272 【R18RP】十一月と、蝶が奏でる前奏曲
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[あの夜がきっと、分岐点だった。]
(26) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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[病院勤めの姉ちゃんから 電話を受けた時は心臓が止まるかと思った。
卒論だの事前講習だので 最近会っいなかった菜摘の顔を どうして病院で見ることになるんだよ。
白い廊下を走っていると また怪我したのって顔見知りに言われる。 今日は俺じゃないから走ってるんだけどなぁ!]
(27) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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[別病棟だから姉ちゃんは付き添えない。 それでも俺が到着するまでは待っててくれて、 菜摘の状態の説明をしてから肩を叩いて出て行った。
全身打撲と右足の骨折で命に別状はないし、 直に起きるだろうって話。
点滴の針が刺さっている腕を見ながら 子供をかばって道路を飛び出したってのを>>16 どこまで信じるか考えている。
そういうことにしておくからと言ったのは 姉ちゃんが出ていくまで部屋にいた 近所に住む警察官の兄ちゃんだ。
事故として処理しておく。 じゃあ、本当のところはなんだった?]
(28) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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[両掌に残る跡ができたあの夜から、 不可解な事象に巻き込まれることがある。
忘れた頃に遭遇するそれは 終わると全部事故で済まされていて。 警察官の兄ちゃんは無事でよかったと言うけど それ以上を決して語らない。
後から現場を訪れても 痕跡を見つけることはできないけど。
だけど俺は「本当のところ」を知っている。
蛇の頭をした人間は実在する。 動く植物は実在する。
あの夜に遭遇したデスマスクは 作り物じゃなかったって、もう知っているんだ。
俺の頭がおかしくなった可能性もあるんだけど。]
(29) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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[前回は菜摘も一緒に入院した。
また同じことになるのが怖かったから 卒論とか就職準備が忙しいと言い訳して 距離を置いていたってのにさ。]
……菜摘、起きたのか?
[もぞもぞ動き出した菜摘が 腕を動かして点滴が抜けそうになるから 止める意図もあって手を握る。>>15]
危ないことしてんなよなぁ。
[まだ少し寝ぼけてるのかな。 ぼけっとした表情に不格好に笑って ナースコールに手を伸ばした。]
(30) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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で、本当に子供だったのか?
[ひととおりの処置が終わって 静かになった病室で。
さっきまでいた姉ちゃん(仕事は?)が 置いていった蜜柑を剥きながら 事の真相を問い質そうとしたけど、 菜摘はどこまで覚えてる?*]
(31) 緋灯 2019/11/10(Sun) 18時半頃
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[俺の問いかけに菜摘は なかなか答えようとしない。>>43
飛び出したのが道路じゃなくても 車と接触してできた傷じゃなくても 誤魔化さなくていいと知ってるはずなのに。
伝えるのも憚れるようなことに 巻き込まれてるんじゃないだろうな。
だんだん眉間の皺が深くなって 擽ったら吐くかなと思い始めたあたりで 気付いた菜摘が慌てて否定してきた。
惜しい。あと3分で実行したのに。]
(45) 緋灯 2019/11/10(Sun) 22時半頃
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[……そこから続いた話は にわかには信じられない話だった。 けど、菜摘が真剣な顔をしているなら黙って聞く。
俺が大怪我して病院に担ぎこまれた時に 頭がおかしくなった俺の話を 菜摘は嘘だと決めつけずに聞いてくれたから。
7年間で何度か繰り返したやりとりを 菜摘は覚えてないんだろうか。]
俺の話をいつも菜摘は信じてくれるだろ。 俺だって菜摘の話なら信じるよ。
[菜摘は隠しごとが下手だけど 人を傷つけるような嘘を吐いたりもしない。
ただ、ひとつだけ。]
(46) 緋灯 2019/11/10(Sun) 22時半頃
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姉ちゃんが死んだってのは ちょっと信じられねぇんだけど……。
[さっき嵐のようにやって来て 菜摘を絞め殺しかけた姿を思い出してほしい。>>41 看護師になってから力がついたのか 学生の頃より手に負えなくなってるんだ。
簡単に死ぬのかな。 そう思いたくないだけかもしれないけど。 ……昔、少しだけ考えたこと、あったような?]
(47) 緋灯 2019/11/10(Sun) 22時半頃
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[でもそうすると、菜摘は姉ちゃんを助けに 過去に行って怪我したのか?
もしそうなら凹む。 巻き込まないよう距離を置こうとしてたのに、 もし一緒に巻き込まれていたら 怪我をさせずに済んだんじゃないかって。
難しい顔をしたまま握った菜摘の手は 握り返してもらえたかな。*]
(48) 緋灯 2019/11/10(Sun) 22時半頃
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[菜摘の「続けなかった昨日」が 俺にとってのいつなのかは 聞いていくうちに直に分かった。>>49
同日に近くで事故だか事件だかもあったみたいで ショッピングモールは開店早々休業になったし、 俺はしばらく飯を食うのにも苦労した。
そういう後日談も含めて全部 掌の傷跡を見る度に今も思い出せる。]
(71) 緋灯 2019/11/11(Mon) 22時半頃
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[でも、俺は全部覚えていたけど、 次の日の菜摘は何も覚えていなかった。
不審者を撃退したことだけじゃない。 その前日から、2日間にかけての記憶を全部。
一時的な記憶障害だろうって説明されて 怖い記憶はない方がいいって言われたけど、 俺は結構ショックだったんだぞ。
リビングで2人で並んで話したことも 伝えるはずだった続きも 菜摘から消えてしまったんだって。
でも菜摘の話を聞いて理解する。 あれは今の菜摘との記憶だったんだ。]
(72) 緋灯 2019/11/11(Mon) 22時半頃
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[説明というより懺悔に聞こえる話を 最後まで聞き届ける。>>53
握り返されていた手の力が緩んだ頃には 言いたいことを堪えていたから 誤解を与える表情になっていたかもしれない。>>52
簡単に離せてしまう手を不満に思いつつ 菜摘の頬に両手を持っていくと 横に引っ張ってむにむにとよく伸ばした。
(やってるのは俺だけど)変な顔に吹き出して、 菜摘が怒るなりの反応を見せたら 引っ張るのはやめるけど頬に手は当てたまま 正面から笑って言ってやるんだ。]
(73) 緋灯 2019/11/11(Mon) 22時半頃
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あの夜から昨日までの7年間は 菜摘が姉ちゃんを助けたからこそなんだろ。
姉ちゃんを助けなかった未来が 菜摘の知ってる未来なら、 俺はその未来にならなくてよかったと思うよ。
[これは今の菜摘が頑張った結果なんだから、 ラッキーって受け取っちゃえばいいのに そうできないのが菜摘らしい。
とはいえどう扱っても構わないって言うのは 俺としては怒りポイントだったので このまま好きにさせてもらうつもりである。
だって俺が離れてもいいみたいに聞こえるじゃん。]
(74) 緋灯 2019/11/11(Mon) 23時頃
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[頬から首の後ろに手を移動させて引き寄せる。 全身打撲っていうから痛いかな。 俺は怒っているから離してやんない。
消毒の匂いがする肩に額を寄せる。]
菜摘が過去を変えたかったのは 姉ちゃんがいなくなっただけじゃなくて 俺が離れたのも嫌だったからじゃないのかよ。
[さびしかったって言ってたじゃん。>>1:256]
それとも俺がいなくても平気? 俺は平気じゃないんだけど。
(75) 緋灯 2019/11/11(Mon) 23時頃
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それに、あの夜に俺に好きって 言ってくれたのは菜摘だろ。
[「覚えている」菜摘との再会を喜ぶのは 昨日までの菜摘を蔑ろにすることだろうか。
俺だけが覚えている記憶の幅が 2日間から7年間に変わっただけと思うのは薄情か。
でも俺にとってはどちらも変わらない。 菜摘との大事な記憶に違いない。
だから難しいことは考えないで 自分の気持ちをぶつけることにした。]
(76) 緋灯 2019/11/11(Mon) 23時頃
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[望むくらいは欲張ったって いいんじゃないかって思うんだけどな。>>92 俺は菜摘ならなんでもほしい。
こうやって菜摘の傍にいる権利を 姉ちゃんが死んだ世界の俺は放棄したらしい。
馬鹿だなぁって思う。 でもその気持ちは分からないでもない。 あの日に出かけた理由も俺は覚えてるから。 悩んで、知られたくなくて、逃げたんだろうな。
その世界の俺の分まで 傍にいようって勝手に誓った。]
(96) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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[じんわり湿る服を感じながら>>94 背中に回る手に、頬が緩むのを抑えられない。>>95 抱きしめてるこの状態なら見られないし 我慢する必要もないんだけどさ。
あの夜の続きを今につないで、 腕の中の体温を確かめるように抱きしめる。
お願いされたし。されなくたって。]
菜摘専用だからな。>>1:-68
[それこそ菜摘が泣き止んで もういいって言われるまでずっと。]
(97) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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[それから少しあとのこと。]
退院したらプレゼント買いに行こう。 少し遅れるけど、誕生日の。
[それに合うやつにする?って 菜摘の首元を示して問いかけた指先には、
贈り先に無事に届けられた星のネックレス。**]
(98) 緋灯 2019/11/12(Tue) 01時頃
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― クリスマス・イブ ―
[社会人1年目のこの時期なんて 絶対に詰めこまれると思っていたのに 駄目元での休暇申請はすんなり通ってしまった。
そのかわり年末年始はないそうなので この2日間をめいっぱい満喫しようと思う。
ギプスが取れて歩行のリハビリも 順調に終わった菜摘は>>135 久しぶりのショッピングモールを 前日から楽しみにしていた。
菜摘にとってはそう遠くない過去の記憶で 別のところにするかって聞いたけど。 なんだろうな。謎の引力でも働いてるのかな。 結局最後はここになった。 気にしないならそれでいいんだけどさ。]
(137) 緋灯 2019/11/12(Tue) 23時頃
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……不思議と潰れないんだよな、このモール。
[店の並びはだいぶ変わったけど 7年の月日を感じさせない人の多さだ。 今日がクリスマスイブってのも大きいかな。
クリスマスの飾り付けがされていて、 広場に設置されているモミの木のさきっぽが モールの入口からも見えている。
ワンピースにコート姿で 俺の隣を歩く恋人は大変かわいい。
遠慮がちに指先だけ握ってくるとか。>>136]
(138) 緋灯 2019/11/12(Tue) 23時頃
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[手をつなぐなんて小さい頃から 数え切れないくらいしてきたことなのに、 恋人になると全然違うから不思議だ。]
そんなんだと ぶつかったらすぐ離れるだろ。
[指を握られている方の手を動かして 指の間に指を挟んだら恋人つなぎのできあがり。 今じゃ俺の方がひとまわり大きいから 包み込むように握れてしまう。]
……こっちの方があったかいだろ。
[今日はマフラー巻いてきてよかった。 鼻くらいまで隠してもごもご言ってから、 俺にまで伝染してきたお互いの照れが引くまでは ぶらぶら外から店を眺めることにしようぜ。*]
(139) 緋灯 2019/11/12(Tue) 23時頃
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[今が冬でよかった。
冷えた空気のおかげで顔も冷えるし 手をつなぐ口実、は夏でも同じ手が使えるけど 腕が触れる距離で歩いておかしくないのは冬ならでは。
だいぶ落ち着いてこれば 中に入って手近な店から見ていくことにする。
角の店は外からの映えも考慮されてか 冬なのに夏と思しき写真がでかでかと飾られていて、 ウェデングドレスと合わせてすごい目立つ。
菜摘の歩く速度が緩くなったかと思えば 写真とその周辺に書かれている概要を まじまじと見ている様子。>>146
……菜摘さん興味ある感じ?]
(179) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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[菜摘の就職先は知っているし なんなら復帰初日は近くまで送ったけど、 手がけてる雑誌は対象が全然範囲外だから>>134 姉ちゃんがリビングに放置してるのを たまにチラ見するくらいで。
仕事の話も手がけてる仕事の内容までは>>145 詳しくはあまり聞いたこともなく。
そしたら純粋に気になってると思うじゃん。
パンフレットを持った人が にこにこ話しかけてきたのに 慌てている菜摘を隣から観察していると、]
(180) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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え、俺は、その。
[急にこっちに振られたから>>147 戸惑ったみたいな反応になってしまった。
見たいかと言われれば見たいに決まってる。 絶対似合うし。綺麗だろうし。
写真の前に飾ってあるやつもいいけど 俺としては開いてるパンフレットの左面に載ってる 首のあたりまでレースが入ってるやつとか好み。]
…………
[ああ、なんか懐かしいなぁ。 前に来た時も墓穴掘ってた気がする。>>147]
(181) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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[――なんて逃避をうっかりした。
そっか。そっかぁ。
人間、自分よりぱにくってる人を見ると 冷静になるって本当なんだな。]
(182) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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[せっかくの機会だし 試着したのを見たくもあるけど。]
申し訳ないんですけど 先に買いたいものがあるので。
[わたわたしてる菜摘の手を握り直して 店員に一礼すると歩き出す。
適当に歩き回るより 全体の地図を探して見た方が早いか。]
ドレス着たかった?
[菜摘はまだ混乱してたか それとも少しは落ち着いていただろうか。
試着したかったなら悪いことしたと思うけど、 俺としては先にこっちがいいんだ。]
(183) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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[世の中で言う「給料3か月分」を用意するのには あと半年くらいかかるわけで。
けど、後に延ばすと予定外に先に なるかもしれないことも知っているから。 思い立ったら吉日っていうしさ。
菜摘はまだ早いって言ってたけど。 俺としては手を離す気は更々ないものだから。]
ドレス着るなら、 指輪買ってからにしない?*
(184) 緋灯 2019/11/13(Wed) 22時頃
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[2か月間手を出さなかったことについて ちょっと言い訳をさせてほしい。
まだ傷も完治してなかったし ギプスが取れたのもつい最近だったし。
それに菜摘も7年間の空白を埋めるのに 毎日忙しそうだったし。
……手を出したら止まりそうになかったんです。 見ていないところで怪我された直後なのもあって 束縛しそうな自覚もあったから余計に。
というわけで躊躇していたわけだけど、 そのせいで菜摘を不安にさせていることには 全然気付けていなかった。>>197
詰めが甘いのよとは 後の姉ちゃんの言である。]
(207) 緋灯 2019/11/13(Wed) 23時半頃
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どういうって、
[言ったままの意味だったんだけど、 やっぱり早すぎたかな。>>198
せかく冷やした顔はまた熱いし 気を抜くと目を泳がせてしまいそうになる。]
調子に乗ってくれるなら 俺としては万々歳なんだけどなぁ……
[ぺちっと叩かれて眉尻を下げながら つないだままの方の手をぎゅっと握った。]
(209) 緋灯 2019/11/13(Wed) 23時半頃
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俺は菜摘が好きで ずっと一緒にいたいから。
菜摘はまだ早いって言ってたけど ……予約とかできないかな……とか……
[キスのひとつもできてない男が 何を言ってるんだって呆れられるかもしれないけど。
だんだん菜摘が見られなくなってきて 結局視線を外してしまった。*]
(212) 緋灯 2019/11/13(Wed) 23時半頃
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[キャンペーンは今年度中に予約したら 来年以降でもOKになるんだろうか。>>213
もちろんその予約じゃないし 菜摘にもちゃんと伝わってるだろう。
……あれ、そっちの予約でもよかったのか?]
(239) 緋灯 2019/11/14(Thu) 21時半頃
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[実のところ静かに俺も混乱していて 思ったまま口にした言葉が プロポーズ同然だってことにも この時は気付いていない始末だった。
マフラーを引かれて視線が揺れた矢先、 頬に触れたものが何か理解したら 目に見えて混乱し始めるんだけども。>>215
え、え……えぇぇ??
なんで目線逸らしてたんだ俺の阿呆。
驚きと共に急いで目線を戻せば すぐ近くで俺の好きな表情が見えたかな。]
(240) 緋灯 2019/11/14(Thu) 21時半頃
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[これ、今外に出たって絶対冷えない。
頬を押さえて顔を真っ赤にした俺は 周りなんて全然見えてなかった。>>237
いいよって言ってもらえて 胸はいっぱいだし心臓は煩いし 気を抜いたらその場にしゃがみこみそうだ。]
……いいよって聞いたからな。 取り消しはナシだからな。
[きっとマフラーでは 顔が赤いのは全然隠せてないだろう。
それくらい嬉しかったんだと 俺も笑顔で応えたんだ。]
(241) 緋灯 2019/11/14(Thu) 21時半頃
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[さて、ここで問題以下略。
もうすぐ広場でドックショーが開催されると 放送が聞こえてきて俺達の現在地を思い出した。]
……行こっか。
[菜摘が見たいっていうなら 広場に行ってもいいけど、 俺としてはこっちを優先したくあり。
催し物の方に人が流れている今なら 賑わいそうな店>>238でもゆっくり見られるじゃん。*]
(242) 緋灯 2019/11/14(Thu) 21時半頃
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[俺としてはなるべく早く 菜摘の隣の席を一生分確保しておきたいんだよな。 分かってくれているのかいないのか。>>243
これだけの混雑具合だから 何人かに見られてたところで きっと知り合いじゃないだろうしな!
広場とは違う方向に進むのを OKしてもらえたなら また手をつないで歩いていこうか。
人波に逆行するわけだから はぐれたら大変だしなっていう言い分。]
(248) 緋灯 2019/11/14(Thu) 23時頃
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― ジュエリー Reincarnation ―
[ちょっと緊張して足を踏み入れる。 だってこういう専門店ぽいの、初めてだ。
店員さんは男の俺から見ても すらっとして格好いいなって思うけど 菜摘が気にしているのを見ると むっとした顔になってしまった。心狭い。>>244
と、気を取り直して店内を見始める。
店内を埋めるガラスケースには アクセサリが身につける箇所ごとに 分類されて飾ってあるから分かりやすい。]
(249) 緋灯 2019/11/14(Thu) 23時頃
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[菜摘はイヤリングやピアスの方に 興味を持ったみたいだけど>>245 俺がきになるのはやっぱり指輪の方で。]
……あと半年かな。
[今が12月だから、 給料3か月分っていうと6月かぁ。
最近はそういうの気にしないんだっけ? それでもすぐには厳しいなぁって ペアリングについてる値札を見て難しい顔をする。 こっちのシンプルなやつならなんとか……?]
? 菜摘気になるのあった?
[指輪は悔しいかな今後に回すにしても 元々プレゼントを買う予定で予算は組んである。 菜摘が気になるものがあったんだろうかと 視線を感じて振り向いて、]
(250) 緋灯 2019/11/14(Thu) 23時頃
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……菜摘、墓穴掘るのうまいよな。
[俺を照れ殺したいのかなって 病院で目覚めてからしばしば思う。>>247
そういうのは2人きりの時に言ってほしい。]
気にいったのがあったら 試しに付けてみるとかできるのかな。
[俺としてはそれとは別に こっちのペアリングにも片割れにも お試しで指を通してもらいたい希望もあったり。 今後の参考にってやつです。*]
(251) 緋灯 2019/11/14(Thu) 23時頃
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[そりゃ同じ店内だしこの距離だし。 その上、冗談だと誤魔化せば傷は浅いのに 思ったことは事実だって白状している。>>257]
やーだね。
[菜摘からの褒め言葉だ。 絶対に忘れてやらないもんね。 ひひ、と笑ってケースを見るよう手招いた。
並んでいるリングに 強制感を覚えてしまうかと 少し不安になりつつ様子を窺っていれば 菜摘も興味を持ってくれているっぽい?>>258]
(294) 緋灯 2019/11/15(Fri) 21時半頃
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[一口にペアリングといっても 色違いからデザイン揃えのものまで色々で こんな風に見比べたことなんてなかったから新鮮だ。
リングの裏にハートが大小並んで掘ってあって ふたつ並べると蝶の羽のシルエットに見える……とか ペアならではの拵えもあって面白い。
いつぞやのネックレスは 菜摘が見てたのを後から追い買いしたからよかったけど イチから選ぶのは俺だけじゃ絶対無理だったな。
菜摘はどんなのが気に入るだろうか。 店員が出してくれたリングを吟味している 横顔を眺めていたら視線が合って、]
気に入ったのあった?
[ひとつ取り上げた菜摘の手は 手の上をうろうろさまよっていた。]
(295) 緋灯 2019/11/15(Fri) 21時半頃
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[答えなきゃ駄目だろうか……?>>259
俺としては予約したいと言った以上 つけてほしい指はもちろん決まってるけど!
主張したい気持ちは山々あるけど!
あらためて聞かれると どうしても照れとか気恥ずかしさが先行するんだ。]
……俺としては、 ここがいいなぁって思ってるけども。
[左手の薬指がいいって直接的に言えない代わりに 俺より白くて細い左手を取った。 視線はちらちらと表情を窺うけど基本は指です。
薬指に親指を当てて緩くなぞった。 ここにそのリングが嵌ったらきっと綺麗だ。*]
(296) 緋灯 2019/11/15(Fri) 21時半頃
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[本当のイケメンならきっと つべこべ言わずに嵌めちゃうんだろうな。
などと考えていたので 菜摘にエロいとか思われてるなんて まったく気付いていないのであった。>>298 気付いても心外だって顔しかしないけどな!!
手を引っ込められそうになった時は>>297 きっとしょげた顔をしていた。
でも手を離さなかったのはさ、 嵌めるところを見たかったんだよ。]
(300) 緋灯 2019/11/15(Fri) 22時半頃
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俺が? いいの?>>299
[手に押し込められた指輪と 菜摘を交互に見ながら確認したのは 他の指に付ける気なんて更々ないからで。
すでに予約だの言って 口にしない癖に主張までしたのにって 呆れられるかもしれないけど。
……ほんとにもう離してやんないからな。]
(301) 緋灯 2019/11/15(Fri) 22時半頃
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[新呼吸を3回繰り返したら 震えずに指に環を通せただろうか。
綺麗に嵌っているように見えるシルバーと 嵌めたのが自分だって満足感に ついつい頬が緩むので、 気味悪がられる前に自分で頬を押さえておく。]
……どう?
[菜摘は気に入るだろうか。 やっぱりいらないとかは聞こえないフリするけど。
店員が菜摘にサイズが合うか尋ねているのを聞いて 指輪って号で数えるんだって初めて知った。*]
(302) 緋灯 2019/11/15(Fri) 22時半頃
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[菜摘が左手を掲げて 確認するように動かしている間、 告白の返事を待つみたいにどきどきした。
まぁ実際の告白の時は どきどきする余裕もなかったんだけどさ。]
え、ええと。 ……いいなって思う。
[指輪のデザインとか二の次に、 指輪をしている菜摘が喜んでくれてるのを見て>>307 気持ちがそのまま口から出てしまったんだけども、 一応、指輪の感想にも聞こえたよな。]
(313) 緋灯 2019/11/15(Fri) 23時半頃
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[顔を隠していた手を外されて あっと思ったのも束の間。 見慣れないシルバーが指を通った。]
え、あ、
[そうだよなペアリングだもんな。 俺もつけるのか。 ――って、俺につけてくれたってことは。
重なった手に嵌る2つの指輪を数秒見つめて 顔を上げたら菜摘が幸せそうに笑っているから。>>308]
どうした? ……へへ、俺も幸せだ。
[聞いて返ってきた言葉に同じように笑った。]
(314) 緋灯 2019/11/15(Fri) 23時半頃
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[ひやっとした感覚は 数秒で体温になじんでいく。 ……そのうち、視界にもなじむといいな。
予約した指に 今度は本物を嵌めに来よう。
そうしていつか当たり前にある指輪を見ながら こんなこともあったねって今日を語り合えるような 明日を一緒に迎えて行きたい。
二度と寂しいなんて思わせないから。 俺達の世界が続く限り、隣に居るよ。*]
(315) 緋灯 2019/11/15(Fri) 23時半頃
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[なお、そのすぐ後。 同じ店内にいたカップルには 大変、大変申し訳ないと思っているのですが。 ……店員の方はたまにこんな客がいるかもしれないから 多少免疫があると信じて……いる。]
菜摘、菜摘。
[指輪のサイズを直してもらうために 店員が離れた隙にちょいちょいと菜摘の肩を叩いて。
こっちを向いてくれたなら ジュエリーのパンフレットを立てた内側で 触れるだけのキスをした。]
(316) 緋灯 2019/11/15(Fri) 23時半頃
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[だってさっきから菜摘が可愛くて 帰りまで我慢できなかったとは怒られた後の言い訳。
一応パンフレットで隠したし!
でもカップルが丁度こっちを見ていたようなら 何をしたか勘付いたかも、しれないね?
なんて一幕があったりなかったり。*]
(317) 緋灯 2019/11/15(Fri) 23時半頃
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