140 Erwachen〜lost wing of Jade〜
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 01時半頃
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──街へ──
[学校を出たのは、一度身体を休めたかったからだ。 それでも、黒い雨は止んでいない。 悪魔相手に生き延びた俺が小物程度にやられるわけもなく、 邪魔だ、ってぶっ飛ばして歩いていたのだが。]
あ?
[ふと雨の根源たるソラを見上げると、 >>23何か、動くものが見えた。]
あれって…… ジャニス先生?
[転校してきた学校で、世話になってる先生、のはずだ。 見間違いじゃなかったら、あれは、血まみれってやつじゃないか。 思わず声を発したけど、よしまた勝負だと仕掛けるにはちょっと疲れていて、俺は困惑の顔を上空へ向けている。**]
(60) 2014/11/15(Sat) 13時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 13時半頃
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せん、せい……? ジャニス先生も、 普通じゃ、ないんだな。
[>>66降りてきた────落ちてきた、というよりその表現が合うだろう。 先生が呼ぶ名前は、俺のものじゃなかった。]
……ってか。 俺は、礼見ですよ?
[誰かと間違えてるんだろうか。 確かに俺の力は普通じゃないけど、 似た力を持った奴が、他にも?]
まるで、歴史書とかいう爺さんみたいなこと言うんですね。
[そう。 その”人”もまた、俺をそう呼んだ。]
(69) 2014/11/15(Sat) 17時半頃
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──僅かな回想、俺にとって遥か昔の図書館──
[自称”歴史書”との出会いは、もう何年前になるだろう。
その頃の俺はまだ、ハツと出会ってもいなかったし、 両親共に健在で。
ただ、自分の目にだけ視える不思議なモノたちを、 ”知りたい”と強く願って……
気がついたら、其処にいたんだ。]
[それが、俺がまともに”異常”に触れた、一番最初の記憶。]
(70) 2014/11/15(Sat) 17時半頃
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──現在、既知の教師が未知に変わった場──
運命、とか。 俺の、一番キライな言葉ですよ?
[ジト目で見る。 もしそんなものがあるとするなら、 俺の異常に巻き込まれた両親は、かつてのクラスメイトは、 あんな目に遭うことが決まっていたみたいじゃないか。]
先生が普通じゃないってのは、見てわかります、けど。 それ、先生の血じゃ、ないですよね。
つか…… 先生って…… …… おとこ …… ?
[血まみれの衝撃がかなり強かったけれど。 よくよく見たその格好に、思わずぽつりと言わざるをえなかった。]
(72) 2014/11/15(Sat) 17時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 17時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 21時頃
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先生は、悪い先生だってわけ?
[>>87血に染まってけろっとしてるなんて、まるで悪役だ。 役どころか、悪そのものなのかもしれないが。 余談だが、クラスの男子で、 先生ってキツめの美人だよなーとか言ってたやつがいたのだから、 そういう意味では間違いなく悪だ。
俺がもう少し疲れてなかったら、 力試しでも仕掛けたのかもしれないが────]
…… 先生?
[その先生が、おかしなことを、言い出した。]
(96) 2014/11/15(Sat) 21時半頃
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罪、なんか……
[いや。否定出来ない。 間違いなく、俺の過去。]
どうして、 っ
[わからない。 先生が何を言っているのか、後ろのハツが何か煩い、]
(97) 2014/11/15(Sat) 21時半頃
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う、わ !!
[いきなりの攻撃に、慌てて飛び退く。 避け切れず、防ごうとした腕を弾丸が削り取っていく。]
っなにすんですか、先生!!
[痛みが走り、顔をしかめて。 腕を押さえて、教師の皮を被った男を睨みつける。]
[ここに、一つ。
大きな”狂い”が生じていることに、ジャニスは気づくだろうか。]
(98) 2014/11/15(Sat) 21時半頃
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[ただの忘却であれば、今の刺激で取り戻せたのかもしれない。 それでも礼見は、運命者だと自覚することは出来なかった。 理由は複数の可能性が考えられる。
記憶そのものが”此処に無い”か、 ”何かに封じられている”か、或いは。]
[礼見本人はその答えを持たず、 故にジャニスへと礼見から伝えられる事はないのだが。 ジュエリスエレメンタラー 狂えし『始源と囁くもの』は、不安定なままに其処に在る。]
(101) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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俺は…… そんなに、”おかしい”ってのか?
[先生が何を言っているのかはわからないが、 俺の周りにはいつの間にか、無数の色とりどりの球体が浮いていた。]
わかったような口をきいたって、 先生には、わかりはしないんだろう。 同情とか言ったって、所詮上辺だけなんだろ。
俺の、この異常を抱えた苦しみは…… 誰にも、理解されやしない。
[苦しい思いを吐き捨てて、俺は先生を睨みつけた。]
(102) 2014/11/15(Sat) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 22時頃
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うるっさい、ですよ。 そんなもの、俺は、望んじゃいない……!
[>>105煽り立てる声が、妙に癇に障る。 甘い言葉も、抱擁も、異常な力のせいで失ったものだ。 俺にはもう、届きやしない。]
そんなものに救われるようなガキじゃない。 理解なんか求めてない。 もう、俺には異常(これ)しか残ってないんだ……!
[教師などという立場に居たことが不思議なくらい、 この男、人を導くのに向いてないんじゃないか!]
(110) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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ハッ…… 先生、馬鹿ですよね。
俺が”おかしい”ってわかって、認めたその上で、
俺に喧嘩売ってるんですから!!
[周囲の球体───── 宝石のような一つを掴む。 異常(ちから)を込めればそれは瞬時に弾け、]
今度は先生自身の血に塗れればいいんだ!!
[欠片は無数の尖った氷塊へ変わる。 俺の声を受け、先生へと襲いかかった。]
(111) 2014/11/15(Sat) 22時半頃
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『まみれればいいんだ! きゃは、 きゃはははっ!!』
[俺の後ろで、ハツが笑ってる。 こいつの色じゃなかったら、 乳白色はきっと、もっとずっと綺麗だったんだろう。]
『レイの色、まるでパパみたい。 もっと、もっと怒ったらいいの。 そしたら、ハツもパパにあえるかもしれない!』
[煩い笑い声が、無駄に軽く響いた。]
(114) 2014/11/15(Sat) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/15(Sat) 23時頃
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教育ってより、調教っつったほうが似合ってるよセンセイ!
[>>120炎が迫ってくる。 今日は火難の相でもあるのか、なんて笑う余裕がまだあった。
戦いが楽とかじゃないけど、いっそやけくそかもしれないけど。]
凍れ《FbacN Ei》、 重なり、
吹き上げろ《YowlLp》!!
[炎に焼かれ、氷が溶ける、その間に。 翠の球たちに命ずれば、ぱん、ぱんと弾けて、風が舞う。 直撃さえ避けられればいい。 センセイへ向けて、走る。]
(126) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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目覚めの一発の、お礼だ!!
[女教師じゃないって話だし、だったとしても今更だ。 炎にあぶられながらも腕へ風を纏い、風圧を込めた拳を放った。]
(127) 2014/11/15(Sat) 23時半頃
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[手応えあり。 風でぶっ飛ばしてやって、爽快感に俺は笑う。]
ハッ。 今まで他のやつに吐かせてばっかりだったんじゃないのか? なら、今度は先生の番だって不思議じゃないさ。
[煽られた分、苛立ちは十分に溜まっている。]
もう一発欲しいならそう言ってくださいよ。
[ぐ、と握った拳を突き出した。]
(140) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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[けど、いくら俺だって無敵じゃない。
悪魔に、先生に、連戦の上に炎に炙られた身体は万全とはいえない。 感じる疲労感を耐えて、無理やり笑って見せていた。**]
(141) 2014/11/16(Sun) 00時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 00時頃
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──遥か昔──
[その日、ぼくの通っていた学校で、事故が起こった。
事故、なんだと思う。 周りの変なやつは他の人には見えないって気づくのが遅くて、 おかしなことを言うぼくは、ただでさえあんまり好かれてなかった。 それでも一緒に居てくれる友だちと遊んでいたら、 またやってきた変なやつが何かをして、
気がついたらぼく以外の全員が、倒れていた。 ぼくにはなんにもなかった。
ぼくが何かをしたわけじゃないから怒られることはなかったけど、 ぼくは転校することになった。 あの子たちはみんな生きてたけど、 ”しつめい”した子もいたんだって。]
(197) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──遥か昔──
[転校先で、ぼくは変なやつの話をしなかったから、 友だちを作ることができた。
けど、前の事故のことは忘れられなくて、 気が付いたら、>>162そこにいた。]
ちがうよ。 ぼくは、じょう。 礼見、じょう。
[普通じゃないものと話をしたらいけなかったけど、 (そもそもできなさそうだったけど) この”歴史書”さんは違った。 いろんな話をしてくれた。 見せてもらった本の中身は難しかったけど、長かったけど、 ”ぼくにも読めるように書かれてた”から、がんばった。]
(198) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──遥か昔──
[ぼくにはソレは重かった。 頑張ろうと思ったけど、 無理しなくていいって”記録者”は言ってくれた。 ぼくの抱えていたものを、切り分けて封をする手伝いをしてくれた。]
いつか、ぼくが大きくなったら、また会える?
[また今度と言って、ちゃんと会える人は多くない。 だから、約束だよって小指を差し出した。]
(199) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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[宝珠魔道士としての力は宝石に込めるもの。 でもぼくは自分の宝石を持ってないし、 精製して操るには器の成長がたりない。
奴らから身を守るためとして、全部をインク瓶には入れず、 宝石に見立てることのできる瞳と、 瞳の次に含ませやすい、髪に流して蓋をしておいた。 (まさかインク瓶が壊れるなんて、ぼくは予想もできてない)
朱《ヴァーミリオン》ほどじゃないけど、 金もそれなりに広い器なんだ。]
[記憶は瓶に封じても、約束はここにある。 邪魔だと思いながらも髪を伸ばし続けている理由は、 思い出せなくてもずっとそこにある。*]
(200) 2014/11/16(Sun) 18時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 18時半頃
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──現在、教師との対面──
『レイ』
[先生にもう一発、って意気込んだ俺の後ろ髪を、 ハツがいきなり引っ張った。]
ッ何するんだよハツ、
[抗議しようとした俺に、ハツは容赦がない。]
『いこう。 あっち。』
[ハツの手が俺の額に触れ、]
(205) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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…… そうだな。 行かなきゃ。
[そう、あっちに行かなくては。 頷いて、俺は先生に背を向ける。]
『せんせー、レイとあそんでちゃだめじゃない?
ほら、あながふさがるよ?』
[ケラケラ笑うハツが何かを言っているが、 そんなことより行かなくては。 追いかけられないようにもう一つ、青の破裂を引き起こしてから、 俺はハツが指さした方へ走った。]
(206) 2014/11/16(Sun) 20時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 20時半頃
紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 21時頃
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──街を疾走る──
[あっち、と示されただけでは意味がわからない。 わからないんだが、俺は走っていた。 ハツがそう言うのだから、仕方がないんだ。]
ったく…… あれ、は……?
[その先にあったのは商店街。 邪魔な邪妖《ウィィキッドレイン》のせいで人影の減ったそこに、 >>215警官と、>>227浮浪者。]
(230) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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……逮捕か?
[あまり違和感がない。
その浮浪者が学校で見かけた”おかしい”やつだったり、]
(231) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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『 ぱぱ !! 』
[警官を見て、ハツが嬉しそうな声を上げなければ、だが。]
(232) 2014/11/16(Sun) 22時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 22時頃
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『違う。ハツ。』
[>>243ハツは普通に首を振って答えた。 普通と言っても、モグラ相手では相変わらず不機嫌そうだが。
浮浪者もといモグラが名前を間違えた理由、 多分ハツには理解できてないんだろうが、俺は説明しないでおく。 そっちのほうがきっと平和だ。]
今、地面が揺れたこととか。 お前ら、何か関わってるのか?
[ハツが示したものが何なのか、俺には見当がつかない。 ただ、目の前の二人が、只者でないことだけはわかる。
また連戦かと、一応の警戒を載せて見やる。]
(249) 2014/11/16(Sun) 22時半頃
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── 千年の昔より ──
[それは、初めは小さな、凝った塊に過ぎなかった。 それは落ちてきたそこにいた他の生き物を真似て形を作り、 けれど意志と呼ぶには希薄なものしか持たなかった。]
……ぱぱ。
[>>265それは、《ソラ》の守護者と出会った。 それは何をするにも《ソラ》の守護者の後を追っていたが、]
ぱぱ。
[それを置いて、守護者は戦いに出てしまった。]
(278) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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ぱぱ。
[それが待ちきれずに戦場へとなんとか辿り着いたとき、 既に《ソラ》の守護者は封じられた後だった。
それが見上げたソラには、>>90運命者が作った壁があった。
それが行く先は既に無く、 《ソラ》を染めた狂気からそれを守る壁はなかった。]
ぱぱ、 どこ?
[それが次に確認される時代こそ、 現代──── 大災害の、現在である。*]
(279) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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──現在──
『ぱぱ?』
[>>274警官姿の否定を受けて、ハツは機嫌を損ねたようだった。]
『ぱぱ、ハツだよ。 わすれちゃったの?』
[かつて雷神の後を追っていた姿より、 むしろ幼く見えるほどの姿。 当時短かった髪は背よりも伸び、わかりづらいというあたりは、 俺は知らないしハツも気づいてない。]
(283) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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『 ……そいつのせい? そいつが、ぱぱを封印したから。
だから、ぱぱがハツをわすれたの? 』
[唇を尖らせ、幼い仕草からは想像もつかない敵意が、 モグラを突き刺していく。]
う、ぐ…… ハツ、おちつけ、って…… この先に、何があるっていうんだ……?
[ハツの機嫌が悪くなるほど、俺の心臓のあたりが痛む。 気を逸らさせやしないかって、話を続けてみるんだが。]
(284) 2014/11/16(Sun) 23時頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 23時半頃
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俺は、…… ただの、人間、だ。 ちょっと、異常なだけの。
[>>297聞かれたって、答えようがない。 言ってから、少しだけ付け加えた。]
……運命者、とか呼んでくるやつは、いたけどな。 ハツと俺がなんでこうなってるかは、わからん。
[警官相手にこの口調はまずいかと思い直したが、 見るからに、ただの人間でもないんだろう。]
それより、
(302) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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『 …… きらいなおとがする 』
[不意に、ハツが向きを変えた。 その先に聳えるのは天空樹であり、 また、>>286魔器の方向でもあった。 あちこちが同時にハツの機嫌を刺激するのか、 俺の心臓が刺すように痛い。]
…… く、ぐ……
[座り込みたいが、そういうわけにもいかないのか。]
(303) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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『 レイ。 …… レミ。 こんどは、あっち。 』
[指さされたのは、天空樹の方角。]
『はやく』
[急かされたって、こっから走って間に合うような位置じゃない。 それこそ、モグラとかが秘密の近道(決して地下道との洒落じゃない)とかでも知ってない限り。]
(304) 2014/11/16(Sun) 23時半頃
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紐 ジェレミーは、メモを貼った。
2014/11/16(Sun) 23時半頃
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