145 来る年への道標
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[船室を共有する者は、”帰還者”となる瞬間をも共有する――
それは、大宇宙の小さな宇宙船で起こった、
宇宙の不思議《スペース・ファンタジー》――…+。:.゚:.。+゚*☆]
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―客室:日付変更後―
[客室で準備を終える頃にはすっかり日が変わっていたので、一度休むことにしました。 それから起きて、身を整えます。]
(またどこか、星を過ぎてしまったかしら。 見ておきたかったのだけれど……)
[過ぎてしまったものはどうにもなりません。ひとつだけため息を吐いて忘れることにしました。 今は演奏をどうするか考えるだけにします。]
(こんな時に、故郷以外で演奏する機会だなんて何かの縁だものね……)
[そうしてスーツケースを転がしながら、客室を出ました。]
(0) 2015/01/06(Tue) 11時頃
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[奇跡の星――それがまさしく、蒼き大地《ブルー・アース》……**]
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(ええと、まずはラウンジで本当に出来そうか確かめて、 それから船の人に頼んで……受付の人に言えばいいかしら)
[アイライトはまずラウンジに向かって歩き出します。]
(あ、そうだ!『ナユタ』にも伝えておきたいわ。 せっかくなのだから、彼にも聴いてもらいたいもの。)
[でも、どこにいるかしら……、などと悩みつつ、ひとまずはラウンジに向かうのでした。(たどり着けるかはわかりませんが)**]
(2) 2015/01/07(Wed) 00時半頃
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[ナユタの姿を探しながら、ラウンジから受付へと向かっていきます。今回は迷いませんでした。 途中でナユタに出会ったならばこう誘うでしょう。]
アノ……これから"ラウンジ"でわたしが#演奏#をしますので "良かったら"……聴きにきてくれると……/ウレシイ/
[そうして受付に行き、ラウンジを使用する際と、船内アナウンスのお願いをしてきます。]
(8) 2015/01/07(Wed) 20時半頃
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[それからラウンジに行って、周りを見渡してから深呼吸をしてじっと静かに待ちます。 そうしているとアナウンスが流れてきました。
《ご搭乗の皆様に、乗客のアイライト様よりご伝言をお伝えします。 『これよりラウンジにてトリンクルの余興をいたしますので、 興味がございましたらお寄りください』 とのことです。繰り返します……》
そのアナウンスを聴くと、いつもの緊張が訪れました。何度コンサートを繰り返しても消えることのない、開演前の鼓動。それに合わせてアイライトの光も脈動のような明滅をしています。]
{Rwan..rkwun..rwan..}
[そうして、人が集まってくるのを待ちました。]
(9) 2015/01/07(Wed) 21時半頃
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[人は集まってきたでしょうか。『ナユタ』の姿を見つけて嬉しそうに微笑みます。 そうして頃合いを見てラウンジにいる人(それがナユタだけだったとしたら、アイライトはむしろ喜んだかもしれません)に一礼をして、合成音声の調子を確かめつつ喋り出しました。]
"コンニチワ"……ええと……"お集まりいただきまして"/アリガトウ/……。 わたしは……『光彩楽団』の『アイライト』と……"イイマス"。
[改めて名乗ってから、もう一度深呼吸。]
『光彩楽団』としての/ワタシ/の……"最初"で…… もしかしたら"最後"の……#ソロコンサート#です。"楽しんで"……/ご視聴/ください。
[それでは、お願いしますと天井に向かって声をかけると、ラウンジの照明がゆっくりと落ちていきました。 受付でアナウンスの他に頼んでいたのはこれで、トリンクルの演奏にはどうしても必要なのです。]
{Til..till..til..}
[アイライトの光だけが暗闇のラウンジをぼんやりと照らすようになると、持ってきたスーツケースを開きました。]
(12) 2015/01/08(Thu) 00時半頃
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[トランクから出てきたものはよく見えなかったでしょう。勢いよく出てきたそれは黒く大きな、6筋の薄い金属板のようなもの。天井へとそのまま貼り付くように伸びていきました。]
では……『星と歴史:第四楽章』……
[暗闇で観客達の顔が見えないことは安心でした。この演奏によって『ナユタ』が自分に距離を感じたり、作曲家がやはりトリンクルの演奏は珍奇なショーだと考え直したりするのではないかと不安だったのです。 もしそんな表情を見せられたら演奏するにも心穏やかでありません。]
{Ti..ti..ti..}
[準備をするようなアイライトの光の明滅。アイライト自身も目を閉じています。 そうして間を置いてから、彼女は腰回りに下がった筒の束『ルミナス・オルガン』に手を添えました。]
{Lillll..lillll..til..!!}
[瞬間、『ルミナス・オルガン』の束が一斉に天を向きます。同時に筒の中の小さな光がざわめくように瞬き始め、細い鈴の音にも似た音が鳴り始めます。 それは、とても……寂しい音に聴こえたでしょう。]
(13) 2015/01/08(Thu) 01時頃
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[最初の一音をそうして暗闇の天井の中へ解き放ったあとは、ルミナス・オルガンの束に添えた両手指を複雑に駆使して曲を形作っていきます。その音はやはりどこか物悲しく、曲は誰も親しみのない構成と音階で表されています。それはいわば特徴的すぎる民謡で、あまりにも耳慣れない曲作りですからもしかしたら不快になる人すらいるかもしれません。 しかしそれでも順繰りに、あるいは何本も同時に打ち出される光の欠片達が緩やかな序盤を、そして鮮烈な中盤を、そして感傷的な終盤の音色を見事に表現していきました。]
(……)
[演奏に集中して無心でありながら、それでもアイライトは考えます。曲にこめられた祈り。楽器の素材となった光達の哀しみ。そうしてどうか、この音色が自分達トリンクルの人達以外の心にも届くことを。]
(17) 2015/01/08(Thu) 01時半頃
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[鮮烈で短めの『星と歴史:第四楽章』に続き、緩やかで切々と奏でる『進めた歩の先に道は無し』、アイライトの持つ曲の中で最も希望を感じる『我々の英雄:第一楽章「夢」』と三曲、途中ただ曲名だけを声にしながら彼女は演奏し続けました。
終えた時には艶やかに輝く光の汗がアイライトの額や頬や首筋を伝って落ちていくばかり。乱した彼女の呼吸の音だけ響く静寂が訪れました。 その静寂の中で、演奏に使われた光の粒たちが形作る天井は煌々と……まるで美しい夜空のように観客達の視界に映ったことでしょう。]
(……)
[感慨は、ありました。何故だかアイライトの心が、音が、ちゃんと誰かに伝わった気がしたのです。
それをしっかりと胸に感じたまま、最後に光る指先を腹の辺りから一直線、天井へ向けて光の筋を伸ばします。 そうして一拍、二拍、三拍……開いた手をぐっと閉じました。]
{Kwaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa........n..!}
[ぱっと夜空は弾け飛び、一点して真っ暗闇へ。 それはとても哀しく、寂しい光景に思えましたが、トリンクルの楽団は必ずこうして演奏を終えます。]
(19) 2015/01/08(Thu) 01時半頃
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……"以上"で……わたしの"演奏"を/オワリ/ます……。
[乱れた息をできるだけ整えて、失礼のないように観客に向かってそう言い終えると光の跡が残る一礼をしました。
それからすぐにラウンジの照明は戻るでしょう。 改めて皆に一礼を。それから『ナユタ』に、もう一度微笑みかけました。]
(やって良かった……そう思うわ。 なんだか、安心して故郷へ帰れそう)
(20) 2015/01/08(Thu) 01時半頃
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[そうして明るくなったラウンジで、ワクラバと名乗った男性に名乗り忘れたお詫びをしたり、話してくれる人に挨拶をしたり、ナユタとゆるやかに(気づかれないモーションをかけたりもしましたが)話した後は、客室へと帰っていくでしょう。
なんだか晴れやかな顔と、跳ねるような光の音を残して。**]
(23) 2015/01/08(Thu) 02時頃
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