人狼議事


160 東京村

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視点:


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


/*
メモだと追いづらいから業務連絡許してね。

とりあえず私が村建て発言持ってる時は、舞台装置頑張ってみます。
墓ログの内容もできるだけ吸い上げたいと思うよ。
私の察しが悪い時が多々あるかもだけど許してね……。

赤の仲間には言ってくれればいつでも村建て権限お渡ししますね。
少なくとも1時間おきくらいには見てるんじゃないかな……多分……


/*
メモ連打失礼。

業務連絡了解です。
吸い上げに関してはアリガテー!なんですけど今後人が増えてきたら大変かと思うので、ご負担にならない程度にふわっとでいいと思いますよ!

ちょっと落ち着いてネリネリしたらまたメモに貼ってしまうと思います。テンション上がって盛り上がりすぎた。反省。

では潜ります。


【人】 MNU機関 ジャニス

[昼になる少し前程。

今日の予定を確認しながら、
少ない授業割を終えた青年は学校から出て、
最寄り駅へと足を向けた。]

(69) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[Twitterを眺めながら歩く。
朝は山手線運転見合わせを嘆くだけのTLが、
今は奇妙な「消えた人身事故」>>#1の話題で賑わっていた。]

[駅員、運転士、乗客。
朝の新宿駅ならその数は膨大だろう。

その人々が「落下した男女」を
見ていたにも関わらず、その痕跡は見当たらない。

男は、日本人離れしたハーフらしい顔つき。
女は、口許に大きな痣が有った。

痕跡の見当たらない「消えた人間」と「痣の女」。
文字を追いながら、ふと「どこか似てる」と思い浮かんだのは、昨日出回った二枚の画像のことだった。]

(70) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 …………

[TLから、昨日のワタヌキからのDMを表示させる。
そこに書かれた連絡先を数秒見つめる。
少しだけの逡巡の後、青年は携帯へと打ち込んだ。]


[『あいり』の携帯に、知らない番号からの着信が入る]

(71) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/05(Fri) 23時半頃


【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の奥に、『あいり』の声が聞こえた。
ほんの少しの逡巡の後]

 ……大平さん、すか?
 
 どうもぉ。 こんにちは。
 昨日、お会いしたジャニスです。

[へらへらとした軽い声を、携帯の奥へと向けた。]

 すいません、いきなり電話して。
 大平さんに、ちょっと連絡したいことがあてすね。
 
 今大丈夫すか?
 

(78) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 いやね、昨日 大平さんの、落し物 渡したでしょ?

 それが、あれだけじゃなかたんすよ。
 渡しそびれたちゃたものがあてですね…

 すいません、僕の不手際す。
 申し訳ないです。

(80) 2015/06/05(Fri) 23時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 お手数おかけしちゃうんすけど、
 よかたら、うちの店の方まで
 取りに来てもらえませんかね?

 そちの都合のいい時間でいいんで…

 どうでしょう?
 何時なら、とかありますか?
 

(81) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[携帯の向こうに、安心したような声を向ける]

 は。 ほんとすか
 やぁあ、すいません。ほんと助かります
 また店長に怒られるとこでしたぁ

 は、今からでも大丈夫? ありがとうございますぅ

 すんませんけど、僕も今お店向かてるとこなんで…

 そうですね…
 13時くらいになたらお店につけるかと思うんす。

 どうでしょ?
 大平さん、それで大丈夫すかね?

(87) 2015/06/06(Sat) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



 は。 13時に、香港小吃で。


 ありがとうございます、よろしくお願いしますね

 じゃあ、失礼しました。
 また。


[…そう告げると、青年はゆっくりと指を動かして
通話を切った。]

(91) 2015/06/06(Sat) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 00時半頃




 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[揺れている――……

 ブランコのような揺れじゃない。刻むような、震えるような。
 心臓の鼓動のようなリズム――……
 ぽかぽかとした暖かみを感じる。
 なんて気持ちいいんだろう。そしてひどく、懐かしい。]


次はぁー…… ……みや駅 つきのみや駅………


 !!

[目を覚ました。
 聞きなれない車内放送に頭を殴られたように。
 開けた視界には、
 もう何年も、何年も見ていない、電車の中が広がっていた――……]

 なん………

[手にある触感は、固くざらついた布生地。何故か、斑っぽい深い緑色の座席に座っている。
 事態が把握できず、飛び跳ねるように立ち上がり、あたりを大げさに見回す。
 車内には残念ながら誰も居ない。自分一人だ。]


 はぁっ、はぁ、はぁッ、くっそ…… 嫌だ、……なんで、……

[呼吸が荒くなっている。胸が痛い。手が震えている。
 怖い。どうして電車なんかに乗っているのだ。
 嫌だ。怖い。怖い。
 突然の恐怖に、視界がぐらつくのを感じる。]

 なんとか外を見回すと、緑地がまばらにある住宅街が薄暗い黒に染まり、進行方向と反対に飛び去っていく。
 わずか、太陽が遠くに顔を出している。]

 (…………朝日……、始発か………?)


[急に眠気が襲ってきた。座席から突き出す銀色のカーブした手すりに掴まり、その座席にへたり込む。
 頭がくらくらする。昨日の記憶が曖昧だ。断片的にしか思い出せない。
 当然、どうしてここにいるのかも覚えていない。]

 (……酔っ払って、始発に乗ったのか?)
 (誰かに介抱されて乗せられた……?)

[とにかく次の駅で降りなければ。ここは東京だ、どこの駅で降りてもどうにかなるはず――……
 そう思ったけれど、バイクは新宿駅。電車もタクシーもバスも怖くて乗れない。
 だから、友人に迎えに来てもらうか、高い金を払ってレンタカーを借りるしかない。
 電車の恐怖に耐えて新宿駅まで乗り換えて行くか――……
 そこまで考えて、ふと我に返る。]


 (俺、なんでこんな生きづらいんだろ。)


[あれほど恐ろしかった電車の中だというのに、いつの間にか呼吸の乱れは戻っていた。]

 (こんなにカッコイイ顔してんのになぁ)
 (結構モテんのに)
 (友達も多いし)
 (カクテルうまいし)
 (フレアだってちょっとできる)
 (今年IBA取る予定だった)
 (調理師免許もあるし)
 (潮だって吹かせられる)
 (預金はねーけど)

[自分でオチをつけて、ふふ、と笑った。
 なんだ、怖くないじゃん電車。]




 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[できれば友達に迎えに来て欲しかったが、こんな朝っぱらから車を出してくれる奴はいないだろう。
 最後のプラン「新宿まで電車で戻るの巻」を採用することにした。
 電車リハビリをしようというわけだ。完璧に克服すれば、もう自分の人生に何の問題もなくなると思った。

 早速ポケットからスマホを取り出し、googleマップを起動する。
 スマホを全く使いこなせていないフランクだが、googleマップはバイク乗りには心強い味方だった。
 確か、乗り換え検索も対応していたはず。先程の車内放送で言っていた「つきのみや駅」を検索すると、ドーナツ状のアイコンがくるくる回った。]

 『つきのみや駅の検索結果はありません。』

 ……あ?

[確かに「つきのみや」と言ったはずだが。それなら、現在地を確認すれば近くにあるだろう。]

 『現在地が確認できません。』


 壊れたのか?

[無駄なのは判っていても、スマホをうらっ返して眺めてみる。勿論何も変わったところはない。
 『検索結果はありません』と出るということは、ネットはつながっているだろうか。
 ブラウザを立ち上げてみると、一瞬立ち上がるが、画面が真っ黒になってアプリが強制終了した。]

 はぁ?!

[何度やっても同じだった。仕方ない、諦めてとりあえず次の駅で降りて道を誰かに聞こう。
 それまでの暇つぶしとして、ツイッターに書き込む。]

 『なんか電車乗ってんだけど、何の電車かわかんない(笑)。大人なのに迷子。つきのみや駅ってどこ?』



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[何気ないツイートをしたつもりだった。
 それだけでもどこか安心できた。自分のタイムラインも無事取得できている。
 そこでようやく、スマホの右上の現在時刻に気がついた。

 18:50。]

 ………うそだろ。

[あの太陽は登っているのではない。沈んでいるのだ。]


 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


[どうして気づかなかったんだろう。いや、気づかないようにしていたのか。
 今度は呼吸は乱れなかった代わり息が止まって、血の気が引いた。
 心臓が凍るようだった。

       ・ ・
 ――俺はまた、あの電車に乗ってしまったのだ――]


メモを貼った。


【人】 MNU機関 ジャニス

 …………………。

[『あいり』との通話画面から戻った携帯を、ゆっくりと握り締め。長く深く、息を吸う。]


[そうして青年は、新宿に向かう電車に乗った。山手線に巻き込まれるように、朝は遅延していたこの路線も、遅延はもう解消されていた。]

[問題なく新宿に着いたのは13時前。時間にまだ余裕がある。昨日と同じく、店までの慣れた道をゆっくりと歩く。]

[電車に揺られている間、
身体が空腹を訴えていたので、駅の売店で
大して食べたいとも思わないパンと缶コーヒーを買って
感慨もなさそうに食べながら向かった。]

(121) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[遠く離れた故郷の妹なら
兄のこの様子を叱っただろうか。

食事はちゃんとしろ、とか。
歩きながら食べるな、とか。]

(122) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[――故郷に居る妹は、本当に出来た妹だった。
自分よりも頭も良く才能もある、優秀な子。

成績とかそういうもので、
一度だって妹に勝てたことはない。
親の期待は兄よりも妹に注がれた。

だからといって優秀な妹へ、
青年が嫉妬することは決して無かった。

むしろ心から感謝しているほどだ。]
 

(123) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[妹が居るから、今の自分は自由なのだ。

留学と銘打って遠い異国の地で
家族を背負う責任を持つこともなく。
危険な遊びすら味わって、自由に暮らせる。


今の自分の「日常」は、妹の存在の上に出来ている。]
 

(124) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…新宿駅の東口から歩いて少し。
そろそろ店が見える頃だ。

食べ終えたパンの包装袋をくしゃりと丸める。
缶コーヒーの残りを煽り、
青年は店の表側の道ではなく、
裏側の細い路地側へと足を踏み入れた。]

[店の裏には、業務用の大きなゴミ箱が置かれている。
そこにゴミを捨てて、店の表道路へと出た時だった。

――ふいに手にした携帯が震え始めた]
 

(125) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  、

[思わず びく、と肩が震えた。
携帯の画面に映ったのは通話画面。

――ただ、そこには見知った妹の名が表示されていた。
青年は は、と浅く息をつく。

タッチパネルに、静かに触れた。]

(126) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


  ――『お兄ちゃん?』

 『…おー。何?』

  ――『昨日言った集合場所と時間なんだけど
     ごめん、飛行機の着陸が遅れちゃって。
     ちょっと予定変更したいんだ』

[携帯越しの妹の声に、怪訝そうに眉を寄せて
黙ること数秒。次に出た声は思わず大きいものになった。]


 『……〜〜は!?
  お前もう日本に居るの!?』

  ――『はぁ? 何言ってんのお兄ちゃん』
 

(127) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『え、いやお前…っ
  大体、勝手に回るって言ってたのは?』


  ――『何そのギャグ? 面白くないんだけど。
     忘れたなら忘れたっていいなよ。

     昨日そっちから聞いてきたくせに』
 

(128) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 『 ――――、 は?』


  ――『だから、ちゃんと都合合わせるように
     こっちで調整するからって。
     電話で予定聞いてきたじゃない。』

 

(129) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[…言葉に詰まったように、声が出ない。]

[背筋に寒いものを感じる。
途端、周囲の音が嘘のように聞こえなくなる気がした。]
 

(130) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『ほんとお兄ちゃん、そういうの多すぎ。
     今までだって……』


[耳の傍の妹の声すらどこか遠い。
握った携帯の感覚すら薄れていく。
彼女の言っている事に全く覚えはなく。

 ―――きっと僕は、
 致命的な危険に気付いていなかった。]

 

(131) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



[僕と「あいつ」の電話番号が繋がっているとして。

…僕が、「あいつ」の会話を盗み聞けるなら。


「あいつ」だって そうじゃないのか? ]

 

(132) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス



  ――『お兄ちゃん? 聞いてる?』
  ――『それで 時間と場所なんだけど、』


 『 ―――――ッ い、 いい 』

[詰まった声を、焦ったように無理矢理吐き出す。
指の感覚が無い。気付けば強く握りしめていた。]

(133) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『に、兄ちゃんもちょっと急用入ってさ
  いつ終わるかわかんないんだ

  さっさと別なとこ回ってこい』


  ――『は…? そのつもりだけど…』

[携帯の画面をちらりと見る。
通話画面の端に、現在時刻が表示されている。

もうそろそろ、13時になるところだった。
『あいり』と会う時間だ。]

(134) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 『 っ 揚花、 』

 『〜〜〜、ちょっと、… っ 画面、
  携帯の画面割っちゃってさ。
  ふいに変なとこ
  勝手に押しちゃうみたい なんだ

  電話代の無駄だから、
  だから、俺からの電話は絶対出るな』


 『俺からあとで連絡するから』

[携帯を耳から放す。
携帯の奥で妹は何か言っているようだったが、
青年はそれを無視して通話を切った。]

(135) 2015/06/06(Sat) 03時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 …………………

[息を深く吸って、吐く。
それを繰り返した。]


[俯いた顔は見えない。

時間はもうすぐ13時になる。
――――やがて、青年は顔を上げた**]

(136) 2015/06/06(Sat) 03時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 03時半頃


メモを貼った。


[俺は、10歳のとき、”失踪”した。
 この話を誰に話しても信じてもらえないから、しなくなった。
 ”失踪”したときのことを覚えていないなんて―……

 いや、正確には覚えているのだけど。

 昔、俺は京都の六地蔵というところに住んでいた。
 あのとき、母さんと一緒に梅田まで電車で遊びに行った。
 六地蔵駅から梅田に行くには、宇治線に乗って中書島で京阪本線に乗り換え、それから京橋駅でJRに乗り換える必要がある。
 小学生の俺にはちょっとした冒険だった。京都から大阪は、近いけどやっぱり遠い。
 中書島で乗り換える京阪は、各停よりも特急のほうが多い長距離路線だ。
 だから1駅の感覚も長いし、特急に乗れば尚更だ。暖かい車内の空気もあって、ガキの俺は眠りこけてしまった。

 ふと目を覚ますと、車内の人が極端に少なくなっていた。いる人は全員が死んだように眠って動かない。
 さっきまで、あんなに人がいっぱいで、通路に仕方なく居る大人もいたのに。
 寝ぼけた頭が徐々にさえてくるとようやく、隣に母さんがいないことに気がついた。]


[子供ではあったけど10歳のプライドもあって、泣いたりせずとりあえず電車の別車両を探した。
 頭から尻まで探したが、どうしても見つからない。
 車内放送を掛けてもらおうと、運転席をノックしようとしたところで、俺は恐ろしくなった。
 運転席に誰もいないのだ。]


きさらぎ駅……きさらぎ駅ーー…

[車内放送があって、ゆったりした減速後に電車が止まった。
 全く聞き覚えのない駅名だったけど、運転手がいない電車が恐ろしくて、母親がいない電車が恐ろしくて、俺は逃げるように降りてしまった。
 降りれば電話ボックスから家に電話が掛けられると思ったし。]

[駅で降りたのは俺だけだった。しかも駅は無人駅らしく、切符を入れる穴が空いた柱が改札の此方側にぼうっと立っていた。
 切符を入れたら戻れない気がして、入れずに通過した。
 普通は駅周辺にあるはずの公衆電話が見当たらない。それどころか、駅の外は山と、一面の原っぱが広がっているだけだった。
 電車で戻ろうと思ったが、見つけた時刻表には何の記載もない。ただの白い表になっている。
 俺はいよいよ心細くなって、泣いてしまった。母さんを呼んだけど、どうにもならない。]


[めそめそと泣いていると、遠くからトントン……トントン……という太鼓を叩く音が聞こえた。それから、シャン、シャンという合いの手のような鈴音も聞こえる。が、どこからしているのかわからない。
 とりあえず、その時は一人ぼっちじゃないらしいことがわかって安心した。それから俺は伸びる線路を見て、これを辿れば帰れる、もしくは次の電車に見つけてもらえる、と閃くことができた。
 母さんに会いたい。そう思って、俺は歩きだした。

 しばらく歩くと、トントン、トントンという太鼓の音が近づいてきた気がした。
 最初は自分が近づいているのだと嬉しくなったが、もうしばらくして、背後から追いかけるように近づいてきているのだと気づいた。

 子供は得体の知れないものが怖い、そういう生き物だと思う。
 俺は途端に怖くなって、沢山走った。線路の脇を、これ以上ないぐらいに走った。そして転んでしまった。
 転んで膝をすりむき、恐怖で大泣きをした。俺は帰れないのだと思った。]


 どうしたの、と声を掛けられた。

 いつのまにか、線路のむこうに道路が併走するように作られていて、グレーの自動車から顔を出したおじさんに声をかけられたのだ。
 そのトンネルは危ないよ、とも教えてくれた。気がついたらトンネルの前に跪いていた。
 俺は安心感からまた大泣きしたけど、その知らない親切なおじさんの車に乗って、近くの駅まで送ってくれることになった。

 これで大丈夫だ、もう帰れる。
 そう思って窓の外を見ていた。知っている景色を探して。
 でも、なんだか……どんどん山のほうに移動している気がした。

 さっきまで親切だったおじさんは何も喋らなくなっている。
 後部座席から、おじさんのハンドルを握る左手と、座席からはみ出た耳の後ろしか見えない。
 いつのまにか外は真っ暗になっている。道の両脇にはぼんぼりのような灯りが浮いている。
 おじさんが何かぶつぶつと喋りだしたので聞き返しても、同じ調子でぶつぶつと話している。


 車が突然に止まった。まわりにぼんぼりがない。本当のまっくらだ。
 おじさんが車から降りた。おじさんの重さの分、車がゆれた。
 おじさんが車をまわって、自分の方に来ようとしているのがわかった。
 俺は逃げ出そうと、ドアに手をかけて―――……


[気がついたら、俺は牧野駅のバスロータリーのオブジェの前に座っていた。
 手にはあの時の切符を握りしめていた。


 信じられるか?
 あれから3年経っていたんだ。
 その間の記憶が、全くない。
 いや、なんとなく3年間の”穴”がある感覚は判る。
 その間に経験した恐ろしいことを、恐ろしかった感覚を、特に孤独感を覚えている。

 意識が戻って、最初に考えたのは、母さんのことだった。]


[警察に行き、自分の名前と、自分の家の住所を告げた。
 捜索願が出ていたこともあって、どうにか親戚と連絡をつけることはできた。
 母さんはさぞかし心配しているだろうと思ったら、
 母さんは2年前に男といなくなったと聞いた。]



 母さんは、俺を探してくれなかったの?
 母さんは、俺を待っていてくれなかったの?

 あんなに仲良く、毎日暮らしてたのに。
 愛されていると思っていたのに。

 父さんがいないから?俺が父さんの代わりになれないから?

 それとも俺が父さんの代わりをしていたの?

 その俺が居なくなったから――……


[俺には、極端すぎるほどの電車恐怖症だけが残った。]



 ―……あぁ、そうだ。

 俺があの女にキレたのは。

 失踪した家族を心配しない、あいつが許せなかったからだ。


 心配してもらえないアイリスが、俺に思えたからだ。


[――痣女。
 そのキーワードから、今朝の記憶がぼんやりと思い出された。
 霜が降った窓を擦ってその向こうを覗いたようなの不鮮明さだが……]

[俺は、たぶん朝方に店を追い出され、新宿駅近くで座り込んでいたんじゃないだろうか。
 早朝の新宿駅駅は足早に歩く人ばかりだ。自分と同じように地面にへたり込む人、死体のように転がってる人とゴミもあるが。
 それらをぼんやりと眺めていたら、「なぎさ」――あの痣女が視界に入ったのだ。]

 (俺はあいつを、……追いかけたのか)

[勇気いったろうなあ、と何故か客観的に自分を思う。記憶が断片的で、不確かだからだ。
 駅に踏み入れるなんて、考えただけでも恐ろしかったろうに。]

 (それから……どうしたんだっけ…… ホームに……)

[思い出せない。つかみ合ったような、気がする。あの女の顔と、痣ばかりが浮かぶ。]

 (押……された?俺はあいつを掴んで、一緒に……)

[ホームから、落ちた?]


つきのみや駅、月の宮駅………


[思考がアナウンスに遮られた。窓から外を覗くと、存在しないはずの"つきのみや駅"がある。
 ホームが何個もあり、路線がいくつかあるようだ。改札にも人がいる。
 どこに乗っていたのか数人が降りていくが、あたりが暗いせいかそもそも人でないものなのか、黒いシルエットでしか確認できない。]

[とっさに自分も降りようとするが、開いたドアの前で足が止まった。]


 (電車から降りたら……今度こそ帰れないんじゃないか……?)

[子供の頃の自分がしたことを振り返る。
 電車から降りてしまった。人と口を聞いてしまった。車に乗ってしまった……
 しばらく思案したあと、ドアから離れた。それをきっかけにしたかのようにドアが閉まり、電車はまた走りだした。]


次は―……きさらぎ駅………きさらぎ駅……


【人】 MNU機関 ジャニス

[『あいり』の姿が見えた。>>138
青年は声をかける前に、
じい、と細目の奥で彼女の姿を眺めてから。

急いで店内へ入っていこうとする彼女へ、
彼女が気付くように手を振った]

 大平さん 大平さん

[へら、と気の抜けた笑みが浮かんでいる]

 や、すいません。
 わざわざ来てもらって。
 

(146) 2015/06/06(Sat) 15時半頃

[それは、十数年前に降りた、あの駅の名前だった。]


 絶対に、帰ってやる…… 絶対に……


[そう言って、スマホを手にとる。
 電話も繋がらない今、twitterでしか元の世界と繋がる手段がなかった。]

[すぐに彼の「きさらぎ駅実況」はネット上で話題に上がった。
 フォロワーにリアルの知り合いが多かったため本当に連絡がつかないと裏がとれたこともあったが、
 合わせて設定されたアイコンが「日本人離れしたハーフらしい顔つき」だったことと、
 アイリスのフォロワーであったこと、
 過去のツイートから付き合っていたと思われることから、一部では「アイリスの呪い?」などとも囁かれるようになった。

 彼のつぶやきはTogetterにまとめられてRTされるが、”バッテリーやばい”の言葉を最後に呟きは途切れている。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 MNU機関 ジャニス

[『あいり』に向かってひとつ頭を下げていたところで、
聞いたことのある声がかかる。>>140]


 あれ。昨日のお客さんじゃないすか。
 こんにちはぁ。
 お仕事かなんか、この近くなんですか?

[昨日店で見たときよりも彼女の顔色は良さそうに見えた。
神谷へも頭を一つ下げ、へら、気の抜けた笑みで笑う。
かけた言葉は、呼び止めるというほどのものでもない、実に無難な世間話だ。適当に返して、通り過ぎようと思えば通り過ぎられるだろう。]

[昨日初めて会った風な男女が、店の前で待ち合わせしている。女子高生を連れまわす小汚い男、よりは世間的にまともに見えるだろう。

ただ、『あいり』と彼女が顔見知りだという事を青年が知る由もない。]

(147) 2015/06/06(Sat) 16時頃

メモを貼った。


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 16時頃


MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/06(Sat) 16時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 MNU機関 ジャニス

 いいえぇ、全然す。

[気付かなくて、という彼女へ笑顔のまま首を振る。
店内へ急いで向かおうした彼女へ、
はたと気づいたような声を出した]


 あ。 もしかして
 おなかすいてました?
 
 お昼、食べてなかたら。
 よかたら、ついでに食べていきます?
 
[一度店内に視線を向けて、『あいり』に視線を戻す。]

(149) 2015/06/06(Sat) 17時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[軽い挨拶だけで済ませた神谷へ、
「またいらしゃてくださいねぇ」、と手を振った後。]

[「そうします」、と答えたひなこ>>150に青年はひとつ頷いた]

 そうすか。
 そりゃよかた。

[笑顔のまま、青年は店の扉を開けて
彼女を店内へと促した。

見知った店員に手だけ上げて挨拶をして、
そこで彼女の方へ視線を戻す]

(152) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[………『おなかがすいた』ら。
それが青年が客に「お茶」を渡す示し合わせだ。]


[細い目の奥、舐めるような視線を向ける。

少し膨れた下腹と
―――少女の股の方を見て。


固唾をひとつ飲んで、口を開く。]



 ――― 化け物に、
 薬が効くとも思えないけど。

 

(153) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[へらりと笑った顔のまま。
それでも細目の奥は、見定めるような色をしている。]


 …なぁんて。冗談す。



 先にお渡ししますね、落とし物。
 店の裏の方にあるんすけど。

[案内するように、
青年は『あいり』は更に店の奥へと促した。]

(154) 2015/06/06(Sat) 17時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[警戒されているのがわかる。
いいからいいから、大丈夫だから、と、どこに信用を置けというのかもわからない言葉と笑顔で店の奥へと迎え入れる。]

[すれ違った店の従業員は、知り合いだというと示し合わせがあったのだろう。特に何も言ってこなかった。]

 …そういえば、
 ツテから聞いたんす。

[店の裏口の扉に手をかけながら
『あいり』へと声をかける。
ドアを開けた先は、細く、薄暗い路地だ。
店の裏に置かれたゴミ箱の近くで立ち止まった。]

 君。
「大平あいり」じゃないんでしょ。
 

(157) 2015/06/06(Sat) 18時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[謝る彼女へ、ワタヌキのように
「どっちでもよかった」などと許容の言葉を掛けることも、
ましてや許すような言葉をかけることもなかった。

代わりに言葉にしたのは、質問だ。
浮かべた笑顔とかけ離れた、
温かみのない声をしている。]


 本物の「大平あいり」は どうした? 

[落し物なんて『あいり』を呼び出す為の嘘だ。
『大平あいり』を騙ったのだから、
彼女の話題をちらつかせれば乗ってくるだろうと
踏んでいた。]

(159) 2015/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[手をぐ、と握りしめる。
震えそうになるのを耐えるためだ。
それでも心臓はうるさい程に跳ねまわっている。]


 何が目的?

[意識しないと呼吸は荒くなりそうだった。
じわりと、汗が首筋を伝う。

昨日聞いた、電車のブレーキ音のように。
頭のどこかで警鐘が鳴り響いている。]

(160) 2015/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 お前は「何」だ?

[首筋から背筋にかけて、
ぞわりと這うような感覚がする。

踏み込みすぎている。
暴走してしまった好奇心へ、警鐘が鳴り続ける]

(161) 2015/06/06(Sat) 18時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


 …………

[動揺するような目の前の彼女を、
青年は細い目でじい、と見つめている]

  、

[ふいに、ひゅ、と引き攣れるような息が漏れた]

(164) 2015/06/06(Sat) 19時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[涙を浮かべるひなこへ青年の手が伸びる]

[へらへらとしていた印象とはまるで違う、
粗雑な動きは、まるでこれから
彼女に乱暴をふるうようにも見えた]

(165) 2015/06/06(Sat) 19時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[路地を逃げようとする彼女の鞄を乱暴に掴んだ。
青年の引き攣れた息は、荒々しいものになっている]


 、 は、

[鞄ごと彼女の体を荒々しく引っ張ろうとする]

(174) 2015/06/06(Sat) 21時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[青年たちのいる裏路地は
お世辞にもきれいとは言えず、
コンクリートの舗装もガタガタになっていた。

引っ張った勢いから、躓くように
青年は身体のバランスを崩し、
その際に鞄を持った手が離れた。]

[荒い息を何度も何度も繰り返す。
やがて、]


 ……… はは、

[にた、と彼女に向かって、
口角を吊り上がった歪んだ笑顔を向けた]

(175) 2015/06/06(Sat) 21時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[店の裏の細い路地に、彼女の声が響いた。
逃げ出す彼女を数秒見て、荒い息を吐いている。

走る彼女の背中は小さくなっていく。
やがて、青年もまた彼女の姿を
あとをつくように路地を走り出した。]

[この細い路地は様々な店舗の裏口とも繋がっていて
少し迷路のようになっている。
近道になると思って店と店の間の細い抜け道を抜けようとしたら、思った表通りに抜けられず、いっそ遠回りになった、
…なんていうのはよくある話だった。

……とある都市伝説のスレッド>>114
この場所が記載されている事を、青年は知らない。]

(178) 2015/06/06(Sat) 21時半頃

― きさらぎ駅 ―

[「廻谷なぎさ」の形をした女が、「きさらぎ駅」のホーム内の椅子に独り座り、スマホを操作している。]

[ただ、その顔…口許には、「痣」が無かった。]

[「痣女」の噂を「表層の世界」に残してきた事を示すかのように、「きさらぎ駅にいる廻谷なぎさ」には「痣女」の象徴と言うべき「痣」が無い。]


【人】 MNU機関 ジャニス

[逃げる彼女の耳に、届くだろうか]



 「 大丈夫です 」


[―――裏路地のどこか遠くからか。
穏やかな声がする。]

(179) 2015/06/06(Sat) 22時頃

【人】 MNU機関 ジャニス




 「 寂しくなんか ないですよ 」

[やさしく物静かで、穏やかに。男の声がする]

(180) 2015/06/06(Sat) 22時頃

/*
あ、今日から襲撃できるのがひなこちゃんだけになるよね。
忘れない内に村建て発言を渡しておいた方が良いかしらね。


【人】 MNU機関 ジャニス

[彼女の背後に、追いかけるような足音が響く。]

[それとは逆の通路の方から、
穏やかな男の声が聞こえてくる。]


  「 大丈夫です 」

[まるで助け導くような穏やかな声を辿るなら
路地の向こうの先に表通りが見えるだろう。

元より少し奥まった場所にあるとはいっても
昼の新宿だというのに、人気は感じられない。

穏やかな声は、表通りにある
雑居ビルの間に設けられた地下鉄への階段の方から
聞こえてくるだろう]

(190) 2015/06/06(Sat) 22時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[荒い息を吐いて、細い路地を走れば
少女の背中が見える。

彼女が何度も細い路地を曲がるので、見失いそうになり
女子高生ひとりくらいすぐに追いつくかと
思われたが、そうはいかないようだった。
なにせ狭いうえに、どの店も物置や
ゴミ置き場として使っていて、道が悪かったのもある。]


[路地をまた曲がったところで、
見失いそうになった少女の背中>>182が見えた。

彼女の背中を追いかけて、また青年は足を踏み出す]

(195) 2015/06/06(Sat) 22時半頃

/*
渡しちゃった…★
だって、ひなこちゃんの描写見たいじゃないですか。

でも時間とか体力の都合でちょっと…!って時には、適当に何かするから、遠慮なく投げ返してくれて良いですからね。この先いつでもね。

早々に襲撃をひなこちゃん一人に任せる事になっちゃってるので、巻き取れるとこは巻き取ります。


/*
あ、渡しちゃった。
そしてミルフィさん以外の可能性を特に考えてなかった。

まあ、その時は日が変わってからまた、ひなこちゃんからその人に渡してくれても問題無いですし。


【人】 MNU機関 ジャニス

[階段は結構な高さがあるようだった。
…彼女が階段を下りようとした時だ。]

(199) 2015/06/06(Sat) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス





  「 見届けますから 」


[―――彼女の背中。
真後ろから、突然穏やかな声が響いた]

(200) 2015/06/06(Sat) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[高い階段を降りる手前。
彼女の振り向いた先には、誰も。何もいない。

ただ、視線だけは感じるだろう。
どこかから穏やかに「事を見届ける」ような視線を。]
 

(202) 2015/06/06(Sat) 23時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[少女の背中を追って、細い路地を出た。
出た先のすぐ、空き缶のごみ箱が並ぶ自販機の傍で、青年は荒い息を整えるように一度立ち止まった。]

 は、   …は、 

[細い目が、舐めるようにひなこの背中を探す。]

(204) 2015/06/06(Sat) 23時半頃

メモを貼った。


【人】 MNU機関 ジャニス

[絞るような声>>216
それから、ビルの方から響くような声>>220]



  「 そうですか 」

[それらの後に 穏やかな声が、どこか遠くから聞こえた]

(226) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス







  「 「あなた」は、

    お気をつけてお帰り下さい 」


 

(227) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[地下鉄へと続く階段のところに、彼女の姿が見えた。
荒い息を整えて自販機の傍から、彼女の元へ走った]


[踏み外せば危険な、高い階段の傍で
青年は後ろからひなこへ、荒々しく手を伸ばす]

(229) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[青年の手を振り払おうとして、
ひなこが足を滑らせる。>>232]


[その青年の背後で」




   「 「あなた」は、
      見届けましょう  」


[もう一度、穏やかな声がした。]

(236) 2015/06/07(Sun) 00時頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[携帯から聞こえていた「あいつ」の声に
青年は驚いて振り返り、そこでぐらり、と
身体のバランスを崩す。

―――ふ、と足場を失う感覚がする。]
 

(237) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス






  「 お疲れさまでした 」



 

(238) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス


[―――ふいに浮かんだのは、ネットで見た記事。


「見届け役」という名前の、
得体のしれない自殺幇助者の記事]
 

(241) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス




[ 「同じ電話番号とは、
  一切連絡が取れなくなる。」>>2:51]


 
 

(242) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス




  、ぁ 


[驚いたように、目を見開いて。
何もないはずの階段の先を見て]



[高い階段の底で、青年は鈍い音を上げた]

(243) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス



[踏み外した階段の底。
―――倒れた青年の頭の近くに
赤い血だまりが作られていく。]
 

(244) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

【人】 MNU機関 ジャニス

[そうして、智恵美の遠く、
後ろの方から穏やかな声が届くだろうか]


  「 あなたが、見届けてほしいなら

    いつでも、どこでも

    ご連絡をお待ちします 」


[答え>>231にはならない応えを返して
それだけ声は響くと、何も聞こえなくなった]

(252) 2015/06/07(Sun) 00時半頃

MNU機関 ジャニスは、メモを貼った。

2015/06/07(Sun) 00時半頃



 カタン

     ゴトン
          ガタン
               ゴトン


――きさらぎ駅……きさらぎ駅


[電車が減速したのを感じてすぐ、駅名のアナウンスが始まった。
 電池が切れて使い物にならないスマホをポケットにしまう。
 twitterでも「降りるな」と言われていたし、以前の経験からも降りるつもりもなかった。
 それとなく、きさらぎ駅を車内から見下ろしてみる。]

 ………!

[ホームに誰か、いる。ホームに設置された簡素なベンチに、誰かが座っていた。

 あれは……]


[気がつくと、自分の足はホームにあった。
 ゆっくり、その人影に近づく。走っては逃げてしまう気がしたから。
 ]

[お互いの顔が視認できるところまで近づく。
 その女の顔を、まじまじと見た。]


 …………ッ………は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………

[大きく、吐き出すようなため息をついた。
 落胆したような、安堵したような。
 膝に手をおいて、前屈するように上半身を屈める。
 長い髪が流れて、表情は読み取れない。」


 …………あー………

[言いたいことは沢山ある。
 言い足りなくてたまらなかったはずなのに、
 どれにも優先順位がつけられなくて言葉につまる。]

 ………何でここにいんの。

[言葉を発すると。
 電車は出発してしまった。

 振り返らず。顔を上げず。
 音だけでそれを見送る。]


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