253 緋桜奇譚・滅
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伽、耶――――!
[手を、伸ばす。 同時に背に鋭い痛みを感じて―――]
……ごめんね、なんだぞ。
[にっこり笑って 目を閉じた。]
(0) reil 2018/11/18(Sun) 01時頃
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えへへ……だいすき、うれしいんだ、ぞ……
[目は閉じたまま、唇は弧を描いて。 抱き締めたいけど、腕に力は入らなくて。
桜、あの木本体を、どうにかしないとなあ、ってぼんやり思って。]
(3) reil 2018/11/18(Sun) 01時半頃
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[ボウッ]
[なんとか動かした指先が、桜を向く。 ぶわりと浮かんだ鬼火が、根元から焚き上げて]
……
[できることは、これでおしまい。 目の前真っ暗で、なにもわかんないな。*]
(4) reil 2018/11/18(Sun) 01時半頃
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― 一年後 ―
[薄く伸びる雲をぼんやり眺めながら、足をぷらぷらと遊ばせる。 桜は燃え、月日は経ち、何もかも元通り。 何も変わりやしない。
両親が帰って来ないのも、変わりやしない。]
……
[みんなの前では変わらず振る舞うけれど。 こうして1人でぼんやりすることが増えたし、そのまま夜を越すことも増えた。 家は京復興の折に改装された区画にあったようで、今は別の家族が、睦まじく暮らしている。]
(16) reil 2018/11/20(Tue) 12時頃
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……いい天気なんだぞ。
[空が遠いなあ。]
(17) reil 2018/11/20(Tue) 12時頃
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んー……?
[声をかけられ、そちらを見る。 確か、爺のところの天狗だ。 にぱ、と表情はすぐさま爛漫な笑みに変わる。]
うん! 食べるんだぞ!
(20) reil 2018/11/20(Tue) 19時半頃
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わかったぞ!
[笑顔のまま答え、天狗があちらを向いた瞬間、その笑みは影を潜める。 それも、再び顔がこちらに向いたら浮かぶのだが。]
……うん、きれーになったぞ。 見違えるみたいだぞ。
[これがあの廃寺だと思うまい。 差し出される羊羹をつまみながら、仏壇へと添える様を眺めて]
(24) reil 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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……そうだぞ。 父ちゃんと母ちゃんを、探してるんだぞ。
[湯呑みの中に映る顔は、歪んでないかな。 ちゃんと、保ててるかな。
自分は、八手の消える瞬間を見ているから。 だから、どうしてもくるしいのだけど。]
……うん。 琴も、待ってるんだぞ。 父ちゃんも、母ちゃんも、爺ちゃんも。
(25) reil 2018/11/20(Tue) 20時半頃
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帰ってきてくれないのかなあ…… 琴、いい子にして待ってるんだけどなあ……
[前を向く。 向いたら何かが変わるのだろうか。 父母や翁が帰ってくるのだろうか。]
琴は待ってるんだぞ。 ずっとずっと。
ずっと……
(29) reil 2018/11/20(Tue) 22時頃
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つらいんだぞ。 毎日ひとりぼっち、さむいんだぞ。
だけど……
[ぽたり。ぽたり。 茶に波紋が拡がる。]
琴がないたら、父ちゃんも母ちゃんも爺ちゃんも心配するから。 だから、笑って待つんだぞ……!
(30) reil 2018/11/20(Tue) 22時頃
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うん……
[悪い子になってしまったけれど。 この一年は、本当にいい子にしていた。 こくりと頷く頭を抱えられ、目を閉じて。]
[ぽろぽろ零れる涙をそのままに、言葉をゆっくり噛み砕く。]
……琴が? いいのかあ……?
[ぱちり、と大きな目を見開き 天井の一角を見つめる様子に首を傾げた。]
(34) reil 2018/11/20(Tue) 23時頃
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―――――― ふえっ
[ぱかり、と開く天井。 そこから出てくるのは、南瓜と、提灯の―――]
(41) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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――――父ちゃんっ!母ちゃんっ!!!
[会いたくて会いたくてたまらなかった、だいすきな両親。 強がりじゃない、本当の涙が溢れて止まらない。]
父ちゃん母ちゃん!! ほんとか?ほんとに父ちゃんと母ちゃんか? 会いたかった……会いたかったんだぞ……!!
(42) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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「まあまあ、琴ちゃん、大きくなったのね。 ごめんね、ママたち、少し帰るの遅くなっちゃったわね」
『そこな紳士には礼を述べねばなりませんね』
「まぁこの人。この通り歓楽帰りでもありますもの。 まったく、ハワイはハワイで別の神性の影響下ですのにね。」
[口々に言葉を連ねる両親。 その様子に、どんどんと頬は薔薇色に染まっていく。]
ほんとにほんとに、父ちゃん母ちゃんなんだぞ! 琴、ずうっと待ってたんだぞ!!
(45) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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ひとりぼっちで待ってるの、すっごくさみしかったんだぞ……
[またべそをかきだす娘を柔く撫で、抱きしめる。
そして、弟子天狗の方を見]
「うちのかわいい娘が大変なご迷惑とお世話をおかけしたようで、誠に申し訳ありません。 感謝の言葉では足りないくらい。
それはそれとして」
(46) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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「"よかったらウチに"なにかしら?」
[母の厚はつよい]
(47) reil 2018/11/21(Wed) 00時頃
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『ははは。恩人なので多少は考えますが、僕もまだまだ妻や娘には好かれていたいもので。』
[バレたら怖いじゃ済まない。 もう一度井戸の底を見るハメになるかもしれない。 そんな男衆の会話を、幸運にも母は聞いていないようで、しかし嫋やかに笑いつつも、背後に般若を浮かべて]
「ほほほ、いーえ、いいんですよ?琴ちゃんもそろそろお年頃なわけですし。ですが、まずはこの母にですね……」
[母はつよい]
(54) reil 2018/11/21(Wed) 22時頃
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んーーーー? 母ちゃん何言ってんだぞ? あっ、そうだ!
[母親の様子に首を傾げて。 はたと思い出したように翁を見、駆け寄って]
爺ちゃん爺ちゃん!
(55) reil 2018/11/21(Wed) 22時頃
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ありがとう!大好きなんだぞ!
[満面の爛漫な笑みと共に、抱きついた。**]
(56) reil 2018/11/21(Wed) 22時頃
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[お揃いのたっぷりのミルクとお砂糖をいれた珈琲を飲みながら、お茶会。]
えーっ、京から出てっちゃうのかあ?
[突然の東京遠征の話に大きな声で驚く。 それも、彼女の提案を聞けばにっこりと笑い]
うん! きっと父ちゃんも母ちゃんも協力してくれるぞ! 父ちゃんの国のお酒とか、入りやすくなると思うぞ!
[ねっ、そーすけ! と店主の方を振り返る。 娘のやらかしたことへの罪滅ぼし……というわけではないが、父も母も、精力的に協力していた。]
(68) reil 2018/11/21(Wed) 23時頃
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[人と妖だけでなく、西洋も入り交じり、進みゆく時代を好ましく見ていた両親だ。 きっと、伽耶の仕事にも手を貸してくれる。]
琴、いっぱいいっぱいお手紙書くから、伽耶もほしいんだぞ! ねっ、ともだちの約束!
[小さな小指を差し出して。 ぶんぶんと振る。 大きくなったら、いつか2人でお酒も飲もう。
あれ、妖怪っていつから飲んでいいのかな?**]
(72) reil 2018/11/21(Wed) 23時頃
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