244 【R18】ミゼリコルディアの宴【魔女村】
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[さて、おっかなびっくり、ここから先は未知の世界。怯えたように息子の手を握りしめたら、男も倣って深呼吸。]
…………だって、おれだって、怖かった。 殺しに来た人間かもって。 本当に殺そうとする人間、まだいるかもしれない。
[ぐずぐず泣き言を漏らすのは父親らしくないかもしれないけれど、だって誰だって知らないところは怖いのです。
それでも「やっぱりもう1回寝よう?」などと言わなかったのは、すぐ真横の守るべき存在故でした。]
(0) シュレッダー 2018/06/18(Mon) 23時頃
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行こう……あ、
[その時でしょうか。天から真っ白でふわふわしたものと一緒に手紙が飛んできたのは>>363 開けてみれば、香ばしい香りのクッキー2枚と、簡潔な手紙が1枚。 2枚入ったそれをドリベルとわけっこして口に含めば……なるほど、にんじんが食べやすいように工夫された味付けです。 美味い美味い、と大きな口をあければすぐに無くなってしまって、熊はほんの少ししょんぼりします。]
もう少し、食べたい。
[たくさん食べたはずですが、美味しいものは別腹です。 家を出たばかりですが、羊皮紙を取り出すとさらさらお返事を綴ったら、ポストに入れてしまいましょう。]
(1) シュレッダー 2018/06/18(Mon) 23時頃
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リッキー
愛のこもったクッキーをありがとう。 お手紙届いたのでお返事を書きました。
友達に会いに、平和に住めるところを探して家出をするところです。 今度遊びに行きますね。
くま
(2) シュレッダー 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[目的地も増えたところで、しっかり手を繋いだら、慣れた山道を二人で進んでいくでしょう。]*
(3) シュレッダー 2018/06/18(Mon) 23時頃
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[たんぽぽに乗った手紙にお返事してから、それからどれくらい山道を進んだでしょうか。沢は雪解け水で水かさを増していましたが、綺麗に底まで見える水にはゆらゆら鱒が虹色の背を光らせておりました。
さて、お昼にしようかなどと思った頃に、また手紙が届きます>>33]
魔女集会! どり、フェルゼ、という子を知ってるか? 手紙のやり取りしてたとか? もしかしたら、その子に会える、かもしれないぞ!
[魔女集会なんて初めてです。山から出ようとしなかったのですから。 とりあえずの目的地は決まりましたので、そちらの方を目指して進んでいきましょうか。]
(46) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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[ああ、でも同じ人間の子を手元に置いた魔女や魔法使いを男はまだまだ知っています。気が向けばきっと、来てくれるのかも知れません。 早速羊皮紙を取り出して、ポストに投函。さて、何人の魔法使いと会えるやら。]
(47) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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カリュクス様
すっかり怪我も良くなりました。まずはお薬のお礼を申し上げます。
さて、人間の子を持つと奇異なもので、同じ人間の子を持った魔法使いと何人か巡り会うことになりました。そして、おなじ境遇同士魔女集会を開こうかと話しております。
地図をつけておきますので、気が向いた時に遊びに来ませんか?お会いできたら私の子もきっと喜びます。
ガストン
(48) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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ピスティオ様
その後人間の子とは上手くいっておりますでしょうか?などと下世話な勘繰りのような書き出して申し訳ない。
というのも、驚いたことに同じ人間の子を迎え入れた何人かの魔法使いと魔女集会を催すことになったとか。もしよろしかったら一緒に遊びに行きませんか? 美味しいご飯を囲みながら皆の話を聞いてみたく思います。
地図をつけておきますので、気が向いた時に遊びに来てくださいね。
ガストン
(49) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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[ここでふと男は筆を止めました。
もう一人、手紙をやり取りしたことがあった魔女……?がいたような気がします。旅をする彼女……?のところにもきちんと手紙が届くなら、この楽しい集まりにひょっこり顔を出してくれるかもしれません。]
(50) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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フローラ様
永らく文のやりとりも途絶え、筆無精をお許しください。 お元気ですか?
実は人間の子が我が家に迷い込みまして、紆余曲折を経て我が子として迎え入れることになりました。そしてもっと驚くべきことに、似た境遇を持つ魔女魔法使いが何人か、手紙のやりとりでご縁を持つことになりました。
この奇異な境遇の者同士、魔女集会を開いて見ようという話が持ち上がったので、もしよろしかったら遊びにいらしませんか?念の為地図をつけておきます。お近くにいるのなら、是非。
ガストン
(51) シュレッダー 2018/06/19(Tue) 22時半頃
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[流れが急な所に近寄るドリベルを、男はすぐ近くで見守っています。魚影を目で追うのは息子の仕事。父親の仕事は後ろからこどもが落ちないように見張ることです。]
こういう流れの早い所は、近づきすぎると、危ない。 魚はもう少し、流れが収まってからでいい。
[男のような大熊だったら流されずに魚を取れるのですが、危うきに近寄らず、を覚えてもらわねばなりません。 焚火を起こす時も、やかんがしゅうしゅう音をたてる時も、男はしっかり見張っていました。]
にんじん、食べれる魔女じゃないのか……?
[にんじんのくせにうまいぞ、というには苦手なのでしょうけれど、形はどうあれ好んで食べているならばそれは苦手なのでしょうか……男はううんと唸ります。
……けれども細かい所は、いいのです。ぺらぺら得意げな息子が可愛いのでもうすべて良しとしましょう。]
(75) シュレッダー 2018/06/20(Wed) 21時半頃
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よし、そしたら、会いに行こう。 おれもあったことはない。山から出たことないんだから。
[香りのよい紅茶を薫って……よく冷ましながらいただきましょう。花の香りが鼻腔をふんわり抜けていく、飲むだけで心地よくなる紅茶です。それがカリュクスのところの人間のものと知ればまた目を真ん丸に開くでしょう。]
世界は、広いと思ったけど、狭い。 知らないところで、知ってるものが繋がってく。
[広い世界中のすべての人間が怖くて憎くて仕方がなかった頃に比べて、何と心持の軽いこと。人間への畏怖の心が、魔女魔法使いの繋がりからどんどん解けていくようで。きっと、ごちそうをみんなで囲めば、もっと。]
ごちそう……おれの友達のカフェの人、来るかも。 さっきの朝ごはんのウィンナーとかチーズとか。 それに、さっきのクッキー、皿いっぱい出るかも!
(76) シュレッダー 2018/06/20(Wed) 21時半頃
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― 湖畔の館前 ―
[移動の魔法も持たない二人ですが、ぬかるむ道を通って、冷たいせせらぎに爪先を浸して、なんとか目的の場所に辿り着いたようです。]
ここが、魔法使いの家……。
[庭からおいしそうな煙が上がれば、長旅の疲れも相まっておなかの虫が鳴くでしょう。 丁度家主が熊の襲来に備えているとも知らず。
……しかし、彼らはまだ知らないのでしょう……。 熊をも凌ぐ、旺盛な食欲を持つ子熊の存在を……。 山から出たことのない男は、立派な門を前にして……]
これ、どうやって開けたらいい?
[そっと所在なさげに息子を振り返るのでした。]*
(77) シュレッダー 2018/06/20(Wed) 21時半頃
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おれは、こんなに大きな家見たことないぞ!
[男の家も大きな家なのですが、それとはまた違う種類の大きな家なようです。山芋やら生え染めた山菜やらを詰めた籠も震えるほどに。 登ってもいいのですが、それではこの豪奢な飾りをぽっきり折ってしまわないかと。 だけれどがちゃがちゃ頑張った結果ドアが開いたならそんな心配は立ち消えて、いそいそ中を覗き込むでしょう。]
ごちそうのにおい。 でも、お行儀よくしないと。
[ちょっと厳しい顔をした男は浮足立って中に入るでしょう。]
(166) シュレッダー 2018/06/21(Thu) 23時頃
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[そこで出迎えてくれたのはふりふり可愛らしい服のお嬢さんでした。>>144 優雅なお辞儀を前にぽかんと口を開けて見とれること暫し。]
……あ、こんにち、わ……?ご機嫌、いかが……?
[何せ女の子と話すのは何十年ぶりなのです。ねじ式のおもちゃのようなぎこちない動きでお辞儀を返して、ちらりと息子を見やれば、息子の方がよっぽど上手に挨拶できています。 ああ、そうです恥ずかしいと言ってここで手本が見せられないのが一番恥ずかしいのです。]
お気遣い、ありがと、ございます。 おいも、いただきます……あ、あの、これ、お土産、です。 ……あ、おれ、ガストン、いいます。熊の、魔法使い。
[籠を差し出し、こちらもしゃんと背を伸ばして。]
(167) シュレッダー 2018/06/21(Thu) 23時頃
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[飲み物をと指し示されたなら、自分の分とドリベルの分、二つのオレンジジュースと手に取って分けっこしましょう。山の雪解け水もひんやり気持がいいですが、ジュースを口に含んだなら飲んだこともないような冷たいのど越しにびっくりして、立派な着物の男を見下ろし目を真ん丸に開くでしょう。]
……すごい!これ、山の水みたいに、冷たい!
[どんな偉大な魔法でしょう。変身以外の魔法を目の当たりにしていない男は尊敬のまなざしを惜しみなく注ぐでしょう。]**
(168) シュレッダー 2018/06/21(Thu) 23時頃
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[飲み物の冷たさに床にごろごろ転げてしまった子熊を見下ろし、男は喉を鳴らして笑いました。
顔馴染みがほとんどのこの場所でなら熊になっても咎めたりはしないでしょう。 毛足の詰まった絨毯の上に転げるのはきっと気持ちがいいでしょう……藁など比べ物にならないくらいに。 男のちょっと転げてみたくなりましたが、ちょっとそこは我慢です。]
いろんな魔法がある、から、見ておいで。
[友達もいるのでしょうから、と一歩引いたところから見守りましょう。]
(267) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 19時半頃
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[さて、ちらほらと見知った顔も現れた頃。 皆でしゃべって皿いっぱいのにんじんクッキーも楽しんで。
魔法使いの粋な魔法>>251を目の当たりにすれば]
……?!すごい。
[目の前に白いキャンバスにじわじわ映し出される姿に驚いたせいで、ぼわん、と丸い耳が頭からにょっきり生えてしまいました。 絵に写る大男の耳から生えた丸い耳はちょっと間抜けな感じで、男は耳をピコピコさせて皆で集合したキャンバスと睨めっこします。]
……かっこう悪い?かなあ……。
[息子がいいと言えばそれでよし。息子がそもそも熊の姿なら耳だけお揃いで、本当に家族で映したポートレートのよう。]
(268) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 19時半頃
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[お言葉に甘えるように、皆と撮った集合のポートレートと一緒にドリベルとの2ショットも撮ってもらいましょう。 熊の姿になってと言われたら、天井に頭をごん!しないよう細心の注意を払って、恐る恐る大熊の姿に変わるでしょう。
出来た写真を素敵な額縁に入れてもらったら、男はにっこり笑います。]
……これ、飾れるところ、探しに行かなきゃ、ね。
[平和に過ごせる場所を見つけたら、この絵は何処に飾りましょう? 暖炉の上?それとも本棚?いえいえ、洞穴の寝床に気持ちのいい藁を敷いてその枕元に飾ったってきっと素敵です。 何処がいいかな?なんて、ドリベルを見下ろし、首をかしげて見せるのです。]*
(269) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 19時半頃
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[昔々、霧ふり山には大きな熊がおりました。
ただの熊ではありません。 腕を払えばどんな大木をもなぎ倒し、吼えれば山が揺らぐほど。
何より恐ろしいことに、その熊は魔法使いが化けた邪悪な熊でした。 その熊は山に人が入る度にとても怒って人を襲うので 山で獣を狩る猟師たちは皆、とんと困り果てておりました。
しかしある日を境に、熊は山から姿を消してしまいました。]
(354) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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[やれ、罠にかかったか、やれ、病に倒れたか。 猟師たちは口々に噂しながら山を探して回りましたが、 どうにも大きな熊を見つけることはできませんでした。
……しかし、代わりに猟師たちは不思議なものを見つけました。
山の奥深くにある大きな家です。 普通の山小屋をうんと引き延ばしたかのような、何もかもが大きな家でした。 村で一番勇気のある若者の猟師が家の中に入ってみると、なんということでしょう!
熊の塒とは思えないほど、温かな家がそこにはありました。 インクの染みでちょっぴり汚れたテーブルクロスや、羊皮紙がわずかに残った書斎机。 羊皮紙には子供が書き取りをしたかのような、小さな字がたくさん書き連なっています。 窓には大きなくるみの殻のテントウムシが2匹仲良くとまっていました。
これが人食い熊の仕業でしょうか?猟師は首をかしげました。]
(356) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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[そして何より、枕元に飾られたポートレート! 見上げるほどの大きな熊が、小さく可愛らしい子熊を肩に乗せて 何とも幸せそうに笑っているではありませんか!
それから山の猟師たちの口に、邪悪な熊の話が上ることはなくなりました。 その代わりに、彼らはこどもを手放すことをやめました。 家族のためにと懸命に働き、熊が守ってきた山の幸を糧にするようになりました。
……さて、熊とこの絵の子熊は、何処に行ってしまったのでしょう? きっと何処にいても、幸せに暮らしているに違いありません。]**
(357) シュレッダー 2018/06/23(Sat) 23時頃
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