人狼議事


219 The wonderful world -7days of SAIGAWARA

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/21(Wed) 05時頃


【人】 座敷守 亀吉

── The 6th day ──

[着信音に意識を引き摺られるかのように目を覚ます。
それを確認し出すと同時に掌に覚える傷みも恒常であって。
刻まれる数字は120、先日と同じだった。

内容は又もや難解なもの。>>#0
その近くを、電車が規則的に音を立てて走って行く。]

 天空の円…0を支配する…?
 兎角、円上12時の位置に支配者がいるのか。
 後は天空の円、が、分かれば…。

[…しかし、東から流れてくる人足が随分と多い。
それも、何かしら落胆とでも形容しようか、そう云う明るくはない雰囲気で統一されている。
何かあったのだろうか、などと興味本意もいいところに、東へ歩き始める事にした理由は、偏にこの様子のせいに過ぎない。』

奇妙な洗脳染みた様子などは“未だ”青年の知るところにない。>>#3]**

(2) 2017/06/21(Wed) 06時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/21(Wed) 06時頃


─ 九想屋近辺 ─

[うずらぼんやりと意識が戻ってくる。
 その時、たぶん豊原は近くに居たのだと思う。
 ただ、生きて居ないで、自分から見える範囲に
 転がって居たのかもしれない。

 ぼんやりと瞼をあげて、むくりと体を起こした。
 一度、指先の感覚も戻っている気がする。
 パツパツと腫れて痛痒い感覚は遠のいてた]


   ………間に合った………?


[すり、と片手で喉もとをさする。
 しかしあの時、確かに自分は意識を失った。
 頭蓋を貫かれる感覚とともに。

 そして、何があったかを思い出す]


   ………っ、豊原!!!


[そして豊原がどこかに倒れて居たのなら、
 駆け寄りその身体を抱き起こそうと。
 立って呆然として居たなら、
 目の前まで駆け寄るのだろう。

 あたりには他に、誰かいたか]**


メモを貼った。


メモを貼った。


[周りに誰もいなかったなら、
 暫く豊原と話し込んだ後に立ち上がる。
 そして改めて表通りへと出たのなら、
 行き交う人々、その一部の異様さに気付いて
 眉を顰める事となる


   なん………だ?
   やっぱこのバッジ変なんじゃねぇの?
   死神たちは何考えてやがる?


[そんな風に、蒼の目をする、
 奇妙なことを口走るRGの人々を見て。
 彼らが持つバッジを見て、ポケットから
 青を5つ取り出しては、巾着袋に纏めてポケットへ]


   ……行くか、相棒。


[差し出した拳は、こつり、
 相手と合わせることは出来たろうか。
 何時迄も路地裏に居るわけにも行かないだろうと
 一先ずは九想屋の前へと、ふらり]**


メモを貼った。


ー 回想・5日目/終わりの話 ー

[勢いを乗せた渾身の拳を死神は避けようともせず
オレの拳に合わせるように手の平を向けて
受け止められず勢いそのままで後ろに受け流された。
渾身の拳が当たろうが当たらなかろうが関係なく、着地の事なんて考えてなかったし
考えてたとしても膝が砕けた足でまともに着地なんか出来る訳もなく。

死神の笑い声が耳に入ったすぐ後
全身を打ちつけながら、派手に地面を転がった。]

い''ッ、あ''……ゴホッ……

[全身痛むせいでろくに目も開けられなくて、こちらに飛ばされていた蝶にも気付けなかったけど

死神が最後に言い残していった言葉は
この耳に、ハッキリと聞こえた。]



(またがあったら
今度こそぶっ殺してやる……!)

[死に損ないが何を言ってるんだって思う。
でも、大事な相棒を、友達を殺した奴を許せない。
だからもし、”また”があったら……

しかし、オレは知ってる。
もし”また”があっても
1人じゃ、奴には勝てない。
1人じゃ……何も出来ないんだ、って。

相棒1人守れず、仇にまともな一撃すら与えられない。
そんな無力感を感じたまま
オレは一言も言わず、一切動かなくなった。*]


ー ??? ー

『お前ばかり目立ちやがって』
『ちょっと上手いからって調子乗るな』

『膝ぶっ壊してろくにバスケ出来なくなったって?』
『好き勝手やってたバチが当たったんだ』

『無理するなよ豊原!』
『豊原の指示出し動きやすいよ、ありがとな!』
『また試合でよろしくな豊原!』



『仲間出来たって、お前は結局1人なんだよ』

[今まで色々言われてきて
最後に言われた事もその通りだった。
否定出来なくて悔しくて
カッとなって食ってかかってたら……こっちにいた。

仲間はあくまで、バスケをやってる時につるむだけ。
バスケがなかったら1人だ。

でも、そんなオレを相棒と呼んでくれる奴がいる。
バカやってくれる奴がいたんだよ。]


──── 『豊原!!!』

[ほら、噂をすれば。
何度も聞いてきた、あいつの声だ。

戻ってやらないと。
オレは、あいつの相棒だから。*]


ー 九想屋近辺 ー

[意識も視界も、その時はまだぼんやりしていた。
寝起きの感覚と同じだけど
なぜか腹も膝も、全身どこも痛まなくて。
何か感じるとしたら、なんとなく温かいような
誰かに抱えられているような。]

………んー…?

[目の前に誰かいる気がして、ジーッとガン見。
徐々に視界がハッキリしてきて、そこに見えたのは]


なっ……桐生!!?

[間違いない、目の前にいるのは確かに桐生だ。
でも、オレが最後に見た桐生は……]

お前……怪我はどうした!?
なんともないのか?!

[明らかに手遅れな姿を見てしまっていたから
間に合ったのかもとか、まさかの例外でまたここにいるになんて考えが浮かばなかったもんで。
抱きかかえられたまま桐生の服を握りしめて、なんかもう必死に詰め寄ってた。
とりあえず、オレは一旦落ち着こうな?って。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


─ 九想屋近辺・目覚めた時 ─

[相手を横抱きの姿勢で抱き起こして呼びかければ
 そのうちに瞳が開いてホッと胸をなで下ろす。
 自分がこうして生きて居るのだから、ある意味
 予想できたことではあるけれども。

 けれど、やはり間に合ったのではないと
 相手の姿を見ていて気付いた。
 相手の存在も、自分の存在も。
 確かにそこに存在しては居るが、他と比べて
 色彩が淡いと言うか、燻んでいるというか。

 ハッキリとこの場にW居るWのかどうか
 不安定なような。

 が。しかし。
 ジーッとこちらを見られたかと思うと
 急に相手に詰め寄られて目を白黒させる]


   えっ?!あー。うん?
   いや。怪我は今は何ともないけどな。
   いや落ち着けよ豊原。
   俺、頭ズドンされてブラックアウトしたから
   その後の事情わかってねえんだけど?


[握った服は元が黒とは言え
 握り締めればその手にべたりと赤がついたか。
 若しかしたら口元も吐いた血でまだ
 赤かったかもしれない。
 どちらにしろ抱き起こそうとした時点で
 それに気づかなかったから相手のシャツが
 悲惨なことになっていたらごめんなさい]


   ……顔、近いって。
   まあ、俺たち多分、脱落組だと思う。
   けど、えーとあの、チンドン屋……
   じゃなくて蝶々夫人………


   じゃなくて、華月斎さん?が。
   いってたんだよな、例外があるって。
   『二度目の死を迎えても尚
    生き返る権利を手にできてしまうような
    死神にとっての理不尽』
   そんな例外があるんだってさ。今回。

   で、多分俺たちも、その例外っつー訳。


[しかしこの先どうしたら良いのかまではわからない。
 例外なのだろう、とは思うけども。
 ただ、へにゃりと笑えば相手の頭をわしゃりと撫で]


   ……今度は、一緒に目覚められたから。
   一緒に、戦おうぜ?


[お互い離れ離れで居るよりも、
 きっと。生き残れるからと。
 相手から一度離れ、差し出した手は
 相手とつなぐことができたのか]*


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉


   ──  ──


[  ───…… 思えば、先生は何時でも一人だった。

 誰かを連れる事もなければ、話も聞かなかった。
 只、尋ねた時だけ述べてくれるばかりで
 それも、詳細には遠い程しか口にされなかった。

 青年が、先生が道場に訪れる所以を知らないのは、
 偏に、先生の人間関係に触れるのを躊躇ったからだ。


 そうして、知らず知らずの内にかけたがっている、
 鎖枷には気付いちゃあいないままなのだ。]
 
 

(25) 2017/06/21(Wed) 20時半頃

【人】 座敷守 亀吉

── 十王ストリート→ ──

[道を歩く青年に入ってきたのは、何やら宗教…それも信心熱心なそれのような声。>>#4
一様に同じような表情をして、一様に同じ言葉を口にする。
それに、す、と眉根が寄った。
幾ら現代の流行から一つ二つ置いていかれたような生活をしていようとも、此れが普通でない事くらいは分かろうと云うもの。

  …… 何とはなく、青年は。
     この街を穢された気がしていた。

瞳に同じような青い…
それこそ、バッジのそれのような灯りを昏い目に宿し、譫言のように繰り返す様は人間よりその見た目をした電子音声だ。

  (沸き上がりかけた感情に、
   そ、ぅっと ── 自制の封をした。)

激しい感情は推奨されないのだから、と。]

(32) 2017/06/21(Wed) 21時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 
 
    ( ───… それは、誰に? )
 
 
 

(33) 2017/06/21(Wed) 21時半頃

[…まさか、あのオオカミだけじゃ…ない?

不自然に散りばめられた斑模様たちが何のノイズかまで判別はできなかったが、その光景が異様である事だけは感じ取れた。

今目視で確認できるだけでざっと45(0..100)x1…いや、46(0..100)x1匹か?
未確認のものもいると考えれば、遭遇したそばから吸い尽くしていくにも限界はあるだろう。
それこそ囲まれてしまえば一巻のおわり…というのも充分にありえる話で]

(……今度こそ、死ぬ訳にはいかないんだ)

[頭をよぎったのは、二度目の死を迎える間際の記憶。*]


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

[と、と、
同じ間隔で地を踏みながら、歩き行く先からきた闇色纏う狼を見た。
それは、昨日に見かけた蛙に似て黒く、今までのそれより強いだろう事は容易に想像できた。
抜こうと木刀にかけた手へ、僅かに力を乗せても動く気配はない。]

  (……お互い、無疵と云う事か、)

[疵をいれるか、ふ、と悩んだ辺りで。
その黒狼が飛びかかってくるのを視界の隅に認めれば、柄を握ったままに手首を回し、その腹部を突き上げる。

…が、強かさは昨日で知った通り。
その程度では動きの鈍る事もないらしい。]

 ……、此方は消耗したくないのですが…。

[現状それを斃すつもりはなく、只動けないようにできればと思っていたものだから。]

(38) 2017/06/21(Wed) 22時頃




  あーらホント。
  イイ男だわ〜イケメンだわ〜。
  地獄に仏、じゃなくて地獄にイケメンね。

  うんうん、奢って貰いなさい。
  でも一口くらい分けてあげましょう。
  泣いて喜ぶかもしれないわ。



[ 別の意味で ]
 



[ にっこりと笑うリョウは、
 普段の鉄仮面とのギャップもあって、
 とても女の子らしくて可愛かった。


 ―――― 眩しすぎて、灼け爛れそうなくらい。


 そんな笑顔を引っ提げて、
 デートのお誘いをしたようだけど。
 残念。愛しの彼には避けられちゃったみたい ]
 



[
 空を舞う黒い翼を睨め付ける。
 飴を口に放る動作の後、何をするのかと思えば、
 向けられた問いに眉根を寄せた ]


  …… それ、三ヶ峯くんにも聞かれたわ。


[ 何故、リョウを庇ったのかと。
 そんなにパートナーを庇う事は珍しいのかと、
 過った思考は、けれど、違う事を知る。


 そう言えば、死神も元は参加者、だっけ ]
 




[ 今一度、考える。
 どうしてリョウを庇ったのか。
 そこに別の影を見てなかったかって。


 ―――― だけど。

 考えてもやっぱり、答えは変わらなかった ]

 





   リョウが傷つくところなんて、
   見たくなかったから。


[ 空飛ぶ死神を、真っ直ぐに見据える。

 最初は確かに真衣に似てると思ったけど、
 本当に最初だけだった。

 リョウは無口で無愛想で無鉄砲で
 見ていて冷や冷やしてしょうがない。

 けど、度胸があって、勝負強くて、
 それでいて可愛らしい女の子。

 アタシが護りたかったのは、間違いなくその子だ ]
 





   …… アナタにもねえ、
   何かあったのかもしれないけど。

   ―――――― でもね、


[ にーっこり。
 浮かべる笑みは、満面。

 だが、その目は、笑ってはいない。
 ( スッと、片足を地から離す ) ]
 


【人】 座敷守 亀吉

[…それから暫くして、
襲いくる度に腹部と足ばかりを打って返し、如何にか追えない状態にすれば、そのまま向かう先へと足を向けた。

つ、頬に滴る緋色を指先で掬って、振り落とした。]


  (今日で、6日目。

   数の多い2組、なんぞ云われていたが、
   この様子だと如何思っても ……、)

 いや、止そう、皆違う所にいるのだろうから。

[こんなに強い雑音が居るのだ、今は側にいない先生の居場所が気になれば次に放られるのは意識下の、

  『恐らくは、天輪の“0時の場所”が目的地、
   …と踏んでいるが、その前に落ち合わないか、』

遠回しに、『今居るところが知りたい、』と述べた。]*

(43) 2017/06/21(Wed) 22時頃




   女の子に暴力を働く男は、
   世界で一番許せないのよねえッ!



[ ―――――― ダンッ!

 足を地に力強く振り下ろした、瞬間。
 死神の“ 真下 ”から水柱が吹き出す。
 それはさながら、間欠泉のように。

 そして、その水は空へと昇りながら
 鮫の形へと成り、死神を呑み込まんと、空を泳ぐ ]*
 


メモを貼った。



   そっちの方が口説き文句って言う。

 [ 目の前にいる死神の顔は、良い方なのだろう。
  
  そんな、俗にいうイケメンに
  可愛いと言われた人は
  …ときめかざるを得なかったりして。
  なお 全部想像。

  私にとっては
  完全に鉄パイプのオニーサンだったので、
  ふーんで終わったわけだ。
  
  ── 愛とか恋とか無縁です。
  生まれ落ちるその前から。 ]
 



 [ ローファーが地面を擦り、
  真っ赤な蛇の頭が死神の喉元へ牙を剥く、

  ── はず だったけれど

  ぎり と、
  何か似たような力か、見えない壁か。
  赤色を阻んだ。

  あからさまに顔を顰める、が。
  攻撃を喰らっていないだけマシなのかもしれない。
  強引にぶち抜こうと勢いをつけ、
  保たせたのはきっかり数秒だった。 ]
 



 [ きっかり数秒でも、離れる余裕はあるわけで。
  壁を取り去った向こう、空へ上がった死神を睨んだ。
  
  翼を広げる死神へ両手を翳せば、
  鎖の音が じゃら、と 響く。

  ── 暢気に質問している間に
  その腹立たしい翼をもいでやると思うも。
  
  それが直ぐできなかったのは、きっと、
  目の前の死神の表情が、問いかける様子が、
  "まるで何かが抜け落ちた"みたいに、
  見えたから だ。 ]
 



 [ …その、間。
  答えるシーシャの、声は拾っていた。
  
  ── 当社比、驚いていた そりゃあ。
  多分 見ている私の瞳はまぁるくなっていた。

  ああ、でも、── ]
 



 [ ── だからこそ、
  きっとこの先、幸か不幸か生きのびたとして。
  私の、きっと人生で初めて選ぶことのできる結末は、
  止めないで欲しい。

  "傷つくところを見たくない"、なら
  "だからこそ" だ。

  こういう時、なにも盗られていなければ、
  心が痛むのでしょうか、わかりません。 ]
 



  [ よぅく 知っているのは
    私を一番傷つけるのはあの世界だってこと。 ]
 



   ── ……!

 [ …多分 ぼんやりしていた所為だ。
  一瞬のうち、気がつけば目の前には水の柱が、
  ── 違う、鮫が、いて。

  伸ばしていた手は咄嗟に引っ込められた。
  …あれに巻き込まれたくはない、から。 ]

   ……… オニーサン どうするの、

 [ 様子を窺う。
  だらり、蛇を垂らして、
  あの死神に 何時でも噛付けるように* ] 
 


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/21(Wed) 22時半頃


─     ─

[人はみんな寂しがりだ。
 だから、みんな他の誰かと寄り添おうとする。
 寄り添っているうちに、変に期待したり、
 怒ったり泣いたり、傷つけたり。
 期待に応えようとして頑張りすぎて
 心が折れてしまったりする。
 人は、一人ぼっちでは生きていけない。
 時にはそんな事を忘れて一人で歩いている気になって
 気付いたら取り残されて慌てることもあるだろう。

 でも、それでも。
 心に信頼できる誰かがいれば。
 その人は一人ではなくて、その心の誰かと
 いつまでも共に生きて行けるのだと思う。
 たとえ距離が二人を隔てても、
 生と死が二人を分かつた後も]


      「……………っ?!桐生!!」


[ああ、俺は馬鹿だったなあ。
 助けを呼ばなくたって、あんな必死な声出して
 自分を呼んでくれる人がいたのに。
 こんな空っぽな自分でも、一緒にバカやって
 協力しあって笑いあえる奴がいたのに。

 心配してくれる奴がいたのに]


   『ニキ、』


[あの時本当に嬉しかった。
 迎えに来てくれたことが、泣きそうなくらいに。
 きっとあのまま死ななかったら、
 大粒の涙をこぼして嬉し泣きしていただろう]


   『ニキ、ありがとう、きてくれて』


[その言葉は風にかき消えてしまったけれど]*


メモを貼った。


―回想―

「だったら、強くなるの」

[辺りを赤く染める落日。
河川敷通りに揺れる影法師。

おぶられた状態だったのでその言葉を告げる彼女の顔を見る事はできなかったが、その声は厳しく、だけどどこか優しいものだった。

…ぼくが男だから?と聞けば彼女は「ちがうよ」と答え]

「男の子とか女の子とか、関係ないの。人間にはいつか…いつか、大切な人を守らないといけない時がくるから」

[そう続けたのだ。]


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

 
     ──  ──


 「 如何して何時も、
     お連れ様がいらっしゃらないのですか? 」

[ …… 何時か、それでも気になって尋ねた事がある。

 一人だと自由が利く、と云われた言葉に、
 そう云うものなのか、と納得した。
 先生が不思議そうな目をしていたのも、>>35
 納得させるのに充分だった。


     … 同時に少し、複雑だった。 ]
 
 

(64) 2017/06/21(Wed) 23時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
[ 女々しいは何も、藤華ばかりがそうではない。

  (匂い幽かな華なれば、その言葉の通り、
   己を主張しない、華であるからこそ。)

 鎖枷をかけたがったのだ。


   だが訳はもう一つあって、 ─── ]*
 
 

(66) 2017/06/21(Wed) 23時頃

メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

── →東エリア ──

[十王ストリートから余り離れない程度、だが雑音を避けるよう移動する最中に、先の答えが返ってきていた。>>53

  『嗚呼、見方に因るが…
   それが外れなら北だろう、ってくらいか。

   …呉商堂書店か、分かった、赴く。』

うって変わって、はっきり口にされる辺り、
昨日は疚しい事があったのだな、と浮き彫りになりそうなもんだが。
そんな事は露も思考の隅に上がらない青年は、見えも伝わりもしない浅い頷きをすると、東へ赴く足を速めた。

  『 ……行くから、
   それまで妙な事はしないでほしい、』

なんぞ遅れて付け足した言葉の先で、先生が金糸以った死神と邂逅した事などは知らない。>>55]

(67) 2017/06/21(Wed) 23時半頃


   ……挑発が下手。

 [ 睨んで
  鮫が食らいつこうと登るのを見て、だけど。
  
  ── こいつ なんなの、って 思うほど、
  怯む様子が見られない
  
  私はぎょっとする様子を隠しもせず、
  鉄パイプ、── が振われた先、
  見えない何かが鮫を阻むのを
  把握した瞬間、 ]
 




  [ そのがら空きの翼を必ず捉えると決めた。 ]

 



 [ ── 片方の蛇の頭を、地面に叩き付けた。
  鎖はたわませず、棒のように真っ直ぐ伸ばす。
  あの背中に向け、真っ直ぐ に。
  
  叩き付けた勢いと、
  無限の鎖 伸縮自在故の荒技だ。
  
  私に翼はないけれど、
  みっともなく跳ねることはきっと出来る から、 ]
 



 [ 水しぶきの中、
  蛇の頭を軸に、私自身を射出して。 ]

 [ ── きっと、
  あっという間に男の背にたどり着いた。
  
  ……上手くいっても行かずとも、
  私自身も重力に逆らえなくなるその一瞬で、
  死神は 振り向いただろうか。
  …目は 合っただろうか。

  合ったなら きっと。
  お嬢様のように 少女の様に、
  たおやかに笑む私が、いたよ。 ]
 




        ── お ち て ?

 



 [ 言った瞬間。
  空中で死神の胴へ両の蛇を絡ませ、
  その勢いのまま、地面へ振り下ろそうと** ]
 




  それはどうも!


[
 サイキックを発動させながら、
 宙を舞う死神を睨み付け続ける。

 上昇する水の鮫は、黒の影を呑もうとするも、
 振り下ろされる鉄パイプの先から、動けない ]


 ( あまり、長期戦にはしたくないわね ……! )


[ 生み出す水の量が多い程、
 操る水の量が多い程、疲弊する。
 だけど、省エネなんてしてられない ]
 




   させないわ!


[ 鮫の頭が、見えない力でひしゃげる。
 しかし、更にサイキックを使い、
 下から上に押し上げる水の力を上げる。

 ―――― おそらく、長くは持たないけど、
      それで問題ない。

 あの死神の注意を逸らすことが出来れば、
 あとは、]

 


メモを貼った。





      [ 聞こえた声に、嫋やかに笑んだ ]*


 


【人】 座敷守 亀吉

[そうして、危うく被せる事になるところだったそれに、暫し黙してから。

  『…いや、一つとは思えない。
   東にあったなら、四方四神の如くだろうか。

   …………、 既に壊したのか、
   疵のないようで何よりだが、気は付けて。』

見たまま、の、その話を聞けば、恐らく最低でも東西南北にはあるだろうと憶測を述べる。
少なくとも、そこ一つにしては雑音の数が多過ぎるものだから、推測ばかりでもない。

…尤も。
忠告した矢先、いきなり妙な事をしているとは、生憎意識下の話では分かろう筈もなかった。>>59]*

(69) 2017/06/21(Wed) 23時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/22(Thu) 00時頃




 [ 信じては いた。
  確かに、それは間違いなく。

  だけど“ ソレ ”は予想していない ]

 




   ウソでしょ!?


[ リョウが、空を飛んだ。

 正確に言えば、
 鎖を使って身体を持ち上げた、だけど。

 死神のがら空きの背中目掛けて接近し、
 その両袖から覗くのは、二匹の蛇 ]
 



[ 鮫と、死神と、女の子が 空舞う光景を
 地上からただ見上げるしか術がない ]


   リョウ …… !


[ リョウへ攻撃が行かないよう、
 水の鮫の上昇は止めぬまま。

 ( 彼女が齎す一手次第では、
   水鮫の形を変える心積もりで )]**
 


メモを貼った。



[ 赤眼の蛇が死神の胴を捕える。
 それはいい。それはいいのだけれど ]


   ッ 、リョウ!


[ 死神の腕がリョウを掴んだ。
 そのまま彼女を抱きかかえて、諸共、落下する。

 マズい、と、水の鮫の形を崩し、
 別の手を打とうとした、けれど、

 背中から地に落ちたのは ―― 死神の方だった。
  嫌な音が、響き、呻き声が、上がる ]
 





   リョウ、大丈夫!?


[ 落下地点へと駆け寄り、様子を見遣る。
 リョウに大事が無さそうな事には安堵して、
 それから、死神の方へと視線を移した。

 ( 不可解だと、
    そう言わんばかりの目を向けて )]**
 


メモを貼った。


ー 九想屋近辺/行動開始時のお話 ー

[目覚めたばかりの時は軽いパニック状態で冷静じゃなかったオレも
目覚めてから暫く時間が経っていた今は流石に落ち着いていた。
で、桐生と表通りまで出たんだけど
そこで前に聞いた以上に気味の悪い……いや
もはや気持ち悪いの領域に入るような事を口にする人達に気付いた。]

ここまで来ると変わった趣味……じゃ済まないもんな
危ない宗教団体にでも入ってのか、って感じだし

[眉間に皺を寄せてる桐生の横で
オレは珍しく難しい顔をしてそんな事言っていた。
実際、何かが流行するとどんどんそれが広まっていくものだけど
これは流石にそういう次元じゃないというか。
オレ?オレは流行とか関係なく、好きなものは好きってタイプだから。

なんて事を考えてたら、拳が差し出されててな。
『行くか、相棒』とか言ってくれちゃうから]


……そうだな、相棒!

[こつり、というにはちょっと強めだったけど
ニカッと笑って、桐生の拳にオレの拳を合わる。
大した事じゃないのに、すげぇ気分が良くなってた。]


ー 九想屋前 ー

[と、いう訳で
一先ず路地裏から出てここまで来たのはいいのだが。]

…………なぁ、桐生
あそこの死神、こっち見てるよな?

[いつもより小声で、桐生にだけ聞こえるように。
まだ少し距離はあるが、前方にいる死神がオレ達の姿を見付けるなりジッとこちらを見ている事に気付いたから
オレの気のせいかどうかの確認も兼ねて桐生に報告。

だって、オレ達を見るその死神の目。
獲物を見定める肉食動物みたいな目をしていたから
無視出来なかったというか。]



………どうする?

[オレ達が今どういう状況にいるのかは一応聞いてたし
死ぬ前に殴り損ねたあの死神みたいに、また殺しに来る奴だって他にもいるかもしれない。

だから、もし仕掛けて来たら
ササッと逃げるか、応戦して撃退するか
……殺られる前に、殺るか
話し合い?あの目からして応じて気がしない。

とにかく、何があってもいいように
桐生の左腕を掴んですぐ回避出来るよう構えて。
死神から目を離さず、あちらの出方を伺う事に。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


─ 九想屋前 ─

  『……そうだな、見てんな。
   話の通りなら、俺たちは例外。
   死神にとって不本意な、目障りだろうな』


[今この状態では、自分たちが賞金首になっているとは
 まだ想像もしていないこと。
 前方の死神を視認すればテレパシーで答える。
 テレパシーを使ったのは、その情報を
 自分たちが得ているのかどうか
 他の死神は把握していないだろう為。
 どうする?との問いかけに応えようとしたが]


W聞けぇ!!このヨクトグラムども!!!W


[にぃ、と三日月を浮かべた、黒のタトゥーめいた
 翼を持つ死神が放った言葉に
「よ、よくと………????」
 と目が点になって固まった。
 そんな自分を前に、カラカラと笑う死神は
 だいぶ若い。恐らくは自分と同じくらいか。
 厨二病を拗らせたのだろうか……と思いながらも
 気を取り直して前方の相手に注視する]


Wお前ら二度も死んだ癖に生き返るなんざ
 逆行列!気に入らねえ!!
 しかもコンポーザーから生きる権利を掴むチャンスを
 もらったなんてクラッシュ!糞食らえだ!!
 コンポーザーも気にいらねぇがお前らを虚数にして
 インフィニティ!!
 俺様の糧にしてやるぜ!!W

   …つまりは俺たちみたいな例外がいるの
   気にいらねえから殺しに来て
   それが死神かコイツの得になる…?


[ひく、と眉が跳ねたのは仕方がない。
 彼独自の言語になりつつ相手の言葉に
 理解が追いついていない現状。
 こう言う作戦なのか、素なのか。
 男はケラケラ笑っては、両腕を広げて掲げた、が]


W……………ッ?!W


[いつの間に現れていたのだろう。
 ザパン、とコンクリートから現れた黒いサメが
 足元から死神に飛びかかり、飲み込んでいく。
 叫びもなく飲み込まれた名も知らぬ死神に
 派手に肩を跳ねさせてしまったが]


   ………えっあの黒いノイズ
   死神も襲うのか?!
   えええええ、あっちのがヤバイ!!!


[哀れ、飲み込まれた死神は忘れられた。
 そして此方に向かうサメに氷槍を放ち
 牽制して動きを鈍らせながら]


   公園に行くぞ、豊原!
   彼処なら見晴らし良いし
   いきなり飲み込まれる率も低くなるだろ!


[建物か並ぶこの場所よりも、遊具などで
 多彩な足場を選べる方が有利と判断。
 一先ずの逃走を申し出るが、
 果たしてそれは吉と出るか凶と出るか]*


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

 
     ──  ──


[ 当たり障りのない先生の言葉を聞いて。>>72
 そう云うものか、と納得する一方で。
 如何しても複雑な心持になっていくのを、自制する。

 先生は本当に他人に対して親切だと思いながら、
 薄ら気付いている事実を見ないよう、封をした。 ]

  ( 嗚呼、私に父の名は誠そぐわない。
    私が今思っている事など…、 )
 
 

(118) 2017/06/22(Thu) 10時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 
 ( 光にも、
   明るいところと暗いところのあるように。

   光と一つに括っては明るいもののふりをして、
   その他方で灼かれない影の静謐が羨ましく。
   その影を深めてゆくなどと気付かず、
   其処へ寄りたいと望む惨酷なさまであった。 )
 
 

(119) 2017/06/22(Thu) 11時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
[稽古場の庭先にあった筈の椿が、
何時しか全くと華を付けなくなった。>>75


気が付けば華を付けているのを見て時期を感じていたものだったが、咲かなくなったと知っても、刈り取られている事など知る事もなく枯らせてしまったか、と思っていた。
その落ちる様は首斬華と呼ぶ者のあるくらいなのに、武士が親しんだ訳など知らない。

(名誉を守らんとして、見かけばかりは美しく堕ちようとする、
その様が似ているからではない事だけは確かだ。)]
 
 

(120) 2017/06/22(Thu) 11時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 ( 父が如何して、花のあしらいを名に用いたのか。
  先生が知らなければ青年も又、知らない。
  柘榴と皆が云うのを、そうなのか、と聞いていた。

  …そこにあるもう一つの華には気付かない。 )


[ 先生が蕾と閉ざしてしまわなくとも。
 主張の僅かな青年の、伸ばすに伸ばせない絆糸など。
 そうそう容易く気付ける筈もないのだろう。 ]*
 
 

(121) 2017/06/22(Thu) 11時頃

【人】 座敷守 亀吉

── →東エリア ──


[
  『…恐らくは。
   只、公園だったなら“災厄”ってのを探すのが、
   存外に厄介そうだとは思ったが。

   奈直生くん…、と云うと彼か、知っているよ。
   作戦会議? 行っても良いと思うが。』

任せる、と云われた当の本人はと云うと。
被せかけた言葉の間に放られた、熟考しても良いくらいの内容にそう軽く返す。>>82

何せ、それが罠かもしれない、だとかを考える事がないのだから。
と、と、早足になりながら歩くのは何も、昨日の事があったからでも、今の言葉で嘯く事があると学習したからでもない。
只、早く会いに行こうと思っただけの事だ。]

(123) 2017/06/22(Thu) 12時頃

【人】 座敷守 亀吉

[忠告した端から、如何にも危うそうなサブミッションを出す割には、
緩い笑みを浮かべる死神に興の惹かれている事など知らないものだから。>>88

  『そうなんだが、その通りなんだが…。

   如何にも危うげなものからは離れてほしい、
   …と言ったら正しいのか…、』

と云っても、青年も死神にはあまり酷い目に遭わないものだから、残念な事にその指す先が認識上で黒い雑音に寄っていたのも又事実だ。

憶測したのは、先生が一人かつ無疵で壊せた辺り、止め処なく溢れている訳ではないらしい、と思ったからでもある。

  『…境界付近か、 …、
   目下の優先ではないから覚えてだけおくよ、
   猶予がありそうなら他の場所も見に行く。』

そのまま、急く心境の少し収まった辺りで。
後ろの方から、最早随分少なくなってしまっただろう誰ぞの、窮した声を聞いた気がして。
ゆる、と、足並を緩めて振り返ったのが悪かったのだろう。]

(126) 2017/06/22(Thu) 12時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[さあさお立会い、此処に参りますは魑魅魍魎よりも恐ろしい黒い雑音の群れでございます、>>@46
…とばかりの黒い大行進。

その先を、付かず離れずで行く、
それでも如何やら、襲われているらしい死神が一人。
狐を嗾けられこそしたものの、それ以上を知らない青年は、その様子に足を止めて、暫し様子を見遣った後で。
彼の方へと、行く向きを変えた。
助太刀まではせずとも隙くらいは作ろうかとしたのは、彼の“遊び”を知らないからこそであった。
その間にも、移り気の早い獣は此方へと。>>@47

それを抜き打ちの刃で薙ぐと、姿勢を伏せて一つを踏み、刃を返して次の一撃をそこに止める。]

 …扨、長居する気はないのだが…、

[随分と数の多いのを、困ったように見ていたが、端から諦めてしまう気はなかったのだ。
要は、往なして撒けば良いのだからと。]*

(130) 2017/06/22(Thu) 13時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/22(Thu) 13時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

[本来は逆なのだろう。
怪我を負えば負うほど相手の動きに合わせ、攻撃を捌いて往なすなり何なりはし辛くなるのだろう。


飛びかかってくる黒狼の上顎を斬り飛ばし、たん、勢い任せに軸足を踏み替え、
そうして、くる、その勢いのまま振り向きながら手首を返せば、振り下ろされる熊の腕の先を逸らした。

  (その巨躯が再び起き上がるより先。
   蹌踉めいていたその肩口を刺し貫けば、
   切り離せずとも投げ棄てるように横へ。)

最中、もう一匹、飛びかかろうと姿勢を落とす狼を横目に、斜め後ろからの狐を峰で押しやれば、
と、二歩分には満たない程度を一歩で後ろへ退く。

  (しなやかに地に着いた狐は、
   不服そうに一声鳴いていて、)


そうすれば、先まで己の居た位置に着地した狼一匹。
それへ、袈裟斬りの如く上からの一太刀を、振り下ろした。]

(148) 2017/06/22(Thu) 18時頃

― コキュートスJ/屋上展望台 ―

[道中7体の死神に襲われはしたが、調子を取り戻した自分と、後ろで支えてくれるパートナーの存在の前には敗北はなくて。
 展望台に辿りつけば、サイガワラの光景に思わず絶句した。
 これがゲームの後半戦、という意味合いなのか、はたまた何か別の意味合いがあるのか]

[ふと、丈司の方を見ると、何かを決意したような、そんな表情で]

 ………生き残る、か。
 このノイズたちって、大本がいたりしないのかしら。

[初日に倒した蝙蝠とその配下のように、根元を断つことができないのだろうかと。
 それは"死者"の自分たちにできるのだろうかと、そう考えた]**


【人】 座敷守 亀吉

[両断された目の前の黒が、霧に還るのを確認しないまま。
ひらり、所々破れ、白が大分と血染めになった袴着が揺らげば、

   ────… 身を、翻した。]

  (此れ以上待たせる訳には。
   先生と早く合流しなければ。)

[離れる前、未だ彼の居たなら、「疾く離れた方が良いと思うよ、」とだけは伝えてから去っただろう。
彼とは違い、振り切るつもりで疾ったものだから。
東エリアとの境を越える頃、見える範囲では雑音を見付けられなかった。


約束していた呉商堂書店まで来れば、漸くと先生の姿を見付ける、が。
金糸をした死神も居る事を見つければ、逡巡はあったが、其方へ地を踏んだ。]

 ── …りゅう?

[それが、狼を塵と帰した後なのか、或いはそれより後であったのかは青年の知るところにはないが。
制止でもなければ、藤色の姿に寄ろうとするだろう。]*

(153) 2017/06/22(Thu) 18時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/22(Thu) 18時半頃


大元…確かに…

[確かにこれだけのノイズが発生しているのなら
いつかの蝙蝠のように、どこかに主…もしくは巣にあたる場所があってもおかしくはない。

だったらノイズの動きをよく辿ってみれば手がかりを掴めないだろうか?
よぉく観察しようとした時]


[―バサッ!バササッ!]

うわ…!?

[唐突に耳に入った音を不審に思い空を見上げれば
まっくろな鳥の群れが上空からこちらを狙い近づいてきている。

黒といってもカラスじゃない、それよりもっと危険なもの]

…パティさん、守りはお願い!

[相手が空から、複数となれば彼女の能力では分が悪い。
黒いノイズ相手にどこまでやれるかわからないが、それでも少年は構えた*]


メモを貼った。


[この場から逃げるにもまずは数を減らすか、もしくは向こうから退散するように持っていかなくてはならない。

彼女のサポートを受けながら広範囲に狙いを定め、一気に黒い鳥達の生命を花にかえていく。]

…ぐっ…こ、この……!

[しかし
次第に数を減らし、やがて赤い花が頭上だけでなく周囲にまでその範囲を拡げはじめたというのに、黒い鳥ノイズ達はひるむ様子を見せなかった。
こちらの命を奪うまで退く気はないというのか?]


『……で…』

『…に…いで…』

[さらに5羽のノイズが力尽きた頃だったか
脳内に直接響くような声が耳に入ったのは。

またかと思いちらりと周囲を確認するも、輪郭だけのナニカの姿は見えないようだ。

不思議に思い、もしやパティさんからのテレパシー?
と注意深く耳をすませてみれば]


『やっと…やっとこっちに気づいてくれたね』

[見えない手に心臓を掴まれたような錯覚と、とても嬉しそうな女の声。

瞬間視界は暗転し、意識は深い深い海に引き摺りこまれていく*]


─ 抹茶ミルクの飴 ─

[そう言えば、ずっと持ち歩いたまま
 使えてないものがある。
 カタミ薬局で買った抹茶ミルクの飴。
 怪我を治してくれた縁のお礼にと。
 何せ抹茶のドリンクを飲んでいた記憶があったから
 そんな気遣いもこの数日、出会うこともなく
 なまじ飴の外袋も血まみれになっていたから
 それに気づけば飴の袋を開いて
 中身を巾着袋がパツパツになるまで詰めて
 残った分、自分の口に放り込む。
 相棒にも一包み。
 そして、外袋は適当なゴミ箱に投げ捨てた。

 そんな、様々なものに狙われながらも
 のんびりとしたワンシーン]*


【人】 座敷守 亀吉

── 東:呉商堂書店前 ──

[少し、前に。
先日も会った彼女の過ぎって行った事は知らないまま、

  (先生が、彼女に巾着を託して、
   作戦会議を云った彼へ伝言を頼んだ事も勿論、)

此方を振り返る姿の、悪気なく微笑うのを見遣って。>>167
待たせた詫びと、サブミッションの助力でもしようかと思えば困ったように息吐くのもそっちのけにされた。

  (先生の嘘は、鞘に仕舞われた刀のみぞ。
   青年自身は未だに気が付かず、)

と、と、
来るより以前に何を話していたのかまでは分からないが、兎角先生の元に駆け寄ろうとして地を踏む。
それが二歩目を数えるより前、降って湧いたように現れたのは雑音。>>@76]

(171) 2017/06/22(Thu) 22時頃

[水面へ降り注ぐ光も届かない

深い深い

水の中


頭を撫でるつめたい手

ねぇ、ぼくの隣にいるきみはだぁれ]



 [ 考え無しだったのは認めよう。
  
  例えばこの先、
  どうやって私は無事に着地するか、と聞かれても
  正直そこまで考えは及んでいなかった。

  死神の笑みが見えても、
  ── いや、たとえ笑みじゃあ、なくても
  私は怯まず、その胴を叩き付けようと

  して、 ]
 


   ─── !?

 [ 引っ張られた、のは意外だった。
  更に言うなら死神の懐に収まったのも、
  全くもって、考えていなかった。

  驚愕の表情を浮かべたのが
  自分自身でも分かる。
  
  殺すつもりで向かっていた私は完全に、
  向こうも殺すつもりで来ると思っていたから、
  鎖を握る手で 胸元を叩きはしたけれど
  それが効くはずも、無い。 ]
 



  [ …"まだ""ここで"死ぬわけにはいかないのに! ]
 


【人】 座敷守 亀吉

[序で、これが今まで通りのものであって黒くはない事に、僅かな疑問を覚えながら。

  (あの黒いものが、死神でも出せないなど。
   事情を知らぬが故の、不可解。)

二歩まで踏んで続きを躊躇った足が、振り抜かれた腕に半歩を退いてから。
その巨躯の向こうに、膝を着いた先生の姿を見りゃあ、何を考えるより先に勝手に身体が動いた。>>169
流麗さの片鱗すら顔を出さないような、力任せで目の前の熊を一太刀に霧に還すべくして、緋が一閃された。

  (周りへの対応なんぞは疎かで、
   未だ綺麗だった右の肩より背側に、
   熱持ったような感覚は気にも留めず。)

その横まで走り寄れば、苦笑う先生の代わり、件の死神を真っ直ぐと見据えた。]

(172) 2017/06/22(Thu) 22時半頃


 [ 後悔しても遅かった。
  歯を食いしばる感覚を覚えながらも
  死神と落下していく私は、

   衝撃とともに、




  ── 男の、声を、聞いた。 ]
 



 [ ………あれ?
  この人は 何で、そんな 呻いているんだ? ]
 



 [ ………下敷きになった死神を、
  きっと私は無感情な瞳で見ていた。
  
  …いや、言うなれば、
  それこそ "抜け落ちた" ような、
  ( やっぱりこれも、口にはしないけれど )

  腕の力が強くなったのもお構いなしに、
  私は視界の先、折れただろう翼を見たままで…、

  ── ××そうだな、って 思った。 ]
 



  [ Q.彼が今抱いている感覚の名前は何でしょうか。 ]

         [ A. ─── ]
 



 [ …ぼんやり、していた。
  
  きっとそれがあって、私はそれはされるがままに
  駆け寄ってきたらしいシーシャの方へ押し出される。
  
  シーシャもシーシャで
  この死神の言動が不可解だったらしい。
  死神はその顔を見て、一言、二言。
  満身創痍で立ち上がりながら告げた。

  ……私は明らかにしかめっ面を、した。
  湧き上がるのは、怒りだ。 ]
 


  
   ……一度殺しておいて、何言ってるの。
   
 [ 私自身は、知らずとも。
  まさに彼が今、思っていたことを突きつける。
  …そこにきっと、
  相手の××を汲む気持ちは、無くて。
  ( ── 段々私が人で無くなっていく感覚。 )

  死神は、どういう反応をしたのだろう。
  もう、立ち上がって、
  去ろうとしていたのかもしれないけれど。

  どちらにしても…そう それから もうひとつ、
  私が投げる声は、さっきの"挑発"に対して、
  思うこと。 ]
 



   ── あのね、オニーサン。
   
   私が一番"愛して"欲しいと願っていた人は、
   何年、何百年生きようとも、
   生きていても死んだとしても、
   二度と、金輪際、話せなくなっても、
   
   永遠に愛なんてくれないんだよ。

 [ 何時もの鉄仮面で、告げた* ]
 


【人】 座敷守 亀吉

[先生が彼に向けた、
頓狂な問いは、半ば焦燥した頭には勿論、耳にさえ入っていた筈もない。>>180]

 …何があったかも、
 何をしていたとも知らないが。
 立てそうか、りゅう、未だ何かあるのだろう、

[掌の刻限が減ってゆく以上、確かに何も終わってはいないのだが。
そう云う意味ではなかった、のだ。

  (只、見仰いでいる様子に、と云うよりは。
   死神は先ほど、手を伸ばしていたから、
   未だ終わっていない気がした、だけの事。)

立てないようならそれこそ、無理に先生を抱えようか、と、今度こそ思っただろうが。
それ以前に、目の前の彼は、如何動いていただろうか。]*

(173) 2017/06/22(Thu) 22時半頃

メモを貼った。


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/22(Thu) 22時半頃



[
 近づいた、途端。
 抱きかかえていたリョウを
 力強く押し付けられ、慌てて抱き留める。

 それから、告げられる言葉たちに目を瞬いて、
 ふ、と微かに笑いを零した ]


  バカは、どっちかしら。


[ 難儀なヒト、と、も一つ付け足して、肩を竦める。

 人を殺したり、助けたり、その心の内は読めないけど、
 そう思うのは、先ほど掛けられた問いのせい

 ( 自分と同じ境遇だった死神は、何を思うのか )]
 



[ 「死ぬ気で守れよ」と、
 一度殺した死神が言う。

 フラフラになりながら、
 それでも鉄パイプを杖に、立ち上がって。
 どこに行くのかなんて知らないけど、
 その背に答えを返そうと、した時に。

 ―― 油断なく、突き付けるような声を聞く。

 そして、珍しく長く話されたそれに、
 微かに瞼を持ち上げるも、問いかける事もせずに、
 ただ沈黙を返す ]*
 


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

[ざ、斬り払った勢い任せは、最も壁の役割を果たしていただろう熊の二匹を霧に返す。
それを、つい先刻まで先生に視線をやっていた彼が見ているなどとは思わないまま、膝を着いている先生に駆け寄った。

普段ならば、幾ら先生が艶やかと表現した方が近しいような。
細やかな人であっても抱えようなどとは思わないが、

  (そもそも抱える事自体が無謀だ、)

如何やら立つのに苦労しそうだと思ったのは、その着物が藤色に緋い花弁を散らしたような有様になっていたからだ。
す、一瞥した限りの死神から視線は即刻逸れる。

  (そうして、手の内を明かした自覚も、
   悪い意味で“利用される”なんて考えも。)

彼が肩口にナイフを突き立てたのを視界の隅で見付け、>>@89
その能力も知らないものだから、思わずと驚いて、其方を見仰いだ。]

(183) 2017/06/22(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[から、存外に渇いた軽い音がして。
ナイフが地に落ちては、跳ね、混凝土に転がった。

  (─── そもそも、だ、
       死神が油断ならない存在だって事が、
       全くと意識の上になかった。

        …… 意識下には、ほんの少し、 )

伸びてきた手を怪訝に見遣って、(ふ、と、嫌な夢の幕間が過ぎる、)
先生を抱えようとしていたばかりに、その手が触れるのを遮らなかった。>>@90]


  っ、  ─── なに、が、

[何があったのか、結果は分かっていた。
白い袴着を染める緋が拡がって、がらん、鞘に納めた刀が手を離れたから。

思わずと表情は顰められてから、き、彼を一度だけ睨めたが。
それでも、木刀を拾い上げ、凡そ大人しくはない先生を捕まえたまま、と、地を踏んだ。]

(186) 2017/06/22(Thu) 23時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[離脱一択を選んだのは、彼との鬼ごっこを知ってではない。
只、ミッションの刻限までの時間もなければ、作戦会議に行く、と云ったのを嘘にする訳にはいかなかったからだ。

  (何より、この状態が長くなれば、
   先生の生命に関わる事が一番にあった。
   疾く終わらせれば翌日となり、
   翌日になれば疵が治るのは知っているから。)

抱き上げて、と云うよりは小脇に抱えるようにして、ではあるのだが、半ば無理に引いて疾る。

ぽつ、ぽつ、落ちた血の跡が、行き先を示すのなどは構っていられなかった。]*

(187) 2017/06/22(Thu) 23時半頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 00時頃



 「 愛してくれる、って言っていたの。
   私ね、それを信じてしまったの…馬鹿ね。
  
   …こんな風にさせて、ごめんね 遼 」
 



 [ 覚えている限り、一度だけ 私の泣いた日。
  
  真っ白で、軽くて 細くなったお母さんの手を
  私はただただ 取るのが恐ろしかった。
  
  小さな町から出たことのなかったお母さん。
  そこに都会からふらりと来てしまった父に、
  一時の気の迷いと逃げで誑かされて
  やがて子供が"できちゃった"、って
  言葉を選ばないなら、少し馬鹿だったけれど
  
  祖父母にバレて 男なら許すって 言われて、
  
  もう名前すら勝手に決められた中で、
 ( ── 女でも、ほんとは"りょう"だったんだって。
      本当にどうでもよかったのね、あのひとたち。 )
  
  はるか、とつけてくれたのは、あの人だった。 ]
 



   ……こどもが 一番に、
   親に愛されたいと願って何が悪いの?
 
  [ いよいよ怒気を隠しもしない。 ]
 



   …父さんのほかに、
   愛してくれる人がいたとして、
   それは確かに素敵なことかもしれない。

   ただ、その人の願いを尊重しても、
   その人は私のすべてを解決してくれるの?
   
   お母さんを蘇らせてくれるの?
   あの家に認められる場所を作ってくれるの?
   私の意思を見てはくれないの?

  [ 勝手なこと言っているのは、
   "普通"に考えたら私の方だったのかもしれない。

   だけど、今の私に 蔑ろ、と 言われたって。

   ── それを×く思う心はもう無い。 ]
 



   …… 私はまだ死なない。
   シーシャには生きる権利を渡す。
   エントリー料、きっと大事なものだろうし
   知り合いもいた。きっと死んで嘆く人だっている。

   だから、
   "私"が"パートナー"にできるのは、それ。

 [ ── そういう、気持ちの汲み方。
  これを無情だと、やっぱり普通は言うのでしょうね。
  だけど 生憎 性根が曲がり切ってしまったようで。

  シーシャから離れれば 落ちていた鞄を拾い上げ、
  中から二枚目のタオルをひっつかみ
  とうとう名前を聞くこともなかった死神へ放る。 ]
  


  
   ………胸糞な家だから、聞こえてたらごめん
   
 [ そのまま、死神とは反対方向。
  何処へ行くわけでもない足取りで、

  "こういうときは謝るんだろうな"って、
  とうとう境目も分からなくなったこころで、
  シーシャに呟いた* ]
 


メモを貼った。



[ 死神が語る言葉を、ただ黙って聞いていた。

 “愛されたい”と願った人に
 愛されなかった死神と少女。

 その苦痛がどれ程のものか、
 失いはしたが、愛を受けていた自分には、
 到底理解は及ばないのだろう。

 そうして、“愛”を諦められなければ、
 世界に失望するのではないか、と ]
 



[ 死神もリョウも、同じものを抱えてて、
 けれど、死神は諦念を覚えたのかもしれない。
 受け入れ難いものを、
 受け入れたのかもしれない。
 もしくは、別の何かを手に入れたのかもしれない。

 そうでなければ、
 パートナーの気持ちを考えろなんて、
 言えないと思ったから ]
 



[ リョウが死神に言い募る。
 怒気を孕ませて投げつける言葉は、
 本心の裏返しなのだろう。

 言い切って、放られたタオルは別れの合図のよう。
 それを見て、
 死神でいて、人の心を持つそのヒトに、問う ]


   ――――  アナタ、名前は?
 

[ その場を去る痛々しい背に、一言だけ投げかけて、
 返事があっても無くても、
 覚束ない足取りのリョウの方を向く。

 「気にしてないわ」と首を振って、
 それから、息を吐いた ]
 





   リョウは、死にたいの? **


 


メモを貼った。


【人】 座敷守 亀吉

[姿勢を伸ばして、金糸の死神に声をかけていたとも知らないまま、先生に駆け寄った。>>209

  (先生の尋ねた事など。

   よもや、死神の成り方など。
   そこに、確かな悪意があるのも知らず。)


悪いな、と云われれば、浅く安堵の息を吐いてから、黙して首を横へ振る。
そうして、立てるかと問う青年は、誠にその身を案じている様子は。
先の質問を聞いた彼から見たら、如何に映っただろう。

  (玻璃を見るこの目は、何にも気付かない。)

その折に、落ちた軽い金属の音と、その先の主を見遣っていながら、その害意を露とも知らないで、疵は、そこに緋華を染め上げた。]

(226) 2017/06/23(Fri) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[それは刀を取り落す程だったのだから、相応に痛かった事は云わずもがなであった。

  (それでも、先生を助けようとしたのは、
   己が生き復りたいからでもなければ、
   先生の為、など云えるものでもなかった。)

呑気の調子で云われた言葉を、儘、受け取ったから、動くなら己が抱えねば無理だ、と解して、>>213
態と黙していたとも知らないから、灼ける錯覚に浮かされる感覚を気力で押し込みながら、
 ─── 抱えられずとも引いて行こうとした。

だが、]

 …、っ、 …気持ちは分かる、が、
 行かねばならないんだ、約したのだから。

[突き飛ばされて、ふら、
肩口以外にも負っていた、前々からの疵もあれば踏鞴を踏むように距離が開く。
その、突き飛ばされた訳を羞恥と取れば、作戦会議に行くと云ったのだから、と言葉を口にした。]

(228) 2017/06/23(Fri) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[嗚呼、そんな言葉程度。
響かない事くらいは、薄々分かっていただろうに。

それでも、青年は只管に信じるしかなかったから、
先生が駄々を引っ込めてくれるものだと信じていたのだ。

  (知らない罪に下される罰は、
   扨、如何なものなのだろう。)

突き飛ばされた意味など、先生が考えている事など、>>215
微塵だって掬い取っちゃあいない事を、青年は知らないのだ。]*

(230) 2017/06/23(Fri) 01時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 
   [ Q. それでも先生に躍起になる訳は? ]


   [ A. 足らない“もの”を補ってくれたから。
      とても具体的に云えば、 ─── ]*
 
 

(231) 2017/06/23(Fri) 02時頃

座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 02時頃


座敷守 亀吉は、メモを貼った。

2017/06/23(Fri) 02時頃


【人】 座敷守 亀吉

[此方を見る先生の意思を知らないからこそ、
随分重い疵を負っていそうなのに意識がはっきりしているのに安堵などして。
虎視眈眈、獲物を狙う猛獣が低く唸るのを横目に、>>@113
只、助けようと、疾く連れ出そうとしていた。

幾ら怪我が重かろうと、翌日になれば治るのだから。
目下、危険な此処を抜けるべきだと考えていた。

  (疾く逢いに行かなかったのも、
   我儘を諌めないのも、夢幻に付き合ったのも、
   須くは己の罪だと思っているのに。

    ─── 最期の最後でも、罰は下るらしい。)


自分勝手と形容された行為の正体を知る訳ではない。>>236
仮に知っていたとしても、青年は紛れなく先生を生かそうとするだろうが。]

(255) 2017/06/23(Fri) 04時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 確かにそうだ、たかが口約束かもしれない。
 だが、行くと云った以上は……、

 ……………、

[言い連ねようとした言葉は、邪魔になる、だとか。>>237
他人様の迷惑じゃないのか、と謂う言葉を否定できずに押し黙る。
先生は立つ事さえままならず、青年も此の状態で全うに戦えるとは到底言い難い。

  (少し動かすだけで灼け付くような、
   そんな右腕で、刀の振るえる筈がない。

   ─── その言葉が、否定できない。)


尤もらしく諭す言葉に言って返せないのだから、駄々をそうと指摘できる筈もなく。
だが、如何にかして此処を離れなければと、何と云ったものかと、困ったように目線が泳ぐ。]

(256) 2017/06/23(Fri) 04時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
 … 何言ってんだか、
 君も一緒に、遅れた事を詫びれば良い、

[何処までもその真意を測りきれないまま、一人で、と云われた言葉にそう返しながら。>>238
踏鞴を踏む程の勢いで突き飛ばされたにも関わらず。
未だそんな事を言ってのけるのは、その奥の意味など分かっちゃあいないからだ。

蹲るような格好のままの先生に袂を引かれて、
よく分かりもしないのに、引かれるままに姿勢を下げた。
すると、何故かその左手が、整えられていた藤色の襟首を掴まえて、崩す。

怪訝より先に唖然として、尋ねかけた矢先、右の手が捕まると、>>240]

(257) 2017/06/23(Fri) 04時半頃

【人】 座敷守 亀吉

 
[
  ( ─── その細首に、刃が充てがわれた。 )

愕然として、妙に力の入ったままの右手は、押し込む事もなければ退く事もなく。]

 …… 厭、だ、
 先生を殺してまで、など、厭だ…!

[珍しく、主張を口にして、嫌々をするように首を横へ振るった。
それでも、前後不覚とでも謂おうか、あんまりにも状況を飲めていなかったから。
無理やりと先生が力を入れてから、一拍遅れて引き戻す。>>242

  (椿のように首の落ちる事はなかったが。
   それでも致命であるのは疑いようもなく。)]
 
 

(258) 2017/06/23(Fri) 04時半頃

【人】 座敷守 亀吉

[辺りに沸き起こっては増えてゆく雑音など目もくれず、>>@114
初めて人の緋色を吸った刀から抜けた力がそれを地に落とすと、藤衣を纏う先生の側に座り込んで、その身体を抱え込んだ。]

 如何して、如何して、 ……、
 私は、…私の事は構いなどしなかったのに、

 只、貴方に生きていてほしかったのに、


[俯いたまま、ぎゅ、その身体を抱え、何一つ落とすまいとするかのように。

それでも、状況など気にもせず、
雑音がその腕を青年の後ろで振り上げるか、
牙を立てんと飛びかかってくれば、吹かれて落ちる程度の生命だ。

その中で、ぽつり、最後に呟き落とした言葉が、]*

 如何して、“僕”にこんな事をさせたのですか、
 

(259) 2017/06/23(Fri) 05時頃

【人】 座敷守 亀吉

      ─────…… “父様”、

(260) 2017/06/23(Fri) 05時頃

【人】 座敷守 亀吉

 
[
  ( 鎖枷は嫌いだった。

    主張せず慎ましい、名の通りの青年は、
    それをとても苦痛にしていたから、
    きっと知られる事はないままなのだろう。

    それが、若し、代わりに、 ─── )]*
 
 

(261) 2017/06/23(Fri) 05時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:亀吉 解除する

処刑者 (5人)

亀吉
28回 (7d) 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
舞台
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.093 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび