158 Anotherday for "wolves"
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/11(Mon) 18時半頃
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─ →集会場へと ─
[>>0:404>>0:406マーゴが望んだぬくもりを与えた後、いつもと変わらず己の手で目的地へと導き、そうしてそれは離れた。 離れればほんの少しのだけ淋しい気持ちが湧いてくるが、それをなかったことにする為に、男は空の手を一度握り込んだ。
拳を下ろし、指先を開いたのと同じくして、静かに頭を垂れたマーゴの唇から唄がこぼれていく。 邪魔をしてはならないと思いながらも、結局は見守れる位置にいた男は、扉の開く気配がする度に視線を向け、集会場に来る者に会釈をした。 どうせ集まるのは、顔見知りのお仲間なのだから。
唄を結び終えたマーゴに駆け寄ろうとするが、指先を辿らせる姿>>25を見て、それをやめた。 彼女が無事に腰掛けたのを確認すれば、すぐ傍に自分の席を確保して。
そうして族長からの言葉に一度肩を震わせ、ただただ食い入るように黒銀の髪を垂らす者から発せられる言葉を耳にしていく。]
(98) 2015/05/11(Mon) 19時半頃
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[ ぐらりと。
目の奥がくらんだ錯覚。
日常の喪失なんて、至極簡単に起きることを知るのに。
与えられた穏やかな日々に浸かり、喪失を恐れる男はただ無表情に、族長からの言葉を上手く脳に沁み込ませられずにいた。]
(99) 2015/05/11(Mon) 19時半頃
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[ それでも。
途絶えた族長の声>>#5だけは、いやに脳にこべりついた。]
──……冗談ならいいのにな。
[族長の背を見送り、それが見えなくなった後。 男は肩を落とし、低く唸るように、そうして力なく独りごちていた。 思考の海から男を現実へと引き戻したのは、マーゴの指先>>50]
って、泣いてたのか、大丈夫か!? 気づくの遅くなった、わりぃ。
[顔をマーゴに向けて、半ば慌てて謝罪をひとつ。 濡れた頬を拭おうとするよりも先に、マーゴが向けられた視線の主を振り返るのが早く、男は浮きかけた片腕を戻した]
(102) 2015/05/11(Mon) 19時半頃
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ん、ドナルド? どうした、もう二日酔いか。
[自分も振り返り、いつも通りの軽口を交えれば、マーゴと視線を合わせたドナルドが何やら紙にしたため、それを飛行機にして自分に飛ばしてくる>>78。
後頭部に直撃したそれを開いても、意味は判らない。 ベネットの言葉>>81が耳に入れば、にいっと唇の端を持ち上げて笑ってみたりした]
ああ、なかなか熱烈だったぜ。
[ 棒読みになった。
が、それはメアリーの声で掻き消えた>>84。 その後のドナルドの言葉>>91を聞けば、ベネットにも事のあらましは伝わるだろう。]
(103) 2015/05/11(Mon) 19時半頃
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破らないよ。 お前宛てだ、マーゴ。帰り際、聞かせてやるさ。 ここは、騒がしくてかなわないからなぁ。
[泣いていたというのを忘れてしまうくらい、いつものマーゴの首を傾げる姿>>92。 それに安堵を覚えながら、いつも通りくつくつと笑ってそれを否定しておく]
ほら。 ドナルドさんとか、騒がしいの筆頭だろ?
[忘れてねぇよと返し見送ったドナルドの言葉>>94を槍玉に上げたのは、閉まった薬屋に駆け込んでくる迷惑有り難い馴染みへの、ほんのささやかな仕返しというところか。 見送った後にやるというのは、我ながら卑怯ではあるが。
けたたましい風の精であるメアリーは、この際槍玉に上げるのはやめておこう。 マーゴと約束を取り付け去る背>>86を思い出しつつ、そういうことにしておいた]
(104) 2015/05/11(Mon) 19時半頃
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[そうしてその場での会話がひと段落つけば、男は確かにマーゴに告げた通り、帰りの道中、後頭部に当てられた紙飛行機の文面を伝えていく。
── 親愛なるマーゴット ──
そんな書き出しで、マーゴに宛てられた伝言を。
けれどそれは、まだ少し先の話。**]
(105) 2015/05/11(Mon) 20時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/11(Mon) 20時頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/11(Mon) 21時半頃
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[それはベネットに笑みなんて向けて見た時のこと。
こちらとドナルドを交互に見やり、そうして悩ましげに眉を寄せる表情>>108に、ぷはっと口許を綻ばせてしまう]
すまん、ベネット。 ちぃとばかし、厄介なお客[と言いながら、視線は一度ドナルドへと向かう]の大人の威厳とやらを、もっと台無しにしてやってみたかったんだよ。 ……ま、下らないジョーダンを言ったわけ。冗談。 俺のことなんざ間に受けねぇで、友達の言葉、信じてやれよ。
[ そう、いつも通りに。
出かけた言葉は、何故か喉に貼りついて声にはならず。 それは多分、少し前に聞いた族長の声が頭の片隅にあったせいだろう。 ベネットに視線をやりながら、気にしないでくれと告げる]
ああそうだ、ベネット。 今度店に邪魔するよ。今は知識よりも、物語に触れたい気分だ。 何かお勧めがあるなら、用意しといてくれ。
[最後に、日常通りの言葉を足して。]
(124) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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さて、マーゴ。 そろそろ帰るか? それとも、どこか寄りたいところがあるなら、そこに案内するが。
[マーゴが更に誰かと話すことがあったならば、それが終わるのを待ち。 そうしていつも通り彼女の隣に立ち、見下ろしてそう訊ねてみる。
彼女の返答がどうであれ、この後男は移動の最中、ドナルドからの預かりものを彼女に声として託すことは変わりない>>105]
(125) 2015/05/11(Mon) 22時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/11(Mon) 22時頃
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─ 帰路へと ─
[ベネットからの男に対する配慮が滲む、生真面目で好感の持てる言葉を貰ったのは、集会所でのこと>>127。 それには『自分の友情大事にしとけ、気にすんな。』なんて返しつつも、そう思ってくれた優しさには素直に感謝を告げる。 続いた店への歓迎の言>>128には頷き、知識も用意と言われれば男は上機嫌な笑みをベネットに投げたのだ。
ラブレターの訂正が上手いこといかなかったとすぐに判るマーゴの反応>>130には、さてどうしたものかと男は眉を寄せる。 最終的には面白いし、何より愛らしいからいいかとそんな残念な判断をすることに。
顔を赤くさせて帰りを急かすマーゴ>>131を、頬を緩ませて見下ろし]
ああ、帰ろうか。
[声にはそんな表情なんて滲ませず、いつも通りを武装する]
(152) 2015/05/11(Mon) 22時半頃
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[そうしてその道中、ドナルドからの言付けを彼女に告げていく。 ラブレターだと思っているのは、袖と腕を引く仕種で理解できてしまう>>133。
少しの申し訳なさに眉を下げながら、彼女に紙飛行機の内容を告げて──…。
>>136彼女がドナルドの姓を知りたがれば、当然それを教えてやることに]
変異種類の鴉なんじゃねえの。 だってほら、そもそも元は人狼なんだし。
[赤毛がおかしいと告げるマーゴには、さらにおかしさを足し算してみる返答を]
……あー、その。マーゴ。 悪かったな。 お前さんへのラブレターっての、訂正しないで。
[こつこつと、ゆっくりした足音を奏でる帰路の途中。 見えてきた互いの家のシルエットを視線で捉えながら、16になる女の子を落胆させたんじゃないかと思い、静かな声に謝罪の音を乗せた]
(155) 2015/05/11(Mon) 22時半頃
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しめっぽくなって、かびそうなマーゴより、そっちのがいい気がしてなぁ。 どうしても、言えんかったんだわ。 本当に悪い。
[涙を隠すようにしていた時こぼれた彼女の言葉>>129になぞらえ、心の底からの謝罪を終えた。 ふらりと揺れる空気や、繋いだ手がわずかに動くことで、男が見えない相手にも頭を下げたことが伝わるかもしれない]
でもまぁ、あれだ。 お前なら、そのうち本当にラブレター貰えるんじゃないのか。
(159) 2015/05/11(Mon) 23時頃
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いや、ダメだ。ラブレター寄越すような男はやめろ。
目の見えないお前に、そんな告白するような男はダメだ。 お兄さんは認めない。
──……ちゃんと声で、だな。 そのうち好きだとか、愛してるだとか。そんなこと、伝えてくれる野郎が現れるだろうさ。
[喪うのが怖くて、だから手に入れようと動くことも怖い。 そんな己の口からは、多分出せない言葉。 それをマーゴに伝えるだろう、現状のところ存在もしない男を思い浮かべれば、まぁ、かなり本気で業腹になるから呆れてしまう]
ほら、着いたぞ。 お疲れ。今日は早めに休めばいい。
[こぼれた溜息は、己への呆れがなさせたもの。 マーゴに訪れればいいと一方的に願う……願いきれない部分もある未来を押し付けているうちに、足は目的地について。
玄関先まで導けば、そう告げてマーゴを導いていた手をゆっくりと離しその頭を撫でた。 彼女が家の中へと滑り込む動きを見せるのと同時に、その手は離れるだろう。*]
(160) 2015/05/11(Mon) 23時頃
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[マーゴの頭を撫でながら、ふと男はマーゴが住まう家に視線を這わせ、すぐにそれを少女へと戻す。
一瞬だけ目にした夕日が注ぐ彼女の家は、無人だった頃の煤けた具合>>0:266と比べれば、随分と見違えるものだった。
宿屋の連泊記録を塗り替えている少女にこの家を勧めてみたとグレッグに告げられたのは、多分目の見えないマーゴに対する彼なりの配慮だろう。
風景として覗き見る隣家の窓の向こうが煤けているのを知っていた男は、お節介を承知で掃除の手伝いを申し出た。 隣の家に住んでいることと、自分の名前を告げながら。
そのお節介はこうして、形を変えて今も続いている]
(180) 2015/05/11(Mon) 23時半頃
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あー、大丈夫じゃねぇか? お前さん、可愛いし。 会える会える、大丈夫。
[大丈夫という言葉>>175には胸を撫で下ろし、>>176いつか会えたらいいと言うのには、マーゴの胸中を知らずに言う。 実際人の顔なんざ見えなくても、彼女を愛らしいと想える男がまず一人いるのだからと、臆病者のサイラス自身は至って本気でそう考えている]
ああ、おやすみ。 ん、いいぜ。 元はといえば、マーゴに宛てたモノだし。
[そうして紙飛行機をねだられれば、男は上着の内側にしまっていたそれをマーゴの頭を撫でていた手で掴み、もう片方の手で彼女の手に乗せてやる。
今はもう、紙飛行機ではないそれを。 そうしてマーゴが家の中へと入るのを見届ければ、男は自分の家へと足を向けるのだった。*]
(181) 2015/05/11(Mon) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 00時頃
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─ →自宅へと ─
ふぅー……。
[家の鍵を開け、玄関を越えて向かうは自室だった。 カーテンをしていない窓からは夕陽の赤が差し込み、それがまだ、夜の色をはらんでいないことを良しとして、男はそのまま寝台へと身を預けた。 うつ伏せになり、引き寄せた枕に重い溜息をぶつけ、目を伏せる。]
[ そうして ]
[男の耳に、族長からの言葉が蘇る。 人狼が、人を喰らい殺したと告げる声が>>#1。
その瞬間、鼓動が、騒いだ。 ]
(212) 2015/05/12(Tue) 00時半頃
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[ ドクドクと 嗚呼。それは、まるで。
血が沸騰するかのような、そんな騒ぎ方で──。 ]
くっ、そ……!
[それに気づいて勢いよく身を起こし、跳ねる心臓を沈めるように、掻くようにして、右手で上着の胸元を握り締めた。 コクリと喉が鳴る感触には、鋭い舌打ちをこぼし、胸元を掻き握っていた手で、己の喉元をぐっと押さえ込む]
──ッ、は……。 忘れろ、忘れちまえ、思い出すんじゃねぇ……!
[喉元を押さえるせいで、男がこぼす声は絞り出すような音を持って、家主が帰らぬ家の空気を揺るがせる。
忘れてくれない光景。 それは飼い主だった少女が、血にまみれた姿。
それと同時に、男には忘れられない、けれどどうしても忘れたい『味』があった]
(213) 2015/05/12(Tue) 00時半頃
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[ ── それは ──
ひとの
血と、
肉のあじ。 ]
(216) 2015/05/12(Tue) 00時半頃
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[ まもる為だった。 そのつもりだった。
飼い主である少女を救いたくて、彼女に凶刃を振るった男の喉元に、犬……狼の姿で喰らいついた。 ずぶりと牙で喉を一突きすれば口の中に広がった血の味に、目の奥が眩み、思考が麻痺した。
嗚呼、コノ赤ハ、トテモトテモ、甘露ナモノ 。
獣がどこかで囁けば、その囁きに誘われるように、血が滴る喉元を引き裂き、血が滴るその筋張った肉をグチャクチャと音を立て咀嚼し、嚥下した。
目的はどうであれ、人の血肉を喰らうところを発見された獣は追い立てられ、行き場をなくした。
そして人と、人の姿を取る獣が暮らすこの村の薬屋に拾われ、今に至る]
(218) 2015/05/12(Tue) 00時半頃
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──ッ。 家畜の肉すらこの村に来てから喰ってねぇのに、まぁだ覚えてんのな。
[少しだけ、喉の渇きと鼓動が収まった気がして、男はゆるりと喉から手を離し、苦しげな呼吸と同時に呟きを落とす。
呟き通り、男はこの村に来てから血肉を好む獣の性を持つというのに菜食家と公言し、人のように家畜の肉すら口にすることはなかった。
理由を訊ねられれば頑なに拒絶していたが、生憎酒には弱く。 酒場で訊ねられた時には、正直に答えたこともある]
……俺はおくびょーモン、でね。 いちど肉喰らったらぁ、ひと喰らいころした時のこと、思い出しちまいそーなんでね。
[少し呂律の回らない口調で、馬鹿正直に理由を告げる。 酒場に出入りする者は時折、この現場に遭遇したかもしれない。 男の話をどう思ったかまでは、判らないけれど]
(221) 2015/05/12(Tue) 01時頃
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……本でも読むかな。
[ふるりと、頭を振って。 そうして男は立ち上がり、部屋の隅に配置した本棚から、以前ベネットから勧められて購入した本を手に取った。 色んな物語をいっぺんに楽しめる一冊が欲しい。そんな男の贅沢を叶えるために勧められた短編集は、お気に入りの一冊になっていた。
友だと、そう口にはしたことはないが、確かにそんな情を寄せる相手が選んでくれたものだからこそ、より一層特別感が増したのか。
集会場を出る前に、ベネットに小さく名を紡がれ>>158。 頷きを返しそびれた彼への返答はつまり、そういうことだった。 もっとも、頷きそびれてしまったのだから、相手には己の肯定なんて伝わってはいない]
(222) 2015/05/12(Tue) 01時頃
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[お気に入りの短編集を片手に、寝台に座り直した男は壁際に背を預け、そうして暫し物語の世界へと没頭することになる。
壁に預けた背には、ぽん ぽんと別れ際にもらう挨拶>>186のぬくもりが残っているようで。
騒いでいたものが凪ぐのには、そう時間はかからなかった。**]
(223) 2015/05/12(Tue) 01時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 01時頃
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─ 外へと ─
──?
[文字が追いづらくなったことに気づき、男は首を傾げた。 ふと窓辺に目をやれば、カーテンを引かずにいた部屋の窓に差し込む赤い日差しがなくなっているのが見えて、肩を竦めてしまう]
酒でも…いや、何か食うのもありか?
[経過した時間を知れば、空腹を覚え、男は食事目当てに宿屋の1階を訪ねようかと思い、立ち上がる。 花冷えの季節を思い薄手の外套を纏い、家を出る。
その道中、ふらふらと歩くジョスランの後ろ姿を見つければ>>257]
よお、ジョスラン。 お前さんも、何か飲み食いしに行くところか?
[声をかけ、やや大股でジョスランとの距離を詰める。 隣に並べば、首を傾げてその顔を覗いた]
(301) 2015/05/12(Tue) 16時頃
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[ジョスランとは、割と顔を合わせる事が多い。 彼がレオナルドの元で働いていることが、まずひとつ。 それから、元飼い犬だった身の上のせいか男の興味はジョスランの飼う『兄さん』に向かい、村で黒い犬を見かければ親しげに話しかけ、その声は当然のように飼い主であるジョスランに向かうようになっていた。
そこに黒い犬がいるならば、ジョスランに向けた時のように挨拶を落とすだろう。**]
(303) 2015/05/12(Tue) 16時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 16時半頃
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[後ろ姿に声をかければ、相手は肩をびくりと揺らした>>354。 挨拶を落とした黒い獣からは、嬉しそうな吠え声ひとつと揺れる尾が返ってくる。 それに蒼の双眸を細めながら、飼い主とその兄さんとの反応の違いに、薄い笑みを唇に描いた]
相談? どうしたんだ、改まって。 構わんが、俺が役に立てる保証はねぇぜ。ま、それで良かったら、いくらでも聞くさ。
[神妙なジョスランから発された言葉に。 きょとと目を瞠目させ、のちに真顔でジョスランを見返し、そうして肩を竦ませながら頷いてやる。
歳も近いせいか、いつしか気安い間柄となった相手の神妙な顔つきに、いやに真面目な返答を投げていた。 まさかその内容が、夕方頃に聞いた花摘みにまつわることだとは思いもせずに]
(357) 2015/05/12(Tue) 21時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 21時頃
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[己が彼の頼りになるかどうか疑問だったので、>>387ほっとした顔が見えればこちらも安心してしまう]
飯はまだだなぁ。 前に何度か言ったかもだが、薬の調合をしているとまず食事を忘れちまう。 それから、族長の話もこう、なかなかにして衝撃的だったからな。
[食事を摂っていない経緯を口にしながら、ふむりと頷く。 村の中、飯を食わせてくれる店はいくつかあるが、店主達の顔を思い浮かべる。 どれも人で、族長からの話を思えば、きっと自分達は歓迎されないだろう]
宿屋でいいか? 人に聞かれたくないなら、隅の席を借りよう。
[そう提案したのは、ジャスランの声が潜められたものだったから。 応が貰えれば、ジョスランの傍らの黒い獣を撫でて、そうして歩き出す]
(390) 2015/05/12(Tue) 23時頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 23時頃
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関係あるの、か? ないのかよ。ないほうが良さそうだよなぁ。
[>>394歯切れの悪いジョスランの言葉に、また目をきょとと瞠らせる。 けれど頷きが返ればそれを瞬きで受け止め、そうして宿屋に向かって歩き出した]
『兄さん』とジョスランはいつも一緒だからな。 離れなくてもいい店のが、確かにいい。 俺も飼われていたことがあるけど、店や教会の前で待つのは、淋しかったから。
[黒い獣ばかりに興味を示した理由を、その飼い主にはっきりと伝えたことがある。気安い間柄になるきっかけは、確かそんなことだった。 喜んでくれる獣姿の友人めいた存在の行動のおかげで、思い出した淋しさは笑みで誤魔化せた。
そうして、宿屋へと向かう]
(405) 2015/05/12(Tue) 23時半頃
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─ →宿屋一階、食堂であり酒場である其処へと ─
[宿屋へ向かえば、その前にはクラリッサとメアリーがいただろうか。 その姿を見ればジョスランに目配せして、声をかけるかどうか訊ねてみる。 自分からは ]
メアリーはともかくとして、クラリッサは宿に用なのか? いくら冬は終わって、これから夏になる季節だからって、花冷えって言葉があるんだ。 女子二人が、日が沈んだ時間まで屋外にいるのは関心しねぇぞ。
ま、医者も薬屋もいるから、風邪ひいてもどうにかなるけどよ。
[そんなお節介をこぼして、そうしてジョスランが彼女達に声をかけたりするならば、それを待って宿屋の扉へと手をかける]
(407) 2015/05/12(Tue) 23時半頃
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こんばんは、ルパートさん。 と、あんま呑みすぎんなよ、ドナルド。 さっき振りの連中は、さっき振り。
[ジョスランと彼の兄を伴いそこを訪れると、まずは店主に声をかける。 次いで声を向けたのは、ベネットと呑み交わすドナルド。 アルカイドやグレッグといった、宿屋にいた人狼族の者を見れば、纏めて声をかける。 それは彼らの話が、ほんの少しでも一段落した頃だっただろうか。 そうして男は、 ]
隅の二人がけの席、借りるな。
[それだけ言って、さっさと目的の席へと向かうだろう]
(409) 2015/05/12(Tue) 23時半頃
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薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/12(Tue) 23時半頃
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[>>422ルパートと、グレッグからの出迎えを受ければ>>420、それにはひらと片手を上げて、再度挨拶を。 他の者から声が返ってくれば、男は同じように手を動かし、そうして視線を一度合わせただろう]
で、ジョスラン。 相談ってのは何なんだ? っと、先に何かオーダーしとくか?
[ジョスランに先に席を勧めて、彼とその兄が腰を落ち着けるのを確認して、そうして男も椅子に座った。
相談を受けるならば酒はよそうと、弱い男はそう思う。ベネットの顔の赤さ>>427は、酒気を帯びてのものだろう。 それを思い出せば、アルコールに誘惑もされるが、堅い意思で封じ込めておく]
ビーンズチャウダーに、エッグサンドを。
[誰か手透きの者が目に入れば、そんなオーダーをするだろう]
(430) 2015/05/13(Wed) 00時頃
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あー、水でいい。 わりぃな、邪魔して。
[>>438飲み物はとグレッグに問われれば、迷わず答える。 その前のルパートとのやり取りから察するに、彼を足止めしたらしいことには、眉を下げて笑う。
ジョスランも何かオーダーがあれば、この間に済ませておくようにと、男はお節介で『何かあるか?』と差し向かいのジョスランに問うだろう]
(444) 2015/05/13(Wed) 00時頃
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次来たら酒、ちゃーんと注文するよ! だから今は水、水にしてくれ。 ……ん、めいっぱい食うさ。つっても俺、そんなに大喰らいでもないんだけどな。
[痛いところを衝いてくるグレッグ>>451に、表情で心底申し訳ないと描く。 悪いと思うならと言われれば、こくりと頷きを返した。
人を喰らい殺して以来、肉を口にすることを避け、徐々に食が細くなっていったのだ。 多分それは、仕事に没頭すると食を、そうして睡眠すら忘れるせいもあるのだろうけど。 だから男は、身長の割りにはやや痩せ型という見目の大人になってしまっていた]
っと。サービスに感謝しとくぜ、グレッグ。
[テーブルに運ばれたビーンズチャウダーの豆が、少しだけ多いことにすぐ気がつくくらいには、男はこの味を好いていた。 にっと笑い、水を取りに戻るグレッグに素直な感謝を向ける。
ほかほかのエッグサンドに満足げに目を細めた時だったか、ジョスランから内緒話の声で相談を投げられたのは]
(456) 2015/05/13(Wed) 00時半頃
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ま、大体ジョスランの言う通りだ。 俺の意見ばっかりだと、偏るかもしれねぇからなぁ。 グレッグからも、助言頼むよ。
[>>473>>477グレッグとジョスランのやり取りに頷き、横から口を挟む。 ぽつぽつ呟くグレッグ>>482が離れる前に告げた男の表情は柔らかで、そうして助言を頼むという言葉に嘘がないのを示すように、わずかに真摯な光りを瞳に乗せていた]
(487) 2015/05/13(Wed) 01時半頃
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サイラスは、ほかほかのエッグサンドにぱくついた。**
2015/05/13(Wed) 01時半頃
薬屋 サイラスは、メモを貼った。
2015/05/13(Wed) 01時半頃
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