いました。

 クラスの噂で囁かれる不良めいた葛くんの姿と、
 わたしの目に映るやさしい葛くんの姿。

 あまりにも乖離の激しいそれに、
 大きな違和感を覚えます。

 なにが、“ホントウ”なのでしょうか。

 わたしは、わたしの目に映るものを信じたいと
 願っているのです]
 

(265) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 


  (ああ、こんなにやさしい葛くんだから
      ホルンから離れた彼女は
         居場所を求めたのかもしれません)


 

(266) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[今朝、メールを打った時よりは
 幾分か冷静な心持ちで、
 わたしは葛くんにメッセージを送信します]
 

(267) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────
To 葛 九十九
From 潮田 瑠璃
─────────────────

昨日の朝、英子ちゃんと言い争いをして、
ひどいことを言ってしまったの。

もしも英子ちゃんが、
事件じゃなくて自殺未遂だったら、って。
わたしが原因なんじゃないかって。

一晩中、ずっとずっと考えてた。

─────────────────

(268) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

─────────────────
To 葛 九十九
From 潮田 瑠璃
─────────────────

わたしがホルンを吹いてる姿を
見ているのが、つらかったって。
英子ちゃんはそう言ってた。

葛くんは英子ちゃんから
何か聞いていたの?

英子ちゃんと仲良くし始めた葛くんを
吹奏楽部に誘ったり。
思えば、英子ちゃんの居場所を奪って
追い詰めることばかりしてた。

後悔で、いっぱいなの。ごめんなさい。

─────────────────

(269) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[とりとめのない感情を
 メールにしたためました。

 ごめんなさい。
 謝らなきゃいけないのは、
 葛くんにではなくて、安住英子だというのに。

 わたしは、卑怯な人間です。
 自分が楽になりたいだけ]**
 

(270) 2018/10/18(Thu) 16時半頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 16時半頃


【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

―― 回想 / 四十崎くんと ――


[大丈夫、という>>291
 四十崎くんのやさしい声に
 わたしは何度もうなずきます]


  ……うん、うん。


[そうです。
 わたしは謝らなければなりません。
 あの言葉について、安住英子に]
 

(321) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[わたしは、どこまでも
 四十崎くんのやさしさに甘えてしまうのです。

 いいよ、と囁く彼の言葉にうなずいて>>292
 四十崎くんの制服の裾をぎゅうと握って
 しばらくそうしていました。

 ベランダに吹き込む涼やかな秋風が
 涙に濡れたわたしの頬を撫でます]
 

(322) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ



  ……………っ、


[その風が、微かに湿っている気がして
 わたしは咄嗟に顔を上げました。

 気のせい、なのかもしれません。

 何も語らぬ四十崎くんの背中が、
 なぜか泣いている>>293ように思われたのです]
 

(323) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ

 


        (―――ああ、そうか)


 

(324) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[四十崎くんも、つらいに違いありません。
 彼がクラスで安住英子を庇う姿を、
 何度もわたしは見てきたのですから。

 決して、複雑な思いを抱えているのは
 わたしだけではないのです。

 だというのに、こうやって縋りつき
 泣いてしまうわたしは
 どこまでも卑怯な人間なのでしょう]
 

(325) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

【人】 珊瑚宮連邦 ルリ


[澄み切った秋空の下、
 クラスメイト達が登校してくるまで
 わたしはいちごみるくの甘ったるさに
 浸っていたのです]*
 

(326) 2018/10/18(Thu) 22時半頃

珊瑚宮連邦 ルリは、メモを貼った。

2018/10/18(Thu) 22時半頃


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