131 SACRED JUSTICE ―闇の正義と光の祝福―
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─ イ・フウド・ウ・堂 ─
おーおー、大繁盛じゃねェか!
[青年の声に様子を窺えば、思いの外中の客は多いらしい。 裏通りの店と聞けば、客も少ないと思ったのだが… >>0:480 聞けば、青年…イアンは、後日出直すという。]
そうか、ここまで世話になったなァ。
お前、医者だったのか…………闇医者か? 何にせよこの時代の医術ってなァ、興味があるな。 へへ、助かるぜ。またな。
[診療所の場所を教えて貰い、同じく手を振り見送る。]
(30) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[あまり大人数の前に出れば、厄介な事になりかねない。 何せ、己は国を滅ぼす闇の国の王族らしいのだから。 そろそろ客が出る頃だろうと、戸口を覗こうとして……]
なァ〜ッ!?
[>>0:563 飛び出してきた男に負けぬ素っ頓狂な声。]
……… そ、そっちこそ、いきなり開けるなよ!
[この男………物言いが気に食わない。 睨み付けるも、すぐ背後の声に気を取られ>>541。]
(31) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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『――かくて、最後の王は帰還する』
[振り向けば、黒衣の少女がまさに倒れる所。]
! お、おい! どうしたんだ!?
[駆け寄って、少女の衣を見。目を見張った。 >>0:540 黒衣の黒を構成する、蠢く文字の数々を。 そして、旧時代の文字は専門外だが、これは解る。 一面に散らばった「王」を意味する文字列を。]
なんだ、こりゃァ………
(32) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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[そうこうしている内に、二人の男が現れた。 黒のジャケットを着込んだ者と、東洋風の者。 若い方の男が少女を抱え、医者を探す。 気付いていないのか、男の痣を恐れる事はなく。]
…………ああ、そうだ医者! クソッ さっきまで居たのに間が悪りィ!
[診療所の場所を知っている所から見て、 東洋風の男がイアンの知人の店主なのだろう。 >>0:560 店主の此方への視線に、困惑して]
このガキ、俺を見た瞬間、倒れたみてェだが……
[原因はよく分からない、と首を横に振る。]
(33) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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診療所……イアンってヤツの所だな? それなら俺も………
[付いていく、と言おうとして口をつぐむ。 闇医者の診療所に、大人数は何かとまずい。]
…………いや、押し掛けても、かえって迷惑か。 アンタ、案内は任せても?
[今しがた出会ったばかりの未来人よりも、 顔馴染みの店主が行った方が、話は早いだろう。]
(34) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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ああ、俺ァあとで構わねェよ。 それより、そのガキをなんとかする方が先だろ?
[>>0:569 店を閉めるとの言葉には、そう返す。]
…………いや強盗じゃねェよ!? 俺だってちゃんとした客だッつの!! [>>0:572 横槍を挟んだ眼鏡の男に叫ぶ。 剣など持っていては、そう思うのも無理はないが。]
ッたく、ここに来てからトラブル続きだぜ……
[店主を診療所へ向かわせたからには、 再びの開店まで、何処かで時間を潰さなければ。 3人の後ろ姿を見送って、ぶらりと歩き出した**]
(35) 2014/08/16(Sat) 02時頃
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─ レグレシア:裏通り ─
あ゛ー………… 腹へった………
[騒ぐ腹の虫を、何とか押さえ付けて、唸る。 思えば、此処へ来てから何も口にしていない。 表通りには食料や菓子が豊富に並んでいるが、 それも無一文の男とは無縁の話である。]
コイツを質にでも入れられりゃァな…
[呟いて、うんざりした顔で手の剣を睨んだ。 試してみなくとも、だいたい結果は見えている。 あの医者に頼み込んで借りる手もあったが、流石に 返済手段が無い者に貸す程お人好しでもあるまい。]
たとえ小金が手に入っても、いずれは尽きる。 そうなりゃ盗むか、物乞いか。さもなくば………
[………さもなくば、野垂れ死ぬしか道は無い。**]
(121) 2014/08/16(Sat) 17時頃
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─ イ・フウド・ウ堂 ─
[覗いてみれば、既に店は営業を再開していた。]
まあ、金はねェんだがな………
[声を掛けられたからには、何か買いたい所だが。 多少の罪悪感を抱きながら、扉に手を掛け、中へ。]
(127) 2014/08/16(Sat) 19時頃
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よォ。 さっきのガキはもう良いのか?
[自分が原因の一端とあって、其れなりに気になる。 然り気無く容態を尋ねてから、本題を切り出す。]
実は、そのイアンって医者から此処を聞いてな。 訳アリで、アンタに二つばかし頼みがある。
一つは、この剣に合う鞘を探してる。 もう一つは、手持ちの品をこの国の金に換えたい。
[そう言って、店主に大剣と硬貨を数枚見せる。 事情を話すのは伏せて、まずは要件だけを。*]
(128) 2014/08/16(Sat) 19時頃
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無事に着いたか。 まァ、アイツなら大丈夫だな。
[施術も見ていないのに、無責任な発言。 だが、学者の観察眼は意外とよく当たるのだ。]
安ッ!? そ、そりゃないぜアンタ……
本当の価値なら、それの3倍はするんだぞ? そっちは白銅っつー珍しい金属でェ!
[>>162 店主の鑑定に、身を乗り出して抗議した。 だが、値を譲らぬとなるとがっくり肩を落とす。]
(179) 2014/08/16(Sat) 22時半頃
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チッ、やっぱりこのデカさの鞘はねェか…………
仕方ねェな。 なら、その金で布を買うぞ。 おい、釣りはいくら返って……
[そう聞こうとした、その時。 >>167 店主の手帳から落ちた紙が目に入り………]
! おい、その紋って…………
(181) 2014/08/16(Sat) 22時半頃
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[ キィ ─────── ─… ン ]
ッ …!?
[刹那、視界がインクを流した如く漆黒に濁り、 幾枚もの幻影《イメージ》が、男の脳裡に流れ込む。]
『亀吉様ッ… …ンフィアの親衛隊ですわ!』
『……そんな、気付…れたの………!?』
『速く…ヘクトル様を…隠し部屋へ……!』
[>>0:107 古い聖堂と思しき場に、悲鳴が飛び交う。 逃げ惑う人々。燭台の灯が、壁の血飛沫を照らす。]
(184) 2014/08/16(Sat) 22時半頃
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[場面は切り替わり、小さな部屋に揺り籠が一つ。]
『命…代えても… あの子は…………』
[>>133 傷を負った術師の男は、地に伏して力尽きた。 向かう先には、火の付いたように泣き叫ぶ赤子。 ──その胸には、男のものと同じソル・ニゲルの紋。
>>0:152 揺り籠を覗きこむ若き刺客の顔が灯に揺らぎ … 一陣の風が全ての光を奪う所で、幻影は途切れる。]
……………
…………いま、のは ……………
[その場で、男は虚空を見つめたまま。]
(185) 2014/08/16(Sat) 22時半頃
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─ 幕間:語られざる歴史の闇 ─
[死産だった。………公には、そう通す事となった。]
[ 『黒き太陽の紋を持つ黒羽の者、 黒き剣にて聖都を脅かす──』
───世界に、《予言の刻》が近付いている。 若きルーベリオン国王には、一つの危惧があった。
予言を恐れ、世界から「全ての黒陽」を葬り去らんと、 かのルンフィアが、水面下で動き出そうとしている。
そう遠くない内に、ルーベリオンは滅びを迎える。 ………国王は、その最悪の結末を見出だしていた。]
(207) 2014/08/16(Sat) 23時半頃
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[ソル・ニゲルの紋を絶やしてはならぬ─── 国王は、闇の国全ての命運を懸け、一計を案じた。
カーライル人の側室との間に産まれた最初の子を、 雪国カーライルの山深く、時聖堂へと秘匿したのだ。
闇の王の血引く赤子を、ルンフィアの追跡の及ばぬ、 遠い、遠い、「時空の彼方」へと逃がす為に………]
(208) 2014/08/16(Sat) 23時半頃
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[ ───その隠された赤子の名こそ。
ヘクトル・ゼルロ・ストゥス・ルーベリオン。
ルーベリオン国、第零王子である─── *]
(209) 2014/08/16(Sat) 23時半頃
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………………あ?
………… ああ、何でもねェ。 香の香りだ。ちぃッと目眩がしちまってな。
[ふと気付いて、平気だと手をひらひら振った。 見えた幻影の事は、己の胸の内に留めたまま。]
ああー、ソル・ニゲルの紋だよな? それ。 ガキの頃、絵本でよく読んだヤツだ。 お袋に脅されて、怖くて眠れねェのなんのって!
[教団の女から聞いた話を受け売りにして、 誤魔化すようにへらりと笑った。]
……………………。
[俺の痣、見られてねェだろうな………と。 左手は無意識に胸の辺りの衣服を握っていた。]
(232) 2014/08/17(Sun) 00時頃
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………おーし、だいぶ目立たなくなったぜ! 只の布でも、抜き身よりァずっとマシってな。
[単に刀身に黒い布をぐるぐると巻いただけだが、 それでも、敵意が無い事は充分に示せるだろう。 ──尤も、滲み出る闇の力までは隠せない。]
買い取りの件は納得いってねェが……… まあ、気が向いたらまた来てやらァ。
あばよ、達者でなァ!
[何も無ければ、大剣を担いで雑貨屋を出るだろう。
布を買って、余った分の所持金はごく少額だが、 本当は、金があれば買いたい品物ばかりなのだ。]
(234) 2014/08/17(Sun) 00時半頃
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─ 裏路地:孤児院前 ─
さーて、この先どうすっかなァ………
[布を巻いて、少しは剣も目立たなくなったものの。 元の時代に帰る手掛かりは一向に掴めていない上に、 自分は亡国の王族の生き残りだなんて話まで湧いて来た。]
クソッ、ますます訳が分かンねェよォ! どうせなら滅んでねェ国の王族が良かったぜ、ッたく…
[その辺に手掛かりでも転がっていないものか。 裏路地をふと見上げれば、孤児院の文字が目に入った。]
(250) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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げェッ、孤児院だ……!? ガキの巣窟か、喧しくってたまんねェ………
…………………… あ?
[耳を塞いで通り抜けようとして、気付く。 ──子供の声がしない。不気味な程に静かなのだ。]
? 随分と大人しいじゃねェか………昼寝か?
[足を止め、不思議そうに様子を伺っている。**]
(251) 2014/08/17(Sun) 01時頃
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ヘクターは、×裏路地 ○スラム街
2014/08/17(Sun) 01時頃
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………あン?
お前、ここのガキか? …………それにしちゃァ小綺麗だな。
[>>282 不意に背後から声を掛けられて振り向けば、 外套を着込んだ少女が、此方を警戒している。
………よくよく考えれば。いや、考えなくとも。 大柄の男がじろじろ孤児院なぞ覗き込んでいれば、 不審者扱いされるに決まっているではないか。 痣を隠しておいて良かった、弁解の余地はある。]
あーいや、大したことじゃねェよ。
孤児院の割に、妙にガキの声がしねェから、 どーしたモンかと思って見てただけだ。
[嘘をつく必要もない、あくまで正直に答える。*]
(285) 2014/08/17(Sun) 11時頃
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ふむ………そうか。
[>>286男の話に、少女は心配そうな表情を浮かべ。]
腕っ節の強ェ男が、孤児院にか? そりゃまた……
[消えた語尾は、物好きだなァ、である。]
ああ、俺か? 俺ァ只の通りすがりだよ。
レットねェ。その格好に不似合いな名前だな。 もう会わねェだろーが…………ヘクターだ。
[名乗られたからには、仕方なく己の名を告げ。]
(296) 2014/08/17(Sun) 13時頃
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[さて、もう去ろうかと思ったその時、 >>290 孤児院から、厳つい身なりの男が現れた。 先程、少女の話に出てきた男の事だろう。]
俺? いや、心配って程じゃァ……
[>>293少女の言葉に説明を足そうとして、口籠る。 暫く何も言わぬまま、会話に耳を傾けているだろう**]
(297) 2014/08/17(Sun) 13時頃
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[>>295 >>300 両者の話から、要点を纏めてみる。]
へぇ。教団が、ここから人拐いをねェ…… 異端児でも狩りに来たのか? え?
[男はまだ、この国の現状を把握しきれていない。 周囲の自分への対応から、思い付いた事を口にして。] !
[>>301 何か不安を感じているのだろう。 気付けば、少女の手が男の服の裾を握っていた。]
……………………。
[正直な所、自分にはまったく関係の無い話。 だが、この手を振りほどいて去るのも気が引ける。 暫くはそのまま、じっと話を聞いている。 ────少女に服の裾を強く掴まれた拍子に、 服の間から黒陽の痣が覗いた事には、男は気付かず。]
(318) 2014/08/17(Sun) 17時頃
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ひょーッ 過激だねェ! ガキの為なら殺しも厭わねェってか?
[>>310 平然と言う赤毛の男に、口笛を鳴らす。]
ああ、ヘクターだ。
わざわざお尋ね者になるたァ、御苦労なこった。 ま、その手の反乱にゃァ、血が付き物だがな。
ともかく、ガキの前で血なまぐせぇ話は……
おい、大丈夫か?
[衝撃を受けている少女の様子を伺おうとして……]
(319) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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なッ……!?
[目前の少女の様子が、急変した。 瞬時に現れるそれは、赤毛の男への敵意。 覗く軍服は、あの教団の女のメダリオと同じ紋。]
教団? 不穏分子だァ? おいおい、何モンなんだお前………!?
[一変した状況に、理解が追い付かない。 赤毛の男に積極的に戦う気は無いようだが、 この状況を一言で表すなら、まさに、一触即発。]
(320) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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[>>314 向かい合う、少女と赤毛の男。 問いかけられれば、学者の男は首を横に振り。]
いやいや、戦うもなにもだな、 俺ァ、他人のいざこざに首を突っ込む気はねェ。
やるなら勝手にやりゃァ………
[………その時だった。]
(321) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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『 ヤットミツケタ トキノ ツルギノ…… 』
[空から、場違いな白い兎が降ってきたのは。]
…………はッ?
[パタパタと耳を羽ばたかせ、男の周りを飛び回る。 緊張感ぶち壊しのこの事態に、目が点になる。]
時の、剣…………? [>>307 すると、どうだろう。男の持つ漆黒の剣が、 鞘に引き合い、微かに共鳴音を奏で始めたのだ…]
(322) 2014/08/17(Sun) 17時半頃
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!? 熱ッ………
[異変が起きたのは、剣だけではなかった。 共鳴と同時、男の胸の痣が急に熱を帯び始めたのだ。 思わず胸に手を当て、低くうめき声をあげる。]
クソッ どうなってやがる…………!?
[共鳴は徐々に大きく。痣は次第に熱く。 まるで、近づいてくる何かに反応するように……**]
(324) 2014/08/17(Sun) 18時頃
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いやいや、剣はともかく兎は知らねェって!!
[せめて、巻く布を黒以外にしておけば良かったか。 共鳴しだした怪しげな剣に、怪しげな獣の取り合わせ。 興奮している少女に、敵だと認識されたらしく。]
待て待て、俺ァ関係ねェ!! その杖っぽいのちょっと下げろって…
あッ 痛てて………
[痣が熱い。歯を食い縛って何とかこらえて。]
奇遇だな、俺も同じ事考えてたぜ。 布は巻いたが、殴りゃァ骨が折れちまうかもな。
[布を巻いたままの剣を両手で構え、後退り。 戦いの決着は、赤毛の男に任せた方が良さそうだ。]
(331) 2014/08/17(Sun) 19時頃
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のわァ!?
[>>334 男を捕まえようと迫りくる風。 剣を盾にしようと、実体の無い物を防ぐのは… 諦めかけた、その時。]
! う、兎ッ…!?
[男より早く動いたのは、風の聖霊より生じた白兎。 打ち消すように風を放ち、風を消滅させる。]
俺を… 庇ってンの、か……?
[飛び回る白い兎をぽかんと見て。 男は、その背後に現れた人影に気が付いた>>341]
(345) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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あ、山賊? そこの赤毛か?
[>>342 自分の外見は棚に上げて、訊く。 男の視界が少年を捉えた、その時。]
[キィ――――― …ン]
!! ぐッ
[剣と痣が一際大きく共鳴し、ゆっくりと収まった。]
………… お前は? ! その鞘 …………
[よくよく見て、男は目を見張った。 少年の手には、漆黒に輝く鞘が握られていた。]
(349) 2014/08/17(Sun) 20時半頃
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む、俺か。 って山賊じゃねェ、考古学者だ!
[>>362 何かを言いたげに向き直った、東風の少年。 何を話し出すかと思えば、何やら詠唱を始め……]
《ローレルの剣を担う者、新たなる『王』なり。 我は1000年八代のとこしえの誓約を代行する血脈。》
お、おい。お前、何を……?
(371) 2014/08/17(Sun) 21時半頃
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ッ ぐァァッ!?
[>>364 まるで詠唱に堪えるかの如く、 剣が、痣が、再び激しく熱を帯び始める。]
『亀吉』?
! お前、あの時の……
[>>1:184 覚えがある。あの雑貨屋で視た幻視だ。 『亀吉』と呼ばれた術師が、たしかに其処にいた。]
(379) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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《――授かりし封の剣を 再臨者へ捧ぐ者なり!!》
な……!?
[>>366 亀吉の名に気を取られていて、反応が遅れる。 見れば、男めがけて鞘が飛んでくるではないか!]
ッ
[ぶつかると思った、その瞬間。]
(380) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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[――分かたれし王の証、此処に真の姿と相成らん――]
(381) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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[突如として漆黒の鞘は砕け、漆黒の闇の糸へと変わる。]
!? なんだ、こりゃァ…
[するり。するり。 闇から紡がれし糸が、次々に刀身へと絡みつき… 一纏まりの漆黒の塊となって、形を変えていく。]
おおおお………
[総ての闇が剣に吸収された、その時には。 ぴったりと鞘に収まる、一揃いの剣が……]
(382) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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ちょ、小っちェ!!?
[―――たしかに、剣は鞘にぴったりと嵌っていた。 巻き付く漆黒の荊の意匠はそのまま。
しかし、両手持ちの大剣だった筈の「王の剣」は、 寧ろ鞘に合わせて一回り小さくなってしまった。]
………ど、どーなってんだ? オイ!
[理由を求めるように、少年の方を睨む。]
(384) 2014/08/17(Sun) 22時頃
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試し斬りされてェのかテメェ。
[>>398 だァれが盗掘者だ、叩ッ斬るぞコルァ。 すらりと半分ほど抜いて、少年を威嚇する。]
これでも、剣の心得はある。
学者が身一つで調査ってなァ、なかなか危険なんだ。 斧だろーが鞭だろーがそれなりに使えねェと、 夜盗やら罠やらで、あっという間にオダブツだぞ。
[ほれ、と少年に見せるように。 2、3度振って、その太刀筋を確認する。]
なるほど。 威力は下がるが、片手剣も悪くない。
(411) 2014/08/17(Sun) 22時半頃
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[>>393 その時、聞こえてきた《声》。]
あの声、雑貨屋で見たメガネ…… ッ!?
[と。一瞬、男の身体を、奇妙な感覚が駆け抜けた。 まるで、四肢を糸で吊られたかのような……]
………ああ、クソ!
[まだ「王」の自覚なき男に、防ぎきる事などできず。 気を張らなければ、衝動のまま歩き出しそうで。 足を突っ張って堪えれば、少しはマシになったが…]
こりゃァ、術の類か? ッたく、面倒事ばっかりだなこの時代は……!
ああ、そうさせて貰……
[>>413 赤毛の男の呼び掛けに、 孤児院へと非難しようとするが…]
(433) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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ん?
[>>431 不意に、東洋風の少年に腕を掴まれた。 周囲に立ち込め始めた雷。不穏だ!不穏すぎる!
……ところが。]
(439) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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『教団の、秘宝』……?
[>>432 「秘宝」という言葉を耳にして、 男の学者魂が、ぐらりと揺れる。]
……だァから!墓荒らしじゃねェ、考古学者だッ!
[とりあえず、墓荒らしと呼ばれた件で、反射的に 少年にゲンコツを入れる動きは忘れなかったが。]
な、なんだ、そりゃァ。バカ言うなよ!
……詳しい話も無しに、そんな大それた事……
[言葉ではたっぷりと拒絶しているが。 学者の知的好奇心からくる、目の輝きは隠せない。]
(442) 2014/08/17(Sun) 23時頃
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[>>449 ゲンコツは相当効いたらしい。ざまぁみろ。]
ああそうだ、この忌々しい剣と痣のせいで、 俺ァ此処でずーっと危険人物だよ!
[そして、後に続く説明を興味深げに聞いている。 謎に包まれた、古代王朝の聖具の遺物…… この話……ロマンだ。物凄いロマンを感じる。]
……仕方ねェ。どうせ俺ァ、元々お尋ね者だ。
お前がどうしてもってンなら、 少しだけ、手伝ってやらなくもねェ。
(461) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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[>>456そして、遠く屋根から飛び降りた男に声を掛け。]
とまァ、そーいうこった。
俺も、なんだかんだ「教団を敵に回した」身の上だ。 同時に忍びこみゃ、そっちも少しは楽になるだろうよ。
……せいぜい、テメェの正義を貫きやがれ。
[それだけ告げて、その背にひらりと手を振った。]
(464) 2014/08/17(Sun) 23時半頃
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やめとけ、殺されても知らねェぞ。
[>>485 壁にめり込む弾丸をまじまじ見つめ。 それでも諦めない様子に、呆れ顔で肩を竦めた。]
(ッてか、兄妹にしちゃ似てねェだろ…)
[先程見た二人の姿を思い起こし、冷静に比較する。 隣の男を夢を打ち砕くので、口には出さないけれど。]
(489) 2014/08/18(Mon) 00時頃
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─ 聖都レグレシア 大聖堂 ─
これか……… 本拠地だけあって、流石にでっけェ建物だなァ。
あれで薄いのか、警備………?
[>>493 物陰から様子を伺うと、武装兵が並んでいる。 入り口からの正面突破は難しいが、少年の術のお陰で それなりに上手く突破することには成功した。 勿論、男もまた、意図されたものとは気付いていない。]
(515) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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何でお前が俺の名前をと思ったが、 なるほど、あの黒陽の王子と知り合いか。
…………アイツは俺を王だと言ったが。本当なのか…?
[ルーべリオンの、黒陽の紋持つフードの少年。 去り行く時に見せた、寂しげな背を思い出した。]
5000年後は、カレリアって山が残るくれェだな。 ルンフィアも、ルーべリオンも似たようなモンさ。
この時代を銀とするなら、5000年後は鉄の時代。 奇跡も魔法も聖霊も、殆ど影も形も残ってねェよ。 神に見放されちまったのかもしれねェなァ…… [もっとも、最初から存在しなければ苦労は感じぬが。]
(516) 2014/08/18(Mon) 01時頃
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