207 愛しの貴方を逃がさない。
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/15(Sun) 01時頃
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―回想:昨日の昼―
[あっという間に消えていくドリアと青年>>1を見比べて、 シェフは満足げな笑みを浮かべた。
満面の笑顔。 それをもたらすのは、やっぱり美味しい食事に他ならない。 そう思う。
さて、彼はデザートやスープたちも手に取ってくれたかな。 なんにせよ、彼の食事が終わったのを見計らって、 シェフは、食器を下げがてら、青年に少しだけ声をかけた。]
(18) 2017/01/15(Sun) 17時頃
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いかがでしたか? よろしければ、また、いらしてくださいね。
[ありきたりな言葉かもしれないが、紛れもない本心だ。 自分の料理を美味しく食べてくれる人にこそ、腕を振る舞いたい。 そう思うのは、料理人として当然のこと。そうだろう?]
(19) 2017/01/15(Sun) 17時頃
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[青年が去ってから少ししてのこと。 店の扉には、『貸し切り』の看板がかかったことだろう。
結婚式だかの打ち上げだとか、何とか。 料理の腕の見せ所だというのに、シェフの顔は晴れることはなかった。*]
(20) 2017/01/15(Sun) 17時頃
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―朝:厨房にて―
[両手に下げるのは、料理器具ではなく、黒い大きなごみ袋。 店の裏手にそれらを放り投げて、 シェフは深い、深いため息をついた。
繁盛するということは喜ばしいことだ。 けれど、それ即ち、残される料理も増えるということ。 ごみ袋の中、ぐちゃぐちゃに混ざった メインディッシュの魚料理、デザート、前菜のサラダ。 浮かぶ数刻前の光景を、頭を振って振り払う。]
(21) 2017/01/15(Sun) 17時頃
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[仕方のないことだとわかっている。 けれども、やはり、慣れることはない。
料理長の証、首に巻かれた赤いスカーフを結びなおして、 再び、溜息を一つ。
それを遮るように、タイマーの音がけたたましく鳴りだす。 まるで咎めるようなその音に、シェフは慌ててフライパンを手に取った。*]
(22) 2017/01/15(Sun) 17時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/15(Sun) 17時半頃
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―レストラン《エルブダムール》―
はい、ただいま。
[店の中、ちらほらと埋まりつつあるテーブルの、その一つ。 雪のような肌と髪の少女が発した声>>52に、 ペンとメモを手に歩み寄る。
プラチナブロンドと碧眼。 銀髪と紅色の瞳。
ここだけ切り取れば、 まるで、異国でのワンシーンみたいだ。 そんなことを思ったのは内緒だ。]
ご注文はお決まりですか?
[メニューをじ、と見つめる少女の視線を追って、 自分も鮮やかな色をした写真たちに目を落とし、答えを待った。*]
(54) 2017/01/15(Sun) 23時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/15(Sun) 23時半頃
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シチューのセットですね。 少々お待ちくださいませ。
[白い指先が示した写真>>59に、笑みを一つ浮かべて、 手にしたメモに、注文を書き込む。 会釈を一つ。そうして、シェフは厨房へと戻って行くだろう。
シチューといっても、今日のものは普段の味とは違う。 尤も、彼女が知る由もないだろうけれど。
ホワイトソースや肉への下味はいつも通り。 けれど、野菜の味付けは異なっている。
玉ねぎは、飴色になるまでしっかりと火を通しておくこと。 それが大事なんでしたよね? “先生”]
(72) 2017/01/16(Mon) 20時半頃
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[程なくして出来上がる、あたたかなシチューと、焼きたてのフランスパン。 白い少女の前に、湯気を立てる料理たちを並べていく。]
お待たせいたしました。 ごゆっくりどうぞ。
[穏やかな笑みと、会釈を彼女に向けて。 さて、厨房から、その様子でも見守ろうか。
あぁ、そういえば、コーヒープリンも冷やしてあるんだっけ。 脳裏を過ぎったのは、昨日の少女と、彼女への反省。*]
(73) 2017/01/16(Mon) 20時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/16(Mon) 20時半頃
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[周囲から白を隠すようなキャスケット帽。 その向こう、薄らと浮かんだ表情>>85に、 何故だろう。子供の頃の光景が過る。
小さくて、ふわふわした、白いウサギ。 警戒する様子などもなく、 自分の膝へと乗ってきた、 小さな生き物の姿が浮かぶ。
けれども、ああ、そんな場合じゃないね。 少しずつ平らげられていく、 温かな料理と彼女を、ぼんやりと眺めた。]
(97) 2017/01/16(Mon) 23時頃
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ありがとうございました。 ……あぁ、少々お待ちくださいませ。
[それは、綺麗に平らげられた皿を、厨房に下げた後。 財布をしまおうとしていた少女>>86を、 厨房から呼び止めて、 その手に差し出したのは、小さな袋。
中に入っているのは、コーヒープリンと、パンケーキ。 特に、後者は女子に人気らしいから、 きっと、彼女も気に入ってくれることでしょう。
さて、彼女は受け取ってくれたかな。 どちらにせよ、これだけは聞いておきたいのだ。]
(98) 2017/01/16(Mon) 23時半頃
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お料理はいかがでしたか? お口に合いましたか?
[それを問うたのち、袋を半ば無理やり彼女の手に持たせて。 そうして、去りゆく彼女の背を、 暫くの間、見送ったことでしょう。*]
(101) 2017/01/16(Mon) 23時半頃
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はぁい、お待たせいたしました。
[入れ替わりに現れた友人>>88の注文を、 彼のテーブルに運んだのは、少し後。
今日のおすすめは、ハンバーグとサラダ、 それからコーヒープリンでございます、とか。 それらを並べる頃には、 店はいつもの静けさを取り戻していたことだろう。]
俺も休憩時間だから、 相席よろしいでしょうか?
[そう問いかけつつ、答えを待つことはしない。 自分と南方、それからウェイターだけしかいない店で、 彼の向かいの席にどかりと腰を下ろした。]
(102) 2017/01/16(Mon) 23時半頃
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お仕事お疲れさま。 今日はどちらに?
[呆れたようなウェイターの視線を避けて、 目線を向けた先は、彼の足元。
中々に重そうな荷物たちを眺めつつ、 暇を持て余しているシェフは、マグカップに入れたシチューを啜った。*]
(103) 2017/01/16(Mon) 23時半頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/16(Mon) 23時半頃
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[ず、と音を立てて、未だ温かなシチューを啜る。]
研究室で撮影かぁ。 俺も今度見学させてよ、興味あるし。
[>>105それは、大学の研究室なんていう未知の領域と、 それから、友人の仕事に対するものへの言葉。 尤も、自分も仕事を持つ身なので、 叶わない可能性の方が高いのだけれど、それはそれ。]
(113) 2017/01/17(Tue) 00時頃
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[まだまだこれからだよ、おじいちゃん、なんて 軽口を叩いて、彼の食事をする様子を眺めて。
ふと、マグカップのシチューへ、視線を落とした。 ぽつり、と、言葉も落ちる。]
……南方はさぁ。 可愛いって思うもの、あったりする?
[銀色のスプーンに、歪んだ、自分の顔が映る。]
――食べちゃいたい、って思うくらいに、可愛いもの。
[頭を過った、疑問。 さて、この感覚は、他者と共有し得るものなのか、どうか。]
(115) 2017/01/17(Tue) 00時頃
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……変なこと聞いた。忘れて。
[けれども、彼の答えを待つことなく、話題を打ち切ることとなる。 だって、ねぇ。 きっと、らしくないとか、変とか、似合わない、とか。 そういうのが、普通の反応でしょう。
見計らったように、夕刻を告げる時計の鐘が鳴る。 それに助けられるかのように、彼へと一言二言告げた後、 シェフは、くるりと厨房へ姿を消しただろう。*]
(116) 2017/01/17(Tue) 00時頃
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測量士 ティソは、メモを貼った。
2017/01/17(Tue) 00時頃
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[首を振って、思考を振り払う。 食事を終えたらしい彼と、合わせられた手に、 シェフは小さく頭を下げた。]
喜んでもらえたなら、よかった。 また来てね。待ってる。
[去りゆく背>>119に、手を振る。 暮れ行く空を眺めた後、その赤色に、くる、と背を向けた。**]
(123) 2017/01/17(Tue) 00時半頃
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