184 【RP】Septimo Oves Errantes【R18】
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[現れた道を阻む姿。誰なのか見上げることもしない。それでも、その声>>3:182を聞けば……誰なのか分かるのだが、どうやらとても冷静ではない男はそれすら推測する余裕がない。 だから、妨害する足を無視して進もうとしただろう。]
ぅ、るさ……ッげほ!ゲホッ!!……は、…ララ……ララ……!
[恐らくその声も、既におかしくなっているだろう。喉がうまく機能しないのだ。むせて止まっている間だろうか?
────一瞬、ヒヤッとしたものが背に触れた。
背だけじゃない、足もか? ……まさか、皮膚を浸透し骨と反応していくとは夢にも思わず。かかった皮膚は火傷したように爛れていたが、その痛み"程度"では男は止まらない。]
……ッ、が!…ぁ"あ"ぁああぁ!!!!げ、ほッ!
[恐らく男が身悶えたのには少しだけ時間差があったか。チクリとした痛み。今のはなんの液体だ?ブチリと肉を裂く音が聞こえた。いや聞こえたなんてものじゃない。これは背中が背中に何か背中が背骨が背骨が背骨背骨ががががが!!!!!!]
(0) purin3 2016/03/06(Sun) 06時頃
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あ"ぁああぁ"あ"あ"あぁあ"あぁ!!!!!
[すっかり穴の空いた喉から血液が漏れるのも気にせず、叫ぶ。うつ伏せだったその体が跳ね、踊り、横向きに倒れる姿、叫ぶ声。……皮肉なことにどれも嫌いなものだ。
フッ化水素酸は弱酸ではあるが、体内においてカルシウムイオンと大きく反応する。つまり、骨まで到達してからでないと反応しない。────骨と勢い良く反応し、出来たものは?
肉をブチブチと裂き、結晶針となって男を襲う。
どれくらいの量が掛けられたのかは知らないが、恐らく背も足も もはや皮膚の役目も肉の役目も果たしていない。骨も露出していたか?
その後他の男>3:*49が来たとしても、まさしくこの男はきっと痛みに悶え苦しみ、何も分からない。馬乗りになるのなら、横向きのこの姿はきっと乗りにくいだろう。……仰向けにでもされてしまったか?
それならば痛みに苦しむ顔がよく見えただろう。
(1) purin3 2016/03/06(Sun) 06時頃
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恐らく彼がナイフを振り下ろすにも構わずに、彼の顔を掴み退かそうとしたはずだ。その力は、男の意識はないにも関わらず きっと先程の渾身の一撃より強い。退かせたのなら、すぐに横向きに変わる。嗚呼、背中がつくとさらに痛むのだ。
それでも相手はナイフを止めないか?
それならばきっと、反応し過ぎて脆くなった骨は鈍い音など立てずに簡単に砕けてしまうだろうよ。]
あ"ぁああぁ"あ"あ"……ゲホッ、ごほッ…ああぁ"あ"あ……!!!ララぁ"…ッ、は……り、ぜ……ラ、ら……らラ……
[前後不覚。最早意識と呼べる意識はない。
その頃には肉の塊と化していたか? それでも呼ぶのは、愛する妻と娘の名。
…男は絶命するその時まで、その瞳を閉じるその瞬間まで。その名を、呼び続けた。]*
(2) purin3 2016/03/06(Sun) 06時頃
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[男の体は、始め人形部屋で作りかけの人形の前で倒れている姿で発見された。 突然のことに驚きながらも、声を上げることの叶わない侍女は顔色を変えて 執事の元へと報告をしに行く。
それから…彼の妻のいる寝室ではなく、簡易的な応接室に備え付けられたベッドへ。 それから執事は、掛かりつけの医師へと文を取った。
それからのことは流れるように早い。
未だ"病院"というものは普及しておらず、医者が屋敷に留まり容態を見る。だからこそ、彼が死んだ時もすぐに発見されたのだ。
────そう、少し目を離した隙に。
その間に、当主はすっかりその姿を変えていたのだ。
部屋に漂う鉄の香り。赤く染まったベッド。首が無い、左足が無い、両腕がない、臓器に至ってはごっそりと抜けている。身体中は血だらけで、寝間着を着せていたはずがその服は倒れた初日のスーツに似ている。 背中から足にかけての皮膚は爛れ、腹はぐちゃぐちゃに裂かれ、それから幾つかの銃創。
────きっと、すぐに警察に連絡したはずだ。容疑者も無くなった部位も見つかることはなく。ただ、この男が犯した罪は警察の介入で全て明るみに出るのだろう。]*
(28) purin3 2016/03/06(Sun) 22時半頃
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