48 マーメイドライン
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[冷たい風が、頬を撫でる。
その冷たさが、ミッシェルのあの手の冷たさに感じて。
風の囁きか?
彼女の声が、聞こえた気がした――]
[―――ふわり]
ぁ……
[人間の身体が海辺で静かに消え去った後、
私はまさに、マーメイドとして、存在していた。]
ピッパ
[声が出せる。
身体も痛くない。
けれど、海から離れられない――]
[駄目だ、諦めちゃだめだ。
陸に上がれなくても方法はある。
魔法なんて、使えて当然だ。
否、そんなことはないのだけれど。]
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[裏通りの壁にそっと手を触れる。 日が届かない壁は、ひんやりとしている。 でも、慣れ親しんだような感触でもある。
先ほどの女性を眼鏡の奥の瞳は見据えつつ。]
――…。
初対面なのに不躾よね。 何かをしようと言うわけじゃないの。
でも、本当にここいらは危険なのよ。
[視線の先の女性に害意は無いのよ、という様に、 表情を和らげつつ、さらに言葉を*綴った*]
(2) 2012/05/19(Sat) 00時半頃
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[矢張り魔法は使えないようだ。
深海から見る景色、マリンスノーが視界を覆う。]
……私は
[何処から来て何処へ行くんだろう。
最初からマーメイドとして生を受けたのとは違う。
あのマーメイドラインが出てから、だ。
そして本物のマーメイドでも、ないのだと思う。]
……。
[見上げた上には空から射す光が満ちて
少し眩しくも、美しい**]
― 岬 ―
[涙を流しながら、呆然と海を見詰める。
家に帰る事も、もう出来ない。母が待ち構えてるだろう。
かと言って。ミッシェルの家など知るはずも無く。
もう、会う事すら叶わないのかと思うと――
いっそのこと、ここから飛び降りて。
海の泡となれば。想いだけでも、ミッシェルの傍に
居る事が出来るのだろう、かと]
[その時。不意に聞こえる女の声に、思わず振り返る
彼女が何を言っているのか、理解する暇も無く。
――背中から胸を貫く鈍い痛み。
急に、呼吸が苦しくなって。立ち上がろうとしてみたが、
足に力が入らない。ただ、呆然と。彼女の顔を見て。
薄ら笑いを浮かべる彼女の言葉は、やはり理解出来なくて。
ただ、なんとなく。もう悩まずに、済むのだという
その事実だけを受け入れた]
[彼女が、ゆっくりと自分に触れる。
実際は、もっと早く、力強かったのかも知れないが。
ゆっくりと、時間が流れてる様な感じの中で。
彼女が、自分を海へと押し出す。
バランスの取れない状態の身体は、簡単に地を離れて。
軽く空を舞った――]
ミッシェル……。
[最後の力で、愛しの人の名を呼んだつもりだったが。
肺を貫かれて。呼吸の代わりに漏れるのは、血]
[強い衝撃を感じて。自分が海に落ちた事に気が付く。
身体から急速に失われて行く、温もり。
既に、意識は朦朧としていて。
もがく事すらせずに、ただ導かれるかの様に
静かに沈んで行く。
朦朧としながらも。ミッシェルの事を想う。
このまま死んでも、心だけでも、ずっとミッシェルと
居る事が出来るようにと、祈り続けて――
意識は、*途切れた*]
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[睨みつけるような視線。 これは敵意なのだろう、か。
何故、彼女がそれほどまでの感情を抱くのだろう。 それは、それは――。]
……。
邪魔はしないわ。 いいえ、する心算は……。
[でも、結果的に自分のした行為は、 誰かの為であっても。 別の誰かにとってみれば――…。 そう、邪魔な行為であったかも知れない。
言葉が彼女に押される様に言葉は小さくなって行く。]
(12) 2012/05/19(Sat) 21時半頃
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[くるりと背を向け、 此処から去り行く彼女を止める力。 そう、それは自分にはある。
でも――。]
アタシ、は……。
[自省するように、 背後の薄汚れた路地の壁に背を預け。 崩れるように瞳を閉じる。]
(13) 2012/05/19(Sat) 21時半頃
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[瞳を開いた時には、 既に何者も裏路地にはいなかった。]
でも、……。
[そう、それでも。 聞こえた願いには答えたい。 それが、嘘であっても、欺瞞であっても――。
そして、誘うように最初は小さく。 やがて、何かを思い出すように唇が動き始めた**]
(14) 2012/05/19(Sat) 21時半頃
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