人狼議事


246 とある結社の手記:9

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【人】 下働き ピスティオ

[パティからは、微妙な笑顔になりきらない表情が向けられた。多分、こっちから向けた表情も似たようなものだっただろう。挨拶にうん、と頷いて彼女の言葉を聞く。>>63

その前に…、ちょっとごめん。
先に言わせて。

パトリシア、昨日は言いすぎた。ごめん。
俺っちどうしても、イヴォンさまのことが大事でさ。

[そう告げて、彼女へと頭を下げた。
彼女に対して苛立ったのは本当、別にその全てが消えたわけでもない。けれどきっとそれはお互いさまだったのだろう。そう思うだけの理性は、一晩を経て戻った。]

…多分、お互いに。
ちょっと頭に血が上っていたよな。

[だからと最初に、謝罪を置いた。]

(103) 2018/08/03(Fri) 22時半頃


[びくっっっ]

ベッキ姉ぇ?!…なの?

[なみだとよだれでべたべたのまま転がっていたけれど、ちょっと聞いたことのない、けれど聞き覚えのある低めの声に驚いた。]


【人】 下働き ピスティオ

最後の人狼は、リンダさんの可能性は高いと思うよ。
正直、他はあんまり…思えないけど。ただ、

[残る候補はベッキー・スージー・ラルフになるか。
何となく彼らの顔を見渡して首を横に振る。]


ただ、ううーーーーん……

(104) 2018/08/03(Fri) 22時半頃

ピスティオは、一度唸ると少し顔を顰めて、

2018/08/03(Fri) 22時半頃


【人】 下働き ピスティオ

その可能性が一番高いとは思ってる。
思っているんだけどさ……、その。

ノアが人間だったから。
結局のところ、奥様もノアも人間だったろ?
まあ、俺っちと。
占い師を名乗った全員が人間で、さ。

じゃあ実際、人狼が必ず名乗り出るのかとかなんか…
良く分からないなって思ってしまったのも、現状でさ。
だから……、うん。ごめん。頭ぐるぐるしてる。

ぐるぐるしたままの可能性、でしか言えない。
言えないけど、そうじゃないかとは思ってる。

[そう結論して、頷いた。]

(105) 2018/08/03(Fri) 22時半頃

【人】 下働き ピスティオ

[やがてベッキーの怒声が響く。>>86
ばん!と大きな音が響いて、らしからぬ彼女の激情を見た。

続いて吐き出される言葉>>87は弱い。
思わず立ち上がった。
どうしても放っておけなくて、傍らへと歩み寄った。]


 … ベッキー、ベッキー。


[それより先に彼女の父の言葉>>91が届くか。
うん。と、思う。言い過ぎなのだ、分かってる。
それは昨日の自分のように、でも、どうしても抑えきれなくなることがある。だから余計に放っておけない。

慰めるように、宥めるように彼女の背に片手を置いた。そうしてぽん、ぽんと優しいリズムで撫でてやる。]

(108) 2018/08/03(Fri) 23時頃

【人】 下働き ピスティオ

そりゃあ、死んでください。はいそうですかって死ねるなら、こんなことにはなっていないもんな。

…単純に必死、なんじゃないの。
モンドさんも必死に見えたし。

結局のところ、どっちも必死に足掻いてんだろ。
この檻の中でさ。

[だから今も怖いとは思っているけど、やっぱり憎いだとか殺してやりたいだとかいう感情は沸きにくい。だってみんな、親しい顔だ。人狼と言われても、どうしても情が先に立つ。

パトリシアとスージーとの会話、人狼の目的。そんなものを聞きながら息を吐いた。多数決。今日もまた、そんな残酷な紙切れが誰かを殺す。]

(131) 2018/08/04(Sat) 00時半頃

[
けれど、強い言葉の勢いはすぐに、悲しそうで、気だるげな、…それもまた、見たことのない様子で。]

ベッキ姉ぇ…。スージー姉ぇも、ティオ兄ぃも。
みんなみんな、辛くて苦しいんだ。

おれ…
おれ、ワンダおばさんをころしたんだった。

知恵と、勇気で。
…知恵と、勇気で、ひとをころした。

[背筋に寒気を感じる。]


【人】 下働き ピスティオ

…うん。

俺っちはいいけど。
ベッキー、大丈夫かい? ……、…

[痛ましいものを見る目で、彼女へと視線を落とす。
もう限界なのだろう、色々と。全部。>>126

自分が昨日、限界を迎えたように。
多分。イヴォンの部屋で遺書を見つけて、一人思う存分に泣いてなかったら今もきっとダメだった。感情を想い切り吐き出せたから、今は少しだけマシになってる。

彼女だってそうだろう。
だから感情の爆発を責める気持ちには、どうしてもなれなかった。そうしてどこか思い悩むように、ベッキーに視線を落とし続ける。]

(136) 2018/08/04(Sat) 00時半頃

…勇気って、なんだ?
しにたくないみんなから、一人選んで、ぶっころしてやることが、勇気だっけ?

あれ?ころすって、しなせることって…。

[いつのまにか、ぶるぶるふるえてた。かつて血を流した頭から、思い出したような流血が、額から顎まで染めあげる。]

だって、ワンダおばさんちのお魚は、遠い海からのやつも珍しくって。
火にかけるとぱちぱち、おいしい香りが漂って。

こんな事件がおわってかえったら、かえってまたお店をあけるはずだったよ。
あれ?
けど…それはできないんだ。だって。


[手近の大人に手を伸ばして、突き抜けた先でぐー、ちょき、ぱーを出す。
その手を戻して、手のひらを眺めるのにも、なんの抵抗もひっかかりもなくて。
]

結社につれてかれて、どこかで…こんなふうなんだろ?

[ 呆然と立っていると、心情の――心の籠った言葉が、降ってくる。]


[右を見上げて、左を見上げた。
大人の表情はみんな、同じに見えた。このなかに人狼がまぎれていて、処刑しなくちゃいけない殺人犯なのに。何度見返しても、同じ気持ちをしている顔に、みえる。
]
みんな、気持ちはおんなじだよ。なのに、結社の知恵で、処刑をやらなくちゃいけないって決めて。
おれはワンダおばさんのことを処刑するって決めつけた。
そんなの、今みえるどの大人より、殺したがりじゃないか。

やっぱりだめだ…。だめだよ。
おれ、ばかだ…


なにが知恵と勇気だ。
こんなのちっとも勇敢じゃないし、これっぽっちも賢くないよ!

けど…もう、おそいんだ。
だってさ。

ねえみんな、きいて!
もう、こんなことやめようよ。みんなで一斉に、扉を破って逃げちゃおう。
人狼だっておれたちところしあっているくらいなら、協力してくれるさ。

……っていっても、もう、だれにも聞こえやしないんだ。

[それに、その思い付きはずいぶんまえに、大人の誰かが気が付いて、けれど無理だと考えたものでした。]


【人】 下働き ピスティオ

そっか。… いや、大丈夫ならいいけど。

[歯切れ悪く返せば、案じる表情が向けられる>>140
どうも今、こうした顔を向けられるのには弱い。やっぱり少し、心が不安定になっているのかも知れなかった。一度言葉に詰まって、黙ったまま首を横に振る。]


…────、あ。 あー…、ごめん。
そんなんじゃないよ。俺っちは大丈夫だ。

まだ、こうやってくれる人も居るし。

[大事な人も、弟のような子どもも、友だちもみんな失ったけど。それでもまだ大丈夫、踏みとどまっている。そう自分に言い聞かせるみたいに思う、思ってるけど。]

(150) 2018/08/04(Sat) 01時半頃

【人】 下働き ピスティオ


…… ベッキー、

[呼びかけて、また躊躇うような沈黙が落ちた。
思い迷うようにした後に、密やかな声で耳打ちをした。]

(151) 2018/08/04(Sat) 01時半頃

【人】 下働き ピスティオ

[小さな声で耳打ちしたけど、怒られるかなって顔でベッキーを見た。怒られても仕方ないような気も、ちょっとした。

でも彼女を心配しているのも本当だ。ひどくこの場は異常で。このままじゃ、身体より先に心が壊れてしまいそうな気もしてしまうから。]

(155) 2018/08/04(Sat) 01時半頃

アネキ、だいじょうぶかな…
もう一度、ぎゅって抱きしめられたらなぁ…。

おれ、ひとごろしになっちゃったしなぁ…。

ごめんね…
ごめんなさい… **


下働き ピスティオは、メモを貼った。

2018/08/04(Sat) 02時半頃


【人】 下働き ピスティオ

ええ?
そうかなあ。結構頑張ったんだけど。

[ヘタレなりに。ほんの少し、冗談めかして伝えれば小さく、ささやかにでも笑いあえただろうか。>>163

(168) 2018/08/04(Sat) 02時半頃

ルパートさん。
おれ、おかたづけ手伝いたいな…。

なにもできないけど、となりにいてもいいかい?

[お返事がなくとも、ただ、ルパートさんのそばに佇んで、仕事ぶりを眺めるのであった。**]


【人】 下働き ピスティオ

[思い、迷って。ベッキーに耳打ちをした。
そうして返った言葉にピスティオは瞬いて、それから少し笑った。

手にしている二枚の紙。
それを思えば、明るく笑いあえる状況でないことは知っている。痛いほどに分かっているけど。それでも今この時だけ、ほんの少し心が明るくなるような*気がした。*]

(173) 2018/08/04(Sat) 03時半頃

[宿では、人の気配と、子どもの鳴き声と、
 今日も誰かを殺すための相談がなされている。]


[15人。結社の男も含めて集められて、7人減った。]


[食われて殺された人間と、
人間の手によって殺された人間と。]




[─────]
 



[生きたい、と声がする。]

[( 生きたかった、と誰かは思った。 )]
 


[(人殺しの生き物を、許してしまうなら。

 それは──それは、やっぱり。
 マトモじゃなかったんだと、誰かは思った。)]


[人狼は人を殺す。人間は人を殺す。
人狼も、人間も、生きたくて生きていて。

そうして、生きるために人狼は人を殺す。
なんのために生きるのかは、──知らない。

知らないまま、男は死んだ。]


[そうして人間も、生きたいと願って生きる。
たとえ、人間の死体を踏みつけにしても。

人間が生きたいと思う気持ちの方は、少し知っている。
人間が、誰かを殺すことを苦しく思うのも、知っている。


男は人間だったし、
──弟妹の多い相方の声を聴いていたから。

だから。

人間のことは、知っている。]


[知っているから。
 だから。

 人間に──彼女に、味方をした。]


[彼女が、自分なんかよりマトモだと思ったからだった。

自分と違うと思ったからだった。

前を見ていると思ったからだった。
苦しそうだったからだった。
辛そうだったからだった。

男は──誰かに助けてほしかったから。
あるいは、あの時見た濁った眼の友人に、

──許されたかったから。

"マトモな"彼女を助けて、身勝手に、救われたがった。]


[ああ。でもそれも

もう叶わない。]


[だって、これまで見捨ててきた知らない誰かの気持ちを、
まざまざと、最期に、知ってしまった。]

[彼女が、いっとうまともで、正しかったと。

男は思う。]

[見捨てられていい誰かなんて、
── 食べられてもいい誰かなんて。
きっと本当は、どこにもいない。]


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