212 冷たい校舎村(突)
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[ 話をして。話して。それで。]
(7) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ひとの想像力 には、限界があって、 自分の 当たり前 の感覚って、 きっとなかなか越えられないもんじゃないかと思う。
そうして、覗き込んだその先に、 得体の知れないなにか が、いたなら。 自分が、誰かにとって、 得体の知れないなにか だったなら。
……”もしも”じゃ、 想像できないから、怖いんじゃん?]
(8) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ ……だから。 話がしたい と言えるだけ、 おまえは強いんだと思う。入間。]
(9) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ 考える様子を見せた入間>>534が、 あのメールを、怖かったと言った入間が、 言葉を、紡いでいく。
死んじゃったほうが、と、入間も言って、 おかしな異変について、触れていく。
笑い声とか、泣き声とか、イルミネーションとか。 俺にも、それらについて、 それ以上言えることはないから、
ただ、あとひとつだけ、言えるとすれば。]
(10) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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……あのさ 俺は、入間じゃないと思う この世界 つくったの
おまえが抱えてるものの重さとか、関係なく、 というか、ひとの悩みなんて、重みとか、 他人になんて、わかんないんだろうけど
ただ、そんな気がする なんか そんなふうに、理由なんてあげてけないし、 ”なんとなく”……だけど ……上須賀、わかる?
(11) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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[ この世界のこと、 趣味悪いとか言い切った、上須賀よりも。
ひとつ ひとつ 取り上げて、考えてるとことか、 メール、怖かったのか。そういうとことか。
そういうの、見ていて、 そう思った としか、言いようがない。
あくまでなんとなく で、なんの保証もできない。 不確かな言葉を、それでも口にして、視線はぶれた。
一旦教室に戻ろう。 その言葉に、そこで、議論が止まることに、 うっすら、安堵さえ覚えながら、3階をあとにする。]
(12) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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— 自宅 —
ん……。
[意識がぼやっとしている。
体が動く。動かしてみる。
肌がチクチクする。寒い。]
……ふぇ……ふぇ……、っくしゅ!
[くしゃみで意識が覚醒した。
なんか、やたらと寒い。
エアコン。タイマーで電源が切れてる。
服。上着がずり落ちて、肩と腕が投げ出されてた。
……どうやら暖房でうとうとして、そのまま眠ってしまったらしい。]
[急ぎ、部屋を暖め直し、
冷えきった四肢をむにむにと揉んで血流を巡らせた。
変な夢を見ていた。
文化祭の時のみんなと校舎に閉じ込められる夢。
……夢、だよね?
足の指をむにむにしながら、あまりにリアルな感覚を思い返していた。
すると、スマホの着信ランプが点灯していることに気付く。
ふぶきかな。それとも——]
[画面を開き、目に飛び込んできたのは、
つばさ氏からの着信記録と、留守番電話の録音と、メールが1通。
夜も遅い、こんな時間に?
不思議に思いながら、留守番電話サービスに残っていた録音を聞けば、
明らかに焦燥したつばさ氏の声が、大音量で耳に突き刺さった。]
「橘が! 大変なの! 落ちたって!
すぐ返事して!」
[落ちた?
……何の試験に?
なんて、ぼんやりした頭は、最初そう考える。]
[次に、メールを開いた。
これを送った時には幾分か落ち着いたのか、
落ち着いた文面で、病院の場所を示す地図と、用件が手短に書かれていた。]
「橘が学校の屋上から身を投げて、危篤状態」
え、
……まさか、……うそ?
[少しして、あの夢の中の校舎のことが、頭によぎって。
そして、弾けるように全てが繋がった。]
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[ 死んだほうがいいと思った。
そう言ったおまえたちに、 「 どうして 」と、踏み込みたい、と。
そういう気もちが、芽生えたから、 やっぱり、言えない。
死んだほうがいい というより、 死にたかった。
なんて。*]
(13) 2017/03/14(Tue) 00時半頃
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お母さん!
ちょっと病院に行ってくる。
……ちがう、わたしはなんともない!
クラスメートが、病院に運ばれたって!
あ、いいから。大丈夫、場所は分かるよ。
歩いて行ける距離だから!
[どたばたと、凍えた体のことも忘れて、外に出る準備。
夜遅くの外出になるから、てんやわんや。
なんとか身支度を整え、重苦しいダッフルコートを着る。
玄関に向かう時に、ふぶきの姿が見えた。]
[気をつけて歩けよ、姉ちゃん。
ふぶきがそう言ってくれる。本当に可愛い奴め。]
うん、行ってきます。
それと……
[ごめんね、と。
小さく呟いた声は、聞かせない。
わがままな姉でごめんね。
これからは、気をつけるから。ふぶき。
心の中で誓いを立てて。夜の街へと歩みを繰り出す。**]
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── 夜:3年3組へ ──
[ 教室に戻ったころには、 眠るための準備が成されていただろうか。
俺は、自分の席に戻って、 ああ、そういえば、ブレザー貸したんだって、 きれいな文字>>2:544を見つめて、思う。 ……気まずいな とも、思う。
それでも、これは、 ”喧嘩中”ってわけじゃないと、 思ってもいいのだろうか。
ふたつ、お礼みたく置かれた飴玉。
もう、みんな寝支度をしていたから、 またあとで食べようって、 ブレザーのポケットに、忍ばせた。]
(31) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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[ それから、みんなに混ざろう。
暗幕を見て、なんだよこれ って、驚こう。 光が眩しい と文句を言いながら、 みんなを追いかけるように、寝支度をしよう。
並べられた寝袋 に、少しだけ強張った頬を、 めいっぱい緩めて、みんなの並ぶ端にもぐりこもう。
お邪魔します。 外から内に入るときのまじない。 心の中で、呪文のように、唱えて。**]
(32) 2017/03/14(Tue) 01時頃
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― monolog ―
[もしもわたしが死んでみたくなってしまったことがある、
なんてこぼしていたら、
ちよちゃんやクラスのみんなはどうしただろう。
しかもその理由が姉との喧嘩だ。
さんざん口撃をぶつけあった後は双方疲れていて、
あお姉の手は震えていた。
あお姉の手にいつの間にか握られていたカッターも震えていた。
隙あらば刺すつもりだったんだろうか]
[そのあと自分の部屋に戻って、
ベッドに横たわってぼんやり天井を眺めながら、
わたしなど刺されて死んじゃった方がよかったのか、
刺される前に自分から死んじゃったほうがよかったのか、
そんなことをぼんやり考えてしまった。
自分から死んじゃう方がだいぶ、ましかなあ、と。
―――そこまで考えてむしょうに寂しくなった]
― 現実世界のわたしの部屋 ―
[目を開ければ見慣れた天井。
ぼんやりと眺めているうちに四肢に力が戻ってくる、感じがする]
―――― さむい……。
[わたしの口から声が出る。
“さっき”、あお姉の持ってたカッターが喉に刺さったはずだったのに。ぐさっと]
………、!?
[飛び起きる。
申し訳程度にかけていた部屋用のストールがずり落ちるのにも構わず]
[やはり、どこからどう見てもわたしの部屋。
わたし達が閉じ込められた、いつもと違う校舎ではない]
帰ってきた、ってことなのかな……。
[それとも実は全部ただの夢?
ぴっ、と暖房の電源を入れながら考える。
やっぱり夢にしてはやけにリアルだった、と。
耳をさす色んな声も、メロンパンの味も、
ちよちゃんと手を繋いでいた感覚も、
カッターで刺された時の刃が肉を破る変な感じも、
マネキンが流していた血の臭いも―――]
[だから。
あの校舎(せかい)に置いてきてしまった者のことが気がかりでしかたなくなる。
どこにも行ったりなんてしない、って言ったのに。
わたしは嘘つきになってしまった。
ごめんね。そして、どうか。お願い。
誰かがわたしの代わりに、
ちよちゃんに傘を差し出してくれますように**]
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── 朝:3年3組 ──
[ 暗幕とか、カラフルな光とか、 穏やかとはいえない、白色の外の世界 とか。
非日常が多すぎて、朝日なんて見えない中、 目覚ましのアラームとは似ても似つかぬ、 チャイムの音で目を覚ました。
寝返りを打ちながら、音を止めようとして、 床の硬さとか、ストレッチのきかない服とか、 すすり泣くかわりに、どこかで 囁く声。 これは いつもどおり じゃないと気付く。
それから。 隣には、空になった寝袋>>41ひとつ。
……古辺?]
(69) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 見渡せば、足りないのは、古辺だけじゃなくて。>>68
ぽつん と、ひと雫落ちるように、 心の中がざわめいたのは、どうしてだろう。
いなくなったまんま、見つからない水野
それが、過ぎって、俺は、そうっと寝袋を抜け出す。
靴下のまま、教室の床を踏んで、 ひょいと、並ぶ寝袋のうちのひとつ、 その傍らに、しゃがんで。小さな声で。]
元賀、なあ 起きろ な ……古辺とか昴、いねーんだけど
[ ゆさゆさと揺さぶる── ことはしないけど、 起きろ と、不安を不機嫌そうな声に隠して、呼ぶ。*]
(70) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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── 回想:元賀と、買い出し ──
[ 雑用のプロたる庶務と、暇人ゆえの使い走り。 元賀や俺が、おつかいを言いつけられることは、 そう、珍しいことでもなかった。
「 あれ足りない 」「 やっぱりこれもほしい 」
その日も、そんな言葉が湧き出て、 あちこちから買い物メモを受け取って、
その量がそこそこになりそうだったから、 俺は、元賀に声をかけた。 買い出しーって、何枚か重なったメモをひらひら。]
(71) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 買い出し つっても、 学校の近くにある、ホームセンターとかSCで、 メモどおり、買い物して、領収書もらって、 それを会計に提出。簡単なお仕事。
ただ、ひとつ、面倒なのは、
几帳面だったり、親切だったり、 よくわかってるやつは、 メーカーとか、色番とか、メモで指定してくれんのに、 たまに、そうしてくれないバカがいること。]
(72) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 行き掛け、追っかけてきた水野が、 『 フリル足んなくなりそう 保田、買ってきてよ 』と、
「 メモ書けっつってんじゃん 」と返した俺に、 般若のような形相で、その場で書きつけて握らせたメモ。
当てつけのように力強い字で書かれた、 『 フ リ ル レ ー ス 』の六文字。
ふざけんな。]
(73) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 女子の衣装の装飾を増やした>>0:241 とか、 そういう経緯は生憎俺は知らなかったし、
それに元賀が一枚噛んでたとか、 それだけじゃなく、何も、知らなかったし、
想像も、しなかったし。
キレ気味に、手芸コーナーの前で棚を睨めつけて、 見分けの付かないフリルだかレースだかに、言う。]
俺らに分かるかよ こんなん
[ 全部一緒に見えるわ と、毒づいて、 それから、やっぱり、 水野が使ってたやつが見つけられず、ため息。
元賀を振り返って、こぼす。]
(75) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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無理、全然、わっかんねー 違うやつ買ってったら、キレられそうだし 女子、連れて来りゃよかった
[ って。*]
(76) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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[ 元賀の隣にいて、楽だったのは。 距離感 だったのかもしれない と、思う。
じゃれついたりもしないし、 踏み込んでもいい距離をはかりながら、 ぽつ ぽつ と、ゆっくり。 そんなペースが許される とか。
今、こうして、声をかけるのも、 俺が今、不安を隠しきれなかったとして、 おまえ、 笑わない だろ、多分。*]
(77) 2017/03/14(Tue) 12時頃
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── 回想:元賀と、買い出し ──
[ 元賀の表情は、一瞬しか、見えなかった。
ただの違和感。
あれ? と思っている間に、 一歩、前に出て棚に近づいた元賀>>114に、 場所を譲るように、一歩退く。
次に、視線が合ったとき、 元賀はもう、その手に探し物を持っている。]
(119) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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えっ…… マジで !
[ 降ってくる声>>115に、 驚きと喜びの混じった声を上げた俺は単純で、 逸れてった視線の理由には思い至らないまま、
けど、知ってる と、思った。
居心地の悪そうな態度とか、 その口ぶり。視線のうつろい。 を、なにか、知っている光景だと感じて、 あ。]
(120) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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あー、そういう? こういうのにも、色々あんだな
でも、ラッキー 元賀が知ってて、よかったわ つーか、水野、あいつ、ちゃんと名前で言えっつの
[ 一歩退く。イメージの話。
なにかを踏みつけた と思ったときには、 たぶん、手遅れなんだろうけど。
せめて、それ以上踏み荒らさないように、 何気ない会話 を装って、撤退。撤収。
「 じゃあそれ買って帰ろーぜ 」と、 おつかいを済ませて、学校までの道のりは、 適当な話題 が思いつかず、口が 重い。*]
(121) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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── 現在:3年3組 ──
[ 察してくれた ような言葉>>111に、 俺は笑いもせずに、頷いて、返事に代えた。
そんなとき、 まだ寝袋の中の上須賀>>117が、 もぞもぞ となにかを探すように手を伸ばして、
こいつ寝起き悪そうだな と思いながら、 俺は、そっちに声だけ飛ばす。]
上須賀! 理一も! ……古辺と昴、いねーから、 俺と元賀、様子見てくる
[ 声は、いつもと同じ調子で響いているといい。 行こう と元賀に促すようにして、教室の外へ。*]
(122) 2017/03/14(Tue) 20時頃
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── 現在:廊下 ──
[ 人気のない、冷たい廊下に出ると、 降り注ぐ ささやき が、一段と、響いて。
俺は、眉を顰めて、 壁に備え付けてあるスピーカーを見上げる。]
……これ、嫌だな
[ 同意を求めたわけではないけど、こぼれた呟き。
笑い声 よりも、すすり泣き よりも、 なんだか、生々しい と思うのは、
それが、俺の歩んできた18年、 その意味 なのかもしれないけれど。]
(130) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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## なにもかも冗談に塗り替えるような、 囃し立てるような声 や ささやき>>102 から、 取り残されたような気もちで、いる。
前髪の奥、色の読めない眸を見て、 自分も、ささやきを交わしているくせに。
いき苦しい。 ##
(131) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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## いつから という問いは、 あまりにナンセンスだと思う。
だって、みんなは答えられるのか。 『 初恋はいつ? 』じゃなくて、 『 いつから女子が好きだった? 』とか。
……いや、別に、 誰かにそう聞かれたわけじゃなくて、 それどころか、誰にも言ったことなんて、ない。
ただ、自覚 は、最近の記憶ではなく、 それなのに、ずっと、言葉にはせず、直視もせずに、
自分のこと なのに、避けて 生きてきて。 ##
(132) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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##
だから、 交わされる ささやき が、 当たり前の反応 として、刺さる。
##
(133) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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[ やまないささやき声。
ずっと、まともに聞いていたら、 頭がおかしくなりそうなので、
かぶせるように、声をあげてみたりする。]
── ふるべー、すばる いるかー?
なあ、元賀、 あいつらの行きそうなところ、 心当たりとか、ある?
[ ひた ひた と、 無機質な冷たさを、靴下越しに感じながら。*]
(134) 2017/03/14(Tue) 20時半頃
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── 現在:廊下 ──
椅子?
[ 眉をひそめて、反復したのは、 同意の後、物騒な言葉>>144が聞こえたからだ。
放送室での概要を聞けば、 場違いにも、笑いがこみ上げる。
天ケ瀬さんも、三星も。こえーよ。 とか、笑うけれど、
そうしていても、耳に届く不快な音に、 笑ったまま、付け足す。]
(159) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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やってみる? あとでさ 機材でも、スピーカーでも ぶっ壊しちまえばいいんだ
(161) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ 元賀の言葉>>144を受けて、 足を食堂のある方へ向けようかと思った矢先、
探していた声 >>141 が、聞こえる。]
── あ、
[ 安堵 を覚えて、元賀>>144を見上げて、頷く。
それから、少し先に見える影、ふたつ。 マイペースな声に、呑気な追撃。>>156
なんだよ、一緒にいんのかよ。 ふたりしておまえら と、ふつふつと腹が立つ。]
(162) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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おまえらさあ、 こういうときに、ふらふら してんじゃねーよ! 朝から びびらせやがって
[ 足を早めて、合流を試みる。
近づいて、はっきり見えた顔>>156が、 やっぱり、常と変わらぬように、見えて。]
(163) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ 上須賀も理一も、なんかまだ寝てたし、 ひとりで焦ってる、 俺のほうが 変 なのか? って、 ちらり と、くらいには、過ぎった。けど、]
(164) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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[ ムカつくもんは、ムカつくから、 俺は、不機嫌そうな表情のまま、 ふたりの元へと歩み寄って、
不機嫌そうな声のまま、 「 で? 」って、聞く。]
何してんの、ふたりで メモくらい、置いてけよな
[ 文化祭の、賑やかな光景。 当日、近寄らなかった屋台の群れは、 なんだか、妙な威圧感を持って、いる。*]
(168) 2017/03/14(Tue) 22時頃
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── 現在:廊下 ──
[ むっとしたまま、放った声に、 思ったよりも、相手がうろたえる>>172ので、
それも、何の毒もない、 気遣いにも思える行動>>172が、 答えとして、かえってきたものだから、
それ以上、何も言えないし。
不思議なことに、 謝られると、なんだか。]
(187) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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……あ、いや
[ ……うまくいかないな。
何と言えばいいのかもわからないし、 急に、どう振る舞えばいいのか、悩むから、
ゆっくりと息を吐いて、 これはため息ではなく、深呼吸だと、 周囲にも言い聞かせるように、ゆっくり。]
俺が、気、滅入ってんのかも 悪い パンケーキ、焼いてくれんなら、食べたい
[ いつか、一口もらったパンケーキ。 その味を思い出して、言った。それは本心。]
(189) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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……でも、どこで? 家庭科室?
[ そう、尋ねる。
屋台の群れ。 家庭科室なら、こっちじゃないよなって。
元賀は手伝うと言うけれど、 俺、調理班じゃなかったしな。
別に、料理できないとかじゃなく、 ”したことない”だけで、やればできるはず。 ── って、内心思っていたけれど、
文化祭のときは、 「家で料理? 台所入ることねえ」の一言で、 接客に回されていたのだ。解せぬ。]
(190) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[ っつか、体調悪いなら、 今は無理せず休めばいいのに、とか。
思わんでもないけど、 言えないことを飲み込んで。
ふたりが移動するなら、 俺は教室と保健室を回って、 朝ごはんのお知らせでもしてこようか。
と、]
(191) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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[ 昴と元賀が、そのあと移動したか、 その場にとどまっていたかは、わからない。
ただ、そうこうしているうち、 自分たちとは逆方向からやってきた、 入間と大和さん>180が、言う。
”三星莉緒と似たマネキンがあった”って、
俺は、ささやきのこだまする中、それを聞く。*]
(192) 2017/03/14(Tue) 23時頃
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── 現在:廊下 ──
[ 落ち着いて聞いてほしい。
と言われると、心臓が跳ねるよな。 情けない話ではあるけれど。
けど、その前置きのおかげで、 続く言葉を身構えて聞くことができた。
相槌も打てないまま、 ただ、辛うじて、「 わかった 」と言う。]
(199) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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わかった。俺、そっち向かうわ 適当に、誰か手伝わすから、 おまえらは上── え、天ケ瀬さんも いねーの
[ さっき、一度は晴れた嫌な予感 は、 残念なことに、外れていたわけではなかった。
クラスメートの不在をにおわせる言葉>>194に、 俺は、顔を強張らせながらも、頷いて。
ただ、去っていく背中に、ひと声。]
……なあ、 ここにいないやつは、……帰れたと思うか?
[ 答えなんて出るはずのない問いかけを、 届くか届かないかの距離に、投げた。*]
(202) 2017/03/14(Tue) 23時半頃
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[ねえ、あの校舎(せかい)にいたあお姉。
わたしを刺してみた気分はどうだった? せいせいした?
顔が見えなかったせいで思いを推し量れなかったのは残念でならない。
本当はせいせいさせるより……なんて言ったらいいんだろう、
困らせたかった、っていう方が近かった。
死んじゃった方がましかなって思ったのもそれが理由。
わたしを殺してしまった後の後始末をさせたくなかった、っていう、
なけなしの妹心もあったんだけどね。一応。
だけど現実(こっち)のあお姉にまだわたしは何もできていない。
盛大に喧嘩して以来、ずっと。
でも、逃げたり避けたりばっかりしている時間はもう終わり。
そろそろ、向き合う時が来ているんじゃないだろうか]
[今度は、あんなバッドエンドじゃなくて、
ちゃんと終わらせることができればいいけれど。
できるだろうか]
|
── 現在:廊下 ──
[ 求めていた答えは、 きっと最初からひとつだけで、 それが得られたことに、心底安堵する。
揃って、『 帰れた 』と、 そう言うふたりに、「 だよな 」と頷く。
それ以外の可能性。 消えた。マネキンそのものになった。死んだ。
……良い可能性は出てこなくて、 だけど、今の状況が、”そう”なら、 無事、帰れるはずだろ、なあ。
だから、ここにいない=帰れた って、 考えたって、いいじゃん な。 みんなもそう思うだろ?]
(218) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[ ……我ながら、ずるい な。]
(219) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[ そんな、儀式めいた確認を終えて、 俺はやっと、歩き出せる気がする。
片付けに という言い方は忍びない、けど。 入間の説明から察するに、 昨日と同じような作業が必要 らしく。
タオル。足りるんだろうか。 例えば、みんな、みんな、いなくなるまで。 こういうことが、続いたとして。 ずっと、同じこと、続けるのだろうか、俺。 いなくなったやつらは、どうしていないんだろう。
……なんで、俺、 自分が 帰る 想像は、してないんだろう。
そんな、着地点の見当たらない、 思案の入り口に、立った頃。]
(220) 2017/03/15(Wed) 00時頃
|
|
── え、 ちょ、大和さん!
[ 動いたのは、大和さんで、 それは、予想もしていなかった出来事。
思わず大きな声を上げたけれど、 彼女は足早に去っていく。>>214
その姿が、まるで、 逃げていく ようで、 一緒にいることを、拒絶するようで、]
──……、
[ 一瞬、動けなかった。間があく。
追いかけていいのか って、 考え込んでしまう、自分が いた。*]
(221) 2017/03/15(Wed) 00時頃
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[どのくらい、ベッドの上で起き上がったままぼんやりしていただろうか。
ともかく、勉強する気にはなれないまでも、
机に近付いた時、充電しているスマートフォンを見て首を傾げた。
着信を示すランプが点滅していたから。
こんな時間に誰だろうか、と思いながら見てみる。
つばさちゃんからで、留守録も残されていた。
図らずも彼女の無事を確認することになったと思いつつ。
留守録を再生状態にしたスマートフォンを耳に当てる]
…………。
[つばさちゃんの慌てた声は否が応にも嫌な予感をかきたてる。
りーくんが落ちたって、何に? それとも――]
[次にメールが来ていることにも気付いて確認する。
差し出し人はこれまたつばさちゃん。時間はわたしに電話をかけてきた後。
流石に落ち着いたんだろうか、連絡事項的な文面で、
りーくんが学校の屋上から自分で落ちたことを伝えていた]
………、嘘、じゃあ、あれは……。
[あの校舎にわたし達を招き入れた、
“ホスト”たる条件を満たしていたのはりーくんだったってことになる。
そっかあ、って小さい呟きを零して、それから]
……もうっ!
[ってあたり散らすみたいに言ってから、部屋を出る。
廊下から、この時間はリビングにいるだろう母に呼びかける]
お母さん大変! クラスの子が病院に運ばれたって!
ちょっと様子見てくる!
[返事は訊かないで部屋に引き返すと、
寝間着は脱いで目についた私服を身に着けて、
スマートフォンと財布だけコートのポケットに突っ込んで、
最後にお気に入りのマフラーをぐるっと巻き付けて準備完了]
[さすがに気になったのか母はリビングから出てきていた。
気をつけてね、と言われた]
大丈夫。
学校よりは遠いけど走っていけばすぐだよ。
無事……だって分かったらちゃんと戻ってくるから。
[わたしはちゃんと気付いている。
あお姉と喧嘩をしてから、わたしを見る母の眼差しに、
申し訳ないと思う色合いも含まれているって。
安心させるためなら家にいた方がいいんだろう。
だけどやっぱりじっとしていられない]
……いってきます。
[そうして、飛び出す。冷たい風が吹く冬の夜の中に**]
|
── 現在:廊下 ──
[ 一瞬の間の後に、床を蹴った。
追っかける ように聞こえた入間の声>>239に、 まかせろ とは、言えないまでも、 振り返って、言葉を返す。]
また、あとで。教室で ── 無理すんなよ、おまえ も
[ 靴下越しに、うまく踏ん張れない廊下。 足を取られそうになりながらも、 二段飛ばしで、1階へと駆け下りていく。*]
(243) 2017/03/15(Wed) 07時半頃
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── 現在:1階 保健室 ──
……大和さん?
[ 彼女の言葉>>214を思い出して、 追いかけるようにやって来た保健室。
泣いてたらどうしよう とか思ったんだ。 俺は慰めるのも下手だし。
声を先にかけて、それから扉を開けて、 それで、無人だったら、恥ずかしいだけだけど。
バケツと水とタオル、ここから調達していこう。**]
(244) 2017/03/15(Wed) 08時頃
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── 現在:保健室 ──
[ 返ってきたのは、思いの外平常に近い声>>261。
拍子抜けしつつも、 そろりと足を踏み入れれば、 彼女は水道に向かって、せっせと準備。]
や ──、だって、 ここ、女子の寝床にもなってたじゃん ズカズカ入って来られても、嫌だろ
[ 言い訳めいた言葉とか、 そういう口調ながら、隣に立って、 一緒に お片付け の準備をするところ。
ガキっぽいなとは思うけれど、 生憎、前髪の鬱陶しい誰かみたいに、 スマートな立ち回りとか、知んねえしさ。]
(269) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……あ、モップ あったのかよ 最初から、そっち使えばよかったな 使い終わっても、ゴミ箱には突っ込めねえけど
[ モップを手渡されて、一度は受け取った。
入間のバカめ。あとで教えてやろう。 そんなことも思う。俺の脳内は、それなりに平和。
だから、さっきも相手を萎縮させたばっかりだってのに、 思いつくがまま、 何言ってんの って顔で、、言葉を紡ぐ。]
(270) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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── そりゃ、心配するだろ 入間じゃなくても、無理するなよって思うよ
[ 腕まくりをして、また下ろす仕草。>>262
それを視界の端に捉えながら、 己の軽率さをたびたび実感していた俺は、 さすがに、付け足すように、続けた。]
(271) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……怒ってんじゃ、なくて、 しっかりしてほしいんでも、なくて、
ただ、無理してほしくないだけなんだと思う ……だって、もう、わかったじゃん 追い詰められたやつが、どうなんのか とか 知ってるじゃん、俺ら
[ どこにいったって、追いかけてくるささやき。 その出処でも有るスピーカーを、ちらりと見やって、 言葉に困るように、ゆっくりとしたペースで、話す。]
(272) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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……せめて、みんな でいるときくらい、 それぞれが、できることして、やってきたいじゃん 文化祭のとき みたいにさあ
昴なんて、パンケーキ焼いてくれんだって この状況でさあ ……元賀もそれ、手伝いに行ったし
[ そう、言葉にしていって、 ただ怯えていただけの自分よりも、 あいつはよっぽど、他の みんな のこと、 考えてくれていたのだな と、気付く。
それが、なんだか今更気まずくて、 視線が、斜め上あたりを彷徨ったりもするけれど。]
(273) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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[ それから。 ああ、そうだった と、 言い忘れ を思い出したような顔をして。]
昨日、食べ物持ってきてくれたの、大和さんだろ 全然、食べることなんて考えてなかったけど、 あれ見て、気、楽になった サンキュー
飴も、まだ食べないで、持ってる 余計なこと言いそうなときにでも、舐めるわ
[ 準備ができたなら、 三星っぽいマネキンに会いに行こうか と、
モップとバケツの交換を要求するだろう。
ご納得いただけないようなら、言おう。 「 ほら、俺、ムキムキだから 」。*]
(274) 2017/03/15(Wed) 21時頃
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── 現在:保健室 ──
[ そこまで気にする人なんて居ない?
「 そんなことねーって。こんな状況だし 」
なにがこんな状況なのかは自分でも分からないが、 とにかく、今度はこっちの視線が上滑り。]
した っていうか、 上のときは、上須賀に、捕まった
[ 声に出してみれば、愉快な話じゃないか? そういえば、昨日はサボってなかったなって。
なんだろう。 なんか、付き合い悪いわけでもないのに、 急に、ものぐさだったり遠巻きだったりするし。 それって、例の ひとりでいたい ってやつ?]
(305) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ それから。]
── そっか
[ 困ったように笑って、うつむく大和さん>>290に、 つられるように、俺も下を向く。
無理をしてなきゃ崩れちゃう。
その感覚は、俺には遠い。
だけど、なんにせよ。 無理して、結果、さっきみたいな感じ なら、 幸福そうには見えなかったな と言えないまま、 精一杯、受け取ろうとしてくれている 様子>>292に、 「 おう 」と短く肯定して、言葉を飲む。 生き苦しい世界ですね。そうでもないですか。]
(306) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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……おー、 じゃ、三星にもお礼、言わねーと なー
[ ここにいないクラスメート。
その名前に、俺はフツウに笑えてたんだろうか。 鏡もないのに、わからないまま、 バケツを片腕にぶら下げて、廊下へと向かう。
首元をタオルで覆う様子>>294は、 なんだか、手当て のようでもあって、
俺は、”ソレ”が、何者でもないと、 やっぱり、思えないままでいる。
モノを扱うようには見えない、丁寧な手つきだ。 とか、そんなことを考えながら、 謝罪に心当たりのない俺は顔を上げた。>>295]
(308) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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── いや、ほんとに 俺が、
俺が、不用意に、変なこと言ったから 大和さんが、気にすることないだろ
かえって、なんか、ごめん
[ 覗き込む ようにも思える視線>>295に、 眉を下げて、きっと今度はこっちが困り笑い。
逃げ込むように、空き教室の扉を開ける。
がらがら。特に支えもなく、開く。 扉の先。]
(311) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ── ”見つめて” いる。]
(314) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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── 現在:1階 空き教室 ──
[ これは”モノ”だから。 マネキンであって、何者でもない。
そう言い聞かせて、握っていた冷たく白い足首を、 その時、握りしめることも、投げ出すことも、 どうしてだか、できなかった。
”見つめて” いる。>>15
扉を開け放した先、誰もいない部屋。 前方の壁スペースを、大きく使った黒板。 誰もいない部屋 に いる 何か。]
(316) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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──── 落書き ?
[ さっきまで、フツウに会話をしていたはずが、 なんだか、情けない、弱々しい声でしかなかった。
怯えていた。怯んだ。
ただの、絵だよ。絵だな。 黒板を埋め尽くすくらい、いっぱいの、眸。
ついてまわるささやき声は、 背中からぶすり ぶすり と、刺さるみたいだ。
固まっていたのは、一瞬。 そっと、マネキンの足を一旦下ろして、 黒板につかつかと歩み寄る。 置きっぱなしの、黒板消しを手に取る。]
(320) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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[ ── 消せない と、
呆然とつぶやくのは、ほんの一瞬の後のこと。*]
(322) 2017/03/15(Wed) 22時半頃
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― 回想/諍いの話 ―
………あお姉、ただいま。
[文化祭の片付けも無事に終わって間もない日のこと。
いつも通りに閉じられた扉ごしに声をかけた。
返事はなくって、ただ微かにすすり泣く声が聞こえるだけ。
また泣いている。
今思えばそっとしておけばよかったのかもしれないけど、
あの時のわたしはやたらと気が立っていた。
文化祭が楽しくて、名残惜しかった気分を、
一気に台無しにされたような気分になっていた。
だからノックをした後あお姉の部屋に足を踏み入れた。
前に置いていった文化祭のパンフレットが、
打ち捨てられたみたいに転がっているのがやたらと目についた]
……文化祭、来てくれなかったね。
[すすり泣く声は止まない。
わたしは言葉に詰まってしまう。
わたしの記憶の中のあお姉は、
わたしが泣いたりわがままを言ったりしていても、
辛抱強く励ましの言葉をかけてくれたり――
あるいはわたしの願いを叶えてくれたりもしたけれど、
変わってしまったあお姉を前に、わたしは何もできないでいる]
[それ以上は何も言わずに部屋から出ようとした時、]
「……楽しかった?」
[不意に問われ、目を丸くしたのも束の間、
「楽しかったかって聞いてんのよ」と、
駄目押しみたいに言われたから、素直に答えた]
楽しかったよ。
[「何か文句あるの?」って後に続きそうな、
そんな口調になってしまった。
そうしたら急にあお姉が顔を上げてこっちを見てきた。
カーテンも閉め切った薄暗い部屋の中で、
あお姉の二つの目が鋭く光っている。
これ以上ここにいちゃいけない気がして、
わたしは逃げるように立ち去った。
その間、背中にはずっとあお姉の視線が突き刺さっている気がして。
自分の部屋の中でわたしはただ、
間違えたって思いと理不尽さがないまぜになった気持ちを抱えるしかなかった。
――盛大に喧嘩するちょうど前の日の話*]
— 病院へ —
[冷える路上。
時々、空を見上げながら歩く。
夢の中のあの世界、雪に埋もれる通学路を思い出していた。]
そういえば、
結局作れないね、かまくら。
[あの豪雪が現実のものではない今、それは叶わないわけで。
ちょっぴりがっかりしてしまう。]
[……クラスメートの危機に、思うのはそんなことばかり。
薄情なのかな。
ごめんね、わたしはこんな経験ないから。
“あなた”にまつわる記憶は、あの校舎の中での出来事と、
そしてやっぱり、あの文化祭のことばかり。
あんなに笑顔が絶えなかった彼が、どうして命を絶とうとしたのか。
それを知っても、いいのだろうか。
知れるのだろうか。
誰かと話せば、何か分かることがあるのかな。
……今まで踏み込もうとしなかった線を、踏み越えれば?
文化祭の記憶を穿り出して、
クリームとチョコソースにまみれたパンケーキの味を思い出しながら、
足取りをやや早める。*]
― 現在/病院までの道のり ―
[さて、慌てて飛び出してきちゃったのはいいけど、
これはつばさちゃんにも連絡を入れておいた方がいいだろうか。
もう病院に来てるとしたら電源を切ってしまっているかもしれないけれど。
そもそもつばさちゃん、いつ帰ってきたんだろう。
わたしの感覚では、最後につばさちゃんの姿を見てから、
もう、半日以上も経ってしまってるんだけど]
『今病院に向かってる』
[道の端に寄って、そんな、簡素に過ぎるメールを一応送る]
[夜の風は冷たいけれど、雪は積もってない。
だからいつものローファーを履いてたって、
滑って転ぶこともない。
一夜明けても外は雪だったあの校舎とは大違いで。
ちよちゃんとのやりとりを思い出す。
誰がホストかわかったところで、わたしにできることなんて、
こうやって走って病院に駆けつけるくらいしかないよ。
あの校舎にいるりーくんになら、声は届くんだろうか]
[しばらく走ってると、
前方に、見覚えのある人影が見えた気がした。
スピードダウン。早歩きくらいの速度でその人影に近付いて、
横顔を視界に入れることができれば声をかけた]
ささらちゃん――― えっと、
よく寝られた?
[夜中の挨拶としては不自然に思えるけど仕方がない。
ささらちゃん、わたしより早起きだったんだし*]
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── 現在:空き教室 ──
[ べしゃ って、感じで、
黒板に触れたモップだけが、しなだれた。 描かれた、真っ白な眸は、かすれることもなく、 ただ、爛々と そこにあるから。
どうしてだろう。 目を離せないまま、腕を引かれる。>>340]
── わかった
でも、なんか、 この部屋に置いとくのも、アレだし、 マネキン、別の部屋に動かしとく な
先に廊下、片してて
(342) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[ 半ば強引に動いた と思う。自分でも。
肩、組むみたいに、 自分よりも小さいマネキンを連れて、]
── 陸上部の部室 とりあえず、置いてきた
なんか、空き教室っていうのも、アレだし
……パンケーキ、俺らも食いに行こーぜ
[ 廊下に戻って、そう告げる。 部室には黒板なんてないからさ。 掃除もさっさと、済ませてしまおう。]
(343) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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[ ……ほんとは、 開けた 隣の教室も、その隣も。 みんな、同じ状態だった なんて。
言わなきゃ、見なきゃ、わからない。 ひみつ ひみつ。*]
(344) 2017/03/15(Wed) 23時半頃
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